JPH1046682A - 部材の接合方法及び接合構造 - Google Patents

部材の接合方法及び接合構造

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JPH1046682A
JPH1046682A JP23712896A JP23712896A JPH1046682A JP H1046682 A JPH1046682 A JP H1046682A JP 23712896 A JP23712896 A JP 23712896A JP 23712896 A JP23712896 A JP 23712896A JP H1046682 A JPH1046682 A JP H1046682A
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concave
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Takeshige Shimonohara
武茂 下ノ原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構築現場に運搬可能で、かつ現地組立方式に
もかかわらず、大きな土圧に耐える土構造物を構築する
ための部材の接合方法及び接合構造を提供する。 【解決手段】 一方の部材としての縦部材2の端部に突
起22が設けられており、その突起22部分を、他方の
部材としての横部材1のあり溝12に挿入し、あり溝1
2の突起22との空隙に硬化性の充填材3を注入して、
充填材3の硬化により縦部材2を横部材1に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボックスカルバ
ート、アーチカルバート、共同溝、U字溝などの土構造
物及び地上構造物などを構築するにあたり利用される、
コンクリート製品、プラスチック製品、石、木材、鉄、
非鉄金属等の建築材料の部材を接合する方法及び部材の
接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建設業界では技能労働者の不足
と、施工の能率化の上から、工場で生産されたプレキャ
ストコンクリート製品(PC製品)等の建築材料を使用
する機会が多くなっている。土構造物又は地上構造物の
構築にあたっても同様であって、現場作業の省力化、現
場工数の低減などのために、工業化工法が進められてお
り、現在角筒状に一体となったボックスカルバートなど
が普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような一体となったプレキャストコンクリート製構造
物を、工場から構築現場に運搬するには、嵩高いもので
あるから輸送効率が悪いほか、トラックに積載可能な大
きさに限られる。そのうえ、本道路の下を横断する通路
用のボックスカルバートの場合、本道路の施工前に設置
されるものであるから、進入路が確保されておらず、搬
入の大型トラックが現場に近づけない場合がある。その
ほか共同溝の場合は、市街地の歩道に埋設される場合が
多く、荷下ろし時や仮保管時に、交通渋滞を引き起こす
可能性がある。
【0004】またそのような一体となった構造物を工場
で製造することで、現場の状況に応じた構造特性が発揮
される形状のものを製作することができるが、多くの型
枠を作ることによる経済性に関する問題があり、数少な
い定格品において実施されているに過ぎず、大部分は現
地施工となっている。したがって単純な構造材を現場で
組み立てる方法があれば、熟練労働者の不足、工期の短
縮及び経済性に大いに役立つと考えられる。
【0005】この問題を解決するために、本願出願人に
より接合方法を簡単にし、接合部が表面に露出しない状
態で部材同士をしっかりと接合する部材の接合方法と接
合構造が特開平7−48879号に開示されている。し
かしながらこの技術は構造部材の接合部分に大きな引っ
張り応力が作用する場合は好ましいが、大きな剪断力が
作用した場合の構造部材の接合方法は開示されていな
い。
【0006】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れてものであり、その目的とするところはPC製品など
によって構成された、構造物を構築するための部材の接
合方法及び接合構造に関し、部材同士を接合して、構造
形式としては理想的な構築物を、熟練工なしで、安価
に、工期を短縮して、耐久性のある築造物を建設すると
ころにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の部材の接合方法は、一方の部材の端部を
他方の部材の凹溝に挿入し、凹溝の空隙に硬化性の充填
材を注入するものである。
【0008】この発明の部材の接合方法において、一方
の部材の端部に突起が設けられており、その突起部分を
他方の部材の凹溝に挿入し、凹溝の突起との空隙に硬化
性の充填材を注入する場合、凹溝を部材の表面に突設し
た台座に設ける場合、凹溝をあり溝とする場合、凹溝が
型材を埋設することにより形成されている場合、突起の
側面又は凹溝の側面のいずれか一方、若しくは双方に凹
凸を設ける場合がある。
【0009】さらにこの発明の接合方法において、当接
する二つの部材間、又は凹溝と突起間の少なくとも1ケ
所において、一方の部材の当接面に、袋体が内部に固着
された凸連結具を埋設し、他方の部材の当接面に、凹部
又は凹所を備えた凹連結具を埋設し、その袋体に硬化性
の充填材を注入して、袋体を凹連結具内部にまで拡げ、
かつ袋体に充満された充填材の硬化により、両部材を連
結する場合がある。
【0010】この発明の部材の接合構造は、一方の部材
の端部が他方の部材の凹溝に挿入されており、かつ凹溝
の空隙に注入された硬化性の充填材により、両部材が接
合されているものである。
【0011】この発明の部材の接合構造において、一方
の部材の端部に突起が設けられていて、その突起部分が
他方の部材の凹溝に挿入されており、凹溝の突起との空
隙に注入された硬化性の充填材により、両部材が接合さ
れている場合、凹溝が部材の表面に突設された台座に設
けられている場合、凹溝があり溝となっている場合、凹
溝が型材を埋設することにより形成されている場合、突
起の側面又は凹溝の側面のいずれか一方、若しくは双方
に凹凸が設けられている場合がある。
【0012】さらにこの発明の部材の接合構造におい
て、当接する二つの部材間、又は凹溝と突起間の少なく
とも1ヶ所において、一方の部材の当接面に、袋体を内
部に固着した凸連結具が、他方の部材の当接面に、凹部
又は凹所を備えた凹連結具が埋設されており、その袋体
に注入された硬化性の充填材により、袋体が凹連結具内
部にまで拡げられ、かつ袋体に充満された充填材の硬化
により、両部材が連結されている場合がある。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を、図面を参照してその詳
細を説明する。図1はこの発明の部材の接合方法及び接
合構造を、土構造物の一例としてのボックスカルバート
を構築する場合に照らして説明する断面図である。
【0014】部材の接合方法は、一方の部材としての縦
部材2の端部に設けた突起22を、他方の部材としての
横部材1の凹溝の一種であるあり溝12に挿入し、あり
溝12の突起22との空隙に硬化性の充填材3を注入す
るものである。この例では横部材1及び縦部材2は、い
ずれもPC製品である。
【0015】上下の板状の横部材1,1の両端には台座
が突設されており、その台座に凹溝の一例として、あり
溝12が刻設されている。したがって、台座にはその土
構造物の外側に外堤16が、内側に内堤17が形成され
ている。この例では、下方の横部材1の内堤17の高さ
が外堤16より高くなっていて、垂直ハンチを形成して
いて、モーメントや剪断力に対する強度を高めている。
【0016】地盤の支持力などを考慮して設計された、
割栗石91や捨てコンクリート92からなる基礎上に、
下方の横部材1が固定される。つぎにその横部材1の両
側のあり溝12,12に、左右の縦部材2,2の下面が
外堤16の上面に接するように、その突起22を挿入す
る。そののちあり溝12の突起22との空隙に、図示し
ていない注入口より硬化性の充填材3を注入する。充填
材3が硬化したのち、上方の横部材1を、そのあり溝1
2,12に左右の縦部材2,2の突起22,22が填り
込むように載置して、そのあり溝の空隙に硬化性の充填
材3を注入する。そしてその充填材が硬化すれば、ボッ
クスカルバートの構築が完了する。
【0017】図2は別の例のボックスカルバートの断面
図である。この例では縦部材2の突起22の先端面は、
横部材1のあり溝12の底面に接していない。また上方
の横部材1の内堤17に垂直ハンチが形成されている。
このように本発明によれば、縦横の部材を選択して組み
合わせることにより、その土構造物として必要とするサ
イズ、強度に適するように自在に、熟練者が不在でも簡
単に構築することができるのである。
