JP2018514136A - 端末設定を調整するための方法、および装置 - Google Patents

端末設定を調整するための方法、および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、端末設定を調整するための方法、および装置を開示する。本方法は端末に対して適用される。そして、本方法は、第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップであり、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している、ステップ、および、第1制御条件に従って端末設定を調整するステップ、を含む。本発明において提供される方法および装置によって、同じ機能または異なるプロファイルが使用される場合に、設定は手動で調整される必要がなく、それにより、端末についてユーザのユーザ体験を改善している。

Description

本発明は、データ処理の分野に関する。そして、特には、端末設定を調整するための方法、および装置に関する。
現在、モバイル端末は、ますます多様な機能を有しており、そして、基本的なインスタントメッセージ機能および通話機能に加えて、モバイル端末は、また、写真撮影、ビデオ録画、ゲーム、オーディオとビデオ、およびネットワーキングといった、多くの機能も有している。異なる環境的な要求を満足するようにモバイル端末の全ての設定を可能にするために、モバイル端末は、さらに、様々な動作モードを有している。例えば、標準モード、会議モード、スリープモード、およびドライブモード、といった様々なプロファイルである。ユーザが、異なる環境において、もしくは、同じ環境における異なる時間において、同一の機能又は異なるプロファイルといった、端末設定を使用する場合、ユーザは、モバイル端末が最適な使用効果を達成できるように、モバイル端末の全ての設定を手動で調整する必要がある。例えば、地下鉄、コンサート会場、または、スポーツ試合場、といった比較的に騒がしい場所においては、プロンプト音のボリュームが大きくされる必要があり、または、モバイル端末の振動レベルが大きくされる必要があり、そして、マルチメディア(オーディオ、ビデオ、またはゲーム、といったもの)のボリュームが大きくされる必要がある。しかしながら、会議室や教室といった比較的に静かな場所では、プロンプト音のボリュームが小さくされる必要があり、または、振動レベルが下げられる必要がある。別の例として、自宅やオフィスビルの中といった、Wi-Fiネットワークを提供している固定された場所においては、WLANサービスがオンにされる必要がある。バスまたは地下鉄といったWi-Fiネットワークが無いモバイルエリアにおいては、データサービスがオンにされる必要がある。加えて、Wi-Fiネットワークを伴う場所を通過するときにモバイル端末が頻繁に無線接続プロンプトを受信することを防止するため、もしくは、自動接続の試みによって生じるモバイルネットワークの一時的な中断および電力損失を防止するために、WLANサービスがオフにされる必要がある。さらに別の例として、ユーザが休息しているときにはスリープモードとしてモードが設定され、そして、ユーザが普通に動くときには標準モードとしてモードが設定される。飛行機においては、飛行機モードとしてモードが設定され、そして、自家用車において、ドライブモードとしてモードが設定される、等。
従って、ユーザが、異なる環境において、もしくは、同じ環境における異なる時間において、同一の機能又は異なるプロファイルに係る異なる設定といった、端末設定を使用する必要がある場合、最適な使用効果を達成できるように特定の機能またはプロファイルを可能にするために、ユーザは、繰り返し、かつ、手動で端末設定を調整する必要がある。調整プロセスは、比較的に複雑であり、そして、ユーザ体験は、比較的に弱いものである。加えて、調整がタイムリーなやり方で実行されていないので、重要な電話を逃したり、または、別の人を妨害する、といった問題が発生し得る。
本発明は、端末設定を調整するための方法、および装置を提供する。本発明において提供される方法および装置は、最適な使用効果を達成できるように特定の機能またはプロファイルを可能にするために、ユーザは、繰り返し、かつ、手動で端末設定を調整する必要があり、調整プロセスは比較的に複雑であり、そして、ユーザ体験は比較的に弱いものであるという、従来技術の問題を解決する。
第1の態様に従って、端末設定を調整するための方法が提供される。本方法は端末に対して適用され、かつ、本方法は、以下を含む。
第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップであり、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している、ステップと、
第1制御条件に従って、端末設定を調整するステップ、を含む。
第1の態様に関して、第1の可能な実施手法において、本方法は、以下を含む。
第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間、を含む。そして、
第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された持続時間、その中で第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された持続時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間、を含む。
第1の態様、または、第1の態様に係る第1の可能な実施手法に関して、第2の可能な実施手法において、第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、第1動作イベントは、第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって読み取られること、を含む。
第1の態様、もしくは、第1の態様に係る第1または第2の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第3の可能な実施手法においては、第1制御条件に従って端末設定を調整するステップの前に、本方法は、さらに、
第1制御条件に従って調整される必要がある端末設定の現在の第1規定値を記録するステップを含み、かつ、
第1制御条件に従って、端末設定を調整するステップの後で、本方法は、さらに、
第2トリガーイベントが検出された場合に第1規定値を獲得するステップであり、第2トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、もしくは、端末の現在のシステム時間が、第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間に到達しているか、または、第1制御条件における使用持続時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間に到達している、ステップ、および、
第1規定値に従って、第1制御条件に対応する端末設定を調整するステップと、を含む。
第1の態様に係る第3の可能な実施手法に関して、第4の可能な実施手法において、第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、第2動作イベントは、第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られること、を含む。
第1の態様、もしくは、第1の態様に係る第1から第4の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第5の可能な実施手法においては、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間、を含む。
第1の態様、もしくは、第1の態様に係る第1から第5の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第6の可能な実施手法においては、第1トリガーイベントを使用して制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップの前に、本方法は、さらに、
第1アプリケーションのタイプ、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成するステップ、を含む。
第1の態様に係る第6の可能な実施手法に関して、第7の可能な実施手法において、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値に従って、第1制御条件を生成するステップは、
第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、事前設定された期間内に端末設定に対応する第2規定値を獲得し、かつ、端末設定に対応する第1規定統計値を獲得するために第2規定値を使用するステップ、および、
第1規定統計値を使用して第1制御条件を生成するステップ、を含む。
第1の態様に関して、第8の可能な実施手法において、第1トリガーイベントを使用して制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップの前に、本方法は、さらに、
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定するステップ、
端末設定に対応し、かつ、端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、端末設定に対応する第2規定統計値を獲得するステップ、および、
第2規定統計値、または、第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、第1制御条件を生成するステップ、を含む。
第1の態様に関して、第9の可能な実施手法において、第1トリガーイベントを使用して制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップの前に、本方法は、さらに、
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定するステップ、
ユーザにより入力され、かつ、端末設定に対応する第4規定値を受信するステップ、および、
第4規定値を使用して、第1制御条件を生成するステップ、を含む。
第1の態様、もしくは、第1の態様に係る第1から第9の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第10の可能な実施手法においては、第1制御条件が、複数のサブ制御条件を含む場合、
複数のサブ制御条件は異なる制御時間にそれぞれ対応しており、かつ、サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値にそれぞれ対応しており、第1制御条件に従って、端末設定を調整するステップは、
