JP2004146044A - テープレコーダのテープローディング装置 - Google Patents

テープレコーダのテープローディング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004146044A
JP2004146044A JP2003355137A JP2003355137A JP2004146044A JP 2004146044 A JP2004146044 A JP 2004146044A JP 2003355137 A JP2003355137 A JP 2003355137A JP 2003355137 A JP2003355137 A JP 2003355137A JP 2004146044 A JP2004146044 A JP 2004146044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
guide rail
chassis
loading
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2003355137A
Other languages
English (en)
Inventor
Jeong-Hyeob Oh
呉 政 協
Kyoseki Sai
崔 亨 碩
▲ちょう▼ 暎 昊
Eiko Cho
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR10-2002-0065236A external-priority patent/KR100485784B1/ko
Priority claimed from KR10-2002-0088237A external-priority patent/KR100513780B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2004146044A publication Critical patent/JP2004146044A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6656Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

【課題】 磁気テープのローディング/アンローディング時、またはローディング/アンローディングの完了時にポールベース組立体が流動することなく安定的にガイドされることができるテープレコーダの磁気テープローディング装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明に係るテープレコーダの磁気テープローディング装置は、磁気テープのローディング時にテープカセットから磁気テープを引出するようデッキシャーシ上で移動されるポールベース組立体と、磁気テープのローディング/アンローディング時にポールベース組立体の移動をガイドするようにデッキシャーシ上に設けられるガイドレールと、磁気テープのローディング/アンローディング途中及び磁気テープのローディング完了時にポールベース組立体が流動されるのを防止する流動防止ユニットとを含む。
【選択図】   図6

Description

 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)、カムコーダのようなデッキに内蔵された所定の軌道に従って走行される磁気テープにデータを記録/再生するテープレコーダに関し、特に、磁気テープのローディング時にテープカセットから磁気テープを引出してヘッドドラムに密着させるテープローディング装置に関する。
 図1は、テープレコーダに採用されるデッキのうち、主にカムコーダに採用されるムービングデッキ100を一例に挙げて示したものである。同図を参照すると、従来のテープレコーダのムービングデッキ100は、メインシャーシ110と、サブシャーシ120と、テープローディング装置とを含む。
 メインシャーシ110は、ムービングデッキ100の底面に形成されており、ヘッドドラム130、ローディングモータ150、キャプスタンモータ140などのような各種の部品が装着される。
 サブシャーシ120は、メインシャーシ110上に摺動自在に設けられ、磁気テープのローディング/アンローディング時にメインシャーシ110上で往復移動する。
 テープのローディング装置は、磁気テープのローディング時にムービングデッキ100の内部に挿入されたテープカセット(図示せず)から磁気テープ(図示せず)を引出してヘッドドラム130に密着させ、その磁気テープが走行する時ヘッドドラム130に密着された状態で走行され得るように磁気テープをガイドする装置である。かかるテープローディング装置は、ポールベース組立体160と固定及び移動ガイドレール181、185を含む。
 ポールベース組立体160は、磁気テープのローディング/アンローディング時に移動できるようにムービングデッキ100に設けられ、磁気テープの走行時に磁気テープがヘッドドラム130に密着状に走行されるように磁気テープの走行をガイドする。通常、一対のポールベース組立体160はムービングデッキ100の内部に設けられ、それぞれの移動はローディングモータ150の駆動に連動されるリンク部材268(図3参照)によって加圧されてなされる。
