JP2004148926A - 二輪車用保護カバー - Google Patents

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清 ▲桑▼原
Kiyoshi Kuwabara
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Abstract

【課題】カバーを被せたままでも操作(移動)が容易なようにする。
【解決手段】カバーCを単車Mに被せた際、単車Mの両ハンドルHに対応する位置に開口1と、開閉自在の蓋板2を設ける。こうして、その開口1を通じて、カバーCをしたままでもハンドルHを直接握ることができるので、車体Mを容易に操作(移動)することができる。その際、後部荷台Lの左右の側縁または後縁のいずれかに対応する位置にも、前記と同じ開閉自在の蓋板2付きの開口1を設けて、後部荷台Lの周縁も直接掴むことができるようにして、車体Mの操作(移動)をより容易にすることができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、雨風を凌いだり、いたずらを防止したりするために、駐車時の二輪車に装着する保護カバーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
自転車や単車等の二輪車は、戸外で長期間、駐車させておく場合、そのままでは、埃によって薄汚れたり、雨風にさらされたり、また、いたずらを受けて損傷を被ったりするおそれがあるので、それらを防ぐため、袋状のカバーを被せておく。
【0003】
そのカバーの一従来例として、本願出願人が以前に出願したものがある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−240478号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記カバーは、それを二輪車に装着すると、底部を残して二輪車を完全に覆い、ハンドルの上にも被さるので、例えば、カバーを被せて屋外に駐車させていて、急に大雨が降ってきた時等、カバーを装着した状態で車体を速やかに移動させなければならなくなった時、当然のことながら、ハンドルを握って車体を移動させようとするが、ハンドルを握ろうとすると、そこに被さっているカバーも一緒に握ることになるので、握りづらく、操作(移動)がやりにくい、という問題がある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、車体の操作、特に、その移動について、カバーを被せたままでも、それが容易に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明は、二輪車に被せて、その全体を覆うようになった袋状の従来の二輪車の保護カバーに改良を加えたものであり、そのものは、それを二輪車に被せた際、二輪車の両ハンドルに対応する位置に開閉自在となった開口を設けた構成のものとしたのである。
【0008】
このようにしたことにより、その開口を通じて、カバーをしたままでもハンドルを直接握ることができるので、車体を容易に操作(移動)することができる。
【0009】
その際、後部荷台の左右の側縁または後縁のいずれかに対応する位置にも開閉自在の開口を設けるようにすれば、その開口と、前記ハンドルに対応する開口とを通じて、ハンドルと後部荷台の周縁の両方を直接掴むことができるので、車体の操作(移動)がより容易になる。
【0010】
上記各構成のカバーを車体に被せた状態で、そのカバーの裾を捲り上げ、捲り上げた裾をカバーの周面に着脱自在に固定可能とする固定手段のオス・メス構造を、前記カバーの裾の近傍と周面のそれぞれに設ける構成とすれば、カバーを被せた状態で移動する際、カバーの裾を捲り上げて、その裾を前記固定手段でカバーの周面に固定した状態で行えば、カバーの裾が地面をこすることもなく、車体の移動がスムーズに行える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、この実施形態のカバーCを単車Mに装着した状態で示した全体斜視図である。また、図2は、そのカバーCを装着した単車Mを後部から見た部分図である。
【0012】
このカバーCは耐候性を有したポリエステルのシートで形成されており、三つのシートを縫合して一つの袋状にしたものである。中央のシートが車体の正面、上面、後面に対応する天布Cであり、その両側の布が車体の側面に対応する側布C(左の側布)、C(右の側布)である。こうした三つのシートC、C、Cを縫合したこのカバーCを単車Mに被せると、左右の側布C、Cが車体のハンドルHに取り付けられたバックミラーBに垂下され、天布Cの部分が、車体の正面、上面、後面に被さり、袋の高さは、その裾Cが、地面Eに対して僅かの隙間を有するだけの寸法になっている。
【0013】
そして、その両側布C、Cのそれぞれの、車体のハンドルHに対応する位置と、図2に示すように、左側の側布Cの単車Mの荷台Lの左側縁に対応する位置に、蓋板2の付いた矩形の開口1が設けられている。
【0014】
各蓋板2は、図3に示すように、その上縁が、各開口1の矩形の上縁に沿って縫着されており、下縁に設けられた把手3でもって、開口1を開閉できるようになっている。さらに、蓋板2の両側と下縁に沿って、帯状のマジックテープ(登録商標)4が縫着されており、この蓋板2のマジックテープ(登録商標)4に対応して、開口1の周縁にも、上縁を除いて、帯状のマジックテープ(登録商標)5が縫着してあって、蓋板2による開口1の閉鎖状態を固定でき、また、その解除も容易なものとなっている。さらに、開口1の上部には、開いた蓋板2の下縁を固着させておくためのマジックテープ(登録商標)片6が縫着されており、それに対応するマジックテープ(登録商標)の一片7が蓋板2の前面の下部にも縫着されている。こうして、蓋板2を開いた後、蓋板前面下部のマジックテープ(登録商標)6をカバーCの周面のマジックテープ(登録商標)7に固着させて、開口1を開いたままにしておくことができる。図4はその開口部の断面図である。
