JP2004143715A - 分割式l型擁壁、その製造方法及びその組立て施工方法 - Google Patents

分割式l型擁壁、その製造方法及びその組立て施工方法 Download PDF

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土谷 喜太郎
Tadahiro Kai
甲斐 忠博
Yoshihiro Ishikawa
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Abstract

【課題】従来のL型擁壁は、縦壁11と底版12が、互いの一端11a、12aで外面どうし直角となるよう一体的に製造されているため、製作、運搬、施工の各段階で数々の不利な問題が生じている。
【解決手段】縦壁部材21と底版部材25とを別体に作成し、両者を施工場所で組立てて完成しうる分割式L型擁壁を構成し、前記縦壁部材21を立てたとき下になる部分に凹凸部23a,24,23b,24を設け、前記縦壁部材を連結すべき前記底版部材25の一端に、前記縦壁部材の凹凸部と噛み合って連結する凸凹部26b,24,26a,24を設け、前記縦壁部材及び底版部材の各凸部に対して、それらを直列的に結びうる貫通孔27を設け、前記縦壁の凹凸部と前記底版の凸凹部とを噛み合わせた状態で、前記貫通孔に連結棒41を挿入することにより、前記縦壁部材と前記底版部材とが一体化されるようにした。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土地の段差に土砂の崩壊を防ぐための土留め構造物として築造されるL型擁壁のうちの、経済性や施工性の立場から、コンクリート製品工場で製作されるL型擁壁の構造、その製造方法、及びその据え付け等の施工方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、道路の新設や改良、公園の新設や改良、宅地の造成などの工事では、土地に段差が生じることが多く、土砂の崩壊を防止するための土留め構造物として、擁壁が築造されている。最近は、経済性や施工性の立場から、コンクリート製品工場で製作されたL型擁壁が多数使用されている。従来の技術の代表例は下記のとおりである。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−292398号公報(図1)
【特許文献2】
特開2002−38499号公報(図9)
【非特許文献1】
「鉄筋コンクリート製プレキャストL型擁壁技術指針」、社団法人 全国宅地擁壁技術協会 著作発行、平成11年5月発行、P.9
【0004】
コンクリート製品工場で製作されるL型擁壁は、例えば、図1に例示したとおり、縦壁11と底版12がお互いの一端11a,12aで外面どうし直角となるように連接されて一体化しているため、製作、運搬、施工は次に示す方法で対応している。
【0005】
1)L型擁壁の全体的な寸法「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「600mm×650mm×2000mm」から「3500mm×2400mm×1000mm」までのものでは、縦壁と底版を一体化した完成状態で運搬できるため、製作、運搬、施工は、縦壁と底版が一体化したL型擁壁の完成品の形で行う。図1のA)参照。
【0006】
2)「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「4000mm×2650mm×1000mm」から「5000mm×3250mm×1000mm」までの範囲のL型擁壁は、普通のトラックでは運搬ができないため、底版の奥行き寸法を所定の長さよりも短くしたL型擁壁13を製作し、運搬し、工事場所に据え付け、その後に不足する底版奥行き寸法分14を場所打ち鉄筋コンクリートで延長工事する。図1のB)参照。
【0007】
3)「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「4000mm×2650mm×1000mm」から「5000mm×3250mm×1000mm」までの範囲のL型擁壁では、普通のトラックでは運搬ができないため、底版の奥行き寸法の中程で分割して、底版の奥行き寸法が短縮されたL型擁壁15と、短縮分を補完し得る奥行き寸法を有する分割された底版16とに分けて、両方を工場で製作し、運搬し、工事場所に底版の奥行き寸法が短縮されたL型擁壁15を据え付け、分割して製造された底版16をその後に据え付けて、ボルト17等で一体化する。図1のC)参照。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
