JP2014520654A - ミクロ表面粗さを含む空気力学的コーティングを有するゴルフボール - Google Patents
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Abstract
Description
この出願は、Derek FitchettおよびJohannes Anderlの名において2011年7月15日に出願された米国特許出願第13/184,254号に基づく優先権の利益を主張するとともに、Johannes Anderl、Nichloas Yontz、および、Derek A Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,919号、Nicholas Yontz、Johannes Andler、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,930号、Nichloas Yontz、Johannes Anderl、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,938号、Nicholas Yontz、Johannes Anderl、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,940号、Nicholas Yontz、Johannes Anderl、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,949号、Johannes Anderl、Nicholas Yontz、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,952号、Johannes Anderl、Nicholas Yontz、および、Derek A.Fitchettの名において2012年5月31日に出願された米国特許出願第13/484,958号に基づく優先権の利益を主張し、前述した出願は、それぞれ参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。
本発明は全体としてゴルフボールに関する。本発明の特定の例示的局面は、ボールの空気力学的性能を改善する、ミクロ表面粗さを有するコーティングを有するゴルフボールに関する。
ゴルフは、広範なプレーヤー − 性別が異なる、ならびに年齢および/または能力レベルが著しく異なるプレーヤーによって楽しまれている。ゴルフは、このような多様なプレーヤーの集まりが互いに直接試合をする場合でさえも、ゴルフ試合で一緒に競技することができ(例えばハンディをもらう採点法を用いて、一打目を打つ場所を変えて、チーム方式で、など)、なおもゴルフ大会または試合を楽しむことができるという点で、スポーツ界ではあまり類を見ないスポーツである。このような要因が、テレビのゴルフ番組(例えば、ゴルフトーナメント、ゴルフニュース、ゴルフの歴史、および/または他のゴルフ番組)の供給力の増大および少なくとも一部には著名なゴルフスーパースターの出現とあいまって、近年のゴルフの人気を高めている。
以下に、本開示および本発明の種々の局面の基本的理解を提供するために、本開示の局面の一般的な概要を示す。この概要は、本発明の範囲を多少なりとも限定することを意図するものではなく、後に続くより詳細な説明のための全体的な概説および内容を提供するだけのものである。
種々の例示構造についての以下の説明において、その一部を形成しておりかつ種々のゴルフボール構造例が例示目的で示されている、添付の図面を参照する。部分および構造について他の特定の配置も利用でき、本発明の範囲から逸脱することなく構造上および機能上の変更も行えることを理解すべきである。幾つかの更に特定の例として、本発明の局面は、任意の所望の構成、任意の数のピース、任意の特定のディンプル構造、および/または、任意の所望のディンプルパターンを有するボールに関して実施されてもよい。
種々のゴルフボール構成が、特定の競技特徴を提供するように設計されている。これらの特徴は一般に、ゴルフボールの初速およびスピンの制御を含み、これを種々のタイプのプレーヤーに対して最適化することができる。例えば、あるプレーヤーは、グリーン付近においてゴルフボールの打ち上げ角度を最適化し、かつ/または制御し停止させるために、スピン速度の大きなボールを好むかまたは必要とする。他のプレーヤーは、距離を最大限に伸ばしかつ/または最初の打ち上げ時の過度の打ち上げを防止するためにスピン速度が小さく弾力性が大きいボールを好むかまたは必要とする。
本開示に係るゴルフボールは、一般に当該技術分野において知られており使用されているような従来の態様(以下で更に詳しく説明されるような、ミクロ表面粗さをボール構成に組み込む更なる特徴を除く)を含めて、本開示から逸脱しない任意の所望の態様で製造されてもよい。幾つかの方法例については以下で更に詳しく説明する。
本明細書で用いられる「ゴルフボール本体」という用語は、トップコートを塗布する前のゴルフボール(例えば、コア、1つまたは複数の中間層、およびディンプル含有カバー層を含むボール構造)を意味する。以下の考察に関して、「コーティング」という用語は、ゴルフボールに塗布されるトップコートまたは最終層を特定するために使用される場合が多いが、さらに以下で記載されるように、望ましければ、全体としてミクロ表面粗さを有する外側表面が依然としてもたらされるという条件で、必要に応じ別のコーティングを粗いコーティング材料または粗いカバー層の上に塗布してもよい。「ペイント」または「ペインティング」という用語は、本発明から逸脱することなく、しばしば「コーティング」または「コーティング」プロセスと同意語として使用され得る。
発明#1 - 5〜10重量%の小さなシリカ粒子(500nm〜1μm)を有するポリウレタン透明コート。平滑な外観。
発明#2 - 5〜10重量%の大きなシリカ粒子(1μm〜5μm)を有するポリウレタン透明コート。粗くマットな外観。
比較 - シリカ粒子を添加していない標準的なポリウレタン透明コート。
本発明の実施例に係るゴルフボールは、以下で更に詳しく説明する様々な空気力学的試験に供された。
式中、yは、特定の位置における「理想表面」からの表面のずれの高さを表し、また、「n」は、表面に関して行なわれた高さのずれ測定の数を表す。理想表面は、粗さまたは高さのずれを伴わない完全に滑らかな表面の位置、例えば、測定された領域にわたって平均的な表面位置として画定されてもよい。少なくともある場合には、理想表面は、ボールの表面の三次元表面走査(以下で更に詳しく説明する)から得られるおよび/またはボールカバーを形成する成形キャビティの表面を表すCADデータから少なくとも一部が得られる「最良適合」曲線によって画定されてもよい(随意的には、任意の成形後コーティングによって与えられる更なる厚さを考慮に入れる)。
一態様によれば、ボールのミクロ表面粗さが増大されるようにボールの外部表面に十分な大きさのずれを含ませるべくボールの外部表面を研磨により粗面化することによって、ゴルフボールにミクロ表面粗さが与えられ得る。ボールを研磨する方法の例は、ボールを研磨材との接触により研磨に供す様々な方法を含むがこれらに限定されない。研磨方法は、ボールを研磨材に擦りつけること、ボールを研磨材に対して転動もしくはタンブリングさせること、および/または、ボールに研磨材を吹き付けることを含む。研磨材としては、例えば、研磨粒子の緩凝集体(例えば、砂、粉砕鉱物など)、固定砥粒、研磨布紙(例えば、サンドペーパー)、軽石、鋭利な表面、ワイヤ、あるいは、他の硬いブリッスルまたはブラシ、および/または、切り込み線が入った表面が挙げられる。
一態様では、前述したように、増大されたミクロ表面粗さをボールの特定の所定の領域に選択的に適用できる。所定の領域は、ボールの外部表面領域全体の表面領域よりも小さくできる。所定の領域に含まれない表面領域を「残りの領域」と称することができ、それにより、「所定の領域」および「残りの領域」がボールの外部表面領域全体を構成する。所定の領域の例としては、ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域を挙げることができる。一態様において、ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域は、1つまたは複数のディンプルのエッジを含むことができる。所定の領域のミクロ表面粗さは、所定の領域のミクロ表面粗さが残りの領域のミクロ表面粗さよりも大きくなるように選択的に増大され得る。例えば、所定の領域は、残りの領域のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.20倍大きいミクロ表面粗さを有することができる。一態様において、所定の領域は、ゴルフボールの外部表面領域の7.5%〜50%にわたる。一態様において、所定の領域は、ゴルフボールの外部表面領域の50%〜75%にわたる。
一態様において、ある局面のミクロ表面粗さは、仕様の特定の組を有するボールが特定の高度な空気力学的特性を示すように最適化され得る。また、一態様において、ある局面のミクロ表面粗さは、異なる局面のミクロ表面粗さを有する比較ボールと比べて高度な特定の空気力学的特性を、そのような特性についてのピーク状態に関してボールが示すように最適化され得る。「空気力学的特性」および「性能パラメータ」という用語は、同意語として使用され、前述した空気力学的特性および性能パラメータ(例えば、スピン、高さ、キャリー飛距離、揚力係数、抗力係数、および、抗力係数に対する揚力係数の比率)を含む。例えば、ある局面のミクロ表面粗さは、同じボール構成を有するが異なる局面のミクロ表面粗さを有する比較ボールと比べて最も長いキャリー飛距離をボールが示すように最適化され得る。また、例えば、ある局面のミクロ表面粗さは、同じボール構成を有するが異なる局面のミクロ表面粗さを有する比較ボールと比べて増大された、その軌道全体にわたる揚力係数をボールが示すように最適化され得る。また、例えば、ある局面のミクロ表面粗さは、同じボール構成を有するが異なる局面のミクロ表面粗さを有する比較ボールと比べて増大された、降下中の頂点後抗力係数(頂点後抗力係数と称することもできる)をボールが示すように最適化され得る。
