JPH11272320A - 位置決め制御装置および制御方法 - Google Patents

位置決め制御装置および制御方法

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JPH11272320A
JPH11272320A JP7881098A JP7881098A JPH11272320A JP H11272320 A JPH11272320 A JP H11272320A JP 7881098 A JP7881098 A JP 7881098A JP 7881098 A JP7881098 A JP 7881098A JP H11272320 A JPH11272320 A JP H11272320A
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JP
Japan
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positioning
command
positioning command
deceleration
execution
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JP7881098A
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Hiroshi Watanabe
博 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前の位置決め指令の動作が終了する前に次の
位置決め指令を実行する位置決め装置において、加速度
の絶対値または速度が予め設定されている所定の大きさ
を越えないようにする。 【解決手段】 前の位置決め指令にもとづく移動の残時
間t0 が次の位置決め指令の加速時間t2 に一致すると
次の位置決め指令の実行を開始する位置決め指令実行制
御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つの位置決め
指令を実行する際に前の位置決め指令による動作が終了
しないうちに次の位置決め指令を実行する位置決め制御
装置および位置決め制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、特開平5−241630号公報
に示されている位置決め装置のブロック図である。この
位置決め装置100においては、加工プログラム2内の
位置決め指令が解析部3により解析され、補間部4によ
り補間データが作成される。加減速部5は補間データを
加減速フィルタにかけて加減速データを作成する。駆動
部Kは加減速データによりモータMを駆動する。位置決
め指令が連続する場合は、減速チェック量演算部7が軌
跡許容誤差に基づいて算出した減速チェック量に基づき
減速チェック部6が起動のタイミングを制御し、前の位
置決め指令による動作が終了しないうちに次の位置決め
指令を実行させ、全体の位置決め時間を短くしている。
図10は、前の位置決め指令による動作が終了しないう
ちに、次の位置決め指令を実行した場合のタイミング図
であり、一旦停止させることなく次の位置決め指令によ
る動作が行われる様子が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置決め装置に
おいては、減速チェック量がいかなる値であっても、減
速チェック量以下になった場合には、次の位置決め指令
の実行を開始するようにしているので、次の位置決め指
令の指令位置までの距離が短い場合には、前の位置決め
指令による移動が完了する前に、次の位置決め指令によ
る動作が完了する場合があった。図11は、前の位置決
め指令による移動が完了する前に、次の位置決め指令に
よる動作が完了した場合を示すタイミング図であり、減
速時の速度波形が乱れ、大きな減速度が必要になる様子
が示されている。
【0004】また、減速チェック量を大きな値に設定す
ると、前の位置決め指令において減速が開始される前に
次の位置決め指令が実行され、位置決め指令における指
令速度よりも大きな速度で移動することがあった。図1
2は、前の位置決め指令において減速が開始される前
に、次の位置決め指令が実行され、位置決め指令により
指定されている指令速度よりも大きな速度で移動する様
子を示すタイミング図である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる位置決
め制御装置は、第1、第2位置決め指令を実行する位置
決め制御装置において、第1位置決め指令にもとづく移
動における残距離の現在値が次式に示される減速チェッ
ク量になると第2位置決め指令の実行を開始させる位置