コンクリート製品工場で製作される従来のL型擁壁は、縦壁11と底版12がお互いの一端11a,12aで外面どうし直角となるように一体化されているため、製作、運搬、施工の各段階で次のような問題が生じている。
【0009】
1)縦壁と底版が一体化されることが前提となっているため、内部の鉄筋配置が複雑になっている。
【0010】
2)コンクリートを投入する型枠がL型になっているため、型枠の構造が複雑になり大型化するので、工場で余分な場所(製造スペース)を必要とする。
【0011】
3)「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「600mm×650mm×2000mm」から「3500mm×2400mm×1000mm」までは、縦壁と底版とが一体のL型擁壁となっているため、運搬や施工に際して大型のトラックやクレーン等を必要とする。このため、経済性や施工性が劣る。
【0012】
4)「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「4000mm×2650mm×1000mm」から「5000mm×3250mm×1000mm」までは、普通のトラックでは運搬ができないため、底版の奥行きを所定の長さよりも短くしたL型の製品を製作し、運搬し、工事場所に据え付けた後に、不足する底版奥行きを場所打ち鉄筋コンクリートで延長工事している。このため、工期が余分にかかるため、工場製品の良さが半減してしまう。
【0013】
5)「縦壁高さ×底版奥行き×製品横幅」の寸法が「4000mm×2650mm×1000mm」から「5000mm×3250mm×1000mm」までは、普通のトラックでは運搬ができないため、底版奥行き寸法の中程で分割して、底版奥行きが短縮されたL型擁壁と分割された底版とに分け、両方を工場で製作し、運搬し、工事場所にL型の製品を据え付け、その後に分割された底版を据え付け、ボルト等で連結して一体化している。しかし、底版が短縮されたL型擁壁を自立させるためには、短縮するとは言っても、底版奥行きのかなりの長さを必要とする。
【0014】
従って、短縮されたとは言っても、L型擁壁の重量が大きくなる。このため、運搬や施工に際して大型のトラックやクレーン等を必要とするため、経済性や施工性が劣る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
以上の問題点を解決するために開発された本発明における解決手段の例を、下記に示す。
【0016】
1)縦壁と底版とがお互いの一端で、外面どうしが直角となるように製造される一体化構造を避ける。
【0017】
2)鉄筋や型枠の構造が単純化でき、工場における製造スペースを大きく占有しないような構造とする。
【0018】
3)形状の単純化及び重量の低減が可能で、運搬や施工に際して大型のトラックやクレーン等を必要としないものとする。
【0019】
4)経済性や施工性が、従来の一体化構造のL型擁壁と大差がないものとする。
【0020】
上記の1)から4)を解決するために、この発明ではL型擁壁の隅角部において、縦壁と底版を分割して製作し、その合体部をヒンジ継ぎ手あるいは連結剛体を用いることにより、再び縦壁と底版とを合体させてL型擁壁が形成されうる構造とした。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を図を用いて説明する。図1で従来のL型擁壁を示したが、図2以下で本発明に係わる分割式L型擁壁の実施例を示す。
【0022】
図2は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する縦壁21の構造を示す図であり、A)は前面図であり、B)はA)におけるb−b線断面図であり、C)は同a−a線断面図であり、D)はA)の裏面を示す図である。
【0023】
