JP4444026B2 - 電子チケットシステム、電子チケット発行装置、電子チケット確認装置、携帯通信装置、携帯通信装置の制御方法、携帯通信装置の制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子チケットシステム、電子チケット発行装置、電子チケット確認装置、携帯通信装置、携帯通信装置の制御方法、携帯通信装置の制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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本発明は、チケットを電子的に取り扱う電子チケットシステム、電子チケット発行装置、電子チケット確認装置、携帯通信装置、携帯通信装置の制御方法、携帯通信装置の制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
現在、FeliCa(登録商標)搭載の携帯電話機等のように、非接触ICを搭載した携帯通信装置が発表されている。そして、このような非接触ICを搭載した携帯通信装置を用いた電子チケットシステムとして、電車の切符を電子チケットとし、自動券売機または公衆回線網を通じて携帯電話機に搭載された非接触ICに書き込み、その非接触ICと自動改札機とのデータ通信によって電子チケットを確認し、自動改札機のゲートを開くようにしたものが提案されている(特許文献1)。
また、非接触ICを搭載した携帯通信装置を用いたゲートシステムとして、ゲートを通過したことを携帯通信装置が認識したときに、公衆回線網との接続を行うための無線部への電力供給を停止し、電車内や病院内等のように他人に迷惑がかかるような場所において、電話機能やメール機能を停止させるようにしたものが提案されている(特許文献2)。
特開2002−92671号公報(公開日:平成14年3月29日) 特開平10−191454号公報(公開日:平成10(1998)年7月21日)
近年、携帯電話機の電波による医療機器への影響や、周囲の人に対する騒音が問題となっており、さらにカメラ付き携帯電話機による映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴なども問題となっている。しかし、現状では、所有者が自主的に携帯電話機などの電源を切るしか対処の方法がなく、実際には、あまりマナーが守られていない。
上述したゲートシステム(特許文献2)によれば、管理者側で電話機能やメール機能を停止させることができるため、携帯電話機の電波による医療機器への影響、周囲の人に対する騒音問題を解決することができる。しかしながら、カメラ付き携帯電話機による映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴の問題を解決することはできない。また、ゲート内では常に電話機能やメール機能が停止されるため、例えば、コンサート会場内で待ち合わせする場合や迷子になった場合に連絡を取ることができないといった問題点があった。
以上のように、携帯電話機等にかかる医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などの問題を、使い勝手の低下を抑制しつつ解決することが求められていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、チケット発行側がユーザ側の電子チケットを格納した携帯通信装置の機能を柔軟に制御することができる電子チケットシステム、電子チケット発行装置、電子チケット確認装置、携帯通信装置、携帯通信装置の制御方法、携帯通信装置の制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子チケットシステムは、チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置とを含む電子チケットシステムであって、上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、携帯通信装置は、電子チケット発行装置が発行した電子チケット情報に含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。よって、施設やイベント等の管理者は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい時間帯を指定した情報を電子チケット情報に含ませればよい。したがって、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側で制御することができる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置の停止させる機能を指定した禁止機能情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止機能情報で指定された機能を停止させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯通信装置は、電子チケット発行装置が発行した電子チケット情報に含まれる禁止機能情報に基づいて、当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。すなわち、停止させる機能を電子チケット発行装置から指定することができる。よって、施設やイベント等の管理者は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい機能を指定した情報を電子チケット情報に含ませればよい。したがって、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側でより柔軟に制御することができる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、ユーザの入場時に上記携帯通信装置が格納している上記電子チケット情報を確認する電子チケット確認装置をさらに含み、上記携帯通信装置は、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ユーザの入場時に携帯通信装置が格納している電子チケット情報を電子チケット確認装置が確認し、その後、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。よって、入場者が情報端末装置持する携帯通信装置が備える機能を的確に停止させることができる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、ユーザの退場時に上記携帯通信装置が格納している上記電子チケット情報を確認する電子チケット確認装置をさらに含み、上記携帯通信装置は、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、停止させていた機能を再開させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、ユーザの退場時に携帯通信装置が格納している電子チケット情報を電子チケット確認装置が確認し、その後、携帯通信装置の停止していた機能を再開させることができる。よって、携帯通信装置の機能停止が管理領域外にまでおよぶことを防止できる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、上記携帯通信装置は、停止させていた機能を、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて再開させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯通信装置は、備える機能の一部または全部を停止している機能を、電子チケット発行装置が発行した電子チケット情報に含まれる禁止時間情報に基づいて、再開させることができる。