【0018】図3以下には、土構造物の二つの部材の接
合箇所について、その接合方法及び接合構造を詳しく説
明する。図3は部材の接合方法を説明するための一部断
面の斜視図であり、接合前の横部材1と縦部材2を示し
ている。
【0019】横部材1にはその上面の台座に凹溝として
あり溝12が設けられている。この例のあり溝12は、
いわゆる片あり溝であり、外堤16のあり溝12側面1
3は上面11に対して垂直な面となっていて、直角の顎
が形成されており、そして内堤17のあり溝12側面1
4は斜面となっていて、鋭角の顎が形成されている。す
なわち、あり溝12の底面15では溝幅が開口面の溝幅
より広がっていて、あり溝12の断面は、片側が垂直で
他側が斜めの台形となっている。一方縦部材2の下面2
1には突起22が設けられている。この例の突起22で
は、縦部材2の前面側の側面23は下面21に対して垂
直な面に、その背面側の側面24は下面21に対して鈍
角の斜面となっている。すなわち、突起22の断面は、
片側が垂直で他側が斜めの逆台形となっている。
【0020】割栗石91や捨てコンクリート92からな
る基礎上に、まず横部材1を設置し固定する。つぎにそ
の縦部材2の下面21が横部材1の上面に載り、そして
突起22の側面23が台座の外堤16のあり溝12側面
13に接するように、縦部材2の突起22部分を横部材
1のあり溝12内に挿入する。
【0021】このとき、縦部材2の突起22の側面23
に雌ねじが螺刻されたインサート81を埋設しておき、
そのインサート81に対応する横部材1の台座の外堤1
6に据え付け孔82を穿設しておくと、横部材1に縦部
材2を組み立てたとき、その据え付け孔82を通してボ
ルト83をインサート81の螺着し、そのボルト83を
油圧機械で引っ張ると、突起22の側面23を、あり溝
12側面13に密接させることができる。そしてワッシ
ャー84を介してナット85で横部材1と縦部材2を締
結する。なおそのような締結方法でも、締め付けが不充
分な場合や、油圧機械が使用できない場合は、図4にお
いて二点鎖線で示したように、横部材1及び縦部材2に
あらかじめアンカーボルト86を埋設しておき、型材8
7を介してボルト88で締め付けると良い。またこのよ
うな締め付けは、縦部材2と横部材1との仮組立の手段
として利用することができる。
【0022】つぎに縦部材2の突起22が挿入されたあ
り溝12の、断面略三角形状の空隙に充填材3を注入す
る。このとき横部材1のあり溝の左右端は妻板で充填材
3の流出を防ぐ。なお、図4に示したように、空隙の上
部に蓋31を設けて、その空隙の上面を閉鎖することに
より、充填材3を加圧下で注入することができる。
【0023】充填材3の硬化後、必要に応じて仮設の蓋
31、ボルト83,88などを取り除く。そして計画の
地盤面になるように盛土すると土構造物の構築は完了す
る。
【0024】このように接合された土構造物において、
硬化した充填材3が突起と一体となって、あり溝12に
対するありほぞとなるので、横部材1と縦部材2とは強
固に結合され、土圧により縦部材2の突起22に生じる
曲げモーメントに対応することができる。
【0025】この発明の横部材1及び縦部材2として
は、コンクリートのプレキャスト製品が使用されるが、
通常のコンクリートに限定されるものではなく、ポリマ
ーセメントコンクリート、レジンコンクリート、ポリマ
ー含浸コンクリートなどの広い範囲のコンクリートが使
用できるほか、プラスチック又は前述の建築材料そのも
のも使用することが可能である。また断面で示した図面
において、鉄筋等の補強材の記入を省略しているが、主
鉄筋や配力筋などは当然配置されるものであり、とくに
あり溝12や突起22にはさらに鋼繊維、ガラス繊維、
炭素繊維、アラミド繊維などを混入して使用することが
ある。
【0026】またこの発明で使用される充填材3として
は、各種のコンクリートやモルタルが使用できるが、高
性能AE減水剤を使う高ビーライト系セメント、粒度調
節セメントなどの特殊セメントを用いたり、シリカフュ
ームを混ぜても良く、また硬化性の合成樹脂材料も使用
することが可能である。そのほか、硬化時に収縮せず高
圧縮強度が得られ、かつあり溝12の溝内の側面や突起
22の側面との付着性の良い材料から選択して使用され
る。さらに上記突起22に使用した鉄、非鉄金属、無機
及び有機質の繊維を充填材に混入して使用することも可
能である。
【0027】以上説明した実施例により、本発明の技術
的思想を開示したが、本発明はこの開示された技術に限
