JP2004155542A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2004155542A JP2002321939A JP2002321939A JP2004155542A JP 2004155542 A JP2004155542 A JP 2004155542A JP 2002321939 A JP2002321939 A JP 2002321939A JP 2002321939 A JP2002321939 A JP 2002321939A JP 2004155542 A JP2004155542 A JP 2004155542A
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Miho Kajiwara
美帆 梶原
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Abstract

【目的】自動的且つ効率的に印刷用紙の紙種判別を行うことができる印刷装置を提供すること。
【構成】単一種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、単一種類印刷用紙部材と呼ぶ)と、複数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、複数種類印刷用紙部材と呼ぶ)とを装着する手段を有し、ディジタル情報を記録紙に視認可能に記録する記録手段を有する印刷装置において、前記単一種類印刷用紙部材と前記複数種類印刷用紙部材の何れか装着しているかを判別する印刷用紙部材判別手段と、前記印刷用紙部材に搭載される個々の印刷用紙の紙種を自動的に判別する自動紙種判別手段と、前記印刷用紙部材判別手段によって複数種類印刷用紙部材が装着されていると判別されるとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動的に印刷紙種を判別する手段を有した印刷装置に関し、詳しくは、印刷装置において自動紙種判別を行うタイミングに関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年、印刷装置(特にインクジェットプリンタ)において、紙の種類に応じた印刷制御を行うことが重要な要件となってきている。このような要件に対して、従来、印刷装置において自動的に印刷用紙の種類を判別し、紙質等の印刷品質変動要因に応じて最適な印刷制御を行う印刷制御システムは存在する。
【0003】
例えば、特開平3001−213031号においては、用紙の紙種を識別し、識別される用紙の紙種と指定される用紙の紙種が異なるときは未印字の印刷を行う印刷制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置が開示されている。
【0004】
又、実開平07−037644号においては、プリンタに設定されている用紙種別を読み取り、編集した印字データと用紙種別との関連に基づいて頁レイアウトを決定し、決定した頁レイアウトに従ってプリンタを制御するプリンタ制御装置が開示されている。
【0005】
又、特開平09−099607号においては、用紙供給機構に収容された用紙の種類を自動的に判別し、予め登録した用紙の種類毎に定まる印刷条件から検出された用紙の種類と一致する用紙の印刷条件を取り出して印刷制御情報として設定し、該印刷制御情報に基づいて印字機構の動作を制御する印刷制御手段を有する印刷装置が開示されている。
【0006】
又、上記自動紙種検知手段の1つとして印刷用紙に穿孔を設け、該穿孔の大きさにより、自動的に紙種を判別する印刷用紙は存在する。
【0007】
例えば、特開平10−30785号においては、印刷用紙に穿孔を設け、プリンタ動作時にプリンタが穿孔からの判別信号により抜き加工領域を判別し、抜き加工領域内に高精度のプリントを行うプリンタ用シール紙が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、印刷する度に印刷用紙の紙種判別を行うため、総じて印刷時間が冗長になるという問題があった。特に、印刷用紙に穿孔を施し、該穿孔からの判別信号により紙種を判別する構成の印刷用紙及び印刷装置においては、穿孔に判別信号が通過する位置まで印刷用紙を搬送する必要があるため、紙種を判別するのまでに時間を要するという問題がある。
【0009】
又、1枚印刷する度に、メインインクタンクからキャリッジ上に設けられたサブインクタンクにインクを供給し、該サブインクタンクからインクを吐出することによって印刷を行う構成にある印刷制御システムにおいては、1枚印刷する度にメインインクタンクからサブインクタンクへ1枚印刷分のインクを供給するため、紙種判別の結果、装填された印刷用紙が意図する紙種と異なる場合、インクを排出又は補充しなければならないという問題がある。
【0010】
更に、上述した構成の印刷制御システムについて、1枚印刷する度に、メインインクタンクからサブインクタンクへ1枚印刷に必要なインクを供給する間、画像処理やレイアウト処理等、紙種に応じて処理が異なる処理を行う印刷制御システムが存在するが、紙種判別の結果、装填された印刷用紙が意図する紙種と異なる場合、該画像処理及びレイアウト処理等を最初からやり直さなければならなくなり、大きな時間のロスとなる問題がある。