決め指令実行制御手段を備えるようにしたものである。 減速チェック量=t2 2×f1 /2×t1 但し、f1 は前の位置決め指令における指令速度、t1
は前の位置決め指令における減速時間、t2 は次の位置
決め指令における加速時間である。
【0006】第1、第2位置決め指令を実行する位置決
め制御装置において、第1位置決め指令にもとづく移動
における残時間の現在値が次に実行される第2位置決め
指令にもとづく加速時間に一致すると第2位置決め指令
の実行を開始させる位置決め指令実行制御手段を備えた
位置決め制御装置。
【0007】また、第1位置決め指令にもとづく移動が
終了しないうちに第2位置決め指令の実行を開始させる
位置決め制御装置において、現在状態が第1位置決め指
令における減速開始後か否かを判定する判定手段を備
え、判定手段による減速開始後判定を前提にして第2位
置決め指令の実行を開始させるようにしたものである。
【0008】また、この発明に係る位置決め制御方法
は、第1、第2位置決め指令を実行する位置決め制御方
法において、第1位置決め指令にもとづく移動における
残距離の現在値と次式に示される減速チェック量とを比
較する段階と、残存距離と加速距離との比較結果にもと
づき第2位置決め指令の実行を開始させる段階と、を有
する制御が位置決め指令実行制御手段により行われるよ
うにしたものである。 減速チェック量=t2 2 ×f1 /2×t1 但し、f1 は前の位置決め指令における指令速度、t1
は前の位置決め指令における減速時間、t2 は次の位置
決め指令における加速時間である。
【0009】また、第1、第2位置決め指令を実行する
位置決め制御方法において、第1位置決め指令にもとづ
く移動動作の残時間の現在値と次に実行される第2位置
決め指令にもとづく加速時間とを比較する段階と、残存
時間と加速時間との比較結果にもとづき第2位置決め指
令の実行を開始させる段階と、を有する制御が位置決め
指令実行制御手段により行われるようにしたものであ
る。
【0010】また、第1位置決め指令にもとづく移動が
終了しないうちに第2位置決め指令の実行を開始させる
位置決め制御方法において、現在状態が第1位置決め指
令における減速開始後か否かが判定手段により判定され
る段階と、判定手段による減速開始後判定を前提にして
第2位置決め指令の実行が開始される段階と、を有する
ようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1 図1は、この発明の実施の形態1における位置決め制御
装置を示すブロック図である。図において、101は位
置決め装置、2は加工プログラム、3は加工プログラム
2を読み取り加工プログラム2内の位置決め指令を解析
する解析部、4は位置決め指令にもとづき直線補間や円
弧補間等を行う補間部、5は加減速データ(台形等の速
度パターンを示すデータ)を作成する加減速部、9は次
の位置決め指令における加速時間t2 を算出する加速時
間演算部である。7は加速時間t2 と、前の位置決め指
令における指令速度f1 および減速時間t1 と、にもと
づき減速チェック量を算出する減速チェック量演算部で
ある。6は前の位置決め指令における移動の残距離が減
速チェック量に一致したか否かをチェックする減速チェ
ック部、8は速度が零の状態から装置固有の最高速度に
達するまでの時間、および、装置固有の最高速度から速
度が零になるまでの時間を設定する設定部である。位置
決め装置101は、加工プログラム2、解析部3、補間
部4、加減速部5、減速チェック部6、減速チェック量
演算部7、設定部8、および、加速時間演算部9から構
成される。また、この実施の形態1においては、減速チ
ェック部6、減速チェック量演算部7、および、加速時
間演算部9より位置決め指令実行制御手段が構成され
る。
【0012】この位置決め装置101においては、加工
プログラム2内の位置決め指令が解析部3により解析さ
れ、補間部4により補間データが作成される。加減速部
5は補間データを加減速フィルタにかけて加減速データ
を作成し、駆動部Kは加減速データによりモータMを駆
動する。
【0013】加速時間演算部9では、次の位置決め指令
による加速時間t2 を算出し、減速チェック量演算部7
に出力する。
【0014】減速チェック量演算部7では、次の式
(1)により減速チェック量を求め、減速チェック部5
へ出力する。 減速チェック量=t2 2 ×f1 /2×t1 ・・・・・・(1) 但し、f1 は 前の位置決め指令における指令速度、t1
は前の位置決め指令における減速時間、t2 は次の位
置決め指令における加速時間である。
【0015】減速チェック部6では、減速チェック量演
算部7から出力された減速チェック量と、前の位置決め