定するものでなく、該技術的思想の範囲内において応用
できる。その例を以下に説明する。なお、図面を参照し
て説明するにあたり、判別を容易にするために、部材を
横部材、縦部材に、台座に設けられた凹溝により形成さ
れた堤を外堤、内堤に区別して示しているが、縦と横、
外と内はいずれも置き換え可能である。
【0028】横部材1のあり溝12と縦部材2の突起2
2の形状は、前記した実施例以外でも利用可能である。
その例を図5〜図10に要部断面図で示す。
【0029】図5に示した例ではあり溝12は、図3又
は図4に示したような凹溝形成用の台座を横部材1の上
面11に突設することなく、横部材1に直接刻設されて
おり、また縦部材2の下面21は土構造物の前面側に張
出部25が形成されていて、横部材1の上面11との接
触面積を大きくしてある。従って土圧による縦部材2の
転倒に対する安定性が増す。また横部材1を土構造物の
前面側にさらに延長してつま先部を形成して逆L型土構
造物状とするか、背面側に延長してかがと部を形成して
L型土構造物状とするか、さらに前後に延長して逆T型
土構造物状にするとさらに安定性が増す。
【0030】図6に示した例は、図5に例示したあり溝
12を横部材1に直接刻設せずに、横部材1の製造時
に、あり溝が形成された型材5を、横部材1の上面11
に開口するように埋設したものである。この場合はあり
溝形状の寸法精度が向上するとともに、型材5の内外面
に抜け防止用の凹凸やアンカーを設けることも出来るの
で、横部材1材料や充填材3との付着性を高めることが
可能となる。この型材5は、鉄、非鉄金属、並びに炭素
繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等で補強されたプラス
チックなどから、引き抜き又は押出成形法で製作され
る。なお、図5及び図6で二点鎖線で示したように、台
座の内堤17を設け、その部分の内部にまで充填材3を
充填する場合は、さらに強度が増した土構造物が得られ
る。なお、縦部材の形状によっては、外堤16のみでも
よい。
【0031】図7に示した例では、縦部材2の下面の全
面が突起22につながっている例で、突起22の下面は
あり溝12の底面15に接触している。このものは、縦
部材2が比較的低くて、大きな土圧がかからない場合に
適用される。なお、あり溝12の開口部での縦部材2と
の隙間は設けてなくても良いが、そのときは別に充填材
3の注入口を備える必要がある。
【0032】図8に示した例では、縦部材2の下面21
が横部材1の台座の上面11に載置されているが、突起
22の下面があり溝12の底面15に接していない例で
ある。このときも充填材3の注入口32が必要である。
この例も縦部材2に大きな土圧がかからない場合に適用
される。
【0033】図9は別の例における横部材の凹溝と縦部
材の突起の形状を示す断面図である。この例では横部材
1に断面矩形状の凹溝10が形成され、その凹溝10に
縦部材2の断面矩形状の突起22が挿入され、突起22
の両側に充填材3が充填されている。突起22及び凹溝
10と充填材3の摩擦があり、凹溝10が適当の深さで
あれば土圧力に対し十分抵抗できる。
【0034】図10は、また別の例における横部材の凹
溝と縦部材の突起の形状を示す断面図である。この例で
は、横部材1に台座が突設されており、その台座に横部
材1の厚さの中程に底面が位置するあり溝12が形成さ
れていて、縦部材2の突起22が台座内堤17側に傾斜
して、あり溝12に挿入されている。その後充填材3が
充填されている。
【0035】上記したようにこの発明において、凹溝1
0はあり溝12に限らず断面矩形状でもよく、また横部
材1の上面に直接或いは横部材1に突設した台座の上面
に開口するように設けても良い。さらに凹溝により形成
される台座の外堤と内堤の高さを変えても良いし、横部
材1に直接設けたあり溝、又はあり溝がないときにおい
て、外堤又は内堤のいずれかを突設する場合もある。さ
らに突起22の断面形状も矩形、台形、逆台形、多角形
などの各種形状のものから選択して採用することができ
る。
【0036】この発明の部材の接合方法により構築され
た土構造物において、土圧によって縦部材2と横部材1
との付け根、すなわち突起22と充填材3部分に大きな
転倒モーメントが作用するから、突起22と充填材3が
強固に接合していることが肝要である。次の実施例は、
充填材3の縦部材2の突起22の側面24への付着性
や、硬化した充填材3と側面24との摩擦性を高めるた
めに、側面24に凹凸を設けたもので、図11〜図14
にその例を示す。
