JP2006031458A - 携帯端末装置及び端末機能制限方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末が備えるカメラなどの機能の制限が、有効に機能するようにする。
【解決手段】 外部の近接したリーダ・ライタ12と無線通信を行う通信処理手段を備えた携帯端末装置100に、特定の認証又は決済の処理が可能なことを登録し、リーダ・ライタ12との通信で、認証又は決済のための処理が行われた場合に、所定の機能の動作について制限させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、非接触型のICカードと称される個人認証や代金決済を行う装置に相当する機能が内蔵又は装着された携帯端末装置及びその端末の機能制限方法に関し、特に、特定の場所に入場するための認証又は決済を行う場合に適用して好適な技術に関する。
近年、交通機関の乗車券、会員証や社員証、店での代金決済手段用のカード等として、非接触型のICカードの利用が急速に広まっている。非接触型のICカードは、近接したリーダ・ライタとの間で無線通信を行って、認証処理を行うので、鞄、カード入れなどの中に入れたままで使用でき、磁気カードなどに比べて使い勝手がよい。
一方、このような非接触型のICカード(或いはICカードと同等の機能の回路部品)を、携帯電話端末などの携帯用の電子機器に内蔵させて、これらの機器を使用して、同様の認証や決済を行えるようにすることが提案されている。携帯電話端末などの携帯端末にICカードを内蔵させる構成とする場合には、携帯端末からの取り出しができない状態でICカードとしての機能部を組み込む場合と、携帯端末に用意されたカードスロットに、ICカードを装着させる場合とが想定されるが、携帯端末に取り付けられた状態では、いずれの場合も同じように機能して使用できる。なお、携帯端末にICカード機能部を組み込む場合には、ICカード機能部が必ずしもカード型の形状をしているとは限らないが、以下の説明でICカードと称した場合、特に説明がない限りはICカード機能を有する部分を含むものである。
さらに、携帯電話端末には、スチルカメラ、ビデオカメラや録音メモ機能などの各種機能が一体化されたものが実用化されている。これらの機能が携帯電話端末に一体化されていることで、携帯電話端末を所持しているだけで、撮影や録音が行えるというメリットがある。また撮影や録音したデータを、無線電話回線を介して送信することで、所望の相手の端末に送ることもでき、便利である。
特開2003−18655号公報
ところで、カメラや録音装置は、使用が規制されている場所が少なからず存在する。このため、カメラ機能付の携帯電話端末が持ち込まれた場合に、その端末を利用して、撮影禁止の場所やコンサート会場などが不正に撮影されることがないように、特定の場所に携帯電話端末を持ち込んだ場合に、その端末の機能を制限することが、特許文献1には記載されている。
特許文献1には、携帯電話端末が備える無線電話通信機能を利用して、端末の使用禁止区域に入る際に、無線電話通信用の基地局からの信号に基づいて、端末の機能を制限させる処理についての記載がある。
ところが、特許文献1に記載のように、無線電話通信用の基地局、あるいは基地局と同等の信号を発する通信装置からの信号の受信状況で端末の機能の制御を行うようにすると、基地局などからの信号が受信できる範囲は、一義的に決まるものではなく、そのときの電波の伝搬状況や、端末の受信性能などから、異なってしまう問題がある。従って、端末の機能が制限される範囲が、不確定となり、好ましくない問題がある。即ち、ある位置にある特定の端末では、機能を制限する信号を受信できたために、機能が制限され、同じ位置にある別の端末では、基地局からの信号の受信状況が悪いために機能が制限されない状況があり得ることになる。従って、従来技術では、端末の機能制限が必ずしも有効に機能するとは言えない状況であった。
なお、ここまでの説明では、携帯電話端末を例にして説明したが、携帯電話端末以外のその他の携帯用の端末装置で、カメラ機能などの各種機能を備えた場合にも、同様の問題が存在する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯端末が備える機能の制限が、有効に機能するようにすることを目的とする。
本発明は、外部の近接したリーダ・ライタと無線通信を行う通信処理手段を備えた携帯端末装置に、特定の認証又は決済の処理が可能なことを登録し、リーダ・ライタとの通信で、認証又は決済のための処理が行われた場合に、所定の機能の動作について制限させるようにしたものである。
このようにしたことで、特定の認証又は決済の処理が可能なことを登録した上で、その登録された認証又は決済処理を行うために、リーダ・ライタに近接させて通信を行うことで、そのことを契機として、機能制限が行われる。
