JP2004151033A - 可動磁石式計器およびその組付方法 - Google Patents

可動磁石式計器およびその組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】ボビン1内に磁石4を設け、このボビン1にコイル7、8を巻回し、このボビン1の周側部に端子取付部9を設け、この端子取付部9に端子10を圧入し、この端子10の一端側にコイル7、8を電気的に接続した可動磁石式計器であって、端子10にその圧入方向に複数設けられ端子取付部9に圧入状態で固定される複数の凸部17を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や二輪車などの車両に装備される速度計や回転計などの指示計器として使用する可動磁石式計器およびその組付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の計器は、図4に示すように合成樹脂製のボビン31内に磁石32を設け、この磁石32に指針軸33を固定し、この指針軸33を前記ボビン31の上部中央に突設した筒部34から挿出し、前記ボビン31にコイル35を交差状に巻回すると共に、ボビン31の周側部に一体形成された脚部36に棒状の端子37を貫通状態で固定し、この端子37に前記コイル35の端部を電気的に接続し、前記ボビン31を周側部38と下面部39からなる磁性金属材料製有底筒状の磁気シールドケース40内に全体的に収納して地磁気などの磁気的外乱要因を遮断し、前記端子37を回路基板41に電気的に接続し、前記コイル35に流れる電流量に応じて発生する合成磁界により前記磁石32を角度運動させるように構成されている。
【0003】
そして、このような可動磁石式計器において、コイル35を回路基板41に電気的に接続するために使用する端子37に関して、また、この端子37とコイル35の端部との接続部での接続不良を防止して端子37を安定状態でボビン31に固定させるための構成について、色々な検討がなされている。(例えば、特許文献1、2参照)
【0004】
【特許文献1】
特開昭63−85366号公報
【特許文献2】
特開2002−71721号公報(図4)
【0005】
その一例としては、特許文献1に開示されているように、ボビンの脚部に棒状端子の胴部を所定の仮止め位置まで圧入し、コイルの引き出し線を端子の半田付け部に巻き付けて半田付けした後、端子の胴部をさらに所定の貫挿位置まで圧入したものである。
【0006】
また、特許文献2に開示されたものは、図5、図6に図示したように、コイル絡げ部44と凸部43とをプレスによりつぶし加工を行った棒状端子42をボビン31に圧入固定したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、ボビンに圧入される端子の胴部が一定の外形寸法となっており、端子の圧入固定状態が確実かつ強固な嵌合状態となっておらず、コイルの引き出し線を端子に巻き付けて半田付けする際も最終的に端子を圧入した状態においても端子に外部応力や熱などの不慮の応力が加わると端子の圧入位置が変動し、コイルの引き出し線と端子との接続部に応力が加わり、コイルの引き出し線が引っ張られて断線するなどの問題が発生する恐れがある。
【0008】
また、特許文献2に開示されたものは、ボビン31に圧入される端子42の凸部43が1個であり、端子42をボビン31に圧入固定した際の端子42の圧入固定状態が安定した嵌合状態となりにくいため、つまり1個の凸部43を支点にして端子31が圧入方向と直角方向に傾き易く、この際、コイル35の引き出し線が引っ張られて端子31とコイル35の端部との接続部が断線する恐れがある。
【0009】
本発明は、前記従来の課題を解決するために、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器およびその組付方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子にその圧入方向に複数設けられ前記端子取付部に圧入状態で固定される複数の凸部を設けたものである。
【0011】
また、ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子がその圧入方向に分離形成された複数の凸部を有し、これら複数の凸部を介して前記端子が前記端子取付部に圧入固定されたものである。
【0012】
また、前記端子の複数の凸部の形状が互いに異なるものである。
【0013】
また、前記端子の形状を前記圧入方向に対して前後対称形状に形成したものである。
【0014】
また、ボビン内に磁石を設け、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、前記ボビンにコイルを巻回し、前記端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にはその圧入方向に複数の凸部が設けられ、前記ボビンの端子取付部への端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにするものである。
