JP2002171837A - 植栽ユニット - Google Patents

植栽ユニット

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JP2002171837A
JP2002171837A JP2000373200A JP2000373200A JP2002171837A JP 2002171837 A JP2002171837 A JP 2002171837A JP 2000373200 A JP2000373200 A JP 2000373200A JP 2000373200 A JP2000373200 A JP 2000373200A JP 2002171837 A JP2002171837 A JP 2002171837A
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planting
planting unit
tray
water
slag glass
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JP2000373200A
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Takashi Wakamiya
隆 若宮
Takehisa Okamoto
健久 岡本
Satoru Honda
哲 本田
Hideaki Takigawa
英昭 滝川
Kenji Iijima
健司 飯島
Seiichi Saito
誠一 斉藤
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IIJIMA SEKIZAI KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
IIJIMA SEKIZAI KK
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
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    • Y02A30/254Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌を用いることなく、従って、軽量かつ簡
易な構成で、施工性、移設、移動等の取り扱い性、現場
対応の柔軟性等に優れた植栽ユニットを提供する。 【解決手段】 連続気孔3Aを有するスラグガラス系発
泡焼結体よりなる植栽板3と、この植栽板3が上方から
係合した貯水トレー2と、植栽板3の下面とトレー2の
底面との間に介在された毛細管現象を有するスペーサ4
とを備えた植栽ユニット1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の屋根やベラン
ダ、道路、公園等の緑化のために用いられる植栽ユニッ
トに係り、特に連続気孔を有するスラグガラス系発泡焼
結体を植栽板として用い、これをユニット化してなる、
軽量で施工性、取り扱い性に優れた植栽ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の屋根やベランダ、その他道
路、公園等では、土の表出していない舗装面、その他の
面にも、美観の向上、直射日光の照り返しの緩和、環境
改善の目的で、植物を栽培することが広く行われてい
る。そして、この場合に用いられる緑化システムとし
て、各種のものが提案され、既に実用に供されている。
【0003】従来の緑化システムは、いずれも植物の養
生のために軽量土壌や人工土壌を用いるものであり、土
壌充填層の下部に灌水のための保水層や排水層を形成
し、更に、植物の根の侵入による施工面の破損を防止す
るための防根シートや防水シート等を積層した構造とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の緑化システムで
は、次のような問題点があった。 植物の育生のために土壌を必要とするものである
が、土壌は自己形状保持性がなく、流出、飛散の恐れが
あるため、ケースに入れたり枠等で囲ったりする必要が
ある。また、土壌は重いため、屋根等の施工面に多大な
重量負荷がかかる。このように、土壌自体の重量と、こ
れを保持するための構造のために、全体の重量が重く、
厚肉となる上に、構造も複雑となる。 防水(遮水)、防根、保水等の様々な機能のために