【0011】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、自動的且つ効率的に印刷用紙の紙種判別を行うことができる印刷装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、単一種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、単一種類印刷用紙部材と呼ぶ)と、複数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、複数種類印刷用紙部材と呼ぶ)とを装着する手段を有し、ディジタル情報を記録紙に視認可能に記録する記録手段を有する印刷装置において、前記単一種類印刷用紙部材と前記複数種類印刷用紙部材の何れか装着しているかを判別する印刷用紙部材判別手段と、前記印刷用紙部材に搭載される個々の印刷用紙の紙種を自動的に判別する自動紙種判別手段と、前記印刷用紙部材判別手段によって複数種類印刷用紙部材が装着されていると判別されるとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、更に前記印刷装置の電源投入を検知する電源投入検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって複数種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記電源投入検知手段によって前記印刷装置への電源投入が検知されたとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、更に印刷用紙部材の入替えを検知する印刷用紙部材入替え検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記印刷用紙部材入替え検知手段によって印刷用紙部材入替えを検知されたとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、更に連続印刷の開始であることを検知する連続印刷検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、連続印刷の開始時(1枚目印刷時)、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、更に印刷装置のエラーからの回復を検知するエラー回復検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記エラー回復検知手段によってエラー回復を検知したとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
<実施の形態1>
本実施の形態は、第1の印刷装置において、複数種類印刷用紙部材を装着した場合、1枚印刷する度に、該印刷用紙部材より装填される印刷用紙の種類を前記自動紙種判別手段によって自動紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報に基づいて印刷制御を行うことを特徴とする。
【0019】
図1は本実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。
【0020】
デジタルカメラ1は印刷装置2に対し出力フォーマット、文字種、ライン制御情報等の出力制御情報及び出力データをケーブル3を介して送出する。
【0021】
図2は本実施の形態におけるデジタルカメラ1の構成を示す図であり、CPU201、RAM202、ROM203、表示器204、印刷ボタン205、電源SW206、プリンタインターフェース207を備えた例が示されているが、最小機器構成でも良く、又、これ以外の付加機器の構成は任意である。
【0022】
図3は本実施の形態に係る印刷装置2の構成を示す図である。
【0023】
301はCPUであり、本印刷装置制御ユニットの全制御を行うための演算・制御を行う。302はRAMであり、CPU301が各プログラムを実行する際にワークエリアやラスタ格納部315として機能する。303は受信バッファであり、デジタルカメラよりのコマンド及びデータ等の受信データを一時的に蓄える。
【0024】
304は本印刷装置の電源ユニットである。305は表示手段であり、液晶(LCD)から構成される。306は画像出力部であり、プリンタエンジン部に対しての画像データを出力する。307はプログラムROMであり、プログラムとして印刷用紙部材判別手段308、自動紙種判別手段309、電源投入検知手段310、印刷用紙部材入れ替え検知手段311、エラー回復検知手段312、連続印刷検知手段313及び描画部314が格納されている。
【0025】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2に装着されるインクタンクは、メインインクタンクとサブインクタンクから成ることを特徴とし、1枚印刷する度に、必要な量のインク量をメインインクタンクよりサブインクタンクへ供給するものとする(図示せず)。
【0026】