 ガイドレール181、185は、ポールベース組立体160の移動をガイドするためのものであり、メインシャーシ110に設けられた一対の固定ガイドレール181と、サブシャーシ120に設けられた一対の移動ガイドレール185を含む。前述の固定及び移動ガイドレール181、185は、磁気テープのローディング時にサブシャーシ120の移動によって相互ドッキングされてポールベース組立体160の移動経路を形成させる。
 図1に示された従来のムービングデッキ100の場合、ヘッドドラム130をメインシャーシ110に固定させるためメインシャーシ110に別途に装着されるヘッドドラムベース170が固定ガイドレール181と一体に形成され、移動ガイドレール185がサブシャーシ120と一体に形成される。
 最近では、図2に示されたムービングデッキ200のように、テープレコーダの小型化及び軽量化のためヘッドドラムベース170(図1参照)の設置が省略されヘッドドラム130がメインシャーシ210に直接設けられる。固定ガイドレール281もメインシャーシ210の一部が折り曲げられて形成されている。この場合、メインシャーシ210より低い強度が求められるサブシャーシ220がメインシャーシ210より薄い板材からなるので、固定ガイドレール281が移動ガイドレール285より厚く形成される。これにより、図3のように、固定及び移動ガイドレール281、285の連結部位に段差(t)が形成され、磁気テープのローディング時にポールベース組立体260が前記段差(t)によって移動ガイドレール285から固定ガイドレール281に円滑に移動できない問題が発生する。
 尚、磁気テープのローディングが完了された状態でポールベース組立体260はデッキ200内部で走行する磁気テープの引張力によって流動される。かかるポールベース組立体260の流動を防止するためにポールベース組立体260は、磁気テープのローディングが完了された状態においてもリンク部材268によってA方向に加圧される。このように磁気テープのローディングが完了された状態でポールベース組立体260がリンク部材268により加圧されれば、図3のように、B方向にポールベース組立体260を回動させようとするモーメントが生じる。
 図1に示された従来のデッキ100は、前述したモーメント及び磁気テープの引張力によるポールベース組立体160(図1参照)の流動を防止するために、磁気テープのローディング完了時にヘッドドラムベース170(図1参照)に形成された別途の支持爪175(図1参照)がポールベース組立体160を接触支持する。しかし、図2に示された従来のデッキ200は、固定ガイドレール281がメインシャーシ210の一部が折り曲げられて形成されるので製造工程上の理由により、前述のような支持爪171(図1参照)の設置が省略される。これにより、図3のように、前述したモーメントと磁気テープの引張力によってポールベース組立体260が流動されることを抑え切れず磁気テープの走行を安定的にガイドできない問題点を抱えている。
 一方、リンク部材268とガイドレール281、285との間には流動ギャップ(G)が形成される。これは、ポールベース組立体260の移動時にリンク部材268とガイドレール281、285の接触を抑制しポールベース組立体260の移動が円滑になるよう働く。しかし、ポールベース組立体260がリンク部材268によりその一側が加圧されることによって移動されるため、ポールベース組立体260の移動時にポールベース組立体260の中心を基準にしてポールベース組立体260が回動されようとするモーメントが生じて、前記流動ギャップ(G)の分ポールベース組立体260が流動される問題点を抱えている。
 本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、磁気テープのローディング/アンローディングの完了時にポールベース組立体が流動することなく安定的にガイドされるよう構造が改善されたテープレコーダの磁気テープローディング装置を提供することにある。
 前述した目的を達成するために本発明に係るテープレコーダの磁気テープローディング装置は、磁気テープのローディング時にテープカセットから磁気テープを引出するようデッキシャーシ上で移動されるポールベース組立体と、前記磁気テープのローディング/アンローディング時に前記ポールベース組立体の移動をガイドするように前記デッキシャーシ上に設けられるガイドレールと、前記磁気テープのローディング/アンローディング途中及び前記磁気テープのローディング完了時に前記ポールベース組立体が流動されるのを防止する流動防止ユニットとを含むことを特徴とする。
 本発明の良好な実施例によれば、前記デッキシャーシは、メインシャーシと前記磁気テープのローディング/アンローディング時に前記メインシャーシ上で摺動するよう前記メインシャーシに設けられるサブシャーシを含み、前記ガイドレールは、前記メインシャーシとサブシャーシとのそれぞれに設けられ前記磁気テープのローディング時に前記サブシャーシの移動によって相互ドッキングされる固定ガイドレール及び移動ガイドレールを含む。
