JP2004155284A - 収納物落下防止装置 - Google Patents

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JP2004155284A
JP2004155284A JP2002321971A JP2002321971A JP2004155284A JP 2004155284 A JP2004155284 A JP 2004155284A JP 2002321971 A JP2002321971 A JP 2002321971A JP 2002321971 A JP2002321971 A JP 2002321971A JP 2004155284 A JP2004155284 A JP 2004155284A
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Susumu Hatta
進 八田
Takao Tsutsui
孝夫 筒井
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Abstract

【目的】シートに設けたアンダーボックスに対して荷物を出し入れ易く、且つ走行中に荷物が車床上に落下することがないようにすることである。
【構成】左右一対のサイドフレーム22の前部にシートクッションSCを起立状に跳上げ可能に連結すると共にシートクッションSCを跳上げることによりシートクッションSCの下方に設けたアンダートレー1が開放され、シートクッションSCの跳上げ状態をロックするロック機構31、32、33、34によって跳上げ状態のシートクッションSCをアンダートレー1内に収容した荷物の落下防止部材としたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のシートの収納物落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用シートには、シートクッションの下方にアンダートレーを前後方向にスライド自在に配設して、アンダートレー内に収納物を出し入れできるようにしたものがある。
【0003】
一方、自動車の助手席上に物品を載置して、この物品が走行中に車床上に落下することがないように、助手席上に落下防止部材を設けたものも開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭63ー189844号公報(第3図)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記シートクッションの下方にアンダートレーを配設したものは、シートクッションの下方に手を差し入れてアンダートレーを前方に引き出して収納物を出し入れする必要がある。従って、収納物の出し入れが面倒になるし、アンダートレーを助手席に設けた場合には、運転席側から収納物の出し入れが行い難い不具合があった。
【0006】
一方、運転席側から前記助手席上に物品を載置することは簡単で便利である。しかし、助手席上の物品を落下防止部材で落下しないようにしても、多数の物品を載置することができない不具合がある。
【0007】
そこで、本発明は運転席側から助手席側に容易に物品を収納又は載置でき、しかも、大量の物品を収納又は載置できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、車体側に設けた左右一対のサイドフレームの前部に、シートクッションを起立状に跳上げ可能に連結すると共にシートクッションの下方にアンダートレーを配設し、跳上げ時のシートクッションをロックするロック機構を前記サイドフレームとシートクッションとの間に設けて、跳上げ状態のシートクッションを前記アンダートレー内の収納物の落下防止部材として利用することを特徴とする構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は、シート(助手席)のシートとしての使用可能状態、図3はシートクッションSCをその前部を回転中心に起立状に跳上げてそのシートクッションSCをアンダートレー1上に載置した荷物の落下防止部材とした状態を各々示す。
【0010】
図2に示すように、跳上げる前のシートクッションSCの下方には、図3に示すアンダートレー1が配設され、このアンダートレー1内に荷物が収納できるように構成されている。
【0011】
アンダートレー1は上部開放状に合成樹脂で形成し、その内部は仕切板15、16によって上下二段状に仕切られており、図中イは下部収納空間部を示し、仕切板15は仕切板16に対して折り畳み可能に連結され、仕切板16は前板17に対して折り畳み自在に連結されている。
【0012】
以上のシートクッションSCは、図3に示すフレーム構造体2に跳上げ可能に連結され、フレーム構造体2は、左右のサイドフレーム22と、このサイドフレーム22を一体に締結するスライドレールのアッパーレール21と、このアッパーレール21が前後方向にスライド自在に嵌合すると共に車床側に固定されるロアレール20とから構成され、前記左右のサイドフレーム22の後部に、リクライニングデバイス(不図示)が取付けられ、このリクライニングデバイスにより、図1、図2に示すシートバックSBが傾動自在に連結される構造である。
図1、図2において、図中4は、アンダートレー1の外側に掛止される樹脂製カバー部材、43はリクライニングデバイスの操作レバーを各々示す。
【0013】
また、左右のサイドフレーム22、22は、前部連結ロッド23と後部連結ロッド25によって一体に連結されており、両サイドフレーム22の内側にはアンダートレー1の底部後側を締結用のブラケット26が溶接されている。
【0014】
そして、前部連結ロッド23には、連結片24、24が一体に固着され、この連結片24、24にアンダーボックス1の底部前側が締結されると共にシートクッションSCが連結される。
【0015】
シートクッションSCは、剛性板から底板に発泡体製のパッドを載置してこれらを表皮材で被覆した構成であり、底板の前側左右には左右一対のブラケット30、30が固着され、この両ブラケット30、30は回転軸31が架設され、回転軸31に対して回転自在に連結されている。従って、シートクッションSCは回転軸31を回転中心に跳上げ可能に取付けられ、回転軸31には前記連結片24、24に一体に締結される固定片35、35が設けてあるため、回転軸31はフレーム構造体1側に固定されている。図中17Aは、アンダートレーの前部に設けたブラケット30収容部を示す。
