JP2002247886A - リニアモータの制御方法 - Google Patents

リニアモータの制御方法

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JP2002247886A
JP2002247886A JP2001043496A JP2001043496A JP2002247886A JP 2002247886 A JP2002247886 A JP 2002247886A JP 2001043496 A JP2001043496 A JP 2001043496A JP 2001043496 A JP2001043496 A JP 2001043496A JP 2002247886 A JP2002247886 A JP 2002247886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動子がストローク端にある場合でも安全
に、かつ正確に磁極検出を行える位置まで自動的にリニ
アモータの可動子を移動させるリニアモータの制御方法
を提供する。 【解決手段】 可動子3が固定子4に対して直線的に相
対運動する区間を定めるストッパ61,62と、ストッ
パより内側に可動子3の移動を禁止する信号を発信する
リミットスイッチ51,52と、可動子3の固定子4に
対する位置を検出する位置検出器2を備え、リニアモー
タを電源投入直後磁極検出し制御するリニアモータの制
御方法において、磁極検出前および磁極検出中にリミッ
トスイッチの信号を認識し、可動子3がストローク端に
あると判断した場合、推力指令によりストローク中央方
向へ可動子3を移動させ、リミットスイッチからの移動
量が、磁極検出に十分となるまで、固定位相角を順次更
新し、ストローク中央方向への移動を繰り返すようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータの制
御方法に関し、特にポールセンサ等の磁極位置検出器を
具備しないリニアモータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁極位置検出器を具備しない磁極検出方
法として、特開平8−182399号公報に「同期電動
機の界磁極位置補正方法」が開示されている。この界磁
極位置補正方法は、同期電動機をベクトル制御する場合
に、電動機の回転量(移動量)を少なく、かつ精度を落
とさずに電流位相の補正量を求めることを目的としてい
て、同期電動機の界磁極位置補正方法としてはその目的
を十分達成している。しかし、リニアモータの制御方法
として、この磁極検出方法は、リニアモータの実際の動
きを検出しながら磁極検出を行うため、リニアモータ
の可動子がストローク端に位置する場合、ストッパと
可動子が接触している場合、精度の良い磁極検出をする
ことができない。これらの場合、従来は手動、または他
の機構を利用して初期磁極検出に影響のでない位置まで
可動子を移動させてから磁極検出を開始するという方法
を取っていた。このような方法では、真空槽等のシステ
ムによっては、多くの時間とコストと労力を要する場合
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、リ
ニアモータの可動子が固定子のストローク端に位置する
場合、ストッパと可動子が接触している場合、共に精
度良く磁極検出ができるところまで手動もしくは、他の
機構を使用して可動子を移動させ、磁極検出を開始しな
ければならなかった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、手動もしくは他の機構を使用せず可動
子がストローク端にある場合でも安全に、かつ正確に磁
極検出を行える位置まで自動的にリニアモータの可動子
を移動させることが可能なリニアモータの制御方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明は、等間隔で配置された複数の界
磁磁極と、該界磁磁極と空隙を介して配置された電機子
巻線を有する電機子とを備え、該界磁磁極と該電機子の
何れか一方を固定子に、他方を可動子としてリニアモー
タを構成し、該固定子の両端に該可動子が直線的に相対
運動する区間を定めるストッパを設け、該ストッパより
内側に該可動子の移動を禁止する信号を発信するリミッ
トスイッチを設け、該可動子の該固定子に対する位置を
検出する位置検出器を具備し、該リニアモータを電源投
入直後磁極検出し制御するリニアモータの制御方法にお
いて、磁極検出前および磁極検出中にリミットスイッチ
の信号を認識し、可動子が該固定子のストローク端にあ
ると判断した場合、推力指令によりストローク中央方向
へ可動子を移動させ、リミットスイッチからの移動量
が、磁極検出に十分となるまで、リニアモータに印加す
る電流の固定位相角を順次更新し、ストローク中央方向
への移動を繰り返すことを特徴とする。
【0006】また、請求項2の本発明は、請求項1記載
のリニアモータの制御方法において、固定位相角の更新
は、第一の固定位相角αでの移動中、もしくは移動後移
動方向がストローク端方向であり、または、ストッパと
接触していると判断した場合、第一の固定位相角αにπ