 ここで、前記固定ガイドレール及び移動ガイドレールは相異なる厚さで形成され、前記流動防止ユニットは前記固定ガイドレール及び移動ガイドレールのうち厚さの薄い何れかの一つに設けられ、前記固定ガイドレールと前記移動ガイドレールとの間の連結部位を平たくする厚さ補正手段を含むことが好ましい。
 前記厚さ補正手段は、前記固定及び移動ガイドレールのうち相対的に厚さの薄い何れか一つの一部が少なくとも1回折り曲げられ所定長さが突出されように形成される段差部を含むことが好ましい。
 そして、前記段差部は前記固定及び移動ガイドレールの厚さの差異と同一の突出長さを有し、前記固定ガイドレールは前記メインシャーシと一体に形成され、前記メインシャーシの厚さと同一の厚さを有することが好ましい。
 一方、前記固定ガイドレールは前記メインシャーシの一部が少なくとも1回折り曲げられて形成され、前記移動ガイドレールは前記サブシャーシと一体に形成されて前記サブシャーシの厚さと同一の厚さを有することが好ましい。
 尚、前記固定及び移動ガイドレールのそれぞれは前記メインシャーシ及びサブシャーシのそれぞれと一体に形成され、前記メインシャーシ及びサブシャーシそれぞれと同一な厚さで形成されることが好ましく、前記サブシャーシは前記メインシャーシより薄い厚さで形成されることが更に好ましい。
 本発明の好適な実施例によれば、前記ポールベース組立体は前記磁気テープのローディング/アンローディング時にその一側に連結されたリンク部材によって加圧されて移動され、前記流動防止ユニットは前記リンク部材が前記ガイドレールについて平行状態を維持した状態でポールベース組立体を移動させ得るよう前記リンク部材の移動を拘束するレベルリング手段を含む。
 尚、前記レベルリング手段は、前記磁気テープのローディング完了時に前記ポールベース組立体の先端と接触されるよう前記ガイドレールから突出形成された第1の突出部と、前記ガイドレールと前記リンク部材との間に配される第2の突出部とを含むことが好ましい。
 そして、前記第2の突出部は前記ガイドレールの底面から下方に突出されることが好ましく、前記第2の突出部は前記ガイドレールの表面にエンボシング状に形成されることが更に好ましい。
 本発明によれば、相異なる厚さを有する固定及び移動ガイドレールの連結部位に段差が形成されることを抑えることができ、磁気テープのローディングが完了された状態においてもポールベース組立体が流動されることを抑えることができる。
 これにより、磁気テープのローディング時にポールベース組立体の移動が安定的に行なわれると同時に、磁気テープのローディングが完了された後も磁気テープの走行が安定的に行われることができる。
 特に、メインシャーシ及びサブシャーシのそれぞれに固定及び移動ガイドレールが一体に形成された場合、サブシャーシの厚さをさらに薄くすることによってテープレコーダの軽量化が容易になる。さらに、メインシャーシをサブシャーシの厚さに対応し薄く形成させる必要がならないので、外部からの衝撃に対するテープレコーダの耐久性を一定の状態に維持させることができる。
 以下、本発明の良好な実施例を添付された図面を参照しながら詳細に説明する。因みに、本発明の実施例を説明する前に、図1ないし図3に図示及び説明された従来のテープレコーダの構成要素と同一な構成及び機能を有するテープレコーダの構成要素につき従来と同一な参照符号を付し、詳細な説明は除く。
 図4及び図5を参照すると、本発明の好適な実施例にかかるテープレコーダのムービングデッキ300のテープローディング装置は、メインシャーシ310と、サブシャーシ320と、ポールベース組立体360と、固定及び移動ガイドレール381、385と、流動防止ユニット391、392と、を含む。尚、流動防止ユニット391、392は、ポールベース組立体360が磁気テープのローディング/アンローディングまたは磁気テープのローディング完了時に流動されることを抑え、これについては後述する。
 メインシャーシ310は、ムービングデッキ300の底面を形成させ、ヘッドドラム130がその上面に設けられる。そして、固定ガイドレール381及びヘッドドラム安着部215が一体に形成される。尚、ヘッドドラム安着部215は、ヘッドドラム130の安着のためのものであり、メインシャーシ310の底面一部をその底面について所定の角度斜めになるよう折曲させることにより形成する。一方、固定ガイドレール381の構成及び機能は後述する。
 サブシャーシ320は、メインシャーシ310の上側に摺動自在に設けられ、磁気テープ(図示せず)のローディング/アンローディング時にメインシャーシ310上でヘッドドラム130に接近/離隔される方向に往復移動する。
 このように構成されたメインシャーシ310とサブシャーシ320は、テープレコーダの軽量化のために相異なる厚さで形成される。詳細に説明すると、ムービングデッキ300の内部構成品を保護するために所定サイズ以上の強度を確保しなければならないシャーシ310は、一定サイズ以上の厚さで形成され、メインシャーシ310上で移動されるサブシャーシ320はローディングモータ150の駆動負荷を軽減させテープレコーダの軽量化のために最大に薄く形成される。本実施例でのムービングデッキ300は、図6のように、メインシャーシ310の厚さ(a)は1mmに形成され、サブシャーシ320の厚さ(b)は0.6mmに形成されており、前述のような要求項目を満たしている。そして、メインシャーシ310は通常の鉄材質の板材で形成され、サブシャーシ320はアルミニウム材質の板材で形成されるのが好ましい。
