JP2004143794A - 建材用枠組み部材の結合構造及びその結合方法 - Google Patents

建材用枠組み部材の結合構造及びその結合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建材用枠組みを形成する枠組み部材同士の位置決め結合のための作業を容易に行える建材用枠組み部材の結合構造及びその結合方法を提供すること。
【解決手段】縦枠組み部材2に他の枠組み部材である無目5の端面5Aを位置決めしてボルト33、ナット34で突き当て結合するために、縦枠組み部材2に孔2Eを形成し、孔2Eに位置決め部材であるビス61を挿入し、ビス61の円形頭部61Aを端面5Aの内部に挿入することで無目5の位置決めを行う。孔2Eは、板金の折り曲げ加工品である縦枠組み部材2が折り曲げ加工されて生産される前の板金のときに、タレットパンチにより正確な位置に形成する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建材用枠組みを形成する一方の枠組み部材に他方の枠組み部材を位置決めして結合するための構造及びその結合を行うための方法に係り、例えば、建築物の外壁部分に設けられるフロント出入口や、室内の仕切り壁等の内壁部分に設けられる室内出入口を形成するための出入口用枠組み、ガラス等が嵌め込め込まれる透光性枠組み等に利用できるものである。
【0002】
【背景技術】
建築物の外壁部分には、この建築物への出入りのためのフロント出入口が設けられ、このような出入口の外形は、下記の特許文献1に示されているように縦横の枠組み部材の結合からなる出入口用枠組みによって形成される。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−128279公報(図1)
図14及び図15は、従来のフロント出入口用枠組みを形成している縦枠組み部材101と横枠組み部材102との結合構造を示し、図14は、その結合前の斜視図、図15は、その結合後の縦断面図である。縦枠組み部材101と横枠組み部材102が共に板金の折り曲げ加工品となっているこの従来技術は、横枠組み部材102の端部近くに取り付けたブラケット103の孔103Aにボルト104を挿入し、縦枠組み部材101の孔101Aにも挿入したボルト104を、図15で示す縦枠組み部材101の裏面に取り付けたナット105に螺入締結することにより、建物躯体に取り付けられている縦枠組み部材101に横枠組み部材102の端面102Aを突き当て結合するものであるが、ボルト104とナット105によるこの突き当て結合は、予め縦枠組み部材101にプレート状の中子部材106を取り付けておき、この中子部材106を横枠組み部材102の開口されている端面102Aの内部に挿入して、縦枠組み部材101に横枠組み部材102の端面102Aを突き当てながら、縦枠組み部材101に対して横枠組み部材102を中子部材106で位置決めしてから行われる。
【0004】
縦枠組み部材101への中子部材106の取り付けは、中子部材106にボルト104を挿入するための孔106Aとは別の孔106Bを設け、図15に示されているように、この孔106Bにアルゴン溶接を行って孔106Bを溶接部107とすることにより、中子部材106を溶接で縦枠組み部材101に結合一体化して行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この従来技術によると、横枠組み部材102を縦枠組み部材101の正確な位置に位置決め結合するためには、位置決め部材となっている中子部材106を縦枠組み部材101の所定の位置に正確に取り付けなければならない。このためには、縦枠組み部材101の所定位置に中子部材106を当てがってからアルゴン溶接を行わなければならず、この作業のために熟練した技量が必要となり、多くの手間がかかっていた。
【0006】
本発明の目的は、建材用枠組みを形成する枠組み部材同士の位置決め結合のための作業を容易に行えるようになる建材用枠組み部材の結合構造及びその結合方法を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る建材用枠組み部材の結合構造は、第1枠組み部材に中子部材が取り付けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる第2枠組み部材が、この第2枠組み部材の前記端面の内部に前記中子部材が挿入されることにより、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材と前記中子部材とに孔が形成され、これらの孔に挿入される結合具によって前記中子部材が前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とするものである。
【0008】
