JP2004156817A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部のよごれ等を除去する内部クリーン機能を有する室内機1を備えた空気調和機である。内部クリーン機能による内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部25を設けた。内部クリーン機能による内部クリーン運転は複数の運転パターンを有する。表示部25は、この運転パターンの進行状況に応じた表示を行う。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機に関するものであり、特に室内機の内部クリーン機能を備え空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機は、一般には、室内機と室外機とを備え、室内機側に室内熱交換器等が設けられ、室外機側に圧縮機と四路切換弁と室外熱交換器と膨張弁等が設けられる。すなわち、圧縮機を駆動させて、室内熱交換器を凝縮器として機能させる一方、室外熱交換器を蒸発器として機能させることにより、暖房運転を行い、室内熱交換器を蒸発器として機能させる一方、室外熱交換器を凝縮器として機能させることにより、冷房運転を行う。
【0003】
ところで、夏場等における冷房運転時には、室内熱交換器での結露によって、室内機内部にドレン水が発生する。このような場合、室内機の内部が高湿度状態となって、室内機の内部にかびや雑菌が繁殖することになる。このため、近年では、このかびや雑菌の繁殖を防止するために、室内機に内部クリーン機能を備えた空気調和機が提案されている。この空気調和機は、内部クリーン機能として、室内熱交換器の温度(フィン温度)をかびや雑菌等が死滅する温度以上に加熱するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この特許文献1に記載のものは、かびや雑菌等が死滅する温度以上に加熱する内部クリーン運転においては、室内ファンを駆動させずに、暖房運転状態として、室内熱交換器の温度上昇させている。また、この内部クリーン運転においては、室内機のケーシングに付設される表示ランプを点灯し、ユーザに内部クリーン運転を行っていることを表示するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−63632号公報(第2−4頁、図1、図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内部クリーン機能によるかびや雑菌等の除去には、その終了までに数時間という長い運転時間を要する。そのため、上記特許文献1のように、内部クリーン運転において表示ランプが表示(点灯)していても、内部クリーン運転がどの程度の時間で終了するかについて、ユーザは把握することができなった。特に、自動的に内部クリーン機能が作動するものでは、就寝時や外出時等にこの内部クリーン機能が作動することがあり、このような場合には、ユーザにとって終了時間を把握することは不可能であった。
【0007】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、内部クリーン機能による内部クリーン運転の進行状況を把握することができ、この内部クリーン運転の終了時を把握することができて、使用上の利便性を向上することが可能な空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1の空気調和機は、室内機1のよごれ等を除去する内部クリーン機能を備えた空気調和機において、上記内部クリーン機能による内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部25を設けたことを特徴としている。
【0009】
上記請求項1の空気調和機では、内部クリーン機能による内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部25を設けたので、ユーザは表示部25を見ることによって、内部クリーン運転の進行状況を把握することができる。
【0010】
請求項2の空気調和機は、上記内部クリーン機能による内部クリーン運転は、複数の運転パターンを有し、上記表示部25は、この運転パターンの進行状況に応じた表示を行うことを特徴としている。
【0011】
上記請求項2の空気調和機では、表示部25が運転パターンの進行状況に応じた表示を行うので、この表示部25を見れば、現在の内部クリーン運転の進行状況を的確に把握することができる。
【0012】
請求項3の空気調和機は、上記表示部25による進行状況の表示は、進行状況に応じた色を次第に変化させていく色分け表示であることを特徴としている。
【0013】
上記請求項3の空気調和機では、表示部25による進行状況の表示は、進行状況に応じた色を次第に変化させていく色分け表示であるので、現在の運転状況を直感的に認識することができる。
