JP2004153785A - 携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム - Google Patents

携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 施設内に入場する人の携帯端末装置のみを必ず電源OFFとすることが可能な設定内容変更システムを提供する。
【解決手段】 携帯端末装置1はチケット情報を基地局3及びネットワーク100を介してチケット発行サーバ4から取得し、その情報を、内蔵する非接触型ICカードに保存する。携帯端末装置1はコンサート会場やホール、スタジアム等のゲートに設置されたリーダライタ2にかざされると、携帯端末装置1の設定内容が非接触型ICカードを介してリーダライタ2からの情報で自動的に書換えられ、携帯端末装置1の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)が変更された状態となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯端末装置における電源のON/OFF設定を変更する方法に関する。
従来、携帯端末装置においては、その使用場所での制限、例えば電車、駅構内、劇場、病院等の公共施設での制限(電源OFF等の制限)が呼び掛けられているが、携帯端末装置の普及に伴って、回りの人に不快感を与える等のマナー違反による迷惑行為が増加している。また、医療電気機器等への電波の影響を考慮すると、ただのマナー違反のレベルではすまされない。
このような携帯端末装置の使用に制約のある場所(公共施設)に入る際、ユーザ自身が携帯端末装置の電源をOFFにしたり、マナーモードに設定しなければならないことが、迷惑行為の増加に拍車をかけている。
そのため、公共の場所(公共施設)への入場の際に携帯端末装置の電源OFFやマナーモード設定を自動的に行う方法としては、電磁波検出時に音波信号を発生させて携帯端末装置の電源をOFFする方法(例えば、特許文献1参照)、止まり木チャネルにモード変更命令を挿入してそのモード変更命令で電源OFFやマナーモードONの制御を行わせる方法(例えば、特許文献2参照)、音声信号のレベルやその内容に応じて受信不可とする方法(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
特開2000−332676号公報(第3〜5頁、図1) 特開2001−78263号公報(第4頁、図1) 特開2002−158761号公報(第3頁、図1)
上述した従来の携帯端末装置では、公共の場所(公共施設)への入場の際に携帯端末装置の電源OFFやマナーモード設定を自動的に行わせるために、音波信号を発生させる機器や止まり木チャネルにモード変更命令を挿入する機器を公共の場所(公共施設)に設置したり、携帯端末装置自体の高機能化(例えば、音声認識機構の内蔵)を図らなければならない。
上記の特許文献1,2に記載の技術では必ずしも施設内に入場する人の携帯端末装置のみを電源OFFとすることができるとは限らず、施設内に入場しない人の携帯端末装置も電源OFFにしてしまう可能性がある。また、特許文献3に記載の技術では施設内に入場する人の携帯端末装置を必ず電源OFFにできるとは限らず、レベルの誤検出や音声信号の内容の誤認識が生ずる可能性もある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、施設内に入場する人の携帯端末装置のみを必ず電源OFFとすることができる携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による携帯端末装置は、微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスと、前記非接触型ICデバイスを介して受信した前記外部機器からの情報を基に内部モードに対応する自装置のオン/オフ動作を変更する手段とを備えている。
本発明による携帯端末設定内容変更システムは、認証情報を発行する上位装置と、
前記上位装置からの認証情報を蓄積する非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスと、前記非接触型ICデバイスを介して受信した情報を基に内部モードに対応する自装置のオン/オフ動作を変更する手段とを含む携帯端末装置と、
前記非接触型ICデバイスとの間で微弱電波にて情報の送受信を行いかつ前記認証情報にて正常と認証した時に前記内部モードに対応する前記携帯端末装置のオン/オフ動作を指示する情報を前記非接触型ICデバイスに送信する外部機器とを備えている。
本発明による携帯端末設定内容変更方法は、微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する携帯端末装置内蔵の非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスを介して前記外部機器からの情報を受信するステップと、その受信した情報を基に内部モードに対応する携帯端末装置のオン/オフ動作を変更するステップとを備えている。
本発明による携帯端末設定内容変更方法のプログラムは、コンピュータに、微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する携帯端末装置内蔵の非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスを介して前記外部機器からの情報を受信する処理と、その受信した情報を基に内部モードに対応する携帯端末装置のオン/オフ動作を変更する処理とを実行させている。