この結合構造によると、第1枠組み部材と中子部材とに孔が形成され、これらの孔に挿入される結合具によって中子部材が第1枠組み部材に位置決めされるため、第1枠組み部材と中子部材に設ける孔をこれらの第1枠組み部材と中子部材の正確な位置に形成することにより、中子部材を第1枠組み部材の所定位置に正確に取り付けることができ、これにより、中子部材によって第2枠組み部材の端面を第1枠組み部材に位置決めして突き合わせることができる。
【0009】
そして、第1枠組み部材と中子部材に設ける孔をこれらの第1枠組み部材と中子部材の正確な位置に形成することは、タレットパンチやレーザー加工機等のデジタル入力式の二次元加工機となっている孔明け機械に第1枠組み部材、中子部材となるそれぞれの材料を位置決めセットすることにより、容易に行える。
【0010】
また、この結合構造は、第1枠組み部材が板金を折り曲げ加工して形成される板金折り曲げ加工品となっていない場合にも適用できるが、第1枠組み部材が板金折り曲げ加工品である場合には、板金に孔を形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、前記孔と、中子部材に設けた孔とに結合具を挿入することにより、この中子部材を前記第1枠組み部材に位置決め結合し、この後、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、この端面の内部に挿入される前記中子部材によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することが好ましい。
【0011】
これによると、第1枠組み部材が板金の折り曲げ加工品となっていても、板金に孔を形成した後、板金の折り曲げ加工を行うため、タレットパンチやレーザー加工機等のデジタル入力式の二次元加工機による孔明け作業は、折り曲げ加工前のフラット形状となっている板金のときに容易、正確に行えることになる。
【0012】
また、本発明に係る建材用枠組み部材の結合構造は、第1枠組み部材に端面が突き当てられる第2枠組み部材が、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材に、この第1枠組み部材に形成されている孔に挿入された位置決め部材が設けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる前記第2枠組み部材が、一部が前記第2枠組み部材の側へ突出している前記位置決め部材によって前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とするものである。
【0013】
この結合構造によると、第1枠組み部材に孔が形成され、この孔に位置決め部材を挿入するため、この孔を第1枠組み部材の所定の正確な位置に形成することにより、従来の中子の機能、すなわち、第1枠組み部材に対して第2枠組み部材を位置決めするための位置決め機能を有している位置決め部材を、特別の熟練を要することなく、第1枠組み部材の正確な位置に容易に設けることができる。そして、孔に挿入された位置決め部材によって第2枠組み部材が第1枠組み部材に対して位置決めされるため、この位置決め作業を短時間で簡単に行え、作業性の向上と品質の安定化を図ることができる。
【0014】
そして、第1枠組み部材に設ける孔を第1枠組み部材の正確な位置に形成することは、タレットパンチやレーザー加工機等のデジタル入力式の二次元加工機となっている孔明け機械に第1枠組み部材の材料を位置決めセットすることによって容易に行える。
【0015】
また、この結合構造によると、第2枠組み部材の端面の内部に挿入されることにより第1枠組み部材に対して第2枠組み部材を位置決めするための中子部材は不要になり、それだけ、正確な形状に形成しなければならない部材を省略できるため、この点でも作業の容易化を図ることができる。
【0016】
この結合構造も、第1枠組み部材が板金を折り曲げ加工して形成される板金折り曲げ加工品となっていない場合にも適用できるが、第1枠組み部材が板金折り曲げ加工品である場合には、板金に孔を形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、前記孔に位置決め部材を挿入し、この後、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、一部が第2枠組み部材の側へ突出している前記位置決め部材によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することが好ましい。
【0017】
この結合構造における位置決め部材は、第1枠組み部材の孔に挿入できて固定できるものであれば任意な形状、構造、材質のものでよく、また、位置決め部材が挿入される孔も任意な形状のものでよい。そして、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分も任意な形状、構造のものでよい。
【0018】