よって、携帯通信装置の機能停止が管理時間外にまでおよぶことを防止できる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、上記電子チケット確認装置は、上記携帯通信装置に時間情報を送信するものであり、上記携帯通信装置は、上記電子チケット確認装置から受信した上記時間情報に基づいて、内蔵時計の時刻を修正するとともに、当該内蔵時計の時刻をユーザが修正する機能を停止させるものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯通信装置は、電子チケット確認装置からの時間情報に基づいて時刻修正を行うとともに、手動で時刻修正を行う機能を停止する。よって、携帯通信装置は、管理者側の管理領域において正常な時刻を計時することになる。したがって、不正行為による禁止機能の解除を防止することができ、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において確実に制御することができる。
さらに、本発明に係る電子チケットシステムは、上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置に保持された上記電子チケット情報の修正指示を送信するものであり、上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記禁止時間情報の修正指示に基づいて、保持している上記電子チケット情報を修正するものであることを特徴としている。
上記の構成によれば、さらに、携帯通信装置は、電子チケット発行装置から修正指示があったとき、その修正指示に基づいて電子チケット情報に含まれる禁止時間情報および/または禁止機能情報を修正することができる。これにより、例えば映画やコンサートの開始時間が延期した場合にも対処することができる。
また、本発明に係る電子チケット発行装置は、上述の電子チケットシステムを構成するものである。
また、本発明に係る電子チケット確認装置は、上述の電子チケットシステムを構成するものである。
また、本発明に係る携帯通信装置は、チケット情報を含む電子チケット情報を格納する情報格納部と、時計部と、上記電子チケット情報から当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を抽出する情報抽出部と、上記禁止時間情報と上記時計部で計時される時間情報とに基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる機能制限部と、を備えることを特徴としている。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、上記情報抽出部は、上記電子チケット情報から当該携帯通信装置の停止させる機能を指定した禁止機能情報を抽出するものであり、上記機能制限部は、上記禁止機能情報で指定された機能を停止させるものであることを特徴としている。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、上記機能制限部は、ユーザの入場後に、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであることを特徴としている。なお、入場の検出は、電子チケット確認装置により電子チケット情報を確認することによって行ってもよいし、携帯通信装置が備えるスイッチ等を手動によって操作することによって行ってもよい。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、上記機能制限部は、ユーザの退場後に、停止させていた機能を再開させるものであることを特徴としている。なお、退場の検出は、電子チケット確認装置により電子チケット情報を確認することによって行ってもよいし、携帯通信装置が備えるスイッチ等を手動によって操作することによって行ってもよい。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、上記機能制限部は、停止させていた機能を、上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報と上記時計部で計時される時間情報とに基づいて再開させるものであることを特徴としている。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、上記時計部の時刻をユーザが修正する機能を停止させる時計制御部を備えることを特徴としている。
さらに、本発明に係る携帯通信装置は、通話機能、メール機能、カメラ機能、ボイスレコード機能の少なくともいずれか一つを備え、該備える機能を上記機能制限部が停止させることを特徴としている。
さらに、本発明に係る携帯通信装置の制御方法は、チケット情報を含む電子チケット情報を情報格納部に格納するステップと、上記電子チケット情報から当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を抽出するステップと、上記禁止時間情報と時計部で計時される時間情報とに基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるステップと、を含むことを特徴としている。
なお、上記電子チケットシステムを構成する各装置、すなわち、電子チケット発行装置、電子チケット確認装置、携帯通信装置は、それぞれコンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各装置の所定の各機能手段として動作させることにより上記各装置をコンピュータにて実現させる上記各装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る電子チケットシステムは、電子チケット発行装置は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を電子チケット情報に含めて送信するものであり、携帯通信装置は、電子チケット発行装置から受信した電子チケット情報に含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものである。
これにより、施設やイベント等の管理者は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい時間帯の情報を電子チケット情報に含ませることによって、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。それゆえ、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側で制御することができるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態について図1から図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図2は、本発明の一実施の形態である電子チケットシステム500の構成を示す説明図である。
図2に示すように、電子チケットシステム500は、電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300を少なくとも含んで構成されている。