による移動における残距離を比較し、前の位置決めの残
距離が減速チェック量より小さくなると、次の位置決め
指令の実行開始が可能と判定し、次の位置決め指令を実
行する。以上のように、次の位置決め指令の実行開始タ
イミングは、減速チェック部6が制御し、前の位置決め
指令による動作が終了しないうちに、次の位置決め指令
を実行し全体の位置決め時間を短くしている。
【0016】図2は、図1において点線で囲まれている
部分Aの動作を示すフロー図である。図において、ステ
ップS1では、加速時間演算部9が次の位置決め指令の
加速時間を求める。ステップS2では、減速チェック量
演算部7が減速チェック量を式(1)により求める。ス
テップS3、ステップS4では、減速チェック部6が前
の位置決め指令における残距離が減速チェック量以下に
なるまで待ち、次の位置決め指令を開始させる。以上の
処理により、従来装置においては、例えば、次の位置決
め指令における指令位置までの距離が短い場合におい
て、図11に示すように所定の加速度を越える場合があ
ったが、図5のように改善され、所定の加速度以内で安
定に動作させることができる。なお、減速時の整定を良
くしスムーズに停止させるとともにタクトタイムの低下
を少なくするために、それぞれの位置決め指令におい
て、減速時間を加速時間よりも長くとるようにする(減
速時における加速度の絶対値に比べて加速時における加
速度を大きくする)場合があるが、このような場合にお
いても同様の効果がある。
【0017】発明の実施の形態2 図4は、この実施の形態2による位置決め制御装置を示
すブロック図である。図において、10は位置決め残時
間演算部である。位置決め装置102は、加工プログラ
ム2、解析部3、補間部4、加減速部5、減速チェック
部6、加速時間演算部9、位置決め残時間演算部10か
ら構成される。また、この実施の形態2においては、減
速チェック部6、加速時間演算部9、および、位置決め
残時間演算部10より位置決め指令実行制御手段が構成
される。
【0018】この位置決め装置102においては、加工
プログラム2内の位置決め指令が解析部3により解析さ
れ、補間部4により補間データが作成される。加減速部
5は補間データを加減速フィルタにかけて加減速データ
を作成し、駆動部Kは加減速データによりモータMを駆
動する。
【0019】加速時間演算部9は、次の位置決め指令の
加速時間t2を求め、減速チェック部6に出力する。
【0020】位置決め残時間演算部10では、前の位置
決め指令による減速中において、現在からこの位置決め
指令による移動が完了するまでの時間t0(以下、位置
決め残時間t0 と呼ぶ)を次に示す式(2)により求
め、減速チェック部6に出力する。 位置決め残時間=f0 ×t1 /f1 ・・・・・・(2) 但し、f0 は現在速度、f1 は前の位置決め指令におけ
る指定速度、t1 は前の位置決め指令における減速時間
である。
【0021】減速チェック部6は、加速時間演算部9か
ら出力された加速時間t2 と、位置決め残時間演算部1
0から出力された位置決め残存時間t0 とを比較し、位
置決め残時間t0 が加速時間t2 に一致すると、次の位
置決め指令の実行を開始させる。すなわち、前の位置決
め指令による移動の残時間が次の位置決め指令における
加速時間t2 に一致すると次の位置決め指令の実行を開
始させる。
【0022】図5は、図4において点線で囲まれた部分
Bの動作を示すフロー図である。図において、ステップ
S5では、加速時間演算部9が次の位置決め指令の加速
時間t2 を求める。ステップS6では、位置決め残時間
演算部10が前の位置決め指令の位置決め指令による移
動時間の残時間t0 を式(2)により求める。ステップ
S7、ステップS8において、減速チェック部6は、位
置決め残時間t0 が加速時間t2 以下になるまで待ち、
次の位置決め指令の実行を開始させる。以上のように、
次の位置決め指令の実行開始タイミングは減速チェック
部6が制御し、前の位置決め指令による動作が終了しな
いうちに、次の位置決め指令を実行し全体の位置決め時
間を短くしている。この実施の形態2により、従来装置
において図11のようになっていた現象が図3のように
改善され、次の位置決め指令における指令位置までの距
離が短い場合においても、所定の加速度以内で安定に動
作させることができる。なお、減速時の整定を良くしス
ムーズに停止させるとともにタクトタイムの低下を少な
くするために、それぞれの位置決め指令において、減速
時間を加速時間よりも長くとるようにする(減速時にお
ける加速度の絶対値に比べて加速時における加速度を大
きくする)場合があるが、このような場合においても同
様の効果がある。