すなわち、本発明の携帯端末装置は、非接触カード機能を内蔵し、予めチケット発行サーバや認証局(CA:Certificate Authority)から取得して非接触IC(Integrated Circuit)カードや非接触ICチップ等の非接触デバイス機能に格納したチケット情報や電子証明書情報を使用し、コンサート会場やホールのゲート、及び改札等を通過する際に、リーダライタ内蔵のゲートや改札等を通過したことを非接触デバイスが感知して自装置の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)を自動的に変更することを特徴とする。
これによって、本発明の携帯端末装置では、制限のある場所で自装置の設定を自動的に切替えることが可能となるので、施設内に入場する人の携帯端末装置のみを必ず電源OFFやマナーモードの設定等にすることが可能となる。
本発明の携帯端末装置は、微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する非接触型ICデバイスと、非接触型ICデバイスを介して受信した外部機器からの情報を基に内部モードに対応する自装置のオン/オフ動作を変更する手段とを設けることによって、施設内に入場する人の携帯端末装置のみを必ず電源OFFとすることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による携帯端末装置は端末操作に対する操作を受付ける操作部11と、必要な情報を表示する表示部12と、信号音やバイブレーションにて各種通知を報知する報知部13と、非接触型IC(Integrated Circuit:集積回路)カード15と、無線通信の送受信を行う送受信部16と、端末の動作に必要なプログラム(コンピュータで実行可能なプログラム)や設定を保持するメモリ17と、メモリ17のプログラムを実行してそれら各部の動作を制御する制御部14とから構成されている。
図2は図1に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作を示す図であり、図3は図2に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作の仕組みを示す図であり、図4は図3に示す変更動作の仕組みにおける信号のやりとりを示すシーケンスチャートであり、図5は図1に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の一実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作について説明する。尚、図5に示す処理は制御部14がメモリ17のプログラムを実行することで実現される。
以下、携帯端末装置1に内蔵した非接触型ICカード15を利用し、携帯端末装置1の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)を変更するという一連のユーザ動作について説明する。尚、本実施例においてはコンサート会場やホール、スタジアム等の入場券(チケット)を必要とし、その入場券(チケット)の情報(例えば、開始時間、座席番号等)を非接触型ICカード15に保存しておくものとする。
この場合、携帯端末装置1の所有者(使用者)は予めコンサート会場やホール、スタジアム等の入場券(チケット)を予約購入し、その入場券(チケット)の情報を携帯端末装置1によって基地局3及びネットワーク100を介してチケット発行サーバ4から取得し、その情報を非接触型ICカード15に保存する[図2の(a)参照]。
携帯端末装置1の所有者(使用者)は予約した日にコンサート会場やホール等に出かけ、コンサート会場やホール、スタジアム等のゲートに設置されたリーダライタ2に、その非接触型ICカード15を内蔵した携帯端末装置1をかざすと[図2の(b)参照]、携帯端末装置1の設定内容がリーダライタ2からの情報で自動的に書換えられ[図2の(c)参照]、携帯端末装置1の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)が変更された状態となる。
つまり、コンサート会場やホール、スタジアム等では実行されるコンサートやライブ、試合、演目内容(演劇や朗読、落語等)に支障が出なければよいため、携帯端末装置1の設定としては最低限、着信時に無音状態となるマナーモードが設定されていればよく、携帯端末装置1にはリーダライタ2からの情報でマナーモードが設定されることとなる。
これによって、本実施例では制限のある場所で携帯端末装置1の設定を自動的に切替えることが可能となるので、施設内に入場する人の携帯端末装置1のみを必ず電源OFFやマナーモードの設定等にすることができる。しかも、本実施例では、携帯端末装置1の設定の書換えを、コンサート会場やホール、スタジアム等への入場者チェックと同時に行うことができる。
また、本実施例では、コンサート会場やホール、スタジアム等のゲートにリーダライタ2を設置すればよいため、簡易な施設で、制限のある場所で携帯端末装置1の設定を自動的に切替えることができる。