複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している制御時間に従って、複数のサブ制御条件を順次に呼び出すステップ、および、
各サブ制御条件に従って、端末設定を調整するステップ、を含む。
第1の態様、もしくは、第1の態様に係る第1から第10の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第11の可能な実施手法において、端末設定は、端末のプロファイル、端末の再生ボリューム、端末の第2アプリケーションの使用状況、または、端末と別の端末との間の接続状況、のうちいずれか1つまたは組み合わせを含む。
第2の態様にして、端末が提供される。そして、本端末は、
第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するように構成されているプロセッサであり、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している、プロセッサ、および、
プロセッサによって実行される関連データを保管するように構成されているメモリ、を含む。
第2の態様に関して、第1の可能な実施手法において、本プロセッサ、さらに、
受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間に応じて、第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間を決定し、かつ、
受信したユーザ入力情報に従って生成された持続時間、または、その中で第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された持続時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間に応じて、第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間を決定する、ように構成されている。
第2の態様、または、第2の態様に係る第1の可能な実施手法に関して、第2の可能な実施手法において、第1アプリケーションは、非接触アプリケーションである。そして、本プロセッサは、さらに、第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出されたときに、第1動作イベントが検出されたと決定する、ように構成されている。
第2の態様、もしくは、第2の態様に係る第1または第2の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第3の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、第1制御条件に従って端末設定を調整する前に、第1制御条件に従って調整される必要がある端末設定の現在の第1規定値を記録し、かつ、第1制御条件に従って端末設定を調整した後で、第2トリガーイベントが検出された場合に第1規定値を獲得する、ように構成されている。ここで、第2トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、もしくは、端末の現在のシステム時間が、第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間に到達しているか、または、第1制御条件における使用持続時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間に到達している。そして、プロセッサは、第1規定値に従って、第1制御条件に対応する端末設定を調整する、ように構成されている。
第2の態様に係る第3の可能な実施手法に関して、第4の可能な実施手法において、第1アプリケーションは、非接触アプリケーションである。そして、本プロセッサは、さらに、第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出されたときに、第2動作イベントが検出されたと決定する、ように構成されている。
第2の態様、もしくは、第2の態様に係る第1から第4の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第5の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間に応じて、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間を決定する、ように構成されている。
第2の態様、もしくは、第2の態様に係る第1から第5の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第6の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、第1アプリケーションのタイプ、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成する、ように構成されている。
第2の態様に係る第6可能な実施手法に関して、第7の可能な実施手法において、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値に従って、本プロセッサによって、第1制御条件を生成することは、特定的に、
第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、事前設定された期間内に端末設定に対応する第2規定値を獲得し、かつ、端末設定に対応する第1規定統計値を獲得するために第2規定値を使用すること、および、
第1規定統計値を使用して第1制御条件を生成すること、を含む。
第2の態様に関して、第8の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定し、
端末設定に対応し、かつ、端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、端末設定に対応する第2規定統計値を獲得し、かつ、
第2規定統計値、または、第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、第1制御条件を生成する、ように構成されている。
第2の態様に関して、第9の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定し、
ユーザにより入力され、かつ、端末設定に対応する第4規定値を受信し、かつ、
第4規定値を使用して、第1制御条件を生成する、ように構成されている。
第2の態様、もしくは、第2の態様に係る第1から第9の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第10の可能な実施手法において、第1制御条件が複数のサブ制御条件を含む場合に、複数のサブ制御条件は異なる制御時間にそれぞれ対応しており、かつ、記サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値にそれぞれ対応している。第1制御条件に従って、プロセッサによって、端末設定を調整することは、
複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している制御時間に従って、複数のサブ制御条件を順次に呼び出すこと、および、
各サブ制御条件に従って、端末設定を調整すること、を含む。
第2の態様、もしくは、第2の態様に係る第1から第10の可能な実施手法のうちいずれか1つに関して、第11の可能な実施手法において、本プロセッサは、さらに、端末のプロファイル、端末の再生ボリューム、端末の第2アプリケーションの使用状況、または、端末と別の端末との間の接続状況、のうちいずれか1つまたは組み合わせを使用して、端末設定を形成する、ように構成されている。
前述の技術的ソリューションのうち1つまたは2つは、少なくとも以下の技術的効果を有している。
本発明の実施例において提供される方法および装置は、タイムリーに、条件を満たすトリガーイベントが存在するか否かを検出する。そして、もしそう(yes)であれば、端末設定が対応するように調整される。従って、同じ機能が使用されるとき、または、異なるプロファイルが使用されるときに、手動による調整を避けることができ、それによって、端末装置についてユーザの使用体験を改善している。
図1は、本発明の実施例1に従った、端末設定を調整するための方法に係る模式的フローチャートである。 図2は、本発明の実施例2に従った、端末設定を調整するための方法に係る模式的フローチャートである。 図3は、本発明の実施例3に従った、端末設定を調整するための方法に係る模式的フローチャートである。 図4は、本発明の実施例5に従った、端末設定を調整するための方法に係る模式的フローチャートである。 図5aは、本発明の一つの実施例に従って、第1アプリケーションがNFC自動車キーである場合に携帯電話によって決定される第1制御条件を実施するためのプロセスに係る模式的ダイヤグラムである。 図5bは、本発明の一つの実施例に従って、第1アプリケーションがNFC自動車キーである場合に携帯電話によって決定される第1制御条件を実施するためのプロセスに係る模式的ダイヤグラムである。 図5cは、本発明の一つの実施例に従って、第1アプリケーションがNFC自動車キーである場合に携帯電話によって決定される第1制御条件を実施するためのプロセスに係る模式的ダイヤグラムである。 図5dは、本発明の一つの実施例に従って、第1アプリケーションがNFC自動車キーである場合に携帯電話によって決定される第1制御条件を実施するためのプロセスに係る模式的ダイヤグラムである。 図6は、本発明の一つの実施例に従った、端末に係る模式的な構成図である。
本発明の実施例の目的、技術的ソリューション、および利点をより明瞭にするために、本発明の実施例における添付の図面を参照して、以下に、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的ソリューションを明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本発明の実施例のいくつかであるが、全てではない。創作努力なしに本発明の実施例に基づいて当業者によって獲得される他の全ての実施例は、本発明の保護範囲の中に内に入るものである。
本発明の実施例において言及される端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートバンド、スマート眼鏡といったもの)、またはタブレットコンピュータ、といった電子デバイスを含んでよい。そして、別の端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートバンド、スマート眼鏡、または、ブルートゥースヘッドセットといったもの)、タブレットコンピュータ、スマートホーム端末(スマートテレビ、スマートエアコン、スマート冷蔵庫、または無線ルータといったもの)、またはスマート車載端末(車載ナビゲーション、またはイベントデータレコーダといったもの)、といった電子デバイスを含んでよい。
