JP3042126B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3042126B2
JP3042126B2 JP4003535A JP353592A JP3042126B2 JP 3042126 B2 JP3042126 B2 JP 3042126B2 JP 4003535 A JP4003535 A JP 4003535A JP 353592 A JP353592 A JP 353592A JP 3042126 B2 JP3042126 B2 JP 3042126B2
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計行 ▲高▼橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのような磁気ヘッドを内蔵したシリンダに磁気テ
ープを所定角巻回して記録再生を行う磁気記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テープレコーダや磁気記録再生装
置は、機器の小型化・軽量化の傾向にあり、それらに使
用されるカセットについても、同じ記録再生方式でも機
器の大きさ、使用目的に合った外形寸法の異なるカセッ
トを使用する場合がある。例えば、小型のカメラ一体型
磁気記録再生装置(以下ムービと呼ぶ)で小カセットに
記録し、その小カセットを据置型磁気記録再生装置で、
再生したり、大型のカセットに編集したりすることが考
えられる。その場合、外形寸法の異なる大小カセットを
同一の磁気記録再生装置で使用する必要がある。
【0003】従来のこの種の大小2種類のテープカセッ
トを選択的に装着できる磁気記録再生装置にかかる大小
カセットは、カセット厚が等しく、情報検出手段の構成
に関しては、コスト削減の為、部品点数を抑える必要性
から、大小カセットの磁気記録再生装置への装着時にテ
ープの種類や最長記録可能時間や誤消去防止などの情報
を伝達する各カセットの情報部が共通になるように各カ
セット上に情報部の位置を決め、情報部の情報を検出す
る検知スイッチを大小カセットで共用化している。
【0004】しかし、最近のムービは機器の小型軽量化
競争が激しく、ムービ用に使用されるテープカセットに
ついても小型化の要求が強い為、カセットのフランジを
無くし、カセット厚をできる限り小さくする場合があ
る。
【0005】一方、大カセットは、据置型の磁気記録再
生装置を主に対象としていて、長時間記録する必要があ
るので、必要テープ長が長く、リールに巻かれたテープ
の最大外径が大きくなるのでリールを円滑に回転させる
為にテープフランジを付けている。この為、小カセット
よりもカセット厚が大である。
【0006】以下にこれらのカセットの特徴を示す。大
カセット1は、図4に示すように、底面部に情報部2,
3を備え、図4の(a)に示すように、カセット内部に
円滑にテープ4を巻取ることを補助するフランジ5,
6,7,8を備えている。小カセット11は、図5に示
すように、底面部に情報部12,13を備え、図5の
(a)に示すように、大カセット1と同じ幅と厚さと種
類のテープ14を内臓し、フランジがない分、大カセッ
ト1よりカセット厚が小である。大カセット1及び小カ
セット11の情報部2,3,12,13は、底面部のく
ぼみの有無による2値で情報伝達を行っている。図4
(b),図5(b)では、大カセット1及び小カセット
11の情報部2,12の情報くぼみは共に有り情報部
3,13の情報くぼみは共に無い状態を表している。
【0007】このような大カセット1及び小カセット1
1を磁気記録再生装置に装着する場合、大カセット1ま
たは小カセット11が磁気記録再生装置に装着された
時、大カセット1と小カセット11の水平方向の位置関
係は、図3に示すように、情報部2,3,12,13
が、同じ位置となるように配置されている。また、大カ
セット1と小カセット11の高さ方向の位置関係は、図
6(b),(c)に示すように、大カセット1及び小カ
セット11は、装着時にシャーシ23に対して、大カセ
ット1のカセット内テープ中心15と小カセット11の
カセット内テープ中心16が等しくなるように、大カセ
ット1の高さを決めるサポートエリア9,10を、小カ
セット11のサポートエリア19,20と装着時に同じ
高さになるよう底面より一段くぼんだ面に構成し、シャ