【0015】
また、ボビン内に設けられた磁石と、このボビンの外周に巻かれたコイルと、このボビンの周側部に設けられた端子取付部に圧入され前記コイルと電気接続される端子とを有する可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にその圧入方向に分離形成される複数の凸部を設け、前記ボビンの端子取付部への前記端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の可動磁石式計器は、ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子にその圧入方向に複数設けられ前記端子取付部に圧入状態で固定される複数の凸部を設けたものである。このように構成したことにより、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器を提供することができる。
【0017】
また、本発明の可動磁石式計器は、ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子がその圧入方向に分離形成された複数の凸部を有し、これら複数の凸部を介して前記端子が前記端子取付部に圧入固定されたものである。このように構成したことにより、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器を提供することができる。
【0018】
また、本発明の可動磁石式計器は、前記端子の複数の凸部の形状が互いに異なるものである。このように構成したことにより、端子をより安定した状態でボビンに固定することができる可動磁石式計器を提供することができる。
【0019】
また、本発明の可動磁石式計器は、前記端子の形状を前記圧入方向に対して前後対称形状に形成したものである。このように構成したことにより、端子形状の方向性をなくすことができ、端子をボビンに圧入する際に非常に作業性の良い可動磁石式計器を提供することができる。
【0020】
また、本発明の可動磁石式計器の組付方法は、ボビン内に磁石を設け、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、前記ボビンにコイルを巻回し、前記端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にはその圧入方向に複数の凸部が設けられ、前記ボビンの端子取付部への端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにするものである。このように構成したことにより、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器の組付方法を提供することができる。
【0021】
また、本発明の可動磁石式計器の組付方法は、ボビン内に設けられた磁石と、このボビンの外周に巻かれたコイルと、このボビンの周側部に設けられた端子取付部に圧入され前記コイルと電気接続される端子とを有する可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にその圧入方向に分離形成される複数の凸部を設け、前記ボビンの端子取付部への前記端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにするものである。このように構成したことにより、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器の組付方法を提供することができる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の実施例に係わる可動磁石式計器およびその組付方法について、図1乃至図3を参照して説明する。
【0023】
図1は、本発明の第1の実施例を示す可動磁石式計器の断面図であり、可動磁石式計器は、合成樹脂製のボビン1内に磁石4を設け、この磁石4に指針軸5を固定し、この指針軸5をボビン1の上部中央に突設した筒部6から挿出し、ボビン1にコイル7、8を交差状に巻回すると共に、ボビン1の周側部に一体形成した脚部(端子取付部)9に端子10の圧入方向に分離形成した2個の凸部17を有する棒状の端子10を圧入状態で固定し、この端子10の一端部にコイル7、8の端部18を絡げて半田付けして電気的に接続し、ボビン1を周側部11と下面部12からなる磁性金属材料製有底筒状の磁気シールドケース13内に全体的に収納して地磁気などの磁気的外乱要因を遮断し、端子10の他端部を回路基板14に突出させて半田付けして電気的に接続し、コイル7、8に流れる電流量に応じて発生する合成磁界により磁石4を角度運動させるように構成している。ここで端子10には、その圧入方向に沿って複数の凸部17が互いに分離した状態で形成されており、凸部17の各々は端子10の圧入方向とは直交する側に部分的に突出している。
