JP2004145418A - 電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止することのできる電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置を提供する。
【解決手段】宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信する電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置において、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じてデータベースから抽出した情報に基づいてメッセージ入力時に画像、背景色、音等を出力して類似のメールアドレスを指定しても容易に誤りを判別できるようにした。
【選択図】 図7
【解決手段】宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信する電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置において、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じてデータベースから抽出した情報に基づいてメッセージ入力時に画像、背景色、音等を出力して類似のメールアドレスを指定しても容易に誤りを判別できるようにした。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メールを入力して通信回線を通じて送信する電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子メール作成装置は電子メール作成プログラムがインストールされたコンピュータ等から成り、宛先及びメッセージを入力する入力画面を有している。宛先はメールアドレスを一覧からの選択やキー操作して入力される。入力されたメッセージは、通信回線に接続された送信手段によって指定した宛先に送信される。
【0003】
また、特許文献1には宛先の受信機器に応じてメッセージの入力を監視する電子メール作成装置が開示されている。この電子メール作成装置は、宛先のドメイン名(@以降の文字列)を取得し、ドメイン名に対応する受信機器に応じてメッセージの文字数を監視する。そして、メッセージの文字数が受信機器が許容する最大文字数を超えると警告の報知やメッセージの分割送信を行うようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−157192号公報(第4頁−第8頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子メール作成装置によると、類似のメールアドレスを宛先に指定して電子メールを誤った宛先に送信する問題があった。また、メール受取人に不適切な内容のメッセージを誤って送信する問題もあった。即ち、メールの受取人が例えば小学生の場合に誤って相手に読めない漢字を使用して内容が理解されない場合や、メールの受取人が例えば目上の人の場合に友人に対する言葉遣いのメッセージを誤って送信する場合があった。
【0006】
本発明は、誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止することのできる電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信するの電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置において、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じて前記データベースから抽出した上記関連情報に基づいてメッセージの入力環境を可変したことを特徴としている。
【0008】
この構成によると、電子メールの宛先が入力されるとデータベースから宛先に関連する情報が抽出され、抽出した関連情報に基づいて入力画面や漢字変換等の入力環境が可変される。データベースはユーザにより入力され、電子メール作成プログラムにより作成してもよいし、外部データベースを参照してもよい。データベースには、宛先に関連する画像、画面の背景色、音楽、音声等の情報を格納し、これらの情報を抽出して画面やスピーカに出力することができる。
【0009】
また、データベースには、宛先の送信相手の年齢や使用者との関係を格納し、これらを抽出して漢字変換のレベルや言葉遣いの監視モードを可変することができる。漢字変換のレベルは、例えば受信者が5歳以下の場合は漢字を使用せず、12〜15歳の場合は常用漢字のみ使用するように分類される。
【0010】
言葉遣いの監視モードは送信相手と使用者との関係が例えば家族、友人、上司、同僚、部下等によってそれぞれに応じた方言、敬語、丁寧語等が使用されているか否かを監視するように分類される。メッセージの入力がデータベースから取得した関係の監視モードの言葉遣いと異なると、警告の報知やメッセージの書き換えが行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の電子メール作成装置を示すブロック図である。電子メール作成装置1は各部を制御するCPU2を有している。CPU2には入力部3、表示部4、通信部5、記憶部6が接続されている。
【0012】
入力部3はキーボードやポインティングデバイス等から成り、電子メールの内容の入力や画面操作等を行う。表示部4はCRTやLCD等から成り、操作画面や入力画面等を表示する。通信部5は電話回線やインターネット網を介して通信を行って電子メールの送受信を行う。
