JP5926760B2 - 製塩装置ならびに塩および飲料用海洋深層水の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、製塩装置ならびに塩および飲料用海洋深層水の製造方法に関する。さらに詳しくは、従来法に比べて簡略化された構成であり、かつ、製造効率を向上できる製塩装置ならびに塩および飲料用海洋深層水の製造方法に関する。
製塩方法として、従来、イオン交換膜を用いた方法が知られている(特許文献1等)。当該方法は、コストや効率の面から工業的に広範に採用されているが、イオン交換膜を用いた方法により得られる塩のミネラル分は、海水に含まれる量に比べるとわずかなものとなっている。
また、鉄製やアルマイト製の釜に海水を導入し、直火で加熱する方法も知られている。この方法は、イオン交換膜を用いた方法に比べてミネラル分の含量が多い塩を製造することができる。しかしながら、釜を形成する金属成分の塩への混入や焦げ付きにより、カルシウム分の結晶化が起こり、得られる塩に人体に好ましくない成分が含まれてしまう惧がある。このような成分の混入を避けるためには、コストをかける必要がある。
上記直火による方法に代わって、非直火式の装置により海水から水分を蒸発させる方法が提案されている(特許文献2)。特許文献2に開示された方法では、非直火式を採用することによって、海水からの水分の蒸発を80℃〜90℃程度の温度で行うので、釜による直火を用いた方法における金属成分の塩への混入や焦げ付きを阻止することができる可能性がある。
しかしながら、特許文献2に開示された装置において水分の蒸発は、蒸気の吹き付けと、外側水相の温水を用いて行われており、外側水相の温水の加熱に多大なエネルギーを要するものであった。また、製塩の原料の取り込みについては言及されておらず、海洋深層水からの塩の製造の一連の効率的な方法を提示するものではない。
特開2001-87762号公報 特開2001−158616号公報(特許第3623138号)
本発明は上記現状に鑑みてなされたものであり、ミネラル分が豊富となる非直火式で海水を塩と水に分離して、塩と所望の濃度を有する飲料用海洋深層水とを連続的に製造する装置および製造方法を提供することをその目的とする。
第1発明の製塩装置は、海水を導入して、該海水を熱風で加温する製造槽と、該製造槽へ海水を導入する前に貯蔵する海水蓄熱槽と、該海水蓄熱槽に海水を導入する前に貯蔵する海水貯水槽と、製造槽からの蒸気により生成される水が流入する貯水タンクと、該貯水タンクを有すると共に、製造槽からの蒸気排出口に連結している外部配管と、製造槽に導入される海水を、導入前に暖める太陽熱温水器と、を備え、太陽熱温水器が、海水貯水槽内の海水を暖めた後、海水蓄熱槽へ供給するように、海水貯水槽と海水蓄熱槽との間に介装されていることを特徴とする。
第2発明の製塩装置は、第1発明において、前記外部配管は、前記海水貯水槽の内部を貫通するように配置されてなり、外部配管の、海水貯水槽を貫通している部分は、製造槽からの蒸気が流入してくる側が、該蒸気が流出する側よりも低位置になるように傾斜していることを特徴とする。
第3発明の塩の製造方法は、第1または第2発明のいずれかの製塩装置を用いたことを特徴とする。
第4発明の飲料用海洋深層水の製造方法は、第1または第2発明のいずれかの製塩装置を用いたことを特徴とする。
第1発明によれば、海水が太陽熱温水器で加温されたうえで製造槽に導入され、製造槽で更に加熱するので、海水を加熱する熱効率に優れた製塩装置を提供することができる。
第2発明によれば、製造槽から排出された蒸気が、外部配管の海水貯水槽を貫通する部分において、他の動力なしに、貯蔵された海水温により冷却できるので、従来の装置にくらべて省エネルギーでの製塩が可能となる。
また、外部配管の、海水貯水槽を貫通している部分は、製造槽からの蒸気が流入してくる側が、上記が流出する側よりも低位置になるように傾斜していることにより、冷却されて液化した水が、貯水タンクへ自然と流れ込むこととなり、この水を回収する装置等を設ける必要がなく、省エネルギーにて濃縮された海水を収集することができる。
第3発明によれば、第1発明または第2発明の製塩装置を用いるので、熱効率よく製塩を行うことができ、また、非直火式での加熱によるので、イオン交換方式に比べてミネラル分の豊富な塩を製造することができる。