又、図3に示す構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2に装着される印刷用紙には、紙種によって大きさを異とする穿孔を施し、該穿孔からの判別信号により紙種を判別するものとする(図示せず)。
【0027】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の印刷用紙部材判別時の動作について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0028】
先ず、ステップS401では、印刷装置2に装着される印刷用紙部材に関する情報が、RAM(S302)に記憶されているか否かを判断する。既に印刷用紙部材情報がRAM(S302)に記憶されていれば、本アルゴリズムの終点へ、記憶されていなければ、ステップS402へ遷移する。
【0029】
ステップS402では、前記印刷用紙部材検知手段(S306)により、印刷装置2に装着されている印刷用紙部材の種類を判別する(複数種類印刷用紙部材又は単一印刷用紙部材)多段カセットが装着可能な構成である場合、現在選択されているカセットに装着される印刷用紙部材を判別対象とする。
【0030】
ステップS403では、ステップS402において判別された印刷用紙部材が印刷装置2が対応しているか否かを判断する。対応印刷用紙部材であれば、ステップS404へ、未対応印刷用紙部材であれば、表示手段(S305)によってエラー出力し、本アルゴリズムの終点へ遷移する。
【0031】
ステップS404では、ステップS402において判別された印刷用紙部材の種類をRAM(S302)に記憶する。
【0032】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2において、複数種類印刷用紙部材が装着されている場合の自動紙種判別時の動作を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0033】
先ず、ステップS501では、電源ONであるか否かを判断する。電源ONであればステップS502へ、そうでなければそのまま待機する。
【0034】
ステップS502では、紙種フラグをOFF(自動紙種判別が未実行であることを示す)にする。
【0035】
ステップS503では、本実施の形態におけるデジタルカメラ1よりデータを受信したか否かを判断する。データ受信であれば、受信したデータをRAM(S302)に記憶し、ステップS503へ、データ受信でなければ、そのまま待機する。
【0036】
ステップS504では、紙種フラグがON(自動紙種判別が実行済みであることを示す)であるか否かを判断する。ONであれば自動紙種判別が既になされていると判断してステップS508へ、OFFであれば、自動紙種判別がなされていないと判断してステップS505へ遷移する。
【0037】
ステップS505では、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動的に紙種判別を行い、該自動紙種判別によって得られた紙種情報(例えば、光沢紙、シール紙、普通紙、プロフォト紙)をRAM(S302)に記憶する。
【0038】
ステップS506では、ステップS505においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に応じて、1枚印刷に必要となるインク量を決定し、該インク量に基づいてメインインクタンクよりサブインクタンクへインクを供給する。同時に、ステップS505においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に基づいて、紙種に応じて処理が異なる画像処理及びレイアウト処理を行う。
【0039】
S507では、紙種フラグをON(自動紙種判別済みであることを示す)にする。
【0040】
ステップS508では、ステップS503においてRAM(S302)に記憶されたコマンドを解析する。印刷コマンドであればステップS509へ、排紙命令であればステップS510に遷移する。
【0041】
S509では、ステップS502においてRAM(S302)に記憶された受信データを、ステップS505において記憶された紙種情報に応じ、描画部(S314)によってラスタへ描画し、ステップS503に遷移する。
【0042】
ステップS510では、排紙命令を受けて、前記画像出力部(S306)によってプリンタエンジン部に画像データを出力し、ステップS502に遷移する。
【0043】
ステップS502では、紙種フラグをOFF(自動紙種判別が未実行であることを示す)にし、次のデータを受信待ちし、上記ステップを繰り返す。
【0044】
以上のように、複数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材を装着した場合、1枚印刷する度に、印刷装置に装着されている印刷用紙部材から送填される印刷用紙の紙種を判別し、該紙種情報に基づいて1回印刷分に必用なインク量を決定、メインインクタンクよりサブインクタンクへ決定されたインク量のインクを供給し、該紙種情報に基づく画像処理、レイアウト処理を行う。これにより、前記複数種類印刷用紙部材より供給される複数種の印刷用紙に対して、毎回自動紙種判別を行い、ユーザの手を煩わせることなく、各種印刷用紙に最適な印刷制御を実現することができる。