本明細書中に開示されている様々な局面のミクロ表面粗さに関して、同じタイプのゴルフボールを用意した。前述したように、同じタイプのゴルフボールは、同じディンプルパターンを含めて同じボール構成を有する。ゴルフボールの空気力学的性能は、USGA規則への適合に関してゴルフボールを検査するためにUSGAが使用するインドアテストレンジに対応するインドアテストレンジ(「ITR」)を使用して検査した。
研磨材を用いてボールの外部表面を粗面化する態様について、5つの20XIボールを用意した。2 2/3カップの砂と2 2/3カップの水とを伴うジャーの中に、ボールR、S、Q、およびTを配置し、1、2、3、および4時間のそれぞれにわたってタンブリングさせた。R、S、Q、およびTを用意するために使用した砂のタイプは、日本の藤岡にあるFuji Manufacturing Company Limitedから入手できるFujilundumaであった。砂と水とを伴うジャーの中にボールUを配置し、4時間にわたってタンブリングさせた。Uを用意するために使用した砂のタイプは、ジョージア州のアトランタにあるQUIKRETEのQUIK, All-Purpose Sand#1152であった。前述したように砂と水との混合物中でボールをタンブリングさせることにより行なう粗面化は、ディンプルの内面を著しく変えることなく主にディンプルのランドおよびエッジにずれを与えることが分かった。したがって、砂および水を混ぜ入れることにより粗面化されたボールのディンプルで取得される測定値に基づくミクロ表面粗さの値は、そのようなゴルフボールのディンプルのエッジおよびランドに与えられるミクロ表面粗さの度合いを反映しない場合がある。
コーティングされたゴルフボールを形成するために樹脂と樹脂内に混合された複数の表面粗面化粒子とを有するコーティングをゴルフボール本体に塗布する様々な局面に関して5つの20XIボールを用意した。ボールVおよびWには、最大で5μmの粒径を伴う非晶質シリカ粒子を有する透明コート樹脂でコーティングした。ボールX、Y、およびZには、それぞれ最大で40μm、125μm、および、160μmの粒径を伴う結晶シリカ粒子を15重量%有する透明コート樹脂でコーティングした。図19は、ボールV〜Zにおけるミクロ表面粗さ(Ra0.25mm)の測定値を含む。図19のボールについてのミクロ表面粗さの値は、各ボールの表面にわたって分散している様々なディンプルで取得された測定値から得られた。
本発明を、種々の例示的構造、特徴、要素、ならびに構造、特徴、および要素の組み合わせに関して、添付の図面および上記にて説明する。しかし、開示によって与えられる目的は、本発明に関連した種々の特徴および概念の例を提供することであり、本発明の範囲を限定するものではない。関連分野の当業者は、多数の変形および変更が、添付の特許請求の範囲によって規定されるような本発明の範囲から逸脱することなく、上述の態様に対して行うことができることを認識するであろう。例えば、図と組み合わせて上記で説明した種々の特徴および概念は、個々におよび/または本発明から逸脱することなくいずれかの組み合わせまたはサブコンビネーションにて使用できる。
[本発明1001]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す抗力係数に対する揚力係数の全平均の最大値の少なくとも99.3%である、抗力係数に対する揚力係数の全平均を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数および抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。
[本発明1002]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1003]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1004]
前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、およびシリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1005]
前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1006]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1007]
前記コーティングが、前記ゴルフボールのゴルフボール本体の外側表面に塗布されている樹脂層と、該樹脂層の外部表面中に埋め込まれている前記複数の表面粗面化粒子とを含む、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1008]
前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域が前記第1のミクロ表面粗さを有し、該外部表面の該所定の領域が該外部表面全体の表面領域よりも小さい、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1009]
前記所定の領域が、前記外部表面の少なくとも7.5%にわたる領域を構成する、本発明1008のゴルフボール。
[本発明1010]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1011]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面のあちこちに分散している少なくとも36個の異なるディンプルを取り囲む表面領域を含む、本発明1001のゴルフボール。
[本発明1012]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと、
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す初期打ち上げ点からのある位置における揚力係数の最大値の少なくとも95%である、初期打ち上げ点からの該位置における揚力係数を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて、初期打ち上げ点からの該位置で測定される、
ゴルフボール。
[本発明1013]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1012のゴルフボール。
[本発明1014]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1012のゴルフボール。
[本発明1015]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1012のゴルフボール。
[本発明1016]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1012のゴルフボール。
[本発明1017]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す頂点後平均抗力係数の最大値の少なくとも95%である頂点後平均抗力係数を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。
[本発明1018]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1017のゴルフボール。
[本発明1019]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1017のゴルフボール。
[本発明1020]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1017のゴルフボール。
[本発明1021]
ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を有するゴルフボール粗面化機であって、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、ゴルフボール粗面化機;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての、少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む指示デバイス
を含む、キット。
[本発明1022]
前記少なくとも1つの性能パラメータが、スピン、高さ、および、キャリー飛距離のうちの少なくとも1つを含む、本発明1021のキット。
[本発明1023]
前記ゴルフボール粗面化機が、ドラムと、内容積を画定する内面と、外面とを有する回転タンブラを含み、該ドラムが該ドラムの中心軸周りで回転できる、本発明1021のキット。
[本発明1024]
前記回転タンブラの前記内面および前記内容積のうちの少なくとも一方が前記研磨材を含む、本発明1023のキット。
[本発明1025]
前記指示デバイスが、前記タンブラの1分当たりの回転数と、タンブリング時間と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、本発明1024のキット。
[本発明1026]
前記ゴルフボール粗面化機が、内容積を画定する本体と蓋とを有する容器を含み、前記研磨材が研磨粒子の緩凝集体を含み、該研磨材の該緩凝集体が該容器内に収容されている、本発明1021のキット。
[本発明1027]
前記指示デバイスが、前記容器の1分当たりの回転数と、回転時間と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、本発明1026のキット。
[本発明1028]
前記ゴルフボール粗面化機がプランジャを備え、該プランジャが、該プランジャの第1端に隣接するハンドル、および該第1端と該プランジャの遠位端との間にあるゴルフボールホルダを有し、
該ゴルフボール粗面化機が該研磨材を収容するハウジングを備え、該研磨材が研磨ブリッスルを含み、かつ、該プランジャの遠位端が該ハウジング内に挿入された場合に該ゴルフボールホルダ内に位置しているゴルフボールが該研磨ブリッスルと接触するように、該研磨ブリッスルが該ハウジング内に位置している、本発明1021のキット。
[本発明1029]
前記指示デバイスが、前記ボールが前記ブリッスルに擦りつけられる回数と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、本発明1028のキット。