第4発明によれば、第1発明または第2発明の製塩装置を用いるので、熱効率よく飲料用海洋深層水を製造でき、また、非直火式での加熱によるので、イオン交換方式に比べてミネラル分の豊富な天然塩を製造することができる。
本発明の製塩装置であって、海水貯水槽を備えた製塩装置の一例を示す概略断面図である。 本発明の製塩装置の一例を示す概略断面図である。 本発明の製塩装置であって、貯水タンクを備えた製塩装置の一例を示す概略断面図である。 不純物排出装置の説明図である。 (A)は掻取りドラムの側面図、(B)は正面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(製塩装置全体)
図1に本発明の製塩装置の一例の概略断面図を示す。同図に示す製塩装置は、塩および飲料用海洋深層水を製造するための製造槽14を含む製造ユニットと、原料となる海水を貯蔵しておく海水貯水槽16および海水蓄熱槽17とを含む貯蔵ユニットと、これらを連結する連結ユニットとを含む。
図1に示す製塩装置による製塩等の概略を説明する。貯蔵ユニットに備えられた海水貯水槽16および海水蓄熱槽17に海洋より汲みあげられた海水が貯蔵され、この海水貯水槽16および海水蓄熱槽17から製造ユニットに海水が送られて、製塩または飲料用海洋深層水(以下において、「飲料用水」または「海洋深層水」ということがある)が製造槽14にて製造され、製造された塩または飲料用水が連結ユニットに設けられた貯水タンク23に貯められる。
以下、各ユニットまたは装置について詳細に説明する。
(製塩装置、製造ユニット)
上記製造ユニットは、第1発明の製塩装置に該当するものであり、図1に示すように、内槽1と外槽2とからなる二重槽構造を有する製造槽14と、前記内槽1の上部に設けられた蒸気排出口6と、前記外槽2を加熱する加熱装置13とを備える。
製造槽14は、塩と水とを製造するための槽である。上記内槽1と外槽2とからなる二重槽構造は密閉可能であり、かつ、外槽2から内槽1へ熱風を流入させることができる熱風流入口5を備えた構造である。密閉は、蓋3を設けることで達成することができる。
熱風流入口5は、少なくとも一つ設けられ、外槽2から内槽1へ効率よく熱風を送り込むためには、複数を内槽1の上部壁面や蓋3の部分に設けることが好ましい。
内槽1は、例えば、ステンレス製の槽とすることができる。内槽1の外壁には断熱材などがライニングされていてもよい。外槽2の材質は特に限定されず、内槽1に送る熱風に対する耐熱性と、耐候性を備える公知の材質から選択すればよい。
製造槽14には、これらの他、原料となる海水を内槽1に流入させるための海水供給管9や、流入させる海水量を調整するための水位センサ4や、塩および海洋深層水を製造する際の海水の温度を検知するための温度センサ8などを備えていてもよい。
また、製造槽14の外槽2に熱風を供給するために、熱風発生装置10が備えられる。熱風発生装置10は、公知の装置であって、ターボブロワ11、エアフィルタ12、および熱風発生ヒータ13を含み、熱風発生ヒータ13により発生した熱風が配管を通じて外槽2に供給されるように設置される。
(海水貯水槽、海水蓄熱槽)
海水貯水槽16および海水蓄熱槽17は、海洋から汲みあげた海水を貯蔵するための槽である。図示の槽は1本の大型タンクを途中で仕切り、海水流入側を海水貯水槽16とし、海水流出側を海水蓄熱槽17としている。
海水貯水槽16と海水蓄熱槽17との間は、配管で連結して太陽熱温水器24が介装されている。この太陽熱温水器24は海水貯水槽16から供給される常温の海水を約80℃に加温するために設けられている。加温された海水は海水蓄熱槽17に戻され、さらにこの高温の海水が海水供給管9を介して製造槽14に供給される。
このように太陽熱温水器24で海水が加温されることから製造槽14での加熱負荷は小さくなる。
上記海水蓄熱槽17は、汲みあげた海水を製造槽14に供給するための海水供給管9と槽外部で連結されている(図1参照)。
海水貯水槽16および海水蓄熱槽17の内部には、長手方向に沿って後述の連結ユニットと接続された外部配管27が貫通するように設けられている。このように海水貯水槽16の内部を貫通する配管を有することで、連結ユニットの製造槽14側から流れ込んでくる、貯蔵ユニットよりも高温の蒸気を、更なる冷却装置や冷却媒を用いることなく、貯蔵している海水温との温度差により冷却することができる。
