JP2587566B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP2587566B2 JP2587566B2 JP4145513A JP14551392A JP2587566B2 JP 2587566 B2 JP2587566 B2 JP 2587566B2 JP 4145513 A JP4145513 A JP 4145513A JP 14551392 A JP14551392 A JP 14551392A JP 2587566 B2 JP2587566 B2 JP 2587566B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転磁気ヘッドによっ
て磁気テープに情報信号を記録再生する磁気記録再生装
置に係り、特に、回転シリンダに磁気テープを巻装する
テープガイドの固定支持機構に関する。 【0002】 【従来の技術】磁気記録再生装置のテープ走行路は、特
に再生画質及び互換性に大きな影響を与えるものであっ
て、その理論値からのずれ及び安定性はミクロン単位の
精度が要求される。特に、最近の長時間化の傾向の中に
あっては、従来以上の精度が必要となる。 【0003】以下、従来の磁気記録再生装置の一例を説
明する。図3はこの従来例のシャーシ構成を示す斜視図
である。 【0004】同図において、シャーシ構成は全体として
2つの部分、即ち、メインシャーシ1及びサブシャーシ
7からなっている。メインシャーシ1上には、サプライ
リール2,テイクアップリール3,キャプスタン4,フ
ライホイール5及びピンチローラ6が植立されている。
一方、サブシャーシ7上には、入側テープガイド8,出
側テープガイド9(テープガイドは、また、ガイドベー
スとも呼ばれる),入側固定ピン10,消去ヘッド1
1,入側インピーダンスローラ12,入側キャッチャ1
3,出側キャッチャ14,出側インピーダンスローラ1
5,A/Cヘッド16,出側固定ピン17が植立されて
いる。 【0005】入側テープガイド8及び出側テープガイド
9はローラ部材等を搭載しており、入口側溝24及び出
口側溝25に沿ってカセット(図示せず)から磁気テー
プ(図示せず)を引き出しながら移動し、回転シリンダ
(図示せず)に所定の角度だけ磁気テープを巻付け得る
ように、入側キヤッチャ13及び出側キヤッチャ14
と、サブシャーシ7の上面とによりそれぞれ固定され
る。固定されたテープガイドの状態を図4に示す。ま
た、入側キヤッチャ13及び出側キヤッチャ14の近傍
には、上記回転シリンダを取付ける傾斜面として、シリ
ンダ取付面18が設けられる。メインシャーシ1とサブ
シャーシ7との結合は、図中2点鎖線で示すように、3
箇所以上の位置でネジ等によって締結される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述の様なシャーシ構
成においては、下記のような不都合点があった。 キヤッチャの構造上の不都合点 入側テープガイド8の固定状態は、入側キヤッチャ13
とサブシャーシ7の上面により決定される。即ち、入側
テープガイド8の位置は、テープガイド8の前部に突出
した部分が、これに対応したキヤッチャ13の凹部に当
接することにより定まり、テープガイド8のローディン
グ時の進入方向に対する左右方向の姿勢(図4におい
て、図面に垂直な面内の傾き)は、キヤッチャ13の上
下端の溝にテープガイド8の上下端の軸部が進入するこ
とにより定まり、また、進入方向に対する前後方向の姿
勢(図4において、図面の面内の傾き)は、キヤッチャ
13の凹部の上方の面とテープガイド8の先端部の上面
の当接及びサブシャーシ7の上面とテープガイド8の後
端の下面の当接によって定まる。 【0007】従って、入側テープガイド8の姿勢、特
に、進入方向に対して前後方向の姿勢は、2つの部品、
即ち入側キヤッチャ13とサブシャーシ7によって定ま
ることになる。この結果、互いの部品精度、組立精度に
より、入側テープガイド8の姿勢がずれることになり、
磁気テープの走行性能を劣化させる。 【0008】特に、上記した進入方向に対して前後方向
のテープガイドの姿勢(即ち、あおり角)は、磁気テー
プの幅方向のテンション分布に大きな影響を与えるの
で、もし強いテンション分布があると、テープ端の変形
による磁気テープの走行高さのずれ、正逆方向走行での
テープ走行高さの違い、テープ・ヘッドコンタクトの劣
化等が生じ、安定なテープ走行が阻害される。 【0009】近年の高密度記録による狭トラック化や磁
気テープの薄手化等により、磁気テープの不安定な走行
は、再生画質や磁気テープの損傷等、信頼性の低下を招
きやすい。 【0010】 シャーシの構成上の不都合点 メインシャーシとサブシャーシが別体であるために、各
シャーシ上に植立する部品の基準面が異なることにな
り、磁気テープの走行を案内する各部品間の相対的な精
度を確保することが困難である。 【0011】また、各シャーシをねじ等によって締結す
る際に、取付面精度の誤差や締結力による取付面の変形
によってさらに相対的な精度が劣化し、磁気テープの走