【0014】
請求項4の空気調和機は、上記色分け表示は、濃色から淡色に変化していくことを特徴とする特徴としている。
【0015】
請求項4の空気調和機では、表示が濃色から淡色に変化していくので、濃色では内部クリーン運転があまり進行してないことを直感的に認識でき、また、淡色では内部クリーン運転がかなり進行して終了が近いことを直感的に認識できる。
【0016】
請求項5の空気調和機は、上記表示部25を上記室内機1の正面部に設けたことを特徴としている。
【0017】
上記請求項5の空気調和機では、表示部25を室内機1の正面部に設けたので、ユーザはこの表示部25を見やすく、進行状況の把握を確実に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の空気調和機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。この空気調和機は、図6の冷媒回路図に示すように、室内機1と室外機2とを備えたものであり、室内機1側に、室内熱交換器3等が設けられ、室外機2側に、圧縮機4と四路切換弁5と室外熱交換器6と膨張弁7等が設けられている。
【0019】
この空気調和機においては、四路切換弁5を図6の実線で示すように切換えた状態で、圧縮機4を駆動させると、冷媒が順次、室外熱交換器6、膨張弁7、室内熱交換器3へと流れ、室外熱交換器6が凝縮器として機能すると共に、室内熱交換器3が蒸発器として機能して冷房運転を行うことができ、四路切換弁5を図6の破線で示すように切換えた状態で、圧縮機4を駆動させると、冷媒が順次、室内熱交換器3、膨張弁7、室外熱交換器6へと流れ、室内熱交換器3が凝縮器として機能すると共に、室外熱交換器6が蒸発器として機能して暖房運転を行うことができる。
【0020】
ところで、室内機1は、図1に示すように、ケーシングCに室内熱交換器3と室内ファン(クロスフローファン)10等が内装されたものである。このケーシングCは、ケーシング本体11と、ケーシング本体11の前面に取付けられる前面グリル12と、この前面グリル12のさらに前面に取付けられる前面パネル13等を備え、前面グリル12の天井部に天井吸込口14が設けられ、前面パネル13に前面吸込口15が設けられている。
【0021】
そして、上記室内ファン10の後方(背後)には背部スクロール16が設けられ、この背部スクロール16には空気吹出口17が連設されている。この場合、空気吹出口17は、前部ケーシング18と、後部ケーシング19とでもって形成され、この前部ケーシング18にはドレンパン24が設けられている。また、空気吹出口17には吹出空気の方向変換用の羽根部材(フラップ)20が設けられている。この際、このフラップ20はスイングモータ21(図3参照)の駆動にて揺動して、空気吹出口17の開閉を行うことができる。
【0022】
また、空気吹出口10にはマイナスイオン発生器22が設けられている。この場合、マイナスイオン発生器22は前部ケーシング18に付設されている。ここで、マイナスイオン発生器22とは、放電(コロナ放電等)によって、マイナスイオンを発生するものである。これは、自然界の森や滝、海辺等にはマイナスイオンが多く発生しており、このマイナスイオンをこのマイナスイオン発生器22にて室内に発生させて、自然界の中にいるのと同じ状態とする、いわゆるマイナスイオン効果を形成するものである。このため、この空調空気が空気吹出口17を通過する際には、マイナスイオン発生器22を通過し、マイナスイオンを含んだ空気が室内に吹出されることになる。
【0023】
そして、この空気調和機の室内機1は内部クリーン機能を具備している。ここで、内部クリーンとは、室内機1の内部、ケーシングC内部のかびや雑菌、よごれ等を除去するための機能であり、この場合ヒータ23等を備える。すなわち、所定条件下において、ヒータ23による加熱や、室内ファン10の回転・停止や、フラップ20の開閉等を行うものである。
【0024】
具体的には、内部クリーン運転には、図5に示すように、パターンP1からパターンP4まで複数の運転パターンを有するものである。この場合、パターンP1は、所定時間(例えば、10分)だけ室内ファン10を駆動(ON)させると共に、スイングモータ21を駆動させてフラップ20を開状態とする。これによって、冷えている室内機1内部を室内温度に戻す運転を行う。パターンP2は、所定時間(例えば、30分)だけ室内ファン10の駆動を停止すると共に、スイングモータ21を駆動させてフラップ20を閉状態とし、さらに、ヒータ23を所定間隔で複数回(例えば2回)だけON状態とする。これによって、室内機1内部を暖める予熱運転を行う。パターンP3は、所定時間(例えば、80分)だけヒータ23をOFF状態として、室内ファン10を駆動させると共に、フラップ20を開状態とする。これによって、室内機1内部を乾燥させる運転を行う。パターンP4は、所定時間(例えば、60分)だけヒータ23をON状態として、室内ファン10を駆動させたまま、フラップ20を閉状態とする。これによって、室内機1内部を加熱してかび等を殺菌する殺菌運転を行う。また、パターンP4の後半においては、マイナスイオン発生器22からマイナスイオンを発生するようにしている。これは、マイナスイオンの殺菌効果を期待するためである。なお、フラップ20を開状態とする場合、図1のように、空気吹出し方向と平行となる全開状態としたり、空気吹出し方向に対して所定角度をなす非全開状態としたりすることがある。また、この非全開状態としても、そのフラップ角度を任意に調整することができる。