多くの層が必要であり、部品数も多い。このため、施工
工数が多く、また、施工現場に合わせて部品毎に設計、
加工を行った上で現場で組み立て、取り付ける必要があ
るため、施工に手間がかかる。 施工現場に合わせて設計、加工、組み立て、取り付
けを行うため、別の現場での再利用や、移設、移動が困
難である。
【0005】本発明は上記従来の緑化システムの問題点
を解決し、土壌を用いることなく、従って、軽量かつ簡
易な構成で、施工性、移設、移動等の取り扱い性、現場
対応の柔軟性等に優れた植栽ユニットを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の植栽ユニット
は、連続気孔を有するスラグガラス系発泡焼結体よりな
り、略水平に設置される植栽板と、該植栽板が上方から
係合した貯水可能なトレーと、該植栽板の下面と該トレ
ーの底面との間に介在された毛細管現象を有するスペー
サとを備えてなることを特徴とする。
【0007】スラグガラス系発泡焼結体は、スラグガラ
スの粉砕物と粘土とを混合し、得られた混合物を焼成し
て得られるものであり、産業廃棄物であるスラグガラス
を原料とするため、廃棄物の再利用が可能となる。ま
た、スラグガラスは安価であることから、スラグガラス
系発泡焼結体も安価に製造可能である。しかも、焼結体
であるため、耐久性に優れ、軽量である上に、自己形状
保持性があり、土壌のように飛散、流出の問題もなく、
取り扱い性に優れ、土壌を保持する場合のように高強度
な構造部材とする必要がなく、植栽ユニットを簡易な構
成とすることができる。
【0008】本発明では、このようなスラグガラス系発
泡焼結体を植栽板として利用するものであり、この連続
気孔による透水性、保水性で、植物の生育に必要な水分
を十分に供給することができる。しかして、この連続気
孔に植物の根が入り込んで活着することで、土壌を用い
ることなく、土壌と同様の生育作用を得ることができ
る。
【0009】本発明の植栽ユニットでは、このようなス
ラグガラス系発泡焼結体を貯水部となるトレーに係合
し、トレーに貯水された水をスペーサの毛細管現象を利
用してスラグガラス系発泡焼結体側へ給水することで、
植栽板に着生した植物に水を補給する。しかして、この
ような、植栽板の下方からの給水であれば、水分の蒸発
を抑えて、トレーに貯水された水を効率的に植栽板の植
物に供給することができる。
【0010】本発明の植栽ユニットは、スラグガラス系
発泡焼結体よりなる植栽板とトレーとスペーサとで主に
構成される簡易かつ軽量なものであるため、施工、移
設、移動、搬出、搬入、再利用は非常に容易に行うこと
ができる。
【0011】このような本発明の植栽ユニットは、その
複数個を施工現場に設置することにより、現場面積に十
分に対応することができ、現場毎の設計、加工等が不要
である。
【0012】請求項2の植栽ユニットは、該トレーが、
前記底面と、該底面の周縁から立ち上がる側面部とを有
し、該側面部に水の溢流部が設けられていることを特徴
とするものであり、このような植栽ユニットであれば、
溢流部から給水及び排水を行うことができる。
【0013】請求項3の植栽ユニットは、この場合にお
いて、溢流部が少なくとも一対の対向する前記側面部に
設けられており、一方の溢流部は、孔と該側面部の外面
において該孔の縁部から突出した筒状ノズル部とを備え
てなり、他方の溢流部は、該筒状ノズル部が挿入可能な
大きさの孔よりなることを特徴とするものであり、複数
個の植栽ユニットを配置して、植栽ユニットの上記筒状
ノズル部を隣接する植栽ユニットの孔に挿入することに
より、これら植栽ユニットを連結すると共に、この連結
部から隣接する植栽ユニット同士の間で給水及び排水を
行うことが可能となる。
【0014】請求項4の植栽ユニットは、溢流部が該側
面部の上縁から切り込まれた切欠形状のものであり、こ
の植栽ユニットにおいて、請求項5のように、該溢流部
が、少なくとも1対の側面部に設けられており、一方の
側面部の外面にあっては、該溢流部の下縁から突出し次
いで下方に垂下したL字形の突片部を設けることによ
り、この突片部で隣接する植栽ユニットを連結すると共
に、この連結部から隣接する植栽ユニット同士の間で給
水及び排水を行うことが可能となる。
【0015】本発明において、スラグガラス系発泡焼結
体は、比重が0.4〜0.8であり、気孔率が60〜9
5%、気孔のうちの開気孔の割合(以下、「開気孔率」