以下に、本明細書における添付図面を参照して、本発明の実施例を詳細にさらに説明する。
実施例1
図1に示されるように、本発明のこの実施例は、端末設定を調整するための方法を提供する。本方法は、端末に対して適用され、そして、少なくとも一つのアプリケーションが端末に設定される。本方法は、以下のステップを含んでいる。
ステップ101:第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する。ここで、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している。
本発明のこの実施例において、第1動作イベントは、第1アプリケーションをオペレーションするあらゆるイベントであってよく、そして、特定のアプリケーション環境においては、事前設定された条件を満たす一つのイベントであってよい。第1アプリケーションを開始すること、または、第1アプリケーションにおける特定のオペレーションを実行すること、といったものである。第1アプリケーションが、電子キー(自動車キー、またはドアキー、といったもの)、電子入場券(コンサートチケット、展示チケット、または会議出席チケット、といったもの)、または、電子公共交通機関カード、といったNFCアプリケーションである場合に、第1動作イベントは、ユーザが先を見越して電子キーをオンにすること、または、ユーザが先を見越して電子入場チケットを選択することであってよい。もしくは、端末が、カードリーダによってNFCアプリケーションが読み取られた(つまり、端末のNFCトランシーバが、カードリーダによって送信されたデータ読み取りコマンドを受信したと)検出することであってよい。
本発明のこの実施例において、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間、を含んでいる。例えば、NFCアプリケーションが自動車キーである場合に、ユーザは、ユーザが毎日家を出る時間に従って、NFCアプリケーションの開始時間として自動車キーについて固定時間を設定することができる。別の例では、NFCアプリケーションが電子公共交通機関カードである場合に、端末は、NFCアプリケーションの開始時間としての統計値(平均値など)を獲得するように、午前7時から午前9時まで(from 7:00AM to 9:00AM)、および、午後6時から午後8時まで(from 6:00PM to 8:00PM)の期間の最中でユーザが電子公共交通機関カードを使用する全ての時間に従って統計を収集することができる。さらに別の例では、NFCアプリケーションが電子入場券である場合に、端末は、NFCアプリケーションの開始時間として入場券において記録されているアクティビティの開始時間(例えば、コンサートチケットに記録されたコンサート開始時間、または、開始時間の前または後の特定の時点、といったもの)を使用することができる。
ステップ102:第1制御条件に従って端末設定を調整する。
本発明のこの実施例において、端末設定は、端末のプロファイル、端末の再生ボリューム(再生ボリュームは、メディアボリューム、通話ボリューム、着信音および通知ボリューム、のうちいずれか1つまたは組み合わせ、または、端末のあらゆる他のボリュームであってよい)、端末の第2アプリケーション(端末においてインストールされた地図ナビゲーションアプリケーションまたは携帯電話ボリューム自動調整アプリケーション、といったもの)の使用状況、もしくは、端末と別の端末との間の接続状況、のうちいずれか1つまたは組み合わせを含んでよい。別の端末は、端末との接続関係を有する端末を含んでいる。確かに、端末設定は、これに限定されないが、前述の列挙されたケースを含んでいる。
特定のアプリケーション環境について、携帯電話の着信の着信音のボリューム値範囲が0から10までであり、かつ、小(0から3まで)、中(4から6まで)、大(7から10まで)の主に3つのセグメントに分けられる場合には、通常の時間または最近の時間期間Tの中における3つのボリュームセグメント内の携帯電話の着信の着信音の履歴設定データに対して統計的収集および分析が実行されてよく、対応する平均値Vi(i=1、2、または3)を獲得する。
例えば、第1アプリケーションが公共交通機関カードである場合には、携帯電話の着信の着信音のボリュームが強化されるべきことが予め決定されている。すなわち、ボリュームにおいて強化調整が実行され(例えば、現在のボリュームセグメントが0から3までであり、そして、調整後のボリュームセグメントは4から6までである)、もしくは、ボリュームが大ボリュームセグメントまで直接的に調整される(例えば、現在のボリュームセグメントが0から3までであり、そして、調整後のボリュームセグメントは7から10までである)。従って、統計収集を通じて獲得された前述の平均値Vi(i=1、2、または3)と組み合わせて、第1制御条件が決定され、そして、携帯電話の着信の着信音に対応するボリューム設定値は、V2またはV3である。従って、このステップにおいて、端末は、第1制御条件に従って、携帯電話の着信の着信音のボリューム値をV2またはV3へ調整することができる。確かに、同様の設定および調整が、また、メディアボリュームおよび通話ボリュームといった再生ボリュームについて、および、別の端末設定で実行されてもよい。そして、ここにおいて、詳細は説明されない。
別の例として、第1アプリケーションがシンポジウムの電子入場券である場合には、携帯電話の着信の着信音のボリュームを小ボリュームセグメントまで低下させること、または、直接的にミュートされるべきであることが予め決定されている。従って、統計収集を通じて獲得された前述の平均値Vi(i =1、2、または3)と組み合わせて、第1制御条件が決定される。そして、携帯電話の着信の着信音に対応するボリューム設定値はV1または0である。従って、このステップにおいて、端末は、第1制御条件に従って、携帯電話の着信の着信音のボリューム値をV1または0まで調整することができる。確かに、同様の設定および調整が、また、メディアボリュームおよび通話ボリュームといった再生ボリュームについて、および、別の端末設定で実行されてもよい。そして、ここにおいて、詳細は説明されない。
特定の使用環境においては、第1アプリケーションが電子公共交通機関カードであり、そして、第1動作イベントが電子公共機関交通カードが有効なことである場合に、電子公共交通機関カードを使用するユーザは、比較的騒がしい環境の中に居るだろうと決定されてよい。電子デバイスを騒々しい環境に対して適応できるようにするためには、電子デバイスの設定が調整される必要があり得る(例えば、着信/メッセージの着信音のボリューム、および強化される必要があるオーディオやビデオ、ゲーム、およびFMといったマルチメディアのボリューム、および、オンされる必要があるデータサービス)。第1制御条件は、調整されることが必要な設定に従って、対応して生成されてよい。前述のインスタンスは、第1アプリケーションの一つのケースを説明するための特定な例に過ぎない。しかしながら、本発明のこの実施例における第1アプリケーションは、電子公共交通機関カードのアプリケーションに限定されない。
本発明のこの実施例において、調整後の端末設定と調整前の端末設定とは、全く異なっていてよく、部分的に同じであり、かつ、部分的に異なっていてよく、もしくは、全く同じであってよい。すなわち、制御条件に含まれる規定値が携帯電話の現在の規定値と異なる場合には、第1制御条件における規定値に応じて端末設定が再調整される。いくつかの規定値が同じであり、かつ、いくつかが異なる場合は、異なる規定値について再調整が実行されてよい。規定値が全て同じである場合には、再調整が行われないか、または、変更なしの再調整が実行されてよい。
本発明のこの実施例において提供される方法は、タイムリーに、条件を満たすトリガーイベントが存在するか否かを検出し、そして、もしそうであれば、対応するように端末設定が調整される。従って、同じ機能が使用されるか、または、異なるプロファイルが使用され、端末設定が手動で調整されることを要する場合による複雑なオペレーションの問題を避けることができ、それによって、端末装置についてユーザの使用体験を改善している。
一般的に、端末設定は、端末の特定の使用シナリオに従って調整されることを要する。前述の異なるNFCアプリケーションは、しばしば異なる使用シナリオを有する。すなわち、異なるNFCアプリケーションが異なる使用場所で使用される必要があり、そして、さらに、端末設定が異なって調整される必要があり得る。従って、端末の使用場所が変わる場合には、端末設定の復元および調整も、また考慮される必要がある。図2に示されるように、この実施例においては、端末について、第1アプリケーションが閉じられたとき、または、第1アプリケーションが閉じられた後の一時期の後、もしくは、第1アプリケーションが特定の使用持続時間に到達した後で、電子デバイスの端末設定が、第1アプリケーションが開始される前の状態へ調整されてよい。従って、本発明のこの実施例において、設定の復元を実施するために、以下の方法のステップが、さらに使用される。そして、特定の実施は、以下であってよい。
ステップ201:第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する。ここで、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、もしくは、端末の現在のシステム時間が、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に到達している。
本発明のこの実施例においては、第1トリガーイベントと第1トリガーイベントに含まれる第1動作イベント、または、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間の特定的な説明について、前述の実施例1におけるステップ101の対応する説明を参照し、そして、ここでは詳細について説明されない。
ステップ202:第1制御条件に従って調整される必要がある端末設定の現在の第1規定値を記録する。
特定的に、端末は、第1制御条件に従って、調整される必要がある端末設定を決定してよい。これらの端末設定に係る現在の第1既定値(プロファイルに対応する規定値、及び/又は、再生ボリュームに対応する規定値、及び/又は、第2アプリケーションの使用状況に対応する規定値、及び/又は、端末と別の端末との間の接続状態に対応する規定値といったもの)を記録するためであり、そうすることで、端末設定がその後に復元され、かつ、調整されるときに、その値が使用され得る。
任意的に、端末は、また、端末設定に対応する全ての規定値(プロファイルに対応する規定値、再生ボリュームに対応する規定値、第2アプリケーションの使用状態に対応する規定値、および、端末と別の端末との間の接続状態に対応する規定値、といったもの)を記録してもよい。
ステップ203:第1制御条件に従って端末設定を調整する。
本発明のこの実施例において、第1制御条件、端子設定、および、規定の調整方法は、実施例1におけるステップ102の実施プロセスおよび方法と同じであり、そして、ここでは詳細について説明されない。