【0025】
このように、内部クリーン運転を行うことによって、室内機1の内部のよごれやかび等を除去することができ、この内部クリーン運転後において空調運転を行う場合、空気吹出口17からクリーン空気が吹出され、この室内機1が設置された室内を快適空間にすることができる。
【0026】
また、図2に示すように、室内機1の正面部、つまりケーシングCの前面パネル13の幅方向中央部の下部(空気吹出口17近傍)には、上記内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部25が設けられている。ここで、表示部25とは、図1に示すように、前面パネル13に設けられる窓部26と、この窓部26を塞ぐ透明パネル27と、この透明パネル25の内側に配置されるLED等の点灯部材28とを備えたものであって、点灯部材28が点灯することによって、内部クリーン運転が行われていることを表示する。また、この点灯部材28を構成するLEDは複数の色を発光することができる。
【0027】
ところで、上記内部クリーン機能を行う制御部は、図3に示すように、内部クリーン運転を行う条件を検出する検出手段30と、この検出手段30にて検出された検出データが入力される制御手段31とを備える。すなわち、検出手段30からの検出データが制御手段31に入力されれば、この制御手段31にて、この検出データに基づいて、内部クリーン運転を行うか否かの判断がなされ、内部クリーン運転を行う場合には、ヒータ23や室内ファン10等に運転指令を出力する。制御手段31は、この空気調和機の各種の運転制御を行うマイクロコンピュータ等にて構成することができる。このように、通常は自動的に検出手段30の検出データに基づいて制御手段31の制御が行われるが、図3のように、切換手段32を設け、この切換手段32の切換えにて内部クリーン機能を動作させている。この切換手段32による切換えは、例えば、この空気調和機の運転操作用のリモコン(図示省略)に切換スイッチ(内部クリーンボタン)を設け、この内部クリーンボタンを操作することによって行うようにすることができる。なお、この内部クリーンボタンとしては、もちろん室内機1側に設けてもよい。
【0028】
検出手段30は、外気温度を検出するサーミスタ等の温度検出手段、室内湿度を検出する湿度検出手段等を有し、また、制御手段31には、外気温度の基準値や室内湿度の基準値等が入力されており、上記検出手段30にて検出された外気温度や室内湿度を各基準値と比較することによって、例えば、検出値がその基準値未満等であれば、この内部クリーン運転を行うことにしている。
【0029】
次に、図4のフローチャート図と図5のタイムチャート図に基づいて内部クリーン運転を説明する。まずステップS1において、運転(冷房運転)停止中か否かを判断する。停止中でなければ運転停止まで待ち、停止中であればステップS2へ移行する。ステップS2では、内部クリーン運転への突入条件成立か否かを判断する。ここで、突入条件とは、例えば、▲1▼前回の内部クリーン運転から所定の日数(例えば、10日程度)が経過しているか、▲2▼前回の内部クリーン運転から、冷房運転が所定時間(累積時間)(例えば、100時間程度)行われたか、▲3▼冷房運転の停止直後か否か等の条件である。そして、この▲1▼▲2▼▲3▼のすべての条件が「YES」であれば「突入条件成立」として、ステップS3へ移行する。また、このステップS2で「突入条件成立」でない場合、ステップS4へ移行する。なお、▲1▼〜▲3▼のうちいずれか1つ又は2つが「YES」であれば、「突入条件成立」としてもよく、▲1▼の日数や▲2▼の運転時間の変更も任意に行うことができる。
【0030】
ステップS4では、上記内部クリーンボタンが操作されて、内部クリーン運転が「入」状態か否かを判断する。そして、内部クリーンボタンが「入」であればステップS3へ移行し、内部クリーンボタンが「入」でなければ、ステップS1へ戻る。すなわち、内部クリーンボタンが操作された場合、上記ステップS2の成立条件に関係なく、ステップS3へ移行させるものである。これは、ユーザが内部クリーン運転を自主的に行わせようとするものであるからである。
【0031】
