JP2004156876A - 給湯システム - Google Patents

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JP2004156876A
JP2004156876A JP2002324908A JP2002324908A JP2004156876A JP 2004156876 A JP2004156876 A JP 2004156876A JP 2002324908 A JP2002324908 A JP 2002324908A JP 2002324908 A JP2002324908 A JP 2002324908A JP 2004156876 A JP2004156876 A JP 2004156876A
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Nobuhiro Tanioka
暢宏 谷岡
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】複数の給湯器具が同時に使用された場合でも、シャワーなどのように多量にお湯を使用する給湯器具へ確実に所望の流量を供給することのできる給湯システムを提供する。
【解決手段】給湯器具2への分岐管21の流量検出手段12が流量を検出した場合、給湯器具3、4、…への分岐管31、41、…の流量調節手段11が流量を絞るように、制御手段10で制御するようにしたので、シャワーなどのように多量にお湯を使用する給湯器具2へ確実に所望の流量を供給することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの給湯機から複数の給湯器具へお湯を供給するためにヘッダーを用いた給湯システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、1つの給湯機から複数の給湯器具へお湯を供給するため、複数の分岐口を有する配管分岐継手であるヘッダーを使用する給湯システムが知られている。この例を図3に示す。図3において、給水源6から給水管7を介して供給された水は給湯機1で加熱されてお湯となり、給湯管8からヘッダーボックス9内のヘッダー5へ供給される。そして、使用者が給湯器具2、3、4、…の蛇口を開いたりすることによる給湯指令がなされると、ヘッダー4から分岐管21、31、41、…を介して給湯器具2、3、4、…へお湯が供給される。
【0003】
このような給湯システムにおいて、複数の給湯器具が同時に使用された場合には、給湯配管の圧力損失によりお湯の流量が規制される。このため、ある特定の給湯器具で多量にお湯を使いたくても、望む量のお湯が出ない場合がある。例えば、通常、快適なシャワー流量としては毎分9リットル程度(42℃)の流量が必要であるが、複数の給湯器具が同時に使用されると、この流量が確保されない場合がある。
【0004】
そこで、給湯器具へ供給するお湯の流量を調節できるようにするため、給湯器具への分岐管それぞれに、手動の調節ツマミによる流量調節手段を備えた給湯システムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。この給湯システムでは、多量にお湯を使用する給湯器具(例えば給湯器具2)に通じる分岐管21に設けた調節ツマミは全開に、他の給湯器具3、4、…に通じる分岐管31、41、…に設けた調節ツマミは絞るように、それぞれ予め操作しておくことにより、多量にお湯を使用する給湯器具2への流量を優先的に確保することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−138531号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した給湯システムでは、各分岐管への流量を手動操作により設定する必要があり、操作が非常に面倒であるうえ、操作を怠ったり誤ったりすると、シャワーなどで多量にお湯を使いたいのに望む量のお湯が出ない場合がある、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の給湯器具が同時に使用された場合でも、シャワーなどのように多量にお湯を使用する給湯器具へ確実に所望の流量を供給することのできる給湯システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するために請求項1は、給湯機から給湯管を介して供給されるお湯を複数の分岐管にそれぞれ供給するためのヘッダーと、前記複数の分岐管にそれぞれ接続された複数の給湯器具とを備えた給湯システムにおいて、前記複数の給湯器具のうち特定の給湯器具の使用を検出する検出手段と、その他の給湯器具に各々接続された前記分岐管に設けられた流量調節手段と、前記検出手段が給湯器具の使用を検出した場合に流量を絞るように前記流量調節手段を制御する制御手段とを備えたこととした。よって、例えば、シャワーでお湯が使用された場合に他の給湯器具への流量を制限するように自動的に制御できるので、多量にお湯を使用する給湯器具へ確実に所望の流量を供給することができる
【0009】
請求項2では、請求項1に記載の給湯システムにおいて、前記検出手段は、前記特定の給湯器具に接続された前記分岐管に備えられた流量検出手段であることとした。よって、シャワーなどの特定の給湯器具の使用を確実に検出することができる。
【0010】