ーシ23に立設された高さ決めピン21,22により大
カセット1と小カセット11は、高さ決めされる。
【0008】このようにカセット厚が異なる大小カセッ
トに関して、従来のカセット厚が等しい大小カセットを
選択的に装着できる磁気記録再生装置の情報検出手段で
ある検知スイッチの構成を適応した場合について、以
下、図6を用いて説明する。
【0009】従来の磁気記録再生装置の検知スイッチに
関しては、図6,図7に示すように、検知スイッチ30
は、磁気記録再生装置のシャーシ23に固定されてい
る。検知スイッチ30の検知ピン31,32は、内臓ば
ね(図示せず)により検知ピン31,32が伸びる方向
に付勢されており、検知ピン31,32の無負荷状態
(解放状態)では、スイッチはOFFであり、ある一定
距離以上押し込むとONになる。図6(a)では検知ピ
ン31,32が伸びきった無負荷状態の様子を示してお
り、検知ピン31,32は共にOFFとなっている。
【0010】以下、従来の磁気記録再生装置の検知スイ
ッチの動作について説明する。テープカセットが磁気記
録再生装置に装着される前の検知スイッチ30の検知ピ
ン31,32の状態は、共に解放状態で伸びきっており
OFFの状態になっている。大カセット1が装着された
時の検知ピン31,32の状態は、図6(c)に示すよ
うに、検知ピン31は、情報部2がくぼみを有している
ことから解放状態に成りOFFの状態に、検知ピン32
は、情報部3がくぼみを有しないことから押し込まれて
ONの状態になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の検
知スイッチ30の構成で、小カセット1が装着された場
合、情報部12,13の情報検出を行おうとすると、図
6(b)に示すように、小カセット11が大カセット1
より厚みが小さく、装着時に小カセット11ではカセッ
ト底面が大カセット1の底面より少し高い位置にある
為、検知スイッチ30のON,OFFの動作範囲が合致
せず情報部12,13のくぼみの有無を検知スイッチ3
0で判別できない。
【0012】以上のことから上記のような構成では検知
スイッチの共用化は難しい。本発明は、上記問題点を解
決し、磁気記録再生装置に関して、検知スイッチを共用
化し部品点数を下げコストを削減することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、情報検出位置が異なる
複数のサイズのカセットの面から各種情報を検出する情
報検出手段を有するものであって、情報検出端子を有
し、前記カセットに当接する当接部を有した検出器本体
と、前記検出器本体をカセットに対して弾性的に付勢し
前記当接部をカセットに常に圧接させる付勢手段を有す
る構成としている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、カセット装着動
作で検出器本体とカセット面が圧接され相対位置が決め
られることにより、シャーシに対してカセットの検出位
置がカセットサイズの違いから大きく異なっても高い精
度で検知できる構成をとることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の磁気記録再生装置の一実施例
について図1を参照しながら説明する。
【0016】磁気記録再生装置の検知スイッチに関し
て、図1(a),図2に示すように、検知スイッチ40
は、検知ピン41,42が、内臓ばね(図示せず)によ
り検知ピン41,42が伸びる方向に付勢されており、
検知ピン41,42の無負荷状態(解放状態)では、ス
イッチはOFFであり、ある一定距離押し込むとONに
なる。また、検知スイッチ40は、上面にカセット底面
に当接する当接部43,44を有している。検知スイッ
チ40は、孔45,46に、磁気記録再生装置のシャー
シ23に立設された高さ決めピン21,22が挿入され
摺動自在に保持されている。更に、検知スイッチ40
は、検知スイッチ40とシャーシ23との間に圧縮ばね
47,48を挿入することで、検知スイッチ40を上方
へ付勢している。
【0017】以上のように構成された本実施例の磁気記
録再生装置について、以下その動作について説明する。
【0018】小カセット11が磁気記録再生装置に装着
された場合、図1(b)に示すように、検知スイッチ4