本発明によると、リーダ・ライタに近接させて認証又は決済処理させたことを契機として、機能制限が行われ、例えば特定の場所に入場可能な登録を行った端末装置を使用して、その登録された場所に入場するための認証を行うことで、入場と同時に、その入場した者が所持した端末装置の機能制限が行われ、入場者などに対する確実な機能制限が可能となる。
この場合、特定の認証又は決済の処理とは別の認証又は決済の処理が行われた場合に、機能の制限を解除するようにしたことで、例えば、退場する際の認証などを行うことで、制限された機能を元に戻すことが可能になる。
また、特定の認証又は決済の処理が行われてから、予め設定した時間が経過した場合に機能の制限を解除するようにしたことで、時間で機能制限を管理することが可能になり、機能制限されたままになることがない。
また、現在位置を判定して、特定の認証又は決済の処理が行われてから、現在位置の移動を判断した場合に、機能の制限を解除するようにしたことで、端末装置の所持者が移動することで、自動的に機能制限が解除され、特定の場所だけでの機能制限として有効に機能する。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
本例においては、非接触で無線通信を行うICカード機能が内蔵された携帯電話端末を使用する場合の処理に適用したものである。また本例では、携帯電話端末に内蔵されたICカード機能を使用して、特定の場所に入場できるように登録してあるものとする。さらに本例の携帯電話端末は、カメラ機能と、位置を測位する機能が内蔵された端末装置としてある。
図1は、本例のシステム構成例を示した図である。図1に示すように、撮影制限などの機能制限を行う機能制限区域10が設定してあり、その機能制限区域10に入場するために、入場ゲート11が設置してある。入場ゲート11には、ICカード(又はICカード機能付端末)と通信を行うリーダ・ライタ12が設置してあり、機能制限区域10に入場できることが登録されたICカードを、リーダ・ライタ12に近接させて認証させることで、入場が許可されるシステムとしてある。リーダ・ライタ12は、例えば図示しない管理センタと通信を行う構成としてあり、管理センタ側に、機能制限区域10に入場できることが登録されたICカードの識別番号などの情報が記憶させてあり、リーダ・ライタ12が読み取ったICカードの識別番号などを、センタに記憶された情報と比較して、認証処理を行うようにしてある。リーダ・ライタ12を使用した認証処理をしない場合には、入場ゲート11の扉を開けない等の処理で、機能制限区域10に入場できないようにする。
なお、機能制限区域10に入場する際に、入場料などの決済が必要な場合には、リーダ・ライタ12とICカードとの通信で、認証の代わりに(又は前後に)決済処理を行うようにしてもよいし、これらを同時に行ってもよい。
本例のリーダ・ライタ12がICカードなどと通信を行う距離は、例えば数cm程度の非常に近接した距離であり、例えば13MHzの周波数帯を使用して通信を行う。この場合、電池などの電源を内蔵しないICカードとの間でも通信ができるようにするために、リーダ・ライタ12からICカード内の回路を作動させる電力を生じる電波を送るようにしてある。但し、非接触ICカード機能が内蔵された携帯電話端末100の場合には、端末100に内蔵された電池で、非接触ICカード機能部を作動させるようにしてもよい。なお、以下の接続では、非接触ICカード機能部とリーダ・ライタとの間の無線通信を、近接無線通信と称する。
機能制限区域10としては、例えばカメラでの撮影や録音が禁止される、特定の会社の中や、コンサート会場などが想定される。会社の場合には、ICカードは、その会社への入場が許可される社員証や入社許可証として登録されたものとなる。コンサート会場である場合には、ICカードは、その会場で開催されるコンサートの入場券として予め登録されたものとなる。
次に、本例のICカード機能付端末100の構成を、図2を参照して説明する。本例の携帯電話端末100は、無線電話通信用のアンテナ101を備え、そのアンテナ101が無線電話通信用の通信回路102に接続してあり、制御部120の制御で、基地局との間で無線通信を行うようにしてある。通信回路102で通話用の通信を行う際には、受信した音声データを音声処理部109で処理して、スピーカ104に供給して出力させ、マイクロフォン103が拾って出力する音声データを、音声処理部109で処理して、通信回路102に供給して送信させる。
この携帯電話端末100は、液晶ディスプレイなどで構成された表示部107と、操作キーなどで構成された操作部106を備える。表示部107には、メール文、ウェブにアクセスさせた画面などを表示させることができ、操作部106は、電話番号やメール文などの入力操作や、各種モード設定などが行える。
また本例の携帯電話端末100は、カメラ部108を備え、カメラ部108で静止画の撮影及び動画の撮影が行える。撮影されたデータは、例えばメモリ105に記憶させて保存することができる。動画撮影の際に、音声録音を行うようにしてもよい。