具体的には、例えば、孔が丸孔(楕円の丸孔を含む)であって、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分が円形部となっていてもよく、孔が角孔であって、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分が角形状となっていてもよく、孔が丸孔(楕円の丸孔を含む)であって、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分が角形状となっていてもよく、孔が角孔であって、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分が円形部となっていてもよい。これらの具体的な例のうち、第3番目の例のさらに典型的な例は、孔を丸孔とし、この丸孔に挿入される位置決め部材を頭部が角形状となっているビスすることである。
【0019】
また、位置決め部材の個数は、1個でもよく、複数個でもよい。
【0020】
すなわち、位置決め部材のうち、第2枠組み部材と接触してこの第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めする部分の形状と、位置決め部材の個数とは、第1枠組み部材に端面が突き当てられた第2枠組み部材が第1枠組み部材に対して回転することが阻止され、これによって第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行えるものであれば、任意である。
【0021】
そして、一例として、位置決め部材における第2枠組み部材の側へ突出している前記一部を、第1枠組み部材の孔の中心部を中心とする円形とすることができる。
【0022】
これによると、位置決め部材が孔の中心部を中心に回動して第1枠組み部材に挿入されるものであっても、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを、位置決め部材がどのような回動角度となっていても、行えることになる。
【0023】
また、位置決め部材の個数を複数とし、かつ位置決め部材を、このように第1枠組み部材の孔の中心部を中心とする円形となっている一部を有するものとする場合における一例は、位置決め部材を、円形頭部を有するビスとすることであり、他の例は、位置決め部材を円形ピン等の段付き又は段なしの円形軸とすることであり、さらに他の例は、位置決め部材をポップナット等のナットやクイックリベット等のリベットとすることであり、位置決め部材は任意な形状、構造、材質の部材でよい。
【0024】
位置決め部材として円形頭部を有するビスを採用すると、このようなビスは安価で市販され、かつ第1枠組み部材への取り付けも容易に行えるため、全体のコストの削減と作業効率の向上とを達成できる。
【0025】
また、1個又は複数の位置決め部材における第2枠組み部材の側へ突出している前記一部を、例えば、第2枠組み部材の端面の角部と対応する角形状とし、位置決め部材を挿入するために第1枠組み部材に形成する孔も、この角形状と対応する角形状の孔としてもよい。これによっても、位置決め部材によって第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めできる。
【0026】
なお、位置決め部材は第2枠組み部材の端面の内部に挿入されることにより、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよく、第2枠組み部材の端面に近い外面に接触することにより、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよく、これらの両方によって第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよい。
【0027】
また、本発明に係る建材用枠組み部材の結合構造は、第1枠組み部材に端面が突き当てられる第2枠組み部材が、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材に、この第1枠組み部材と一体に形成された位置決め部が設けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる前記第2枠組み部材が、この第2枠組み部材の側への突出量を有する前記位置決め部によって前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とするものである。
【0028】
この結合構造によると、第1枠組み部材に、第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めするための位置決め部を第1枠組み部材に一体に設けるため、この位置決め部を第1枠組み部材の所定の正確な位置に形成することにより、従来の中子の機能、すなわち、第1枠組み部材に対して第2枠組み部材を位置決めするための位置決め機能を有している位置決め部を、特別の熟練を要することなく、第1枠組み部材の正確な位置に容易に設けることができる。そして、位置決め部によって第2枠組み部材は第1枠組み部材に対して位置決めされるため、この位置決め作業を短時間で簡単に行え、作業性の向上と品質の安定化を図ることができる。