0は、図1(a)の状態から図1(b)の状態まで小カ
セット11を装着時に押圧し小カセット11を高さ決め
ピン21,22に圧接させる押圧ばね(図示せず)の押
圧力により押し下げられる。大カセット1が磁気記録再
生装置に装着された場合には、図1(c)に示すよう
に、検知スイッチ40は、図1(a)の状態から図1
(c)の状態まで大カセット1を装着時に押圧し大カセ
ット1を高さ決めピン21,22に圧接させる押圧ばね
(図示せず)の押圧力により押し下げられる。
【0019】また、検知スイッチ40は、ばね47,4
8による上方への付勢力により当接部43,44とカセ
ット底面が圧着し、検知スイッチ40とカセット底面が
ある一定の間隔に保たれる。検知スイッチ40を付勢す
るばね47,48の付勢力は、大カセット1または小カ
セット11を装着時に押圧する押圧ばね(図示せず)の
下方への付勢力よりも小さく、検知スイッチ40に内蔵
された検知ピン41,42を上方へ付勢するばね(図示
せず)の付勢力よりも大きく設定されている。
【0020】以上の説明から分かるように、大カセット
1及び小カセット11が各々装着時に情報検出手段であ
る検知スイッチ40が、各々のカセットの厚みに応じて
上下移動することにより、検知スイッチ40とカセット
の間隔を一定に保つことができる為、検知スイッチ40
のON,OFFの動作範囲を各々のカセットの情報部
2,3,12,13に合わせることができ、検知スイッ
チ40の共用化を図っている。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカセットによれば、検知スイッチとカセット底面との
距離は、検知スイッチに設けられた当接部とカセット底
面とが直接高さ決めされる為、シャーシに検知スイッチ
が取り付けられている従来方式に比べ検知精度が向上す
る。また、検知精度が高く小さい段差でも検知できる
為、カセット底面の肉厚内に情報部を構成できる為、情
報部の高さが違うカセットでも単一の検知スイッチで情
報検出ができる。また、高さ決めピンを検知スイッチの
摺動の為のガイドとしても利用している為、部品点数の
削減に寄与しコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例による検知スイッチの
上下機構動作説明図(開放状態) (b)は本発明の実施例による検知スイッチと小カセッ
トとの装着時の関係図 (c)は本発明の実施例による検知スイッチと大カセッ
トとの装着時の関係図
【図2】本発明の実施例による磁気記録再生装置を上方
から見た平面図
【図3】磁気記録再生装置に装着された時のカセット底
面方向から見た時の大小カセットと検知スイッチを表し
た平面図
【図4】(a)は本発明の実施例による大カセット平面
図 (b)は本発明の実施例による大カセットの底面部を表
す正面図
【図5】(a)は本発明の実施例による小カセット平面
図 (b)は本発明の実施例による小カセットの底面部を表
す正面図
【図6】(a)は従来例による検知スイッチの上下機構
動作説明図(開放状態) (b)は従来例による検知スイッチと小カセットとの装
着時の関係図 (c)は従来例による検知スイッチと大カセットとの装
着時の関係図
【図7】従来例による磁気記録再生装置を上方から見た
平面図
【符号の説明】
1 大カセット 11 小カセット 21 高さ決めピン 22 高さ決めピン 40 検知スイッチ 41 検知ピン 42 検知ピン 43 当接部 44 当接部 47 圧縮ばね 48 圧縮ばね

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報検出位置が異なる複数のサイズのカ
    セットの面から各種情報を検出する情報検出手段を有す
    る磁気記録再生装置であって、情報検出端子を有し前記
    カセットに当接する当接部を有した検出器本体と、前記
    検出器本体をカセットに対して弾性的に付勢し前記当接
    部をカセットに常に圧接させる付勢手段とから成る磁気
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 検出器本体がカセット位置決めピンに対
    して摺動自在に保持された請求項1記載の磁気記録再生
    装置。
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