【0024】
次に、図1に示した可動磁石式計器の組付方法の一例について説明する。まず、上下に分割可能な合成樹脂製の上側ボビン2および下側ボビン3内に空洞部15が形成されており、この空洞部15内に磁石4を配設し、この磁石4の中心に圧入固定した指針軸5をボビン1の上部中央に突設した筒部6から挿出する。指針軸5の下端部は下側ボビン3に軸支する。
【0025】
続いて、ボビン1の周側部に一体形成した脚部(端子取付部)9の端子圧入孔16に棒状の各端子10の一端を、図2(a)に図示したように、端子圧入孔16の一端側から圧入し、端子10の圧入方向に設けた2個の凸部17の内、一方の凸部17が端子圧入孔16に圧入固定された状態(仮圧入状態)とする。次に、各端子10の内の一方の一端部にコイル7の一端部181を絡げた後、ボビン1の外周にコイル7を巻回し、その後コイル7の他端部182を他方の端子10の一端部に絡げた後、両絡げ部分を半田付けし、端子10とコイル7とを電気的に導通状態に接続する。なお、コイル8の場合もコイル7の場合と同様、端子10の仮圧入状態で巻回および電気的な接続が図られるが、コイル7を接続する端子10とは別の端子(図示しない)を通じて巻回および電気的な接続がなされるもので、後述する端子10の最終圧入もコイル7の場合と同様である。
【0026】
続いて、図2(b)に図示したように、ボビン1の周側部に一体形成した脚部(端子取付部)9の端子圧入孔16に端子10を更に圧入して、端子10に設けた2個の凸部17を端子圧入孔16に圧入固定(最終圧入状態)する。この時、端子10に接続されたコイル7の一端部181と他端部182の双方に弛みを設けることができる。
【0027】
以上のように、端子10の一端部にコイル7、8の端部18を電気的に接続して端子10をボビン1の端子圧入孔16に最終圧入状態で固定した後、ボビン1を周側部11と下面部12からなる磁性金属材料製有底筒状の磁気シールドケース13内に全体的に収納して地磁気などの磁気的外乱要因を遮断し、端子10の他端部を回路基板14に電気的に接続し、コイル7、8に流れる電流量に応じて発生する合成磁界により磁石4を角度運動させるように構成する。
【0028】
図3は本発明の第2の実施例を示し、本実施例では、端子10の圧入方向に凸部17を7個設け、両端側の凸部17の高さを中央の5個の凸部17の高さより低く形成した。そして、図3(a)に図示したように、ボビン1の周側部に一体形成した脚部9の端子圧入孔16に棒状の端子10の一端を端子圧入孔16の一端側から圧入し、端子10に設けた7個の凸部17の内1個の凸部17が端子圧入孔16の他端側から突出し、3個の凸部17が端子圧入孔16に圧入固定された状態(仮圧入状態)とし、この状態でコイル7、8の絡げや巻回、電気的な接続を図る。
【0029】
続いて、図3(b)に図示したように、ボビン1の周側部に一体形成した脚部9の端子圧入孔16に端子10を更に圧入して、端子10に設けた中央の3個の凸部17を端子圧入孔16に圧入固定(最終圧入状態)する。この時、前記第1の実施例と同様、コイル7、8に弛みが形成される。なお、この実施例の場合、端子10の両端側に位置する凸部17は圧入には関与せず、その一方の凸部17がコイル7、8の絡げ保持部となる。
【0030】
なお、端子10は、角柱や丸棒などの棒状部材や板状部材等の適宜の導電性材料を用いれば良く、端子10に設ける凸部17の形成は、棒状部材を用いる場合には金型などにより側面からつぶし加工を行うことで適宜の凸部17形状を形成でき、板状部材を用いる場合には板状部材をプレス加工する際に適宜の凸部17形状を形成すれば良い。
【0031】
また、端子10の圧入方向に設ける凸部17の個数は、端子10の圧入方向に沿って少なくとも2個あればよく、その突出方向にしても端子10の外周に適宜の個数設ければよい。つまり、前述したように、最低1個の凸部17を端子圧入孔16に圧入固定(仮圧入状態)して端子10を安定固定し、この状態でコイル7、8の端部18を端子10の端部に絡げて半田付けし、その後、端子10を更に適宜圧入して最低2個の凸部17を端子圧入孔16に圧入固定(最終圧入状態)して、コイル7、8に適宜な弛みを設けて端子10をボビン1に安定した状態で固定できれば良い。従って、凸部17の個数や凸部17の形状は適宜設定すれば良い。
【0032】
以上のように、前記第1、第2の実施例では、端子10の仮圧入時に、最低1個の凸部17が圧入固定状態にあり、端子10がボビン1に安定固定された状態でコイル7、8の端部18を端子10の端部に絡げて半田付けすることができ、その後、最終圧入時には、最低2個の凸部17が圧入固定状態にあり、従来のように凸部17を1個設けた場合に、この1個の凸部17を支点にして端子10が圧入方向と直角方向に傾いてコイル7、8の端部18を引っ張って断線させるような状態を確実に解消することができる。