【0013】
記憶部6はROM、RAM、磁気記憶装置等から成っており、電子メール作成装置1を動作させる電子メール作成プログラム、電話帳等のデータベース9、画像ファイルや音楽ファイル等のデータファイル等が格納されるとともに、CPU2による演算の一時記憶を行う。
【0014】
また、電子メール作成プログラムには、仮名漢字変換部7及び文章校正部8が設けられている。仮名漢字変換部7は入力部3により入力された仮名を漢字に変換する。文章校正部8は入力部3により入力されたメッセージを監視して誤った言葉遣いを入力すると、警告の報知や正しい言葉遣いへの書き換えを行う。
【0015】
また、電子メール作成プログラムは電話帳等のデータベース9にアクセスできるようになっている。電子メール作成プログラムを起動して電話帳にアクセスする命令を実行すると、図2に示す電話帳の登録画面になる。電話帳登録画面20は、登録する相手の情報を入力するテキストボックス21〜28を有している。
【0016】
テキストボックス21〜24はそれぞれ氏名、電話番号、メールアドレス、年齢を入力する。テキストボックス25は相手との関係を表わす「友人」、「家族」、「会社上司」、「会社部下」、「会社同僚」等の項目がリストダウンされ、適合する項目を選択して入力する。テキストボックス26はメッセージ入力画面30(図13参照)の背景色をリストダウンされた項目から選択して入力する。
【0017】
テキストボックス27はメッセージ入力画面30に表示する画像のファイル名を指定する。参照ボタン27aを操作するとファイルの一覧からファイル名を選択できるようになっている。一覧からファイル名を選択すると、図3に示すように、画像の確認画面が表示される。画像確認画面40には氏名とファイル名が表示されるとともに、選択したファイルの画像41が表示される。そして、決定ボタン42を操作するとテキストボックス27に選択した画像のファイル名が入力される。
【0018】
テキストボックス28はメッセージ入力時に再生する音楽ファイルを指定する。参照ボタン28aを操作するとファイルの一覧から音楽ファイルを選択できるようになっている。一覧から音楽ファイルを選択すると、図4に示すように、音楽の確認画面が表示される。
【0019】
音楽確認画面50には氏名とファイル名が表示される。再生ボタン51を操作すると選択したファイルの音楽がスピーカ(不図示)から再生される。そして、決定ボタン52を操作するとテキストボックス28に選択した音楽ファイル名が入力される。尚、音楽に限らず送信相手等の音声データのファイルを指定してもよい。
【0020】
電話帳登録画面20に相手先の情報を入力すると、図5に示すような電話帳のデータベースが作成され、記憶部6に記憶される。尚、電話帳等のデータベース9は電子メール作成プログラムにより作成してもよいし、外部データベースを参照してもよい。
【0021】
図6は電子メール作成プログラムによって呼び出してメッセージの入力環境を設定する入力環境設定画面を示している。入力環境設定画面10はメッセージ入力中に各動作を行うか否かを選択するチェックボックス11〜16を有している。
【0022】
チェックボックス11はメッセージの送信相手に応じて仮名漢字変換部7(図1参照)による漢字変換レベルを可変するか否かを設定する。電子メール作成プログラムは、図15に示すように年齢に応じた漢字変換のレベルを示すテーブルを有している。
【0023】
漢字変換レベルを可変するように設定すると、例えば送信相手の年齢が5歳以下の場合は漢字変換を行わずに仮名のみでメッセージを作成し、小学生の場合は各学年で習得する漢字だけを使用することができる。また、送信相手の年齢が12〜15歳の場合は常用漢字だけを使用し、16歳以上の場合は制限なく漢字変換を行うことができるようになっている。
【0024】
チェックボックス12は文章校正部8(図1参照)によりメッセージを監視して文章校正を行うか否かを設定する。チェックボックス13はメッセージの送信相手に応じて文章校正の監視モードを可変するか否かを設定する。電子メール作成プログラムは、図16に示すように相手との関係に応じて監視する言葉遣いを可変できる複数の監視モードから成るデータベースを有している。
【0025】
例えば、相手との関係が友人、家族、同僚の場合は、これらに応じた監視モードが設定され、「斡旋」と入力しても「世話」と書き替えを行ったり警告メッセージを報知したりすることができるようになっている。また、常体、敬体や方言、敬語、丁寧語等の言葉遣いも相手との関係に応じてデータベース内に保管されている。
【0026】
チェックボックス14はメッセージの入力中に送信相手に応じて背景色を可変するか否かを設定する。チェックボックス15はメッセージの入力画面に送信相手に応じた画像を表示するか否かを設定する。チェックボックス16はメッセージの入力中に送信相手に応じた音楽を再生するか否かを設定する。
【0027】
電子メール作成プログラムによって電子メールを作成する動作を図7〜図12に示すフローチャートを参照して説明する。電子メール作成動作を開始すると、図13に示すメッセージ入力画面30が表示部4に表示される。図7のステップ#11ではメッセージ入力画面30の「From」欄に送信者のメールアドレスが表示される。
【0028】
ステップ#12では宛先(「To」欄)が入力されるまで待機する。送信者によって宛先のメールアドレスが入力されると、ステップ#13に移行する。ステップ#13では宛先のメールアドレスをキーとして電話帳のデータベースが検索される。