【0037】図11は縦部材2の突起22部分の斜視図
であって、この例では縦部材2の製造時に、その突起2
2の側面24に直接凹条26を設けた場合である。
【0038】図12に示した例は、表面側及び裏面側に
スタッドボルト52を固着した板体51を、縦部材2の
突起22側面24に、縦部材2の製造時に添着したもの
である。板体51及びスタッドボルト52の材料として
は、鉄、非鉄金属、セラミックス、並びに炭素繊維、ガ
ラス繊維、アラミド繊維等で補強されたプラスチックな
どが挙げられる。スタッドボルト52に代えて、単なる
棒状体、ジベルなども利用できる。また板体51を使用
せず、突起22の側面24に、スタッドボルト52など
の脚部を直接埋設しても良い。
【0039】図13に示す例は、板体55にコの字形の
切り込みを入れ、その部分を表面側又は裏面側に折り曲
げて突出片53,54を形成したもので、縦部材2の製
造時に突起22側面24やその上部側面に添着したもの
である。縦部材2や突起22との添着力が不足する場合
は、さらに前記のスタッドボルト52などを板体55の
表面又は裏面側に追加する。また添着力が充分な場合
は、板体55の添着は突起22の側面24部分に限って
もよい。
【0040】図14に示す例は、金網57に必要に応じ
てアンカー58を溶接したものを縦部材2の突起22側
面24及びその上部側面に添着したものである。金網の
ほか、網状体や棒状体を縦横に並べその交点を溶接もし
くは接着した材料も利用できる。それらの材料の材質と
しては、鉄、非鉄金属、セラミックス、並びに炭素繊
維、ガラス繊維、アラミド繊維等で補強されたプラスチ
ックなどが好適である。また添着は突起22の側面24
部分に限ってもよい。図11〜14に記述した突起22
に設けた凹凸は、突起22の両側に限定せず、突起の片
側、凹溝10やあり溝12の充填材3と接する片側又は
両側の側面に設けても良い。
【0041】図15〜図17に示した例は、同じ方向の
部材同士を接合する場合で、突起の形状を変更して、突
起22と充填材3との付着を強化したものである。図1
5の例では突起22をありほぞ状に形成している。
【0042】図16の例では突起22を横部材2とは別
材料で、横部材2の製造時にその下面から突出するよう
に基部を埋設したもので、その先端に鍔59が突き出し
ていて、充填材3の付着性を高めている。このような突
起22の材料としては、鉄、非鉄金属、セラミックス、
並びに炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等で補強さ
れたプラスチックなどが挙げられる。
【0043】図17に示して例では、横部材2とは異な
る材料で、その下面に基部を埋設した突起22の側面に
スタッドボルト52を突出させて、充填材3との付着性
を高めている。なお、図15〜図17に示した突起22
は長尺に限定せず、短尺であってもよい。
【0044】図18に示した例は、横部材1と縦部材2
を充填材3を用いて固定するに加えて、さらに両者の結
合力を高めるために連結機構4を使用する例であり、図
19にその連結機構4の詳細を断面図で示す。この連結
機構4は本願発明者により特願平5−212134号な
どとして出願されているものである。
【0045】横部材1のあり溝12の底面15には凸連
結具42が、縦部材2の突起22の下面には凹連結具4
1が埋設されている。そして図19(a)に示したよう
に両連結具41,42の開口部を付き合わせたのち、凸
連結具42の袋体43内に硬化性充填材44を図示して
いない充填口から圧入すると、図19(b)に示したよ
うに袋体43が拡げられ、充填材44が凹連結具41の
断面Ω形状の内部が開口部より広がった凹部45内まで
充満される。そして充填材44が固化すると横部材1と
縦部材2は固く連結される。このような連結機構4を併
用することにより、縦部材2は土圧によるさらに大きな
曲げモーメントに対応することができる。なお、凹連結
具41の、内部が開口部より広がった凹部45の代わり
に、凹連結具の内面に凹んだ凹所を設けたものでも良
い。またこのような連結機構4を横部材1と縦部材2
間、隣接する横部材1,1間、隣接する縦部材2,2間
にも適用することができる。
【0046】図20に示した例は、上記の連結機構4を
縦部材2,2の連結に併用した一例である。縦部材2の
下面と別の縦部材2の上面及び突起22の下とあり溝1
2の底面の3箇所で連結機構4で接合されている。した
がって、突起22、充填材3及びあり溝12の接合力に