と称す。)が50%以上、連続気孔の気孔径が10Å〜
3mmであることが好ましい。
【0016】また、スペーサとしては吸水性を有する繊
維状体織布よりなるものが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の植栽ユニットの実施の形態
を示す図であって、(a)図は断面図、(b),(c)
図は、この植栽ユニットに植物が生育した状態を示し、
(b)図は斜視図、(c)図は断面の要部拡大図であ
る。
【0019】この植栽ユニット1は、浅箱無蓋容器状の
貯水トレー2の開口部に、スラグガラス系発泡焼結体よ
りなる植栽板3がはめ込まれ、この植栽板3の下面と貯
水トレー2の底面との間にスペーサ4が介在され、これ
により植栽板3の下面と貯水トレー2の底面との間に水
5を保持する貯水空間6が形成されたものである。
【0020】スペーサ4は、毛細管現象を有する材質で
あり、例えばスラグガラス系発泡体、ガラス繊維、ロッ
クウール等の無機質繊維、有機質繊維、植物繊維等の不
織布等の成形体もしくはそれらの繊維状態の成形体等を
用いることができる。
【0021】また、植栽板3は連続気孔3Aを有するス
ラグガラス系発泡焼結体で構成されたものである。
【0022】貯水トレー2の材質としては、保水性、遮
水性のあるものであれば良く、特に制限はないが、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化
ビニル樹脂、プラスチック等の有機系材料や、木材、コ
ンクリート、石材等を用いることができる。
【0023】このような植栽ユニット1であれば、植栽
板3のスラグガラス系発泡焼結体の連続気孔3A内に植
物7の根7Aが入り込んで活着するため、土壌は不要で
ある。そして、貯水トレー2の貯水空間6に貯留した水
5が、スペーサ4の毛細管現象で植栽板3側へ供給さ
れ、植栽板3の連続気孔3Aに入り込み、微細な気孔内
に水分を保持することができるため、植物7にその生育
に必要な水分を供給することができる。しかも、このよ
うな植栽板3であれば、連続気孔3Aに植物7の根7A
が入り易く、根7Aが活着した植物7が植栽板2と一体
となり、簡単に抜け落ちることがない。
【0024】このような植栽ユニット1は、図2に示す
如く、施工現場に、その面積に応じて複数個配置するこ
とにより、容易に施工対象面の全面を植栽化することが
できる。
【0025】このように複数の植栽ユニットを配置する
場合、貯水トレーの側面に水の溢流部を設けておくこと
により、隣接する植栽ユニット同士で給水、排水を行う
ことができ、この場合には、一部の植栽ユニットにのみ
灌水を行うのみで、全体の植栽ユニットに給水すること
が可能となり、施工面全面にわたる灌水システムが不要
となり、非常に有利である。
【0026】図3(a)は、このような溢流部を設けた
貯水トレーを示す斜視図であり、貯水トレー11の1対
の側面部11A,11Bに溢流部としての開孔12,1
3が設けられている。この開孔12,13のうち、開孔
13には、側面部11Bの外面において開孔13の縁部
から突出した筒状ノズル部13Aが設けられており、開
孔12は、この筒状ノズル部13Aが挿入可能な大きさ
となっている。
【0027】このような貯水トレー11を用いた植栽ユ
ニットであれば、隣接する植栽ユニット同士の連結部の
断面を示す図3(b)に示す如く、植栽ユニットの側面
部11Bの筒状ノズル部13Aを隣接する植栽ユニット
の側面部11Aの開孔12に挿入して連結することがで
き、これにより、貯水トレー11の貯水空間6内の水
は、溢流部としての開孔13を経て容易に隣接する植栽
ユニットの貯水空間6に流入することができる。このた
め、例えば、複数の植栽ユニットを並列配置した場合、
端部側の植栽ユニットの貯水空間に水を入れることによ
り、順次貯水トレーの開孔を経て隣接する植栽ユニット
に給水することができ、大掛かりな灌水システムは不要
となる。
【0028】図4(a)は、このような溢流部を設けた
貯水トレーの他の例を示す斜視図であり、この貯水トレ
ー21は一対の側面部21A,21Bに溢流部となる切
欠22,22が設けられている。
【0029】このような貯水トレー21であれば、図4
(b)に示す如く、隣接する貯水トレー21,21の切
欠22,22の位置合わせをして貯水トレー21,21
を配置することにより、この切欠22,22を介して隣
接する植栽ユニットに給水することができる。この場合