【0045】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
【0046】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2において、単一種類印刷用紙部材を装着した場合、前記電源投入検知手段(S310)によって本印刷装置の電源投入を検知したとき、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報に基づいて印刷制御を行う。
【0047】
本実施の形態における概略構成図及び各デジタルカメラ、印刷装置のブロック図は実施の形態と同様である(図1〜図3)。
【0048】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の印刷用紙部材判別時の動作についてのアルゴリズムは実施の形態1と同様である(図4)。
【0049】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の単一印刷用紙部材が装着されている場合の自動紙種判別時の動作を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0050】
先ず、ステップS601では、前記電源投入検知手段(S310)によって、紙種検知要因の1つである電源の投入(電源ON)を検知したか否かを判断する。電源ONであればステップS602へ、そうでなければそのまま待機する。
【0051】
S602では、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動的に紙種判別を行い、該自動紙種判別によって得られた紙種情報(例えば、光沢紙、シール紙、普通紙、プロフォト紙)をRAM(S302)に記憶する。
【0052】
ステップS603では、本実施の形態におけるデジタルカメラ1よりデータを受信したか否かを判断する。データ受信であれば、受信したデータをRAM(S302)に記憶し、ステップS604へ、データ受信でなければ、そのまま待機する。
【0053】
ステップS604では、メインインクタンクよりサブインクタンクへ1枚印刷分のインクが供給されているか否かを判断する。供給されていなければ、ステップS605へ、既に供給されていれば、ステップS606へ遷移する。
【0054】
S605では、ステップS602においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に応じて、1枚印刷に必要となるインク量を決定し、該インク量に基づいてメインインクタンクよりサブインクタンクへインクを供給する。同時に、ステップS602においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に基づいて、紙種に応じて処理が異なる画像処理及びレイアウト処理を行う。
【0055】
ステップS606では、ステップS603においてRAM(S302)に記憶されたコマンドを解析する。印刷コマンドであればステップS607へ、排紙命令であればステップS608に遷移する。
【0056】
S607では、ステップS502においてRAM(S302)に記憶された受信データを、ステップS602において記憶された紙種情報に応じ、描画部(S314)によってラスタへ描画し、ステップS603に遷移する。
【0057】
ステップS608では、排紙命令を受けて前記画像出力部(S306)によってプリンタエンジン部に画像データを出力し、ステップS603に遷移する。
【0058】
ステップS603では、次のデータを受信待ちし、上記ステップを繰り返す。
【0059】
以上のように、単一数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材を装着した場合、電源投入時に、装着されている印刷用紙部材から送填される印刷用紙の紙種を判別し、該紙種情報に基づいて1回印刷分に必用なインク量を決定、メインインクタンクよりサブインクタンクへ決定されたインク量のインクを供給し、該紙種情報に基づく画像処理、レイアウト処理を行う。前記単一種類印刷用紙部材より単一種の印刷用紙が供給されることを前提とし、電源が切断されるまでRAM(S302)に記憶された紙種情報に基づく印刷制御を行う。
【0060】
これにより、ユーザの手を煩わせることなく、各種印刷用紙に最適な印刷制御を実現できるだけでなく、必要最小限の自動紙種判別を行うことが可能となり、総じて印刷時間の短縮を実現することができる。
【0061】
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
【0062】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2において、単一種類印刷用紙部材を装着した場合、前記印刷用紙部材入れ替え検知手段(S311)によって本印刷装置に装着される印刷用紙部材の入れ替え(挿抜)を検知したことを機に、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動的に紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報に基づいて印刷制御を行う。
【0063】