上述した携帯端末装置1内の設定をリーダライタ2によって変更する仕組みについて、図3及び図4を参照して説明する。ここで、携帯端末装置1の所有者(使用者)は『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』を予め操作部11を操作して携帯端末装置1に設定しておくものとする。
この設定が行われている携帯端末装置1をリーダライタ2に近付けたり、接触させると、リーダライタ2側からはチケット情報を持った携帯端末装置1かどうかを確認する信号(チケット情報確認信号)a1が携帯端末装置1に送信される。
携帯端末装置1ではチケット情報が非接触型ICカード15に保存されている場合、そのチケット情報a2をリーダライタ2に返信する。そこで、リーダライタ2はチケット情報の認証を行い(図4のa3参照)、認証が成立すると、自動モード変更に対応しているという情報の信号(自動モード変更対応情報)a4を非接触型ICカード15に送る。
非接触型ICカード15はその信号を得ると、リーダライタ2に、モードON/OFFの情報を取得するためにモードON/OFF情報取得要求a5を送る。リーダライタ2側ではその要求に応答して携帯端末装置1の設定(モード)のON/OFFを切替える信号(モードON/OFF情報)a6を非接触型ICカード15に送る(図3のa参照)。非接触型ICカード15はそのモードON/OFF情報を受信すると、モードON/OFF情報を携帯端末装置1の制御部14に送る(図3のb参照)。
続いて、携帯端末装置1の内部で行われている動作について、図5を参照して説明する。携帯端末装置1において、制御部14は非接触型ICカード15から送信された設定のON/OFF情報を正常に受信すると(図5ステップS1)、『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』のON/OFF切替えを実行し(図5ステップS2)、その設定状態をメモリ17に保存する(図5ステップS3)。
また、制御部14はそのモードに切替えられたことを表示部12に表示させるとともに(図5ステップS4)、そのモードに設定中であることを表示部12に表示する(図5ステップS5)。
このように、本実施例では、携帯端末装置1に対して使用制約のある場所、つまりコンサート会場やホール、スタジアム等に入場する際に、『自動的に電波をOFFにする』等の機能を一つ一つ設定しなくても、携帯端末装置1をリーダライタ2にかざすだけで、自動的に切替えることができる。
これは非接触型ICカード15とリーダライタ2との間で情報をやりとりすることで携帯端末装置1の機能を切替えており、一括でその状況にあった機能に変更することができる。また、本実施例では、制約のある場所に入場する毎にユーザ操作を行う必要がなくなるので、設定のし忘れや解除のし忘れを防ぐことができる。ここで、入場時に設定変更した内容を解除する場合には、退場時に携帯端末装置1をリーダライタ2に再度かざせばよい。
尚、本実施例では、コンサート会場やホール、スタジアム等に入場する場合について述べたが、入場券(チケット)の予約購入を必要とする飛行機、映画館、電車等にも適用可能であり、診察券等を発行する病院等にも適用することができる。
図6は本発明の他の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作を示す図であり、図7は図6に示す変更動作の仕組みにおける信号のやりとりを示すシーケンスチャートである。本発明の他の実施例ではチケット発行サーバ2の代わりに電子証明書の発行を行う認証局(CA:Certificate Authority)5を設置した以外は図2に示すシステム構成と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
また、本発明の他の実施例による携帯端末装置の構成は図1に示す本発明の一実施例による携帯端末装置1と同様の構成となっている。これら図1と図6と図7とを参照して本発明の他の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作について説明する。
以下、携帯端末装置1に内蔵した非接触型ICカード15を利用し、携帯端末装置1の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)を変更するという一連のユーザ動作について説明する。尚、本実施例においてはコンサート会場やホール、スタジアム等に入場する際に、予め携帯端末装置1の所有者(使用者)が認証局5に登録しておき、認証局5から発行される電子証明書を非接触型ICカード15に保存しておくものとする。
この場合、携帯端末装置1の所有者(使用者)は携帯端末装置1によって、認証局5から発行される電子証明書を、基地局3及びネットワーク100を介して取得しておき、その情報を非接触型ICカード15に保存しておく[図6の(d)参照]。
携帯端末装置1の所有者(使用者)はコンサート会場やホール、スタジアム等のゲートに設置されたリーダライタ2に、その非接触型ICカード15を内蔵した携帯端末装置1をかざすと[図6の(e)参照]、携帯端末装置1の設定内容がリーダライタ2からの情報で自動的に書換えられ[図6の(f)参照]、携帯端末装置1の設定(電源のON/OFFやマナーモード設定)が変更された状態となる。
つまり、コンサート会場やホール、スタジアム等では実行されるコンサートやライブ、試合、演目内容(演劇や朗読、落語等)に支障が出なければよいため、携帯端末装置1の設定としては最低限、着信時に無音状態となるマナーモードが設定されていればよく、携帯端末装置1にはリーダライタ2からの情報でマナーモードが設定されることとなる。