また、時計部110を備えて、現在時刻の計時を行うようにしてある。時計部110で現在時刻の計時を行う場合には、例えば無線電話システムなどで、時刻が自動的に補正されて、ユーザが時刻を修正できないようにしてもよい。さらに、位置検出部111を備えて、端末100の現在位置の測位を行うようにしてある。位置検出部111での現在位置の測位としては、例えばGPS(Global Positioning System)と称される人工衛星からの信号を受信して、測位するシステムが適用できる。或いは、無線電話用のどの基地局からの信号が、通信回路102でどの程度のレベルで受信できるかによって、測位するようにしてもよい。
これらの端末100内の各ブロックは、制御ライン130を介して制御部120などと接続してあり、制御部120の制御で処理が行われるようにしてある。またデータライン140を介してデータ転送を行える構成としてあり、メモリ105に必要なデータを記憶させるようにしてある。このメモリ105には、携帯電話端末として必要なデータだけでなく、後述するICカード機能部150で必要なデータについても記憶させてある。但し、ICカード機能部150で必要なデータの一部については、ICカード機能部150側に記憶させるようにしてもよい。また本例においては、制御部120の制御で、端末100内の特定の機能の動作を制限することができるようにしてある。具体的には、例えばカメラ部108での撮影ができないように、制御部120が制御できるようにしてある。この機能制限に関して制御部120が制御する場合、その機能制限のために予め登録を必要とするときには、その登録処理についても、制御部120が登録処理を制御する登録手段として機能する。
携帯電話端末100が備える非接触ICカード機能部150は、アンテナ151が接続された非接触ICカード処理制御部152を有し、リーダ・ライタとの間で、数cm程度の非常に近接した距離での近接無線通信を行う。この近接無線通信を行う際には、リーダ・ライタ側からの電波を受信して得られる電力で、非接触ICカード処理制御部152を作動させることも可能であるが、本例においては携帯電話端末100内の電池(図示せず)から供給される電源で、非接触ICカード処理制御部152を作動させるようにしてある。非接触ICカード機能用のアンテナ151は、例えば端末100の筐体に内蔵させてあり、筐体の表面をリーダ・ライタに接近させることで、双方向の通信が行える。
非接触ICカード処理制御部152は、ICカード機能を実行する際に、課金や認証に必要なデータをメモリ105(又は処理制御部152内のメモリ)から読み出して、リーダ・ライタと近接無線通信でやり取りを行う。
次に、本例のICカード機能付携帯電話端末100を使用して、図1に示した機能制限区域10に入場した場合の処理例を、図3以降のフローチャートを参照して説明する。
まず、ICカード機能付携帯電話端末100の所持者は、予め機能制限区域10に入場できるように、携帯電話端末100のICカード機能部を、機能制限区域10の管理を行う側に登録してあるものとする。その登録処理例を、図3のフローチャートを参照して説明すると、例えば登録用のリーダ・ライタと通信を行って、携帯電話端末100の非接触ICカード処理制御部152に、個人認証用の情報を登録し(ステップS11)、その後、該当する認証時に停止させる機能の登録を行い(ステップS12)、登録処理を終了する。このようにして登録された情報は、例えば認証管理者用のパスワードがないと、アクセスできないようにして、保護するようにしてもよい。
ステップS12での停止機能登録としては、例えばカメラ部108での撮影機能などの、管理を行う側で定めた機能である。カメラ機能を制限させる場合、カメラ部108の全ての機能を制限させる場合の他に、例えば動画の撮影だけを規制させて、静止画の撮影は制限しない等のように、一部だけを規制させてもよい。或いは、撮影機能は全て制限させて、録音機能は制限させないようにしてもよい。或いはまた、携帯電話端末100全体の動作を停止させる制限処理を行うようにしてもよい。但し、この全体の動作を停止させる場合には、ICカード機能部だけは、動作を停止させないようにする。
ステップS12で、認証時に停止させる機能の登録を行う際には、上述した停止させる機能だけでなく、停止させる契機と、その停止を復旧させる契機についても、認証を管理する側の制御で登録させる。停止させる契機については、ステップS11で登録した情報に基づいた認証処理が行われて、機能規制区域10に入場された際であるが、停止を復旧させる契機としては、種々の処理が想定される。例えば、機能規制区域10から退場するために、退場用のリーダ・ライタ(入場用のリーダ・ライタと同じでもよい)と通信を行って、退場用の認証処理を行った場合がある。また、コンサート会場などの場合には、コンサートが終了する時間を、停止を復旧させる契機として登録することができる。この場合には、端末100内の時計部110で計時する時刻で復旧が制御されることになる。また、機能規制区域10から離れたことを検出した場合に、停止を復旧させる契機として登録することもできる。この場合には、位置検出部111で測位した現在位置情報を利用して、機能規制区域10から移動したことが検出されたことを利用できる。この位置情報を利用する場合には、機能規制区域10の絶対的な位置情報について、端末100に登録させる必要がある。