において、隣接する植栽ユニットの切欠22,22同士
の水密性を確保するために、接合クリップ23を取り付
けることが好ましく、図4(c)に示す如く、貯水トレ
ー21,21の側面部21A,21Bを挟み込むことが
できるコ字形の接合クリップ23を取り付けることによ
り、隣接する植栽ユニット同士を連結固定すると共に、
切欠部22,22の間での水漏れを防止することができ
る。
【0030】図5(a)は、溢流部を設けた貯水トレー
の別の例を示す斜視図であって、この貯水トレー31
は、一対の側面部31A,31Bに溢流部となる切欠3
2,33が設けられており一方の切欠33には、側面部
31Bの外面において、切欠33の下縁から突出し、次
いで下方に垂下するL字形の突片部33Aが設けられて
いる。
【0031】このような貯水トレー31であれば、図5
(b)に示す如く、貯水トレー31の切欠33の突片部
33Aを隣接する貯水トレー31の切欠32に係合させ
ることにより、隣接する植栽ユニット同士を切欠部3
2,33の間の水密性良く容易に連結することができ、
また、この切欠部32,33を介して隣接する植栽ユニ
ットに給水することが可能となる。
【0032】なお、図3〜5に示す植栽ユニットの貯水
トレーにおいて、溢流部としての開孔や切欠の連結部に
は必要に応じてパッキン等を充填して水密性を高めるこ
とが望ましい。
【0033】なお、図1〜5に示す植栽ユニットは、本
発明の実施の形態の一例であって、本発明の植栽ユニッ
トは、その要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定
されるものではない。
【0034】図1〜5では、平面視形状が四角形状の植
栽ユニットを示したが、本発明の植栽ユニットの平面視
形状に特に制限はなく、三角形、五角形等の多角形、円
形、楕円形、その他ひょうたん形等の異形形状であって
も良い。
【0035】本発明の植栽ユニットにおいて、スラグガ
ラス系発泡焼結体よりなる植栽板は、後述の如く、10
0×100mm以上、2000×2000mm以下で厚
み25〜70mm程度に成形されるが、スペーサ4によ
り形成される貯水空間6は過度に薄いと十分量の水を貯
留することができず、過度に厚いと植栽ユニット全体が
厚くなって好ましくない。このため、スペーサ4として
高さ10〜100mm程度のものを用い、厚さ10〜1
00mm程度の貯水空間6を形成するようにするのが好
ましい。
【0036】また、スペーサ4の大きさ(面積)や設置
個数が不足すると、植栽板3への給水路が不足して、水
補給が十分に行われず、また、植栽板3の支持安定性も
悪くなるが、植栽板の面積が大き過ぎたり、設置個数が
多過ぎると、相対的に貯水空間中に貯水可能な水量が低
減して好ましくない。
【0037】このため、スペーサとしては、底面積が5
〜50cm程度の円柱又は角柱状のものを1mあた
り20〜100個程度用い、貯水トレーの底面積に対す
るスペーサの底面積の合計の割合が10〜50%程度と
なるように好ましくは均一配置にて、植栽板の下面と貯
水トレーの底面との間に介在させるのが好ましい。
【0038】次に、本発明で植栽板として用いる連続気
孔を有するスラグガラス系発泡焼結体の製造方法及びそ
の物性等について説明する。
【0039】本発明で用いるスラグガラス系発泡焼結体
は、加熱発泡性の高いスラグガラスを粉砕、分級し、粘
土と混練して成形し、乾燥、焼成して製造される。
【0040】主原料として用いられる加熱発泡性の高い
スラグガラス原料としては、焼却灰溶融スラグ、金属の
精錬や融解時に発生するスラグなどを用いることが可能
である。焼却灰溶融スラグとしては都市ゴミ、下水汚
泥、産業廃棄物などの焼却灰を溶融ガラス処理したもの
が使用可能である。金属の精錬や融解時に発生するスラ
グとしては、高炉スラグ、鋳鉄スラグ、鋳物スラグなど
が使用可能である。
【0041】このようなスラグガラスの粉砕物と粘土及
び必要に応じて発泡を促進させる添加剤を混合し、更に
水を添加混練して得られた混練物を700〜1200℃
の温度域で焼成すると、焼成過程において、含有される
ガス物質や酸化還元反応に伴うガス成分の放出、更には
ガラス相の高温条件下での軟化の促進によって発泡が始
まり、温度の上昇に伴ってこの発泡量は急激に増加し、
連続気孔を有するスラグガラス系発泡焼結体が得られ
る。
【0042】このようにスラグガラスと粘土との混合物
