JP2004150214A - 良環境醸成外壁構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建造物の外壁面に近接して多孔質軽量セラミックス製壁体を垂設又は傾斜して設ける。
多孔質軽量セラミックス製壁体は、大型の多孔質軽量セラミック板又は多孔質軽量セラミックブロックの多数個を上下左右に積み重ねて構成してもよい。
多孔質セラミックス製壁体は、建造物外壁面の上側に横設されている梁部材又は金属製の骨組みをガイドレールとして、多孔質セラミックス成形体を保持する枠体を介して、建造物外壁面に沿って滑動自在に装着してよい。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】本発明は建造物の外壁構造に関し、特に建造物内の騒音低減、建造物内の温度上昇防止、又は建造物外壁面に植物植生壁面を形成して緑化を図ることを可能とする良環境醸成外壁構造の提供に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】昨今は都市部においてビルや住宅等の建造物が増加し、急速に緑が失われ、さらに夏期にはヒートアイランド現象が発生して人間の生活に支障をきたしつつある。
そこで、建造物コンクリート屋上に例えば自然土壌又はパーライトやピートモス等を配合した人工土壌を敷き詰め、これに植物を植栽することが行われている。
しかし、ビル等の建造物の壁面のような壁に植物を成育させたりして良環境を製作することは困難であって殆ど行われていなかった。わずかに、大学等の一部の建造物において、地面に植えたツタ等の蔓植物類をコンクリート壁面に絡ませることが行われている。
そこで、本発明は建造物に良環境醸成外壁を添設して、上記従来の問題点を解決しようとするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するもので、下記構成の良環境醸成外壁構造である。
(1)建造物の外壁面に近接して多孔質軽量セラミックス製壁体を垂設してなることを特徴とする良環境醸成外壁構造。
(2)建造物の外壁面に近接して多孔質軽量セラミックス製壁体を、その壁体の下方部が建造物の外壁面から遠ざかるように斜設してなることを特徴とする良環境醸成外壁構造。
(3)多孔質軽量セラミックス製壁体が、大型の多孔質軽量セラミック板からなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の良環境醸成外壁構造。
(4)多孔質軽量セラミックス製壁体が、多孔質軽量セラミックブロックの多数個を上下左右に積み重ねて構成したものであることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の良環境醸成外壁構造。
(5)多孔質軽量セラミックス製壁体が、枠体で多孔質軽量セラミック板又はブロックを保持して構成されたものであることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
(6)多孔質セラミックス製壁体が、建造物外壁面の上側に横設されている梁部材又は金属製の骨組みに、多孔質セラミックス成形体を保持する枠体を介して取付けられてなることを特徴とする前項(5)に記載の良環境醸成外壁構造。
【0004】
(7)多孔質セラミックス製壁体が、建造物外壁面の上側に横設されている梁部材又は金属製の骨組みをガイドレールとして、多孔質セラミックス成形体を保持する枠体を介して、建造物外壁面に沿って滑動自在に装着されてなることを特徴とする前項(5)に記載の良環境醸成外壁構造。
(8)多孔質セラミックス製壁体の上方に、同壁体に対して給水するための給水手段を配設してなることを特徴とする前項(1)〜(7)のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
(9)多孔質セラミックス製壁体の外側面に、植物が育生されてなることを特徴とする前項(1)〜(8)のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
(10)多孔質セラミックス製壁体の上方に、同壁体に対して肥料溶液を供給するための肥料溶液供給手段を配設してなることを特徴とする前項(8)に記載の良環境醸成外壁構造。
(11)多孔質セラミックス製壁体の気孔部が、連続気孔を多く含むものであることを特徴とする前項(1)〜(10)のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