[本発明1030]
熱源を更に含む、本発明1021のキット。
[本発明1031]
ステンシルを更に含むキットであって、該ステンシルが、前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域に対応する、該ステンシル内に画定されている穴を含み、かつ該所定の領域を除く該ゴルフボールの該外部表面を覆うように適合しており、該外部表面の該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、本発明1021のキット。
[本発明1032]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、およびゴルフボールのシームにわたる領域のうちの少なくとも一方として、前記ステンシル内に画定される、本発明1031のキット。
[本発明1033]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および該ディンプルのうちの1つまたは複数にわたる領域のうちの少なくとも一方として、前記ステンシルに画定される、本発明1031のキット。
[本発明1034]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面の1%〜75%にわたる、本発明1031のキット。
[本発明1035]
ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を有するゴルフボール粗面化機;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を記憶するメモリを備えるポータブルコンピュータデバイスを含む指示デバイス
を含むシステムであって、
該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
システム。
[本発明1036]
ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を設ける工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を指示デバイスに与える工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。
[本発明1037]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1036の方法。
[本発明1038]
前記研磨材が、該研磨材を含む第1の側と接着剤を含む第2の側とを有する研磨シートであり、該シートが家庭用乾燥機内に設けられるのに適している、本発明1036の方法。
[本発明1039]
前記複数の相関関係が、少なくとも1つの性能パラメータと、少なくとも1つのタイプのゴルフボールについてのミクロ表面粗さと、内部に研磨材が設けられている家庭用乾燥機についての設定との間の相関関係を含む、本発明1038の方法。
[本発明1040]
ステンシルを設ける工程を更に含み、該ステンシルが、前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域に対応する、該ステンシル内に画定されている穴を含み、かつ該所定の領域を除く該ゴルフボールの該外部表面を覆うように適合しており、該外部表面の該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、本発明1036の方法。
[本発明1041]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂を含みかつ外部表面を有する、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、
該所定の領域が、該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを有し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
ゴルフボール。
[本発明1042]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、前記ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、前記ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを含む、本発明1041のゴルフボール。
[本発明1043]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面上で対称パターンの形態を成す、本発明1041のゴルフボール。
[本発明1044]
前記所定の領域が前記外部表面領域の7.5〜75%にわたる、本発明1041のゴルフボール。
[本発明1045]
前記コーティングが複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均サイズを有し、該表面粗面化粒子が、前記コーティングされたゴルフボール本体の前記外部表面の前記所定の領域において、該所定の領域のミクロ表面粗さが該外部表面の前記残りの領域のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きくなるような十分な量で存在する、本発明1041のゴルフボール。
[本発明1046]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1045のゴルフボール。
[本発明1047]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、
400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する表面粗面化粒子が、該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
方法。
[本発明1048]
前記所定の領域が前記外部表面の7.5〜75%にわたる、本発明1047の方法。
[本発明1049]
前記表面粗面化粒子が、前記所定の領域内のコーティングの総重量の1〜30%を構成する、本発明1047の方法。
[本発明1050]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1047の方法。
[本発明1051]
前記コーティングを塗布する工程が、
前記樹脂を樹脂層状態で前記ゴルフボール本体の前記外部表面に塗布する工程;および
複数の表面粗面化粒子を該樹脂層状態の該樹脂に接着させかつ/または該樹脂中に埋め込む工程
を更に含む、本発明1047の方法。
[本発明1052]
前記樹脂層の上にステンシルを適用する工程を更に含み、前記複数の表面粗面化粒子を該樹脂層に接着させかつ/または該樹脂層中に埋め込む工程中に該ステンシルが前記所定の領域を露出させたままとするように、該所定の領域を除く前記外部表面を該ステンシルが覆う、本発明1051の方法。
[本発明1053]
前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、本発明1052の方法。
[本発明1054]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面上で対称パターンの形態を成す、本発明1053の方法。
[本発明1055]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含み、該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、工程;
該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面においてずれを含むように、該外部表面を粗面化する工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。
[本発明1056]
前記外部表面を粗面化する工程が、該外部表面を研磨材で研磨することによって行なわれる、本発明1055の方法。
[本発明1057]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1056の方法。
[本発明1058]
前記研磨が、前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1056の方法。
[本発明1059]
前記外部表面にステンシルを適用する工程を更に含み、該ステンシルが、前記粗面化する工程中に、前記所定の領域を露出させたままにしかつ覆われた領域を保護するように、該所定の領域を除く前記ゴルフボールの該外部表面を該ステンシルが覆う、本発明1056の方法。
[本発明1060]
前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、本発明1059の方法。
[本発明1061]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂を含みかつ外部表面を有する、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成し、
該所定の領域が、該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを有し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
ゴルフボール。
[本発明1062]
前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを含む、本発明1061のゴルフボール。
[本発明1063]
前記所定の領域が前記外部表面領域の7.5〜75%にわたる、本発明1061のゴルフボール。
[本発明1064]
前記コーティングが複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均サイズを有し、該表面粗面化粒子が、前記コーティングされたゴルフボール本体の前記外部表面の前記所定の領域において、該所定の領域のミクロ表面粗さが該外部表面の前記残りの領域のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きくなるような十分な量で存在する、本発明1061のゴルフボール。
