JP2004152119A - マシンコントローラのフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルタを備えたマシンコントローラにおいて、フィルタ時定数が異なる2個の独立した前記フィルタと、指令入力を前記2個の前記フィルタのいずれかに入力できるように切り換える切換スイッチと、前記2個のフィルタの出力を加算する加算器と、からなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、位置決め装置などに使用されるマシンコントローラのフィルタ機能に関しており、特にフィルタ時定数変更に伴うタクトタイム短縮ができるフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、位置決め装置などに使用されるマシンコントローラにおいて加減速時の機械系の振動を抑え、モータを滑らかに回転させるためのソフトの機能としてセグメントフィルタ(移動平均フィルタ)があった。図3は、従来のセグメントフィルタをブロック化した図であり、図4はそのフィルタの時定数変更時の動作手順を示すフローチャートである。
図3に示すように従来のセグメントフィルタは、入出力部と1つのフィルタから構成され、入力されたセグメントをソフトで逐次フィルタ処理し、出力するという手順がとられていた(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−306118号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来のセグメントフィルタでは、連続した入力指令を入力して位置決めをする際、位置ずれを発生させずにフィルタ定数を切り替えるには次の2通りの方法がとられている。
▲1▼前回のフィルタ払い出し完了を待つ
▲2▼フィルタ残量を一気に出力させる
しかしながら、▲1▼ではフィルタ時定数変更の際、前回のフィルタ払い出し完了を待つ時間があるためタクトタイムがフィルタ時定数に比例して長くなってしまうという問題があり、▲2▼ではフィルタのバッファ内全ての指令を一気に出力するため、非常に大きな値の指令が1回の指令で出力されてフィルタ出力が滑らかでなくなり、そのような指令で制御された機械にダメージを与えてしまうという問題があった。
本発明はこのような様々な問題点に鑑みてなされたものであり、フィルタの時定数変更に伴うタクトタイム増加を位置ずれする事なく短縮でき、またフィルタ出力を滑らかにすることができるフィルタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は、フィルタを備えたマシンコントローラにおいて、フィルタ時定数が異なる2個の独立したフィルタと、指令入力を前記2個のフィルタのいずれかに入力できるように切り換える切換スイッチと、
前記2個のフィルタの出力を加算する加算器と、からなることを特徴とするものである。
このようになっているため、前回のフィルタ払い出し完了を待たずフィルタ時定数を変更することができ、かつモータを滑らかに回転させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的実施例について、図に基づいて説明する。図1は、本発明のマシンコントローラのフィルタの構成を示すブロック図である。図に示すように本発明のマシンコントローラのフィルタは、入出力部、入力を切り替えるためのスイッチと複数個の独立したフィルタから構成されている。図において、従来1つのフィルタで行っていたフィルタ処理を複数個の独立したフィルタを用い、フィルタ払い出し完了状態のフィルタに入力を切り替える事でフィルタ時定数の切り替えを実現している。
【0007】
図2は図1のマシンコントローラのフィルタにおける処理手順を示すフローチャートである。この図1,2を用いて、以下、本発明のマシンコントローラのフィルタが2個のフィルタから構成される場合を例にとって順を追って説明する。
指令1まではフィルタ時定数1、指令1〜指令2ではフィルタ時定数2でフィルタ処理を行う場合、指令1が入力されるとフィルタ時定数1を持ったフィルタ1にセグメントが入力され、フィルタ処理1が行われる。指令1の払い出しが終わり、指令2が入力されるとセグメントの入力を切り替え、フィルタ時定数2を持ったフィルタ2に入力され、フィルタ処理2が行われる。その際、フィルタ1にはセグメントは入力されていないがフィルタ残量が0になるまでフィルタ処理を続ける。そしてフィルタ1、2で処理されたセグメントの和が出力される。
このように、フィルタ1にフィルタ残量があっても フィルタ1の払い出し完了を待たず、また一気にフィルタ残量を払い出すことなくフィルタ2に切り替えてフィルタ時定数の変更ができ、またフィルタ1、フィルタ2で処理されたセグメントの和を出力しているので位置ずれすることなくフィルタ処理をすることが出来るのである。
【0008】
図5は、本発明の効果を説明する図であり、点Aから点Bまでは緩やかな加減速を、点Bから点Cへの移動では急な加減速をかける場合について、従来のフィルタ処理と本発明の方法を適用したフィルタ処理のタクトタイムを比較したものである。図より本発明の方法を適用したフィルタを用いるほうが従来のものと比べてタクトタイムが短縮されていることが分かる。
【0009】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の方法によれば、複数個の独立したフィルタを用い、入力を切り替えるという手順をとっているので、従来のセグメントフィルタの問題点であったフィルタ時定数変更に伴うタクトタイムの増加を位置ずれする事なく短縮でき、またフィルタ出力も滑らかにする事が可能となって機械に無用のダメージを与えなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマシンコントローラのフィルタの構成を示すブロック図
【図2】本発明の方法の処理手順を示すフローチャート
【図3】従来のマシンコントローラのフィルタの構成を示すブロック図
【図4】従来のフィルタの処理手順を示すフローチャート
【図5】本発明の効果を説明する図
Claims (1)
- フィルタを備えたマシンコントローラにおいて、
フィルタ時定数が異なる2個の独立したフィルタと、
指令入力を前記2個のフィルタのいずれかに入力できるように切り換える切換スイッチと、
前記2個のフィルタの出力を加算する加算器と、
からなることを特徴とするマシンコントローラのフィルタ。
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JP2002318090A JP2004152119A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | マシンコントローラのフィルタ |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2002318090A JP2004152119A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | マシンコントローラのフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2004152119A5 JP2004152119A5 (ja) | 2005-11-04 |
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Family Applications (1)
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