【0023】発明の実施の形態3 図6は、この発明の実施の形態3における位置決め制御
装置を示すブロック図である。図において、11は判定
手段、例えば、減速チェック開始判定部である。位置決
め装置103は、加工プログラム2、解析部3、補間部
4、加減速部5、減速チェック部6、減速チェック量演
算部7、設定部8、減速チェック開始判定部11から構
成される。
【0024】この位置決め装置103においては、加工
プログラム2内の位置決め指令が解析部3により解析さ
れ、補間部4により補間データが作成される。加減速部
5は補間データを加減速フィルタにかけて加減速データ
を作成し、駆動部Kは加減速データによりモータMを駆
動する。
【0025】減速チェック開始判定部11は、前の位置
決め指令において指令速度から停止するまでに要する移
動距離(以下、減速移動量と呼ぶ)を次の式(3)によ
り算出する。 減速移動量=f1 ×t1 /2 ・・・(3) 但し、f1 は前の位置決め指令における指令速度、t1
は前の位置決め指令における減速時間である。次に、前
の位置決め指令における残距離と、この減速移動量とを
比較し、残距離が減速移動量よりも小さくなると図6に
おいて減速チェック開始制御部11はスイッチS1およ
びスイッチS2をONにして次の位置決め指令の実行を
可能にする。すなわち、前の位置決め指令における動作
が減速開始後になっていること前提条件にして、次の位
置決め指令の実行が開始される。次の位置決め指令は、
例えば図9に示す従来装置のようにして前の位置決め指
令が終了しないうちに実行が開始される。
【0026】図7は、この実施の形態3における減速チ
ェック開始判定部11の動作を示すフロー図である。図
において、ステップS9では、減速移動量を式(3)に
より計算する。
【0027】ステップS10、ステップS11では、前
の位置決め指令における減速開始前の位置決めの残距離
が、式(3)により算出される減速移動量以下になって
いることを条件に次の位置決め指令の実行を開始させ
る。全体の位置決め時間が短くなるように前の位置決め
指令による動作が終了しないうちに次の位置決め指令の
実行を開始するようにしている。
【0028】この実施の形態3により、従来装置におい
ては、例えば、前の位置決め指令においてまだ減速が開
始される前に次の位置決め指令が実行されたため図12
に示すように所定の加速度を越える場合があったが、図
8のように改善され、所定の加速度以内で安定に動作さ
せることができる。なお、次の位置決め指令の実行にあ
たっては、さらに上述の実施の形態1または実施の形態
2のような条件で実行を開始させるようにすれば、さら
に実施の形態1または実施の形態2の場合と同様の効果
も生じる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、第1位置決め指令にもとづく移動の残存距離の現在
値と次に実行される第2位置決め指令にもとづく加速距
離とが比較され、この比較結果にもとづき位置決め指令
実行制御手段が第2位置決め指令の実行を開始させるよ
うにしたので、次の位置決め指令における指令位置まで
の距離が短い場合でも、所定の加速度以内で安定に動作
できる効果がある。
【0030】また、第1位置決め指令にもとづく移動の
残存時間の現在値と次に実行される第2位置決め指令に
もとづく加速時間とが比較され、この比較結果にもとづ
き位置決め指令実行制御手段が第2位置決め指令の実行
を開始させるようにしたので、次の位置決め指令におけ
る指令位置までの距離が短い場合でも、所定の加速度以
内で安定に動作できる効果がある。
【0031】また、第1位置決め指令にもとづく移動が
終了しないうちに第2位置決め指令の実行を開始させる
位置決め制御方法において、現在状態が第1位置決め指
令における減速開始後か否かが判定手段により判定さ
れ、判定手段による減速開始後判定を前提にして第2位
置決め指令の実行が開始されるようにしたので、指令速
度よりも大きな速度で移動するのを防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による位置決め制御
装置のブロック図である。
【図2】 図1の点線部分Aの動作を示すフロー図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による位置決め制御
装置のブロック図である。
【図4】 図3の点線部分Bの動作を示すフロー図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態1および実施の形態2
により、図11に対応する改善された動作を示すタイミ
ング図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による位置決め制御