電子チケット発行装置100と電子チケット確認装置200とは、LAN501を介して接続されている。また、電子チケット発行装置100と基地局511とは、電話回線網512を用いた音声経路およびインターネット網513を用いたデータ経路によって接続されている。また、携帯通信装置300と電子チケット発行装置100とは、基地局511、および電話回線網512またはインターネット網513を介して接続されている。また、携帯通信装置300と電子チケット確認装置200とは、無線により直接接続されている。
電子チケットシステム500では、電子チケット発行装置100が電子チケットを発行する。また、携帯通信装置300が電子チケット発行装置100で発行された電子チケットを受信する。電子チケット確認装置200が携帯通信装置300に格納された電子チケットを確認する。
そして、電子チケットシステム500では、電子チケット発行装置100が、禁止機能情報および禁止時間情報を含む電子チケットを発行する一方、携帯通信装置300が、電子チケット確認装置200によって電子チケットの確認を受けた後、電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて携帯通信装置300が備える機能の一部または全部を停止させる。なお、携帯通信装置300としては、例えば、携帯電話機、カメラ付き携帯電話機、ボイスレコーダ付き携帯電話機が利用できる。そして、それぞれの通話機能またはメール機能、カメラ機能、ボイスレコード機能を、電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて停止させることができる。
図3は、電子チケットシステム500を構成する携帯通信装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、携帯通信装置300は、第1アンテナ1、無線部2、通信制御部3、信号処理部4、スピーカ5、マイク6、撮像部7、発光部8、画像処理部9、第1メモリ10、表示ドライバ11、表示部12、第2メモリ13、操作部14、第2アンテナ15、非接触ICモジュール16、非接触IC制御部17、主制御部18、内蔵時計(時計部)19を備えて構成されている。
ここで、第1メモリ10は、バッファ的な役割を果たすものであり、第2メモリ13は、フラッシュメモリのように恒久的にデータを蓄積する役割を果たすものである。なお、携帯通信装置300の記憶装置である第1メモリ10および第2メモリ13は、携帯通信装置300の仕様に応じて構成を適宜変更可能であり、例えば、一体として設けてもよい。
そして、このように構成された携帯通信装置300は、以下のように、通話機能、ボイスレコード機能、メール機能、カメラ機能などを有している。
まず、携帯通信装置300では、通信制御部3による送受信制御のもとに、無線部2が第1アンテナ1を介して基地局511との信号の送受信を行い、信号処理部4が無線部2で送受信される信号に所定の信号処理を施す。これによって、基地局511を介して相手側装置から送信されてくる音声をスピーカ5から出力したり、マイク6から入力される音声を基地局511を介して相手側装置に送信するようになっている。すなわち、いわゆる通話機能が実現されている。
また、携帯通信装置300では、信号処理部4によって処理される音声データを、操作部14からの操作指示に基づいて第2メモリ13に格納することができる。これによって、通話機能とは関係なく、マイク6から入力される音声を音声データに変換して第2メモリ13に格納するようになっている。すなわち、いわゆるボイスレコード機能が実現されている。
また、携帯通信装置300では、信号処理部4において、音声データのみではなく、電子メールやWebページなどのテキストデータや画像データやHTMLデータも同様に処理できる。そして、これら処理したデータを第1メモリ10または第2メモリ13に格納する。このとき、第1メモリ10にデータを格納した場合、その格納したデータに基づいて表示ドライバ11が表示用の駆動信号を生成し、表示部12が画像や文字等を表示する。これにより、受信メール・受信画像の表示やWebページの閲覧が可能となっている。また、逆の手順により、メールや画像の送信を行うことが可能となっている。すなわち、このような動作によって、いわゆるメール機能が実現されている。
また、携帯通信装置300は、CCD(charge coupled device)やCMOSによって構成された撮像部7および補助光源に用いられる発光部8を備え、撮像部7で撮影した画像を画像処理部9によって露出・画質などを調整した後、第1メモリ10に格納し、上述と同様にして表示部12に画像をプレビュー表示するようになっている。また、このプレビュー表示の状態で操作部14を用いた操作指示に基づいて画像を第2メモリ13に格納するようになっている。すなわち、このような動作によって、いわゆるカメラ機能が実現されている。
また、携帯通信装置300は、第2メモリ13に、メールデータ・画像データ・音声データ・HTMLデータのほか、電話帳データやスケジュール等の各種データを記憶するようになっている。また、操作部14は、電話番号・文字・記号などの入力や各種機能の選択・起動・停止などの指示をユーザが行うことができるようになっている。
さらに、携帯通信装置300は、非接触ICモジュール16を備え、第2アンテナ15を介して電子チケット確認装置200などの非接触IC用リーダライタとの送受信を行うことが可能となっている。この非接触ICモジュール16は内部に専用のメモリ(図示せず)を含んでおり、非接触IC制御部17がこの内部メモリと主制御部18とのデータ送受信制御を行うようになっている。
つづいて、図1を参照しながら、携帯通信装置300における機能制限に関わるソフトウェア構成について説明する。なお、図1は、携帯通信装置300の主制御部18の機能制限に関わる詳細を示す機能ブロック図である。また、図4は、電子チケットのデータの一例を示す説明図である。
電子チケットシステム500において、携帯通信装置300は、特に、電子チケット管理部81、情報抽出部82、機能制限部83、情報格納部90、無線部2、内蔵時計19を備えて構成されている。なお、電子チケット管理部81、情報抽出部82、機能制限部83は、ソフトウェアに基づき主制御部18に実現される機能である。また、情報格納部90は、電子チケット等の情報を格納するメモリであり、第2メモリ13および/または非接触ICモジュール16に対応する。
電子チケット管理部81は、電子チケット発行装置100で発行された電子チケットを無線部2から取得して、情報格納部90に電子チケット情報91として格納する。また、電子チケット管理部81は、電子チケット発行装置100からの電子チケットの修正指示を無線部2から取得して、情報格納部90に格納されている電子チケット情報91を修正する。これにより、例えば、コンサートのプログラムの変更に応じて、禁止時間情報を修正できる。
情報抽出部82は、情報格納部90に格納されている電子チケット情報91に含まれる禁止機能情報および/または禁止時間情報を抽出する(図4)。
機能制限部83は、情報抽出部82によって抽出された禁止時間情報および内蔵時計19によって計時される時間情報に基づいて、携帯通信装置300の機能の一部または全部を停止させる。また、機能制限部83は、情報抽出部82によって抽出された禁止機能情報に基づく機能を、情報抽出部82によって抽出された禁止時間情報および内蔵時計19によって計時される時間情報に基づいて停止させる。なお、機能制限部83は、携帯通信装置300の機能の停止を、電子チケット確認装置200にて電子チケットを確認することで入場を確認した後で行ってもよい。これにより、例えば、ユーザがコンサートホールへ入場した後で、機能を停止することができる。