そして、ステップS3では、外気が所定温度(例えば、40℃)未満で、かつ室内湿度が所定湿度(例えば、80%)未満か否かを判断する。ステップS3でこの条件が成立すれば、ステップS5へ移行して、内部クリーン運転を開始することになる。また、ステップS3でこの条件が成立しなければ、高温、高湿下での過酷な運転を避けるため、ステップS1に戻る。なお、このステップS3の外気温度や室内湿度の条件としてはもちろん任意に変更することができる。この実施形態において、室内湿度として80%未満を条件としたのは、80%以上であっても、内部クリーン機能には乾燥能力があり、この内部クリーン運転を行うことにより室内機1内部が乾燥されたとしても、室内の結露により室内の天井付近に湿気が生じるおそれがあるためである。
【0032】
ステップS5へ移行すれば、その後、ステップS6、ステップS7、ステップS8へと移行する。そして、ステップS8の終了後は、ステップS1に戻る。また、ステップS5では上記パターンP1の処理を行い、ステップS6では上記パターンP2の処理を行い、ステップS7では上記パターンP3の処理を行い、ステップS8では上記パターンP4の処理を行うことになる。
【0033】
そして、内部クリーン運転が行われれば、上記表示部25の点灯部材28(LED)を点灯させることになるが、図5に示すように、パターンP1では紫色と青色とを交互に点灯させ、パターンP2では青色と水色とを交互に点灯させ、パターンP3では水色と白色とを交互に点灯させ、パターンP4では白色とを交互に点灯させることになる。すなわち、各運転パターンによって、表示部25の点灯色が相違し、これによって、ユーザが、現在行われているパターンを可視的に把握できるようにしている。特に、この実施形態では、(紫色と青色)、(青色と水色)、(水色と白色)、白となるように運転パターンが進むに従って、濃色から淡色に変化するようにしている。
【0034】
このように、この空気調和機においては、内部クリーン運転が行われれば、表示部25の点灯色から現在の運転パターン(運転パターン)を把握することができる。これによって、この内部クリーン運転の進行状況を確認することができ、この内部クリーン運転が終了する時間(時刻)を推測することができる。特に、運転パターンが進むに従って、濃色から淡色に変化するので、濃色では内部クリーン運転があまり進行してないと把握でき、また、淡色では内部クリーン運転がかなり進行してこの運転終了が近いことを直感的に認識することができる。このため、室内機1の内部のよごれ状態が改善しているイメージをユーザに与えることができ、ユーザに対してこの内部クリーン運転が行われていることを知らせる訴求効果が高くなる。さらに、上記パターンP1からパターンP3では、2色を交互に点灯させているので、表示部25の表示が確認し易いものとなっている。また、上記表示部25を室内機1の正面部、つまり、ケーシングCの前面パネル13の幅方向中央部の下部(空気吹出口17近傍)に設けたので、ユーザはこの表示部25を見やすく、進行状況の把握を確実に行うことができる。
【0035】
上記実施の形態では、内部クリーン運転において、4つの運転パターンを有し、この運転パターンに応じて表示状態を変化させているが、内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する場合に、他の実施の形態として、所定時間毎にその表示部25の表示状態を変化させていくものであってもよい。この際、内部クリーン運転の運転パターンとして複数の運転パターンを有するものであっても、また1つの運転パターンだけを有するものであってもよい。すなわち、運転パターンに関係なく、所定時間毎に点灯する色を変化させていく色分け表示を行うことによって、内部クリーン運転の進行状況を確認することができる。なお、この場合、内部クリーン運転中において、所定時間毎に、表示される色が変更されることになるが、この色を表示する時間である所定時間としては、同じ時間であっても相違する時間であってもよく、例えば、30分おきとしたりすることができる。さらに、上記実施の形態では、運転パターンの切換えは所定時間後に行うようにしているが、時間に関係なく、例えば、室内機1の内部温度や室内機1の内部湿度等に基づいて切換えるようにしてもよい。この場合、室内機1に温度センサや湿度センサを配置すればよい。
【0036】
以上にこの発明の空気調和機の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、内部クリーン運転の運転パターンの増減は自由である。また、表示部25の点灯させる色としても自由に変更できるが、ケーシングCの色に対して表示が分るような色にするのが好ましい。さらに、図5に示す場合、パターンP1〜パターンP3においては2色を交互に点灯させたが、もちろん2色を使用せずに1色のみの点灯であっても、3色以上を交互に点灯させてもよく、パターンP4においても2色又はそれ以上の色を交互に点灯させるようにしてもよい。また、上記実施の形態では、内部クリーン運転が進行するに従って、濃色から淡色に変更しているが、逆に内部クリーン運転が進行するに従って、淡色から濃色に変更するようにしてもよい。