 ポールベース組立体360は、磁気テープのローディング時に磁気テープをテープカセット(図示せず)から引出してヘッドドラム130の外周面をほぼ半回転程度ワインディングするようムービングデッキ300上で移動し、磁気テープのローディングが完了されれば磁気テープがヘッドドラム130に密着された状態で走行すべくローディング位置に固定される。このためにポールベース組立体360は、ヘッドドラム130の両側に対応されるよう対をなしてムービングデッキ300上に設けられる。それぞれはムービングデッキ300上に移動自在に設けられるベース部材361と、ベース部材361の上面に突出形成された少なくとも一つのポール部材363及び/またはローラ部材365を含む。そして、ベース部材361の下面に設けられるサブベース367(図6参照)を含む。サブベース367の先断面は、磁気テープのローディング完了時に後述する第1の突出部393と接触される。一方、説明してない符号368はローディングモータ150の駆動に連動してベース部材361を移動させるためのリンク部材である。リンク部材368は、ポールベース組立体360の円滑な移動を保障するため固定及び移動ガイドレール381、385それぞれの下面から所定の流動ギャップ(G)ほど離隔されることが好ましい。
 固定及び移動ガイドレール381、385は磁気テープのローディング/アンローディングに対応して移動されるポールベース組立体360をガイドする。このため、固定ガイドレール381と移動ガイドレール385は、磁気テープのローディング/アンローディングに対応してサブシャーシ320がメインシャーシ310上で移動される際、相互連結/分離が可能になるようメインシャーシ310とサブシャーシ320にそれぞれ一対ずつ設けられる。そして、固定及び移動ガイドレール381、385それぞれの中央部にはベース部材361に摺動自在に連結される第1及び第2のガイド溝381a、385bが形成される。
 尚、固定ガイドレール381はメインシャーシ310の一部を切開した後、その切開部位を上方に、少なくとも1回折り曲げることにより形成される。これによって、固定ガイドレール381はメインシャーシ310と同一の厚さで形成される。この場合、固定ガイドレール381の下面とメインシャーシ310の底面との間の間隔は、ヘッドドラム130側に移動するポールベース組立体360のポール部材363及び/またはローラ部材365により磁気テープがヘッドドラム130と密着され得るサイズであれば充分である。
 一方、移動ガイドレール385は、サブシャーシ320と一体に形成されてサブシャーシ320の厚さと同一の厚さで形成される。
 かかる構成によれば、固定ガイドレール381は移動ガイドレール385より更に厚く形成される。よって、磁気テープのローディング時にポールベース組立体360の移動経路を形成させるため固定及び移動ガイドレール381、385が連結される場合、その連結部位に固定及び移動ガイドレール381、385の厚さの差異分の段差(t)(図3参照)が形成される。本実施例の場合、メインシャーシ310の厚さ(a)が1mm、サブシャーシ320の厚さ(b)が0.6mmで形成されるので、前述したような固定及び移動ガイドレール381、385の連結部位に形成される段差(t)の厚さは0.4mmとなる。
 前述のように、固定及び移動ガイドレール381、385の連結部位に形成された段差(t)によりポールベース組立体360の移動経路が平たくならないことを補償するため、本発明に係るテープローディング装置の流動防止ユニットは所定の厚さ補正手段391を含む。本実施例では、前記厚さ補正手段として固定及び移動ガイドレール381、385のうち、相対的に厚さの薄い移動ガイドレール385から下方に突出形成される段差部391を含む。
 段差部391は、移動ガイドレール385のガイド側面、即ち、第2のガイド溝385aの内側縁部を下方に、少なくとも1回折曲させることにより形成される。この場合、段差部391の低面と移動ガイドレール385の底面との間の間隔(c)は、固定及び移動ガイドレール381、385間の厚さの差異と同一でなければならない。本実施例の場合、図6のように、段差部391の底面と移動ガイドレール385の底面との間の間隔(c)が0.4mmで形成される。そして、向い合う段差部391との間の間隔は第1のガイド溝381aの幅(w)と同一でなければならない。前述のような規格で段差部391を形成させるための部分を確保するため第2のガイド溝385aは初期に第1のガイド溝381aの幅(w)(図7参照)より狭く形成すべきである。