【0029】
ステップ#14では宛先に一致するレコードが検出されたか否かが判断される。宛先に一致するレコードが検出された場合はステップ#15に移行して検出したレコードが抽出される。宛先に一致するレコードが検出されない場合はステップ#16でレコードが存在しないことを示すフラグFに1が代入される。
【0030】
ステップ#17では図8の画像表示処理が呼び出される。画像表示処理のステップ#31では入力環境設定によりメッセージ入力画面30に画像を表示する設定になっているか否かが判断される。画像を表示しない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。画像を表示する設定の場合はステップ#32でフラグFが1かどうかが判断される。
【0031】
フラグFが1でない場合は宛先に応じたデータが検出されているのでステップ#33に移行し、抽出したレコードの画像フィールドに画像ファイルが指定されているか否かが判断される。画像ファイルが指定されている場合はステップ#34に移行する。ステップ#34では指定された画像ファイルが記憶部6から呼び出されて図14に示すようにメッセージ入力画面30に送信相手の顔写真等の画像が表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0032】
ステップ#32の判断によりフラグFが1の場合や、ステップ#33の判断により画像ファイルが指定されていない場合は、ステップ#35に移行する。ステップ#35では、規定の画像ファイルが呼び出されてメッセージ入力画面30に表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0033】
図7のステップ#18では図9の背景色設定処理が呼び出される。背景色設定処理のステップ#41では入力環境設定によりメッセージ入力画面30に背景色を可変する設定になっているか否かが判断される。背景色を可変する設定の場合はステップ#42でフラグFが1かどうかが判断される。
【0034】
フラグFが1でない場合はステップ#43に移行し、抽出したレコードの背景色フィールドに色が指定されているか否かが判断される。色が指定されている場合はステップ#44に移行する。ステップ#44ではメッセージ入力画面30の背景色が指定された色に表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0035】
ステップ#41の判断により背景色を可変しない設定の場合、ステップ#42の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#43の判断により背景色が指定されていない場合は、ステップ#45に移行する。ステップ#45では、メッセージ入力画面30の背景色が規定値である白色に表示されて図7のフローチャートに戻る。
【0036】
図7のステップ#19では図10の音楽再生処理が呼び出される。音楽再生処理のステップ#51では入力環境設定によりメッセージ入力中に音楽を再生する設定になっているか否かが判断される。音楽を再生しない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。音楽を再生する設定の場合はステップ#52でフラグFが1かどうかが判断される。
【0037】
フラグFが1でない場合はステップ#53に移行し、抽出したレコードの音楽フィールドに音楽ファイルが指定されているか否かが判断される。音楽ファイルが指定されている場合はステップ#54に移行する。ステップ#54では指定された音楽ファイルが記憶部6から呼び出されて再生され、図7のフローチャートに戻る。
【0038】
ステップ#52の判断によりフラグFが1の場合や、ステップ#53の判断により音楽ファイルが指定されていない場合は、ステップ#55に移行する。ステップ#55では、規定の音楽ファイルが呼び出されて再生され、図7のフローチャートに戻る。
【0039】
図7のステップ#20では図11の漢字変換レベル設定処理が呼び出される。漢字変換レベル設定処理のステップ#61では入力環境設定により漢字変換レベルを可変する設定になっているか否かが判断される。漢字変換レベルを可変する設定の場合はステップ#62でフラグFが1かどうかが判断される。
【0040】
フラグFが1でない場合はステップ#63に移行し、抽出したレコードの年齢フィールドに相手の年齢が指定されているか否かが判断される。年齢が指定されている場合はステップ#64に移行する。ステップ#64では図15に示すテーブルを参照して年齢に応じた漢字変換レベルが設定され、図7のフローチャートに戻る。これにより、設定された漢字変換レベルでメッセージ入力時に仮名漢字変換部7(図1参照)により漢字変換が行われる。
【0041】
ステップ#61の判断により漢字変換レベルを可変しない設定の場合、ステップ#62の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#63の判断により年齢が指定されていない場合は、ステップ#65に移行する。ステップ#65では、メッセージ入力時に制限なく漢字変換が行われるように設定され、図7のフローチャートに戻る。
【0042】
図7のステップ#21では図12の文章校正設定処理が呼び出される。文章校正設定処理のステップ#71では入力環境設定によりメッセージ入力中に文章校正を行う設定になっているか否かが判断される。文章校正を行わない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。
【0043】