また、機能制限部83は、停止させた機能を、情報抽出部82によって抽出された禁止時間情報および内蔵時計19によって計時される時間情報に基づいて再開させる。なお、機能制限部83は、携帯通信装置300の停止させた機能の再開を、電子チケット確認装置200にて電子チケットを確認することで退場を確認した後で行ってもよい。これにより、例えば、ユーザがコンサートホールから退場した後、停止させた機能を再開させることができる。
なお、ユーザが入退場する際、電子チケット確認装置200のゲート201において携帯通信装置300に格納された電子チケットを検出し、入退場の状態を示す情報を電子チケット確認装置200から基地局511を介して携帯通信装置300へ送信する(図2)。そして、入退場の状態を示す情報を無線部2を介して取得した電子チケット管理部81が、情報格納部90の入退場フラグ情報92を書き換える。これにより、機能制限部83は、入退場フラグ情報92を参照することで入退場の状態を判断できる。
また、機能制限部83は、内蔵時計制御部(時計制御部)84を備えている。内蔵時計制御部84は、無線部2を介して外部から受信した時間情報に基づいて内蔵時計19によって計時される時間情報の修正を行うとともに、内蔵時計19によって計時される時間情報を手動修正する機能を停止する。
ここで、図4に示すように、電子チケット情報91は、ゲート201を開くためのチケット情報と、携帯通信装置300の機能を制限するための機能制限情報を含む。チケット情報としては、例えば、コンサートの名称、会場名、開催日時が登録されている。また、機能制限情報は、禁止機能情報、禁止時間情報を含む。禁止機能情報は、携帯通信装置300の制限する機能および制限の種別(停止等)を示す。禁止時間情報は、禁止機能情報に示される機能制限を行う期間を示す。なお、図4は電子チケット情報91のデータ構造は一例であって、チケット情報と機能制限情報、禁止機能情報と禁止時間情報の格納形式はそれに限定されない。
なお、図4では、通話機能などの各機能が全部停止されるように指示されているが、それぞれの機能の一部のみが停止されるように指示することも可能である。具体的には、例えば、通話機能のうち、留守電機能を残してもよいし、バイブレーションによる着信報知の機能を残してもよい。
また、機能が停止された状態において、その状態の説明を表示部12に表示するようにしてもよい。そして、表示する説明のメッセージ等の内容は、電子チケット情報91に含めて電子チケット発行装置100から送信し、携帯通信装置300に格納し、表示する際に電子チケット情報91から抽出してもよい。これにより、電子チケット情報91ごとに異なる説明が表示できるため、緊急時の対処方法など施設やイベントに応じた説明の表示が可能となる。
上記の構成により、携帯通信装置300が通話機能および/またはメール機能を備えた携帯電話機である場合、情報抽出部82が電子チケット情報91から抽出した禁止時間情報および内蔵時計19にて計時した時間情報に基づいて、機能制限部83が通話機能および/またはメール機能を停止させることができる。
上記の構成により、携帯通信装置300がカメラ機能を備えたカメラ付き携帯電話機である場合、情報抽出部82が電子チケット情報91から抽出した禁止時間情報および内蔵時計19にて計時した時間情報に基づいて、機能制限部83がカメラ機能を停止させることができる。
上記の構成により、携帯通信装置300がカメラ機能を備えたボイスレコーダ付き携帯電話機である場合、情報抽出部82が電子チケット情報91から抽出した禁止時間情報および内蔵時計19にて計時した時間情報に基づいて、機能制限部83がボイスレコード機能を停止させることができる。
上述のように構成された電子チケットシステム500を用いて携帯通信装置300が電子チケット発行装置100から電子チケットを購入する方法としては、例えば次の方法がある。第一の方法としては、携帯通信装置300が基地局511を介してインターネット網513に接続し、インターネット網513から電話回線網512を通じて電子チケット発行装置100と接続して購入する。第二の方法としては、電子チケット発行装置100が備える非接触IC用リーダライタ(図示せず)を介して携帯通信装置300と電子チケット発行装置100とを接続して購入する。
そして、電子チケット発行装置100は、発行する電子チケットに禁止機能情報と禁止時間情報とを含めることができる。なお、これらの情報は、電子チケットの購入時に、携帯通信装置300の表示部12に表示されるようにすると良い。
また、電子チケットの購入の際、その電子チケットの情報(電子チケット情報91)は、携帯通信装置300の第2メモリ13および非接触ICモジュール16に記憶される。また、これと同時に、電子チケット発行装置100に含まれるサーバ101にも、購入した携帯通信装置300の電話番号やメールアドレスが記憶される。
ここで、電子チケット情報91を非接触ICモジュール16に記憶するのは入場等の際に電子チケット確認装置200のゲート201で確認するためであり、電子チケット情報91を第2メモリ13に記憶するのは各種制御を行うためである。そして、携帯通信装置300では、金銭を取り扱うことから高いセキュリティが要求される。そのため、非接触ICモジュール16と主制御部18(携帯通信装置300のCPU等)との間のデータ授受には、厳格に制限が設けられている。それゆえ、携帯通信装置300では、主制御部18が非接触ICモジュール16から電子チケット情報91を取得しなくても、電子チケット情報91に基づいて柔軟な制御を行えるようにするために、電子チケット情報91を第2メモリ13にも記憶する。なお、主制御部18と非接触ICモジュール16との間でのデータ授受に課せられた制限が主制御部18による各種制御を制限しない場合には、第2メモリ13への記憶を省略してもよい。
そして、電子チケット発行装置100は、サーバ101に記憶した電話番号やメールアドレスを用いて、電子チケットを購入した携帯通信装置300と接続し、携帯通信装置300の第2メモリ13および非接触ICモジュール16に記憶された電子チケット情報91の禁止時間情報等を変更するようになっている。
さらに、上述のようにして購入した電子チケットを用いて携帯通信装置300が電子チケット確認装置200の確認を得て入退場を行う方法としては、携帯通信装置300の非接触ICモジュール16と電子チケット確認装置200のゲート201に設けられた非接触IC用リーダライタとを無線で直接接続して確認する方法がある。
そして、電子チケット確認装置200での電子チケットの確認は、携帯通信装置300の非接触ICモジュール16から得られた電子チケットの情報と、LAN501で接続された電子チケット発行装置100に含まれるサーバ101に記憶された情報とを照合することで行われるようになっている。
また、電子チケット確認装置200での電子チケットの確認結果は携帯通信装置300および電子チケット発行装置100に通知され、携帯通信装置300および電子チケット発行装置100において、入場または退場が認識されるようになっている。
さらに、電子チケット確認装置200での電子チケットの確認時または確認結果通知時に、電子チケット発行装置100が携帯通信装置300に正確な時刻(時間情報)を通知する。このとき、携帯通信装置300では、その時間情報に基づいて内蔵時計制御部84が内蔵時計19の時刻修正を行うとともに時刻の手動修正を禁止するようになっている。
次に、図5に示すフローチャートに基づいて、上述のように構成された携帯通信装置300における、電子チケットに含まれる情報に基づいて各種機能を停止または再開するときの動作を説明する。