行安定性を阻害する。 【0012】さらに、シャーシが2重構造となるので、
装置の薄形・軽量化にとって不利となる。 【0013】本発明の目的は、上記した従来技術の不都
合を解消し、高精度で安定なテープ走行を可能とする磁
気記録再生装置を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気テープを回転シリンダに巻装するテ
ープガイドと当接する固定手段に、移動されてきた該テ
ープガイドの前方斜面面と密着する第1の面と該テープ
ガイドの前方下面における該固定手段への進入方向に対
して左右の部分を支持する第2の面とからなり、該テー
プガイドの移動を停止させる当接面と、停止した該テー
プガイドの後方下面を支え、該当接面とともに該テープ
ガイドの傾きを決定する支持面とを設ける。 【0015】 【作用】テープガイドは、その前方下面が固定手段の当
接面をなす第2の面で、その後方下面が固定手段の支持
面で夫々支持されることにより、その下面が少なくとも
3点で支持されたことと等価になり、また、テープガイ
ドの前方傾斜面が固定手段の当接面をなす第1の面と密
着するから、テープガイドの位置決め、姿勢決めが固定
手段のみによって可能となる。 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を
示す斜視図である。 【0017】同図において、19は一枚化したメカシャ
ーシであり、このメカシャーシ19上に全ての走行系部
品が構成される。2,3は夫々サプライリール,テイク
アップリール、4,5及び6はキャプスタン、フライホ
イール及びピンチローラを示す。INテープガイド20
及びOUTテープガイド21はローラ部材等を搭載して
おり、カセットより磁気テープを引き出しながら案内溝
A26及びB27に沿って摺動移動し、INキヤッチャ
22及びOUTキヤッチャ23により固定される。18
は、シリンダ取付面であり、回転シリンダ(図示せず)
を所定の角度に傾けて取付ける。テープガイド20及び
21がキヤッチャ22及び23に固定されることによ
り、サプライリールを出た磁気テープは、入側固定ピン
10、消去ヘツド11、入側インピーダンスローラ12
を経て、INテープガイド20、回転シリンダ(図示せ
ず)、OUTテープガイド21に巻装され、さらに、出
側インピーダンスローラ15、A/Cヘッド16、出側
固定ピン17を経た後、キャプスタン4及びピンチロー
ラ6により駆動され、テイクアップリール3に至る。 【0018】図2により、テープガイドの位置決め、姿
勢決めについて詳述する。テープガイド20の先端部に
設けられたくさび状をなす突出部と、この突出部に対応
してキヤッチャ22に設けられた傾斜面22aと底面2
2bからなるくさび状の当接面により、テープガイド2
0の進入方向の位置決めが行われる。左右方向の位置決
めは、テープガイド20の下面に突出した軸部とキヤッ
チャ22のU溝22cによってなされる。テープガイド
20の下面側に突出した軸部が引張られることによりテ
ープガイド20が進入方向に沿って圧着されると、前記
の当接面のくさび効果により、テープガイド20の先端
部は下方に付勢される。さらに、テープガイド20が上
記した様に付勢されることにより、テープガイド20の
後方下端はキヤッチャ20の支持面22dに押圧される
ことになる。従って、支持面22dにより、テープガイ
ド20の進入方向に対して前後方向の姿勢(即ち、図2
において、図面の面内でのテープガイド20の傾き)が
決められる。さらに、キヤッチャ22の底面22bは、
図1から明らかなように、平坦な面であり、この平坦な
底面22bでテープガイド20の前方下面を支える。こ
のため、テープガイド20の下面前方部分が、キヤッチ
ャ22の底面22bにより、少なくとも幅方向の2点で
支持されることと等価なものであり、また、その下面後
方部分がキヤッチャ22の支持面22dで支持されるか
ら、テープガイド20の下面は一直線上にない少なくと
も3点で支持されることと等価となり、従って、テープ
ガイド20の進入方向に対して上下,左右方向の姿勢も
決められる。 【0019】以上のようにして、メカシャーシ19に対
するテープガイド20の位置及び角度精度を、キヤッチ
ャ22のみで決定することができる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メカシャーシに対するテープガイドの位置決め、姿勢決
めを、固定手段であるキヤッチャのみで、かつテープガ
イドとキヤッチャとの当接のみで設定することができ、
従って、テープ走行路を形成するテープガイド上のロー
ラ部材等の回転シリンダに対する位置、姿勢が高精度に
設定されることになり、磁気テープの安定な走行を確保
して良好な画質と高い信頼性を得ることができる。
て磁気テープに情報信号を記録再生する磁気記録再生装
置に係り、特に、回転シリンダに磁気テープを巻装する
テープガイドの固定支持機構に関する。 【0002】 【従来の技術】磁気記録再生装置のテープ走行路は、特
に再生画質及び互換性に大きな影響を与えるものであっ
て、その理論値からのずれ及び安定性はミクロン単位の