これらの登録情報は、例えば携帯電話端末100側では、メモリ105に記憶され、端末100の非接触ICカード機能部150がリーダ・ライタと通信を行って、登録された認証が行われた場合に、そのことを制御部120が検出して、登録された機能を停止させる機能制限処理を行うようにしてある。
次に、このように登録されたICカード機能付携帯電話端末100の所持者が、図1に示した機能制限区域10に入場する場合の処理例を、図4を参照して説明する。携帯電話端末100の制御部120は、リーダ・ライタとの通信で、登録された認証が行われて、機能停止契機となる処理が行われたか否か判断する(ステップS21)。この停止契機となる処理が行われない場合には、そのままで待機する。
ここで、停止契機となる処理が行われた場合には、制御部120の制御で、登録された機能(例えばカメラ撮影機能)を停止させ、ユーザ操作では作動できないようにする(ステップS22)。その後、制御部120は、登録された復旧契機となる状態になったか否か判断する(ステップS23)。この復旧契機としては、例えば上述した機能制限区域10からの退場を契機とする処理、時刻を契機とする処理、移動を契機とする処理などである。復旧契機となる状態でない場合には、登録された機能を停止させたままとする。
そして、復旧契機となったことが判断された場合には、ステップS22で停止させた機能の制限を解除させる復旧処理を行い(ステップS24)、ステップS21の判断に戻る。
このようにして処理を行うことで、ICカード機能付携帯電話端末100を利用して、機能制限区域10に入場する場合に、その入場処理のために、入場ゲートのリーダ・ライタと通信を行って、入場用の認証処理を行うことで、その端末100が、予め登録された機能制限情報に基づいて、機能が制限され、機能制限区域として有効に機能する。即ち、本例の場合には、図1の入場ゲートのリーダ・ライタと通信を行って、認証できない限りは、機能制限区域10に入場できないので、ICカード機能付携帯電話端末100は、入場時には必ず機能が制限されることになり、機能制限区域10に認証処理されて入場した端末の機能が不正に使用されるのを効果的に防止することができる。
なお、図3、図4の処理では、予め停止させる機能について登録させることを必要としたが、停止させる機能や、その停止機能を復旧させる契機などの情報は、機能制限区域10に入場する際に、リーダ・ライタとの通信時に設定するようにしてもよい。このような処理は、例えばコンサート会場に入場するような場合に有効である。
この場合の処理例を図5のフローチャートに示すと、例えば、携帯電話端末100の制御部120は、リーダ・ライタとの通信で、入場のための認証が行われた際に、機能停止情報を受信したか否か判断する(ステップS31)。この機能停止情報を受信しない場合には、そのままで待機する。
ここで、機能停止情報を受信した場合には、制御部120の制御で、そのとき受信した停止機能と、復旧契機の情報をメモリ105などに記憶させて登録を行い(ステップS32)、その登録された機能(例えばカメラ撮影機能)を停止させ、ユーザ操作では作動できないようにする(ステップS33)。その後、制御部120は、登録された復旧契機となる状態になったか否か判断する(ステップS34)。この復旧契機としては、例えば上述した機能制限区域10からの退場を契機とする処理、時刻を契機とする処理、移動を契機とする処理などである。復旧契機となる状態でない場合には、登録された機能を停止させたままとする。
そして、復旧契機となったことが判断された場合には、ステップS33で停止させた機能の制限を解除させる復旧処理を行い(ステップS35)、ステップS32で登録された内容の削除を行い、その後、ステップS31の判断に戻る。このようにしたことで、携帯電話端末100には、ICカード機能を利用して、機能制限区域10への入場(例えばコンサート会場への入場)が可能なことだけが登録させてあればよく、規制される機能に関する情報については、予め登録しておく必要がなく、柔軟な運用が可能になる。
なお、上述した実施の形態では、リーダ・ライタとの通信を行って認証処理が行われた際に、機能の制限やその制限の復旧などを行うようにしたが、単なる認証ではなく、課金などのための決済処理がリーダ・ライタとの通信で行われた際に、機能の制限やその制限の復旧などを行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、予め機能制限区域に入場できるように登録する処理として、ICカード機能を利用したリーダ・ライタとの通信で、登録処理を行う例について説明したが、携帯電話端末の無線電話機能を利用して、管理者側のサーバなどにアクセスして、登録処理を行うようにしてもよい。