JP2004149339A - 海水から自然海塩を製造する製塩装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に比べてさらに短時間で効率よく海水を濃縮して自然海塩を製造することができる、海水から自然海塩を製造する製塩装置を提供する。
【解決手段】外部からの蒸気を加熱源として濃縮する、前段の蒸気加熱濃縮槽1と、更に濃縮を進める後段の蒸気加熱濃縮釜2との2段による蒸気濃縮装置を備えた、海水から自然海塩を製造する製塩装置。
【選択図】 図1
【解決手段】外部からの蒸気を加熱源として濃縮する、前段の蒸気加熱濃縮槽1と、更に濃縮を進める後段の蒸気加熱濃縮釜2との2段による蒸気濃縮装置を備えた、海水から自然海塩を製造する製塩装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部からの蒸気を使用する蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜で海水を濃縮して自然海塩を製造する製塩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
国内で製造、販売されている食用塩を大別すると、化学塩(旧専売塩)、再生自然塩、自然海塩に大別される。
【0003】
化学塩は、海水からイオン交換膜法により濃い塩水を作り、濃い塩水を多段真空缶で沸騰蒸発させて製塩したものであるが、イオン交換により海水中に含まれる塩化マグネシュウムなどのミネラル分が除去されるだけでなく、味もしょっぱいだけでうまみやまろやかさに欠けるという欠点がある。
【0004】
再生自然塩は、主として海外から輸入した天日塩又は岩塩を一旦水に溶解し、再結晶させて他のミネラル(苦汁)を加え、平釜で煮つめて製造するもので、添加する苦汁そのものがかなりのミネラル分を失っており、ミネラルの量も味も、自然海塩と化学塩の中間的な塩である。
【0005】
自然海塩は、海水に含まれるミネラルの種類、量がかなり多く、かつバランスの良い塩である。味については、塩かどが取れうまみがあり、まろやかである。自然海塩の製法には、海水を煮詰めて自然海塩とするための揚げ浜式塩田や、蒸発塔(立体塩田)などを用いて一旦海水を濃縮し、次に平釜などで煮詰めて結晶させる方法、又は濃縮した海水を温室内で天日蒸発させ、結晶化させる方法がある。
【0006】
味のよい自然海塩を前記の揚げ浜式や蒸発塔方式で製造する場合、海水を汲み上げてから濃い塩水を採取して煮詰めるまでの過程で、広大な土地が必要であると同時に、生産効率が悪く、天候によって大きく左右されるという問題がある。
【0007】
そこで、本出願人は、広いスペースを必要とせず、また天候に左右されることなく短時間で効率よく海水を濃縮して自然海塩を製造することができる、海水から自然海塩を製造する製塩装置を出願した(特許文献1参照)。
【0008】
特許文献1に記載された製塩装置は、外部からの蒸気を加熱源として使用する蒸気加熱濃縮釜と、蒸気加熱濃縮釜に供給する海水を蒸気加熱濃縮釜から排出される高温熱水で予熱する予熱タンクを備えたものである。
【0009】
定量の海水を一時貯蔵する予熱タンクは、蒸気加熱濃縮釜から排出される高温熱水を通すヒータで海水を予熱する。高温熱水を利用して予熱タンクで海水を温めることで濃縮した後、濃縮した海水を蒸気加熱濃縮釜へ送る。
【0010】
蒸気加熱濃縮釜は回りを二重壁で密閉して蒸気溜が形成され、外部からの蒸気が蒸気配管を通って蒸気溜へ供給され、海水が濃縮される。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−255543号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の製塩装置は、大量生産ができないという問題点があった。
【0013】
そこで、本発明は、従来に比べてさらに短時間で効率よく海水を濃縮して自然海塩を製造することができる、海水から自然海塩を大量に製造する製塩装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の海水から自然海塩を製造する製塩装置は、外部からの蒸気を加熱源として濃縮する、前段の蒸気加熱濃縮槽と、更に濃縮を進める後段の蒸気加熱濃縮釜との2段による蒸気濃縮装置を備えたことを特徴とする。
【0015】
前記構成において、蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜のそれぞれに水位を計測する水位計を設け、計測された水位に基づき蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の水位を一定に保つように海水の供給流量を制御する流量制御弁を設けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の製塩装置の配置図である。製塩装置は、海水の流れに従って蒸気加熱濃縮槽1、蒸気加熱濃縮釜2が順次接続されている。
【0017】
蒸気加熱濃縮槽1及び蒸気加熱濃縮釜2の加熱源として使用する外部からの蒸気としては、蒸気を利用する発電所や蒸気が発生するプラント等の蒸気を利用する。その結果、製塩用の設備投資を低減することができるメリットがある。蒸気加熱濃縮槽1には、海水が海水供給配管3から供給される。海水供給配管3には海水流量制御弁3aが設けられ、海水の供給量を制御する。