図3は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する底版25の構造を示す図であり、A)は前面図であり、B)はA)におけるa−a線断面図であり、C)は同b−b線断面図であり、D)は平面図であり、E)は裏面図である。
【0024】
図4は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する、ヒンジ部の連結金具41を示した図であり、A)はその正面図であり、B)はそのa−a線断面図である。
【0025】
図5は、図2、図3、及び図4に示した本発明の第一実施例に係わる分割式L型擁壁の施工場所における施工例を示す図であって、A)乃至F)はその施工工程を段階を追って図解して示す図である。
【0026】
図6は、図5に示す施工例に従って設置された本発明の分割式L型擁壁の斜視図であって、A)は裏面を示す斜視図であり、B)は前面を示す斜視図である。
【0027】
図7は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例における縦壁71の構造を示す図であって、A)は縦壁の前面を示し、B)はそのa−a線断面を示し、C)はその裏面を示す。
【0028】
図8は、図7に示す縦壁と共に使用される底版81の構造を示す図であって、A)は底版の前面を示し、B)はそのa−a線断面を示し、C)は平面を示し、D)は裏面を示す。
【0029】
図9は、図7に示す縦壁を図8に示す底版に合体させるための連結剛体を示す図であって、A)は連結剛体の前面図であり、B)は平面図、C)はそのa−a線断面を示し、D)はb−b線断面を示し、E)は裏面図である。
【0030】
図10は、図8に示す底版に対して図9に示す連結剛体91を予め装着した後に、図7に示す縦壁を嵌合させることにより、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例を完成させるための施工場所における施工例を段階を追って図解して示す図であって、A)は施工場所付近において底版を角材等の上に置くことにより、底版を地面から浮かせて仮設置する段階を示し、B)は仮設置された底版合体部に連結剛体を取り付ける段階を示し、C)はそれを、予め基礎砕石、基礎コンクリート、モルタル敷き等の準備作業を終えた所定の施工場所に本設置する段階を示し、D)は縦壁の下端を連結剛体の上方から挿入する段階を示し、E)はL型擁壁の完成状態を示す。
【0031】
図11は、縦壁を底版に合体させることにより、本発明の分割式L型擁壁の組み立てを完成させる、第三実施例の場所施工例を示す図であって、A)は施工場所付近において図7に示す縦壁を角材等の上に置くことにより、縦壁を地面から浮かせて仮設置する段階を示し、B)は仮設置された縦壁の合体部に図9に示す連結剛体を予め取り付ける段階を示し、C)は図8に示す底版を、予め基礎砕石、基礎コンクリート、モルタル敷き等の準備作業を終えた所定の設置場所に本設置する段階を示し、D)は縦壁を引き起こし、その下端に予め取り付けられた連結剛体をC)に示すように本設置された底版の合体部にはめ込む段階を示し、E)L型擁壁の完成状態を示す。
【0032】
図12は、本発明の分割式L型擁壁の第四実施例の施工例を図解して示す図であって、A)は底版の合体部に連結剛体を予め取り付け、これを予め基礎砕石、基礎コンクリート、モルタル敷き等の準備作業を終えた所定の設置場所に本設置する段階を示し、B)は所定場所に本設置された底版の合体部に取り付けられた連結剛体の上方から、縦壁を挿入する段階を示し、C)は本発明の分割式L型擁壁の第四実施例の完成状態を示す。
【0033】
図13は本発明の分割式L型擁壁の第五実施例の施工例を図解して示す図本発明の分割式L型擁壁の第四実施例の施工例であって、A)連結剛体を取り付けない状態の底版を、予め基礎砕石、基礎コンクリート、モルタル敷き等の準備作業を終えた所定の設置場所に本設置する段階を示し、B)は合体部に予め連結剛体が取り付けられた縦壁を、前記A)で本設置された底版の合体部に対して水平方向に移動してはめ込む段階を示し、C)は本発明の分割式L型擁壁の第五実施例の完成状態を示す。
【0034】
【実施例】
(第一実施例)