を焼成することによる発泡反応機構の詳細は次の通りで
ある。
【0043】下水汚泥やゴミ焼却灰から製造されたスラ
グガラスは、基本的には還元状態での溶解のために、製
造されたガラス内部に酸化鉄(FeO)からなる微小な
粒子が多く含まれている。また、ゴミ焼却灰の溶解で
は、通常のガラス溶解のような清澄過程を経ていないの
で、ガラス中には多量の溶存ガスが含まれている。
【0044】このように酸化鉄を多く含むスラグガラス
を加熱すると、高温状態では2FeO→2Fe+O
反応が促進され(Feは更に高温になるとガラス中に溶
け込んでしまう)、ガラス内部の微小な酸化鉄粒子の周
囲に酸素ガスからなる気泡が多く形成される。また、7
00℃以上の高温状態では、ガラス自身の粘度が軟化す
るために、スラグガラス中に多量に含まれる溶存ガスが
気泡として発生して、900℃以上ではそれらが泡とな
って大きく成長してくる。
【0045】さらに、還元条件下で形成された多くのス
ラグガラスには炭化鉄(FeCやFeC)に代表さ
れる鉄化合物が形成されている。即ち、これらの鉄化合
物は、スラグガラスを製造する際に還元条件下で溶融を
行うことによって、酸化鉄などを形成せず炭素との化合
物を形成しているものである。この鉄化合物を多く含む
スラグガラスを加熱すると、高温状態での酸化作用によ
り、CO或いはCOガスが気泡として発生する。
【0046】実際のスラグガラスでは、前記の発泡メカ
ニズムにおいて、複合的な要因で発泡が起こっているも
のと考えられる。
【0047】前述のように、スラグガラスは、700℃
以上の高温状態では軟化が始まり、温度の上昇に伴って
粘度は急速に低下するため、これらの気泡の大きさはガ
ラスの粘度の低下に伴って急速に増大する。900〜1
050℃の温度範囲に達すると、ガラスの粘度が急激に
低下するので、気泡が拡大して成長し、更にそれらが連
続して連続気孔を形成して空間となる。
【0048】また、混合された粘土に含まれる含水鉱物
のカオリン(カオリナイト)が600℃付近で脱水反応
によって無水鉱物のメタカオリンを形成するが、更に9
00℃以上の高温条件下では、スラグガラス相と反応し
て珪灰石(CaSiO)や準長石(CaAlSi
)、或いはスラグガラスの組成がSiOに富む場合
には灰長石(CaAlSi)を形成する。
【0049】これらの結晶相は、連続した気泡の壁面に
集まり、更に3次元的なネットワーク構造を形成する
が、これらの骨格が最終的な焼成品の強度を保ち、スラ
グガラス系発泡焼結体に機能を付加している。
【0050】そして、この段階に到って、連続した泡が
等しい粒径分布で存在するスラグガラス系発泡焼結体が
形成される。
【0051】なおスラグガラスは、粒径1.5mm以下
に粉砕して使用される。スラグガラスの粉砕粒径が大き
過ぎると混合作業性が悪く、発泡原料の均一混合物を得
ることが困難となる。用いるスラグガラスの粒径は小さ
いほど好ましく、特に、粒径1500μm以下、とりわ
け500μm以下の微粉であることが好ましい。
【0052】スラグガラスと混合する粘土には特に制限
はない。即ち、使用する粘土の組成や品質は、発泡性に
殆ど影響しないため、どのような粘土であっても同様の
条件で使用することができる。
【0053】粘土の混合割合は、スラグガラス及び粘土
を混合してなる原料混合物中の割合で10〜30重量%
程度とするのが好ましい。粘土の割合が上記範囲より少
いと、スラグガラス系発泡焼結体に必要な強度を得るこ
とができず、多いと発泡量の大きなスラグガラス系発泡
焼結体は得られない。粘土の混合割合が上記範囲であれ
ば、得られるスラグガラス系発泡焼結体の特性に大差は
生じない。
【0054】このスラグガラスと粘土との混合物には着
色材料を添加して、得られるスラグガラス系発泡焼結体
に任意の色を付与しても良い。例えば、施工対象の周囲
の環境になじむように、茶色や灰色に着色しても良く、
植物に近似した緑や褐色等に着色しても良い。
【0055】用いる着色材料としては特に制限はなく、
市販の化粧土、練込用絵具、色化粧泥、その他の顔料な
ど、後述の温度条件の焼成の過程の後に得られるスラグ
ガラス系発泡焼結体に着色を付与することが可能な全て
の品種の着色材料が挙げられ、これらは1種を単独で、
或いは2種以上を混合して用いることができる。
【0056】このような着色材料の添加量は、多過ぎる
とコストの増加と発色性において鮮やかさが減少する。
また、相対的に粘土添加量を減らすこととなり発泡材料