【0018】
蒸気加熱濃縮槽1のヒータ4には蒸気配管4aにより外部からの蒸気が供給される。蒸気配管4aには蒸気流量制御弁4bが設けられヒータ4に供給する蒸気流量を制御する。蒸気配管4aから蒸気加熱濃縮槽1のヒータ4に供給された蒸気は、海水を加熱して濃縮し、液体となって排出されドレントラップ4cでドレンを除去する。
【0019】
蒸気加熱濃縮槽1には、水位計1aが設けられており、水位計1aで蒸気加熱濃縮槽1の水位を検知して、電磁流量計3bで海水の流量を検出しながら海水供給配管3に設けられた海水流量制御弁3aの開閉を調整して、蒸気加熱濃縮槽1の水位が一定となるようにコントロールする。
【0020】
蒸気加熱濃縮槽1で所定の濃度まで濃縮すると、海水流量制御弁3aと蒸気流量制御弁4bを全閉にした後、濃縮された海水を蒸気加熱濃縮釜2へ送る。
【0021】
蒸気加熱濃縮釜2は回りを二重壁で密閉して蒸気溜5が形成され、外部からの蒸気が蒸気配管5aを通って蒸気溜5へ供給される。蒸気配管5aには蒸気流量制御弁5bが設けられ蒸気溜5に供給する蒸気流量を制御する。蒸気加熱濃縮釜2には、濃縮液を均一にして加熱するため、濃縮液を撹拌する撹拌機を設けてもよい。蒸気溜5に供給された蒸気は、海水を加熱して濃縮し、液体となって排出されドレントラップ5cでドレンを除去する。
【0022】
蒸気加熱濃縮釜2には、蒸気加熱濃縮槽1から濃縮された海水が海水供給配管6によりポンプ6bで供給される。海水供給配管6には海水流量制御弁6aが設けられ、海水の供給量を制御する。なお、蒸気加熱濃縮槽1から濃縮された海水を中間タンクに貯留した後に蒸気加熱濃縮釜2へ供給してもよい。
【0023】
蒸気加熱濃縮釜2には、水位計2aが設けられており、水位計2aで蒸気加熱濃縮釜2の水位を検知して、電磁流量計6cで海水の流量を検出しながら海水供給配管6に設けられた海水流量制御弁6aの開閉を調整して、蒸気加熱濃縮釜2の水位が一定となるようにコントロールする。
【0024】
蒸気加熱濃縮釜2で所定の濃度まで濃縮すると、海水流量制御弁6aと蒸気流量制御弁5bを全閉とする。
【0025】
【発明の効果】
本発明により次の効果を奏する。
【0026】
(1)蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の加熱を外部からの蒸気で行うので、短時間で濃縮が可能となる。
【0027】
(2)蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の加熱は、発電所や蒸気発生プラントで発生する蒸気により十分に加熱できることから、製塩用の設備投資の低減等の多大のメリットがある。
【0028】
(3)蒸気加熱濃縮槽と蒸気加熱濃縮釜のみで海水を濃縮、結晶させることができることから、広大な土地を必要とせず、建屋及び設備設置面積を小さくすることができる。
【0029】
(4)蒸気加熱濃縮槽と蒸気加熱濃縮釜のみのシンプルな構成なため、点検修理等が容易にでき経済性が高い。
【0030】
(5)簡単なシステムで自動化することができ、省力化を図ることができるので、人件費等コスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製塩装置の配置図である。
【符号の説明】
1:蒸気過熱濃縮槽 1a:水位計
2:蒸気加熱濃縮釜 2a:水位計
3:海水供給配管 3a:海水流量制御弁
3b:電磁流量計 4:ヒータ
4a:蒸気配管 4b:蒸気流量制御弁
4c:ドレントラップ 5:蒸気溜
5a:蒸気配管 5b:蒸気流量制御弁
5c:ドレントラップ 6:海水供給配管
6a:海水流量制御弁 6b:ポンプ
6c:電磁流量計
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部からの蒸気を使用する蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜で海水を濃縮して自然海塩を製造する製塩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
国内で製造、販売されている食用塩を大別すると、化学塩(旧専売塩)、再生自然塩、自然海塩に大別される。
【0003】
化学塩は、海水からイオン交換膜法により濃い塩水を作り、濃い塩水を多段真空缶で沸騰蒸発させて製塩したものであるが、イオン交換により海水中に含まれる塩化マグネシュウムなどのミネラル分が除去されるだけでなく、味もしょっぱいだけでうまみやまろやかさに欠けるという欠点がある。
【0004】
再生自然塩は、主として海外から輸入した天日塩又は岩塩を一旦水に溶解し、再結晶させて他のミネラル(苦汁)を加え、平釜で煮つめて製造するもので、添加する苦汁そのものがかなりのミネラル分を失っており、ミネラルの量も味も、自然海塩と化学塩の中間的な塩である。
【0005】
自然海塩は、海水に含まれるミネラルの種類、量がかなり多く、かつバランスの良い塩である。味については、塩かどが取れうまみがあり、まろやかである。自然海塩の製法には、海水を煮詰めて自然海塩とするための揚げ浜式塩田や、蒸発塔(立体塩田)などを用いて一旦海水を濃縮し、次に平釜などで煮詰めて結晶させる方法、又は濃縮した海水を温室内で天日蒸発させ、結晶化させる方法がある。