(12)多孔質セラミックス製壁体が、多層構造のもので、外側層が気孔率の大きい粗な構造層で、内側層が気孔率の小さい密な構造層であることを特徴とする前項(1)〜(11)のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本願発明に係る建造物の外壁構造の一例の要部断面図を示し、1は住宅、ビル、工場等の建造物の外壁、2は多孔質セラミックス製壁体、3’は多孔質軽量セラミックス製ブロック、4、4’はナット、5は梁部材、6は支持片、7は散水・散液肥用ノズル、11は多孔質軽量セラミックス製ブロック押さえ金具、60は梁部材取り付け用支持片である。
【0006】
図2は本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の一例の要部断面図を示し、1は住宅、ビル、工場等の建造物の外壁、2は多孔質セラミックス製壁体、3は多孔質軽量セラミック板、5は梁部材、6は支持片、6aはガイドレール、8は枠体、8aはガイドレール係止金具を示し、多孔質セラミックス製壁体2が枠体8を介して、建造物外壁面に沿ってガイドレール6a上を自在に滑動出来る構造である。
【0007】
図3は本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の一例の要部断面図を示し、1は住宅、ビル、工場等の建造物の外壁、2は多孔質セラミックス製壁体、3は多孔質軽量セラミック板、5は梁部材、6は支持片、6bはガイドレール、8は枠体、8aはガイドレール係止金具、9は多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節手段を示し、図4に示すように建造物の外壁1に付着された多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節用ボルト9aを、多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節用ハンドル9bを回転させることにより、多孔質セラミックス製壁体2を矢印方向へ移動して、住宅、ビル、工場等の建造物の外壁1に対して傾斜させることができる。
多孔質セラミックス製壁体2の外側面に、植物を育生したものの場合には、太陽光の照射を効果的に受けられるようにするため、傾斜角度は0〜30°変動させ得るようにすることが好ましい。また、傾斜させることで、上方からのノズル7による多孔質セラミックス製壁体2面への散水・散液肥効果を高めることができる。
この場合、ガイドレール6bは断面は円形にしてあり、多孔質セラミックス製壁体2が枠体8の上端部に突設された断面コ字型のガイドレール係止金具8aを介してスムーズに傾斜できるようにしてある。
なお、多孔質セラミックス製壁体2は、その上端部のガイドレール係止金具8aを介してガイドレール6a又は6b面を前後方向へ滑動し、建造物の外壁1に沿って平行移動できるものである。
【0008】
図5は本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の一例の要部正面図を示し、多孔質軽量セラミックス板3,3・・が、枠体8内に上下左右に配置されてユニット化された多孔質セラミックス製壁体2が示されている。
図6は本願発明に係る建造物の外壁構造の上部平面図を示し、梁部材5と支持片6の取付状態を示す。
支持片6は、その突出部の梁部材取り付け用支持片60を介して取付ボルト12a、取付ナット12bが調節用長穴60aを介して梁部材5に固着される。
図7(a)〜(c)は本願発明に係る建造物の外壁構造の上部の各種取付構造説明図を示し、多孔質セラミックス製壁体2が、支持片6を介して梁部材と支持片の取付手段12により梁部材5に固定されている状態を示している。
【0009】
図8は本発明に係る外壁構造の多孔質軽量セラミックス板3,3外側層に植物(蔦)13を植生させた状態を示し、多孔質軽量セラミックス板3の所々に凹設された穴部30に充填された土壌14中に根部13aが埋入し、また根部13aの一部は多孔質軽量セラミックス板3の細孔内に進入し、さらに多孔質軽量セラミックス板3と隣接する他の多孔質軽量セラミックス板3との隙間31に進入して、植物13を多孔質軽量セラミックス板3外面に定着繁茂させ、その結果緑葉で建造物の外壁面を覆って良環境を醸成することができる。なお、13bは植物13の茎部,13cは葉部を示す。
【0010】
多孔質セラミックス製壁体を構成する多孔質セラミックスは、通常、粘土、陶土、シャモットなどに気孔付与材、さらに必要に応じて水ガラス等の結合剤を添加混合し、成形後、1000〜1500℃程度で焼成することにより製造することができる。
気孔付与材としては、例えば、粒径が0.5〜2mm程度の発泡ポリスチレンの小粒子や、鋸屑、ガラスバルーン、フライアッシュなどが使用される。
発泡ポリスチレン小粒子を使用する場合には、同時に界面活性剤を混合させて形成した泡を混在させることが好ましい。
いずれにしても、焼成により製造される多孔質なセラミックス成形体であり、特に吸水性でその気孔部が、連続気孔を多く含むものであることが好ましい。
