JP2004143661A - 浴室用浄水装置及び浄水セット - Google Patents

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Yasuo Hironaka
廣中 康雄
Yasuo Isoda
礒田 安雄
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Abstract

【課題】この発明は、浴室で使用する水を総て浄化(活性化)することを目的としたものである。
【解決手段】この発明は、水及び湯を混合して給水できる浴室用水栓において、シャワー用給水口に連結ホースの一端を接続し、該連結ホースの他端を浄水器の給水口に接続し、前記浄水器に固定したバルブ付吐水筒の吐水側に、浴槽用の給水ホースの基端と、シャワーホースの基端とを連結したことを特徴とする浴室用浄水装置により目的を達成した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、温水を使用する風呂などにおいて、全水を浄化(活水化)できるようにすることにより、入浴効果を一層向上させることを目的とした浴室用浄水装置及び浄水セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浄水については、水栓付近に各種浄水器を介装する部分浄水と、送水管の基管に浄水器を介装する全使用水の浄水が知られている。
【0003】
【特許文献】
特開2002−11479号公報
【0004】
【発明により解決しようとする課題】
前記水栓付近に介装される浄水器は、浄水能力も低く、一般には飲食関連に供する水のみを目的とする浄水であって、品質良好な浄水器は飲食用水の浄水目的を達成している。
【0005】
また、水道の送水管に介装する浄水器は、全家屋(又は全ビル)浄水であるから、設置工事が必要となるのみならず、高価になるのが普通であった。
【0006】
従来、全家屋浄水以外は、浴室で使用する膨大な量の浄水を手軽に達成するのは困難とされ、低廉な水栓付近設置と大差のない効力のある浄水器は未だ提案されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明は、浴室の水栓へホースを接続するのみで、浴室内の使用水を全部浄水することができるようにして、設置工事の必要なく、低廉、確実な浄水を達成し、前記従来の問題点を解決したのである。
【0008】
特に、浄水材として、活性炭と、セラミックスボールその他水を活性化する材料を充填することにより、水の洗浄能力の向上、その他の良質の水をふんだんに使用することを可能とし、しかも温水の浄化もできるので、入浴効果を一層向上させることができる。
【0009】
即ち、この発明は、水及び湯を混合して給水できる浴室用水栓において、シャワー用給水口に連結ホースの一端を接続し、該連結ホースの他端を浄水器の給水口に接続し、前記浄水器に固定した切替バルブ付吐水筒の吐水側に、浴槽用の給水ホースの基端と、シャワーホースの基端とを連結したことを特徴とする浴室用浄水装置であり、浄水器は、筒状容器内へ、濾過用活性炭と、浄水用セラミックスボールを充填すると共に、前記筒状容器の口部蓋に給水口と、切替バルブ付吐水筒を連結したものである。
【0010】
また、他の発明は、浄水器と、浄水器に連結する連結ホースと、浄水器の口部蓋に取り付ける切替バルブ付吐水筒と、該バルブ付吐水筒に接続する浴槽用の給水ホースと、シャワーホースとを組み合わせたことを特徴とする浄水セットであり、浴槽への給水ホースの先端部には、吐出口付の吐出筒と、これを浴槽に固定する吸盤とを具備させたものである。
【0011】
この発明は、従来使用されているシャワー用給水口を使用し、連結ホースを用いて浄水器の給水口と連結するのみであるから、工事を必要とせず、使用者が容易に連結することができる。
【0012】
前記発明においては、浄水器からの出口へ切替バルブ付き吐水筒を固定し、切替バルブ付吐水筒へシャワーホースの一端と給水ホースの一端を夫々連結し、切替バルブにより給水切替を行うことができるようになっている。
【0013】
この発明に使用する浄水器は、塩素その他有害気体、液体の除去、有機物の吸着除去のみならず、セラミックスボールによる水の活性化ができることが必須要件である。
【0014】
この発明によれば、浴槽に入れる水は勿論、シャワー水も浄化・活性化できるので、活性水による全身浴が可能であり、身体各部に刺激を与えることができる。
【0015】
この発明の活性炭によれば、人体に有害な残留塩素、酸化化合物などの吸着除去、塩素臭の除去などの効果がある。
【0016】
またこの発明のセラミックスボールを装填することにより、界面活性力の増大、水の溶解力・浸透力の増加(洗浄力向上)、遠赤外線効果による水分子(クラスター)の細分化、保温効果と湯冷めの防止、毛髪のキューティクル効果(リンス効果)などがある。
【0017】
【発明の実施の形態】
この発明は、浴室で使用する水(温水含む)を全部浄水(活水)することができる。そのために、水栓のシャワー用給水口に連結ホースの一端を連結し、前記連結ホースの他端を浄水器の給水口に連結した。
【0018】
前記浄水器の吐出口には、バルブ付吐水筒を連結し、該バルブ付吐水筒に、シャワーホースと、風呂槽用給水ホースの基端を連結する。
【0019】
また、浄水器の口部蓋に、連結ホースの一端と、バルブ付吐水筒を連結し、該バルブ付吐水筒にシャワーホース及び浴槽用給水ホースの基端を連結して浄水セットとしたものである。前記浄水器には、活性炭とセラミックスボールが装填されている。従って、使用者は、前記浄水セットを求めて、その連結ホースを、浴室の水栓に設けてあるシャワー給水口に連結すれば、爾後通常の用法により使用することができる。
【0020】
【実施例1】
この発明の実施例を図1に基づいて説明する。浴室の水栓1のシャワー給水口2へ、連結ホース3の一端を連結し、該連結ホース3の他端を浄水器4の口部蓋5に固定した給水口6に連結する。
【0021】