これによって、本実施例では制限のある場所で携帯端末装置1の設定を自動的に切替えることが可能となるので、施設内に入場する人の携帯端末装置1のみを必ず電源OFFやマナーモードの設定等にすることができる。また、本実施例では、コンサート会場やホール、スタジアム等のゲートにリーダライタ2を設置すればよいため、簡易な施設で、制限のある場所で携帯端末装置1の設定を自動的に切替えることができる。
上述した携帯端末装置1内の設定をリーダライタ2によって変更する仕組みについて、図7を参照して説明する。ここで、携帯端末装置1の所有者(使用者)は『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』を予め操作部11を操作して携帯端末装置1に設定しておくものとする。
この設定が行われている携帯端末装置1をリーダライタ2に近付けたり、接触させると、リーダライタ2側からは電子証明書情報を持った携帯端末装置1かどうかを確認する信号(証明書情報確認信号)a11が携帯端末装置1に送信される。
携帯端末装置1では証明書情報が非接触型ICカード15に保存されている場合、その証明書情報(電子証明書)a12をリーダライタ2に返信する。そこで、リーダライタ2は証明書情報の認証を行い(図7のa13参照)、認証が成立すると、自動モード変更に対応しているという情報の信号(自動モード変更対応情報)a14を非接触型ICカード15に送る。
非接触型ICカード15はその信号を得ると、リーダライタ2に、モードON/OFFの情報を取得するためにモードON/OFF情報取得要求a15を送る。リーダライタ2側ではその要求に応答して携帯端末装置1の設定(モード)のON/OFFを切替える信号(モードON/OFF情報)a16を非接触型ICカード15に送る。非接触型ICカード15はそのモードON/OFF情報を受信すると、モードON/OFF情報を携帯端末装置1の制御部14に送る。
このように、本実施例では、携帯端末装置1に対して使用制約のある場所、つまりコンサート会場やホール、スタジアム等に入場する際に、『自動的に電波をOFFにする』等の機能を一つ一つ設定しなくても、携帯端末装置1をリーダライタ2にかざすだけで、自動的に切替えることができる。
これは非接触型ICカード15とリーダライタ2との間で情報をやりとりすることで携帯端末装置1の機能を切替えており、一括でその状況にあった機能に変更することができる。また、本実施例では、制約のある場所に入場する毎にユーザ操作を行う必要がなくなるので、設定のし忘れや解除のし忘れを防ぐことができる。ここで、入場時に設定変更した内容を解除する場合には、退場時に携帯端末装置1をリーダライタ2に再度かざせばよい。
しかも、本実施例では、携帯端末装置1が正当なものであることを認証局5から発行される電子証明書で確認することができるので、その電子証明書を用いて上述したチケット情報の暗号化も可能となる。
尚、本実施例では、コンサート会場やホール、スタジアム等に入場する場合について述べたが、入場券(チケット)の予約購入を必要とする飛行機、映画館、電車等にも適用可能であり、診察券等を発行する病院等にも適用することができる。
図8は本発明の別の実施例によるモード毎の設定内容を示す図であり、図9は本発明の別の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作を示すフローチャートである。本発明の別の実施例による携帯端末装置の構成は図1に示す本発明の一実施例による携帯端末装置1と同様の構成となっており、本発明の別の実施例のシステム構成は図2に示す本発明の一実施例のシステム構成と同様となっている。これら図1と図8と図9とを参照して本発明の他の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作について説明する。尚、図9に示す処理は制御部14がメモリ17のプログラムを実行することで実現される。
本実施例では、携帯端末装置1で『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』を複数もつことで、その状況にあったモードに切替える方法に応用したものである。この指定のモードの切替え設定への動作について図1と図8と図9とを参照して説明する。
まず、携帯端末装置1で『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』を病院モード、電車モード、コンサートモード(ロック、クラッシック等)等、操作部11を操作して複数設定しておく。尚、以下の説明では、図8に示すように、mode#1(:病院モード)とmode#2(:コンサートモード)との2つのモードが携帯端末装置1にプリセットされており、それらの情報がメモリ17に保存されているものとする。これらのモードはユーザによって設定の変更が可能となっている。
図8においては、mode#1(:病院モード)の場合、音量関係がOFFに、バイブレーションがOFFに、オフラインがONにそれぞれ設定されており、mode#2(:コンサートモード)の場合、音量関係がOFFに、バイブレーションがONに、オフラインがOFFにそれぞれ設定されている。
上記の音量関係機能、バイブレーション機能の動作は報知部13で行われ、オフライン機能の動作は送受信部16にて行われ、報知部13及び送受信部16の制御は制御部14にて行われる。