ステップ#72では入力環境設定によって文章校正部8による言葉遣いの監視モードを可変する設定になっているか否かが判断される。監視モードを可変する設定の場合はステップ#73でフラグFが1かどうかが判断される。フラグFが1でない場合はステップ#74に移行し、抽出したレコードの関係フィールドに相手との関係が指定されているか否かが判断される。相手との関係が指定されている場合はステップ#75に移行する。
【0044】
ステップ#75では関係に応じた言葉遣いの監視モードが設定され、図7のフローチャートに戻る。これにより、図16に示すデータベースを参照して設定された監視モードでメッセージの入力を監視し、文章校正部8(図1参照)により警告の報知や書き換えが行われる。
【0045】
ステップ#72の判断により言葉遣いの監視モードを可変しない設定の場合、ステップ#73の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#74の判断により相手との関係が指定されていない場合は、ステップ#76に移行する。ステップ#76では、規定の監視モードによりメッセージ入力時の文章校正が行われるように設定され、図7のフローチャートに戻る。
【0046】
図7のステップ#22、#23では送信の指示があるまでメッセージ入力画面30にメッセージを入力可能になっている。メッセージの入力が終了して送信の指示があると、ステップ#24に移行して送信部5からメッセージを送信し、電子メール作成動作の動作が終了する。
【0047】
本実施形態によると、ユーザによって宛先に関連付けられた情報をデータベースに記憶し、データベースから抽出した情報に基づいて宛先に応じた画像、背景色、音等を表示画面やスピーカに出力するので、宛先に類似のメールアドレスを指定してもユーザは容易に誤りを判別することができる。従って、電子メールの誤送信を防止することができる。また、宛先に応じて漢字変換レベルや文章校正の監視モードを可変するので、相手に不適切な内容のメッセージの送信を防止することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によると、ユーザによって宛先に関連付けられた情報をデータベースに記憶し、メッセージの宛先に応じてデータベースから抽出した情報に基づいてメッセージの入力環境を可変するので、誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止することができる。即ち、データベースから抽出した情報に基づいて宛先に応じた画像、背景色、音等を表示画面やスピーカに出力するので、宛先に類似のメールアドレスを指定してもユーザが容易に誤りを判別することができる。また、宛先に応じて漢字変換レベルや文章校正の監視モードを可変するので、相手に応じたメッセージを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置を示すブロック図である。
【図2】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の電話帳登録画面を示す図である。
【図3】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の画像設定画面を示す図である。
【図4】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の音楽設定画面を示す図である。
【図5】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の電話帳のデータベースを示す図である。
【図6】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の入力環境設定画面を示す図である。
【図7】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の画像表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の背景色設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の音楽再生処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の漢字変換レベル設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図12】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の文章校正設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図13】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置のメッセージ入力画面を示す図ある。
【図14】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置のメッセージ入力画面に画像を表示した状態を示す図ある。
【図15】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の漢字変換レベルのテーブルを示す図ある。
【図16】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の文章校正の監視モードのデータベースを示す図ある。
【符号の説明】
1 電子メール作成装置
2 CPU
3 入力部
4 表示部
5 通信部
6 記憶部
