JP2004148836A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】 従来の2ビームレーザダイオードによるデータ書き込みの転送方式との互換性が取れて装置コストを低減できるようにする。
【構成】 PMSYNC発生回路のフリーランカウンタ42が転送クロック40のクロック入力をカウントアップし、そのカウンタ値をコンパレータ43へ出力し、BD1信号41をクリア端子に入力してカウンタ出力を“0”にリセットし、コンパレータ43が比較データ1と1ライン周期分設定値部44の比較データ2を比較し、一致したときにBD2′信号を発生し、AND回路45でBD1信号とBD2′信号の論理和信号のPMSYNC信号を発生する。こうして、1ビーム書き込み系のプリンタと同様のタイミング信号を発生し、DATA転送線の本数を増やすこと無く、従来と互換性のあるDATA転送を可能にする。
【選択図】 図1
【構成】 PMSYNC発生回路のフリーランカウンタ42が転送クロック40のクロック入力をカウントアップし、そのカウンタ値をコンパレータ43へ出力し、BD1信号41をクリア端子に入力してカウンタ出力を“0”にリセットし、コンパレータ43が比較データ1と1ライン周期分設定値部44の比較データ2を比較し、一致したときにBD2′信号を発生し、AND回路45でBD1信号とBD2′信号の論理和信号のPMSYNC信号を発生する。こうして、1ビーム書き込み系のプリンタと同様のタイミング信号を発生し、DATA転送線の本数を増やすこと無く、従来と互換性のあるDATA転送を可能にする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、2つのレーザダイオードで同時に画像信号の書き込みを行なうときに2色以上の静電潜像の位置合わせを制御するレーザビームプリンタ,そのレーザビームプリンタとスキャナを組み合わせたデジタルカラー複写機,そのレーザビームプリンタとカラー画像を印刷するプリンタコントローラあるいはファクシミリコントローラを備えた装置等の画像形成装置に関する。
図14は転写ベルトを用いたカラーレーザビームプリンタの概略を示す図である。図14において、このカラーレーザビームプリンタは、レーザビーム書き込み装置1と、感光体位置検出器2と、転写ベルト3と、感光体ドラム4と、現像装置(ユニット)5等からなる。
なお、除電ランプ20,帯電チャージャ21,イレーサ22,クリーニング部材26,転写チャージャ28,定着ユニット35,上サーミスタ36,下サーミスタ37等の各部についてはその説明を省略する。
このカラーレーザビームプリンタは、転写ベルト3を用いた方式では、感光体ドラム4上に形成された静電潜像を現像装置5によってトナーを付着させ、そのトナーを一旦転写ベルト3上に転写し、同様に複数の色トナーを転写ベルト3上で重ね合わせた後、紙に転写することによってカラー画像を形成する。
そのとき、各色のずれを無くすためには、回転する感光体ドラム4又は転写ベルト3上の同じ位置に全色の画像を形成することが必要になる。
図17に示すように、感光体位置検出器2からのマーク信号の先端P1と、各色のデータ書き込みタイミングの先端P2〜P4間での時間(又は距離)D1のバラツキを少なくする必要がある。つまり、この時間D1のバラツキが小さいほど色ズレが小さくなる。
図17に示すように、感光体位置検出器2からのマーク信号の先端P1と、各色のデータ書き込みタイミングの先端P2〜P4間での時間(又は距離)D1のバラツキを少なくする必要がある。つまり、この時間D1のバラツキが小さいほど色ズレが小さくなる。
なお、図14に示したカラーレーザビームプリンタでは、感光体位置検出器2を転写ベルト3に設けているが、感光体ドラム4上に設けても同様の制御が可能である。また、現像装置5は4色(ブラック,イエロー,マゼンタ,シアン)の各現像器6〜9を回転させる構成であるが、図15に示すような感光体ドラム4の周りに現像装置5を固定位置に配置した画像形成装置でも同様の制御が可能である。さらに、転写ベルト3上に画像を一旦転写しているが、感光体ドラム4上で直接に色合わせを行なうようにしても、同様の制御が可能である。
次に、図18と図19によって1ビーム書き込み方式の位置合わせの手順について説明する。1ビーム書き込み系の画像形成装置では、レーザダイオードが1つしかないので、書き込み用の同期信号(BD信号=PMSYNC信号)はポリゴンミラー1面につき1つしか発生しない。
