JP2004156319A - 法面補強盛土工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地盤上または盛土上に水平に網状体を敷設してその上に盛土を施工し、その後一定の盛土高さ毎に網状体を水平に敷設して盛土を繰り返し、一方構築すべき法面の傾きに合せて網状体を前記の盛土側面に沿って張り付け、さらに水平に敷設した網状体の端部と法面形成用網状体とを接続して一体化する工法である。前記の網状体としては、一軸方向または二軸方向に延伸処理を施したプラスチック製網状体の使用が好ましい。また、水平に敷設した網状体間の内の少なくとも一層にさらに面状排水材を敷設してもよく、さらに法面形成用網状体の盛土側に植生シートを被覆してから盛土することもできる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、網状体を用いて盛土体を構築しかつ補強する法面補強盛土工法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】
マサ、シラスに代表されるようなわずかな降雨で浸食や崩落を起し易い土質の土を用いて盛土を行なって、強固な道路や造成地を構築することは難しい。そこで従来は盛土体の法面を形成した後に、プレキャストコンクリート枠工等の法枠を積み重ねることによって土地の造成を図ってきた。しかしながら、このプレキャストコンクリート枠工等を用いて法面と盛土体とを構築する工法は、長い工期を必要としかつコスト高になるために、新しい工法の開発が求められていた。.
【0003】
【特許文献1】
特開平3−51423号公報
【特許文献2】
実開平6−40039号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、浸食や崩落を起し易い土質の盛土材を用いても、水平方向の盛土補強と法面保護補強とを同時に実現する工法の提供を目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、地盤上または盛土上に水平に網状体を敷設してその上に盛土を施工し、その後一定の盛土高さ毎に網状体を水平に敷設して盛土を繰り返し、一方構築すべき法面の傾きに合せて網状体を前記の盛土側面に沿って張り付け、さらに水平に敷設した網状体の端部と法面形成用網状体とを接続して一体化する法面補強盛土工法に関する。
【0006】
前記の網状体としては、一軸方向または二軸方向に延伸処理を施したプラスチック製網状体の使用が好ましい。さらに、水平に敷設した網状体と法面形成用網状体との接続は、水平に敷設した網状体の端部と法面形成用網状体との互いの網目材をかみ合わせ、かつそこに形成された互いの網目材間の空間に棒状体を挿入することによって、両者を強固に固定する方法によってなされることが望ましい。この工法において、水平に敷設した網状体間の内の少なくとも一層にさらに面状排水材を水平に敷設すると盛土補強に有効であり、また法面形成用網状体の盛土側にさらに植生シートを被覆して盛土を行なうと法面の緑化と同時に法面の補強保護に効果的である。
【0007】
【発明の具体的説明】
次に図面を参照しつつ、本発明に係わる盛土工法を具体的に説明する。
図1は、本発明の盛土工法の一例を説明するための模式的な概略断面図を示している。まずこれから盛土しようとする地盤上に、あるいは既になされている盛土上に網状体1を所定面積に亘って水平に敷設し、その上に盛土2を施して順次転圧しつつ盛土体を固めていく。この際網状体1は、必要に応じてアンカーピン3等で固定してもよい。盛土2が所定の高さ、例えば1mに達したら、再び網状体1を水平に敷設して盛土2を繰り返し、この作業を必要回数行なって数段の盛土体を構築する。ここで敷設した網状体1によって、盛土体を強固に補強することができる。
【0008】
この際、盛土材2の土質によっては、網状体1と網状体1との中間に、あるいは網状体1に重ねて面状排水材4を水平に敷設してもよい。この際面状排水材4の敷設は必要箇所に施工すればよく、例えば水平に敷設した網状体1と網状体1との中間であって、その内の少なくとも一層に面状排水材4を水平に敷設してもよいし、すべての網状体間に面状排水材4を水平に敷設してもよい。また、少なくとも一層の網状体1に重ねて面状排水材4を水平に敷設してもよいし、すべての網状体1に重ねて面状排水材4を水平に敷設してもよい。図1では、すべての網状体1の中間に面状排水材4を水平に敷設した状況を示している。
【0009】