なお、多孔質セラミックス製壁体は、多層構造のもので、外側層が気孔率の大きい粗な構造層で、内側層が気孔率の小さい密な構造層であることも好ましい。
内側の気孔率の小さい密な構造層は、強度が高く多孔質軽量セラミックス製壁体全体の強度を高め、かつ外側層の多孔質軽量セラミックス部に吸収された水や液肥の保持効果を高める作用を果たす。その製造は、例えばまず金型底部に気孔付与材を添加していない粘土、陶土等のセラミックス原料を敷き、次いでその上に気孔付与材を添加混合した粘土、陶土等のセラミックス原料を敷設した後、プレス加圧して成形体とし、乾燥・焼成する。
【0011】
このようにして得られる多孔質セラミックスは、気孔付与材が消失することにより全体的に連通気孔が形成され、その気孔径の主体は10〜2000μm程度とすることができる。
また、この多孔質セラミックス成形体の気孔率は、45%以上であることが好ましく、この連通気孔を通して水や空気が多孔質セラミックス成形体内を通過することができるため、植物の成育に必要な透水性、保水性、通気性等を確保することができる。
【0012】
そして、この多孔質セラミックス成形体は、通常嵩比重が0.80前後と極めて軽量であるが、焼結体であるため、耐水性があると同時に、十分な強度と耐久性を有している。
したがって、取り扱いが容易であり、水を吸収させても崩壊することがなく、また植物が根を張って成育しても崩壊することがなく、屋外でも長期間にわたって十分な耐久性を有する。ただし、嵩比重が0.2〜0.3以下になると、強度が低下するため崩壊するおそれが生じ好ましくない。
なお、多孔質セラミックス成形体の気孔率や透水性等の性質は、粘土やシャモット等に添加混合する気孔付与材の種類、形状、粒度及び粒度分布、並びに焼成条件などを調整することによって、変化させることができる。
【0013】
多孔質軽量セラミックス製壁体2を構成する成形体の板やブロックの寸法には特に制限はないが、例えば(1)910mm×1820mm×40mm、(2)910mm×450mm×30mm、(3)450mm×225mm×30mm、(4)200mm×100mm×25mm等のものが挙げられる。
厚さは30〜70mm程度のものが、植物が根を張ることができる窪み部30を穿設でき土壌材14を詰めることができるので好ましい。
前記の多孔質軽量セラミックス成形体は、通常その多数個を金属製の枠体8の内側に詰め入れることにより、大きな多孔質軽量セラミックス製壁体2を形成することができる。
【0014】
また、このような本発明の多孔質セラミックス壁体2では、図8で説明するように、それを構成する多孔質軽量セラミックス板3に穿設されて穴部30を介して土壌材14に植物13を植え付けるか、播種又は挿し木した後、散水管理すれば、その壁面に植物13を成育させることができる。
セラミックス成形体表面に穿設される穴部30に充填する土壌材14としては、自然土壌でもよいが、軽量であると共に、適度な透水性、保水性、保肥力等を有する多孔質セラミック粒子を主体とするものでもよい。
多孔質セラミックス成形体自体が優れた透水性と保水性及び通気性を有するうえ、内部の土壌材も優れた保水性や通気性、排水性、保肥力を備え、微生物の繁殖に適しているので、セラミックス製壁体2と土壌材14が一体となって植物13の成育に良好な環境を作り出し、植物が活着した後は、散水や施肥等の通常の管理を行うだけでよく、維持管理が極めて容易である。
【0015】
本発明においては、多孔質セラミックス製壁体2の上方に、同壁体に対して給水又は施肥するための手段(例えば散水ノズル、液肥噴射ノズル等)7を配設することが好ましい。
多孔質セラミックス製壁体2は透水性や保水性が高いため、同壁体への自然の雨水や散水によっても土壌材に給水することができるが、予め散水管を配置することによって、確実でかつ簡単な管理が可能となる。
【0016】
また、多孔質セラミックス製壁体2は、高い保水性と共に排水性にも優れているので、植物の根腐れが少ない。しかも、断熱性に優れているうえ、同壁体に保水された水分が蒸散するとき気化熱を奪うので、内側の建造物の温度上昇が抑制ないし温度降下され、夏季における建築物の冷却効果も期待できる。
さらに、冬季の厳寒時に建造物外部に寒風が吹き荒んでも、多孔質セラミックス製壁体2が寒風を吸収し、また風音を吸収して、建造物内の温度低下及び騒音低減に寄与する。
また、隣家に火災が生じた場合にも、耐熱性の多孔質セラミックス製壁体2が耐火壁となって類焼を防止することができる。
【0017】
【発明の効果】本願発明によれば、
▲1▼.建造物の外部からの騒音を吸収して低減することができ、▲2▼.夏季における該気温の上昇に伴う建造物内の温度上昇が防止でき、▲3▼.冬季においては寒風から外壁を守り建造物内の温度降下が防止でき、▲4▼.建造物外面に植物植生壁面を形成して建造物外面を緑化することができ、建造物を取りまく雰囲気を良環境を醸成するものとなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る建造物の外壁構造例の要部断面図、