本実施の形態における概略構成図及び各デジタルカメラ、印刷装置のブロック図は、実施の形態1と同様である(図1〜図3)。
【0064】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の印刷用紙部材判別時の動作についてのアルゴリズムは、実施の形態例1と同様である(図4)。
【0065】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の単一印刷用紙部材が装着されている場合の自動紙種判別時のアルゴリズムは、実施の形態2の自動紙種判別時のアルゴリズム(図6)と同様である。
【0066】
実施の形態2で示した自動紙種判別動作(ステップS601)において、自動紙種検知要因の1つである印刷用紙部材入れ替え検知を機に、自動紙種検知を行っても良い。
【0067】
以上のように、単一数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材を装着した場合、印刷用紙部材入れ替え時に、装着されている印刷用紙部材から送填される印刷用紙の紙種を判別し、該紙種情報に基づいて1回印刷分に必用なインク量を決定、メインインクタンクよりサブインクタンクへ決定されたインク量のインクを供給し、該紙種情報に基づく画像処理、レイアウト処理を行う。前記単一種類印刷用紙部材より単一種の印刷用紙が供給されることを前提とし、再び印刷用紙部材の入れ替えを検知するまで、RAM(S302)に記憶された紙種情報に基づく印刷制御を行う。
【0068】
これにより、ユーザの手を煩わせることなく、各種印刷用紙に最適な印刷制御を実現できるだけでなく、必要最小限の自動紙種判別を行い、総じて印刷時間の短縮を実現することができる。
【0069】
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
【0070】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2において、単一種類印刷用紙部材を装着した場合、前記エラー回復検知手段(S312)によって本印刷装置がエラーから回復したことを検知したとき、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報に基づいて印刷制御を行う。
【0071】
本実施の形態における概略構成図及び各デジタルカメラ、印刷装置のブロック図は、実施の形態1と同様である(図1〜図3)。
【0072】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の印刷用紙部材判別時の動作についてのアルゴリズムは、実施の形態1と同様である(図4)。
【0073】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の単一印刷用紙部材が装着されている場合の、自動紙種判別時のアルゴリズムは、実施の形態2の自動紙種判別時のアルゴリズム(図6)と同様である。
【0074】
実施の形態2で示した自動紙種判別動作(ステップS601)において、エラー回復検知手段(S312)によって、自動紙種検知要因の1つであるエラー回復を検知したとき、自動紙種検知を行っても良い。
【0075】
以上のように、単一数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材を装着した場合、エラー回復時に、装着されている印刷用紙部材から送填される印刷用紙の紙種を判別し、該紙種情報に基づいて1回印刷分に必用なインク量を決定し、メインインクタンクよりサブインクタンクへ決定されたインク量のインクを供給し、該紙種情報に基づく画像処理、レイアウト処理を行う。
【0076】
これにより、エラー回復時に自動的に装着される印刷用紙の紙種を判別することによって、ユーザは印刷用紙の紙種を意識することなく、スムーズに印刷を再開できる。
【0077】
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5について説明する。
【0078】
図3の構成を備えた本実施の形態における印刷装置2において、単一種類印刷用紙部材を装着した場合、前記連続印刷検知手段(S313)によって本印刷装置が連続印刷を構成するデータを受信したことを検知したとき、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報に基づいて印刷制御を行う。但し、ここで言う連続印刷は、異なる印刷ジョブが連続しているものではなく、印刷ジョブが複数集合するもの(例えば、異なる画像を3頁印刷ではなく、同一画像を3頁印刷等)を指す。
【0079】
本実施の形態における概略構成図及び各デジタルカメラ、印刷装置のブロック図は、実施の形態1と同様である(図1〜図3)。
【0080】
図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の印刷用紙部材判別時の動作についてのアルゴリズムは、実施の形態1と同様である(図4)。
【0081】
次に、図3の構成を備えた本実施の形態に係る印刷装置2の単一印刷用紙部材が装着されている場合の、自動紙種判別時の動作を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0082】