上記の図面に基づいて、本発明の分割式L型擁壁を具体的に且つ詳細に説明する。先ず、第一実施例を図2を用いて説明すると、この図は分割式L型擁壁の縦壁21の構造を表す図であって、図2のA)は前面図、図2のB)はそのa−a線断面図であり、図2のC)はb−b線断面図であり、図2のD)は裏面図である。下部21aの製品横幅方向が、例えば約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられ、突出部21bと突出部21cとが形成されている。そして、突出部21bには貫通孔22b、突出部21cには貫通孔22cが設けられている。ここで、凹凸状の切り欠きは、製品横幅方向に約4等分としているが、強度を満足して底版との噛み合わせに支障がなければ、凹凸部の個数、凹凸部の形状、凹凸部の材質は、任意に選択可能である。
【0035】
縦壁21の前面図A)に示された面部分は、土が盛られることなく露出するので、施工後も将来にわたり人目につく部分である。縦壁21の下部設けた嵌合部21aの製品横幅方向が約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられたことにより、突出部(凸状部)22aと突出部(凸状部)22bとが形成されている。そして、突出部22aには貫通孔22cが、突出部22bには貫通孔22dが設けられている。凹状の切り欠き部24には貫通孔が存在しない。
【0036】
図2のB)に示すa−a断面図は、縦壁21の突出部22を含む部分の断面を表したもので、突出部22aと22b、貫通孔23aと23bの位置を示している。断面の厚さは、土圧等の影響を考慮して上部から下部に向かって厚くしているが、強度や経済性に問題がなければ全断面が同じ厚さでもかまわない。突出部22は、縦壁が貫通孔を中心にヒンジ継ぎ手の回転を行うため、底版との接触で関係する範囲だけ部分的な円形断面形状にしているが、スムーズな回転ができれば良いので、円形断面形状にこだわる必要は無い。
【0037】
図2のC)に示すb−b線断面図は、縦壁21の突出部22を含まない部分の断面を表したものである。断面の厚さは、土圧等の影響を考慮して上部から下部に向かって厚くしているが、強度や経済性に問題がなければ同じ厚さでもかまわない。
【0038】
図2のD)の裏面図に示す面部分は、施工した場合に土砂等で埋め戻され、その後は人目につかない部分である。下部21aの製品長さ方向が約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられ、突出部22bと突出部22aとが形成されている。そして、突出部22bには貫通孔23bが、突出部22aには貫通孔23aが設けられている。この図は、突出部の形状を良く表している。
【0039】
図3は、分割式L型擁壁の第一実施例の底版25の構造を表す図であって、縦壁21と連結される側から見た前面図A)と、そのa−a線断面図B)と、b−b線断面図C)と、平面図D)と、裏面図E)とに分けて図示されている。底版25の横幅方向が約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられたことにより、突出部26aと突出部26bとが形成されている。そして、突出部26aには貫通孔27aが、突出部26bには貫通孔27bが設けられている。この実施例では、凹凸状の切り欠きは底版25の横幅方向に約4等分としているが、強度を満足して縦壁との噛み合わせに支障がなければ、凹凸部の個数、凹凸部の形状、凹凸部の材質には拘らない。
【0040】
図3のA)の前面図に示された横長の面部分は、施工した場合に将来にわたり人目につく面部分である。この面部分の横幅が約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられ、突出部(凸状部)26aと突出部(凸状部)26bが形成されている。そして、突出部26aには貫通孔27aが、突出部26bには貫通孔27bが、夫々設けられている。なお、凹状の切り欠き部24には貫通孔が存在しない。
【0041】
図3のB)に示すa−a断面図は、底版25の突出部26を含む部分の断面を表したもので、突出部26aと26b、貫通孔27aと27bの位置を示している。断面の厚さは、荷重等の影響を考慮してL型擁壁の隅角部位置になる前面から裏面に向かって次第に薄くなっているが、強度や経済性に問題がなければ同じ厚さにしてもかまわない。
【0042】
図3のC)に示すb−b線断面図は、底版25の突出部26を含まない凹部の断面を表したもので、断面の厚さは、荷重等の影響を考慮してL型擁壁の隅角部位置になる前面から裏面に向かって次第に薄くしているが、強度や経済性に問題がなければ同じ厚さにしてもかまわない。