精度が要求される。特に、最近の長時間化の傾向の中に
あっては、従来以上の精度が必要となる。 【0003】以下、従来の磁気記録再生装置の一例を説
明する。図3はこの従来例のシャーシ構成を示す斜視図
である。 【0004】同図において、シャーシ構成は全体として
2つの部分、即ち、メインシャーシ1及びサブシャーシ
7からなっている。メインシャーシ1上には、サプライ
リール2,テイクアップリール3,キャプスタン4,フ
ライホイール5及びピンチローラ6が植立されている。
一方、サブシャーシ7上には、入側テープガイド8,出
側テープガイド9(テープガイドは、また、ガイドベー
スとも呼ばれる),入側固定ピン10,消去ヘッド1
1,入側インピーダンスローラ12,入側キャッチャ1
3,出側キャッチャ14,出側インピーダンスローラ1
5,A/Cヘッド16,出側固定ピン17が植立されて
いる。 【0005】入側テープガイド8及び出側テープガイド
9はローラ部材等を搭載しており、入口側溝24及び出
口側溝25に沿ってカセット(図示せず)から磁気テー
プ(図示せず)を引き出しながら移動し、回転シリンダ
(図示せず)に所定の角度だけ磁気テープを巻付け得る
ように、入側キヤッチャ13及び出側キヤッチャ14
と、サブシャーシ7の上面とによりそれぞれ固定され
る。固定されたテープガイドの状態を図4に示す。ま
た、入側キヤッチャ13及び出側キヤッチャ14の近傍
には、上記回転シリンダを取付ける傾斜面として、シリ
ンダ取付面18が設けられる。メインシャーシ1とサブ
シャーシ7との結合は、図中2点鎖線で示すように、3
箇所以上の位置でネジ等によって締結される。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述の様なシャーシ構
成においては、下記のような不都合点があった。 キヤッチャの構造上の不都合点 入側テープガイド8の固定状態は、入側キヤッチャ13
とサブシャーシ7の上面により決定される。即ち、入側
テープガイド8の位置は、テープガイド8の前部に突出
した部分が、これに対応したキヤッチャ13の凹部に当
接することにより定まり、テープガイド8のローディン
グ時の進入方向に対する左右方向の姿勢(図4におい
て、図面に垂直な面内の傾き)は、キヤッチャ13の上
下端の溝にテープガイド8の上下端の軸部が進入するこ
とにより定まり、また、進入方向に対する前後方向の姿
勢(図4において、図面の面内の傾き)は、キヤッチャ
13の凹部の上方の面とテープガイド8の先端部の上面
の当接及びサブシャーシ7の上面とテープガイド8の後
端の下面の当接によって定まる。 【0007】従って、入側テープガイド8の姿勢、特
に、進入方向に対して前後方向の姿勢は、2つの部品、
即ち入側キヤッチャ13とサブシャーシ7によって定ま
ることになる。この結果、互いの部品精度、組立精度に
より、入側テープガイド8の姿勢がずれることになり、
磁気テープの走行性能を劣化させる。 【0008】特に、上記した進入方向に対して前後方向
のテープガイドの姿勢(即ち、あおり角)は、磁気テー
プの幅方向のテンション分布に大きな影響を与えるの
で、もし強いテンション分布があると、テープ端の変形
による磁気テープの走行高さのずれ、正逆方向走行での
テープ走行高さの違い、テープ・ヘッドコンタクトの劣
化等が生じ、安定なテープ走行が阻害される。 【0009】近年の高密度記録による狭トラック化や磁
気テープの薄手化等により、磁気テープの不安定な走行
は、再生画質や磁気テープの損傷等、信頼性の低下を招
きやすい。 【0010】 シャーシの構成上の不都合点 メインシャーシとサブシャーシが別体であるために、各
シャーシ上に植立する部品の基準面が異なることにな
り、磁気テープの走行を案内する各部品間の相対的な精
度を確保することが困難である。 【0011】また、各シャーシをねじ等によって締結す
る際に、取付面精度の誤差や締結力による取付面の変形
によってさらに相対的な精度が劣化し、磁気テープの走
行安定性を阻害する。 【0012】さらに、シャーシが2重構造となるので、
装置の薄形・軽量化にとって不利となる。 【0013】本発明の目的は、上記した従来技術の不都
合を解消し、高精度で安定なテープ走行を可能とする磁
気記録再生装置を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気テープを回転シリンダに巻装するテ
ープガイドと当接する固定手段に、移動されてきた該テ
ープガイドの前方斜面面と密着する第1の面と該テープ
ガイドの前方下面における該固定手段への進入方向に対
して左右の部分を支持する第2の面とからなり、該テー
プガイドの移動を停止させる当接面と、停止した該テー
プガイドの後方下面を支え、該当接面とともに該テープ
ガイドの傾きを決定する支持面とを設ける。 【0015】 【作用】テープガイドは、その前方下面が固定手段の当
接面をなす第2の面で、その後方下面が固定手段の支持
面で夫々支持されることにより、その下面が少なくとも
3点で支持されたことと等価になり、また、テープガイ
ドの前方傾斜面が固定手段の当接面をなす第1の面と密