先ず、ステップS701では、紙種フラグをOFF(自動紙種判別が未実行であることを示す)にする。
【0083】
ステップS702では、本実施の形態におけるデジタルカメラ1よりデータを受信したか否かを判断する。データ受信であれば、受信したデータをRAM(S302)に記憶し、ステップS703へ、データ受信でなければ、そのまま待機する。
【0084】
ステップS703では、前記連続印刷検知手段(S313)によって、ステップS702おいて記憶された受信データが連続印刷データを構成するものであるか否かを判断する。連続印刷データの開始データであるならば、ステップS704へ、そうでなければ、ステップS706へ遷移する。
【0085】
ステップS704では、自動紙種判別がなされたか否かを示す紙種フラグがONであるか否かを判断する。紙種フラグがON(即ち、自動紙種判別済み)であれば、ステップS708へ、紙種フラグがOFF(即ち、自動紙種判別未実行)であれば、ステップS705へ遷移する。
【0086】
ステップS705では、紙種フラグをON(自動紙種判別済みを示す)にする。
【0087】
ステップS706では、前記自動紙種判別手段(S309)によって自動的に紙種判別し、該自動紙種判別結果として得られる紙種情報をRAM(S302)に記憶する。
【0088】
ステップS707では、ステップS706においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に応じて、1枚印刷に必要となるインク量を決定し、該インク量に基づいてメインインクタンクよりサブインクタンクへインクを供給する。同時に、ステップS706においてRAM(S302)に記憶された紙種情報に基づいて、紙種に応じて処理が異なる画像処理及びレイアウト処理を行う。
【0089】
ステップS708では、ステップS702においてRAM(S302)に記憶されたコマンドを解析する。印刷コマンドであればステップS709へ、排紙命令であればステップS710に遷移する。
【0090】
S709では、ステップS702においてRAM(S302)に記憶された受信データを、ステップS706において記憶された紙種情報に応じ、描画部(S314)によってラスタへ描画し、ステップS702に遷移する。
【0091】
ステップS710では、排紙命令を受けて、前記画像出力部(S306)によってプリンタエンジン部に画像データを出力し、ステップS701に遷移する。
【0092】
ステップS701では、自動紙種判別がなされたことを示す紙種フラグをOFFにし、次のデータを受信待ちし、上記ステップを繰り返す。
【0093】
以上のように、単一種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材を装着した場合、前記連続印刷検知手段(S313)によって、連続ジョブの開始を検知したとき、前記印刷装置に装着されている印刷用紙部材から送填される印刷用紙の紙種を判別し、該紙種情報に基づいて連続印刷分に必用なインク量を決定、メインインクタンクよりサブインクタンクへ決定されたインク量のインクを供給し、該紙種情報に基づく画像処理、レイアウト処理を行う。連続ジョブを構成する2つ目以降の同一データを受信した場合は、自動紙種判別を行わず、連続印刷開始時に記憶した紙情報に基づいて印刷制御を行う。
【0094】
これにより、前記単一種類印刷用紙部材より供給される単一種印刷用紙に対して、必要最小限の自動紙種判別を行い、ユーザの手を煩わせることを防げるだけでなく、各種印刷用紙に最適な印刷制御を実現することができる。
【0095】
<他の実施の形態>
以上説明した実施の形態1〜5において、印刷装置と接続する画像機器は、デジタルカメラに限らず、画像を記憶する手段を具備したことを特徴とする装置であれば、PC、PDA、携帯電話等であっても良い。
【0096】
又、実施の形態1〜5における印刷装置は、インクジェットプリンタに限らず、記録紙に記録する手段を具備したことを特徴とする装置であれば、レーザープリンタ、熱転写式プリンタであっても良い。
【0097】
更に、実施の形態1〜5における自動紙種検知要素は、電源投入、印刷用紙部材入れ替え、エラー回復、連続印刷に限らず、一般に紙種検知を行う要因となるものであれば、自動印刷等であっても良い。
【0098】
又、実施の形態1〜5における個々の自動紙種検知手段(電源投入、印刷用紙部材入れ替え、エラー回復、連続印刷)は、他の実施の形態の自動紙種検知手段を複数組み合わせて用い、その組合せに応じた印刷制御を行っても良い。
【0099】
更に、実施の形態1〜5における紙種判別方法は、紙種によって大きさを異とする穿孔を施し、該穿孔からの判別信号により紙種を判別するものに限らず、紙種を判別できる手段であれば、センサによって紙種を判別する手段であっても良く、印刷用紙部材が有するEEPROMから紙種情報を読取ることによって紙種を判別する手段であっても良く、印刷用紙に付与された符号(バーコード)を読取ることによって紙種を判別する手段であっても良く、印刷用紙の紙厚を測定することによって紙種を判別する手段であっても良い。