 前述のような段差部391によりポールベース組立体360が磁気テープのローディング時に相異なる厚さで形成される固定及び移動ガイドレール381、385の連結部上でその移動が円滑になる。以上では、段差部391が移動ガイドレール385の下面から突出されるように形成された場合のみ限って説明した。しかし、図示されてないが、メインシャーシ310の底面から移動ガイドレール385の下面までの高さがメインシャーシ310の底面から固定ガイドレール381の下面までの高さと同一である場合、段差部391が移動ガイドレール385の上方に向いて突出されるよう形成されるべきである。さらに、図示されてないが、移動ガイドレール385が固定ガイドレール381の厚さより厚く形成されれば、固定ガイドレール381に段差部を形成させる得ることは勿論のことである。
 尚、本発明に係るテープローディング装置の流動防止ユニットは、磁気テープのローディングが完了された状態でリンク部材368及び磁気テープにより流動されることを防止するレベルリング手段392を更に含む。本実施例においては、レベルリング手段392として第1及び第2の突出部393、395を含む。
 第1の突出部393は、磁気テープのローディング完了時に前もって説明した従来の支持爪175(図1参照)の代りにポールベース組立体360と接触される。本実施例にての第1の突出部393は、サブベース367の先端と接触されるよう固定ガイドレール381の下方に突出されるべく形成される。そして、第1の突出部393は、固定ガイドレール381と一体に形成されることが好ましい。このため、第1の突出部393はメインシャーシ310のプレシング加工時に固定ガイドレール381と同時にエンボシング状に形成されるなど、多様な方法で形成され得る。
 第2の突出部395は、磁気テープのローディング/アンローディング途中、またはローディング完了時にリンク部材368と固定ガイドレール381の流動ギャップ(G)を維持させてポールベース組立体360がB(図3参照)方向に流動することを抑える。特に、磁気テープのローディングが完了された状態では、ポールベース組立体360がローディング位置から上方に流動することを抑えるためである。このために、第2の突出部395は、リンク部材368の上面またはガイドレール381、385の下面に突出形成されるのが好ましい。この際、第2の突出部395の高さは前記流動ギャップ(G)と同一の高さで形成されるのが好ましい。本実施例では、第2の突出部395は、固定ガイドレール381の下面に下方に向いて、言わばエンボシング状で形成される。これによれば、メインシャーシ310のプレシング加工時に固定ガイドレール381と同時に形成され得る。その他にも多様な方法を用いて第2の突出部395の形成が可能であることは勿論、第2の突出部395の形状も多様に変形させ得る。
 前述の通り第2の突出部395は、本実施例に限らない。つまり、ポールベース組立体360の移動時にリンク部材368とガイドレール381、385との間の接触を抑えるようリンク部材368とガイドレール381、385との間に所定の流動ギャップ(G)が形成されるべきである場合においてもその適用が可能である。これによれば、ポールベース組立体360の移動中にリンク部材368とガイドレール381、385との間の流動ギャップ(G)を一定維持させポールベース組立体360の流動を防止するという本発明の機能を行なうことが可能になる。
 一方、前述のような本発明は、単にカムコーダに適用された一例を挙げて詳細に説明したが、ビデオテープレコーダ(VTR)、デジタルオーディオテープ(DAT)のようにムービングデッキメカニズムを有するテープレコーダに適用され得る。
 以上、本発明によれば、相異なる厚さを有する固定及び移動ガイドレール381、385の連結部位に段差(t)(図3参照)が形成されることを抑えることができ、磁気テープのローディングが完了された状態においてもポールベース組立体360が流動されることを抑えることができる。
 これにより、磁気テープのローディング時にポールベース組立体360の移動が安定的に行なわれると同時に、磁気テープのローディングが完了された後も磁気テープの走行が安定的に行われることができる。
 特に、メインシャーシ310及びサブシャーシ320のそれぞれに固定及び移動ガイドレール381、385が一体に形成された場合、サブシャーシ320の厚さをさらに薄くすることによってテープレコーダの軽量化が容易になる。さらに、メインシャーシ310をサブシャーシ320の厚さに対応し薄く形成させる必要がならないので、外部からの衝撃に対するテープレコーダの耐久性を一定の状態に維持させることができる。
 以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的思想に属するものと了解される。
従来のテープレコーダのムービングデッキの内部を示した分離斜視図である。 従来のテープレコーダの他のムービングデッキの内部を示した分離斜視図である。 図2のIII-III断面線に沿って固定及び移動ガイドレールが連結された状態を示した断面図である。 本発明の良好な実施例に係るテープレコーダのムービングデッキの内部を概略的に示した斜視図である。 本発明の良好な実施例に係るポールベース組立体がローディング位置にある状態のムービングデッキの内部を更に詳細に示した斜視図である。 図5のVI-VI断面線に沿って磁気テープのローディングが完了された状態を示した断面図である。 図5の固定ガイドレールの外観を示した斜視図である。
符号の説明
300 ムービングデッキ
310 メインシャーシ
320 サブシャーシ