そして、FGATE信号が有効になった時点P8からDATA信号が有効になるので、バッファ(BUF)への書き込みを開始し、次のPMSYNC信号から感光体ドラム4上へのレーザダイオード(LD)書き込みが可能になる。
つまり、マーク信号が有効になった時点P5からLSYNC信号の4つ目の時点P7でFGATE信号が有効になる(P8で示す時点)ので、その次のPMAYNC信号のマーク信号有効等5つ目の時点P6からレーザダイオード(LD)書き込みを開始する。図19には、そのタイミングを感光体ドラム4上への画像信号の書き込みで示している。
この場合、複数の色に対する位置合わせを行なうには、マーク信号の有効からFGATE信号の有効までの期間を一定にすればよく、具体的にはマーク信号の有効からのPMSYNC信号のカウント数を一定にする。図18では、このカウント数を「4」として説明しているが、この値は任意であり、色を重ねる繰り返し動作の間は一定に保つ必要がある。
このようにして、1ビームLD書き込み系の画像形成装置では、比較的簡単に複数色の重ね合わせの位置合わせの制御が可能である。
このようにして、1ビームLD書き込み系の画像形成装置では、比較的簡単に複数色の重ね合わせの位置合わせの制御が可能である。
しかし、1ビームLD書き込み系の画像形成装置の場合、印刷密度を上げたり速度を上げていくと、ポリゴンミラーを回転させるモータを高速回転する必要が生じ、高度なモータ製造技術が必要になってコストアップになっていた。
そこで、図16に示すような2ビームレーザダイオード(LD)書き込み系を使用したレーザビームプリンタが提案されている。図16に示すように、2ビームLD書き込み系を使用したレーザビームプリンタは、感光体ドラム4と、ポリゴンミラー10と、2つのレーザダイオードLD1とLD2と、fθレンズ11と、2つの同期信号検知装置BD1とBD2と、ミラー12等からなる。
2ビームLD書き込み系では、図20に示すように、ポリゴンミラー10の1面にLD1とLD2による2本のビームを照射し、2ライン同時に感光体ドラム4上への書き込みを行なうので、ポリゴンミラー10の回転モータの回転数を半分に落すことが可能である。
しかしながら、2ビームLD書き込み系を用いた画像形成装置において、従来はそのデータ書き込みに関して次に示す問題があった。
ポリゴンミラー10の1面分の同期信号は、同期信号検知装置BD1の各タイミング信号又は同期信号検知装置BD2の各タイミングまでの間隔であり、この間に書き込み用データを転送するために、図21に示すように、LD1書き込みDATAとLD2書き込みDATAを略同時に転送すると、データ転送用の信号線の本数が増えるのでコストアップし、従来の転送方式との互換性が取れないという問題があった。
ポリゴンミラー10の1面分の同期信号は、同期信号検知装置BD1の各タイミング信号又は同期信号検知装置BD2の各タイミングまでの間隔であり、この間に書き込み用データを転送するために、図21に示すように、LD1書き込みDATAとLD2書き込みDATAを略同時に転送すると、データ転送用の信号線の本数が増えるのでコストアップし、従来の転送方式との互換性が取れないという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来の2ビームレーザダイオードによるデータ書き込みの転送方式との互換性が取れて装置コストを低減できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、この画像形成装置は、感光体上にレーザビーム照射によって静電潜像を形成する第1のレーザダイオード書き込み手段と第2のレーザダイオード書き込み手段と、上記感光体上の位置を示すマーク信号を検出する手段と、上記第1のレーザダイオード書き込み手段の書き込み開始位置を示す第1の信号を検出する手段と、上記第2のレーザダイオード書き込み手段の書き込み開始位置を示す第2の信号を検出する手段を備えている。
また、上記マーク信号と上記第1の信号と上記第2の信号とに同期させて画像信号を形成する手段と、上記第1の信号を1ライン周期分ずらせたダミー信号と上記第1の信号との論理和を取った第3の信号を外部に出力する手段と、外部から上記マーク信号と上記第3の信号とに同期して書き込みクロック信号に同期した主走査方向の有効画像データ開始を指定する第4の信号を入力する手段を備えている。