【0043】
図3のD)は、底版25の平面図であるが、向かって手前の部分を切断して短縮した形で図示されている。
【0044】
図3のE)に示す裏面図は、施工した場合に土砂等で埋め戻され、その後は人目につかなくなる部分である。上部の横幅方向に約4等分され、交互に凹凸状切り欠きが設けられ、突出部26aと突出部26bとが形成されている。そして、突出部26aには貫通孔27aが、突出部26bには貫通孔27bが設けられている。突出部の形状を良く表す図である。
【0045】
図4は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例に用いられる連結金具の図であって、縦壁21と底版25とを接続して、L型擁壁の隅角部をヒンジ継ぎ手にするために用いる棒体41である。通常は、L型擁壁一基の縦壁21と底版25とを合体させるために1本の連結金具を用いるが、凹凸部の個数や形状及び材質によっては、短い棒体41を複数本用いることにしても良い。
【0046】
棒体41の材質は、例えば直径が16mm〜32mmの丸鋼に錆止め加工を施したものであってもよく、凹凸部の個数や形状及び品質によっては、ネジ加工したものを用いる場合もある。所定の品質を満足しさえすれば、他の材質の金属や樹脂製であっても良い。
【0047】
図5は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例の実施を施工場所で行う施工方法を示したものであって、その順序を下記に箇条書きする。
【0048】
1)施工場所に例えば基礎砕石、基礎コンクリート等で予め基礎を作って置き、その上に底版25を置く。図5のA)参照。
【0049】
2)クレーン等で縦壁21を吊り上げ、縦壁21の前面と底版25の前面とが同じ向きになるように向きを合わせ、且つ縦壁21の下部の突出部22が底版25の凹部24に噛み合うように位置合わせを行って吊り降ろす。図5のB)参照。
【0050】
3)この時、縦壁21の突出部22は必ず底版の凹部24の上に在り、縦壁21の貫通孔23a,23bと底版25の貫通孔27a,27bの中心は一直線上にあるように位置合わせを行うものとする。ただし、接続手段(棒体41)が両方の貫通孔23a,23b,27a,27bに比較的なめらかに挿入され、所定の位置まで収まるようであれば、縦壁21と底版25の貫通孔23a,23b,27a,27bどうしは多少偏心していても合体可能である。図5のC)参照。
【0051】
4)貫通孔23a,23b,27a,27bに接続金具41を挿入する。これにより、縦壁21と底版25は、縦壁21の下部の突出部22の貫通孔23a,23bと底版25の突出部26a,26bの貫通孔27a,27bに挿入された接続金具41を回転中心とするヒンジ継ぎ手で接合されたことになる。図5のD)参照。
【0052】
5)縦壁21を、クレーン等で縦壁前面が垂直に近くなるまで、静かに起こしていく。このとき縦壁21は、その下部の突出部22に設けた貫通孔23a,23b及び底版25の突出部26に設けた貫通孔27a,27bに挿入された接続金具41を回転中心とするヒンジ継ぎ手で回転移動して行く。図5のE)参照。
【0053】
6)以上のような施工工程により、本発明の分割式L型擁壁第一実施例の組み立てが完了する。
【0054】
図6は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例の組立て完成状態を示す斜視図であって、土盛り側(裏面)から見た斜視図A)と非土盛り側(前面)から見た斜視図B)とを示す。擁壁としての機能は、一体式のL型擁壁と何ら変わる所がない。
【0055】
(第二実施例)
図7は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例の縦壁71の構造図である。断面の形状は、前面が垂直で、上部から下部に向かって裏面に勾配を設け厚くしているが、強度や経済性に問題がなければ全断面が同じ厚さでもかまわない。
【0056】
図8は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例の底版81の構造図である。断面の形状は、下面が水平で、前面から裏面に向かって上面に勾配を設け薄くしているが、強度や経済性に問題がなければ、全断面が同じ厚さでもかまわない。