【0029】
そして、第1枠組み部材に設ける位置決め部を第1枠組み部材の正確な位置に形成することは、プレス装置やタレットパンチ等のデジタル入力式の二次元加工機に第1枠組み部材の材料を位置決めセットすることによって容易に行える。
【0030】
また、この結合構造でも、第2枠組み部材の端面の内部に挿入されることにより第1枠組み部材に対して第2枠組み部材を位置決めするための中子部材は不要になるため、それだけ、正確な形状に形成しなければならない部材を省略できることになる。
【0031】
さらに、プレス装置やタレットパンチ等の加工機械に第1枠組み部材の材料をセットして位置決め部を形成するだけで、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うために必要な部分を第1枠組み部材に設けることができ、ビスをねじ込む等の作業を省略できるため、一層作業の容易化を達成できる。
【0032】
この結合構造も、第1枠組み部材が板金を折り曲げ加工して形成される板金折り曲げ加工品となっていない場合にも適用できるが、第1枠組み部材が板金折り曲げ加工品である場合には、板金に位置決め部を一体に形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、前記第2枠組み部材の側への突出量を有する前記位置決め部によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することが好ましい。
【0033】
この結合構造における位置決め部は、第1枠組み部材に対して第2枠組み部材を位置決めできるものであれば任意のものでよく、例えば、打ち出し加工や半打ち抜き加工、絞り加工等で形成された突起でもよく、切り起こし加工された突片等でもよい。
【0034】
また、位置決め部の形状、構造は任意であり、例えば、円形のものでもよく、角形状のものでもよい。そして、位置決め部の個数も任意であり、1個でもよく、複数個でもよい。
【0035】
すなわち、位置決め部の形状と、位置決め部の個数とは、第1枠組み部材に端面が突き当てられた第2枠組み部材が第1枠組み部材に対して回転することが阻止され、これによって第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行えるものであれば、任意である。
【0036】
そのためには、位置決め部を、例えば、第2枠組み部材の端面の一つ又は複数の角部と対応する1個又は複数個の角形状のものとし、これによって位置決め部で第2枠組み部材を第1枠組み部材に対して位置決めできるようにしてもよい。
【0037】
また、この結合構造における位置決め部も第2枠組み部材の端面の内部に挿入されることにより、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよく、第2枠組み部材の端面に近い外面に接触することにより、第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよく、これらの両方によって第1枠組み部材に対する第2枠組み部材の位置決めを行うものでもよい。
【0038】
以上説明した本発明は、建築物の外壁部分に設けられるフロント出入口や、室内の仕切り壁等の内壁部分に設けられる室内出入口を形成するための出入口用枠組み等に適用できる。この出入口用枠組み等には、手動式又は自動式又は半自動式(半手動式)の引き戸や開き戸、回転扉等が設けられていてもよい。
【0039】
また、本発明は、出入口が設けられず、ガラス等が嵌め込まれる透光性枠組みにも適用でき、任意な建材用枠組みに適用できる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る建材用枠組み部材の結合構造によって形成されている建築物のフロント出入口用枠組み1の全体正面図であり、この枠組み1は、左右の長寸の縦枠組み部材2,3と、これらの縦枠組み部材2,3の上端間に架設された長寸の横枠組み部材4と、この横枠組み部材4の下において縦枠組み部材2,3間に架設された無目5と、この無目5から下側へそれぞれが延び、無目と共に開口した出入口20を形成する縦枠組み部材6,7と、縦枠組み部材2,3と縦枠組み部材6,7の下端間に架設された短寸の横枠組み部材8,9と、横枠組み部材4と無目5との間の欄間部分に設けられた短寸の縦枠組み部材10,11とで形成されている。
【0041】
これらの枠組み部材2〜11のうち、フロント出入口用枠組み1の外形を形成している縦枠組み部材2,3、横枠組み部材4、横枠組み部材8,9は、建築物の躯体である壁21や床22、天井23に埋設されている配筋材に結合されて壁21、床22、天井23に取り付けられている。
【0042】
また、前記出入口20は、引き分け式の2個の引き戸となっているガラス戸23,24で開閉され、これらのガラス戸24,25は、横枠組み部材である無目5の内部に組み込まれている上吊り式駆動機構により上吊りされて自動開閉するようになっている。