さらに、上記書き込みクロック信号と上記第4の信号とに同期した副走査方向の有効画像データ範囲を指定する第5の信号を入力する手段と、上記書き込みクロック信号と上記第4の信号とに同期した画像信号を入力する手段と、その手段によって入力された画像信号を上記第1の信号と上記ダミー信号との間に入力した上記第4の信号に同期させて保持する第1のバッファと、上記入力された画像信号を上記ダミー信号と上記第1の信号との間に入力した第4の信号に同期させて保持する第2のバッファを備えている。
さらにまた、上記第5の信号が無効のときに上記第1のバッファに白データを書き込む手段と、上記第5の信号が有効になった最初の上記第1の信号に同期させて上記第1のバッファから画像信号を読み出し、上記第1のレーザダイオード書き込み手段を駆動させて上記感光体上に静電潜像の形成を開始する手段を備えている。
そして、上記第5の信号が有効になった最初の上記第2の信号に同期させて上記第2のバッファから画像信号を読み出し、上記第2のレーザダイオード書き込み手段を駆動させて上記感光体上に静電潜像の形成を開始する手段を有し、面順次方式で作像されるカラー画像の位置合わせを行なうようにしたものである。
また、上記第1のバッファと上記第2のバッファとにそれぞれ2つのバッファを設け、上記第5の信号が有効のとき、上記第1のバッファと上記第2のバッファへの画像信号の書き込みと読み出しのバッファを切り換える手段を設けるとよい。
さらに、上記マーク信号を上記第3の信号で同期させて、少なくとも上記第3の信号の1周期分を遅らせた上記マーク信号を外部へ出力し、そのマーク信号の出力の間に上記第1のバッファと第2のバッファとに保持した画像信号をクリアする手段を設けるとよい。
また、上記第2の信号を1ライン周期分ずらせて上記ダミー信号を発生するとき、その1ライン周期の間隔を可変制御する手段を設けるとよい。
さらに、上記第1のバッファと上記第2のバッファへの画像信号の書き込み及び読み出しのデータ数を同時に変更する手段を設けるとよい。
さらに、上記第1のバッファと上記第2のバッファへの画像信号の書き込み及び読み出しのデータ数を同時に変更する手段を設けるとよい。
この発明による画像形成装置は、従来の2ビームレーザダイオードによるデータ書き込みの転送方式との互換性が取れて装置コストを低減することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の一実施形態の画像形成装置である2ビーム書き込み系レーザビームプリンタは、図3に示した構成であり、さらに詳しい構成としては、図14及び図16に示した転写ベルトを用いたカラーレーザビームプリンタに、図1に示した回路を設けている。
図14及び図16に示すように、感光体ドラム4上にレーザビーム照射によって静電潜像を形成するレーザダイオードLD1(第1のレーザダイオード書き込み手段)とレーザダイオードLD2(第2のレーザダイオード書き込み手段)と、感光体ドラム4上の位置を示すマーク信号を検出する感光体位置検出器2と、レーザダイオードLD1の書き込み開始位置を示すBD1信号(第1の信号)を検出する検出部BD1と、レーザダイオードLD2の書き込み開始位置を示すBD2(第2の信号)を検出する検出部BD2と、マーク信号とBD1信号とBD2信号とに同期させて画像信号を形成する手段を備えている。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の一実施形態の画像形成装置である2ビーム書き込み系レーザビームプリンタは、図3に示した構成であり、さらに詳しい構成としては、図14及び図16に示した転写ベルトを用いたカラーレーザビームプリンタに、図1に示した回路を設けている。
図14及び図16に示すように、感光体ドラム4上にレーザビーム照射によって静電潜像を形成するレーザダイオードLD1(第1のレーザダイオード書き込み手段)とレーザダイオードLD2(第2のレーザダイオード書き込み手段)と、感光体ドラム4上の位置を示すマーク信号を検出する感光体位置検出器2と、レーザダイオードLD1の書き込み開始位置を示すBD1信号(第1の信号)を検出する検出部BD1と、レーザダイオードLD2の書き込み開始位置を示すBD2(第2の信号)を検出する検出部BD2と、マーク信号とBD1信号とBD2信号とに同期させて画像信号を形成する手段を備えている。
また、図1に示すように、BD1信号を1ライン周期分ずらせたBD2′信号(ダミー信号)とBD1信号との論理和を取ったPMSYNC信号(第3の信号)を外部に出力するPMSYNC発生回路を備えている。