を加算し、正側リミットスイッチからストローク中央方
向に移動させる場合、第一の固定位相角αに0からπの
範囲にあるβを減算し、負側リミットスイッチからスト
ローク中央方向に移動させる場合、第一の固定位相角α
に0からπの範囲にあるβを加算し、各々算出した位相
角を第二の固定位相角とし、以後可動子の移動状態によ
り順次更新する。
【0007】また、請求項3の本発明は、請求項2記載
のリニアモータの制御方法において、固定位相角の更新
において、加減算するβ(0<β<π)は、リニアモー
タの案内機構による摩擦等の外乱の大小により決定す
る。
【0008】さらに、請求項4の本発明は、請求項1〜
3の何れかに記載のリニアモータにおいて、推力指令
は、第一の目標値まで単調増加した後、第二の目標値ま
で一定値とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。
【0010】図1は、本発明が適用されるムービングマ
グネット型、もしくはムービングコイル型のリニアモー
タの駆動装置の1つの実施形態における概略構成を示す
図である。
【0011】リニアモータの駆動装置は、制御回路部1
1とパワー変換部12を含む制御装置1と、制御装置1
の変換パワー出力により固定子4に沿って相対運動する
可動子3と、可動子3の固定子4に対する位置を検出す
る位置検出器2と、定められたストロークを有する固定
子4と、固定子4の両端に可動子3が直線的に相対運動
する区間を定める+側ストッパ61と、−側ストッパ6
2と、ストッパより内側に可動子3の移動を禁止する信
号を発信する+側リミットスイッチ51と、−側リミッ
トスイッチ52とを備えている。
【0012】可動子3はムービングマグネット型であっ
ても良いしムービングコイル型であっても良い。可動子
3がムービングマグネット型であれば、固定子4は等間
隔に配置された複数の電機子巻線を備えたものとし、ま
た、可動子3がムービングコイル型であれば、固定子4
は等間隔に並べて配置された複数の界磁磁極を備えたも
のとする。なお、可動子と固定子は空隙を有して対向配
置される。
【0013】ここでは、図1のリニアモータの可動子3
が固定子4上を左から右に移動した場合を正方向に移動
したとし、電気位相角を0から+πへと変化させると正
方向に可動子3が移動するとする。
【0014】次に本発明の実施例の動作について図面を
参照して詳細に説明する。図2は本発明の実施例の実施
形態のフローチャートである。図の処理手順に従って説
明する。
【0015】(処理1) 初期値を設定する。すなわ
ち、最大指令推力をfmax、+側リミットスイッチ51
もしくは−側リミットスイッチ52から精度良く磁極検
出できる位置までの距離をXmax、可動子3が停止して
いる時の位置の揺らぎをXspan、推力指令がfmaxにな
るまでの所要時間をt1max、リニアモータに印加する
電流の固定位相角をγ(=α)、+側リミットスイッチ
51もしくは−側リミットスイッチ52から可動子3が
ストローク中央部方向に移動した積算移動距離をX0、
位相補正回数をj、判定フラグFLG1、FLG2,F
LG3=0、時間t=−m*Δtとする。ただしΔtは
時間の刻み、mは正の整数である。時間tは、推力指令
f(t)の計算等の処理の基準時間である。またt3は
推力指令(f max)して可動子3が安定点に十分移動で
きる時間である。このように設定し(処理2)に進む。 (処理2) 後述の処理で推力指令f(t)を計算し、
(処理3)に進む。 (処理3) 時間を判定する。t<0の場合、すなわち
可動子3に推力指令f(t)が出される以前であれば
(処理4)に進む。0≦t<t3の場合、すなわち可動
子3に推力指令f(t)が出されている状態であれば
(処理9)に進む。t=t3の場合、すなわち推力指令
f(t)が出力し終り0になれば(処理18)に進む。
【0016】(処理4) 現在の可動子3の位置でリミ
ットスイッチが作動しているか否かを判定する。リミッ
トスイッチが作動している場合、(処理5)に進む。リ
ミットスイッチが作動していない場合、(処理8)に進
む。 (処理5) どちらのリミットスイッチが作動したかを
判定する。+側リミットスイッチ51が作動した場合、
LMSW=0とし、(処理7)に進む。−側リミットス
イッチ52が作動した場合をLMSW=1とし、 (処
理6)に進む。 (処理6) 判定フラグFLG1=1とし、(処理7)
に進む。 (処理7) 時間を更新する。t=t+Δtとして、
(処理2)に進む。 (処理8) 位相補正回数の確認をする。j=0の場
合、本発明の制御方法を終了し、j≠0ならば(処理
7)に進む。
【0017】(処理9) (処理4)と同様の処理を行
う。リミットスイッチが作動している場合、(処理1
0)に進む。リミットスイッチが作動していない場合、
(処理15)に進む。 (処理10) 可動子3がストッパ61もしくは62に
接触しているか否かを判定する。推力指令f(t)がf
(t)=fmaxのとき、位置変化分ΔPOSがΔPOS
≦Xspanの場合、接触していると判定し (処理11)
に進み、ΔPOS≧Xspanの場合、(処理12)に進
む。 (処理11) 判定フラグFLG3=1とし、(処理2