ここで、前記海水貯水槽16および海水蓄熱槽17において、少なくとも内部を貫通する配管27が、連結ユニットとの連結側が非連結側よりも低位置になるように傾斜していることが好ましい。貯水槽と内部配管とが平行である場合は、貯水槽そのものが上記のように傾斜していることとなる(図3参照)。傾斜を設けることによって、連結ユニット側から流れ込んだ蒸気が、いわゆる冷却器での冷却の要領で、海水貯水槽16および海水蓄熱槽17の海水温との温度差で冷却され液化し、連結ユニットに備えられた貯水タンクへ自然と流れ込むことになる。それゆえ、他の液化物を回収する装置等を設ける必要がなく、省エネルギーにて濃縮された海水を収集することが可能である。
貯水ユニットは、海水を汲みあげて海水貯水槽16および海水蓄熱槽17に貯水するための海水汲みあげユニットを備える。海水汲みあげユニットは、例えば、ポンプ18、浄化フィルタ19、殺菌装置20、海水汲みあげ管21、粗ゴミ除去フィルタ22を含む。これらの構成については、後述の製塩等の製造方法の説明において詳述する。
(貯水タンク、連結ユニット)
上述の製造ユニットと貯水ユニットとは、図3に示すように連結ユニットを介して外部配管により連結されている。外部配管は、製造槽14の上部に設けられた蒸気排気口6から排出された蒸気が通過する蒸気排気ダクト7の役割を果たす。連結部には貯水タンク23が設けられ、貯水タンク23の上部には、貯水ユニット側の外部配管からの液体の流入を調節できるドレン排出バルブ15を具備する。
連結ユニットにおいては、製造ユニット側と貯水ユニット側を連結する外部配管はV字型であり、貯水タンク23に液体が自然と流入する構造を有する。このような構造とすることで、蒸気排気ダクト7に流入した蒸気の冷却を効率よく行うことが可能となる。
(不純物排出装置)
図4および図5に基づき不純物排出装置30を説明する。
不純物排出装置30は、掻取りドラム31とその駆動部36とからなる。掻取りドラム31は、中心軸32の周囲にドラム体33を案内板34を介して固定した構造である。ドラム体33は接頭円錐型のドラムであり、円周方向で対抗する2か所には開口35が形成されている。この開口35は海水表面に浮ぶ不純物を取り込むため形成されている。案内板34は中心軸32を回転させたとき、取り込んだ不純物を槽中心方向に送る部材である。
駆動部36は回転機構37と旋回機構38からなる。回転機構37は掻取りドラム31の中心軸32を回転させる傘歯車37a、駆動軸37bおよびモータ37cからなる。旋回機構38は中心軸32を保持するブラケット38aに取付けられた円筒軸38bとモータ38cとからなる。
モータ37cを駆動すると掻取りドラム31は中心軸32回りに回転し、モータ38cを駆動すると掻取りドラム31は製造槽14内の海水面上で旋回する。
この掻取りドラム31の回転と旋回により、海水面上の不純物を掻き取って、製造槽14の中心部にある不純物ストックバケット26に排出することができる。
(塩および飲料用海洋深層水の製造方法)
本発明の製法は概ねつぎの4工程からなる。
(1)第1工程
予熱された海水が製造槽に連続的に入れられる。海水の供給量は蒸発量と同じで、常に一定の海水面を保持しながら塩分濃度を20%程度(槽内液体重量に対する塩重量)まで濃縮させる。
(2)第2工程
20%まで濃縮された海水(カン水と呼ばれる)は補給海水を絶った状態で、さらに30%程度まで濃縮する。この時点で塩の80%位は析出している。
(3)第3工程
析出した塩を製造槽から取り出し、別途脱水して、塩とニガリに分離する。
(4)第4工程
分離した塩を乾燥機で乾燥し、製品とする。
図1をもとに塩および飲料用海洋深層水の製造方法を更に詳細に説明する。
まず、海水汲みあげユニットにおいて、ポンプ18の駆動により、粗ゴミ除去フィルタ22を通過させて海水汲みあげ管21に海水が汲みあげられる。汲みあげられた海水は、浄化フィルタ19、殺菌装置20を通過して、海水貯水槽16にストックされる。ストックされた海水は太陽熱温水器24に送られ、そこで約80℃に加温され、その高温海水が海水蓄熱槽17に戻される。そして、海水蓄熱槽17から海水供給管9により内槽1に送られる。