加えてさらに強力な接合力が得られる。なお図1〜図2
0に例示した接合する二つの部材は、異なる種類の材料
からなるものであってよい。
【0047】この発明の部材の接合方法及び接合構造
は、控え壁を設ける土構造物にも適用することができ
る。図21は組み立て前の土構造物の斜視図であり、図
22は組み立てられた土構造物の斜視図である。
【0048】図21に示した土構造物では、縦部材2に
控え壁6が一体に形成されていて、それらの壁の下面に
は、それぞれ突起22,62が設けられている。そして
横部材1には台座が突設されており、それぞれの突起2
2,62に対応するあり溝12,19が刻設されてい
る。この例では縦部材2及び控え壁6の下面の幅、即ち
突起の22,62の付け根の幅と、あり溝12,19の
開口部の幅を一致させてあるので、充填材の注入口32
が台座の外堤や内堤を貫通して設けられている。またあ
り溝12の左右の解放端には、妻板を取り付けるための
妻ボルト用のナット76が埋設されている。
【0049】そして、図22に示したように、縦部材2
と控え壁6の突起22,62をあり溝12,19に挿入
し、あり溝12の左右の解放端を妻板77で閉鎖したの
ち充填材3を注入する。この土構造物においては、控え
壁6の突起62部分でも、横部材1と固定されているの
で、縦部材2にかかる大きな土圧に耐え得る。またこの
ような方式は、支え壁を設ける土構造物にも適用するこ
とができる。
【0050】図21又は図22に示した控え壁を設ける
土構造物において、例えば縦部材2の2つの控え壁6,
6を、その中心線間隔が縦部材2の左右幅の半分になる
ように、縦部材2の所定個所に設け、それらの縦部材2
及び控え壁6のそれぞれの突起22,62位置に対応す
るように横部材1にあり溝12,19が設けられている
と、2つの控え壁6,6の突起62,62で、互いに隣
接する横部材1を橋架け連結することができる。
【0051】図21又は図22に示した例において、あ
り溝12の左右の解放端を妻板77で閉鎖して充填材3
の流失を防いでいるが、図23では斜視図で、図24で
は断面図により示したように、横部材1の台座そのもの
に妻壁を形成して、あり溝12の解放端を閉鎖しても良
い。この場合突起22を縦部材2の左右端より妻壁の厚
さだけ後退させ、その部分の縦部材2の下面21が、横
部材1の上面11に接するようにすると、隣接する縦部
材2の左右端を互いに接触させることができる。
【0052】このような場合においても、図24に示し
たように、左右端のあり溝と突起22との間に三角形状
の空隙が生じるようにしておくと、その空隙にも充填材
3が充満されるので、横部材1と縦部材2の結合力が増
す。なお、妻壁に排気孔33を設けておくと、あり溝空
隙の空気が排除され、充填材3が空隙の隅々まで充填さ
れる。このような左右端の横部材1のあり溝12や縦部
材2の突起22の構造は、控え壁6の先端の突起62や
あり溝19の構造にも適用することができる。
【0053】また以上の実施例では、あり溝12,19
及び突起22,62は横部材1の上面及び縦部材2や控
え壁6の下面に連続するように設けられているが、突起
を部分的に設けても良く、さらに凹溝やあり溝もその突
起部分にのみ設けても良い。
【0054】さらにこのような控え壁を設ける土構造物
において、控え壁が大きくなると、現場への輸送効率が
悪くなるか或いは困難となる。その場合控え壁部分を別
に製作して、図18〜図20に示した連結機構4を使用
して縦部材と連結すればよい。
【0055】図25はこの発明をU字溝に応用した例で
あり、横部材1に2列のあり溝を設けその各々に縦部材
2の突起を挿入し、あり溝と突起との間隙に充填材を注
入して、U字形の土構造物を構築したものである。な
お、充填材が完全に硬化するまで、仮止め材78で横部
材1と縦部材2を固着しておくのが好ましい。
【0056】図26及び図27に示した例は、地上建物
又は構造物の構築に、及び地面線93を上に上げると土
構造物のアーチカルバートの構築に、本発明を適用した
場合を示す。図26の例では、上方の横部材1はあり溝
12、充填材3及び突起22方式で、図27の場合は連
結機構4で、それぞれ縦部材2と接合されている。
【0057】図28に斜視図で、図29にその垂直断面
図で示した土構造物は、溜め桝の一例で、さらに地面線
(図示せず)を横部材1の位置にすると水槽の例であっ
て、4枚の縦部材2はそれぞれ突起22、充填材3及び
あり溝12方式で井桁状に接合されており、かつそれら
全ての縦部材2の下端は、同様の方式で底板となる横部