【0057】
図9は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例から第五実施例までに使用する、連結手段である。図7に示す縦壁71と図8に示す底版81とを合体させるための、連結剛体91の構造を示す図であって、A)〜E)よりなる。材質は、例えば、鉄製で錆止め加工を施したものとし、L型擁壁の大きさに応じて、鉄板の厚さを6mmから24mmの範囲で使い分ける。又、鉄板に要所要所で補強部材を取付ければ、厚さを軽減することができる。なお、同等の効果が得られれば、鉄以外の材質も使用できる。
【0058】
図10は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例の施工例を示した図であって、その具体的工程を下記に箇条書きで示す。
【0059】
1)角材101等の上に底版81を置く。これは、連結剛体91を取付けるのに便利なためと、直接地面に置いた場合に欠けや汚れが底版81に生じるのを防ぐためである。図10のA)参照。
【0060】
2)底版81の合体部に連結剛体91を取付ける。それから、剛体の装置の下部前面に設けた孔に、例えばボルト102を挿入し、底版81の前面にねじ込む。(例えば、埋め込みインサートナットに、ねじ込む)。図10のB)参照。
【0061】
3)底版81を所定の施工位置に据え付ける。図10のC)参照。
【0062】
4)縦壁71を底版81の合体部に取付けた連結剛体91に、上方から挿入する。図10のD)参照。
【0063】
5)L型擁壁が完成する。図10のE)参照。
【0064】
(第三実施例)
図11は、本発明の分割式L型擁壁の第三実施例の施工例を示した図であって、組み立て施工方法を下記の箇条書きで示す。
【0065】
1)角材101等の上に縦壁71を横倒しにして配置する。これは、連結剛体91を取付けるのに便利なためと、直接地面に置いた場合に欠けや汚れが縦壁71に生じるのを防ぐためである。図11のA)参照。
【0066】
2)縦壁71の下部の合体部に連結剛体91を取付ける。図11のB)参照。
【0067】
3)底版81を所定の施工位置に据え付ける。図11のC)参照。
【0068】
4)縦壁71を吊り上げて、その下部に先ほど取り付けた連結剛体91が、所定の施工位置に置かれた底版71の合体部に挿入されるように、水平移動させる。図11のD)参照。
【0069】
5)それから、連結剛体91の下部前面に設けた孔にボルト102を挿入し、底版81の前面に埋め込んだ、例えばインサートナットにねじ込んで固定することにより、L型擁壁が完成する。図11のE)参照。
【0070】
(第四実施例)
図12は、本発明の分割式L型擁壁の第四実施例の施工例を示した図であって、L型擁壁の製造工場において底版81を製作するときに、連結剛体91をコンクリートと一体となるように予め取付けておく。しばらく放置して、コンクリートが硬化して所定の強度となった時点で、型枠から外して施工場所等に運搬して、設置する。図12のA)参照。連結剛体91の上方から、縦壁71の下部の合体部を挿入する。図12のB)参照。底版81と縦壁71とが合体して、L型擁壁が完成する。図12のC)参照。この施工例は、縦壁下部の合体部を先に据え付けられた底版の合体部に取付けた剛体の装置に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする。
【0071】
(第五実施例)
図13は、本発明の分割式L型擁壁の第五実施例の施工例を示した図であって、L型擁壁の製造工場において、縦壁71を製作するときに連結剛体91をコンクリートと一体となるように取付けておき、コンクリートが硬化して所定の強度となった時点で型枠から外して施工場所等に運搬して次の工程の準備をする。他方、底版81を所定の設置場所に予め設置しておく。図13のA)参照。その予め設置された底版81の合体部に対して、先に準備された縦壁78を垂直に立てた状態で水平移動させ、縦壁の下部に取り付けられた連結剛体91を底版81の合体部と嵌合させる。要するにこの施工例は、縦壁71の下部の合体部に取付けられた連結剛体91を先に据え付けられた底版の合体部に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする。