【0033】
また、ボビン1の端子圧入孔16に圧入固定される端子10の圧入方向に設けた複数の凸部17の形状を互いに異なる形状にする。例えば、その突出形状を凸部17毎に異ならせたり、端子10の外周方向に設ける各凸部17の突出方向を異ならせてもよく、このようにすることで、各々の凸部17の圧入状態をより強固で安定した状態にすることができる。
【0034】
また、ボビン1の端子圧入孔16に圧入固定される端子10の形状を圧入方向に対して前後対称形状に形成することで、ボビン1に端子10を圧入する際に、端子10に方向性がないから両端部のどちら側から圧入しても良く、圧入作業が容易となる。特に、自動機による圧入の場合には、より効果的である。
【0035】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、端子を安定した状態でボビンに固定し、端子のコイル接続部でのコイルの弛みを確実に確保して、端子のコイル接続部における電気的接続不良の発生を防止することができる可動磁石式計器およびその組付方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる可動磁石式計器の概略全体構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係わるボビンへの端子圧入工程を説明する概念図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係わるボビンへの端子圧入工程を説明する概念図である。
【図4】従来の可動磁石式計器の概略全体構成を示す断面図である。
【図5】従来の他の可動磁石式計器の概略全体構成を示す断面図である。
【図6】従来の他の可動磁石式計器に用いる端子を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ボビン
4 磁石
7 コイル
8 コイル
9 端子取付部
10 端子
17 凸部

Claims (6)

  1. ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子にその圧入方向に複数設けられ前記端子取付部に圧入状態で固定される複数の凸部を設けたことを特徴とする可動磁石式計器。
  2. ボビン内に磁石を設け、このボビンにコイルを巻回し、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、この端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器であって、前記端子がその圧入方向に分離形成された複数の凸部を有し、これら複数の凸部を介して前記端子が前記端子取付部に圧入固定されたことを特徴とする可動磁石式計器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の可動磁石式計器において、前記端子の複数の凸部の形状が互いに異なることを特徴とする可動磁石式計器。
  4. 請求項1または請求項2に記載の可動磁石式計器において、前記端子の形状を前記圧入方向に対して前後対称形状に形成したことを特徴とする可動磁石式計器。
  5. ボビン内に磁石を設け、このボビンの周側部に端子取付部を設け、この端子取付部に端子を圧入し、前記ボビンにコイルを巻回し、前記端子の一端側に前記コイルを電気的に接続した可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にはその圧入方向に
    複数の凸部が設けられ、前記ボビンの端子取付部への端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにすることを特徴とする可動磁石式計器の組付方法。
  6. ボビン内に設けられた磁石と、このボビンの外周に巻かれたコイルと、このボビンの周側部に設けられた端子取付部に圧入され前記コイルと電気接続される端子とを有する可動磁石式計器の組付方法であって、前記端子にその圧入方向に分離形成される複数の凸部を設け、前記ボビンの端子取付部への前記端子の圧入に際し、前記端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも1個の凸部を圧入し、少なくとも1個の凸部は圧入しない状態で、端子の圧入側とは反対側の端部と前記コイルの端部とを接続し、その後、端子を所定の位置まで圧入し、端子に設けた複数の凸部の内、少なくとも2個の凸部が端子取付部に圧入状態で固定されるようにすることを特徴とする可動磁石式計器の組付方法。
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