ステップ204:第2トリガーイベントが検出された場合、第1規定値を獲得する。ここで、第2トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、もしくは、端末の現在のシステム時間が、第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間に到達しているか、または。第1制御条件における使用持続時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間に到達している。
本発明のこの実施例において、第2動作イベントは、第1アプリケーションをオペレーションするあらゆるイベントであってよく、そして、特定のアプリケーション環境においては、事前設定された条件を満たすイベントであってよい。第1アプリケーションが、電子キー(自動車キー、またはドアキー、といったもの)、電子入場券(コンサートチケット、展示チケット、または会議出席チケット、といったもの)、または、電子公共交通機関カード、といったNFCアプリケーションである場合に、第2動作イベントは、カードリーダによってNFCアプリケーションが読み取られたことを端末が検出する(すなわち、端末のNFCトランシーバがカードリーダによって送付されたデータ読み取りコマンドを受信する)ことであってよい。例えば、第1アプリケーションは、電子公共交通機関カードである。バスの乗車および降車のときに乗客がカードをスワイプする必要があるバスにおいては、カードが最初にスワイプされる場合(端末のNFCトランシーバが、カードリーダによって送付されたデータ読み取りコマンドを受信する)、第1制御条件の実行がトリガーされる。端末のNFCトランシーバが、カードリーダによって送付されたデータ読み出しコマンドを再び受信した、すなわち、第2トリガーイベントが検出された場合には、端末設定が復元されてよい(カードのスワイプが再び検出され、そして、それが、ユーザが位置している環境が変わる、または、変化するだろうということを示しており、従って、それに応じて、端末設定が復元され、そして、調整される必要がある)。
第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間、を含んでいる。
例えば、NFCアプリケーションが自動車キーである場合に、ユーザは、ユーザが毎日家を出る時間、および、途中で毎日どのくらいの時間を要しているかに従って、NFCアプリケーションに関連する終了時間として固定時間を設定することができる。別の例では、NFCアプリケーションが電子公共交通機関カードである場合に、端末は、NFCアプリケーションに関連する終了時間としての統計値(平均値といったもの)を獲得するように、午前7時から午前9時まで、および、午後6時から午後8時までの期間の最中でユーザが電子公共交通機関カードを使用する全ての時間に従って統計を収集することができる。さらに別の例では、NFCアプリケーションが電子入場券である場合に、端末は、入場券において記録されているアクティビティの開始時間(例えば、コンサートチケットに記録されたコンサート開始時間、または、開始時間の前または後の特定の時点、といったもの)、または、入場券において記録されているアクティビティの終了時間に従って、NFCアプリケーションに関連する終了時間を決定することができる。
第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された持続時間、その中で第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された持続時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間、を含んでいる。
例えば、NFCアプリケーションが自動車キーである場合、ユーザは、毎日の運転持続時間に従って、NFCアプリケーションに関連する制御持続時間として自動車キーについて固定持続時間を設定することができる。代替的に、NFCアプリケーションが電子公共交通機関カードである場合に、端末は、NFCアプリケーションに関連する制御持続時間としての統計値(平均値といったもの)を獲得するように、午前7時から午前9時まで、および、午後6時から午後8時までの期間の最中でユーザが電子公共交通機関カードを使用する全ての時間に従って統計を収集することができる。代替的に、NFCアプリケーションが、コンサートチケットといった、電子入場チケットである場合に、端末は、NFCアプリケーションに関連する制御持続時間としてコンサートの持続時間を使用することができる。
ステップ205:第1規定値に従って、第1制御条件に対応する端末設定を調整する。
例えば、第1アプリケーションが公共交通機関カードである場合、第1トリガーイベントが発生する前に、端末の全ての規定値(例えば、ボリュームが、0から3までのボリューム範囲であること)が記録される。第1制御条件に従って端末設定が調整された後で、端末設定を変更する(例えば、着信の着信音のボリュームが増加されることであってよく、例えば、ボリュームは、調整前には0から3までのボリュームセグメントにあり、そして、調整後には4から6までのボリュームセグメントにある)。この実施例において、条件を満たす第2トリガーイベントが存在する場合には、これに対応して、端末の全ての設定が、第1トリガーイベントによってトリガーされた調整の以前のものへ復元される必要がある。すなわち、第2トリガーイベントを検出した後で、端末は、ステップ203の以前の第1制御条件に対応する端末設定によって記録された全ての規定値を獲得する。対応する端末設定を復元し、そして、調整するためである(このインスタンスにおいて、端末のボリュームは、4から6までのボリュームセグメントから、0から3までのボリュームセグメントへ復元される)。
本発明のこの実施例において提供されるソリューションにおいては、端末設定が、1つのトリガーイベントに従って1回調整される。そして、この調整は、ユーザが置かれている特定の環境に対する適応的(adaptive)な調整である。しかしながら、ユーザは、その環境に長時間は居ない。従って、第2トリガータイムに応じて、ユーザが置かれている環境が調整前のものへ復元されたと判断された場合には、それに応じて、端末設定が相応して復元される。端末設定に係る前述の調整プロセスに基づいて、端末設定は、ユーザの使用要求をより良く満たすことができ、そして、端末のリソースをある程度節約することができる(例えば、第1トリガーイベントが端末の全ての設定のパラメータを改善する場合、それに応じて、ユーザが置かれている環境が復元され、そして、それに応じて設定が復元され得る。そうすることで、携帯電話のエネルギー消費が低減され得る)。
実施例3
図3に示されるように、本発明のこの実施例において提供される方法をより詳細に説明するために、以下に、さらに、非接触アプリケーションに関して本発明のこの実施例において提供される方法を詳しく説明する。第1動作イベントは、第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタ(non-contact reader/writer)によって読み取られることであってよく、そして、特定的な実施装は、以下であってよい。
ステップ301:第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出された場合に、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を取得する。
第1アプリケーションが端末においてインストールされている電子公共交通機関カードアプリケーションであり、そして、端末がバスの非接触リーダ/ライタとインタラクションし、そして、バス料金が課金される場合には、端末の所有者がバスに乗るということが判断されてよい。対応する所有者は、比較的騒がしい環境に居るだろう。従って、これに対応して、端末設定が調整される必要がある。特定的に、端末設定は、第1制御条件を使用して調整されてよい。第1制御条件は、前述の実施例1および実施例2における第1制御条件と同じであり、そして、ここでは詳細について説明されない。
ステップ302:第1制御条件に従って調整される必要がある端末設定の現在の第1規定値を記録する。
この実施例において、第1規定値は、前述の実施例1および実施例2における第1規定値と同じであり、そして、ここでは詳細について説明されない。
ステップ303:第1制御条件に従って端末設定を調整する。
この実施例において、実施例は、非接触、かつ、電子公共交通機関カードのアプリケーションに対するものであり、いくつかの公共交通機関のカードは、2回のカードスワイプに応じて走行距離(mileage)を決定することによって課金される。すなわち、バスに乗車するための最初のカードスワイプからバスを降車するための2回目のカードスワイプまでのプロセスは、ユーザによるバスを使用するプロセスに対応している。従って、第1アプリケーションが最初に非接触リーダ/ライタによって読み取られる時間が、端末設定を調整するための開始時間であり、そして、第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られる時間が、端末設定の復元時間である。従って、第2動作イベントは、第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって2回目に読み取られることであり、そして、特定的な実施プロシージャは、以下を含み得る。
ステップ304:第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出された場合に、第1規定値を獲得する。すなわち、第2動作イベントは、第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られることである。
ステップ305:第1規定値に従って、第1制御条件に対応する端末設定を復元し、かつ、調整する。
実施例4
ユーザは特定の生活習慣を有していることを考慮して、1つの端末設定について複数のサブ制御条件(sub-control conditions)が決定されてよい。すなわち、第1制御条件は、複数のサブ制御条件を含んでいる。ここで、複数のサブ制御条件は、異なる制御時間にそれぞれ対応しており、そして、サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値に対応している。
例えば、携帯電話において保管されているアプリケーションが、NFCドアキーである場合には、複数のサブ制御条件が、時間期間に従ったプロファイルについて決定されてよい。{プロファイル、(12:00から14:00まで、スリープモード)、(翌日の23:00から6:00まで、スリープモード)、(その他、標準モード)}といったものである。すなわち、ユーザが家にいるとき、12:00から14:00まで、翌日の23:00から6:00まで、の2つの期間の最中に、携帯電話のプロファイルがスリープモードとして設定される必要があり、そして、プロファイルは残りの時間に標準モードとして設定される。
図4に示されるように、特定的な実施ステップは、以下を含んでいる。