【0043】
図2は、縦枠組み部材2と無目5との結合前を示し、図3は、その結合後を示している。これらの図における無目5は、前面に設けられているカバーを取り外して内部が表れた状態で示されている。図2に示されているとおり、縦枠組み部材2の無目5と対面する面には、プレート状の中子部材30が取り付けられている。この取り付けは、図3に示されているように、中子部材30に複数形成した孔30Aにビス31を挿入するとともに、タッピングビスとなっているこれらのビス31を縦枠組み部材2に形成した孔2Aにねじ込み挿入することにより、行われている。
【0044】
なお、ビス31をタッピングビスとしないときには、孔2Aの位置と対応する縦枠組み部材2の裏面の位置にナットを取り付け、このナットに、中子部材30を縦枠組み部材2に結合するための結合具であるビス31を螺入するようにしてもよい。
【0045】
図2で示すように、無目5の内部には、端面5A近くにおいてブラケット32が取り付けられ、このブラケット32にボルト33を挿入する孔32Aが形成され、中子部材30と縦枠組み部材2にも設けられている孔30B,2Bにボルト33を挿入し、図3で示すように、このボルト33を縦枠組み部材2の裏面に取り付けられているナット34に螺入締結することにより、無目5は、端面5Aが縦枠組み部材2に突き当てられて縦枠組み部材2に結合される。
【0046】
この突き当て結合時において、中子部材30は、この中子部材30の輪郭形状と対応する形状となっている無目5の端面5Aの内部に挿入され、この挿入によって無目5は縦枠組み部材2の所定位置に位置決めされる。
【0047】
言い換えると、先ず、中子部材30で無目5を縦枠組み部材2に対して位置決めし、これにより、図1の壁21に取り付けられている縦枠組み部材2に無目5を中子部材30で仮組み付け状態にした後、縦枠組み部材2に端面5Aが突き当てられている無目5のブラケット32の孔32Aにボルト33を挿入し、このボルト33のナット34への螺入締結により、無目5を縦枠組み部材2に結合するのである。
【0048】
これによると、縦枠組み部材2の正確な所定位置に孔2Aを形成するとともに、中子部材30の正確な所定位置に孔30Aを形成し、これらの孔2A,30Aに挿入されるビス31で中子部材30を縦枠組み部材2に取り付けることにより、この取り付け位置は所定位置の正確な位置となっているため、無目5を縦枠組み部材2の所定位置に容易に結合することができ、図14及び図15で示した従来技術よりも作業の簡単化、作業効率の向上を図ることができる。
【0049】
以上と同様の結合構造は、図1で示した縦枠組み部材3と無目5との結合部、横枠組み部材4、無目5と縦枠組み部材10,11との結合部、無目5と縦枠組み部材6,7との結合部にそれぞれ適用されている。
【0050】
図4は、縦枠組み部材2と横枠組み部材8との結合前を示し、図5は、その結合後を示す。図4に示されているとおり、縦枠組み部材2の横枠組み部材8と対面する面には、プレート状の中子部材40が取り付けられている。この取り付けも、図5に示されているように、中子部材40に複数形成した孔40Aにビス41を挿入するとともに、タッピングビスとなっているこれらのビス41を縦枠組み部材2に形成した孔2Cにねじ込み挿入することにより、行われている。
【0051】
ビス41をタッピングビスとしないときには、孔2Cの位置と対応する縦枠組み部材2の裏面の位置にナットを取り付け、このナットに、中子部材40を縦枠組み部材2に結合するための結合具となっているビス41を螺入するようにしてもよい。
【0052】
図4で示されているように、中子部材40には、横枠組み部材8の側へV字状に突出する係合部材42が取り付けられている。
【0053】
また、横枠組み部材8の上面には、図1のフロント出入口用枠組み1の内側に組み込まれるガラスの端部を挿入するための溝43が形成され、図5で示すとおり、この溝43の底部43Aには、下部が先細り状のテーパー部44Aとなっているねじ44が挿入される孔43Bが設けられ、底部43Aの裏面にはねじ44が螺入されるナット45が取り付けられている。
【0054】
横枠組み部材8の端面8Aを縦枠組み部材2に突き当て結合するためには、先ず、端面8Aの内部に、この内部の形状と対応する輪郭形状を有している中子部材40を挿入することにより端面8Aを縦枠組み部材2に位置決めして突き当て、この後、ねじ44を溝43の孔43Bに挿入してナット45に螺入する。ねじ44をさらにナット45に螺入させて進出させると、図5で示されているように、ねじ44のテーパー部44Aは係合部材42の内側のV字空間に侵入して係合部材42に押圧力をもって接触するため、横枠組み部材8は、端面8Aが縦枠組み部材2に大きな荷重で突き当てられて縦枠組み部材2に結合される。
【0055】
