JP2004147836A - ゴルフボール及びゴルフボール製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゴルフボール1は、球状のコア2と、カバー3と、塗装層4とを備えている。ゴルフボール1の表面には、多数のディンプル5が形成されている。塗装層4は、表面に微小な凹部7を多数備えている。凹部7は、カバー3にまでは至っていない。この凹部7によって、塗装層4の表面の粗さが高められている。塗装層4の表面の10点平均粗さRzは、0.006mm以上0.300mm以下である。この凹部7は、ゴルフボール1が飛行する際の乱流遷移を促進し、抗力低減に寄与する。凹部7は、塗装層4の表面にブラスト処理が施されることによって得られる。塗装層の表面が高粗度領域と低粗度領域とから構成されてもよい。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフボールに関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールの空力特性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールは、その表面に多数のディンプルを備えている。ディンプルの役割は、ゴルフボール飛行時にゴルフボール周りの空気の流れを乱すことによって境界層の乱流遷移を促進し、乱流剥離を起こさせることにある(以下、「ディンプル効果」と称される)。乱流遷移の促進により空気のゴルフボールからの剥離点が後方にシフトし、抗力係数(Cd)が小さくなってゴルフボールの飛距離が増大する。飛行性能向上を意図したディンプルの改良が、種々提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−234885号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ゴルファーのゴルフボールに対する最大の関心事は、飛距離である。飛距離は、打撃時のゴルフボールの変形挙動と、飛行時の空力特性とに依存する。空力特性に最も影響を与えるのは、ディンプルである。前述のようにディンプルの改良が種々なされているが、ゴルファーは更なる飛距離の向上を望んでいる。ディンプル以外の観点からの、空力特性の改善が必要である。本発明の目的は、ゴルフボールの飛行性能を改善することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るゴルフボールは、実質的に球状である本体と、この本体を被覆する塗装層とを備えている。この塗装層の表面の10点平均粗さRzは、0.006mm以上0.300mm以下である。この塗装層表面は、従来のゴルフボールの塗装層表面よりも粗い。この塗装層は、空力特性の向上に寄与する。このゴルフボールは、飛行性能に優れる。このゴルフボールが飛行性能に優れる理由は詳細には不明であるが、塗装層表面に形成された微小凹部が抗力を低減するためと推測される。
【0006】
好ましくは、ディンプルの総容積は270mm3以上370mm3以下である。このゴルフボールは、さらに優れた飛行性能を備える。
【0007】
他の発明に係るゴルフボールは、実質的に球状である本体と、この本体を被覆する塗装層とを備えている。この塗装層の表面は、高粗度領域と低粗度領域とに区分されている。高粗度領域における10点平均粗さRzは、0.006mm以上0.300mm以下である。低粗度領域における10点平均粗さRzは、0.006mm未満である。この塗装層により、ゴルフボールの空力的対称性が向上しうる。
【0008】
本発明に係るゴルフボール製造方法は、以下の工程を含む。
(1)実質的に球体である本体の表面に塗装層が形成される工程。
及び
(2)この塗装層の表面がブラスト処理される工程。
この製造方法により、飛行性能に優れたゴルフボールが得られうる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール1が示された一部切り欠き断面図である。このゴルフボール1は、球状のコア2と、カバー3と、塗装層4とを備えている。ゴルフボール1の表面には、多数のディンプル5が形成されている。ゴルフボール1の表面のうちディンプル5以外の部分は、ランド6である。コア2とカバー3とは、本体を形成する。本体は、表面にディンプル5を備えているが、実質的に球体である。塗装層4は、本体を被覆している。
【0011】
このゴルフボール1の直径は、通常は40mmから45mm、さらには42mmから44mmである。米国ゴルフ協会(USGA)の規格が満たされる範囲で空気抵抗が低減されるという観点から、直径は42.67mm以上42.80mm以下が特に好ましい。このゴルフボール1の質量は、通常は40g以上50g以下、さらには44g以上47g以下である。米国ゴルフ協会の規格が満たされる範囲で慣性が高められるという観点から、質量は45.00g以上45.93g以下が特に好ましい。
【0012】
図2は、図1のゴルフボール1の一部が示された拡大断面図である。この図には、ディンプル5の最深部及びゴルフボール1の中心を通過する平面に沿った断面が画かれている。この図2から明らかなように、塗装層4は表面に微小な凹部7を多数備えている。この凹部7によって、表面の粗さが高められている。この凹部7は、ゴルフボール1が飛行する際の乱流遷移を促進し、抗力低減に寄与すると推測される。この凹部7により空力特性が向上し、ゴルフボール1の飛距離が増大する。
【0013】