【0006】
味のよい自然海塩を前記の揚げ浜式や蒸発塔方式で製造する場合、海水を汲み上げてから濃い塩水を採取して煮詰めるまでの過程で、広大な土地が必要であると同時に、生産効率が悪く、天候によって大きく左右されるという問題がある。
【0007】
そこで、本出願人は、広いスペースを必要とせず、また天候に左右されることなく短時間で効率よく海水を濃縮して自然海塩を製造することができる、海水から自然海塩を製造する製塩装置を出願した(特許文献1参照)。
【0008】
特許文献1に記載された製塩装置は、外部からの蒸気を加熱源として使用する蒸気加熱濃縮釜と、蒸気加熱濃縮釜に供給する海水を蒸気加熱濃縮釜から排出される高温熱水で予熱する予熱タンクを備えたものである。
【0009】
定量の海水を一時貯蔵する予熱タンクは、蒸気加熱濃縮釜から排出される高温熱水を通すヒータで海水を予熱する。高温熱水を利用して予熱タンクで海水を温めることで濃縮した後、濃縮した海水を蒸気加熱濃縮釜へ送る。
【0010】
蒸気加熱濃縮釜は回りを二重壁で密閉して蒸気溜が形成され、外部からの蒸気が蒸気配管を通って蒸気溜へ供給され、海水が濃縮される。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−255543号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の製塩装置は、大量生産ができないという問題点があった。
【0013】
そこで、本発明は、従来に比べてさらに短時間で効率よく海水を濃縮して自然海塩を製造することができる、海水から自然海塩を大量に製造する製塩装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の海水から自然海塩を製造する製塩装置は、外部からの蒸気を加熱源として濃縮する、前段の蒸気加熱濃縮槽と、更に濃縮を進める後段の蒸気加熱濃縮釜との2段による蒸気濃縮装置を備えたことを特徴とする。
【0015】
前記構成において、蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜のそれぞれに水位を計測する水位計を設け、計測された水位に基づき蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の水位を一定に保つように海水の供給流量を制御する流量制御弁を設けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の製塩装置の配置図である。製塩装置は、海水の流れに従って蒸気加熱濃縮槽1、蒸気加熱濃縮釜2が順次接続されている。
【0017】
蒸気加熱濃縮槽1及び蒸気加熱濃縮釜2の加熱源として使用する外部からの蒸気としては、蒸気を利用する発電所や蒸気が発生するプラント等の蒸気を利用する。その結果、製塩用の設備投資を低減することができるメリットがある。蒸気加熱濃縮槽1には、海水が海水供給配管3から供給される。海水供給配管3には海水流量制御弁3aが設けられ、海水の供給量を制御する。
【0018】
蒸気加熱濃縮槽1のヒータ4には蒸気配管4aにより外部からの蒸気が供給される。蒸気配管4aには蒸気流量制御弁4bが設けられヒータ4に供給する蒸気流量を制御する。蒸気配管4aから蒸気加熱濃縮槽1のヒータ4に供給された蒸気は、海水を加熱して濃縮し、液体となって排出されドレントラップ4cでドレンを除去する。
【0019】
蒸気加熱濃縮槽1には、水位計1aが設けられており、水位計1aで蒸気加熱濃縮槽1の水位を検知して、電磁流量計3bで海水の流量を検出しながら海水供給配管3に設けられた海水流量制御弁3aの開閉を調整して、蒸気加熱濃縮槽1の水位が一定となるようにコントロールする。
【0020】
蒸気加熱濃縮槽1で所定の濃度まで濃縮すると、海水流量制御弁3aと蒸気流量制御弁4bを全閉にした後、濃縮された海水を蒸気加熱濃縮釜2へ送る。
【0021】
蒸気加熱濃縮釜2は回りを二重壁で密閉して蒸気溜5が形成され、外部からの蒸気が蒸気配管5aを通って蒸気溜5へ供給される。蒸気配管5aには蒸気流量制御弁5bが設けられ蒸気溜5に供給する蒸気流量を制御する。蒸気加熱濃縮釜2には、濃縮液を均一にして加熱するため、濃縮液を撹拌する撹拌機を設けてもよい。蒸気溜5に供給された蒸気は、海水を加熱して濃縮し、液体となって排出されドレントラップ5cでドレンを除去する。
【0022】
蒸気加熱濃縮釜2には、蒸気加熱濃縮槽1から濃縮された海水が海水供給配管6によりポンプ6bで供給される。海水供給配管6には海水流量制御弁6aが設けられ、海水の供給量を制御する。なお、蒸気加熱濃縮槽1から濃縮された海水を中間タンクに貯留した後に蒸気加熱濃縮釜2へ供給してもよい。
【0023】
蒸気加熱濃縮釜2には、水位計2aが設けられており、水位計2aで蒸気加熱濃縮釜2の水位を検知して、電磁流量計6cで海水の流量を検出しながら海水供給配管6に設けられた海水流量制御弁6aの開閉を調整して、蒸気加熱濃縮釜2の水位が一定となるようにコントロールする。
【0024】
蒸気加熱濃縮釜2で所定の濃度まで濃縮すると、海水流量制御弁6aと蒸気流量制御弁5bを全閉とする。