この結合構造でも、縦枠組み部材2の正確な所定位置に孔2Cを形成するとともに、中子部材40の正確な所定位置に孔40Aを形成し、これらの孔2C,40Aに挿入されるビス41で中子部材40を縦枠組み部材2に取り付けることにより、この取り付け位置は所定の正確な位置となるため、横枠組み部材8を縦枠組み部材2の所定位置に容易に位置決めして結合することができる。
【0056】
以上と同様の結合構造は、図1における横枠組み部材8と縦枠組み部材6との結合部、横枠組み部材9と縦枠組み部材3,7との結合部、縦枠組み部材2,3と横枠組み部材4との結合部にそれぞれ適用されている。
【0057】
縦枠組み部材2は、フロント出入口用枠組み1を形成している他の枠組み部材3〜11と同じく、板金を折り曲げ加工して形成された板金折り曲げ加工品となっている。図6〜図9は、板金50から縦枠組み部材2を生産するまでの作業順序を示す。
【0058】
素材の切断加工によって図6で示した板金50を生産した後、図7で示すように板金50にプレーナー装置で複数のV字の溝51を形成し、次いで、図8に示すように、デジタル入力式の二次元加工機であるタレットパンチにより板金50に孔2A,2C,2Dを孔明け加工する。これらの孔2A,2C,2Dのうち、孔2Dは、図4と図5で示した結合構造と同じ構造により、図1の横枠組み部材4を縦枠組み部材2に突き合わせ結合する際に用いる中子部材を縦枠組み部材2に取り付けるためのビスを挿入する孔である。
【0059】
この後、ベンダー装置を使用して板金50を溝51において折り曲げ加工し、これにより、図9で示されているとおり、全体断面形状がリップ部52A付きのフランジ部52を有するチャンネル状となっていて、図1のフロント出入口用枠組み1の内側に組み込まれるガラスの端部を挿入するための溝53を有している縦枠組み部材2が生産される。
【0060】
以上のように、中子部材30,40を縦枠組み部材2に取り付けるためのビス31,41が挿入される孔2A,2C,2Dは、折り曲げ加工される前のフラット形状となっている板金50の段階で形成され、しかも、この孔明け加工は、板金をタレットパンチに位置決めセットして行うことができるため、それぞれの孔2A,2C,2Dを正確な位置に形成できる。
【0061】
そして、板金製である中子部材30,40の孔30A,40Aも、中子部材30,40をタレットパンチに位置決めセットして孔明け加工することにより、正確な位置に形成できる。
【0062】
このため、本実施形態によると、これらの孔2A,2C,2Dと孔30A,40Aとにビス31,41を挿入することによって中子部材30,40を縦枠組み部材2に取り付けると、前述したように、中子部材30,40は縦枠組み部材2の所定位置に取り付けられるため、無目5、横枠組み部材8を縦枠組み部材2の正確な位置に位置決めして結合できることになる。
【0063】
図10及び図11は、別実施形態に係る結合構造を示す。この結合構造では、図10で示すように、縦枠組み部材2における無目5の端面5Aが突き当てられる面に、位置決め部材となっている複数のビス61が取り付けられている。この取り付けは、図11に示されているとおり、縦枠組み部材2に形成された孔2Eにタッピングビスであるビス61をねじ込むことにより行われている。
【0064】
なお、ビス61をタッピングビスとしないときには、孔2Eの位置と対応する縦枠組み部材2の裏面の位置にナットを取り付け、このナットにビス61を螺入するようにしてもよい。
【0065】
この実施形態における孔2Eの形成作業は、図6〜図9で示した板金50から縦枠組み部材2を生産する作業工程において、タレットパンチに板金50をセットして孔明け加工を行う図8の段階で行われる。したがって、孔2Eは、折り曲げ加工される前の板金50がタレットパンチに位置決めセットされて形成されるため、板金50から生産された縦枠組み部材2の所定の正確な位置に孔2Eが形成されている。
【0066】
ビス61は、孔2Eの中心部を中心とする円形の頭部61Aを有するものであり、孔2Eへのねじ込みは、この円形頭部61Aを無目5の側へ突出させて行われる。
【0067】
無目5の端面5Aを縦枠組み部材2に突き当てるときには、図11で示すように、端面5Aの内部にそれぞれのビス61の頭部61Aを挿入して、それぞれの頭部61Aを無目5の内面に接触させ、これにより、頭部61Aで無目5を縦枠組み部材2に対して位置決めする。この後、ボルト33を無目5のブラケット32の孔32Aと縦枠組み部材2の孔2Bに挿入し、ナット34に螺入して締結することにより、無目5を縦枠組み部材2に突き当て結合する。
【0068】
以上と同様の結合構造は、図1で示されたフロント出入口用枠組み1におけるそれぞれの枠組み部材同士の結合部に適用される。
【0069】
この実施形態によると、縦枠組み部材2に孔2Eを形成し、この孔2Eにビス61を挿入するため、この孔2Eを縦枠組み部材2の所定の正確な位置に形成することにより、従来の中子の機能、すなわち、縦枠組み部材2に対して無目5を位置決めするための位置決め機能を有しているビス61を、特別の熟練を要することなく、縦枠組み部材2の正確な位置に容易に設けることができる。そして、孔2Eに挿入されたビス61によって無目5が縦枠組み部材2に対して位置決めされるため、この位置決め作業を短時間で簡単に行え、さらに、作業の容易化と品質の安定化を図ることができる。