【図2】本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の要部断面図、
【図3】本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の要部断面図、
【図4】本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の要部断面図、
【図5】本願発明に係る建造物の他の外壁構造例の要部正面図、
【図6】本願発明に係る建造物の外壁構造の上部平面図、
【図7】本願発明に係る建造物の外壁構造の上部の取付構造説明図、
【図8】本願発明に係る建造物の多孔質軽量セラミックス板面の植物植生状態を示す説明図、
【符号の説明】
1:建造物の外壁、
2:多孔質セラミックス製壁体、
3:多孔質軽量セラミックス板、
3’:多孔質軽量セラミックス製ブロック、
4:ナット、
4’:ナット、
5:梁部材、
6:支持片、
6a:ガイドレール、
6b:ガイドレール、
7:散水、散液肥用ノズル、
8:枠体、
8a:ガイドレール係止金具
9:多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節手段、
9a:多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節用ボルト
9b:多孔質軽量セラミックス製壁体傾斜角度調節用ハンドル
10:長尺ボルト、
11:多孔質軽量セラミックス製ブロック押さえ金具、
12:梁部材と支持片の取付手段
12a:取付ボルト
12b:取付ナット
13:植物(蔦)、
13a:根部、
13b:茎部、
13c:葉部、
14:土壌材、
30:穴部、
31:隙間、
60:梁部材取り付け用支持片、
60a:調節用長穴、
Claims (12)
- 建造物の外壁面に近接して多孔質軽量セラミックス製壁体を垂設してなることを特徴とする良環境醸成外壁構造。
- 建造物の外壁面に近接して多孔質軽量セラミックス製壁体を、その壁体の下方部が建造物の外壁面から遠ざかるように斜設してなることを特徴とする良環境醸成外壁構造。
- 多孔質軽量セラミックス製壁体が、大型の多孔質軽量セラミック板からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質軽量セラミックス製壁体が、多孔質軽量セラミックブロックの多数個を上下左右に積み重ねて構成したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質軽量セラミックス製壁体が、枠体で多孔質軽量セラミック板又はブロックを保持して構成されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体が、建造物外壁面の上側に横設されている梁部材又は金属製の骨組みに、多孔質セラミックス成形体を保持する枠体を介して取付けられてなることを特徴とする請求項5に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体が、建造物外壁面の上側に横設されている梁部材又は金属製の骨組みをガイドレールとして、多孔質セラミックス成形体を保持する枠体を介して、建造物外壁面に沿って滑動自在に装着されてなることを特徴とする請求項5に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体の上方に、同壁体に対して給水するための給水手段を配設してなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体の外側面に、植物が育生されてなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体の上方に、同壁体に対して肥料溶液を供給するための肥料溶液供給手段を配設してなることを特徴とする請求項8に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体の気孔部が、連続気孔を多く含むものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
- 多孔質セラミックス製壁体が、多層構造のもので、外側層が気孔率の大きい粗な構造層で、内側層が気孔率の小さい密な構造層であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の良環境醸成外壁構造。
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