前述のように、凹部7は塗装層4の表面に存在している。凹部7は、ディンプル5にもランド6にも存在する。凹部7は、カバー3にまでは至っていない。凹部7は、塗装層4及びカバー3が共に凹陥しているディンプル5とは明確に区別される。
【0014】
塗装層4の表面の10点平均粗さRzは、0.006mm以上0.300mm以下である。10点平均粗さRzが上記範囲未満であると、凹部7による空力特性の向上が不十分となることがある。この観点から、10点平均粗さRzは0.008mm以上がより好ましい。10点平均粗さRzが上記範囲を超えると、凹部7によってディンプル5の形状が損なわれ、ゴルフボール1の飛距離が不十分となることがある。この観点から、10点平均粗さRzは0.200mm以下がより好ましい。10点平均粗さRzは、「JIS B 0601」の規定に準拠して測定される。
【0015】
このゴルフボール1の製造では、まずコア2が成形される。次に、このコア2の周りにカバー3が成形される。カバー3の成形と同時に、ディンプル5が形成される。次に、カバー3の表面に塗料が塗布される。この塗料が乾燥することで、塗装層4が得られる。次に、この塗装層4の表面にブラスト処理が施される。ブラスト処理では、微小粒子が塗装層4に吹きつけられる。ブラスト処理により、塗装層4に凹部7が形成される。この凹部7により、塗装層4の表面粗さが高められる。
【0016】
ブラスト処理の粒子の材質は、特には制限がない。材質の具体例としては、アルミナ(ABRAX−Rの#60〜#180)及びガラス(#30〜#200)が挙げられる。粒子の平均直径は、10μm〜700μmが好ましい。ブラスト処理におけるエアー圧力は、490kPa〜785kPaが好ましい。
【0017】
凹部7の形成が、ブラスト処理以外の方法でなされてもよい。ブラスト処理以外の方法としては、研磨、切削、コテ当て等が挙げられる。
【0018】
図2において仮想線Tで示されているのは、ディンプル5の両端に共通の接線である。この仮想線Tとディンプル5の表面とに囲まれた部分の容積は、ディンプル5の容積である。ディンプル5の総容積は、270mm3以上370mm3以下が好ましい。総容積が上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、総容積は290mm3以上が特に好ましい。総容積が上記範囲を超えると、ドロップする弾道となるおそれがある。この観点から、総容積は350mm3以下が特に好ましい。
【0019】
ディンプル5の総面積が仮想球の表面積に占める比率は、表面積占有率と称される。表面積占有率は、70%以上90%以下が好ましい。表面積占有率が上記範囲未満であると、飛行中のゴルフボール1の揚力が不足するおそれがある。この観点から、表面積占有率は72%以上がより好ましく、75%以上が特に好ましい。表面積占有率が上記範囲を超えると、ホップする弾道となることがある。この観点から、表面積占有率は88%以下がより好ましく、86%以下が特に好ましい。ディンプル5の面積は、無限遠からゴルフボール1の中心を見た場合の、エッジラインに囲まれた領域の面積(すなわち平面形状の面積)である。
【0020】
個々のディンプル5の深さは、0.1mm以上0.6mm以下が好ましい。深さが上記範囲未満であると、ホップする弾道となることがある。この観点から、深さは0.12mm以上がより好ましく、0.14mm以上が特に好ましい。深さが上記範囲を超えると、ドロップする弾道となることがある。この観点から、深さは0.55mm以下がより好ましく、0.50mm以下が特に好ましい。深さが上記範囲に含まれるディンプル5の数がディンプル5の総数に占める比率は50%以上が好ましく、65%以上がより好ましく、80%以上が特に好ましい。深さは、仮想線Tからディンプル5の最深部までの距離である。
【0021】
ディンプル5の総数は、200個以上500個以下が好ましい。総数が上記範囲未満であると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は230個以上がより好ましく、260個以上が特に好ましい。総数が上記範囲を超えると、ディンプル効果が得られにくい。この観点から、総数は470個以下がより好ましく、440個以下が特に好ましい。
【0022】
形成されるディンプル5は単一種類でもよく、複数種類であってもよい。円形ディンプル5に代えて、又は円形ディンプル5とともに、非円形ディンプル(平面形状が円でないディンプル)が形成されてもよい。
【0023】
図1に示されたゴルフボール1は、ツーピース構造であるが、マルチピースゴルフボール、糸巻きゴルフボール又はワンピースゴルフボールにおいても、塗装層4に凹部7が形成されるのが好ましい。
【0024】
図3は、本発明の他の実施形態に係るゴルフボール8が示された正面図である。図示されていないが、このゴルフボール8も、本体と塗装層とを備えている。このゴルフボール8の成形には、上型及び下型からなる成形型が用いられる。上型及び下型は、いずれも半球状のキャビティを備えている。成形時には、上型と下型とのパーティングラインからカバーの材料が流出し、バリが生じる。バリは、研削等の手段によって除去される。図3において仮想線Sで示されているのは、シームである。シームSは、成形型のパーティングラインに対応する。バリの除去の容易の観点から、シームSにはディンプル9が設けられていない。図3において符号Pで示されているのは、ポールである。
【0025】