さらに、図13に示すように、2ビーム書き込み系レーザビームプリンタからのマーク信号とPMSYNC信号(第3の信号)とに同期してクロック信号(書き込みクロック信号)に同期した主走査方向の有効画像データ開始を指定するLSYNC信号(第4の信号)をその2ビーム書き込み系レーザビームプリンタに入力し、クロック信号(書き込みクロック信号)とLSYNC信号(第4の信号)とに同期した副走査方向の有効画像データ範囲を指定するFGATE信号(第5の信号)をその2ビーム書き込み系レーザビームプリンタに入力し、クロック信号(書き込みクロック信号)とLSYNC信号(第4の信号)とに同期したDATA信号(画像信号)をその2ビーム書き込み系レーザビームプリンタに入力する書き込みDATA発生装置とを備えている。
また、図5に示すように、その書き込みDATA発生装置によって入力されたDATA信号(画像信号)をBD1信号とBD2′信号(ダミー信号)との間に入力したLSYNC信号(第4の信号)に同期させて保持するバッファBUF1(第1のバッファ)と、入力されたDATA信号(画像信号)をBD2′信号(ダミー信号)とBD1信号(第1の信号)との間に入力したLSYNC信号(第4の信号)に同期させて保持するバッファBUF2(第2のバッファ)とを備えている。
そして、FGATE信号(第5の信号)が無効のときにバッファBUF1(第1のバッファ)に白データを書き込む手段と、FGATE信号(第5の信号)が有効になった最初のBD1信号(第1の信号)に同期させてバッファBUF1(第1のバッファ)からDATA信号(画像信号)を読み出し、レーザダイオードLD1(第1のレーザダイオード書き込み手段)を駆動させて感光体ドラム4上に静電潜像の形成を開始する手段と、FGATE信号(第5の信号)が有効になった最初のBD2信号(第2の信号)に同期させてバッファBUF2(第2のバッファ)からDATA信号(画像信号)を読み出し、レーザダイオードLD2(第2のレーザダイオード書き込み手段)を駆動させて感光体ドラム4上に静電潜像の形成を開始する手段とを有し、面順次方式で作像されるカラー画像の位置合わせを行なうものである。
この2ビーム書き込み系レーザビームプリンタは、上記LD1書き込みデータとLD2書き込みデータを同時に転送すると、データ転送用の信号線の本数が増えてコストアップし、従来の転送方式との互換性が取れないという問題を解決するために、図1に示したPMSYNC発生回路を設け、そのPMSYNC発生回路によって図9に示したBD2′信号を生成し、従来と同等のPMSYNC信号を発生している。
図1に示すように、PMSYNC発生回路のフリーランカウンタ42は、転送クロック40からのクロック入力をカウントアップ動作し、そのカウンタ値をコンパレータ43に出力している。このとき、BD1信号41をフリーランカウンタ42のクリア端子に入力することにより、カウンタ出力を“0”にリセットする。
一方、コンパレータ43は、カウンタ出力値(比較データ1)と1ライン周期分設定値部44に予め設定された設定値(比較データ2)を比較し、その比較結果が一致したときにBD2′信号に相当する信号を発生し、AND回路45でBD1信号とBD2′信号の論理和信号であるPMSYNC信号を発生する。
このようにして、1ビーム書き込み系のプリンタと同様なタイミング信号を発生することができ、図9に示した書き込みタイミングによって、DATA転送線の本数を増やすこと無く、従来と互換性のあるDATA転送が可能になる。
次に、マーク信号との同期をBD1又はBD2を基準にすると、最も多いと2ライン分の位置ずれが発生するという問題を解決する手段について説明する。
上述したように、マーク信号が有効になってから一定のPMSYNC信号の数カウント後にFGATE信号が有効になり、従来と同様なタイミング制御によって外部からの有効なDATA信号の転送が開始される。
上述したように、マーク信号が有効になってから一定のPMSYNC信号の数カウント後にFGATE信号が有効になり、従来と同様なタイミング制御によって外部からの有効なDATA信号の転送が開始される。
このとき、FGATE信号が有効になるタイミングと感光体ドラム4への書き込み開始タイミング信号であるBD1信号との関係は、次の2通りである。
(1)FGATE信号が有効になってから次の書き込み開始までに、1ライン分のDATA転送が完了している場合、図9と図11に示すタイミングの関係