に必要な強度を得ることが困難となる。逆に、着色材料
の添加量が少ないと、十分な着色効果が得られない。従
って、着色材料は、用いる着色材料の種類及び所望とす
る着色の程度によっても異なるが、スラグガラス、粘土
及び着色材料を混合してなる原料混合物中の割合で1〜
10重量%、特に3〜5重量%の範囲で添加するのが好
ましい。
【0057】また、必要に応じて発泡量の安定化を図る
ために、更にアルカリ成分及び/又はボロン系添加剤を
原料混合物中に添加しても良い。
【0058】この場合、アルカリ成分としては、ナトリ
ウムを含む化合物、好ましくは炭酸ナトリウム、実用的
にはソーダ灰が挙げられる。また、ボロン系添加剤とし
ては、硼酸、硼砂、コレマナイト等があるが、好ましく
は硼酸が挙げられる。
【0059】これらのアルカリ成分及び/又はボロン系
添加剤の添加量は、多過ぎると焼成後にスラグガラス系
発泡焼結体の周囲にアルカリ成分及び/又はボロン系添
加剤の析出を生じ、また、相対的に粘土添加量を減らす
こととなりスラグガラス系発泡焼結体に必要な強度を得
ることが困難となる。逆に、少ないと、発泡性の向上効
果が得られない。従って、アルカリ成分及び/又はボロ
ン系添加剤の添加量はスラグガラスに対して3.0〜
5.0重量%の範囲で添加するのが好ましい。
【0060】このようにアルカリ成分及び/又はボロン
系添加剤を添加することにより、スラグガラスの種類即
ち発泡性の良否にかかわらず、一律の原料配合で同等の
発泡量を得ることができることが特徴であり、従って、
上記アルカリ成分及び/又はボロン系添加剤の添加量は
用いるスラグガラスの種類にかかわらず、ほぼ一定とす
ることができる。
【0061】スラグガラス及び粘土と、更に必要に応じ
て着色材料、アルカリ成分及び/又はボロン系添加剤を
混合した後は、これに水を添加して混練する。この水の
添加量は、一般に、スラグガラス及び粘土等の原料混合
物に対して10.0〜20.0重量%程度とされる。
【0062】次いで、この混練物を適当な大きさの型枠
に打ち込んでプレス成形するか、押出し機で押し出し成
形するなどして成形した後、焼成炉に入れて焼成する。
この成形に当り、型枠の種類や材質、形状、成形時の圧
力等は発泡性には大きく影響しないため、任意の条件を
採用することができる。また、焼成条件としては、昇温
速度はガラスの軟化を進行させ、同時に起こる発泡を促
進させる観点から、遅い方が好ましく、用いたスラグガ
ラスの組成や生産効率を考慮して決定されるが、通常の
場合40℃/分以下、特に10〜20℃/分が好まし
い。また、最高焼成温度は用いたスラグガラスの組成に
よっても異なるが、700〜1200℃の範囲、好まし
くは900〜1100℃の範囲とする。この温度が70
0℃未満では十分に発泡が進行せず、1200℃を超え
ると高温酸化が起こり褐色に変化し、スラグガラス系発
泡焼結体自身の軟化が始まる。また、焼成後の冷却割れ
を防止するために急冷却とならないように降温速度5〜
50℃/分程度で焼成後の冷却を行うのが好ましい。な
お、使用する焼成炉は、上記のような焼成条件での焼成
が可能なものであれば良く、その型式には特に制限はな
い。また、加熱方式も電気、ガスのいずれでも良い。
【0063】なお、このスラグガラス系発泡焼結体の製
造に当り、植物の生育に必要なリン、カリウム、窒素な
どの栄養分を含む原料を発泡原料に混合しておくことに
より、植栽ユニットの使用中に、これらの栄養分が植物
に吸収され、植物の生育を良くすることができる。この
場合、栄養分としての原料としてはチッ素、リン酸、カ
リウム等が挙げられ、これらの栄養分は全発泡原料中に
1〜15重量%の割合で配合するのが好ましい。
【0064】このようにして製造されるスラグガラス系
発泡焼結体は、SiO、Al 及びCaOの1種
又は2種以上を主成分とし、好ましくは、SiO30
〜50重量%、Al10〜20重量%及びCaO
20〜40重量%を含み、比重0.4〜0.8、気孔率
60〜95%、開気孔率50%以上であり、連続気孔の
気孔径が0.1〜3mmであることが好ましい。
【0065】本発明に係るスラグガラス系発泡焼結体の
比重が0.8を超えると植物の生育に必要な十分な気孔
率を確保し得ず、また、重量も重くなる。比重が0.4
未満のスラグガラス系発泡焼結体では強度が不足し、ま
た、気孔率が高すぎて、保水性が不足する場合があり好
ましくない。従って、スラグガラス系発泡焼結体の比重