360 ポールベース組立体
361 ベース部材
363 ポール部材
365 ローラ部材
367 サブベース
368 リンク部材
381 固定ガイドレール
385 移動ガイドレール
391 段差部
393 第1の突出部
395 第2の突出部

Claims (19)

  1.  磁気テープのローディング時にテープカセットから磁気テープを引出するようデッキシャーシ上で移動されるポールベース組立体と、
     前記磁気テープのローディング/アンローディング時に前記ポールベース組立体の移動をガイドするよう前記デッキシャーシ上に設けられるガイドレールと、
     前記磁気テープのローディング/アンローディング途中及び前記磁気テープのローディング完了時に前記ポールベース組立体が流動されるのを防止する流動防止ユニットとを含むことを特徴とするテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  2.  前記デッキシャーシは、メインシャーシと、前記磁気テープのローディング/アンローディング時に前記メインシャーシ上で摺動するよう前記メインシャーシに設けられるサブシャーシとを含み、
     前記ガイドレールは、前記メインシャーシとサブシャーシとのそれぞれに設けられ前記磁気テープのローディング時に前記サブシャーシの移動によって相互ドッキングされる固定ガイドレールと移動ガイドレールとを含むことを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  3.  前記固定ガイドレール及び移動ガイドレールは、相異なる厚さで形成され、
     前記流動防止ユニットは、前記固定ガイドレール及び移動ガイドレールのうち厚さの薄い何れかの一つに設けられ、前記固定ガイドレールと前記移動ガイドレールとの間の連結部位を平たくする厚さ補正手段を含むことを特徴とする請求項2に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  4.  前記厚さ補正手段は、
     前記固定及び移動ガイドレールのうち相対的に厚さの薄い何れかの一つの一部が、少なくとも1回折り曲げられ所定長さが突出されように形成される段差部を含むことを特徴とする請求項3に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  5.  前記段差部は、前記固定及び移動ガイドレールの厚さの差異と同一な突出長さを有することを特徴とする請求項4に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  6.  前記固定ガイドレールは前記メインシャーシと一体に形成され、前記メインシャーシの厚さと同一の厚さを有することを特徴とする請求項4に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  7.  前記固定ガイドレールは、前記メインシャーシの一部が少なくとも1回折り曲げられて形成されることを特徴とする請求項6に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  8.  前記移動ガイドレールは前記サブシャーシと一体に形成され、前記サブシャーシの厚さと同一の厚さを有することを特徴とする請求項4に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  9.  前記固定及び移動ガイドレールのそれぞれは、前記メインシャーシ及びサブシャーシのそれぞれと一体に形成され、前記メインシャーシ及びサブシャーシそれぞれと同一の厚さで形成されることを特徴とする請求項4に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  10.  前記サブシャーシは、前記メインシャーシより薄い厚さで形成されることを特徴とする請求項9に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  11.  前記ポールベース組立体は、前記磁気テープのローディング/アンローディング時にその一側に連結されたリンク部材によって加圧されて移動されることを特徴とする請求項1に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  12.  前記流動防止ユニットは、前記ポールベース組立体の移動時に前記リンク部材が前記ガイドレールの底面に対して平行状態が維持されよう前記リンク部材を拘束するレベルリング手段を含むことを特徴とする請求項11に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  13.  前記レベルリング手段は、前記磁気テープのローディング完了時に前記ポールベース組立体の先端と接触されるように前記ガイドレールから突出形成された第1の突出部を含むことを特徴とする請求項12に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  14.  