請求項3では、請求項2に記載の給湯システムにおいて、前記ヘッダーを囲繞するヘッダーボックスを備えるとともに、前記流量検出手段および前記流量調節手段および前記制御手段を前記ヘッダーボックス内に設けた。よって、各部材がコンパクトにまとまって場所を取らず、見映えも良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施例に係る給湯システムを示す構成図である。図1において、給水源6から給水管7を介して供給された水は給湯機1で加熱されてお湯となり、給湯管8からヘッダーボックス9内のヘッダー5へ供給される。そして、使用者が給湯器具2、3、4、…の蛇口を開いたりすることによる給湯指令がなされると、ヘッダー4から分岐管21、31、41、…を介して給湯器具2、3、4、…へお湯が供給される。ここで、便宜上、2はシャワーなどのように多量にお湯を使用する給湯器具、3、4、…は、台所や洗面所などに設けられたその他の給湯器具であるとする。
【0013】
多量にお湯を使用する給湯器具2の分岐管21には、流量検出手段12が備えられており、その他の給湯器具3、4、…の分岐管31、41、…には、流量調節手段11が備えられている。流量検出手段12は、分岐管21内のお湯の流れを検出するためのもので、流量センサーや水流スイッチなどで構成されている。また、流量調節手段11は、分岐管31、41、…内を流れるお湯の量を調節するためのもので、モータ駆動による開閉手段などで構成されている。この流量調節手段11は、複数のバイパス管を備えた構造として一部のバイパス管を電磁弁で閉止する構成としてもよい。なお、10は制御手段である。
【0014】
シャワーなどのように多量にお湯を使用する給湯器具2と、その他の給湯器具3、4、…を同時に使用した場合、給湯配管の圧力損失により望む量のお湯が出ない場合がある。そこで、本実施例においては、流量検出手段12が流量を検出すると流量調節手段11が流量を絞るように、制御手段10で制御するようにしている。こうすることで、毎分9リットル程度(42℃)のシャワー流量を常に確保することが可能となり、快適にシャワーを使用することができる。
【0015】
この場合、台所や洗面所などに設けられたその他の給湯器具3、4、…へ供給される流量は少なくなるが、これらの給湯器具は、シャワーなどと比べて大流量を必要とすることは少ないため、実使用上は問題ない。さらに、給湯器具3、4、…が、給湯機1からのお湯と給水源からの水を混合させて吐水させる混合水栓である場合には、水側のバルブを開けば、より多くの流量を得ることもできる。
【0016】
なお、流量検出手段12をヘッダーボックス9外の分岐管21や給湯器具2の内部に、流量調節手段11をヘッダーボックス9外の分岐管31、41、…や給湯器具3、4、…の内部に、それぞれ備えるようにしてもよいが、本実施例においては、流量検出手段12、流量調節手段11および制御手段10がヘッダーボックス9内に収納されてコンパクトにまとまっているため、場所を取ることもなく、見映えも良い。
【0017】
図2は、図1の変形例であり、図1との違いは流量検出手段12の代わりに信号出力手段13を給湯器具2の近傍(または内部)に設けた点のみで、他は図1と共通であるため同一の符号を付し説明を省略する。信号出力手段13は、給湯器具2が使用中であることを示す信号を制御手段10へ有線または無線で出力するものであり、制御手段10では、図1と例と同様に流量調節手段11を制御する。この実施例においても、図1の例と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る給湯システムを示す構成図
【図2】図1の変形例
【図3】従来の給湯システムを示す構成図
【符号の説明】
1…給湯機
2…(多量にお湯を使用する)給湯器具
3…給湯器具
4…給湯器具
5…ヘッダー
6…給水源
7…給水管
8…給湯管
9…ヘッダーボックス
10…制御手段
11…流量調節手段
12…流量検出手段
13…信号出力手段
21…分岐管
31…分岐管
41…分岐管

Claims (3)

  1. 給湯機から給湯管を介して供給されるお湯を複数の分岐管にそれぞれ供給するためのヘッダーと、前記複数の分岐管にそれぞれ接続された複数の給湯器具とを備えた給湯システムにおいて、前記複数の給湯器具のうち特定の給湯器具の使用を検出する検出手段と、その他の給湯器具に各々接続された前記分岐管に設けられた流量調節手段と、前記検出手段が給湯器具の使用を検出した場合に流量を絞るように前記流量調節手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする給湯システム。
  2. 前記検出手段は、前記特定の給湯器具に接続された前記分岐管に備えられた流量検出手段であることを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. 前記ヘッダーを囲繞するヘッダーボックスを備えるとともに、前記流量検出手段および前記流量調節手段および前記制御手段を前記ヘッダーボックス内に設けたことを特徴とする請求項2に記載の給湯システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036713A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Lixil Corp 吐水装置
JP2013204820A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 給湯システム
JP2017067421A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 株式会社コロナ 給湯装置
JP2020115973A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 リンナイ株式会社 食器洗浄システム

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JP7221061B2 (ja) 2019-01-21 2023-02-13 リンナイ株式会社 食器洗浄システム

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