[本発明1065]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1064のゴルフボール。
[本発明1066]
前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、および、シリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、本発明1064のゴルフボール。
[本発明1067]
前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、本発明1061のゴルフボール。
[本発明1068]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、かつ該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成し、
400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する表面粗面化粒子が、該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
方法。
[本発明1069]
前記所定の領域が前記外部表面の7.5〜75%にわたる、本発明1068の方法。
[本発明1070]
前記表面粗面化粒子が前記所定領域内の前記コーティングの総重量の1〜30%を構成する、本発明1068の方法。
[本発明1071]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1068の方法。
[本発明1072]
前記コーティングを塗布する工程が、
前記樹脂を樹脂層状態で前記ゴルフボール本体の前記外部表面に塗布する工程;および
複数の表面粗面化粒子を該樹脂層状態の該樹脂に接着させかつ/または該樹脂中に埋め込む工程
を更に含む、本発明1068の方法。
[本発明1073]
前記樹脂層の上にステンシルを適用する工程を更に含み、前記複数の表面粗面化粒子を該樹脂層に接着させかつ/または該樹脂層中に埋め込む工程中に該ステンシルが前記所定の領域を露出させたままとするように、該所定の領域を除く前記外部表面を該ステンシルが覆う、本発明1072の方法。
[本発明1074]
前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、本発明1073の方法。
[本発明1075]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含み、該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、かつ該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成す、工程;
該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを含むように、該外部表面を粗面化する工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。
[本発明1076]
前記外部表面を粗面化する工程が、該外部表面を研磨材で研磨することによって行なわれる、本発明1075の方法。
[本発明1077]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1076の方法。
[本発明1078]
前記研磨が、前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1076の方法。
[本発明1079]
前記外部表面にステンシルを適用する工程を更に含み、該ステンシルが、前記粗面化する工程中に、前記所定の領域を露出させたままにしかつ覆われた領域を保護するように、該所定の領域を除く前記ゴルフボールの該外部表面を該ステンシルが覆う、本発明1076の方法。
[本発明1080]
前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、本発明1079の方法。
[本発明1081]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示すキャリー飛距離の最大値の少なくとも99.5%であるキャリー飛距離を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー飛距離の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。
[本発明1082]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1083]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1084]
前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、および、シリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1085]
前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1086]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1087]
前記コーティングが、前記ゴルフボールのゴルフボール本体の外側表面に塗布されている樹脂層と、該樹脂層の外側表面中に埋め込まれている前記複数の表面粗面化粒子とを含む、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1088]
前記ゴルフボールの前記外部表面の前記所定の領域が前記第1のミクロ表面粗さを有し、かつ該外部表面の該所定の領域が該外部表面全体の表面領域よりも小さい、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1089]
前記所定の領域が、前記外部表面の少なくとも7.5%にわたる領域を構成する、本発明1088のゴルフボール。
[本発明1090]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1091]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の7.5%が、該ボールの表面のあちこちに分散している少なくとも36個の異なるディンプルを取り囲む表面領域を含む、本発明1081のゴルフボール。
[本発明1092]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂と複数の表面粗面化粒子とを含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す全キャリー&ロール飛距離の最大値の少なくとも99.5%である全キャリー&ロール飛距離を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー&ロール飛距離が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。
[本発明1093]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1092のゴルフボール。
[本発明1094]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1092のゴルフボール。
[本発明1095]
前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、本発明1092のゴルフボール。
[本発明1096]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1092のゴルフボール。
[本発明1097]
コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す最高頂点の少なくとも96%である頂点を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ頂点の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。
[本発明1098]
前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、本発明1097のゴルフボール。
[本発明1099]
前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1097のゴルフボール。
[本発明1100]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1097のゴルフボール。
[本発明1101]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す抗力係数に対する揚力係数の全平均の最大値の少なくとも99.3%である、抗力係数に対する揚力係数の全平均を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数および抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。
[本発明1102]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1101の方法。
[本発明1103]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1102の方法。
[本発明1104]
前記コーティングを塗布する工程が、前記表面粗面化粒子が前記樹脂内に混合されたコーティングを塗布する工程を更に含む、本発明1102の方法。
[本発明1105]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1101の方法。
[本発明1106]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1105の方法。
[本発明1107]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1106の方法。