前記レベルリング手段は、前記ガイドレールと前記リンク部材との間に配される第2の突出部を含むことを特徴とする請求項12に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  15.  前記第2の突出部は、前記ガイドレールの底面から下方に突出されることを特徴とする請求項14に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  16.  前記第2の突出部は、前記ガイドレールの表面にエンボシング状に形成されることを特徴とする請求項15に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  17.  前記デッキシャーシは、メインシャーシと、前記磁気テープのローディング/アンローディング時に前記メインシャーシ上で摺動するよう前記メインシャーシに設けられるサブシャーシとを含み、
     前記ガイドレールは、前記メインシャーシとサブシャーシのそれぞれに設けられ、前記磁気テープのローディング時に前記サブシャーシの移動によって相互ドッキングされる固定ガイドレールと移動ガイドレールとを含むことを特徴とする請求項15に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  18.  前記第2の突出部は、前記磁気テープの完了時に前記リンク部材の上面と向い合う前記固定ガイドレール及び移動ガイドレールのうち何れかの一つの下面から突出形成されることを特徴とする請求項17に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
  19.  前記固定ガイドレールは、前記メインシャーシの一部が折り曲げられて形成されることを特徴とする請求項18に記載のテープレコーダの磁気テープローディング装置。
JP2003355137A 2002-10-24 2003-10-15 テープレコーダのテープローディング装置 Ceased JP2004146044A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2002-0065236A KR100485784B1 (ko) 2002-10-24 2002-10-24 테이프 레코더의 자기테이프 인출장치
KR10-2002-0088237A KR100513780B1 (ko) 2002-12-31 2002-12-31 테이프 레코더의 테이프 로딩장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004146044A true JP2004146044A (ja) 2004-05-20

Family

ID=32072573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003355137A Ceased JP2004146044A (ja) 2002-10-24 2003-10-15 テープレコーダのテープローディング装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7032852B2 (ja)
EP (1) EP1414032A3 (ja)
JP (1) JP2004146044A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310941A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
KR20050120166A (ko) * 2004-06-18 2005-12-22 삼성전자주식회사 데크플레이트 및 그것을 갖는 자기기록재생장치

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4491885A (en) * 1981-02-06 1985-01-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording/playback device
US4476504A (en) * 1981-05-04 1984-10-09 Georges Michael P Data cartridge tape drive assembly
US4556922A (en) * 1981-09-08 1985-12-03 U.S. Philips Corporation VCR With improved tape threading and guiding
JPS59218661A (ja) * 1983-05-27 1984-12-08 Canon Inc テ−プ引き出し手段の位置決め装置
JP2545358B2 (ja) * 1986-01-18 1996-10-16 株式会社日立製作所 回転ヘツド型磁気記録再生装置
US4985789A (en) * 1987-10-02 1991-01-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Signal recording-reproducing apparatus for use with cassette