は0.4〜0.8であることが好ましい。
【0066】また、スラグガラス系発泡焼結体の気孔率
が少な過ぎると十分な保水性及び植物の根が入り込むた
めの隙間を確保し得ない。ただし、この気孔率が高過ぎ
ると強度が不足し、衝撃により破損し易くなり、また、
透水性が高くなりすぎ、保水性が不足することから、気
孔率は50〜95%以下であることが好ましい。
【0067】また、スラグガラス系発泡焼結体の開気孔
率が少な過ぎると、十分な保水性及び植物の根が入り込
むための隙間を確保し得ないため、スラグガラス系発泡
焼結体の開気孔率は50%以上であることが好ましい。
開気孔率はスラグガラス系発泡焼結体の比重、その他の
物性との関係から特に70〜100%であることが好ま
しい。
【0068】また、スラグガラス系発泡焼結体の連続気
孔の気孔径は、過度に小さいと植物の根が入り込み難
く、大きいと透水性が高くなり過ぎ、保水性が不足する
ため、連続気孔の気孔径は10Å〜3mmであることが
好ましい。
【0069】なお、スラグガラス系発泡焼結体よりなる
植栽板は、植栽ユニットの適用対象に応じて、任意の形
状に成形されるが、一般的には、100×100mm以
上、2000×2000mm以下で厚み25〜70mm
とされる。
【0070】本発明の植栽ユニットを施工するには、予
め植栽板とスペーサとトレーで植栽ユニットを組み立
て、これを施工現場に搬入して配置し、必要に応じて隣
接する植栽ユニットを連結しても良く、各々の部材を現
場に搬入し、現場で組み立てながら植栽ユニットを配
置、連結しても良い。
【0071】植栽板に植物の種を蒔く場合、植栽板の表
面に直接植物の種を蒔けば良い。また、植物の苗等を植
える場合には、植栽板の表面に穴を開けるなどの加工を
施して植え付ければ良い。また、予め植栽板に種や苗を
植え付けた植栽ユニットを現場に運び込んで施工するこ
ともでき、この場合には、緑化に要する期間を短縮する
ことができる。
【0072】このような本発明の植栽ユニットは、建物
の屋根やベランダ、テラス、ポーチ、道路、線路、公園
等の土壌のない施工現場に、植栽ユニットを配置するの
みで容易に緑化することができ、その優れた防根、保水
効果で施工下地面を有効に保護すると共に、植物に生育
に必要な水を供給して植物を良好に生育させることがで
きる。
【0073】また、施工後の移設、移動も極めて容易に
行うことができ、不要となった植栽ユニットを別の現場
で再利用することも可能である。
【0074】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の植栽ユニッ
トによれば、次のような優れた効果が奏される。 土壌を用いず、自己形状保持性を有し、軽量かつ耐
久性に優れたスラグガラス系発泡焼結体を植栽板とする
ため、飛散、流出の恐れがない。このため、植栽板を支
持するトレーを必要以上の高強度としたり、複雑な構造
としたりすることがなく、軽量で簡易な構造とすること
ができる。 植栽板とトレーとスペーサとで主に構成され、従来
品のように多数の部品による多層構造とする必要がない
ことから、容易に施工することができる。また、移設、
移動、搬入、搬出、再利用や部品管理も容易に行える。 施工現場にて並設する植栽ユニットの数と配置を調
節することにより、施工現場の面積の増減や形状にも十
分に対応できる。 スペーサの毛細管現象を利用した下部給水であるた
め、水の蒸発を防止して、植物への給水を効率的に行え
る。 スラグガラス系発泡焼結体は安価であるため、安価
な植栽ユニットとすることができ、しかもスラグガラス
系発泡焼結体の利用で廃棄物の減量、再利用を図ること
ができる。 トレーに溢流部を設け、隣接する植栽ユニット同士
で給水、排水を行うことにより、大規模な灌水、排水シ
ステムを必要とすることなく、効率的な給水、排水を行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植栽ユニットの実施の形態を示す図で
あって、(a)図は断面図、(b),(c)図は、この
植栽ユニットに植物が生育した状態を示し、(b)図は
斜視図、(c)図は断面の要部拡大図である。
【図2】図1の植栽ユニットを複数個並列配置した状態
を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す図であって、
(a)図はトレーの斜視図、(b)図は植栽ユニットを