【0016】
この回転軸31と前記ブラケット30、30側とにロック機構が設けてあり、このロック機構によってシートクッションSCが前記図1、図2の状態に保持(ロック)される。
【0017】
図示するロック機構は、図3、図4、図5に示すように構成されている。
即ち、回転軸31におけるブラケット30、30側に一体に溶接されているセクターギャ32、32と、ブラケット30、30に一端を回動自在にピン34Bで枢着し、先端が前記セクターギャ32、32に係合する係止突部34Aを有するロック片34と、このロック片34をセクターギャ32より離脱させるリリースプレート33とから構成されている。
【0018】
前記各セクターギャ32の周縁には、図4に示すように、シートクッションSCの使用状態において、ロック片34の係止突起34Aが係合する第1ロック部32Bと、図5に示すようにシートクッションSCの跳上げ状態において、前記係止突起34Aが係合する第2ロック部32Aとが各々切欠形成され、前記第1ロック部32Bを使用ロック部とする。
【0019】
ロック片34は、ばね34Dによって係止突部34Aがセクターギャ32方向に付勢されている。また、このロック片34にはピン34Cが突設され、このピン34Cがリリースプレート33に設けた通窓33Aに挿通している。
【0020】
左右のリリースプレート33は、一端をブラケット30に枢支ピン33Bで回動自在に枢着され、他端に設けた通孔33Cにワイヤ36が連結され、ワイヤ36は図3に示すようにシートクッションSCの上面後部側に設けたストラップ37に接続されている。
【0021】
従って、図4のシートクッションSCの使用可能状態において、ストラップ37を引くと、ワイヤ36が引かれてリリースプレート33が、ばね34Dの弾力に抗してセクターギャ32に対して離れる方向に回動する。
そのため、リリースプレート33の通窓33Aに挿通されているロック片34のピン34Cが、リリースプレート33の回動によって回動するため、ロック片34の係止突部34Aがセクターギャ32の第1ロック部32Bから離脱する。
【0022】
これにより、図1に示す状態におけるシートクッションSCのロックが解除されるため、シートクッションSCを回転軸31を回転中心に図2に示すように起立状に跳上げることができる。
【0023】
その際、ロック片34の係止突部34Aは、セクターギャ32の周端縁に摺動するため、セクターギャ32の第2ロック部32Aに係合する。これにより、シートクッションSCは、跳上げ状態にロックされる。
【0024】
このシートクッションSCの跳上げにより、アンダートレー1が開放され、荷物を出し入れできる。
また、このシートクッションSCの跳上げ状態で自動車を走行しても、アンダートレー1内の荷物は、シートクッションSCが衝立状にロックされているため落下防止部材となり、荷物が車床上に落下することがない。
【0025】
なお、図2、図5の跳上げ状態より、再度ストラップ37を引くと、図5のロック状態が解除され、図1、図4の状態に戻る。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、シートクッションの下方にアンダートレーを設け、シートクッションを跳上げることにより、アンダートレー内に収容した荷物を出し入れできるシートにおいて、跳上げシートクッションが荷物の落下防止部材として利用できる。
【0027】
そのため、跳上げシートクッションを助手席に設けたものにおいては、運転席側から簡単に助手席のシートクッションを跳上げ、アンダートレー内に荷物を収容してシートクッションを跳上げた状態で走行できる。
【0028】
従って、アンダートレーを合成樹脂などの防水性部材で形成したものにおいて、運転席側から、雨水が付着した雨傘などを助手席側のアンダートレーに簡単に載置、収容して、走行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を備えたシートのシートとしての使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すシートクッションを跳上げてそのシートクッションを落下防止部材とした状態の斜視図である。
【図3】分解斜視図である。
【図4】図1の状態の要部の断面図である。
【図5】図2の状態の要部の断面図である。
【符号の説明】
SC シートクッション
1 アンダートレー
22 サイドフレーム
32 ロック機構を構成するセクターギャ
33 ロック機構を構成するリリースプレート
34 ロック機構を構成するロック片

Claims (2)

  1. 車体側に設けた左右一対のサイドフレームの前部に、シートクッションを起立状に跳上げ可能に連結すると共にシートクッションの下方にアンダートレーを配設し、跳上げ時のシートクッションをロックするロック機構を前記サイドフレームとシートクッションとの間に設けて、跳上げ状態のシートクッションを前記アンダートレー内の収納物の落下防止部材として利用することを特徴とする収納部落下防止装置。
  2. 前記ロック機構を構成するロックプレートに、シートクッションの使用状態をロックする使用ロック部を設けてなる請求項1記載の収納部落下防止装置。
JP2002321971A 2002-11-06 2002-11-06 収納物落下防止装置 Pending JP2004155284A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010044174A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 ヤンマー株式会社 多目的車両
JP2010269622A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Toyota Boshoku Corp ダブルフォールド式乗物用シート

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