それによって盛土体内に侵入した雨水は、面状排水材4によって早期に排水されることから、盛土体をより一層強固に補強することができる。そのような面状排水材の例としては、不織布のような厚手の繊維シートや三井化学産資株式会社製品 商品名カルドレーンのようなプラスチック製面状排水材を用いることができる。
【0010】
一方、盛土2の側面では、別の網状体5を用意して、設計された法面の傾きに合わせて成形し、そして網状体5を盛土体側面に沿わせて張り付けて法面を形成していく。この際、この網状体5も必要に応じてワイヤーアンカー等で固定してもよい。この法面形成用網状体5は、法面の形成、補強を行なうと同時に、法面の雨水等による浸食から保護する役割も担っている。
【0011】
法面を形成する際、法面形成用網状体5の内側、すなわち盛土体側に植生シート等6を重ねてから盛土を進めていくことが望ましく、植生シートとしては特に限定されることなく市販品を用いることができる。その植生シート6は、工事初期の段階ではシートに沿って雨水を流すので未だ十分に固まっていない法面の保護に有効であり、工事終了後完成された法面には雨滴による浸食防止効果を発揮すると共に、法面を保護する植物を生育させて早期に盛土体法面を安定化させることができる。網状体5は、その植生シート6を法面に密着させる効果も有している。
【0012】
この工法で用いる網状体1および網状体5は、通常の金網や溶接金網のような金属製のネット構造物であってもよいし、合成繊維から製造された織物や編物のようなネット状物、あるいはプラスチックから製造されたネット構造物であってもよい。合成繊維製のネット状物の例としては、高強度繊維から製造され、その網目が角目状に形成された、例えば前田工繊株式会社製品 商品名アデムG−50等を挙げることができる。
【0013】
それらの中でも、酸性やアルカリ性の土壌に侵されにくいポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックから製造されたネット構造物がより好ましい。その一例として、図2にプラスチック製のネット構造物を示したが、それはプラスチックネットを長手方向に延伸処理を施したものであって、縦軸材と横軸材とが交点で一体化しており、延伸方向に特に高い引張強度を有している。また、長手方向および幅方向の二方向に延伸処理を施したものであってもよく、そのようなネット構造物は両方向に強い強度を示す。このネット構造を有する網状体は、土壌の拘束力が強く、盛土体の補強効果が高い上に、軽量であることから作業効率を高めることができる。そのようなプラスチック製ネット状物の一例として、三井化学産資株式会社製品 商品名テンサーSR35を挙げることができる。
【0014】
水平方向に敷設する網状体1と法面形成用の網状体5とは、互いに同じ網状体であってもよいし、異なっていてもよい。両者の接続は、網状体1の端部とそれとほぼ同じ高さに位置する網状体5とを接続させることによって行なわれる。その接続方法は特に限定されず、ロープや針金等を用いて行ってもよいし、次に記す方法によって行なってもよい。
【0015】
水平方向に敷設する網状体1と法面形成用の網状体5との両方に、図2に示したような一軸方向に延伸を施したプラスチック製網状体を用いた場合、両者間の接続方法を図3に示した。すなわち、網状体5の網目材と網状体1の端部の網目材とを互いにかみ合せ、そこに形成された互いの網目材間の空間に、プラスチック製ないし金属製であって、かつ網状体1や網状体5とほぼ同等の耐久性を有する棒状体7を挿入する方法をとることができる。その方法によれば、簡単な手作業で、強固に両網状体1および5を接続させ、一体化させることができるので、盛土体を効果的に補強させることができ、有効な方法である。
【0016】
なお、第1段目の盛土体を構築する際には、網状体1と網状体5とを接続してもよいし、接続しなくてもよい。接続する場合には、その一例として網状体5をまずL字状に曲げて、その底面端部と網状体1の端部とを水平地盤上で前記した方法で接続する方法を挙げることができる。盛土体の最上段は、網状体5を盛土体側へ水平に曲げて、アンカーピン等で固定する方法を採用することができる。
【0017】
【実施例】
次に盛土の構築方法の一実施例を通して本発明をより詳細に説明するが、本発明はその実施例によって何ら限定されるものではない。
【0018】
施工箇所の最下面全面に、図2に示した一軸方向に延伸処理が施されたプラスチック製網状体(三井化学産資株式会社製品 商品名テンサーSR35)を敷設し、その四隅にアンカーピンを打ちこんで固定した。その上に盛土材(地盤工学会基準で大分類砂質土、小分類細粒分質砂(SF)に分類されるもの)を0.25m厚さ毎に撒きだして十分に締め固めを行なった。