【0072】
(その他の実施態様)
1)L型擁壁の製造工場又は施工場所において、予め底版を所定の位置に置き、それからクレーン等を用いて、縦壁の凹凸部と底版の凹凸部がかみ合うように合体させ、突出部の貫通孔に棒を挿入させ、その後、クレーン等で縦壁下部の噛み合わせ部を回転中心として、縦壁が垂直となるように回転移動を行うことによりL型擁壁を形成することを特徴とする分割式L型擁壁。
【0073】
2)L型擁壁の製造工場又は施工場所において、底版の合体部に剛体の装置を取付け、それから、縦壁の下部の合体部を底版の合体部に取付けた剛体の装置に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする分割式L型擁壁。
【0074】
3)L型擁壁の製造工場又は施工場所において、縦壁下部の合体部に剛体の装置を取り付け、それから、縦壁下部の合体部に取付けた剛体の装置を底版の合体部に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする分割式L型擁壁。
【0075】
4)L型擁壁の製造工場において、底版を製作するときに剛体の装置をコンクリートと一体となるように取付けておき、それからコンクリートが硬化して所定の強度となった時に、縦壁の下部の合体部を底版の合体部に取付けた剛体の装置に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする分割式L型擁壁。
【0076】
5)L型擁壁の製造工場において、縦壁を製作するときに剛体の装置をコンクリートと一体となるように取付けておき、それからコンクリートが硬化して一定の強度となった時に、縦壁の下部の合体部に取付けた剛体の装置を底版の合体部に取付けることによりL型擁壁を形成することを特徴とする分割式L型擁壁。
【0077】
発明の効果
本発明の分割式L型擁壁を用いることによる効果を下記に箇条書きする。
【0078】
1)縦壁と底版が分割されて板状の形状となるため、内部の鉄筋配置が単純になる。
【0079】
2)縦壁と底版が分割されて板状の形状となるため、型枠の構造が単純になり、小型化できるので、工場での製作場所や保管場所が大幅に節約できる。
【0080】
3)縦壁と底版が分割されて板状の形状となるため、1部材の質量が大幅に軽減されるため、運搬や施工が小型のトラックやクレーンで良いため、経済性や施工性に優れる。
【0081】
4)すべて、工場で製作した製品を使用できるので、工期の短縮ができ経済
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1のA)〜C)は、従来のL型擁壁の構造の例を示す図である。
【図2】図2のA)〜D)は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する縦壁の構造を示す図である。
【図3】図3のA)〜E)は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する底版の構造を示す図である。
【図4】図4のA)〜B)は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例で使用する連結金具を示す図である。
【図5】図5のA)〜F)は、本発明の分割式L型擁壁の第一実施例の施工場所における組み立て施工例を示す図である。
【図6】図6のA)及びB)は、図5に示す施工例に従って施工された、本発明の分割式L型擁壁の斜視図である
【図7】図7のA)〜C)は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例で使用する縦壁の構造を示す図である。
【図8】図8のA)〜D)は、本発明の分割式L型擁壁の第二実施例で使用する底版の構造を示す図である。
【図9】図9のA)〜E)は、本発明の分割式L型擁壁の縦壁を底版に合体させるための連結剛体の構造を示す図である。
【図10】図10のA)〜E)は、図8に示す底版に対して図7に示す底版を合体させるための施工例を示す図である。
【図11】図11のA)〜E)は、本発明の分割式L型擁壁の第三実施例の施工場所における施工例を示す図である。
【図12】図12のA)〜C)は、本発明の分割式L型擁壁の第四実施例の施工場所における施工例を示す図である。