上記のようなモードの設定がされている携帯端末装置1をリーダライタ2に近付けたり、接触させたりすると、リーダライタ2は指定されたモード(mode#2)のON/OFF情報を非接触型ICカード15に送る。非接触型ICカード15はその情報を制御部14に送る。
制御部14は非接触型ICカード15から指定されたモード(mode#2)のON/OFF情報を受信すると(図9ステップS11)、指定されたモード(mode#2)がメモリ17に保存されていれば(図9ステップS12)、そのモード(mode#2)のON/OFFを切替える(図9ステップS13)。
また、制御部14は指定されたモード(mode#2)がメモリ17に保存されていない場合(図9ステップS12)、複数の設定をもっていなければ(図9ステップS17)、搭載されているその一つのモードのON/OFFを切替え(図9ステップS18)。
制御部14は複数の設定をもっているものの(図9ステップS17)、指定されたモードがなければ、mode#1(一番制約が厳しいモード)のON/OFFを切替える(図9ステップS19)。
上記の処理の後に、制御部14は指定された設定状態をメモリ17に保存し(図9ステップS14)、そのモードに切替えられたことを表示部12に表示させるとともに(図9ステップS15)、そのモードに設定中であることを表示部12に表示する(図9ステップS16)。
これによって、本実施例では、携帯端末装置1で『制限のある場所モード(複数の設定を一括で管理できるモード)』を複数もつことで、その状況にあったモードに切替えることができる。
尚、上述した各実施例においては、携帯端末装置に内蔵され外部機器であるリーダライタと通信が実行される非接触型ICデバイスとして、非接触型ICカードを用いている。しかしながら、本発明における非接触型ICデバイスは、カードに限らず、非接触ICチップ等の他の形態のICデバイスを使用しても良い。
非接触型ICチップを使用する場合には、非接触型ICチップに光送受信素子や電磁波送受信素子を設け、光信号や電磁波信号のやり取りによって非接触ICチップと外部機器(リーダライタ)との間で図4及び図7に示す信号シーケンスの実行と、図8に示すmodeのON/OFF情報のやり取りとが行われる。本発明の場合、非接触型ICデバイスと外部機器との間の通信は、赤外線を含む光信号や電磁波信号等を利用し、非接触型ICデバイスと外部機器とにそれぞれ設けた非接触型通信手段を介して実行されていれば良い。
また、本発明において、図1に示す携帯端末装置は、制御部14にカメラが接続されているカメラ付き携帯端末装置であっても良い。この場合には、カメラのON/OFFが外部機器を介して制御できるように、例えば図8に示すmodeのON/OFFにカメラのON/OFFを追加すれば良い。
上述した説明では、チケット情報や証明書情報を用いる場合について述べたが、予め設定された機関(公的機関や民間機関)で発行される会員情報等に用いることも可能であり、本発明はこれに限定されない。
本発明の一実施例による携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作を示す図である。 図2に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作の仕組みを示す図である。 図3に示す変更動作の仕組みにおける信号のやりとりを示すシーケンスチャートである。 図1に示す携帯端末装置の設定内容の変更動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作を示す図である。 図6に示す変更動作の仕組みにおける信号のやりとりを示すシーケンスチャートである。 本発明の別の実施例によるモード毎の設定内容を示す図である。 本発明の別の実施例による携帯端末装置の設定内容の変更動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末装置
2 リーダライタ
3 基地局
4 チケット発行サーバ
5 認証局
11 操作部
12 表示部
13 報知部
14 制御部
15 非接触型ICカード
16 送受信部
17 メモリ
100 ネットワーク

Claims (19)

  1. 微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスと、前記非接触型ICデバイスを介して受信した前記外部機器からの情報を基に内部モードに対応する自装置のオン/オフ動作を変更する手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記外部機器は、前記非接触型ICデバイスに対して情報の読出し書込みが可能なリーダライタであり、前記リーダライタと前記非接触ICデバイスとの間で前記内部モードに関する通信を行い、その情報を自装置の動作に反映することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 各々自装置の各種動作のオン/オフ状態が予め設定された複数の内部モードを持ち、前記外部機器から指定された内部モードに対応する動作のオン/オフ状態を変更することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記内部モードは、少なくとも電源と音量とバイブレーションとオフラインとについてのオン/オフ状態を設定自在としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯端末装置。