【0015】
このように、この実施形態のカバーCは、それを単車Mに被せた状態で、ハンドルHに対応する位置に前記蓋板2付きの開口1を設けているので、その開口1の蓋板2を捲り上げれば、直接ハンドルHを握ることができる、カバーCをしたままでも、ハンドルHを直接握った形で車体Mを移動させることができる。
【0016】
また、前出の図2にも示したように、車体Mの後部荷台Lの左側縁に対応する位置にも、ハンドルHに対応するのと同じ開口1を設けているので、図5に示すように、ハンドルHと共に荷台Lも掴むことができるので、ハンドルHと一緒に掴むと、ハンドルHだけの場合より、車体Mの操作がより容易になる。
【0017】
なお、このような開口1は、上記のような効果だけでなく、車体Mの移動の必要がない時も、前記蓋板2を捲くり上げてカバーC周面に固定して、それを開いたままにしておくと、強風が吹いた際に、風がカバーの裾Cと地面との隙間からカバーCの内部に吹き込んできても、その開口1を通じて、再びカバーCの外部に抜けていくので、それがない場合のように、カバーCが吹き上げられるおそれがない。また、駐車直後は、カバーCを装着しても、前記開口1は開けておくようにすれば、その開口を通じて、エンジンからの放熱を発散させることもできる。以上が、この発明の主眼であるところの、カバーCを装着した状態でも二輪車の移動を容易に行うための構成であるが、この実施形態ではさらに、車体Mの移動が容易なように、以下のような構成も付加している。
【0018】
すなわち、このような二輪車のカバーCは、先述したように、本願出願人が以前に出願したものも含めて、それを車体Mに装着した際、カバーCの高さが、裾Cと地面の間の隙間が僅かでしかないような寸法になっているものが多い。これは、そのようにすることにより、カバーCの内部と外部の遮断効果を高めて、埃や雨風を効果的に凌ぐようにしたものであるが、そのままでは、移動の際、車体Mが傾くと、裾Cを引きずることになるので、これまた、カバーCをしたままでの車体Mの移動がスムーズに行えない原因になっていた。
【0019】
そこで、この実施形態では、図1や図2に示したように、カバーCの裾Cの近傍と周面に、マジックテープ(登録商標)のオス・メス片8、8’を縫着して、図6に示したように、裾Cを捲くり上げて、捲くり上げた裾CをカバーCの周面に固着させるようにしたのである。このようにして、先述の開口1を通じてのハンドルHや荷台Lの直接の把持と併せて、車体Mの移動をさらに容易なものにしている。移動が終われば、マジックテープ(登録商標)片8、8’による裾Cの固着を解除して、再び、裾Cが地面に近接するような形にすることができる。
【0020】
さらに、この実施形態では、図1に示したように、左右の側布C、Cに対し、車体Mの前輪の前部と後輪の後部の周縁、すなわち、タイヤ、あるいはリムの周上に対応する位置に線状の切り欠き穴1’を設けている。この穴1’は、その一方から鎖9の一端を挿通し、カバーC内で車輪のタイヤの部分(リムを含む)とともに取り巻いて、他方の穴1’から取り出してきて、鎖9の他端を鍵で施錠することにより、カバーCを車輪に固定できるので、カバーCが風で煽られても、車体Mから外れることがなく、また、車体Mそのものの盗難とともに、カバー自体の盗難を防ぐこともできる。
【0021】
なお、図7は片スタンド付き単車用のカバーC’について、この発明のポイントであるところの、ハンドルHに対応する位置に開口1を設けたものを、単車Mに装着した状態で正面図で示している。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、カバーを被せた際の二輪車のハンドルに対応する位置に開閉自在の開口を設けたので、カバーを被せたままでも、その開口を通じてハンドルを直接握ることができ、移動を始めとした車体の操作が容易に行える、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のカバーを二輪車に装着した状態で示した斜視図である。
【図2】図1の状態を車体の後部から見た図である。
【図3】(a)に開口部の蓋板を開いた状態を示し、(b)に蓋板を閉じた状態を示したものである。
【図4】開口部の断面図である。
【図5】実施形態のカバーを装着した状態で二輪車を移動させている様子を示した図である。
【図6】カバーの底部を捲くり上げて周面に固定した状態を示した図である。
【図7】片スタンドを有した単車に実施形態のカバーを装着した図である。
【符号の説明】
1 開口
1’ 切り欠き穴
2 蓋板
3 把手
4、5、6、7 マジックテープ(登録商標)
8、8’ マジックテープ(登録商標)片
C、C’ カバー
カバーの裾
H ハンドル
L 荷台
M 単車(車体)

Claims (3)

  1. 二輪車に被せて、その全体を覆うようになった袋状の二輪車用保護カバーにおいて、
    前記二輪車の両ハンドルに対応する位置に開閉自在となった開口を設けたことを特徴とする二輪車用保護カバー。
  2. 請求項1に記載のカバーを二輪車に被せた状態で、その二輪車の後部荷台の各側縁又は後縁のいずれかに対応する位置に開閉自在となった開口を設けた二輪車用保護カバー。
  3. 請求項1又は2に記載のカバーを二輪車に被せた状態で、そのカバーの裾を捲り上げ、捲り上げた裾をカバーの周面に着脱自在に固定可能とする固定手段のオス・メス構造を、前記裾の近傍と周面のそれぞれに設けた二輪車用保護カバー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188946A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Mitsue Suzuki 二輪車用カバー
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