その場合、アクセスを許可するためのパスワードなどを設定して、許可された特定の者だけが登録操作を行えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末にICカード機能を内蔵させた例としたが、その他の各種携帯型の端末装置に、ICカード機能を内蔵させた場合にも同様の処理が適用可能である。また、端末に内蔵されたICカード機能としては、ICカードと同様の機能を実現させる回路ブロックが端末に予め組み込まれている場合(上述した実施の形態の場合)の他に、端末に用意されたカードスロットなどにICカードを装着させる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、ICカード機能を利用する使用形態の具体例については、会社内への入社を制限する処理や、コンサート会場の入場などに適用したが、ICカードをリーダ・ライタと通信して、入場の認証又は決済を行う各種施設などに適用可能である。
本発明の一実施の形態によるシステム構成例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態による携帯端末の構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態による登録時の処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態による機能停止時の処理例を示したフローチャートである。 本発明の他の実施の形態による機能停止時の処理例を示したフローチャートである。
符号の説明
10…機能制限区域、11…入場ゲート、12…リーダ・ライタ、100…携帯電話端末、101…アンテナ、102…通信回路、103…マイクロフォン、104…スピーカ、105…メモリ、106…操作部、107…表示部、108…カメラ部、109…音声処理部、110…時計部、111…位置検出部、120…制御部、150…非接触ICカード機能部、151…アンテナ、152…非接触ICカード処理制御部

Claims (8)

  1. 特定の認証又は決済の処理が可能なことを登録する登録手段と、
    外部の近接したリーダ・ライタと無線通信を行う通信処理手段と、
    前記通信処理手段での通信で、前記リーダ・ライタと認証又は決済のための処理を行う認証処理手段と、
    前記認証処理手段で、前記登録手段で予め登録された特定の認証又は決済の処理が行われた場合に、所定の機能の動作について制限させる制御手段とを備えた
    携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記制御手段は、さらに前記認証処理手段で、前記特定の認証又は決済の処理とは別の認証又は決済の処理が行われた場合に、前記機能の制限を解除する
    携帯端末装置。
  3. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記制御手段は、前記認証処理手段で前記特定の認証又は決済の処理が行われてから、予め設定した時間が経過した場合に前記機能の制限を解除する
    携帯端末装置。
  4. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    現在位置判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記認証処理手段で前記特定の認証又は決済の処理が行われてから、前記現在位置判定手段で所定の移動を判断した場合に前記機能の制限を解除する
    携帯端末装置。
  5. 外部の近接したリーダ・ライタと無線通信が可能な端末の機能制限方法において、
    特定の認証又は決済の処理が可能なことを登録する登録ステップと、
    前記無線通信で、前記リーダ・ライタと認証又は決済のための処理を行う認証ステップと、
    前記認証ステップで、前記登録ステップで予め登録された特定の認証又は決済の処理が行われた場合に、所定の機能の動作を制限させる制限ステップとを備えた
    端末機能制限方法。
  6. 請求項5記載の端末機能制限方法において、
    さらに前記認証ステップで、前記特定の認証又は決済の処理とは別の認証又は決済の処理が行われた場合に、前記制限ステップで制限した機能の制限を解除する
    端末機能制限方法。
  7. 請求項5記載の端末機能制限方法において、
    前記認証ステップで、前記特定の認証又は決済の処理が行われてから、予め設定した時間が経過した場合に前記制限ステップで制限した機能の制限を解除する
    端末機能制限方法。
  8. 請求項5記載の端末機能制限方法において、
    さらに現在位置判定ステップを備え、
    前記認証処理ステップで前記特定の認証又は決済の処理が行われてから、前記現在位置判定ステップで所定の移動を判断した場合に前記制限ステップで制限した機能の制限を解除する
    端末機能制限方法。
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