【0070】
また、孔2Eの形成作業は、板金50が折り曲げ加工される前に、タレットパンチに板金50を位置決めセットして行うため、板金50の折り曲げ加工品である縦枠組み部材2の正確な所定位置に孔2Eを設けることができる。
【0071】
さらに、ビス61は孔2Eの中心部を中心とする円形の頭部61Aを有し、この頭部61Aで縦枠組み部材2に対する無目5の位置決めを行うため、ビス61を回転させて縦枠組み部材2にこのビス61を固定するとき、ビス61の回転停止角度がどのような角度になっていても、無目5の位置決めを正確に行える。
【0072】
また、ビス61は一般に市販されているものでよいため、コストを安価にできる。
【0073】
さらに、この実施形態によると、前記実施形態と異なり、無目5の端面5Aの内部に挿入される中子部材は不要になり、このため、それだけ部品点数を削減できる。また、中子部材は端面5Aの内部形状と一致した輪郭形状に形成しなければならないものであり、この中子部材を省略できるため、部材の生産作業の簡単化も達成できるようになる。
【0074】
図12及び図13は、さらに別実施形態に係る結合構造を示す。この結合構造では、図12で示すように、縦枠組み部材2における無目5の端面5Aが突き当てられる面に、位置決め部となっている複数の突起71が縦枠組み部材2に一体に形成されている。
【0075】
この実施形態における突起71の形成作業は、図6〜図9で示した板金50から縦枠組み部材2を生産する作業工程において、タレットパンチに板金50をセットして孔明け加工を行う図8の代わりに、デジタル入力式の二次元加工機となっているプレス装置で板金50の一部を打ち出し加工することにより行われる。したがって、突起71は、折り曲げ加工される前の板金50がプレス装置に位置決めセットされて形成されるため、板金50から生産された縦枠組み部材2の所定の正確な位置に突起71が形成されている。
【0076】
無目5の端面5Aを縦枠組み部材2に突き当てるときには、図13で示すように、端面5Aの内部に、それぞれ無目5の側への突出量を有している突起71を挿入して、それぞれの突起71を無目5の内面に接触させ、これにより、突起71で無目5を縦枠組み部材2に対して位置決めする。この後、ボルト33を無目5のブラケット32の孔32Aと縦枠組み部材2の孔2Bに挿入し、ナット34に螺入して締結することにより、無目5を縦枠組み部材2に突き当て結合する。
【0077】
以上と同様の結合構造は、図1で示されたフロント出入口用枠組み1におけるそれぞれの枠組み部材同士の結合部に適用される。
【0078】
この実施形態によると、無目5を縦枠組み部材2に対して位置決めするための突起71を縦枠組み部材2に一体に設けるため、この突起71を縦枠組み部材2の所定の正確な位置に形成することにより、従来の中子の機能、言い換えると、縦枠組み部材2に対して無目5を位置決めするための位置決め機能を有している突起71を、特別の熟練を要することなく、縦枠組み部材2の正確な位置に容易に設けることができる。そして、突起71によって無目5を縦枠組み部材2に対して位置決めするため、この位置決め作業を効率良く、短時間で簡単に行え、作業性の向上と品質の安定化を達成できる
また、突起71の形成作業は、板金50が折り曲げ加工される前に、プレス装置に板金50を位置決めセットして行うため、板金50の折り曲げ加工品である縦枠組み部材2の正確な所定位置に突起71を設けることができる。
【0079】
さらに、この実施形態によると、図10及び図11の実施形態と同じく、無目5の端面5Aの内部に挿入される中子部材は不要になり、また、板金50から縦枠組み部材2を生産する工程において突起71を形成できるため、図10及び図11の実施形態と異なり、板金50から生産された後の縦枠組み部材2の孔にビスをねじ込む作業を省略できることになり、それだけ作業工程が少なくなり、作業の容易化、効率化を一層有効に達成できる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によると、建材用枠組みを形成する枠組み部材同士の位置決め結合のための作業を容易に行えるようになるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る結合構造が採用されている建築物のフロント出入口用枠組みの全体を示す正面図である。
【図2】図1で示されている縦枠組み部材と横枠組み部材である無目との結合前を示す斜視図である。
【図3】図2の結合後を示す縦断面図である。
【図4】図1で示されている縦枠組み部材と横枠組み部材との結合前を示す斜視図である。
【図5】図4の結合後を示す縦断面図である。
【図6】図1で示されている縦枠組み部材を板金から生産するときの第1工程を示す図である。
【図7】図6の次の第2工程を示す図である。
【図8】図7の次の第3工程を示す図である。