非接触ICモジュール16および非接触IC制御部17には、電源のON・OFFに関係なく電源供給が行われている。この状態で非接触IC制御部17は、非接触ICモジュール16での通信結果を監視しており、その通信結果が電子チケットの認証・許可に関するものである場合には、電源OFFの状態であっても主制御部18への電源供給を開始させ、その通信結果を主制御部18に送信する。
主制御部18は、非接触IC制御部17からの信号を受け、電子チケットを用いて入場したのか退場したのかを判断する(S11)。この判断方法としては、電子チケット毎に入退場をチェックするためのフィールドを設け、電子チケットに対して認証・許可がある度にフラグ(入退場フラグ情報92)を上げ下げすることで入場か退場かを判断することができる。
そして、主制御部18において入場したと判断した場合(S11でYES)、非接触ICモジュール16を通じて電子チケット確認装置200から受信した時間情報に基づいて内蔵時計制御部84が内蔵時計19の時刻修正を行うとともに(S12)、内蔵時計19を手動によって修正する機能を停止する(S13)。
この状態において、基地局511を介して電子チケット発行装置100から電子チケットの修正指示があった場合(S14でYES)、その電子チケットの修正指示は、信号処理部4を通じて主制御部18に送信され、その修正指示を受けて電子チケット管理部81が第2メモリ13および非接触ICモジュール16に記憶された電子チケット情報91を修正する(S15)。
また、この状態において、機能制限部83は、認証・許可を受けた電子チケット情報91に含まれる禁止時間情報と内蔵時計19の時間情報とを比較し、禁止機能の停止時刻と現在時刻とが一致したときに(S16でYES)、電子チケット情報91に含まれる禁止機能情報に基づいて携帯通信装置300が備える機能の一部または全部を停止する(S17)。
そして、この禁止機能の停止状態において、機能制限部83は、認証・許可を受けた電子チケット情報91に含まれる禁止時間情報と内蔵時計19の時間情報とを比較し、禁止機能の再開時刻と現在時刻とが一致したときに(S19でYES)、電子チケット情報91に含まれる禁止機能情報に基づいて停止された機能の一部または全部を再開する(S20)。なお、この再開する機能には、内蔵時計19を手動によって修正する機能も含まれる。すなわち、内蔵時計制御部84は、内蔵時計19を手動による修正を可能とする。
また、この禁止機能の停止状態において、非接触IC制御部17からの信号を受けた場合(S18でYES)、主制御部18は、電子チケットを用いて入場したのか退場したのかを判断する(S11)。
また、主制御部18において退場したと判断された場合(S11でNO)、電子チケット情報91に含まれる禁止機能情報に基づいて停止された機能の一部または全部を再開する(S20)。なお、この再開される機能には、内蔵時計19を手動によって修正する機能も含まれる。すなわち、内蔵時計制御部84は、内蔵時計19を手動による修正を可能とする。
このように、上記電子チケットシステム500によれば、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などの問題を、使い勝手の低下を抑制しつつ解決することができる。すなわち、例えば、コンサートの主催者側で、盗撮および盗聴を防止したい場合には、電子チケットの禁止機能情報として、カメラ機能およびボイスレコード機能を含めるようにすれば良く、またコンサート中の通話やメール送受信を禁止したい場合には、電子チケットの禁止機能情報として通信機能を含めるようにすれば良い。また、このように禁止機能を設定した場合にも、コンサートが始まるまでは、撮影、ボイスレコード、通話およびメール送受信を行うことができるため、ユーザに対して必要以上の負担を強いることがなく、コンサート会場内での待合せなども行うことができる。
本発明の電子チケットシステムは、電子チケット発行装置と、前記電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置とを含み、前記電子チケット発行装置が、禁止時間情報を含む電子チケットを発行する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置300が備える機能の一部または全部を停止させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット発行装置が発行した電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。そのため、管理者側は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい時間帯を電子チケットに含ませれば良い。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側で制御することができる。
また、本発明の電子チケットシステムは、電子チケット発行装置と、前記電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置とを含み、前記電子チケット発行装置が、禁止機能情報および禁止時間情報を含む電子チケットを発行する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット発行装置が発行した電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて、当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。そのため、管理者側は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい機能と時間帯とを電子チケットに含ませれば良い。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側で制御することができる。
また、本発明の電子チケットシステムは、電子チケット発行装置と、前記電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置と、前記携帯通信装置の電子チケットを確認する電子チケット確認装置とを含み、前記電子チケット発行装置が、禁止時間情報を含む電子チケットを発行する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケット確認装置によって電子チケットの確認を受けた後、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット確認装置によって電子チケットの確認を受けた後、当該電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。そのため、管理者側は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい時間帯を電子チケットに含ませれば良い。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において制御することができる。