ステップ401:第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する。ここで、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している。
この実施例において、第1制御条件は、1つの端末設定(携帯電話のプロファイルといったもの)、および、n(n1)のサブ制御条件を含み、ここで、各サブ制御条件は開始時間および対応する規定値を含んでいる。確かに、第1制御条件は、複数の端末設定を含んでよく(例えば、プロファイル、ゲームボリューム、FMボリューム、音楽再生ボリューム、または、他のメディアボリューム、端末上の別のアプリケーションの開始または終了制御、および、端末と別の端末との間のあらゆる複数の接続状態(ブルートゥースまたはWi-Fiといったもの))、そして、各端末設定に対応する複数のサブ制御条件を含んでよい。
この実施例において、一つの例として、第1アプリケーションが前述のNFCドアキーである場合に、第1トリガーイベントを検出することは、端末により、NFCドアキーが非接触カードリーダ(ユーザのドアにおいて設置されているNFCカードリーダといったもの)によって読み取られたことを検出することであってよく、もしくは、現在の時間がNFCドアキーに関する事前設定された開始時間に到達したことを、端末により、検出することであってよい。NFCドアキーに関する事前設定された開始時間は、NFCドアキーについてユーザによって設定された時間値であり、または、ユーザがNFCドアキーを使用する全ての時間に従って統計を収集することによって端末により獲得される時間値である。
ステップ402:複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している制御時間に従って、複数のサブ制御条件を順次に呼び出す。
ステップ403:各サブ制御条件に従って端末設定を調整する。
例えば、ユーザが、ドアを開けるためにNFCドアキーを使用し、そして、家に入るときに、携帯電話は、第1制御条件を使用するようにトリガーされる。もしくは、現在時間がNFCドアキーの開始時間であると携帯電話が判断するとき、携帯電話は、第1制御条件を使用するようにトリガーされる。
第1制御条件における複数のサブ制御条件に従って端末設定を調整するための特定的な実施方法は、以下であってよい。
A:端末は、前述の制御条件におけるn開始時間に従って、現在の時間がi番目の開始時刻に達したか否かを判断する。そして、もしそうであれば、ステップBを実行する。そうでなければ、現在の時間とi番目の開始時刻を比較するように継続する。
B:端末は、i番目のサブ制御条件に従って対応する端末設定を調整する。そして、iを1だけ増加させた後で、i = nになるまで、ステップAを実行するように継続する。
本実施例においては、ユーザが家を離れるときにNFCドアキーを使用する場合に、i<nであるとき、ユーザは家を離れるためにカードをスワイプし、そして、NFCドアキーがインストールされている端末設定が復元されてよい。加えて、この実施例において、制御条件は、オリジナルの端末設定まで端末を復元するときの制御のための、制御持続時間をさらに含んでよい。復元オペレーションは、前述の実施例におけるものと同じであり、そして、ここにおいて、詳細は説明されない。
この実施例においては、ユーザの行動(behavior)はコヒーレンス(coherence)に係る特定的な特徴を有するということに基づいて、端末設定を連続的に調整するために、1つのトリガーイベントに基づいて複数のサブ制御条件が呼び出されてよく、それによって、ユーザの繰り返しのオペレーションを回避し、本発明のソリューションの実施プロシージャを簡単にし、かつ、ユーザの使用体験を改善している。
実施例5
本発明のこの実施例において提供される方法は、端末において異なるアプリケーション上で実行される異なる設定の調整のためのものである。すなわち、これらの異なるアプリケーションは、異なる制御条件に対してそれぞれに対応する。従って、第1トリガーイベントを使用して制御条件から第1トリガーイベントに対応している第1制御条件が獲得される前に、第1制御条件が、また、以下の方法に従って生成されてもよい。以下の実施可能な方法は、(この実施例において提供される第1制御条件を生成するための方法が、前述の実施例1、実施例2、実施例3、または実施例4のうちいずれか1つと組み合わされて、従来技術における問題を解決する)ものである。
方法1:第1アプリケーションのタイプ、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成する。
特定的に、第1制御条件を生成するためのパラメータは、別々に使用されてよく、または、組み合わせて使用されてよい。本発明のこの実施例における第1制御条件を生成する特定的な実施方法が、一つの例を使用して、以下に詳細に説明される。実施例では、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、事前設定された期間内に端末設定に対応する第2規定値に応じて、第1制御条件が生成され、以下を含んでいる。
第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、事前設定された期間内に端末設定に対応する第2規定値を獲得し、そして、端末設定に対応する第1規定統計値(a first specified statistic value)を獲得するために第2規定値を使用すること、および、
第1規定統計値を使用して第1制御条件を生成すること、である。
この実施例の方法において、第1アプリケーションは、繰り返し使用され得る(電子公共交通機関カード、NFCドアキー、または、NFC自動車キー、および、アプリケーションが削除またはアンインストールされなければフェイル(fail)しないアプリケーション、といった)アプリケーションであってよい。これらのアプリケーションについて、端末設定のために第1制御条件が決定されてよい。ユーザの使用習慣(すなわち、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の第1アプリケーションの端末設定に係る履歴データ)に応じたいくつかの機能及び/又はプロファイルといったものである。
例えば、端末(携帯電話といったもの)が、第1アプリケーションは電子公共交通機関カードであることを検出した場合に、端末は予備的に、携帯電話の着信/メッセージ着信音のボリューム、そして、オーディオとビデオ、ゲーム、およびFM、といったマルチメディアのボリュームが強化される必要があること、および、データサービスがオンされる必要があることを決定する。次いで、携帯電話機は、メディアの各タイプのボリュームについて平均ボリューム値または平均値(すなわち、前述の第1規定統計値)を獲得するように、着信/メッセージ着信音のボリューム、および、バスに乗車するためのユーザによる電子公共交通機関カードのスワイプからバスを降車するまでの期間内に毎回使用されるオーディオとビデオ、ゲーム、およびFMといったマルチメディアのボリューム、に関する履歴データ(すなわち、前述した第2規定値)に係る統計を収集することができる。加えて、携帯電話機は、期間内でのデータサービスのオンまたはオフの時間量の統計を収集し、状態値を獲得する(例えば、1である状態値はオンされていることを、そして、0であることはオフされていることを示す)(すなわち、前述の第1規定統計値である)。最後に、携帯電話は、これらの第1規定統計値に従って第1制御条件を生成することができる。統計収集を通じて獲得されたデータサービスに関連する一つまたはそれ以上の平均ボリューム値および状態値である。
加えて、第1アプリケーションは、また、限定された時間量についてだけしか使用できないアプリケーション(景勝地チケット(scenic spot ticket)、または展示チケットといった、数回(例えば、2回)使用された後でフェイルするアプリケーション)であってもよい。この場合、ユーザの使用習慣に応じて、いくつかの機能及び/又はプロファイルといった端末設定について第1制御条件が決定されてよい。
たとえば、第1アプリケーションは携帯電話に保管されている景勝地チケットであり、そして、チケットの使用持続時間は、観光客が景勝地チケットを購入したその日から翌日の午前9時以前の時間までの期間だけに限定されている。従って、携帯電話は、ユーザがチケットを購入したその日に景勝地に入るためにユーザがチケットを使用した後で端末設定についてユーザによって実行される調整(例えば、携帯電話の着信音がバイブレーションとして設定され、音楽プレーヤのボリュームが最大に設定され、または、携帯電話とブルートゥースボリュームとの間でブルートゥース接続が確立されること)に従って第1制御条件を生成することができる。ユーザが、翌日の午前9時以前に再び景勝地に入るためにチケットを使用した後で、携帯電話は、第1制御条件における端末設定値に従って、対応する端末設定を調整する。
加えて、第1制御条件が最終的に決定される前に、第1制御条件において指定された値(すなわち、前述の第1規定統計値)を確認または調節するように、ユーザは、ヒューマン−コンピュータ相互作用インターフェース(例えば、ポップアップウィンドウの形式におけるもの)を使用して促される。確かに、ユーザは、また、第1制御条件をキャンセルしてもよく、すなわち、対応する第1制御条件は第1アプリケーションについて設定されない。
方法2:第1トリガーイベントを使用して制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する以前に、第1制御条件を生成することは、また、以下の方法において実施されてもよい。
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定すること、
端末設定に対応し、かつ、端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、端末設定に対応する第2規定統計値を獲得すること、および、
第2規定統計値、または、第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、第1制御条件を生成すること、である。
この実施例の方法において、第1アプリケーションは、繰り返し使用され得る(電子公共交通機関カード、NFCドアキー、または、NFC自動車キー、および、アプリケーションが削除またはアンインストールされなければフェイルしないアプリケーション、といった)アプリケーションであってよく、または、限定された時間量についてだけしか使用できないアプリケーション(コンサートチケットまたはシンポジウム入場券といった一度だけ使用された後でファイルするアプリケーション、もしくは、景勝地チケットまたは展示チケットといった、数回(例えば、2回)使用された後でフェイルするアプリケーション)であってよい。これらのアプリケーションについては、特定のアプリケーションのタイプに従って、強化または弱化調整が実行される端末設定が予備的に決定された後で、ユーザが通常の時間または最近の時間内に端末設定を使用したときに生成される設定データの履歴に係る統計を収集することによって、第1制御条件が決定される。