JP2730237B2 (ja) * 1989-12-26 1998-03-25 ソニー株式会社 テープローディング装置
JPH04313843A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Sony Corp テープガイド装置
JP3108704B2 (ja) * 1993-08-05 2000-11-13 三菱電機株式会社 テープローディング機構
JP3148876B2 (ja) * 1993-09-17 2001-03-26 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置
JP3524215B2 (ja) * 1995-06-13 2004-05-10 キヤノン株式会社 記録又は再生装置
KR0176580B1 (ko) * 1996-03-29 1999-04-15 김광호 테이프 레코더의 폴베이스 이송장치
JPH09297950A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Toshiba Corp 移動子案内装置
US6449118B1 (en) * 1998-12-08 2002-09-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic recording/reproducing apparatus
JP2002100087A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Toshiba Video Products Japan Co Ltd テープローディング装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1414032A3 (en) 2006-12-13
US7032852B2 (en) 2006-04-25
EP1414032A2 (en) 2004-04-28
US20040079823A1 (en) 2004-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004146044A (ja) テープレコーダのテープローディング装置
KR100513780B1 (ko) 테이프 레코더의 테이프 로딩장치
JPH04129054A (ja) テープ走行装置
JP2003242617A (ja) 回転ドラム装置及び磁気テープドライブ装置
US7079351B2 (en) Magnetic tape guiding device for use with a tape transport system of a tape recorder and method for using the same
EP1607958A2 (en) A tape deck
JPH1186390A (ja) 記録又は再生装置のテープ引出機構
CN100373490C (zh) 用于磁带记录机的磁带装载装置
KR100436373B1 (ko) 자기 기록/재생장치의 가이드레일 정렬장치
KR100421986B1 (ko) 자기 기록/재생 장치의 테이프 텐션조절장치
US6536695B2 (en) Magnetic tape apparatus
KR20060039972A (ko) 카세트 하우징 조립체 및 이를 구비하는 자기 기록재생장치
JPS61236057A (ja) Vtrのテ−プガイド装置
JP3099768U (ja) 磁気テープ装置
KR100436370B1 (ko) 자기 기록/재생장치
JP3037104B2 (ja) 先導ガイドブロック位置決め機構
JPS587509Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダ
US20050180050A1 (en) Tape guide device for magnetic recording and reproducing apparatus
JP2587566B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR200304411Y1 (ko) 테이프 레코더용 헤드드럼의 자기테이프 이탈방지장치
JP2000163834A (ja) 磁気記録再生装置
KR200301115Y1 (ko) 자기 기록/재생장치의 핀치롤러
JPS6327350Y2 (ja)
JP3042126B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0676525A (ja) 磁気テープカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070214

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070814

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070907

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20100427