7 仮名漢字変換部
8 文章校正部
9 データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は電子メールを入力して通信回線を通じて送信する電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子メール作成装置は電子メール作成プログラムがインストールされたコンピュータ等から成り、宛先及びメッセージを入力する入力画面を有している。宛先はメールアドレスを一覧からの選択やキー操作して入力される。入力されたメッセージは、通信回線に接続された送信手段によって指定した宛先に送信される。
【0003】
また、特許文献1には宛先の受信機器に応じてメッセージの入力を監視する電子メール作成装置が開示されている。この電子メール作成装置は、宛先のドメイン名(@以降の文字列)を取得し、ドメイン名に対応する受信機器に応じてメッセージの文字数を監視する。そして、メッセージの文字数が受信機器が許容する最大文字数を超えると警告の報知やメッセージの分割送信を行うようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−157192号公報(第4頁−第8頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子メール作成装置によると、類似のメールアドレスを宛先に指定して電子メールを誤った宛先に送信する問題があった。また、メール受取人に不適切な内容のメッセージを誤って送信する問題もあった。即ち、メールの受取人が例えば小学生の場合に誤って相手に読めない漢字を使用して内容が理解されない場合や、メールの受取人が例えば目上の人の場合に友人に対する言葉遣いのメッセージを誤って送信する場合があった。
【0006】
本発明は、誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止することのできる電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信するの電子メール作成プログラム及び電子メール作成装置において、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じて前記データベースから抽出した上記関連情報に基づいてメッセージの入力環境を可変したことを特徴としている。
【0008】
この構成によると、電子メールの宛先が入力されるとデータベースから宛先に関連する情報が抽出され、抽出した関連情報に基づいて入力画面や漢字変換等の入力環境が可変される。データベースはユーザにより入力され、電子メール作成プログラムにより作成してもよいし、外部データベースを参照してもよい。データベースには、宛先に関連する画像、画面の背景色、音楽、音声等の情報を格納し、これらの情報を抽出して画面やスピーカに出力することができる。
【0009】
また、データベースには、宛先の送信相手の年齢や使用者との関係を格納し、これらを抽出して漢字変換のレベルや言葉遣いの監視モードを可変することができる。漢字変換のレベルは、例えば受信者が5歳以下の場合は漢字を使用せず、12〜15歳の場合は常用漢字のみ使用するように分類される。
【0010】
言葉遣いの監視モードは送信相手と使用者との関係が例えば家族、友人、上司、同僚、部下等によってそれぞれに応じた方言、敬語、丁寧語等が使用されているか否かを監視するように分類される。メッセージの入力がデータベースから取得した関係の監視モードの言葉遣いと異なると、警告の報知やメッセージの書き換えが行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の電子メール作成装置を示すブロック図である。電子メール作成装置1は各部を制御するCPU2を有している。CPU2には入力部3、表示部4、通信部5、記憶部6が接続されている。
【0012】
入力部3はキーボードやポインティングデバイス等から成り、電子メールの内容の入力や画面操作等を行う。表示部4はCRTやLCD等から成り、操作画面や入力画面等を表示する。通信部5は電話回線やインターネット網を介して通信を行って電子メールの送受信を行う。
【0013】
記憶部6はROM、RAM、磁気記憶装置等から成っており、電子メール作成装置1を動作させる電子メール作成プログラム、電話帳等のデータベース9、画像ファイルや音楽ファイル等のデータファイル等が格納されるとともに、CPU2による演算の一時記憶を行う。
【0014】
また、電子メール作成プログラムには、仮名漢字変換部7及び文章校正部8が設けられている。仮名漢字変換部7は入力部3により入力された仮名を漢字に変換する。文章校正部8は入力部3により入力されたメッセージを監視して誤った言葉遣いを入力すると、警告の報知や正しい言葉遣いへの書き換えを行う。
【0015】
また、電子メール作成プログラムは電話帳等のデータベース9にアクセスできるようになっている。電子メール作成プログラムを起動して電話帳にアクセスする命令を実行すると、図2に示す電話帳の登録画面になる。電話帳登録画面20は、登録する相手の情報を入力するテキストボックス21〜28を有している。
【0016】
テキストボックス21〜24はそれぞれ氏名、電話番号、メールアドレス、年齢を入力する。テキストボックス25は相手との関係を表わす「友人」、「家族」、「会社上司」、「会社部下」、「会社同僚」等の項目がリストダウンされ、適合する項目を選択して入力する。テキストボックス26はメッセージ入力画面30(図13参照)の背景色をリストダウンされた項目から選択して入力する。