(2)FGATE信号が有効になってから次の書き込み開始までに、2ライン分のDATA転送が完了している場合、図10と図12に示すタイミングの関係
(1)FGATE信号が有効になってから次の書き込み開始までに、1ライン分のDATA転送が完了している場合、図9と図11に示すタイミングの関係
(2)FGATE信号が有効になってから次の書き込み開始までに、2ライン分のDATA転送が完了している場合、図10と図12に示すタイミングの関係
図11と図12に示すように、両方ともFGATE信号が有効になった時点P20から、PMSYNC信号の3つ目のタイミングの時点P21で書き込みが有効になっており、位置ズレを最小にすることができる。
なお、図11と図12ではLSYNC信号を省略しているが、図9と図10に示すように、実際にはFGATE信号はLSYNC信号に同期した信号である。
なお、図11と図12ではLSYNC信号を省略しているが、図9と図10に示すように、実際にはFGATE信号はLSYNC信号に同期した信号である。
次に、このタイミングの制御について説明する。図5に示すように、バッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61に一般的なFIFOメモリを使用する。このFIFOメモリは、タイミング発生回路62によるってDATA書き込みと読み出しを非同期且つ独立に行なうことができ、データの読み書きの先頭を制御することによって上記タイミングの制御を行なえる。
タイミング発生回路62による同期タイミングは、図6と図7に示すとおりであり、ここでは8000番地分のDATA信号を保持することができるFIFOを使用した場合の制御を示している。
図6と図7に示すように、TGL1信号とTGL2信号は、バッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61へのDATA書き込みを排他して選択する信号であり、そのDATA書き込みは、図4に示すように、LSYNC信号とクロック信号とに同期して行なうので、LSYNC信号とTGLとの論理和によってFIFOの書き込みリセット信号(WR信号)にすることができる。
そして、書き込みイネーブル信号WE1,WE2は、常に一定数のDATA信号を書き込むので、クロック数をカウントすることによって生成する。ここでは、4000カウントで示している。
FGATE信号が無効の場合、常にWR信号を入力し、0〜3999番地までに白データ(無効DATA)を書き込む。
FGATE信号が無効の場合、常にWR信号を入力し、0〜3999番地までに白データ(無効DATA)を書き込む。
さらに、読み出しイネーブル信号RE1とRE2は、FGATE信号が有効になった後の最初のBD1信号とBD2信号から発生を開始し、FGATE信号が再び無効になった後の最初のBD1信号とBD2信号で発生を終了する。
ここでは、書き込み位置の先頭合わせを目的としているので、FGATE信号が有効な状態から無効になるときのタイミングについての説明は省略する。
ここでは、書き込み位置の先頭合わせを目的としているので、FGATE信号が有効な状態から無効になるときのタイミングについての説明は省略する。
また、RE信号はWE信号と同じクロックカウント数で一旦無効にすることにより、ライン誤とのDATAの先頭合わせができる。
さらに、読み出しリセット信号RR1とRR2をFGATE信号が有効な間、BD1信号又はBD2信号の2回に1回を発生させて、同様にWR信号もFGATE信号が有効な間はLSYNC信号の2回に1回を発生させることにより、同一番地への書き込みと読み出しを行なわないように制御することができる。
さらに、読み出しリセット信号RR1とRR2をFGATE信号が有効な間、BD1信号又はBD2信号の2回に1回を発生させて、同様にWR信号もFGATE信号が有効な間はLSYNC信号の2回に1回を発生させることにより、同一番地への書き込みと読み出しを行なわないように制御することができる。
図11に示すタイミング時のWE信号,RE信号,RR信号の発生タイミングを図6に示す。また、同じように図12のタイミングを図6に示す。
このようなタイミング制御によってマーク信号との同期をBD1又はBD2を基準にすると、最も多いと2ライン分の位置ずれが発生するという問題を解決することができる。