[本発明1108]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1101の方法。
[本発明1109]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す初期打ち上げ点からのある位置における揚力係数の最大値の少なくとも95%である、初期打ち上げ点からの該位置における揚力係数を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて、初期打ち上げ点からの該位置で測定される、
方法。
[本発明1110]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1109の方法。
[本発明1111]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1110の方法。
[本発明1112]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1109の方法。
[本発明1113]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1112の方法。
[本発明1114]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1113の方法。
[本発明1115]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す頂点後平均抗力係数の最大値の少なくとも95%である頂点後平均抗力係数を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。
[本発明1116]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1115の方法。
[本発明1117]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1116の方法。
[本発明1118]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1115の方法。
[本発明1119]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1118の方法。
[本発明1120]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1119の方法。
[本発明1121]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示すキャリー飛距離の最大値の少なくとも99.5%であるキャリー飛距離を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー飛距離の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
方法。
[本発明1122]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1121の方法。
[本発明1123]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1122の方法。
[本発明1124]
前記コーティングを塗布する工程が、前記表面粗面化粒子が前記樹脂内に混合されたコーティングを塗布することを更に含む、本発明1122の方法。
[本発明1125]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1121の方法。
[本発明1126]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1125の方法。
[本発明1127]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1126の方法。
[本発明1128]
前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、本発明1121の方法。
[本発明1129]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す全キャリー&ロール飛距離の最大値の少なくとも99.5%である全キャリー&ロール飛距離を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー&ロール飛距離が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
方法。
[本発明1130]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1129の方法。
[本発明1131]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1130の方法。
[本発明1132]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1129の方法。
[本発明1133]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1132の方法。
[本発明1134]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1133の方法。
[本発明1135]
コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す最高頂点の少なくとも96%である頂点を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ頂点の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。
[本発明1136]
前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、本発明1135の方法。
[本発明1137]
前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、本発明1136の方法。
[本発明1138]
前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、本発明1135の方法。
[本発明1139]
前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、本発明1138の方法。
[本発明1140]
前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、本発明1139の方法。
Claims (140)
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す抗力係数に対する揚力係数の全平均の最大値の少なくとも99.3%である、抗力係数に対する揚力係数の全平均を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数および抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、およびシリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記ゴルフボールのゴルフボール本体の外側表面に塗布されている樹脂層と、該樹脂層の外部表面中に埋め込まれている前記複数の表面粗面化粒子とを含む、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域が前記第1のミクロ表面粗さを有し、該外部表面の該所定の領域が該外部表面全体の表面領域よりも小さい、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記所定の領域が、前記外部表面の少なくとも7.5%にわたる領域を構成する、請求項8記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項1記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面のあちこちに分散している少なくとも36個の異なるディンプルを取り囲む表面領域を含む、請求項1記載のゴルフボール。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと、
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す初期打ち上げ点からのある位置における揚力係数の最大値の少なくとも95%である、初期打ち上げ点からの該位置における揚力係数を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて、初期打ち上げ点からの該位置で測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項12記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項12記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項12記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項12記載のゴルフボール。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す頂点後平均抗力係数の最大値の少なくとも95%である頂点後平均抗力係数を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項17記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項17記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項17記載のゴルフボール。
- ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を有するゴルフボール粗面化機であって、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、ゴルフボール粗面化機;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての、少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む指示デバイス
を含む、キット。 - 前記少なくとも1つの性能パラメータが、スピン、高さ、および、キャリー飛距離のうちの少なくとも1つを含む、請求項21記載のキット。
- 前記ゴルフボール粗面化機が、ドラムと、内容積を画定する内面と、外面とを有する回転タンブラを含み、該ドラムが該ドラムの中心軸周りで回転できる、請求項21記載のキット。
- 前記回転タンブラの前記内面および前記内容積のうちの少なくとも一方が前記研磨材を含む、請求項23記載のキット。
- 前記指示デバイスが、前記タンブラの1分当たりの回転数と、タンブリング時間と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、請求項24記載のキット。
- 前記ゴルフボール粗面化機が、内容積を画定する本体と蓋とを有する容器を含み、前記研磨材が研磨粒子の緩凝集体を含み、該研磨材の該緩凝集体が該容器内に収容されている、請求項21記載のキット。
- 前記指示デバイスが、前記容器の1分当たりの回転数と、回転時間と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、請求項26記載のキット。
- 前記ゴルフボール粗面化機がプランジャを備え、該プランジャが、該プランジャの第1端に隣接するハンドル、および該第1端と該プランジャの遠位端との間にあるゴルフボールホルダを有し、
該ゴルフボール粗面化機が該研磨材を収容するハウジングを備え、該研磨材が研磨ブリッスルを含み、かつ、該プランジャの遠位端が該ハウジング内に挿入された場合に該ゴルフボールホルダ内に位置しているゴルフボールが該研磨ブリッスルと接触するように、該研磨ブリッスルが該ハウジング内に位置している、請求項21記載のキット。 - 前記指示デバイスが、前記ボールが前記ブリッスルに擦りつけられる回数と、少なくとも前記第1のゴルフボールについてのミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を含む、請求項28記載のキット。
- 熱源を更に含む、請求項21記載のキット。
- ステンシルを更に含むキットであって、該ステンシルが、前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域に対応する、該ステンシル内に画定されている穴を含み、かつ該所定の領域を除く該ゴルフボールの該外部表面を覆うように適合しており、該外部表面の該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、請求項21記載のキット。
- 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、およびゴルフボールのシームにわたる領域のうちの少なくとも一方として、前記ステンシル内に画定される、請求項31記載のキット。
- 前記所定の領域が、前記ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および該ディンプルのうちの1つまたは複数にわたる領域のうちの少なくとも一方として、前記ステンシルに画定される、請求項31記載のキット。
- 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面の1%〜75%にわたる、請求項31記載のキット。
- ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を有するゴルフボール粗面化機;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を記憶するメモリを備えるポータブルコンピュータデバイスを含む指示デバイス
を含むシステムであって、
該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
システム。 - ゴルフボールの外部表面に増大したミクロ表面粗さを与えるのに適している研磨材を設ける工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程;および
構成仕様の第1の組を有する少なくとも第1のゴルフボールについての少なくとも1つの性能パラメータとミクロ表面粗さとの間における複数の相関関係を指示デバイスに与える工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。 - 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項36記載の方法。
- 前記研磨材が、該研磨材を含む第1の側と接着剤を含む第2の側とを有する研磨シートであり、該シートが家庭用乾燥機内に設けられるのに適している、請求項36記載の方法。
- 前記複数の相関関係が、少なくとも1つの性能パラメータと、少なくとも1つのタイプのゴルフボールについてのミクロ表面粗さと、内部に研磨材が設けられている家庭用乾燥機についての設定との間の相関関係を含む、請求項38記載の方法。
- ステンシルを設ける工程を更に含み、該ステンシルが、前記ゴルフボールの前記外部表面の所定の領域に対応する、該ステンシル内に画定されている穴を含み、かつ該所定の領域を除く該ゴルフボールの該外部表面を覆うように適合しており、該外部表面の該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、請求項36記載の方法。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂を含みかつ外部表面を有する、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、
該所定の領域が、該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを有し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
ゴルフボール。 - 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、前記ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、前記ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを含む、請求項41記載のゴルフボール。
- 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面上で対称パターンの形態を成す、請求項41記載のゴルフボール。
- 前記所定の領域が前記外部表面領域の7.5〜75%にわたる、請求項41記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均サイズを有し、該表面粗面化粒子が、前記コーティングされたゴルフボール本体の前記外部表面の前記所定の領域において、該所定の領域のミクロ表面粗さが該外部表面の前記残りの領域のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きくなるような十分な量で存在する、請求項41記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項45記載のゴルフボール。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、
400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する表面粗面化粒子が、該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
方法。 - 前記所定の領域が前記外部表面の7.5〜75%にわたる、請求項47記載の方法。
- 前記表面粗面化粒子が、前記所定の領域内のコーティングの総重量の1〜30%を構成する、請求項47記載の方法。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項47記載の方法。
- 前記コーティングを塗布する工程が、
前記樹脂を樹脂層状態で前記ゴルフボール本体の前記外部表面に塗布する工程;および
複数の表面粗面化粒子を該樹脂層状態の該樹脂に接着させかつ/または該樹脂中に埋め込む工程
を更に含む、請求項47記載の方法。 - 前記樹脂層の上にステンシルを適用する工程を更に含み、前記複数の表面粗面化粒子を該樹脂層に接着させかつ/または該樹脂層中に埋め込む工程中に該ステンシルが前記所定の領域を露出させたままとするように、該所定の領域を除く前記外部表面を該ステンシルが覆う、請求項51記載の方法。
- 前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、請求項52記載の方法。
- 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの前記外部表面上で対称パターンの形態を成す、請求項53記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含み、該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さい、工程;
該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面においてずれを含むように、該外部表面を粗面化する工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。 - 前記外部表面を粗面化する工程が、該外部表面を研磨材で研磨することによって行なわれる、請求項55記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項56記載の方法。
- 前記研磨が、前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項56記載の方法。