【図9】図8の次の第4工程を示す図である。
【図10】縦枠組み部材と無目の結合構造の別実施形態を示す図2と同様の図である。
【図11】図10の実施形態における図3と同様の図である。
【図12】縦枠組み部材と無目の結合構造のさらに別実施形態を示す図2と同様の図である。
【図13】図12の実施形態における図3と同様の図である。
【図14】従来の出入口用枠組みを形成している縦枠組み部材と横枠組み部材との結合前を示す斜視図である。
【図15】図14の縦枠組み部材と横枠組み部材との結合後を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 フロント出入口用枠組み
2〜11 枠組み部材
2A,2C,2E 孔
30,40 中子部材
31,41 結合具であるビス
61 位置決め部材であるビス
61A 円形頭部
71 位置決め部である突起

Claims (8)

  1. 第1枠組み部材に中子部材が取り付けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる第2枠組み部材が、この第2枠組み部材の前記端面の内部に前記中子部材が挿入されることにより、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材と前記中子部材とに孔が形成され、これらの孔に挿入される結合具によって前記中子部材が前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とする建材用枠組み部材の結合構造。
  2. 板金に孔を形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、前記孔と、中子部材に設けた孔とに結合具を挿入することにより、この中子部材を前記第1枠組み部材に位置決め結合し、この後、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、この端面の内部に挿入される前記中子部材によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することを特徴とする建材用枠組み部材の結合方法。
  3. 第1枠組み部材に端面が突き当てられる第2枠組み部材が、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材に、この第1枠組み部材に形成されている孔に挿入された位置決め部材が設けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる前記第2枠組み部材が、一部が前記第2枠組み部材の側へ突出している前記位置決め部材によって前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とする建材用枠組み部材の結合構造。
  4. 請求項3に記載の建材用枠組み部材の結合構造において、前記位置決め部材における前記第2枠組み部材の側へ突出している前記一部は、前記孔の中心部を中心とする円形となっていることを特徴とする建材用枠組み部材の結合構造。
  5. 請求項4に記載の建材用枠組み部材の結合構造において、前記位置決め部材は複数あるとともに、これらの位置決め部材は、前記円形の一部が円形頭部となっているビスであることを特徴とする建材用枠組み部材の結合構造。
  6. 板金に孔を形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、前記孔に位置決め部材を挿入し、この後、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、一部が前記第2枠組み部材の側へ突出している前記位置決め部材によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することを特徴とする建材用枠組み部材の結合方法。
  7. 第1枠組み部材に端面が突き当てられる第2枠組み部材が、前記第1枠組み部材に対して位置決めされてこの第1枠組み部材に結合される建材用枠組み部材の結合構造において、前記第1枠組み部材に、この第1枠組み部材と一体に形成された位置決め部が設けられ、端面が前記第1枠組み部材に突き当てられる前記第2枠組み部材が、この第2枠組み部材の側への突出量を有する前記位置決め部によって前記第1枠組み部材に位置決めされることを特徴とする建材用枠組み部材の結合構造。
  8. 板金に位置決め部を一体に形成した後、この板金を折り曲げ加工することにより第1枠組み部材を形成し、次いで、第2枠組み部材の端面を前記第1枠組み部材に突き当てながら、前記第2枠組み部材の側への突出量を有する前記位置決め部によって前記第2枠組み部材を前記第1枠組み部材に対して位置決めし、次いで前記第1枠組み部材と前記第2枠組み部材とを結合することを特徴とする建材用枠組み部材の結合方法。
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