着するから、テープガイドの位置決め、姿勢決めが固定
手段のみによって可能となる。 【0016】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を
示す斜視図である。 【0017】同図において、19は一枚化したメカシャ
ーシであり、このメカシャーシ19上に全ての走行系部
品が構成される。2,3は夫々サプライリール,テイク
アップリール、4,5及び6はキャプスタン、フライホ
イール及びピンチローラを示す。INテープガイド20
及びOUTテープガイド21はローラ部材等を搭載して
おり、カセットより磁気テープを引き出しながら案内溝
A26及びB27に沿って摺動移動し、INキヤッチャ
22及びOUTキヤッチャ23により固定される。18
は、シリンダ取付面であり、回転シリンダ(図示せず)
を所定の角度に傾けて取付ける。テープガイド20及び
21がキヤッチャ22及び23に固定されることによ
り、サプライリールを出た磁気テープは、入側固定ピン
10、消去ヘツド11、入側インピーダンスローラ12
を経て、INテープガイド20、回転シリンダ(図示せ
ず)、OUTテープガイド21に巻装され、さらに、出
側インピーダンスローラ15、A/Cヘッド16、出側
固定ピン17を経た後、キャプスタン4及びピンチロー
ラ6により駆動され、テイクアップリール3に至る。 【0018】図2により、テープガイドの位置決め、姿
勢決めについて詳述する。テープガイド20の先端部に
設けられたくさび状をなす突出部と、この突出部に対応
してキヤッチャ22に設けられた傾斜面22aと底面2
2bからなるくさび状の当接面により、テープガイド2
0の進入方向の位置決めが行われる。左右方向の位置決
めは、テープガイド20の下面に突出した軸部とキヤッ
チャ22のU溝22cによってなされる。テープガイド
20の下面側に突出した軸部が引張られることによりテ
ープガイド20が進入方向に沿って圧着されると、前記
の当接面のくさび効果により、テープガイド20の先端
部は下方に付勢される。さらに、テープガイド20が上
記した様に付勢されることにより、テープガイド20の
後方下端はキヤッチャ20の支持面22dに押圧される
ことになる。従って、支持面22dにより、テープガイ
ド20の進入方向に対して前後方向の姿勢(即ち、図2
において、図面の面内でのテープガイド20の傾き)が
決められる。さらに、キヤッチャ22の底面22bは、
図1から明らかなように、平坦な面であり、この平坦な
底面22bでテープガイド20の前方下面を支える。こ
のため、テープガイド20の下面前方部分が、キヤッチ
ャ22の底面22bにより、少なくとも幅方向の2点で
支持されることと等価なものであり、また、その下面後
方部分がキヤッチャ22の支持面22dで支持されるか
ら、テープガイド20の下面は一直線上にない少なくと
も3点で支持されることと等価となり、従って、テープ
ガイド20の進入方向に対して上下,左右方向の姿勢も
決められる。 【0019】以上のようにして、メカシャーシ19に対
するテープガイド20の位置及び角度精度を、キヤッチ
ャ22のみで決定することができる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メカシャーシに対するテープガイドの位置決め、姿勢決
めを、固定手段であるキヤッチャのみで、かつテープガ
イドとキヤッチャとの当接のみで設定することができ、
従って、テープ走行路を形成するテープガイド上のロー
ラ部材等の回転シリンダに対する位置、姿勢が高精度に
設定されることになり、磁気テープの安定な走行を確保
して良好な画質と高い信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す斜視図である。 【図2】図1におけるテープガイドのキヤッチャへの当
接状態を示す断面図である。 【図3】従来の磁気記録再生装置の一例を示す斜視図で
ある。 【図4】図3におけるテープガイドのキヤッチャへの当
接状態を示す断面図である。 【符号の説明】 18 シリンダ取付面 19 メカシャーシ 20,21 テープガイド 22 キヤッチャ 22a 傾斜面 22b 底面 22c U溝 22d 支持面 23 キヤッチャ
す斜視図である。 【図2】図1におけるテープガイドのキヤッチャへの当
接状態を示す断面図である。 【図3】従来の磁気記録再生装置の一例を示す斜視図で
ある。 【図4】図3におけるテープガイドのキヤッチャへの当
接状態を示す断面図である。 【符号の説明】 18 シリンダ取付面 19 メカシャーシ 20,21 テープガイド 22 キヤッチャ 22a 傾斜面 22b 底面 22c U溝 22d 支持面 23 キヤッチャ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.磁気ヘッドを装着した回転シリンダに所定の角度に
わたり磁気テープを螺旋状に巻装して記録再生する磁気
記録再生装置において、 該磁気テープを該回転シリンダに巻装する部材等を搭載
したガイドベースと当接する固定手段が設けられ、 該固定手段は、 移動されてきた該ガイドベースの前部傾斜面と密着する