1)に進む。 (処理12) 可動子3が移動中か停止中かを判定す
る。ΔPOS≦Xspanの場合、停止していると判定し、
(処理21)に進む。ΔPOS≧Xspanの場合、移動し
ていると判定し(処理13)に進む。 (処理13) 可動子3の移動方向がストローク端から
ストローク中央方向へ移動しているかを判定する。可動
子3がストローク中央方向に移動している場合、(処理
7)へ進み、ストローク端方向に移動している場合、
(処理14)に進む。 (処理14) 判定フラグFLG2=1とし、(処理2
1)に進む。 (処理15) 可動子3が移動中か停止中かを判定す
る。ΔPOSがΔPOS≧Xspanの場合、移動している
と判定し、(処理16)に進み、ΔPOS≦Xspanの場
合、停止していると判定し、(処理19)に進む。 (処理16) リミットスイッチから現在の可動子3の
位置までの積算距離ΔXを算出する。(処理17)に進
む。 (処理17) リミットスイッチから現在の可動子3ま
での積算距離ΔXとXma xを比較する。ΔX≧Xmaxの場
合、本発明の制御方法を終了し、ΔX≦Xmaxの場合、
(処理7)に進む。
【0018】(処理18) (処理4)と同様の処理を
行う。リミットスイッチが作動している場合、(処理2
1)に進む。リミットスイッチが作動していない場合、
(処理19)に進む。 (処理19) (処理16)と同様に、リミットスイッ
チから現在の可動子3の位置までの積算距離ΔXを算出
する。 (処理20)に進む。 (処理20) (処理17)と同様に、リミットスイッ
チから現在の可動子3までの積算距離ΔXとXmaxを比
較する。ΔX≧Xmaxの場合、本発明の制御方法を終了
し、ΔX≦Xmaxの場合、(処理21)に進む。 (処理21) 後述の方法で、位相補正量γを決定す
る。(処理22)に進む。 (処理22) 時間tを初期値に設定し、位相補正回数
j、積算移動距離ΔXを更新する。それぞれ、t=−m
*Δt、j=j+1、X0=ΔX とする。(処理2)
に進む。
【0019】図3は、(処理21)にて位相補正量γを
決定するフローチャートである。 (処理101) FLG3=0の場合、すなわち可動子
3がストッパ61もしくは62に接触していない場合、
(処理102)に進み、FLG3=1の場合、すなわち
可動子3がストッパ61もしくは62に接触している場
合、(処理106)に進む。 (処理102) FLG2=0の場合、すなわち可動子
3の移動方向がストローク端からストローク中央へ移動
した場合、(処理103)に進み、FLG2=1の場
合、すなわち可動子3の移動方向がストローク中央から
ストローク端へ移動した場合、(処理106)に進む。 (処理103) FLG1=0の場合、すなわち+側リ
ミットスイッチ51が作動している場合(処理104)
に進み、FLG1=1の場合、すなわち−側リミットス
イッチ52が作動している場合(処理105)に進む。 (処理104) 位相補正量γを決定する。γ=γ−β
(0<β<π)とする。 (処理105) 位相補正量γを決定する。γ=γ+β
(0<β<π)とする。 (処理106) 位相補正量γを決定する。γ=γ+π
とする。
【0020】図4は、位相補正量γの決定方法の説明図
である。(1)は、図5の−側ストッパ付近を拡大した
図である。 (2)は、印加する電流の固定位相角での
界磁磁極と可動子3の位置の釣り合いの位置(以下安定
点という)を示したグラフである。(3)は印加する電
流の固定位相角を●とした場合、可動子3の位置とモー
タ推力の関係を表したグラフである。(4)は印加する
電流の固定位相角を■とした場合、可動子3の位置とモ
ータ推力の関係を表したグラフである。(5)は印加す
る電流の固定位相角を▲とした場合、可動子3の位置と
モータ推力の関係を表したグラフである。(3)、
(4)、(5)共にモータ推力の値が正の時は、+側リ
ミットスイッチ61の方向に推力が働き、モータ推力の
値が負の時は、−側リミットスイッチ62の方向に推力
が働く。またモータ推力の周期は、電気位相角と同じ
で、モータ推力が0の位置は安定点である。
【0021】ここで、はじめに可動子3が点線(a)の
位置にいた場合を考える。この時、固定位相角が●、
■、▲の場合の推力の方向は、(3)、(4)、(5)
から、それぞれ順番に正、負、負の方向になる。固定位
相角が■、▲では、(a)の位置に可動子3があると負
方向に移動するが、■、▲にπを加算することで、モー
タ推力の波形は反転し、可動子3は正方向に移動する。
【0022】また、固定位相角が●では、可動子3は正
方向に移動し安定点に停止する。固定位相角●の安定点
から、さらに正方向に移動させるには、安定点に移動す
るまで、モータ推力は正の値でなければならない。つま
り、この例の場合、固定位相角●の釣り合いの位置か
ら、さらに正方向に進む固定位相角は●と●+πまでの
間の位相角を固定位相角として選定すると可動子3は正
方向に進む。
【0023】以上から、図2の(処理4)、(処理
5)、(処理6)で位相補正量γ=γ+πとγ=γ±
(0<β<π)を決定し、また位相補正量の符号は、可
動子3を動かす方向、正方向に移動させる時は位相補正
量を加算し、負方向に移動させる時は、減算する。
