JPH09212832A - 音声ヘッド清掃装置 - Google Patents

音声ヘッド清掃装置

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Publication number
JPH09212832A
JPH09212832A JP8016393A JP1639396A JPH09212832A JP H09212832 A JPH09212832 A JP H09212832A JP 8016393 A JP8016393 A JP 8016393A JP 1639396 A JP1639396 A JP 1639396A JP H09212832 A JPH09212832 A JP H09212832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning device
cleaning
head
magnetic tape
audio head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8016393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hashiguchi
安博 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8016393A priority Critical patent/JPH09212832A/ja
Publication of JPH09212832A publication Critical patent/JPH09212832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来実現されていなかった音声ヘッドの清掃装
置を提案する。 【解決手段】磁気テープを引き出すガイド部材がローデ
ィングし、清掃装置4を押す。清掃装置4は押圧力を受
け、水平に移動する。この時、移動しながら清掃装置4
が音声ヘッド21を清掃する。記録再生中は清掃装置4
は音声ヘッド21から離れているが、ガイド部材がアン
ロードする時には、押圧力が解除されるため戻しスプリ
ングにより初期の位置に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用ビデオテー
プレコーダ(以下VTRと称す)に搭載されている音声
ヘッドの、クリーニング装置(清掃装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように磁気ヘッド表面に異物や汚
れが付着すると正常な磁気テープへの磁気記録や再生が
行なわれなくなる。特に、家庭用VTRでは、磁気ヘッ
ドは磁気テープへ映像情報を記録・再生するためのもの
であり、磁気ヘッドの表面(特に磁気ギャップ部)に異
物や汚れが付着すると磁気ヘッドと磁気テープ間にスペ
ーシングロスを生じることになり、正常な映像情報の記
録再生が行なわれず、具体的にはテレビ画面に美しい映
像を映しだすことができなくなり、著しく商品価値を損
なうものとなってしまう。
【0003】従来は特開平3−134813号公報のよ
うに映像を記録する回転磁気ヘッドの清掃装置が提案さ
れていた。しかし、音声とコントロール信号を記録する
音声/コントロール信号ヘッド(以下音声ヘッドと称
す)の清掃装置に対しては、実用的な提案が少なかっ
た。回転磁気ヘッドに比較して音声ヘッドへの異物や汚
れ付着による不良の件数は少ないが、回転磁気ヘッド用
の清掃装置が普及し、回転磁気ヘッドの不良数が減少す
ると、今度は音声ヘッドでの不良の割合が増加する可能
性がある。音声ヘッドの不具合は、コントロールパルス
が読み取れないためのサーボ外れ、また音声記録不良や
再生不良等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、音声ヘッド
を清掃する清掃装置を提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】記録再生中は音声ヘッド
に磁気テープが当たっており、清掃装置は当接できな
い。そのため磁気テープをローディングする際、磁気テ
ープが当たる前に清掃作業を完了させるようにした。
【0006】また、清掃の駆動力は磁気テープをローデ
ィングするガイド部材に係合させて得る構成とした。
【0007】磁気テープを引き出すガイド部材がローデ
ィングし、清掃装置を押す。清掃装置は押圧力を受け、
水平に移動する。この時、移動しながら清掃装置が音声
ヘッドを清掃する。記録再生中は清掃装置は音声ヘッド
から離れているが、ガイド部材がアンロードする時に
は、押圧力が解除されるため戻しスプリングにより初期
の位置に戻る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図5
を用いて説明する。
【0009】図3は、磁気テープ11のカセット10を
記録再生のため所定の位置に搬送した状態を示す平面図
である。セットの挿入口より入れられたカセットは、図
示しないフロントロードメカニズムにより本図の位置に
載置される。
【0010】カセット10が所定の位置に載置されたこ
とを図示しないスイッチにより検知すると、セットのマ
イクロコンピュータはローディングモータ(図示せず)
の回転をスタートさせ、磁気テープ11のローディング
を開始する。図2はローディング途中の平面図である。
カセット10が載置された時に磁気テープ11の裏側に
ガイドローラ12と13が入り込み、ガイドローラ12
と13を保持するガイドベース14と15が移動するこ
とにより磁気テープが引き出される。フロントロードメ
カニズムとガイドベース14.15の動作は周知であ
り、詳細な動作説明は省略する。
【0011】ローディング途中にガイドベース15が清
掃装置のアーム2を図2の矢印方向に押す。アーム2は
清掃ベース1に回動可能に取付けられており、アーム2
と清掃ベース1はスライドガイド3の溝に沿ってスライ
ドガイド3上を摺動する。この時、アーム2の他端に成