図3において符号Bで示されている2本の仮想線は、塗装層の表面を高粗度領域Hと低粗度領域Lとに区画する線である。高粗度領域Hは、シームSに沿って帯状に延びている。高粗度領域H以外の領域が、低粗度領域Lである。低粗度領域Lは、2つに分かれている。低粗度領域Lには、ポールPが含まれる。図示されていないが、高粗度領域Hには、微小な凹部が多数形成されている。高粗度領域Hにおける10点平均粗さRzは、0.006mm以上0.300mm以下である。低粗度領域Lにおける10点平均粗さRzは、0.006mm未満である。このゴルフボール8は、ポールPの近傍にマスキングが施された状態でブラスト処理がなされることで得られうる。シームSの近傍のみが研磨されることで、ゴルフボール8が得られてもよい。
【0026】
ゴルフボール8の飛距離は、バックスピンの周速が最も速い大円の近傍における表面状態に大きく依存する。バックスピンの周速が最も速い大円がシームSと一致したとき、高粗度領域Hが飛距離向上に寄与する。前述のようにシームSにはディンプル9が存在しないので、このシームSが周速の最も速い大円と一致したときのディンプル効果は少ないが、これを高粗度領域Hに存在する凹部が補う。このゴルフボール8は、空力的対称性に優れる。
【0027】
高粗度領域HがシームSに沿って延びる必要はなく、低粗度領域LがポールPを含む必要もない。ディンプルパターン、製造上の誤差等が加味されて、高粗度領域H及び低粗度領域Lの位置が決定される。
【0028】
ゴルフボール8の仮想球面に占める高粗度領域Hの比率は、5%以上70%以下が好ましく、10%以上40%以下が特に好ましい。ゴルフボール8の仮想球面に占める高粗度領域Hの比率は、30%以上95%以下が好ましく、60%以上90%以下が特に好ましい。
【0029】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
【0030】
[実施例1]
ソリッドゴムからなり直径が38.4mmであるコアを金型に投入し、コアの周りにアイオノマー樹脂組成物を射出してカバー層を形成した。このカバー層の表面に塗装を施して塗料を乾燥させ、塗装層を得た。この塗装層の表面にブラスト処理を施し、実施例1のゴルフボールを得た。ブラスト処理のエアー圧力は、640kPaであった。ブラスト処理には、アルミナからなる粒子を用いた。粒子の平均直径は、330μmであった。このゴルフボールにおける塗装層の10点平均粗さは0.020mmであり、ディンプルの総容積は320mm3であった。
【0031】
[実施例2、3、6及び7]
ブラスト処理のエアー圧力及び粒子直径を異ならせて10点平均粗さRzを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2、3、6及び7のゴルフボールを得た。
【0032】
[実施例4及び5]
金型を変更してディンプルの総容積を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例4及び5のゴルフボールを得た。
【0033】
[比較例1]
ブラスト処理を施さなかった他は実施例1と同様にして、比較例1のゴルフボールを得た。
【0034】
[飛距離テスト]
スイングマシン(ゴルフラボラトリー社製)に、5番アイアン(住友ゴム工業社の「XXIO I#5」、ロフト角度:26°、シャフト硬度:S)を装着した。ヘッド速度が41m/secとなる条件でゴルフボールを打撃し、弾道仰角及び飛距離(発射地点から落下地点までの距離)を測定した。弾道仰角は、弾道最高点と発射地点とを結ぶ直線と水平線とのなす角度である。20回の測定データの平均値が、下記の表1に示されている。
【0035】
【表1】
【0036】
表1に示されるように、実施例のゴルフボールは比較例のゴルフボールよりも飛距離が大きい。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明のゴルフボールは飛行性能に優れる。このゴルフボールは、これを打撃するゴルファーに爽快感を与え、かつスコアの向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
【図2】図2は、図1のゴルフボール1の一部が示された拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施形態に係るゴルフボールが示された正面図である。
【符号の説明】
1、8・・・ゴルフボール
2・・・コア
3・・・カバー
4・・・塗装層
5、9・・・ディンプル
6・・・ランド
7・・・凹部
S・・・シーム
P・・・ポール
H・・・高粗度領域
L・・・低粗度領域
Claims (4)
- 実質的に球状である本体とこの本体を被覆する塗装層とを備えており、この塗装層の表面の10点平均粗さRzが0.006mm以上0.300mm以下であるゴルフボール。
- その表面にディンプルを備えており、このディンプルの総容積が270mm3以上370mm3以下である請求項1に記載のゴルフボール。
- 実質的に球状である本体とこの本体を被覆する塗装層とを備えており、この塗装層の表面は高粗度領域と低粗度領域とに区分されており、高粗度領域における10点平均粗さRzが0.006mm以上0.300mm以下であり、低粗度領域における10点平均粗さRzが0.006mm未満であるゴルフボール。
- 実質的に球体である本体の表面に塗装層が形成される工程と、この塗装層の表面がブラスト処理される工程とを含むゴルフボール製造方法。
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