第1の面と該ガイドベースの前部下面を支持する該ガイ
ドベースの移動方向に平行な面をなす第2の面とからな
り、該ガイドベースの移動を停止させる当接面と、 該当接面への当接によって停止した該ガイドベースの後
部下面を支持し、該当接面とともに該ガイドベースの傾
きを決定する支持面とを有する部材により構成されてい
ることを特徴とする磁気記録再生装置。 2.磁気ヘッドを装着した回転シリンダに所定の角度に
わたり磁気テープを螺旋状に巻装して記録再生する磁気
記録再生装置において、 該磁気テープを該回転シリンダに巻装する部材等を搭載
したガイドベースと当接する固定手段が設けられ、 該固定手段は、 移動されてきた該ガイドベースの前部の高さ決め面と密
着する第1の面と、 該ガイドベースの後部下面を支持し、かつ該第1の面と
共に該ガイドベースの傾きを定める第2の面とを有する
単一部材により構成されていることを特徴とする磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145513A JP2587566B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145513A JP2587566B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 磁気記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56014301A Division JPS57130253A (en) | 1981-02-04 | 1981-02-04 | Magnetic recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225663A JPH05225663A (ja) | 1993-09-03 |
JP2587566B2 true JP2587566B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=15386984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4145513A Expired - Lifetime JP2587566B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587566B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5399241A (en) * | 1977-02-11 | 1978-08-30 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Autohesion tape |
JPS5452143A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-24 | Toray Ind Inc | Textile adhesive |
JPS5519307B2 (ja) * | 1975-06-30 | 1980-05-24 | ||
JPS6341142A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-22 | ダブリュー・アール・グレイス・アンド・カンパニー―コネチカット | 熱加工可能な積層品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519307U (ja) * | 1978-07-19 | 1980-02-07 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4145513A patent/JP2587566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519307B2 (ja) * | 1975-06-30 | 1980-05-24 | ||
JPS5399241A (en) * | 1977-02-11 | 1978-08-30 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Autohesion tape |
JPS5452143A (en) * | 1977-10-03 | 1979-04-24 | Toray Ind Inc | Textile adhesive |
JPS6341142A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-22 | ダブリュー・アール・グレイス・アンド・カンパニー―コネチカット | 熱加工可能な積層品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05225663A (ja) | 1993-09-03 |
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