形されているボス2aに取り付けられている清掃部材4
が、音声とコントロール信号を記録再生する音声ヘッド
21に所定の押圧力をもって当たり、音声ヘッド21を
清掃する。
【0012】記録再生中は、図1に示すようにガイドベ
ース15は所定の位置に付勢されるため、アーム2もガ
イドベース15から押圧力を受け続ける。そのため、記
録再生中は清掃部材4が音声ヘッド21から離れてお
り、磁気テープ11の走行に支障はない。
【0013】磁気テープ11は、ガイドベース14と1
5に取付られているガイドローラ12と13により引き
出され、シリンダ31に巻き付けられる。その後キャプ
スタン32によって駆動力を受け、音声ヘッド21から
テープガイド33を経てピンチローラ34が圧接したキ
ャプスタン32に当接する。キャプスタン32以降は巻
取りリール35から駆動力を受けて、引き出しピン36
を経由した後、カセットに入り巻取りリール35に巻取
られる。磁気テープ11の駆動系は周知であり説明を省
略する。
【0014】以上が清掃装置の駆動機構である。更に図
4と図5により清掃装置の機構について説明する。図4
は清掃装置の平面図であり、図5は図4の要部の断面図
である。アーム2にガイドベース15に係合する部分2
bと清掃部材4を載置するボス2aを一体的に成形して
あり、清掃ベース1に回動可能に取り付けられている。
アーム2は清掃部材4を載置する近くに肉厚を薄くして
弾性力を発生する部分2cを有し、清掃部材4が音声ヘ
ッド21に所定の押圧力をもって当接する。またスプリ
ング5はシャシベース22とアーム2との間に懸け渡さ
れ、アーム2を図4の矢印方向に回動する付勢力を発生
させているだけでなく、ガイドベース15の付勢力がな
くなった場合には清掃ベース1を初期の位置に戻す荷重
を出している。このスプリング荷重はアーム2の2cに
よる弾性力より大きな値に設定されている。
【0015】清掃ベース1はスライドガイド13に取り
付けられており、スライドガイド13はシャシベース2
2に取り付けられている。清掃ベース1は、移動方向と
平行方向に傾き防止のガイド1aと1bが一体的に成形
してあり、移動時に傾くことがない。また、ガイド1a
と1bは所定の長さを有し、移動方向にも傾くことがな
い。
【0016】
【発明の効果】本発明には以下の効果がある。
【0017】(1)音声ヘッド清掃装置において、従来
の部品を駆動源としたため、清掃機構の部品追加のみで
実現できる。
【0018】(2)合成樹脂を用いているため、スプリ
ングと清掃部材を含めて5点の部品点数にて実現でき、
コストアップを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録再生時のメカニズム全体の平面図。
【図2】磁気テープのローディング途中のメカニズム全
体の平面図。
【図3】カセットを載置した時のメカニズム全体の平面
図。
【図4】清掃装置の平面図。
【図5】図4の要素の断面図。
【符号の説明】
1…清掃ベース、2…アーム、3…スライドガイド、4
…清掃部材、10…カセット、15…ガイドベース、2
1…音声ヘッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットに収納された磁気テープを引き出
    し、磁気ヘッドを搭載した回転シリンダに巻き付けるよ
    うに構成した磁気記録再生装置において、前記磁気テー
    プを引き出すガイド部材のローディングにより動力を受
    け、音声とコントロール信号の記録再生を行なう固定し
    た音声ヘッドに当接し清掃を行なうことを特徴とする磁
    気記録再生装置の音声ヘッド清掃装置。
JP8016393A 1996-02-01 1996-02-01 音声ヘッド清掃装置 Pending JPH09212832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016393A JPH09212832A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 音声ヘッド清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8016393A JPH09212832A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 音声ヘッド清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09212832A true JPH09212832A (ja) 1997-08-15

Family

ID=11915009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8016393A Pending JPH09212832A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 音声ヘッド清掃装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09212832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11657838B2 (en) 2019-02-15 2023-05-23 Nec Platforms, Ltd. Cleaning enabling device, cleaning device, and magnetic tape device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11657838B2 (en) 2019-02-15 2023-05-23 Nec Platforms, Ltd. Cleaning enabling device, cleaning device, and magnetic tape device

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