例えば、ダウンロードされた第1アプリケーションがシンポジウム入場券であることを携帯電話が検出した場合に、携帯電話は、携帯電話の着信/メッセージ着信音が小さくされるか、もしくは、ミュートまたはバイブレーションに設定される必要があること、プロファイルが会議モードに切り替えられる必要があること、オーディオとビデオといったマルチメディアのボリュームを下げる必要があること(携帯電話においては、ボリュームが3つのセグメント、この例においては、小、中、大へと分割されることを仮定しており、ボリュームが小ボリュームセグメントへ小さくされる必要があると決定されている)、または、ブルートゥースを用いてスマートバンド(smart band)が接続される必要があり、かつ、メッセージプッシュ機能が有効にされる必要があること、を予備的に決定する。次いで、携帯電話は、会議モードとしてプロファイルに対応する規定値を設定し、メディアの各タイプのボリュームについて平均ボリューム値または平均値(すなわち、前述の第2規定統計値)を獲得するように、着信/メッセージ着信音による小ボリュームセグメント、および、最近の期間内でユーザによって使用されたオーディオとビデオ、ゲーム、およびFMといったマルチメディア、において生成された履歴データ(すなわち、前述した第3規定値)に係る統計を収集し、そして、携帯電話とスマートバンドとの間のブルートゥース接続状態に対応する規定値を有効に設定し、かつ、メッセージプッシュ機能に対応する規定値を有効に設定することができる。最終的に、携帯電話は、これら前述の規定値および第2規定統計値に従って、第1制御条件を決定する。加えて、第1制御条件が最終的に決定される以前に、第1制御条件において指定された値(すなわち、前述の第2規定統計値を含む)を確認または調節するように、ユーザは、ヒューマン−コンピュータ相互作用インターフェース(例えば、ポップアップウィンドウの形式におけるもの)を使用して促される。確かに、ユーザは、また、第1制御条件をキャンセルしてもよく、すなわち、対応する第1制御条件は第1アプリケーションについて設定されない。
繰り返し使用可能なアプリケーションおよび制限された時間量についてだけ使用することができるアプリケーションを含む、他のタイプの第1アプリケーションについて、携帯電話によって第1制御条件を生成するための方法は、前述の例におけるものと同じであり、そして、ここにおいて、詳細は説明されない。
方法3:第1トリガーイベントを使用して制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する以前に、第1制御条件を生成することは、また、以下の方法において実施されてもよい。
第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定すること、
ユーザにより入力され、かつ、端末設定に対応する第4規定値を受信すること、および、
第4規定値を使用して第1制御条件を生成すること、である。
この実施例の方法において、第1アプリケーションのタイプは、前述の方法1および方法2におけるものと同じであり、そして、ここにおいて、詳細は説明されない。
例えば、第1アプリケーションが電子公共交通機関カードである場合、携帯電話は予備的に、第1アプリケーションのタイプ(電子公共交通機関カード)に応じて、第1トリガーイベントが存在するならば、着信/メッセージ着信音のボリューム、そして、オーディオとビデオ、ゲーム、および携帯電話のFM、といったマルチメディアのボリュームが強化される必要があること、および、データサービスがオンされる必要があることを決定する。次いで、携帯電話は、着信/メッセージ着信音のボリューム、そして、オーディオとビデオ、ゲーム、および携帯電話のFM、といったマルチメディアのボリュームに対応するボリュームを設定し、かつ、確認のためデータサービスを選択するように、ヒューマン−コンピュータ相互作用インターフェース(例えば、ポップアップウィンドウの形式におけるもの)を使用して、ユーザを促す。最終的に、携帯電話は、ヒューマン−コンピュータ相互作用(ウィンドウといったもの)を用いてユーザによって入力された規定値(すなわち、第4規定値)に従って、第1制御条件を生成する。
次の図5aから図5dは、携帯電話のユーザインターフェース(UI、User Interface)を使用して、第1アプリケーションがNFC自動車キーである場合に携帯電話によって決定される第1制御条件、および、前述の方法のうちいずれか1つにおいて自動車のドアを開けるためにユーザがNFC自動車キーを使用した後で、対応する端末設定について携帯電話によって実行された調整の結果、を直感的に表しており、そして、以下のように明確である。
(1)NFC自動車キーアプリケーションが携帯電話にダウンロードされる(図5aに示されるように)。
(2)携帯電話は、アプリケーションのタイプに従って、携帯電話のプロファイルがドライブモードに切り替えられる必要があり、マルチメディアボリュームが大ボリュームセグメントに調整される必要があり、携帯電話ナビゲーションマップアプリケーション(AmapまたはBaidu Mapsといったもの)が開かれる必要があり、ブルートゥースを用いてスマートバンドが携帯電話に接続される必要があり、かつ、スマート眼鏡と携帯電話との間のブルートゥース接続が切断される必要があること、を決定する。これらの端末設定値に従って第1制御条件を決定するようにである(図5bに示されるように)。
(3)ユーザが携帯電話を自動車のドアロック(すなわち、NFCカードリーダ)の近くに置くとき、携帯電話は、NFC自動車キーが読み取られたことを検出する(図5cに示されるように)。
(4)携帯電話機は、前述の(2)の第1制御条件に従って端末設定を自動的に調整する。すなわち、ドライブモードを開始し、着信/メッセージ着信音のボリューム、オーディオとビデオのボリューム、および他のマルチメディアのボリュームを大きくし、携帯電話ナビゲーションマップアプリケーションを開き、スマートバンドに接続し、かつ、スマート眼鏡から切断する(図5dに示されるように)。
この実施例は、複数の制御条件を生成するための方法を提供する。この実施において提供される方法を用いて、端末は、端末の中に保管されたデータに従って、環境要求を満たしている制御条件を適応的に生成することができ、そして、また、ユーザによって入力されたパラメータに従って制御条件を生成することもでき、それにより、制御条件の利用可能性を改善している。
本発明のこの実施例のソリューションにおいては、前述の実施例での端末において異なるアプリケーションがそれぞれに異なる制御条件に対応することに加えて、確かに、複数の異なるアプリケーションが同じ制御条件について対応してよいことが、留意されるべきである。例えば、端末は、端末の中に保管されているシンポジウム入場券、図書館アクセスカード、等について同じ制御条件を設定してよく、そして、端末の中に保管されているコンサートチケット、電子公共交通機関カード、等については別の制御条件を設定することができる。結論として、本発明のソリューションは、端末における異なるアプリケーションに対応する制御条件の設定方法を制限しない。
実施例6
図6に示されるように、前述の方法に基づいて、本発明のこの実施例は、端末600をさらに提供する。そして、端末は、以下を含む。
プロセッサ601であり、第1トリガーイベントが検出された場合に、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するように構成されている。ここで、第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベント、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達していること、を含んでいる。そして、第1制御条件に従って端末設定を調整するように構成されている。ここで、
プロセッサ601は、さらに、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得される時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間に従って、第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間を決定するように構成されており、そして、受信したユーザ入力情報に従って生成された期間(duration)、または、その中で第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得される持続時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間に従って、第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間を決定するように構成されている。
プロセッサ601は、さらに、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得される時間、もしくは、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間に従って、第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間を決定するように構成されている。そして、
プロセッサ601は、さらに、端末のプロファイル、端末の再生ボリューム、端末の第2アプリケーションの使用状況、または、端末と別の端末との間の接続状態、のうちいずれか1つまたは組み合わせを使用して端末設定を形成するように構成されている。そして、
プロセッサによって実行される関連データを保管するように構成されている、メモリ602を含む。
さらに、端末は、トリガー条件に基づいて端末が設定を調整した後で、特定の環境に対して適合される。しかしながら、ユーザが特定の環境を離れる場合に、特定の環境下での設定は別の環境に対して適合されないことがある。従って、最も効果的な調整方法は、端末設定をトリガーイベントが発生する前のもの調整することである。本装置の特定的な実施は、以下であってよい。
プロセッサ601は、さらに、第1制御条件に従って端末設定を調整する前に、第1制御条件に従って調整される必要がある端末設定の現在の第1規定値を記録し、第1制御条件に従って端末設定を調整した後で、第2トリガーイベントが検出された後の第1規定値を獲得する、ように構成されている。ここで、第2トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、または、端末の現在のシステム時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間に達しているか、もしくは、第1制御条件における使用持続時間が第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間に到達している。そして、プロセッサは、第1規定値に従って、第1制御条件に対応する端末設定を調整するように構成されている。