また、本発明の電子チケットシステムは、電子チケット発行装置と、前記電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置と、前記携帯通信装置の電子チケットを確認する電子チケット確認装置とを含み、前記電子チケット発行装置が、禁止機能情報および禁止時間情報を含む電子チケットを発行する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケット確認装置によって電子チケットの確認を受けた後、前記電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット確認装置によって電子チケットの確認を受けた後、当該電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させることができる。そのため、管理者側は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させたい場合に、その停止させたい機能と時間帯とを電子チケットに含ませれば良い。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において制御しつつ、管理領域外にまでおよび過剰な管理を防止することができる。
さらに、本発明の電子チケットシステムは、上述の電子チケットシステムにおいて、前記電子チケット確認装置が、前記携帯通信装置に時間情報を送信する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケット確認装置から受信した時間情報に基づいて時刻修正を行うとともに、手動で時刻修正を行う機能を停止するよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット確認装置からの時間情報に基づいて時刻修正を行うとともに、手動で時刻修正を行う機能を停止する。そのため、携帯通信装置は、管理者側の管理領域において正常な時刻を計時することになる。これにより、不正行為による禁止機能の解除を防止することができ、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において確実に制御することができる。
さらに、本発明の電子チケットシステムは、上述の電子チケットシステムにおいて、前記電子チケット確認装置が、前記携帯通信装置の電子チケットの確認結果に基づいて開閉するゲートを備える一方、前記携帯通信装置が、前記ゲートを通って入場した後、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させ、また前記ゲートを通って退場した後、停止させた機能を再開させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、ゲートを通って入場した後、電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止し、またゲートを通って退場した後、停止させた機能を再開させることができる。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において制御しつつ、管理領域外にまでおよぶ過剰な管理を防止することができる。
さらに、本発明の電子チケットシステムは、上述の電子チケットシステムにおいて、前記電子チケット確認装置が、前記携帯通信装置の電子チケットの確認結果に基づいて開閉するゲートを備える一方、前記携帯通信装置が、前記ゲートを通って入場した後、前記電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させ、また前記ゲートを通って退場した後、停止させた機能を再開させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、ゲートを通って入場した後、電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止し、またゲートを通って退場した後、停止させた機能を再開させることができる。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理者側の管理領域において制御しつつ、管理領域外にまでおよぶ過剰な管理を防止することができる。
さらに、本発明の電子チケットシステムは、上述の何れかの電子チケットシステムにおいて、前記携帯通信装置が、当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させた後、当該停止させた機能を、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて再開させるよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止している状態において、その停止している機能を、電子チケットに含まれる禁止時間情報に基づいて再開させることができる。これにより、医療機器への影響、周囲の人に対する騒音、映画館やコンサート会場での盗撮や盗聴などを管理時間内において制御しつつ、管理時間外にまでおよぶ過剰な管理を防止することができる。
さらに、本発明の電子チケットシステムは、上述の何れかの電子チケットシステムにおいて、前記電子チケット発行装置が、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報の修正を指示する一方、前記携帯通信装置が、前記電子チケット発行装置からの修正指示に基づいて前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を修正するよう構成されていてもよい。
よって、携帯通信装置は、電子チケット発行装置から修正指示があったとき、その修正指示に基づいて電子チケットに含まれる禁止時間情報を修正することができる。これにより、映画やコンサートの開始時間が延期した場合にも対処することができる。
また、本発明の電子チケットシステムは、上述の何れかの電子チケットシステムにおいて、前記携帯通信装置が、電話機能またはメール機能を停止させるよう構成されていてもよい。
また、本発明の電子チケットシステムは、上述の何れかの電子チケットシステムにおいて、前記携帯通信装置が、カメラ機能またはボイスレコード機能を停止させるよう構成されていてもよい。
また、本発明の携帯通信装置は、電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置であって、時計手段と、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて一部または全部の機能を停止させる制御手段とを備えて構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、電子チケット確認装置との間でデータの送受信を行うデータ通信手段を備え、前記制御手段が、前記データ通信手段を通じて前記電子チケットの確認作業が行われた後、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて一部または全部の機能を停止させるよう構成されていてもよい。