材1の周囲と接合されている。このようにして構築され
た構造物は、嵩が低い板状で現場に搬送することができ
るので輸送効率が高くなるほか、充填材により部材の継
ぎ目が密封されているので、水等が漏れることがない。
【0058】以上図1〜図29まで本発明の一例を記述
したが、一つの図面において説明したものは、他の図に
記述がなくとも技術的思想の範囲内で応用されるもので
ある。例えば図11〜図17の突起やその凹凸は、図1
8以降の突起22や凹溝10やあり溝12の側面に、さ
らに連結機構4についても縦部材、横部材、台座、棚板
及び控え壁等との各々の接面に設けることが出来るので
ある。
【0059】この発明の実施例は、代表的な土構造物を
取り上げて説明したが、例示した土構造物以外にも適用
できるものである。さらに全体的な場合は横部材と縦部
材が、又は部分的な場合は、たとえば一つの例として、
図3と図4において、上面11と下面21及び側面23
と側面13が、各々対応していれば、水平及び鉛直に限
定せず適宜の傾斜を有していてもよい。
【0060】また、前述の実施例において、横部材1を
縦部材2に、横部材2を縦部材1としてもよい。例えば
図5において、横部材と縦部材を互いに読み替えると、
横部材1が建物の壁であり、縦部材2が建物の2階の床
となり、強固な建物を提供できる。
【0061】さらに、図11〜図14に示した例では、
突起の両側に凹凸が付設されているが、もちろん片側の
みに凹凸が付設されていてもよい。
【0062】図1〜図29で示した実施例により説明し
た本願発明は、建物の接合構造、ヒューム管の接合、プ
ラスチック容器等の接合構造に適用できるので、文中の
土圧を、外力或いは応力と読み替えると、他の応用例が
理解できる。さらに部材間の接合は、異種類の部材であ
ってもよい。
【0063】
【発明の効果】この発明の部材の接合方法及び接合構造
において、各部材は板状で、現場で組み立てられるよう
にしてあるから嵩低く、運搬時の輸送効率も良く、積載
高さ制限などを受けることはない。
【0064】この発明では、一方の部材の突起が硬化し
た充填材と一体となり、他方の部材のあり溝内に嵌入さ
れているから、縦方向に配置された部材にかかる土圧に
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の接合方法で構築されたボックスカル
バートの断面図である。
【図2】別の例のボックスカルバートの断面図である。
【図3】この発明の接合方法を用いて土構造物の構築を
説明するための一部断面の斜視図である。
【図4】構築された土構造物の断面図である。
【図5】横部材のあり溝と縦部材の突起の形状の例を示
す断面図である。
【図6】別の例の横部材のあり溝と縦部材の突起の形状
を示す断面図である。
【図7】別の例の横部材のあり溝と縦部材の突起の形状
を示す断面図である。
【図8】別の例の横部材のあり溝と縦部材の突起の形状
を示す断面図である。
【図9】別の例の横部材の凹溝と縦部材の突起の形状を
示す断面図である。
【図10】別の例の横部材のあり溝と縦部材の突起の形
状を示す断面図である。
【図11】縦部材下面の突起の側面に凹凸を設けた例を
示す一部断面の斜視図である。
【図12】縦部材下面の突起の側面に凹凸を設けた別の
例を示す一部断面の斜視図である。
【図13】縦部材下面の突起の側面に凹凸を設けた別の
例を示す断面図である。
【図14】縦部材下面の突起の側面に凹凸を設けた別の
例を示す断面図である。
【図15】縦部材下面の突起の形状を示す断面図であ
る。
【図16】縦部材下面の突起の形状を示す別の例の断面
図である。
【図17】縦部材下面の突起の形状を示す別の例の断面
図である。
【図18】横部材と縦部材を充填材を用いて固定するに
加えて、さらに連結機構を併用する例を示す断面図であ
る。
【図19】連結機構の断面図である。
【図20】連結機構を併用した別の例の接合構造を説明
する断面図である。
【図21】控え壁を持った土構造物の構築するための接
合方法を説明する斜視図である。
【図22】構築された控え壁を持った土構造物の接合構
造を示す斜視図である。
【図23】あり溝の左右の端部を閉鎖した接合構造の一
例を示す斜視図である。
【図24】図23の垂直断面図である。
【図25】U字溝に応用した例を示す一部断面の斜視図
である。
【図26】地上構造物に応用した例を示す断面図であ
る。
【図27】別の例の地上構造物の断面図である。
【図28】溜め桝に応用した例を示す斜視図である。