本発明のこの実施例において提供されるソリューションは、端末が置かれている環境に対する適応的な設定調整に関し、そして、非接触アプリケーションは、実際のアプリケーション環境について大きな関連性を有するアプリケーションである。従って、本発明のソリューションが非接触アプリケーションに対して適用される場合に、
第1アプリケーションは非接触アプリケーションであり、そして、プロセッサ601は、さらに、非接触リーダ/ライタによって第1アプリケーションが読み取られたことが検出されたときに、第1動作イベントが検出されたと判断する、ように構成されている。
さらに、端末が設定を復元する必要があるときに、プロセッサ601は、さらに、2回目に非接触リーダ/ライタによって第1アプリケーションが読み取られたことが検出されたときに、第1動作イベントが検出されたと判断する、ように構成されている。
本発明のこの実施例において提供されるソリューションでは、端末における異なるアプリケーションについて異なる設定調整が実行される。すなわち、これらの異なるアプリケーションは、異なる制御条件についてそれぞれに対応している。従って、第1トリガーイベントを使用して制御条件から、プロセッサ601が第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する前に、以下の手法に従って、第1制御条件が、さらに生成され得る。実施可能な手法は以下のとおりである。
手法1:
プロセッサ601は、さらに、第1アプリケーションのタイプ、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成する、ように構成されている。
プロセッサ601によって、第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の端末設定に対応している第2規定値に従って、第1制御情報を生成することは、特定的に、以下を含む。
第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、事前設定された期間内に端末設定に対応する第2規定値を獲得すること、および、端末設定に対応する第1規定統計値を獲得するために第2規定値を使用すること、そして、
第1規定統計値を使用して第1制御条件を生成すること、である。
手法2:
プロセッサ601は、さらに、第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定するように;端末設定に対応し、かつ、端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、端末設定に対応する第2規定統計値を獲得するように;および、第2規定統計値、または、第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、第1制御条件を生成するように構成されている。
手法3:
プロセッサ601は、さらに、第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある端末設定を決定するように;ユーザにより入力され、かつ、端末設定に対応する第4規定値を受信するように;および、第4規定値を使用して第1制御条件を生成するように構成されている。
さらに、ユーザが特定の生活習慣を有していることを考慮して、1つの端末設定について複数のサブ制御条件が決定されてよい。すなわち、第1制御条件は、複数のサブ制御条件を含んでいる。ここで、複数のサブ制御条件は、異なる制御時間にそれぞれ対応しており、そして、サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値に対応している。従って、端末は、以下を含む。プロセッサ601によって、第1制御条件に従って端末設定を調整することは、以下を含む。
複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している制御時間に従って、複数のサブ制御条件を順次に呼び出すこと、および、
各サブ制御条件に従って端末設定を調整すること、である。
この出願の実施例における前述の一つまたはそれ以上の技術的ソリューションは、少なくとも以下の技術的効果を有する。
本発明の実施例において提供される方法を用いて、端末における第1アプリケーションとの組み合わせにおいて、条件を満たす第1トリガーイベントが存在するか否かがタイムリーなやり方で検出される。そして、もしそうであれば、第1アプリケーションの制御条件に従って、対応する端末設定が自動的に調整される。従って、ユーザが、異なる環境において、または、同じ環境における異なる時間に、同じ又は複数の端末設定を使用する場合に、もはや手動の調整は必要とされない。しかし、最適な使用効果を達成するように、端末設定は、特定のアプリケーションとの組み合わせにおいて自動的に調整される。これによって、手動の調整によって生じる複雑なオペレーションを回避するだけでなく、異なるシナリオに従って、携帯電話においてダウンロードされたアプリケーションの使用も十分に拡張し、かつ、ユーザ体験を大いに改善している。
本発明の方法は、特定の実施方法において説明された実施例に限定されない。本発明の技術的ソリューションに従って当業者により獲得される実装方法も、また、本発明の技術革新の範囲内に含まれるものである。
明らかに、当業者であれば、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な変更および変形を行うことができる。本発明は、提供されるこれらの変更および変形をカバーすることが意図されている。それらは、以降の請求項およびそれと均等な技術によって定義される保護の範囲内に入るものである。
本発明のこの実施例において提供されるソリューションにおいては、端末設定が、1つのトリガーイベントに従って1回調整される。そして、この調整は、ユーザが置かれている特定の環境に対する適応的(adaptive)な調整である。しかしながら、ユーザは、その環境に長時間は居ない。従って、第2トリガーイベントに応じて、ユーザが置かれている環境が調整前のものへ復元されたと判断された場合には、それに応じて、端末設定が相応して復元される。端末設定に係る前述の調整プロセスに基づいて、端末設定は、ユーザの使用要求をより良く満たすことができ、そして、端末のリソースをある程度節約することができる(例えば、第1トリガーイベントが端末の全ての設定のパラメータを改善する場合、それに応じて、ユーザが置かれている環境が復元され、そして、それに応じて設定が復元され得る。そうすることで、携帯電話のエネルギー消費が低減され得る)。

Claims (24)

  1. 端末設定を調整するための方法であって、前記方法は端末に対して適用され、かつ、
    前記方法は、
    第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するステップであり、前記第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、前記端末の現在のシステム時間が前記第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達している、ステップと、
    前記第1制御条件に従って、前記端末設定を調整するステップ、
    を含む、方法。
  2. 前記第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、前記第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、前記第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間、を含み、
    前記第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間は、前記受信したユーザ入力情報に従って生成された持続時間、その中で第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された持続時間、または、第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、
    前記第1動作イベントは、前記第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって読み取られること、を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1制御条件に従って、前記端末設定を調整する前記ステップの前に、
    前記方法は、さらに、
    前記第1制御条件に従って調整される必要がある前記端末設定の現在の第1規定値を記録するステップ、を含み、かつ、
    前記第1制御条件に従って、前記端末設定を調整する前記ステップの後で、
    前記方法は、さらに、
    第2トリガーイベントが検出された場合に第1規定値を獲得するステップであり、前記第2トリガーイベントは、前記第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、もしくは、前記端末の現在のシステム時間が、前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された終了時間に到達しているか、または、前記第1制御条件における使用持続時間が前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された制御持続時間に到達している、ステップと、
    前記第1規定値に従って、前記第1制御条件に対応する前記端末設定を調整するステップと、
    を含む、請求項1乃至3いずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、
    前記第2動作イベントは、前記第1アプリケーションが2回目に前記非接触リーダ/ライタによって読み取られること、を含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された開始時間は、受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、前記第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、または、前記第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間、を含む、
    請求項1乃至5いずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1トリガーイベントを使用して制御条件から、前記第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する前記ステップの前に、
    前記方法は、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプ、前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の前記端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成するステップ、