また、本発明の携帯通信装置300は、電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信する携帯通信装置であって、時計手段と、前記電子チケットに含まれる禁止機能情報および禁止時間情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出された禁止機能情報に基づく機能を、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて停止させる制御手段とを備えて構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、電子チケット確認装置との間でデータの送受信を行うデータ通信手段を備え、前記制御手段が、前記データ通信手段を通じて前記電子チケットの確認作業が行われた後、前記情報抽出手段によって抽出された禁止機能情報に基づく機能を、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて停止させるよう構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、電子チケット確認装置との間でデータの送受信を行うデータ通信手段を備え、前記制御手段が、前記データ通信手段を通じて受信した禁止時間情報に基づいて前記時計手段によって計時される時間情報の修正を行うとともに、前記時計手段によって計時される時間情報を手動修正する機能を停止するよう構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、前記制御手段が、前記データ通信手段を通じて退場が確認された後、前記停止させた機能を再開させるよう構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、前記制御手段が、前記停止させた機能を、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて再開させるよう構成されていてもよい。
さらに、本発明の携帯通信装置は、上述の携帯通信装置において、前記電子チケット発行装置からの修正指示を受信する受信手段を備え、前記制御手段が、前記受信手段によって受信された修正指示に基づいて前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を修正するよう構成されていてもよい。
また、本発明の携帯電話機は、電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信可能な携帯電話機であって、時計手段と、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいて通話機能またはメール機能を停止させる制御手段とを備えて構成されていてもよい。
また、本発明のカメラ付き携帯電話機は、電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信可能なカメラ付き携帯電話機であって、時計手段と、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいてカメラ機能を停止させる制御手段とを備えて構成されていてもよい。
また、本発明のボイスレコーダ付き携帯電話機は、電子チケット発行装置で発行された電子チケットを受信可能なボイスレコーダ付き携帯電話機であって、時計手段と、前記電子チケットに含まれる禁止時間情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段によって抽出された禁止時間情報および前記時計手段によって計時される時間情報に基づいてボイスレコード機能を停止させる制御手段とを備えて構成されていてもよい。
最後に、電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300、特に携帯通信装置300の電子チケット管理部81、情報抽出部82、機能制限部83は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、電子チケット発行装置100、電子チケット確認装置200、携帯通信装置300を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の電子チケットシステムは、チケット発行側がユーザ側の電子チケットを格納した携帯通信装置の機能を柔軟に制御できるため、ゲート内の領域における携帯通信装置の使用を制限したい施設やイベント等に入場するためのチケットの発行および確認のシステムに広く適用可能であり、特に、病院、交通機関、映画館、コンサート会場等のチケットの発行および確認のシステムとして好適である。
図2に示した携帯通信装置の主制御部の機能制限に関わる詳細を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る電子チケットシステムの構成を示す説明図である。 図2に示した携帯通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2に示した電子チケットシステムで使用する電子チケットのデータの一例を示す説明図である。 図2に示した携帯通信装置における、電子チケットに含まれる情報に基づいて各種機能を停止または再開するときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
19 内蔵時計(時計部)
82 情報抽出部
83 機能制限部
84 内蔵時計制御部(時計制御部)
90 情報格納部
91 電子チケット情報
100 電子チケット発行装置
200 電子チケット確認装置
300 携帯通信装置
500 電子チケットシステム

Claims (17)

  1. チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置と、上記携帯通信装置が格納している上記電子チケット情報を確認する電子チケット確認装置とを含む電子チケットシステムであって、
    上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、
    上記電子チケット確認装置は、上記携帯通信装置に時間情報を送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させ、かつ、上記電子チケット確認装置から受信した上記時間情報に基づいて、内蔵時計の時刻を修正するとともに、当該内蔵時計の時刻をユーザが修正する機能を停止させるものであり、
    さらに、上記携帯通信装置は、ユーザの入場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるもの、あるいは、ユーザの退場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、停止させていた機能を再開させるものであることを特徴とする電子チケットシステム。
  2. チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置とを含む電子チケットシステムであって、
    上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであり、
    さらに、上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置に保持された上記電子チケット情報の修正指示を送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記禁止時間情報の修正指示に基づいて、保持している上記電子チケット情報を修正するものであることを特徴とする電子チケットシステム。
  3. 上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置の停止させる機能を指定した禁止機能情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止機能情報で指定された機能を停止させるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子チケットシステム。
  4. 上記携帯通信装置は、停止させていた機能を、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて再開させるものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子チケットシステム。