前記浄水器4内には、中央部にセラミックスボール7を充填した活水筒8が設置され、該活水筒8の下部側壁に通水孔9が設けられ、前記活水筒8の外端部は口部蓋5を貫通すると共に、その突出部へバルブ付吐水筒10を連結する。該バルブ付吐水筒10には、バルブ11が設置されると共に、シャワーホース12の基端部と、風呂槽13への給水ホース14の基端部が連結され、前記バルブ11の切替えにより、風呂槽13又はシャワーヘッドへ給水することができる。前記給水ホース14の先端部には、吐水筒15と、その固定用の吸盤16が取り付けてある。従って、吸盤16により給水ホース14の先端部の吐水筒15を、風呂槽13の任意の場所(側壁)へ固定することができる。図中26は給水パイプ、27は給湯パイプ、28は蛇口である。
【0022】
前記実施例において、温度レバー16を回して給湯の湯温を調節するために、水と湯の混合率を定めると(温度設定)、当該温度の湯が、矢示17のように連結ホース3を経て浄水器4に入り、矢示19のように活性炭18内を経て矢示20のように通水孔9から活水筒8に入り、矢示21のようにセラミックスボール7内を流動して活性化され、矢示22のように給水ホース14を経て吐水筒15から矢示23のように風呂槽13内へ注水されるか、又は矢示24のようにシャワーホース12を経て先端噴霧嘴25から噴霧される。
【0023】
前記実施例において、シャワーホース12と給水ホース14への配湯振り分けは、バルブ11で行う。
【0024】
【実施例2】
この発明の浄水器4の浄水セット26の実施例を図2、3について説明する。図2において、有底筒状の浄水器4の中央部に活水筒8を挿通設置し、該活水筒8内へセラミックスボール7を装填すると共に、前記活水筒8の外壁と、浄水器4の内壁との間に活性炭18入りのカートリッジ27を装入する。
【0025】
前記浄水器4の口部には、口部蓋5を被冠し、該口部蓋5にバルブ付吐水筒10を連結筒10aで連結し、前記バルブ付吐水筒10の吐出口12aと14aへ、シャワーホース12の基端と、給水ホース14の基端を連結してある。また口部蓋5には連結ホース3を連結する給水口6が設けてある。
【0026】
前記実施例において、1分間10〜15リットルの通水量に対する活性炭の量は、500g程度であり、セラミックスボール7は直径5〜10mmの球体で、充填量は400〜500gであるが、限定されるものでなく、前記効果を期待できる量とする。
【0027】
前記実施例によれば、相当の長期間(使用程度にもよるが、1〜3年)同一性能で使用することができる。この場合に、カートリッジ27を取り出し、内装の活性炭を再生し、再びカートリッジに入れて装入すれば同一性能で再使用することができる。また、セラミックスボール7は入れ換えて使用する。前記セラミックスの材質は目的とする用途によって異なるが、例えば、SiO、Al、TiO、CaO、MgO、NaO、KOなどの成分を含むものを用いる。
【0028】
前記実施例において、湯を図2中矢示17のように送ると、浄水器4内へ入り、活性炭中を矢示19のように通過して通水孔9から活水筒8内へ入り、セラミックスボール7の間を矢示21のように通過し、バルブ付吐水筒10を経て矢示22のように風呂槽13へ、又は矢示24のようにシャワーホース14を経て噴霧嘴25へ送られる。
【0029】
この発明の浄水セット26を求めれば、水栓1のシャワー給水口2へ連結ホース3を連結するのみで、他に工事を必要としないので、極めて便利であり、接続に失敗するおそれもない。
【0030】
前記のようにすれば、適温に調節した湯が、浄水器4に送られ、まず活性炭で有害物を吸着除去し、ついでセラミックスボール7によって活性化して風呂槽13へ入り、又はシャワー湯として使用される。
【0031】
入湯又はシャワー浴は、肌へ湯が最も大量に接触する機会であるから、毎日の積み重ねで湯の影響は大変大きいことが知られている。然し、ビル等では勿論、家庭で使用される水は多目的に使用されるので、全量浄化及び活性化する必要はなく、その目的に応じ、浄化等を行うことが合理的である。そこでこの発明は、入浴などを目標にして最良の浄化湯を得ることができるようにしたのである。
【0032】
次に図3の実施例は、前記図2の実施例において、カートリッジ28内の上部に活性炭18を装填し、下部にセラミックスボール7を装填したものである。従って、浄水経過、浄水の使用方法は総て図2の実施例と同一に付き、図2と同一物品には同一符号を付した。
【0033】
図3の実施例において、湯を矢示17のように送ると、浄水器4内へ入り、活性炭18中を矢示19のように通過し、有害物を吸着除去された後、セラミックスボール7中を矢示20のように通過し、通水孔9を経て通水筒29を矢示21のように上昇して、バルブ付吐水筒10のバルブ11により振り分けられ、矢示22のように風呂槽13へ供給され、又は矢示24のように、シャワーホース12を経て噴霧嘴25から噴霧される。
【0034】
前記図3の実施例と、図2の実施例とは、カートリッジ27又は28の形状構造が異なるが、活性炭処理とセラミックスボール処理を連続して行うことは同一であり、作用効果も同一である。
【0035】
この発明によれば、セラミックスボールによる処理が使用直前に行われるために、効力の最大の時に使用される利点があり、かつ使用する湯(水)のみを処理するので、きわめて合理的である。
【0036】
【発明の効果】
この発明によれば、適温に調節した給水を、浄水器に通すので、過不足なく、必要な湯量を浄化(活性化)することができる効果がある。
【0037】
また、浴槽に入れる湯、シャワーで使用する湯を総て浄化活性化するので、身体、特に皮膚に対して抜群の効果がある。
【0038】
この発明によれば、活性炭により、人体に有害な残留塩素、酸化物(化合物)などを吸着すると共に、塩素臭を脱臭する効果がある。
【0039】
また、セラミックスボールによれば、界面活性力を増大し、溶解力・浸透力(洗浄力)を増加し、遠赤外線効果により水分子(クラスター)を細分化し、保温効果と湯冷め防止効果があり、更に髪のキューティクル効果(リンス効果)などの諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を省略した説明図。
【図2】同じくセットの実施例の一部を破切した説明図。
【図3】同じく他の実施例の一部を破切した説明図。
【符号の説明】
1 水栓
2 シャワー給水口
3 連結ホース
4 浄水器
5 口部蓋
6 給水口
7 セラミックスボール
8 活水筒
9 通水孔
10 バルブ付吐水筒
11 バルブ
12 シャワーホース
13 風呂槽
14 給水ホース
15 吐水筒
26 浄水セット