  5. 前記上位装置は、施設への入場を認証するためのチケット情報を発行するチケット発行サーバであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯端末装置。
  6. 前記上位装置は、電子証明書を発行する認証局であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯端末装置。
  7. 認証情報を発行する上位装置と、
    前記上位装置からの認証情報を蓄積する非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスと、前記非接触型ICデバイスを介して受信した情報を基に内部モードに対応する自装置のオン/オフ動作を変更する手段とを含む携帯端末装置と、
    前記非接触型ICデバイスとの間で微弱電波にて情報の送受信を行いかつ前記認証情報にて正常と認証した時に前記内部モードに対応する前記携帯端末装置のオン/オフ動作を指示する情報を前記非接触型ICデバイスに送信する外部機器とを有することを特徴とする携帯端末設定内容変更システム。
  8. 前記外部機器は、前記非接触型ICデバイスに対して情報の読出し書込みが可能なリーダライタであり、前記リーダライタと前記非接触ICデバイスとの間で前記内部モードに関する通信を行い、その情報を自装置の動作に反映することを特徴とする請求項7記載の設定内容変更システム。
  9. 前記携帯端末装置は、各々自装置の各種動作のオン/オフ状態が予め設定された複数の内部モードを持ち、前記外部機器から指定された内部モードに対応する動作のオン/オフ状態を変更することを特徴とする請求項7または請求項8記載の携帯端末設定内容変更システム。
  10. 前記内部モードは、少なくとも電源と音量とバイブレーションとオフラインとについてのオン/オフ状態を設定自在としたことを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載の携帯端末設定内容変更システム。
  11. 前記上位装置は、施設への入場を認証するためのチケット情報を発行するチケット発行サーバであることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載の携帯端末設定内容変更システム。
  12. 前記上位装置は、電子証明書を発行する認証局であることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載の携帯端末設定内容変更システム。
  13. 微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する携帯端末装置内蔵の非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスを介して前記外部機器からの情報を受信するステップと、その受信した情報を基に内部モードに対応する携帯端末装置のオン/オフ動作を変更するステップとを有することを特徴とする携帯端末設定内容変更方法。
  14. 前記外部機器は、前記非接触型ICデバイスに対して情報の読出し書込みが可能なリーダライタであり、前記リーダライタと前記非接触ICデバイスとの間で前記内部モードに関する通信を行い、その情報を自装置の動作に反映することを特徴とする請求項13記載の携帯端末設定内容変更方法。
  15. 各々自装置の各種動作のオン/オフ状態が予め設定された複数の内部モードを持ち、前記外部機器から指定された内部モードに対応する動作のオン/オフ状態を変更することを特徴とする請求項13または請求項14記載の携帯端末設定内容変更方法。
  16. 前記内部モードは、少なくとも電源と音量とバイブレーションとオフラインとについてのオン/オフ状態を設定自在としたことを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載の携帯端末設定内容変更方法。
  17. 前記上位装置は、施設への入場を認証するためのチケット情報を発行するチケット発行サーバであることを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか記載の携帯端末設定内容変更方法。
  18. 前記上位装置は、電子証明書を発行する認証局であることを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか記載の携帯端末設定内容変更方法。
  19. コンピュータに、微弱電波にて外部機器との情報の送受信を行いかつ上位装置からの認証情報を蓄積する携帯端末装置内蔵の非接触型IC(Integrated Circuit)デバイスを介して前記外部機器からの情報を受信する処理と、その受信した情報を基に内部モードに対応する携帯端末装置のオン/オフ動作を変更する処理とを実行させるためのプログラム。
JP2003298075A 2002-10-09 2003-08-22 携帯端末装置、携帯端末設定内容変更システム及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム Pending JP2004153785A (ja)

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