次に、製造槽14において海水を加熱する。具体的には、熱風発生装置10において、エアフィルタ12を通過した清浄空気をターボブロワ11で熱風発生ヒータ13に送り、加熱し、該加熱された清浄空気(熱風)を製造槽14に送り込む。送り込まれた熱風は、外槽2と内槽1との空洞に充満し、熱風流入口5から内槽1に流入し、製造槽14全体が加熱される。この方法により、内槽1に存在する海水を40℃〜90℃の低温で加熱する。この場合、海水は既に80℃位に昇温しているので、熱風発生装置10の加熱負荷は小さくて良い。海水温は温度センサ8により検知する。
上記熱風流入口5から流入した熱風と、内槽1と外槽2との空洞に充満した熱風による内槽1の昇温により加熱された内槽1中の海水が蒸発する。なお、この内槽1と外槽2との空間に仕切板(邪魔板)を設けて熱風を空間内に縦横無尽に通過させることにより、空間での熱風の滞在時間を長くし、加熱時の熱効率を上げることができる。その蒸気は、蒸気排気口6を通過して蒸気排気ダクト7に送られる。この蒸気排気ダクト7(外部配管)は、海水貯水槽16内部を貫通し、また、海水貯水槽16内部の外部配管は連結ユニット側から排出口17側に向けてゆるやかに上昇している。熱風とともに排出された蒸気は、海水貯水槽16との温度差により急速に冷却されて水滴となり、蒸気排気ダクト7内部を伝って下降し、貯水タンク23に流入する。
熱された海水の蒸発により内槽1の水位が定位置より下がると、水位センサ4が働き、海水貯水槽16から温まった海水が供給される。内槽1が所定水位になると電磁弁(不図示)が閉じ、原料となる海水の供給が停止する。内槽1に満たされた海水は、上述の工程により低温で加熱され、蒸発する。
この一連の工程を、内槽1の海水が所望の濃度になるまで繰り返す。3日目になると不純物である硫酸カルシウム(石膏成分)が浮いてくるので、不純物排出装置30で除去する。そして、ほぼ4日目くらいで、高濃度の塩水になる。この時点で内槽1への原料海水の供給を停止させ、熱風を用いた加熱により製塩し、ミネラル分の豊富な塩を得ることができる。
この製塩または製飲料用水システムは、必要とする駆動力が少なく省エネルギーであることから、電源として太陽光発電か風力発電のような発電にて作動させることができる。また、水位センサや温度センサなどと連携させて、海水の流入や加熱を自動化することで、無人稼動させることもできる。
このシステムは省エネで自動化されているので、電源も太陽光発電、そして風力発電にて作動し、夜間については無人稼働させることができる。
本発明の塩および飲料用海洋深層水の製造方法によれば、従来の釜方式によるものと同等以上のミネラル分を含む塩を、商業レベルにまで効率的に製造することができる。
1 内槽
2 外槽
3 蓋
4 水位センサ
5 熱風流入口
6 蒸気排出口
7 蒸気排気ダクト
8 温度センサ
9 海水供給管
10 熱風発生装置
11 ターボブロワ
12 エアフィルタ
13 熱風発生ヒータ
14 製造槽
15 ドレン排出バルブ
16 海水貯水槽
18 ポンプ
19 浄化フィルタ
20 殺菌装置
21 海水汲みあげ管
22 粗ゴミ除去フィルタ
23 貯水タンク
30 不純物排出装置

Claims (4)

  1. 海水を導入して、該海水を熱風で加温する製造槽と、
    該製造槽へ前記海水を導入する前に貯蔵する海水蓄熱槽と、
    該海水蓄熱槽に前記海水を導入する前に貯蔵する海水貯水槽と、
    前記製造槽からの蒸気により生成される水が流入する貯水タンクと、
    該貯水タンクを有すると共に、前記製造槽からの蒸気排出口に連結している外部配管と、前記製造槽に導入される海水を、導入前に暖める太陽熱温水器と、を備え、
    太陽熱温水器が、前記海水貯水槽内の前記海水を暖めた後、前記海水蓄熱槽へ供給するように、前記海水貯水槽と前記海水蓄熱槽との間に介装されている
    ことを特徴とする製塩装置。
  2. 前記外部配管は、前記海水貯水槽の内部を貫通するように配置されてなり、
    前記外部配管の、前記海水貯水槽を貫通している部分は、前記製造槽からの蒸気が流入してくる側が、該蒸気が流出する側よりも低位置になるように傾斜している
    ことを特徴とする請求項記載の製塩装置。
  3. 請求項1または2記載の製塩装置を用いた塩の製造方法。
  4. 請求項1または2記載の製塩装置を用いた飲料用海洋深層水の製造方法。
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