【0025】
【発明の効果】
本発明により次の効果を奏する。
【0026】
(1)蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の加熱を外部からの蒸気で行うので、短時間で濃縮が可能となる。
【0027】
(2)蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の加熱は、発電所や蒸気発生プラントで発生する蒸気により十分に加熱できることから、製塩用の設備投資の低減等の多大のメリットがある。
【0028】
(3)蒸気加熱濃縮槽と蒸気加熱濃縮釜のみで海水を濃縮、結晶させることができることから、広大な土地を必要とせず、建屋及び設備設置面積を小さくすることができる。
【0029】
(4)蒸気加熱濃縮槽と蒸気加熱濃縮釜のみのシンプルな構成なため、点検修理等が容易にでき経済性が高い。
【0030】
(5)簡単なシステムで自動化することができ、省力化を図ることができるので、人件費等コスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製塩装置の配置図である。
【符号の説明】
1:蒸気過熱濃縮槽 1a:水位計
2:蒸気加熱濃縮釜 2a:水位計
3:海水供給配管 3a:海水流量制御弁
3b:電磁流量計 4:ヒータ
4a:蒸気配管 4b:蒸気流量制御弁
4c:ドレントラップ 5:蒸気溜
5a:蒸気配管 5b:蒸気流量制御弁
5c:ドレントラップ 6:海水供給配管
6a:海水流量制御弁 6b:ポンプ
6c:電磁流量計
Claims (2)
- 外部からの蒸気を加熱源として濃縮する、前段の蒸気加熱濃縮槽と、更に濃縮を進める後段の蒸気加熱濃縮釜との2段による蒸気濃縮装置を備えたことを特徴とする、海水から自然海塩を製造する製塩装置。
- 蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜のそれぞれに水位を計測する水位計を設け、計測された水位に基づき蒸気加熱濃縮槽及び蒸気加熱濃縮釜の水位を一定に保つように海水の供給流量を制御する流量制御弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の海水から自然海塩を製造する製塩装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002314510A JP2004149339A (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 海水から自然海塩を製造する製塩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002314510A JP2004149339A (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 海水から自然海塩を製造する製塩装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004149339A true JP2004149339A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32458799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002314510A Pending JP2004149339A (ja) | 2002-10-29 | 2002-10-29 | 海水から自然海塩を製造する製塩装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004149339A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297176A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Okinawa Zenyaku:Kk | 製塩装置及び製塩方法 |
KR101759832B1 (ko) * | 2016-03-30 | 2017-07-21 | 신동진 | 스마트 염수 공급 및 관리시스템, 그리고 이를 이용한 염수 공급 및 관리방법 |
-
2002
- 2002-10-29 JP JP2002314510A patent/JP2004149339A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297176A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Okinawa Zenyaku:Kk | 製塩装置及び製塩方法 |
KR101759832B1 (ko) * | 2016-03-30 | 2017-07-21 | 신동진 | 스마트 염수 공급 및 관리시스템, 그리고 이를 이용한 염수 공급 및 관리방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060929 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070202 |