【0019】
最下面の盛土施工と同時に法面に沿わせて敷設する網状体の端部を、法面最下部で水平に敷設した網状体と合わせてアンカーピンで固定した。ここで用いた法面形成用の網状体は、水平敷設用に用いたと同じ一軸方向に延伸処理が施されたプラスチック製網状体(三井化学産資株式会社製品 商品名テンサーSR35)であった。
【0020】
最下面から1m高さまで盛土材を積み上げ締め固めた後、法面勾配の設計値1:1.5に合うように法面を調整し、その後法面形成用の網状体を敷設した。一方、盛土の上面に水平方向の網状体を敷設した。この際使用した網状体は最下面に使用したものと同じで、また後述する法面用網状体と接続させるために、網状体の端部を1目分だけ法面から外部へと出した。
【0021】
法面の前面に植生シートを敷きつめ、その上に法面形成用網状体を被覆した。法面形成用網状体と水平方向に敷設した網状体の端部とが重なる部分で、水平方向の網状体の端部を曲げて法面形成用網状体の網目にかみ合わせ、両網目材間に棒状体7を挿入して両網状体を接続固定した。棒状接続具7としては、幅4.5cm、厚さ0.5cm、長さ1mの形状を有するポリエチレン成形品、三井化学産資株式会社製品 商品名テンサージョイナーを使用した。
【0022】
盛土体の高さ2m毎に、ポリプロピレ繊維製不織布(三井化学産資株式会社製品 商品名タフネルEX80)を面状排水材として水平に敷設した。また、水平方向に敷設された網状体の中間高さに合わせて、3mの間隔でワイヤーアンカーを打ちこみ、その端部を針金で結びつけて網状体の浮き上がりを防止した。
【0023】
同様の盛土工法を繰り返し、盛土体の高さ5m毎に小段を設け、全体として高さ20mの強固な盛土体を形成させることができた。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係わる盛土工法は、網状体を水平方向に敷設すると共に法面の傾斜に沿って張り付け固定しているので、盛土体の早期安定化を図ることができ、また水平面の盛土補強と法面の補強および保護とを短期間にかつ高い強度で実現することができる。従って、この工法は、一般の盛土工法として利用できるばかりでなく、降雨、降雪、凍上、融解等で浸食や崩落し易い土質を用いて盛土を行なう場合においても、盛土体を強固に補強する新たな土地造成方法として適しており、特に法面勾配が45°よりも緩い盛土補強工法として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盛土工法の一例を説明するための模式的な概略断面図である。
【図2】一軸方向に延伸処理を施した網状体の斜視図である。
【図3】網状体どうしの一接続方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 水平方向に敷設した網状体
2 盛土
3 アンカーピン
4 面状排水材
5 法面形成用網状体
6 植生シート
7 棒状接続具
Claims (5)
- 地盤上または盛土上に水平に網状体を敷設してその上に盛土を施工し、その後一定の盛土高さ毎に網状体を水平に敷設して盛土を繰り返し、一方構築すべき法面の傾きに合せて網状体を前記の盛土側面に沿って張り付け、さらに水平に敷設した網状体の端部と法面形成用網状体とを接続して一体化することを特徴とする法面補強盛土工法。
- 前記の網状体が、一軸方向あるいは二軸方向に延伸処理を施したプラスチック製網状体であることを特徴とする請求項1に記載の法面補強盛土工法。
- 前記の接続は、水平に敷設した網状体の端部と法面形成用網状体との互いの網目材をかみ合わせ、かつそこに形成された互いの網目材間の空間に棒状体を挿入することによって、両者を固定する方法によってなされることを特徴とする請求項1または2に記載の法面補強盛土工法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載した盛土は、水平に敷設した網状体間の内の少なくとも一層にさらに面状排水材を水平に敷設して行なうことを特徴とする法面補強盛土工法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載した盛土は、法面形成用網状体の盛土側にさらに植生シートを被覆して行なうことを特徴とする法面補強盛土工法。
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