【図29】図28の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 横部材 2 縦部材 3 充填材 5 型材 10 凹溝 12 あり溝 22 突起 41 凹連結具 42 凸連結具 44 充填材 45 凹部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材の端部を他方の部材の凹溝に
    挿入し、凹溝の空隙に硬化性の充填材を注入することを
    特徴とする部材の接合方法。
  2. 【請求項2】 一方の部材の端部に突起が設けられてお
    り、その突起部分を他方の部材の凹溝に挿入し、凹溝の
    突起との空隙に硬化性の充填材を注入することを特徴と
    する請求項1記載の部材の接合方法。
  3. 【請求項3】 凹溝を部材の表面に突設した台座に設け
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の部材の接合
    方法。
  4. 【請求項4】 凹溝をあり溝としたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
  5. 【請求項5】 凹溝が型材を埋設することにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の部材の接合方法。
  6. 【請求項6】 突起の側面又は凹溝の側面のいずれか一
    方、若しくは双方に凹凸を設けたことを特徴とする請求
    項1〜5項のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
  7. 【請求項7】 当接する二つの部材間、又は凹溝と突起
    間の少なくとも1ヶ所において、一方の部材の当接面
    に、袋体が内部に固着された凸連結具を埋設し、他方の
    部材の当接面に、凹部又は凹所を備えた凹連結具を埋設
    し、その袋体に硬化性の充填材を注入して、袋体を凹連
    結具内部にまで拡げ、かつ袋体に充満された充填材の硬
    化により、両部材を連結することを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
  8. 【請求項8】 一方の部材の端部が他方の部材の凹溝に
    挿入されており、かつ凹溝の空隙に注入された硬化性の
    充填材により、両部材が接合されていることを特徴とす
    る部材の接合構造。
  9. 【請求項9】 一方の部材の端部に突起が設けられて
    いて、その突起部分が他方の部材の凹溝に挿入されてお
    り、凹溝の突起との空隙に注入された硬化性の充填材に
    より、両部材が接合されていることを特徴とする請求項
    8記載の部材の接合構造。
  10. 【請求項10】 凹溝が部材の表面に突設された台座に
    設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載
    の部材の接合構造。
  11. 【請求項11】 凹溝があり溝となっていることを特徴
    とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の部材の接
    合構造。
  12. 【請求項12】 凹溝が型材を埋設することにより形成
    されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか
    1項に記載の部材の接合構造。
  13. 【請求項13】 突起の側面又は凹溝の側面のいずれか
    一方、若しくは双方に凹凸が設けられているとを特徴と
    する請求項8〜12項のいずれか1項に記載の部材の接
    合構造。
  14. 【請求項14】 当接する二つの部材間、又は凹溝と突
    起間の少なくとも1ヶ所において、一方の部材の当接面
    に、袋体を内部に固着した凸連結具が、他方の部材の当
    接面に、凹部又は凹所を備えた凹連結具が埋設されてお
    り、その袋体に注入された硬化性の充填材により、袋体
    が凹連結具内部にまで拡げられ、かつ袋体に充満された
    充填材の硬化により、両部材が連結されていることを特
    徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載の部材の
    接合構造。
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