  5. チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置と、上記携帯通信装置が格納している上記電子チケット情報を確認する電子チケット確認装置とを含むとともに、
    上記電子チケット確認装置は、上記携帯通信装置に時間情報を送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させ、かつ、上記電子チケット確認装置から受信した上記時間情報に基づいて、内蔵時計の時刻を修正するとともに、当該内蔵時計の時刻をユーザが修正する機能を停止させるものであり、
    さらに、上記携帯通信装置は、ユーザの入場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるもの、あるいは、ユーザの退場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、停止させていた機能を再開させるものである電子チケットシステムを構成する電子チケット発行装置であって、
    上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した上記禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて上記携帯通信装置に送信するものであることを特徴とする電子チケット発行装置。
  6. チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置とを含むとともに、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであり、
    さらに、上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記禁止時間情報の修正指示に基づいて、保持している上記電子チケット情報を修正するものである電子チケットシステムを構成する電子チケット発行装置であって、
    上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した上記禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて送信するとともに、上記携帯通信装置に保持された上記電子チケット情報の上記修正指示を送信するものであることを特徴とする電子チケット発行装置。
  7. 上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止機能情報で指定された機能を停止させるものであり、
    上記携帯通信装置の停止させる機能を指定した禁止機能情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであることを特徴とする請求項5または6に記載の電子チケット発行装置。
  8. チケット情報を含む電子チケット情報を送信する電子チケット発行装置と、該電子チケット発行装置から上記電子チケット情報を受信して保持する携帯通信装置と、上記携帯通信装置が格納している上記電子チケット情報を確認する電子チケット確認装置とを含むとともに、
    上記電子チケット発行装置は、上記携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を上記電子チケット情報に含めて送信するものであり、
    上記携帯通信装置は、上記電子チケット発行装置から受信した上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させ、かつ、上記電子チケット確認装置から受信した時間情報に基づいて、内蔵時計の時刻を修正するとともに、当該内蔵時計の時刻をユーザが修正する機能を停止させるものであり、
    さらに、上記携帯通信装置は、ユーザの入場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるもの、あるいは、ユーザの退場時に、上記電子チケット確認装置によって上記電子チケット情報の確認を受けた後、停止させていた機能を再開させるものである電子チケットシステムを構成する電子チケット確認装置であって、
    上記携帯通信装置に上記時間情報を送信するものであることを特徴とする電子チケット確認装置。
  9. チケット情報を含む電子チケット情報を格納する情報格納部と、
    時計部と、
    上記電子チケット情報から当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を抽出する情報抽出部と、
    上記禁止時間情報と上記時計部で計時される時間情報とに基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる機能制限部と、
    外部から受信した時間情報に基づいて上記時計部によって計時される時間情報の修正を行うとともに、上記時計部によって計時される時間情報をユーザが修正する機能を停止させる時計制御部と、を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  10. 上記情報抽出部は、上記電子チケット情報から当該携帯通信装置の停止させる機能を指定した禁止機能情報を抽出するものであり、
    上記機能制限部は、上記禁止機能情報で指定された機能を停止させるものであることを特徴とする請求項に記載の携帯通信装置。
  11. 上記機能制限部は、ユーザの入場後に、上記禁止時間情報に基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるものであることを特徴とする請求項または10に記載の携帯通信装置。
  12. 上記機能制限部は、ユーザの退場後に、停止させていた機能を再開させるものであることを特徴とする請求項または10に記載の携帯通信装置。
  13. 上記機能制限部は、停止させていた機能を、上記電子チケット情報に含まれる上記禁止時間情報と上記時計部で計時される時間情報とに基づいて再開させるものであることを特徴とする請求項から12のいずれか1項に記載の携帯通信装置。
  14. 通話機能、メール機能、カメラ機能、ボイスレコード機能の少なくともいずれか一つを備え、
    該備える機能を上記機能制限部が停止させることを特徴とする請求項から13のいずれか1項に記載の携帯通信装置。
  15. チケット情報を含む電子チケット情報を情報格納部に格納するステップと、
    上記電子チケット情報から当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させる期間を指定した禁止時間情報を抽出するステップと、
    上記禁止時間情報と時計部で計時される時間情報とに基づいて当該携帯通信装置が備える機能の一部または全部を停止させるステップと、
    外部から受信した時間情報に基づいて上記時計部によって計時される時間情報の修正を行うとともに、上記時計部によって計時される時間情報をユーザが修正する機能を停止するステップと、を含むことを特徴とする携帯通信装置の制御方法。
  16. 請求項から14のいずれか1項に記載の携帯通信装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるための携帯通信装置の制御プログラム。
  17. 請求項16に記載の携帯通信装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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