    を含む、請求項1乃至6いずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の前記端末設定に対応している第2規定値に従って、前記第1制御条件を生成する前記ステップは、
    前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、前記事前設定された期間内に前記端末設定に対応する第2規定値を獲得し、かつ、前記端末設定に対応する第1規定統計値を獲得するために前記第2規定値を使用するステップと、
    前記第1規定統計値を使用して前記第1制御条件を生成するステップと、
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1トリガーイベントを使用して制御条件から、前記第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する前記ステップの前に、
    前記方法は、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある前記端末設定を決定するステップと、
    前記端末設定に対応し、かつ、前記端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、前記端末設定に対応する第2規定統計値を獲得するステップと、
    前記第2規定統計値、または、前記第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、前記第1制御条件を生成するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1トリガーイベントを使用して制御条件から、前記第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得する前記ステップの前に、
    前記方法は、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある前記端末設定を決定するステップと、
    ユーザにより入力され、かつ、前記端末設定に対応する第4規定値を受信するステップと、
    前記第4規定値を使用して、前記第1制御条件を生成するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1制御条件は、複数のサブ制御条件を含み、
    前記複数のサブ制御条件は異なる制御時間にそれぞれ対応しており、かつ、
    前記サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値にそれぞれ対応しており、
    前記第1制御条件に従って、前記端末設定を調整する前記ステップは、
    前記複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している前記制御時間に従って、前記複数のサブ制御条件を順次に呼び出すステップと、
    各サブ制御条件に従って、前記端末設定を調整するステップと、
    を含む、請求項1乃至10いずれか一項に記載の方法。
  12. 前記端末設定は、前記端末のプロファイル、前記端末の再生ボリューム、前記端末の第2アプリケーションの使用状況、または、前記端末と別の端末との間の接続状況、のうちいずれか1つまたは組み合わせを含む、
    請求項1乃至11いずれか一項に記載の方法。
  13. 端末であって、前記端末は、
    第1トリガーイベントが検出された場合、制御条件から、第1トリガーイベントに対応する第1制御条件を獲得するように構成されているプロセッサであり、前記第1トリガーイベントは、第1アプリケーションをオペレーションする第1動作イベントを含み、または、前記端末の現在のシステム時間が前記第1アプリケーションに関連する事前設定された開始時間に達しており、かつ、前記第1制御条件に従って端末設定を調整する、プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行される関連データを保管するように構成されているメモリと、
    を含む、端末。
  14. 前記プロセッサは、さらに、
    受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、前記第1アプリケーションが閉じられる終了時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、もしくは、前記第1アプリケーションの使用有効期間に対応する終了時間に応じて、前記第1アプリケーションに関連する事前設定された終了時間を決定し、かつ、
    前記受信したユーザ入力情報に従って生成された持続時間、または、その中で前記第1アプリケーションが使用される使用持続時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された持続時間、もしくは、前記第1アプリケーションの使用有効期間に対応する持続時間に応じて、前記第1アプリケーションに関連する事前設定された制御持続時間を決定する、
    ように構成されている、請求項13に記載の端末。
  15. 前記第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、
    前記プロセッサは、さらに、前記第1アプリケーションが非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出されたときに、前記第1動作イベントが検出されたと決定する、ように構成されている、
    請求項13または14に記載の端末。
  16. 前記プロセッサは、さらに、
    前記第1制御条件に従って端末設定を調整する前に、前記第1制御条件に従って調整される必要がある前記端末設定の現在の第1規定値を記録し、かつ、
    前記第1制御条件に従って前記端末設定を調整した後で、第2トリガーイベントが検出された場合に第1規定値を獲得し、
    前記第2トリガーイベントは、前記第1アプリケーションをオペレーションする第2動作イベントを含み、もしくは、前記端末の現在のシステム時間が、前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された終了時間に到達しているか、または、前記第1制御条件における使用持続時間が前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された制御持続時間に到達しており、
    かつ、前記第1規定値に従って、前記第1制御条件に対応する前記端末設定を調整する、
    ように構成されている、請求項13乃至15いずれか一項に記載の端末。
  17. 前記第1アプリケーションは、非接触アプリケーションであり、かつ、
    前記プロセッサは、さらに、前記第1アプリケーションが2回目に非接触リーダ/ライタによって読み取られたことが検出されたときに、前記第2動作イベントが検出されたと決定する、ように構成されている、
    請求項16に記載の端末。
  18. 前記プロセッサは、さらに、
    受信したユーザ入力情報に従って生成された時間、または、前記第1アプリケーションが開始される開始時間の全ての以前の統計を収集することによって獲得された時間、もしくは、前記第1アプリケーションの使用有効期間に対応する開始時間に応じて、前記第1アプリケーションに関連する前記事前設定された開始時間を決定する、
    ように構成されている、請求項13乃至17いずれか一項に記載の端末。
  19. 前記プロセッサは、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプ、前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の前記端末設定に対応している第2規定値、または、受信したユーザ指示情報、のうちいずれか1つまたは組み合わせに従って、第1制御情報を生成する、
    ように構成されている、請求項13乃至18いずれか一項に記載の端末。
  20. 前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後の事前設定された期間内の前記端末設定に対応している第2規定値に従って、前記プロセッサによって、前記第1制御条件を生成することは、特定的に、
    前記第1アプリケーションの全ての以前の実行の最中または後で、前記事前設定された期間内に前記端末設定に対応する第2規定値を獲得し、かつ、前記端末設定に対応する第1規定統計値を獲得するために前記第2規定値を使用すること、および、
    前記第1規定統計値を使用して前記第1制御条件を生成すること、
    を含む、請求項19に記載の端末。
  21. 前記プロセッサは、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある前記端末設定を決定し、
    前記端末設定に対応し、かつ、前記端末の全ての以前の使用の最中に生成された第3規定値に従って、前記端末設定に対応する第2規定統計値を獲得し、かつ、
    前記第2規定統計値、または、前記第2規定統計値と受信したユーザ指示情報を使用して、前記第1制御条件を生成する、
    ように構成されている、請求項13に記載の端末。
  22. 前記プロセッサは、さらに、
    前記第1アプリケーションのタイプに従って、調整される必要がある前記端末設定を決定し、
    ユーザにより入力され、かつ、前記端末設定に対応する第4規定値を受信し、かつ、
    前記第4規定値を使用して、前記第1制御条件を生成する、
    ように構成されている、請求項13に記載の端末。
  23. 前記第1制御条件が複数のサブ制御条件を含む場合に、
    前記複数のサブ制御条件は異なる制御時間にそれぞれ対応しており、かつ、
    前記サブ制御条件は、異なる端末設定、及び/又は、同じ端末設定の異なる規定値にそれぞれ対応しており、
    前記第1制御条件に従って、前記プロセッサによって、前記端末設定を調整することは、
    前記複数のサブ制御条件にそれぞれ対応している前記制御時間に従って、前記複数のサブ制御条件を順次に呼び出すこと、および、
    各サブ制御条件に従って、前記端末設定を調整すること、
    を含む、請求項13乃至22いずれか一項に記載の端末。
  24. 前記プロセッサは、さらに、
    前記端末のプロファイル、前記端末の再生ボリューム、前記端末の第2アプリケーションの使用状況、または、前記端末と別の端末との間の接続状況、のうちいずれか1つまたは組み合わせを使用して、前記端末設定を形成する、
    ように構成されている、請求項13乃至23いずれか一項に記載の端末。
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