【0017】
テキストボックス27はメッセージ入力画面30に表示する画像のファイル名を指定する。参照ボタン27aを操作するとファイルの一覧からファイル名を選択できるようになっている。一覧からファイル名を選択すると、図3に示すように、画像の確認画面が表示される。画像確認画面40には氏名とファイル名が表示されるとともに、選択したファイルの画像41が表示される。そして、決定ボタン42を操作するとテキストボックス27に選択した画像のファイル名が入力される。
【0018】
テキストボックス28はメッセージ入力時に再生する音楽ファイルを指定する。参照ボタン28aを操作するとファイルの一覧から音楽ファイルを選択できるようになっている。一覧から音楽ファイルを選択すると、図4に示すように、音楽の確認画面が表示される。
【0019】
音楽確認画面50には氏名とファイル名が表示される。再生ボタン51を操作すると選択したファイルの音楽がスピーカ(不図示)から再生される。そして、決定ボタン52を操作するとテキストボックス28に選択した音楽ファイル名が入力される。尚、音楽に限らず送信相手等の音声データのファイルを指定してもよい。
【0020】
電話帳登録画面20に相手先の情報を入力すると、図5に示すような電話帳のデータベースが作成され、記憶部6に記憶される。尚、電話帳等のデータベース9は電子メール作成プログラムにより作成してもよいし、外部データベースを参照してもよい。
【0021】
図6は電子メール作成プログラムによって呼び出してメッセージの入力環境を設定する入力環境設定画面を示している。入力環境設定画面10はメッセージ入力中に各動作を行うか否かを選択するチェックボックス11〜16を有している。
【0022】
チェックボックス11はメッセージの送信相手に応じて仮名漢字変換部7(図1参照)による漢字変換レベルを可変するか否かを設定する。電子メール作成プログラムは、図15に示すように年齢に応じた漢字変換のレベルを示すテーブルを有している。
【0023】
漢字変換レベルを可変するように設定すると、例えば送信相手の年齢が5歳以下の場合は漢字変換を行わずに仮名のみでメッセージを作成し、小学生の場合は各学年で習得する漢字だけを使用することができる。また、送信相手の年齢が12〜15歳の場合は常用漢字だけを使用し、16歳以上の場合は制限なく漢字変換を行うことができるようになっている。
【0024】
チェックボックス12は文章校正部8(図1参照)によりメッセージを監視して文章校正を行うか否かを設定する。チェックボックス13はメッセージの送信相手に応じて文章校正の監視モードを可変するか否かを設定する。電子メール作成プログラムは、図16に示すように相手との関係に応じて監視する言葉遣いを可変できる複数の監視モードから成るデータベースを有している。
【0025】
例えば、相手との関係が友人、家族、同僚の場合は、これらに応じた監視モードが設定され、「斡旋」と入力しても「世話」と書き替えを行ったり警告メッセージを報知したりすることができるようになっている。また、常体、敬体や方言、敬語、丁寧語等の言葉遣いも相手との関係に応じてデータベース内に保管されている。
【0026】
チェックボックス14はメッセージの入力中に送信相手に応じて背景色を可変するか否かを設定する。チェックボックス15はメッセージの入力画面に送信相手に応じた画像を表示するか否かを設定する。チェックボックス16はメッセージの入力中に送信相手に応じた音楽を再生するか否かを設定する。
【0027】
電子メール作成プログラムによって電子メールを作成する動作を図7〜図12に示すフローチャートを参照して説明する。電子メール作成動作を開始すると、図13に示すメッセージ入力画面30が表示部4に表示される。図7のステップ#11ではメッセージ入力画面30の「From」欄に送信者のメールアドレスが表示される。
【0028】
ステップ#12では宛先(「To」欄)が入力されるまで待機する。送信者によって宛先のメールアドレスが入力されると、ステップ#13に移行する。ステップ#13では宛先のメールアドレスをキーとして電話帳のデータベースが検索される。
【0029】
ステップ#14では宛先に一致するレコードが検出されたか否かが判断される。宛先に一致するレコードが検出された場合はステップ#15に移行して検出したレコードが抽出される。宛先に一致するレコードが検出されない場合はステップ#16でレコードが存在しないことを示すフラグFに1が代入される。
【0030】
ステップ#17では図8の画像表示処理が呼び出される。画像表示処理のステップ#31では入力環境設定によりメッセージ入力画面30に画像を表示する設定になっているか否かが判断される。画像を表示しない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。画像を表示する設定の場合はステップ#32でフラグFが1かどうかが判断される。
【0031】
フラグFが1でない場合は宛先に応じたデータが検出されているのでステップ#33に移行し、抽出したレコードの画像フィールドに画像ファイルが指定されているか否かが判断される。画像ファイルが指定されている場合はステップ#34に移行する。ステップ#34では指定された画像ファイルが記憶部6から呼び出されて図14に示すようにメッセージ入力画面30に送信相手の顔写真等の画像が表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0032】