濃色から淡色に変更する場合、淡色になればクリーンになったと感じることができ、逆に淡色から濃色に変更する場合、濃色になればその色が目立ちこの内部クリーン運転の終了が近いことを的確に把握することができる。さらに、表示部25の表示として、無彩色を含み、文字や各種記号等であってもよい。また、表示部25として、内部クリーン運転の開始からの運転時間や、終了までの時間等を表示するものであってもよい。さらに、表示部25の位置としては、上記図2等に示す位置に設けるものに限るものではなく、ユーザが観察することができ、しかも、空気の吸い込み及び吹出し等を邪魔しない位置とすることができ、さらには、この空気調和機の運転操作を行うリモコンに表示部25を設けてもよい。リモコンに設ける場合、リモコンのみに設けても、リモコンと室内機1の両方に設けてよい。また、表示部25の点灯部材28として、1個に限るものではなく、複数個有するものであってもよい。なお、リモコンは運転操作を行うときに使用するので、このような内部クリーン運転中等においては、一般にはリモコンを見ない。このため、内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部25としては、室内機1に設けるのが好ましい。
【0037】
また、内部クリーン運転において使用するヒータ23としても、室内機1内部の室内熱交換器3等を加熱することができれば、ケーシングC内の種々の位置に配置することができる。また、このようなヒータ23を使用することなく、この空気調和機を暖房モードとして、室内熱交換器3を加熱するようにしてもよい。なお、空気調和機として、もちろんマイナスイオン発生器22を有さないものであってもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の空気調和機によれば、ユーザは表示部を見ることによって、内部クリーン運転の進行状況を把握することができる。これによって、就寝時や外出時等においてユーザが知らないうちに内部クリーン運転が開始されても、表示部を見ることによって、内部クリーン運転の残りの運転時間を推測することができ、空気調和機の使用上の利便性の向上を図ることができる。
【0039】
請求項2の空気調和機によれば、表示部が運転パターンの進行状況に応じた表示を行うので、この表示部を見れば、現在の内部クリーン運転の進行状況を把握することができ、内部クリーン運転の残りの運転時間を確実に推測することができる。
【0040】
請求項3の空気調和機によれば、表示部による進行状況の表示は色分け表示であるので、現在の運転状況を直感的に認識することができ、運転状況の把握の信頼性向上を図ることができる。
【0041】
請求項4の空気調和機によれば、表示が濃色から淡色に変化していくので、濃色では内部クリーン運転があまり進行してないと判断でき、また、淡色では内部クリーン運転がかなり進行して、終了が近いことが直感的に認識することができる。すなわち、色の変化により室内機の内部のよごれ状態が改善されるイメージをユーザに与えることができ、ユーザに対してこの内部クリーン運転が行われていることを知らせる訴求効果が高くなる。
【0042】
請求項5の空気調和機によれば、表示部を室内機の正面部に設けたので、ユーザはこの表示部を見やすく、進行状況の把握を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の室内機の実施の形態を示す断面図である。
【図2】上記空気調和機の室内機の正面図である。
【図3】上記空気調和機の制御部を示す簡略ブロック図である。
【図4】上記空気調和機の内部クリーン運転を説明するフローチャート図である。
【図5】上記空気調和機の内部クリーン運転を説明するタイムチャート図である。
【図6】上記空気調和機の全体構成図である。
【符号の説明】
1 室内機
25 表示部
Claims (5)
- 室内機(1)のよごれ等を除去する内部クリーン機能を備えた空気調和機において、上記内部クリーン機能による内部クリーン運転の進行状況を可視的に表示する表示部(25)を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 上記内部クリーン機能による内部クリーン運転は、複数の運転パターンを有し、上記表示部(25)は、この運転パターンの進行状況に応じた表示を行うことを特徴とする請求項1の空気調和機。
- 上記表示部(25)による進行状況の表示は、進行状況に応じた色を次第に変化させていく色分け表示であることを特徴とする請求項1又は請求項2の空気調和機。
- 上記色分け表示は、濃色から淡色に変化していくことを特徴とする請求項3の空気調和機。
- 上記表示部(25)を上記室内機(1)の正面部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの空気調和機。
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