- 前記外部表面にステンシルを適用する工程を更に含み、該ステンシルが、前記粗面化する工程中に、前記所定の領域を露出させたままにしかつ覆われた領域を保護するように、該所定の領域を除く前記ゴルフボールの該外部表面を該ステンシルが覆う、請求項56記載の方法。
- 前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、請求項59記載の方法。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂を含みかつ外部表面を有する、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成し、
該所定の領域が、該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを有し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
ゴルフボール。 - 前記所定の領域が、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを含む、請求項61記載のゴルフボール。
- 前記所定の領域が前記外部表面領域の7.5〜75%にわたる、請求項61記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均サイズを有し、該表面粗面化粒子が、前記コーティングされたゴルフボール本体の前記外部表面の前記所定の領域において、該所定の領域のミクロ表面粗さが該外部表面の前記残りの領域のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きくなるような十分な量で存在する、請求項61記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項64記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、および、シリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、請求項64記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、請求項61記載のゴルフボール。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、かつ該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成し、
400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する表面粗面化粒子が、該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、
方法。 - 前記所定の領域が前記外部表面の7.5〜75%にわたる、請求項68記載の方法。
- 前記表面粗面化粒子が前記所定領域内の前記コーティングの総重量の1〜30%を構成する、請求項68記載の方法。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項68記載の方法。
- 前記コーティングを塗布する工程が、
前記樹脂を樹脂層状態で前記ゴルフボール本体の前記外部表面に塗布する工程;および
複数の表面粗面化粒子を該樹脂層状態の該樹脂に接着させかつ/または該樹脂中に埋め込む工程
を更に含む、請求項68記載の方法。 - 前記樹脂層の上にステンシルを適用する工程を更に含み、前記複数の表面粗面化粒子を該樹脂層に接着させかつ/または該樹脂層中に埋め込む工程中に該ステンシルが前記所定の領域を露出させたままとするように、該所定の領域を除く前記外部表面を該ステンシルが覆う、請求項72記載の方法。
- 前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、請求項73記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;
外部表面を有するゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含み、該外部表面が所定の領域と残りの領域とを有し、該所定の領域が、該外部表面全体の表面領域よりも小さく、かつ該所定の領域が該ゴルフボールの該外部表面上で非対称パターンの形態を成す、工程;
該所定の領域が該残りの領域よりも少なくとも1.2倍大きいミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを含むように、該外部表面を粗面化する工程であって、該ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含む、工程
を含む、方法。 - 前記外部表面を粗面化する工程が、該外部表面を研磨材で研磨することによって行なわれる、請求項75記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項76記載の方法。
- 前記研磨が、前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項76記載の方法。
- 前記外部表面にステンシルを適用する工程を更に含み、該ステンシルが、前記粗面化する工程中に、前記所定の領域を露出させたままにしかつ覆われた領域を保護するように、該所定の領域を除く前記ゴルフボールの該外部表面を該ステンシルが覆う、請求項76記載の方法。
- 前記ステンシルが、前記ゴルフボールの両側の2つのポールのうちの少なくとも一方にわたる領域、該ゴルフボールのシームの少なくとも一部にわたる領域、該ゴルフボールのディンプル間のランドの少なくとも一部にわたる領域、および、該ディンプルのうちの1つまたは複数の少なくとも一部にわたる領域、のうちの少なくとも1つを露出させたままにする、請求項79記載の方法。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示すキャリー飛距離の最大値の少なくとも99.5%であるキャリー飛距離を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー飛距離の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が、ヒュームドシリカ、非晶性シリカ、コロイド状シリカ、アルミナ、コロイド状アルミナ、酸化チタン、酸化セシウム、酸化イットリウム、コロイド状イットリア、ジルコニア、コロイド状ジルコニア、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ビニルエステル、エポキシ材料、フェノール類、アミノプラスト、ポリウレタン、および、シリカまたは炭酸塩でコーティングされた炭化ケイ素または窒化アルミニウムの複合粒子からなる群より選択される、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが8〜50ミクロンの平均厚さを有する、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記ゴルフボールのゴルフボール本体の外側表面に塗布されている樹脂層と、該樹脂層の外側表面中に埋め込まれている前記複数の表面粗面化粒子とを含む、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面の前記所定の領域が前記第1のミクロ表面粗さを有し、かつ該外部表面の該所定の領域が該外部表面全体の表面領域よりも小さい、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記所定の領域が、前記外部表面の少なくとも7.5%にわたる領域を構成する、請求項88記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項81記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の7.5%が、該ボールの表面のあちこちに分散している少なくとも36個の異なるディンプルを取り囲む表面領域を含む、請求項81記載のゴルフボール。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂と複数の表面粗面化粒子とを含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す全キャリー&ロール飛距離の最大値の少なくとも99.5%である全キャリー&ロール飛距離を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー&ロール飛距離が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項92記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項92記載のゴルフボール。
- 前記コーティングが、前記樹脂中に含有されている前記表面粗面化粒子を含む、請求項92記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項92記載のゴルフボール。
- コアと、
該コアを包むカバーと、
該カバーを包むコーティングであって、樹脂および複数の表面粗面化粒子を含む、コーティングと
を備えるゴルフボールであって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該複数の表面粗面化粒子が、該構成仕様の第1の組を有するが該表面粗面化粒子を含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを該ゴルフボールの外部表面が有するような十分な量で、該コーティング中に存在し、
該複数の表面粗面化粒子が、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す最高頂点の少なくとも96%である頂点を該ゴルフボールが示すような十分な量で、該コーティング中に存在し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ頂点の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