【図13】図13のA)〜C)は、本発明の分割式L型擁壁の第五実施例の施工場所における施工例を示す図である。
【符号の説明】
11 縦壁
11a 縦壁の一端
12 底版
12a 底版の一端
13 短縮したL型擁壁
14 打ち継ぐ底版
15 短縮したL型擁壁
16 ボルト止めで延長された底版
17 ボルト連結部
21 縦壁
21a 縦壁の下部
22 突出部(凸部)
22a 突出部(凸部)
22b 突出部(凸部)
23a 貫通孔
23b 貫通孔
24 凹状切り欠き部
25 底版
26a 突出部(凸部)
26b 突出部(凸部)
27a 貫通孔
27b 貫通孔
41 連結棒体
71 縦壁
81 底版
91 連結剛体
101 角材等
102 ボルト
103 インサートナット

Claims (6)

  1. 縦壁部材と底版部材とが別体として作成され、両者を組立てることにより完成される、分割式L型擁壁であって、
    壁面を構成するように立てたとき下端を占める部分に凹凸部を設けた縦壁部材と、
    底面を構成する部材であって、その一端に前記縦壁部材の凹凸部と噛み合って連結する凸凹部が設けられた底版部材と、
    前記縦壁の凹凸部と前記底版の凸凹部とを噛み合わせた状態で両者の各凸部を直列的に結びうるように、両者の各凸部に予め設けてある貫通孔と、
    前記縦壁の凹凸部と前記底版の凸凹部とを噛み合わせた状態で前記貫通孔に挿入することにより両者の各凸部を直列的に結びうる連結棒と、
    を含むことを特徴とする分割式L型擁壁。
  2. 前記縦壁部材の凹凸部と前記底版部材の凸凹とが噛み合う状態に位置決めして、両部材を実質的に平行に上下に重ね合わせ、前記両部材の貫通孔に連結棒を挿入した後、前記連結棒を軸として前記縦壁部材を回転的に引き起こすことにより、両部材を一体化したL型擁壁が形成されるように構成にしたことを特徴とする、請求項1に記載の分割式L型擁壁。
  3. 縦壁部材と底版部材とが別体として作成され、両者の組立てにより完成される、分割式L型擁壁であって、
    底版部材の一端と前記底版部材の一端とを実質的に垂直に連結しうる連結剛体を介して両部材を連結することにより、両部材を一体化してL型擁壁を形成しうることを特徴とする分割式L型擁壁。
  4. 縦壁部材と底版部材とが別体として作成され、両者の組立てにより完成される、分割式L型擁壁の製造方法であって、
    前記縦壁部材を立てたとき下端を占める部分に凹凸部を設け、
    前記縦壁部材と連結されるべき前記底版部材の一端に、前記縦壁部材の凹凸部と噛み合って連結しうる凸凹部を設け、
    前記縦壁部材及び底版部材の各凸部に対して、それらを直列的に結びうる貫通孔を予め設けておき、
    前記縦壁の凹凸部と前記底版の凸凹部とを噛み合わせた状態で、前記貫通孔に連結棒を挿入することにより、前記縦壁部材と前記底版部材とがL型擁壁として一体化されるようにしたことを特徴とする分割式L型擁壁の製造方法。
  5. 縦壁部材と底版部材とが別体として作成され、両者の組立てにより完成される分割式L型擁壁の施工場所における施工方法であって、
    一端に凸凹部が設けられた底版部材を所定の施工場所に設置する工程と、
    一端に凹凸部が設けられた縦壁部材を、前記底版部材の凸凹部と噛み合うように前記底版部材の上に配置する工程と、
    前記縦壁の凹凸部と前記底版の凸凹部とを噛み合わせた状態で、両者の各凸部に設けた貫通孔に、連結棒を挿入する工程と、
    前記挿入された連結棒を軸として前記縦壁部材を回転的に引き起こす工程とを含み、
    前記縦壁部材を引き起こすことにより、L型擁壁を施工場所において施工しうることを特徴とする分割式L型擁壁の組立て施工方法。
  6. 縦壁部材と底版部材とが別体として作成され、両者の組立てにより完成される分割式L型擁壁の施工場所における施工方法であって、
    底版部材を所定の施工場所に設置する工程と、
    前記底版部材の一端と前記縦壁部材の一端とを実質的に垂直に連結しうる連結剛体を介して両部材を連結する工程とを含み、
    連結剛体を介しての連結により、両部材を一体化してL型擁壁を形成しうることを特徴とする分割式L型擁壁の組立て施工方法。
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