【0024】図3にて、位相補正量γに加減算した値β
の決定方法は、以下の通りとする。推力指令がfmax
とき可動子3が安定点に停止したとき、この時のβを、
図3のモータ推力と可動子位置の関係から、始動時最大
推力が得られるπ/2と設定する。可動子3が安定点に
停止した時の推力指令f(t)とし、最大推力指令f
maxとの比f(t)/fmaxをとり、βをβ=π×f
(t)/(2×fmax)とする決定方法である。この位
相補正量決定方法を用いることでリニアモータ駆動装置
の摩擦等の外乱の大小に関わらず、スムーズに可動子3
を精度良く磁極検出を行える位置までストローク中央方
向に移動させる制御方法となる。
【0025】図5は、(処理2)の推力指令f(t)の
計算結果であり、リニアモータに与える1次曲線で単調
増加する推力指令のグラフである。−m*Δt<t<0
では推力指令はf(t)=0で、0≦t≦t1max
は、推力指令はf(t)=fmax/t1max*tで与えら
れ、t1max≦t≦t3では、推力指令はf(t)=f
ma xで与えられ、t3<tでは推力指令は再びf(t)
=0で与えられる。このような推力指令を与えること
で、可動子3が急激に移動しないため、ストローク端に
おいて+側ストッパ61、もしくは−側ストッパ62と
の衝突により破損することなく、安全かつ精度良く磁極
検出を行える位置までストローク中央部方向に移動させ
る推力指令である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、リニ
アモータの可動子3が固定子4のストローク端にある場
合、また磁極検出中にストローク端に移動した場合、可
動子3を精度良く磁極検出を行える位置まで自動的に移
動させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるリニアモータ制御装置の1
つの実施形態における概略構成図である。
【図2】本発明の制御方法の全体フローチャートであ
る。
【図3】図1における位置補正量決定(処理21)のフロー
チャートである。
【図4】位置補正量決定の説明図である。
【図5】リニアモータに与える1次曲線で単調増加する
推力指令の1例である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 位置検出器 3 可動子 4 固定子 51 +側リミットスイッチ 52 −側リミットスイッチ 61 +側ストッパ 62 −側ストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔で配置された複数の界磁磁極と、
    該界磁磁極と空隙を介して配置された電機子巻線を有す
    る電機子とを備え、該界磁磁極と該電機子の何れか一方
    を固定子に、他方を可動子としてリニアモータを構成
    し、該固定子の両端に該可動子が直線的に相対運動する
    区間を定めるストッパを設け、該ストッパより内側に該
    可動子の移動を禁止する信号を発信するリミットスイッ
    チを設け、該可動子の該固定子に対する位置を検出する
    位置検出器を具備し、該リニアモータを電源投入直後磁
    極検出し制御するリニアモータの制御方法において、 磁極検出前および磁極検出中に前記リミットスイッチの
    信号を認識し、 前記可動子が該固定子のストローク端にあると判断した
    場合、推力指令によりストローク中央方向へ可動子を移
    動させ、 リミットスイッチからの移動量が、磁極検出に十分とな
    るまで、リニアモータに印加する電流の固定位相角を順
    次更新し、 前記ストローク中央方向への移動を繰り返すことを特徴
    とするリニアモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記固定位相角の更新が、 第一の固定位相角αでの移動中、もしくは移動後移動方
    向がストローク端方向であり、または、ストッパと接触
    していると判断した場合、第一の固定位相角αにπを加
    算し、 正側リミットスイッチからストローク中央方向に移動さ
    せる場合、第一の固定位相角αに0からπの範囲にある
    βを減算し、 負側リミットスイッチからストローク中央方向に移動さ
    せる場合、第一の固定位相角αに0からπの範囲にある
    βを加算し、 各々算出した位相角を第二の固定位相角とし、以後可動
    子の移動状態により順次更新する請求項1記載のリニア
    モータの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記固定位相角の更新において、加減算
    するβが、 リニアモータの案内機構による摩擦等の外乱の大小によ
    り決定する請求項2記載のリニアモータの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記推力指令が、 第一の目標値まで単調増加した後、第二の目標値まで一
    定値とする請求項1乃至3の何れかに記載のリニアモー
    タの制御方法。
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