ゴルフボール。 - 前記表面粗面化粒子が400nm〜160ミクロンの平均粒径を有する、請求項97記載のゴルフボール。
- 前記表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項97記載のゴルフボール。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項97記載のゴルフボール。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す抗力係数に対する揚力係数の全平均の最大値の少なくとも99.3%である、抗力係数に対する揚力係数の全平均を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数および抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項101記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項102記載の方法。
- 前記コーティングを塗布する工程が、前記表面粗面化粒子が前記樹脂内に混合されたコーティングを塗布する工程を更に含む、請求項102記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項101記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項105記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項106記載の方法。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項101記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す初期打ち上げ点からのある位置における揚力係数の最大値の少なくとも95%である、初期打ち上げ点からの該位置における揚力係数を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ揚力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて、初期打ち上げ点からの該位置で測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項109記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項110記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項109記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項112記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項113記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(a)該第1の比較ボール;
(b)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(c)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(d)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す頂点後平均抗力係数の最大値の少なくとも95%である頂点後平均抗力係数を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ抗力係数の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、258ft/秒の初期打ち上げ速度、9.7°の初期打ち上げ角度、および、46回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項115記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項116記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項115記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項118記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項119記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示すキャリー飛距離の最大値の少なくとも99.5%であるキャリー飛距離を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー飛距離の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項121記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項122記載の方法。
- 前記コーティングを塗布する工程が、前記表面粗面化粒子が前記樹脂内に混合されたコーティングを塗布することを更に含む、請求項122記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項121記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項125記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項126記載の方法。
- 前記第1のミクロ表面粗さが、前記ボールの表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる領域の平均ミクロ表面粗さを構成し、該表面領域全体の少なくとも7.5%にわたる該領域が、該ボールの表面上の少なくとも36箇所の別個の位置にわたって分散している、請求項121記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す全キャリー&ロール飛距離の最大値の少なくとも99.5%である全キャリー&ロール飛距離を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつキャリー&ロール飛距離が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをシーム方向に打ち上げて測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項129記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項130記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項129記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項132記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項133記載の方法。
- コアと該コアを包むカバーとを有するゴルフボール本体を用意する工程;および
ゴルフボールを形成するために、該カバーを包むコーティングを塗布する工程であって、該コーティングが樹脂を含む、工程
を含む方法であって、
該ゴルフボールが構成仕様の第1の組を有し、
該コーティングが、該構成仕様の第1の組を有するが増大したミクロ表面粗さを含まない第1の比較ボールの外部表面のミクロ表面粗さよりも少なくとも1.2倍大きい第1のミクロ表面粗さを示す外部表面を有し、
該ゴルフボールが、
(e)該第1の比較ボール;
(f)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約2.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第2の比較ボール;
(g)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約3.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第3の比較ボール;および
(h)該構成仕様の第1の組を有しかつ該第1の比較ボールの該ミクロ表面粗さよりも約4.0倍大きいミクロ表面粗さを有する第4の比較ボール
が示す最高頂点の少なくとも96%である頂点を示し、
ここで、ミクロ表面粗さが理想表面からの0.25mm以下のずれを含み、かつ頂点の測定値が、標準的なUSGAのインドアテストレンジ検査プロトコルを使用して、242ft/秒の初期打ち上げ速度、11.3°の初期打ち上げ角度、および、44.7回転/秒の初期打ち上げスピンでボールをポール方向に打ち上げて測定される、
方法。 - 前記コーティングが、400nm〜160ミクロンの平均サイズを有する複数の表面粗面化粒子を含み、かつ該表面粗面化粒子が、前記ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該ゴルフボールの前記外部表面に隣接して存在する、請求項135記載の方法。
- 前記複数の表面粗面化粒子が前記コーティングの総重量の1〜30重量%を構成する、請求項136記載の方法。
- 前記ゴルフボールの前記外部表面が、該ゴルフボールが前記第1のミクロ表面粗さを示すような十分な量で該外部表面にずれを与えるように研磨材を用いて該外部表面を研磨することによって、粗面化に供される、請求項135記載の方法。
- 前記研磨材が、研磨粒子の緩凝集体、固定砥粒、研磨布紙、軽石、鋭利な表面、および、切り込み線が入った表面のうちの少なくとも1つである、請求項138記載の方法。
- 前記研磨が、前記ゴルフボールの前記外部表面を研磨材に擦りつけること、該ゴルフボールの該外部表面を研磨材に対して転動させること、および、該外部表面に研磨材を吹き付けることのうちの少なくとも1つによって行なわれる、請求項139記載の方法。
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