複数個並列配置した際の隣接する植栽ユニット同士の連
結部を示す要部拡大断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態を示す図であって、
(a)図はトレーの斜視図、(b)図は植栽ユニットを
複数個並列配置した状態を示すトレーの斜視図、(c)
図は植栽ユニットを複数個並列配置した際の隣接する植
栽ユニットのトレー同士の連結部を示す要部拡大斜視図
である。
【図5】本発明の異なる実施の形態を示す図であって、
(a)図はトレーの斜視図、(b)図は植栽ユニットを
複数個並列配置した際の隣接する植栽ユニットのトレー
同士の連結部を示す要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 植栽ユニット 2 貯水トレー 3 植栽板 3A 連続気孔 4 スペーサ 5 水 6 貯水空間 7 植物 7A 根 11,21,31 貯水トレー 12,13 開孔 13A 筒状ノズル部 22,32,33 切欠 23 接合クリップ 33A 突片部
フロントページの続き (72)発明者 岡本 健久 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 本田 哲 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 滝川 英昭 東京都港区芝1丁目11番11号 日本板硝子 環境アメニティ株式会社内 (72)発明者 飯島 健司 東京都中野区中央4丁目43−1 飯島石材 株式会社内 (72)発明者 斉藤 誠一 東京都中野区中央4丁目43−1 飯島石材 株式会社内 Fターム(参考) 2B027 NC05 NC16 NC40 NC42 NC56 ND01 QA05 RA14 RA22 RA28 RE16 SA15 TA27 UA10 UA16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続気孔を有するスラグガラス系発泡焼
    結体よりなり、略水平に設置される植栽板と、 該植栽板が上方から係合した貯水可能なトレーと、 該植栽板の下面と該トレーの底面との間に介在された毛
    細管現象を有するスペーサとを備えてなることを特徴と
    する植栽ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該トレーは、前記底
    面と、該底面の周縁から立ち上がる側面部とを有し、該
    側面部に水の溢流部が設けられていることを特徴とする
    植栽ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該溢流部が少なくと
    も一対の対向する前記側面部に設けられており、 一方の溢流部は、孔と該側面部の外面において該孔の縁
    部から突出した筒状ノズル部とを備えてなり、 他方の溢流部は、該筒状ノズル部が挿入可能な大きさの
    孔よりなることを特徴とする植栽ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項2において、該溢流部は、該側面
    部の上縁から切り込まれた切欠形状のものであることを
    特徴とする植栽ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4において、該溢流部は、少なく
    とも1対の側面部に設けられており、一方の側面部の外
    面にあっては、該溢流部の下縁から突出し次いで下方に
    垂下したL字形の突片部が設けられていることを特徴と
    する植栽ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、該スラグガラス系発泡焼結体の比重が0.4〜0.
    8であり、気孔率が60〜95%、気孔のうちの開気孔
    の割合が50%以上、連続気孔の気孔径が10Å〜3m
    mであることを特徴とする植栽ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、該スペーサは吸水性を有する繊維状体織布よりなる
    ことを特徴とする植栽ユニット。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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