【0100】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、単一種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材と、複数種類の印刷を搭載する印刷用紙部材とを装着する手段を有し、ディジタル情報を記録紙に視認可能に記録する記録手段を有する印刷装置において、前記単一種類印刷用紙部材と、前記複数種類印刷用紙部材の何れが装着しているかを判別し、その結果得られた印刷用紙部材の種類によって、自動的に印刷用紙の紙種を判別する機会を最小限とし、それによって、印刷時間が冗長することを防げるという効果が得られる。
【0101】
つまり、複数種類の印刷用紙を搭載した印刷用紙部材を装着している場合は、印刷毎に自動紙種判別を行い、必要最小限のインクを供給、紙種に応じた印刷制御を行い、単一種類の印刷用紙を搭載した印刷用紙部材を装着している場合は、自動用紙種判別要因(電源投入、印刷用紙部材入れ替え、エラー回復、連続印刷等)を検知した時のみ、自動用紙種を判別し、印刷する度に自動紙種判別を行うことによる印刷時間の冗長を防げるという効果が得られる。
【0102】
又、自動印紙種判別を行うことにより、ユーザの手を煩わせることなく、装填された印刷用紙に最適な印刷結果が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの詳細の機能構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における印刷装置の詳細の機能構成を示すブロック図である。
【図4】本発明を適応した実施の形態1〜5を実施する際の印刷用紙部材判別時の動作を示すアルゴリズムである。
【図5】本発明を適応した実施の形態1を実施する際の印刷装置における詳細なアルゴリズムである。
【図6】本発明を適応した実施の形態2〜4を実施する際の印刷装置における詳細なアルゴリズムである。
【図7】本発明を適応した実施の形態5を実施する際の印刷装置における詳細なアルゴリズムである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 印刷装置
3 ケーブル
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 表示器
205 印刷ボタン
206 電源SW
207 プリンタインターフェース
301 CPU
302 RAM
303 受信バッファ
304 電源ユニット
305 表示手段
306 画像出力部
307 プログラムROM
308 印刷用紙部材判別手段
309 自動紙種判別手段
310 電源投入検知手段
311 印刷用紙部材入れ替え検知手段
312 エラー回復検知手段
313 連続印刷検知手段
314 描画部

Claims (5)

  1. 単一種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、単一種類印刷用紙部材と呼ぶ)と、複数種類の印刷用紙を搭載する印刷用紙部材(以下、複数種類印刷用紙部材と呼ぶ)とを装着する手段を有し、ディジタル情報を記録紙に視認可能に記録する記録手段を有する印刷装置において、
    前記単一種類印刷用紙部材と前記複数種類印刷用紙部材の何れか装着しているかを判別する印刷用紙部材判別手段と、前記印刷用紙部材に搭載される個々の印刷用紙の紙種を自動的に判別する自動紙種判別手段と、前記印刷用紙部材判別手段によって複数種類印刷用紙部材が装着されていると判別されるとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする印刷装置。
  2. 更に前記印刷装置の電源投入を検知する電源投入検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって複数種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記電源投入検知手段によって前記印刷装置への電源投入が検知されたとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 更に印刷用紙部材の入替えを検知する印刷用紙部材入替え検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記印刷用紙部材入替え検知手段によって印刷用紙部材入替えを検知されたとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 更に連続印刷の開始であることを検知する連続印刷検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、連続印刷の開始時(1枚目印刷時)、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 更に印刷装置のエラーからの回復を検知するエラー回復検知手段を有し、前記印刷用紙部材判別手段によって単一種類印刷用紙部材が装着されていると判別される場合、前記エラー回復検知手段によってエラー回復を検知したとき、前記自動紙種判別手段によって自動的に紙種を判別し、該自動紙種判別結果に基づく印刷制御を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
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