ステップ#32の判断によりフラグFが1の場合や、ステップ#33の判断により画像ファイルが指定されていない場合は、ステップ#35に移行する。ステップ#35では、規定の画像ファイルが呼び出されてメッセージ入力画面30に表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0033】
図7のステップ#18では図9の背景色設定処理が呼び出される。背景色設定処理のステップ#41では入力環境設定によりメッセージ入力画面30に背景色を可変する設定になっているか否かが判断される。背景色を可変する設定の場合はステップ#42でフラグFが1かどうかが判断される。
【0034】
フラグFが1でない場合はステップ#43に移行し、抽出したレコードの背景色フィールドに色が指定されているか否かが判断される。色が指定されている場合はステップ#44に移行する。ステップ#44ではメッセージ入力画面30の背景色が指定された色に表示され、図7のフローチャートに戻る。
【0035】
ステップ#41の判断により背景色を可変しない設定の場合、ステップ#42の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#43の判断により背景色が指定されていない場合は、ステップ#45に移行する。ステップ#45では、メッセージ入力画面30の背景色が規定値である白色に表示されて図7のフローチャートに戻る。
【0036】
図7のステップ#19では図10の音楽再生処理が呼び出される。音楽再生処理のステップ#51では入力環境設定によりメッセージ入力中に音楽を再生する設定になっているか否かが判断される。音楽を再生しない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。音楽を再生する設定の場合はステップ#52でフラグFが1かどうかが判断される。
【0037】
フラグFが1でない場合はステップ#53に移行し、抽出したレコードの音楽フィールドに音楽ファイルが指定されているか否かが判断される。音楽ファイルが指定されている場合はステップ#54に移行する。ステップ#54では指定された音楽ファイルが記憶部6から呼び出されて再生され、図7のフローチャートに戻る。
【0038】
ステップ#52の判断によりフラグFが1の場合や、ステップ#53の判断により音楽ファイルが指定されていない場合は、ステップ#55に移行する。ステップ#55では、規定の音楽ファイルが呼び出されて再生され、図7のフローチャートに戻る。
【0039】
図7のステップ#20では図11の漢字変換レベル設定処理が呼び出される。漢字変換レベル設定処理のステップ#61では入力環境設定により漢字変換レベルを可変する設定になっているか否かが判断される。漢字変換レベルを可変する設定の場合はステップ#62でフラグFが1かどうかが判断される。
【0040】
フラグFが1でない場合はステップ#63に移行し、抽出したレコードの年齢フィールドに相手の年齢が指定されているか否かが判断される。年齢が指定されている場合はステップ#64に移行する。ステップ#64では図15に示すテーブルを参照して年齢に応じた漢字変換レベルが設定され、図7のフローチャートに戻る。これにより、設定された漢字変換レベルでメッセージ入力時に仮名漢字変換部7(図1参照)により漢字変換が行われる。
【0041】
ステップ#61の判断により漢字変換レベルを可変しない設定の場合、ステップ#62の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#63の判断により年齢が指定されていない場合は、ステップ#65に移行する。ステップ#65では、メッセージ入力時に制限なく漢字変換が行われるように設定され、図7のフローチャートに戻る。
【0042】
図7のステップ#21では図12の文章校正設定処理が呼び出される。文章校正設定処理のステップ#71では入力環境設定によりメッセージ入力中に文章校正を行う設定になっているか否かが判断される。文章校正を行わない設定の場合は図7のフローチャートに戻る。
【0043】
ステップ#72では入力環境設定によって文章校正部8による言葉遣いの監視モードを可変する設定になっているか否かが判断される。監視モードを可変する設定の場合はステップ#73でフラグFが1かどうかが判断される。フラグFが1でない場合はステップ#74に移行し、抽出したレコードの関係フィールドに相手との関係が指定されているか否かが判断される。相手との関係が指定されている場合はステップ#75に移行する。
【0044】
ステップ#75では関係に応じた言葉遣いの監視モードが設定され、図7のフローチャートに戻る。これにより、図16に示すデータベースを参照して設定された監視モードでメッセージの入力を監視し、文章校正部8(図1参照)により警告の報知や書き換えが行われる。
【0045】
ステップ#72の判断により言葉遣いの監視モードを可変しない設定の場合、ステップ#73の判断によりフラグFが1の場合、ステップ#74の判断により相手との関係が指定されていない場合は、ステップ#76に移行する。ステップ#76では、規定の監視モードによりメッセージ入力時の文章校正が行われるように設定され、図7のフローチャートに戻る。
【0046】
図7のステップ#22、#23では送信の指示があるまでメッセージ入力画面30にメッセージを入力可能になっている。メッセージの入力が終了して送信の指示があると、ステップ#24に移行して送信部5からメッセージを送信し、電子メール作成動作の動作が終了する。
【0047】