このようなタイミング制御によってマーク信号との同期をBD1又はBD2を基準にすると、最も多いと2ライン分の位置ずれが発生するという問題を解決することができる。
次に、図5に示したバッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61はそれぞれ1つのFIFOで構成しているが、書き込みと読み出しのデータ数を揃えるために制御回路がやや複雑になる。また、FIFOという特殊なメモリを使用するので、通常のDRAMやSRAMに比べてコストアップする。
そこで、制御回路を単純化し、書き込みと読み出しのデータ数を揃える制御をなくすために、バッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61をそれぞれ2つのメモリで構成するとよい。
すなわち、図示は省略するが、バッファ(BUF1:第1のバッファ)60に2つのバッファBUF1−1とBUF1−2を、バッファ(BUF2:第2のバッファ)61にバッファBUF2−1とBUF2−2をそれぞれ設け、FGATE信号(第5の信号)が有効のとき、バッファ(BUF1:第1のバッファ)60とバッファ(BUF2:第2のバッファ)61へのDATA信号(画像信号)の書き込みと読み出しのバッファを切り換える制御を行なう。
この場合は、バッファBUF1−1とBUF1−2とBUF2−1とBUF2−2にFIFOを使用しているが、他にアドレス発生回路とリフレッシュ回路等を付加すれば通常のDRAMやSRAMを使用することができる。
図13にそのタイミングを示す。このタイミングでは、それぞれFIFOに対するWE信号とRE信号のみを示しているが、それぞれのFIFOに対するWR信号はLSYNC信号を、RR信号はBD1信号又はBD2信号を入力するようにすれば上記動作を実行できる。
次に、上述のバッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61の保持内容をクリアするために、FGATE信号が無効なときに、常にバッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61に対する無効DATA書き込み動作を行なっているが、消費電力が無駄に使用されるという問題があった。
そこで、マーク信号をPMSYNC信号に同期させ、少なくともPMSYNC信号の1周期分のマーク信号を遅らせ、この期間でバッファ(BUF1)60とバッファ(BUF2)61のクリア動作を行なうとよい。
すなわち、マーク信号をPMSYNC信号(第3の信号)で同期させて、少なくとも(PMSYNC信号(第3の信号)の1周期分を遅らせたマーク信号を外部へ出力し、マーク信号の出力の間にバッファ(BUF1:第1のバッファ)60とバッファ(BUF2:第2のバッファ)61とに保持したDATA信号(画像信号)をクリアするように制御する。
図8に上述したプリンタにおけるクリア動作を示す。ここで、クリア動作以外のタイミングはまったく同じなのでこの図では省略している。
図8において、マーク信号を出力するタイミングをPMSYNC信号の1周期分を遅らせ、クリア動作期間を確保し、この期間に入っていくLSYNC信号とクロック信号によって2つのFIFOに無効データ書き込みを行なってクリア動作を行なう。
図8において、マーク信号を出力するタイミングをPMSYNC信号の1周期分を遅らせ、クリア動作期間を確保し、この期間に入っていくLSYNC信号とクロック信号によって2つのFIFOに無効データ書き込みを行なってクリア動作を行なう。
そして、FIFOを使用する場合は、全てのFIFOに対して同様な信号を入力すればクリア動作を実行することができ、DRAMとSRAMを使用した構成の場合も、必要なアドレスに無効データを書き込むことによってクリア動作を実行できる。
次に、レーザビームプリンタでは、書き込み密度を変化させるために、ポリゴンミラー駆動モータの回転数を可変する場合がある。
そこで、モータの回転数が代わることにより、BD1信号とBD2信号の周期も変化するので、図2に示すように、BD2′信号を発生させるための周期カウンタである1ライン周期分設定値部44を書き換え可能にする設定値書き換え部46を設けることにより、可変書き込み密度に対応することができる。
すなわち、BD2信号(第2の信号)を1ライン周期分ずらせてダミー信号を発生するとき、その1ライン周期の間隔を可変制御する。