装置のブロック図である。
【図7】 図6における減速チェック開始判定部11の
動作を示すフロー図である。
【図8】 この発明の実施の形態3により、図12に対
応する改善された動作を示すタイミング図である。
【図9】 従来の位置決め制御装置のブロック図であ
る。
【図10】 減速チェックを実行した時の速度を示すタ
イミング図である。
【図11】 従来の位置決め制御装置において、次の指
令位置までの距離が短いために、前の指令位置への移動
が完了する前に、次の指令位置への位置決めが完了した
場合の動作を示すタイミング図である。
【図12】 従来の位置決め制御装置において、減速チ
ェック量が大きいために、前の位置指令が減速を開始す
る前に、次の指令位置への位置決めを開始し、位置指令
速度よりも大きな速度で移動した場合の動作を示すタイ
ミング図である。
【符号の説明】
2 加工プログラム 3 解析部 4 補間部 5 加減速部 6 減速チェック部 7 減速チェック量演算部 8 設定部 9 加速時間演算部 10 位置決め残時間演算部 11 減速チェック開始判定部 100 位置決め装置 101 位置決め装置 102 位置決め装置 103 位置決め装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2位置決め指令を実行する位置
    決め制御装置において、上記第1位置決め指令にもとづ
    く移動における残距離の現在値が次式に示される減速チ
    ェック量になると上記第2位置決め指令の実行を開始さ
    せる位置決め指令実行制御手段を備えた位置決め制御装
    置。 減速チェック量=t2 2 ×f1 /2×t1 但し、f1 は前の位置決め指令における指令速度、t1
    は前の位置決め指令における減速時間、t2 は次の位置
    決め指令における加速時間である。
  2. 【請求項2】 第1、第2位置決め指令を実行する位置
    決め制御装置において、上記第1位置決め指令にもとづ
    く移動における残時間の現在値が次に実行される第2位
    置決め指令にもとづく加速時間に一致すると上記第2位
    置決め指令の実行を開始させる位置決め指令実行制御手
    段を備えた位置決め制御装置。
  3. 【請求項3】 第1位置決め指令にもとづく移動が終了
    しないうちに第2位置決め指令の実行を開始させる位置
    決め制御装置において、現在状態が上記第1位置決め指
    令における減速開始後か否かを判定する判定手段を備
    え、上記判定手段による減速開始後判定を前提にして上
    記第2位置決め指令の実行を開始させることを特徴とす
    る位置決め制御装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2位置決め指令を実行する位置
    決め制御方法において、上記第1位置決め指令にもとづ
    く移動における残距離の現在値と次式に示される減速チ
    ェック量とを比較する段階と、上記残存距離と上記加速
    距離との比較結果にもとづき上記第2位置決め指令の実
    行を開始させる段階と、を有する制御が位置決め指令実
    行制御手段により行われることを特徴とする位置決め制
    御方法。 減速チェック量=t2 2 ×f1 /2×t1 但し、f1 は前の位置決め指令における指令速度、t1
    は前の位置決め指令における減速時間、t2 は次の位置
    決め指令における加速時間である。
  5. 【請求項5】 第1、第2位置決め指令を実行する位置
    決め制御方法において、上記第1位置決め指令にもとづ
    く移動動作の残時間の現在値と次に実行される第2位置
    決め指令にもとづく加速時間とを比較する段階と、上記
    残存時間と上記加速時間との比較結果にもとづき上記第
    2位置決め指令の実行を開始させる段階と、を有する制
    御が位置決め指令実行制御手段により行われることを特
    徴とする位置決め制御方法。
  6. 【請求項6】 第1位置決め指令にもとづく移動が終了
    しないうちに第2位置決め指令の実行を開始させる位置
    決め制御方法において、現在状態が上記第1位置決め指
    令における減速開始後か否かが判定手段により判定され
    る段階と、上記判定手段による減速開始後判定を前提に
    して上記第2位置決め指令の実行が開始される段階と、
    を有することを特徴とする位置決め制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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