本実施形態によると、ユーザによって宛先に関連付けられた情報をデータベースに記憶し、データベースから抽出した情報に基づいて宛先に応じた画像、背景色、音等を表示画面やスピーカに出力するので、宛先に類似のメールアドレスを指定してもユーザは容易に誤りを判別することができる。従って、電子メールの誤送信を防止することができる。また、宛先に応じて漢字変換レベルや文章校正の監視モードを可変するので、相手に不適切な内容のメッセージの送信を防止することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によると、ユーザによって宛先に関連付けられた情報をデータベースに記憶し、メッセージの宛先に応じてデータベースから抽出した情報に基づいてメッセージの入力環境を可変するので、誤った宛先や内容の電子メールの送信を防止することができる。即ち、データベースから抽出した情報に基づいて宛先に応じた画像、背景色、音等を表示画面やスピーカに出力するので、宛先に類似のメールアドレスを指定してもユーザが容易に誤りを判別することができる。また、宛先に応じて漢字変換レベルや文章校正の監視モードを可変するので、相手に応じたメッセージを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置を示すブロック図である。
【図2】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の電話帳登録画面を示す図である。
【図3】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の画像設定画面を示す図である。
【図4】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の音楽設定画面を示す図である。
【図5】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の電話帳のデータベースを示す図である。
【図6】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の入力環境設定画面を示す図である。
【図7】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の画像表示処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の背景色設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の音楽再生処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の漢字変換レベル設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図12】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の文章校正設定処理の動作を示すフローチャートである。
【図13】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置のメッセージ入力画面を示す図ある。
【図14】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置のメッセージ入力画面に画像を表示した状態を示す図ある。
【図15】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の漢字変換レベルのテーブルを示す図ある。
【図16】は、本発明の実施形態の電子メール作成装置の文章校正の監視モードのデータベースを示す図ある。
【符号の説明】
1 電子メール作成装置
2 CPU
3 入力部
4 表示部
5 通信部
6 記憶部
7 仮名漢字変換部
8 文章校正部
9 データベース
Claims (7)
- 宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信する電子メール作成プログラムにおいて、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じて前記データベースから抽出した上記関連情報に基づいてメッセージの入力環境を可変したことを特徴とする電子メール作成プログラム。
- 宛先に応じて抽出した画像を入力画面に表示したことを特徴とする請求項1に記載の電子メール作成プログラム。
- 宛先に応じてメッセージ入力画面の背景色を可変したことを特徴とする請求項1に記載の電子メール作成プログラム。
- 宛先に応じて抽出した音を再生したことを特徴とする請求項1に記載の電子メール作成プログラム。
- 入力された文字を漢字に変換する漢字変換手段を備え、宛先に応じて抽出したメール受取人の年齢に応じてメッセージを入力する際の漢字変換のレベルを可変したことを特徴とする請求項1に記載の電子メール作成プログラム。
- メッセージの言葉遣いに応じた複数の監視モードによりメッセージの入力を監視する監視手段を備え、宛先に応じて抽出したメール受取人と送信者との関係に応じて前記監視モードを可変したことを特徴とする請求項1に記載の電子メール作成プログラム。
- 宛先及びメッセージを入力し、通信回線を通じて電子メールを送信する電子メール作成装置において、ユーザーの入力により宛先の関連情報を記憶したデータベースにアクセスし、宛先に応じて前記データベースから抽出した上記関連情報に基づいてメッセージの入力環境を可変したことを特徴とする電子メール作成装置。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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