Claims (4)

  1. 水及び湯を混合して給水できる浴室用水栓において、シャワー用給水口に連結ホースの一端を接続し、該連結ホースの他端を浄水器の給水口に接続し、前記浄水器に固定したバルブ付吐水筒の吐出側に、浴槽用の給水ホースの基端と、シャワーホースの基端とを連結したことを特徴とする浴室用浄水装置。
  2. 浄水器は、筒状容器内へ、濾過用活性炭と、浄水用セラミックスボールを充填すると共に、前記筒状容器の口部蓋に給水口と、バルブ付吐水筒を連結したことを特徴とする請求項1記載の浴室用浄水装置。
  3. 浄水器と、浄水器に連結する連結ホースと、浄水器の口部蓋に取り付けるバルブ付吐水筒と、該バルブ付吐水筒に接続する浴槽用の給水ホースと、シャワーホースとを組み合わせたことを特徴とする浄水セット。
  4. 浴槽への給水ホースの先端部には、吐出口付の吐出筒と、これを浴槽に固定する吸盤とを具備させたことを特徴とする請求項3記載の浄水セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014521510A (ja) * 2011-08-10 2014-08-28 アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー フィルタ組立体
KR101831728B1 (ko) * 2016-06-01 2018-02-23 주식회사 씨티앤에스 활성탄소섬유필터가 구비된 샤워기

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