そこで、モータの回転数が代わることにより、BD1信号とBD2信号の周期も変化するので、図2に示すように、BD2′信号を発生させるための周期カウンタである1ライン周期分設定値部44を書き換え可能にする設定値書き換え部46を設けることにより、可変書き込み密度に対応することができる。
すなわち、BD2信号(第2の信号)を1ライン周期分ずらせてダミー信号を発生するとき、その1ライン周期の間隔を可変制御する。
また、WE信号とRE信号の期間中にカウントするクロック数をLSYNC信号の1周期分以下にする必要が有るので、同時にそのクロック数も可変にすることによって可変書き込み密度に対応可能になる。
すなわち、バッファ(BUF1:第1のバッファ)60とバッファ(BUF2:第2のバッファ)61へのDATA信号(画像信号)の書き込み及び読み出しのデータ数を同時に変更するようにする。
1:レーザビーム書き込み装置 2:感光体位置検出器 3:転写ベルト
4:感光体ドラム 5:現像装置 6〜9:現像器 10:ポリゴンミラー
4:感光体ドラム 5:現像装置 6〜9:現像器 10:ポリゴンミラー
Claims (5)
- 感光体上にレーザビーム照射によって静電潜像を形成する第1のレーザダイオード書き込み手段と第2のレーザダイオード書き込み手段と、
前記感光体上の位置を示すマーク信号を検出する手段と、
前記第1のレーザダイオード書き込み手段の書き込み開始位置を示す第1の信号を検出する手段と、
前記第2のレーザダイオード書き込み手段の書き込み開始位置を示す第2の信号を検出する手段と、
前記マーク信号と前記第1の信号と前記第2の信号とに同期させて画像信号を形成する手段と、
前記第1の信号を1ライン周期分ずらせたダミー信号と前記第1の信号との論理和を取った第3の信号を外部に出力する手段と、
外部から前記マーク信号と前記第3の信号とに同期して書き込みクロック信号に同期した主走査方向の有効画像データ開始を指定する第4の信号を入力する手段と、
前記書き込みクロック信号と前記第4の信号とに同期した副走査方向の有効画像データ範囲を指定する第5の信号を入力する手段と、
前記書き込みクロック信号と前記第4の信号とに同期した画像信号を入力する手段と、
該手段によって入力された画像信号を前記第1の信号と前記ダミー信号との間に入力した前記第4の信号に同期させて保持する第1のバッファと、
前記入力された画像信号を前記ダミー信号と前記第1の信号との間に入力した第4の信号に同期させて保持する第2のバッファと、
前記第5の信号が無効のときに前記第1のバッファに白データを書き込む手段と、
前記第5の信号が有効になった最初の前記第1の信号に同期させて前記第1のバッファから画像信号を読み出し、前記第1のレーザダイオード書き込み手段を駆動させて前記感光体上に静電潜像の形成を開始する手段と、
前記第5の信号が有効になった最初の前記第2の信号に同期させて前記第2のバッファから画像信号を読み出し、前記第2のレーザダイオード書き込み手段を駆動させて前記感光体上に静電潜像の形成を開始する手段とを有し、
面順次方式で作像されるカラー画像の位置合わせを行なうようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記第1のバッファと前記第2のバッファとにそれぞれ2つのバッファを設け、前記第5の信号が有効のとき、前記第1のバッファと前記第2のバッファへの画像信号の書き込みと読み出しのバッファを切り換える手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
前記マーク信号を前記第3の信号で同期させて、少なくとも前記第3の信号の1周期分を遅らせた前記マーク信号を外部へ出力し、該マーク信号の出力の間に前記第1のバッファと第2のバッファとに保持した画像信号をクリアする手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第2の信号を1ライン周期分ずらせて前記ダミー信号を発生するとき、該1ライン周期の間隔を可変制御する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、
前記第1のバッファと前記第2のバッファへの画像信号の書き込み及び読み出しのデータ数を同時に変更する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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