JPH02252461A - オゾン水を利用する手腕の消毒装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は外科医が手術を行う前、およびその曲の医師
が患者の治療を行う前、並びにレストラン等で食品を扱
う従業員、その池一般のらのが衛生上ゴビ・要なｆｅ業
を行う前にそれらの者の手腕を消毒する際に用いるため
のオゾン水を利用する手腕の消毒装置に関する。

１足来の技術 このような手腕の消毒装置は従来一般に洗面器等に水を
いれて、石鹸や消ｉ液を用いて消毒を行なっているが、
外科医が手術を行う前は特に完全に消毒する必要がある
ので長時間を要し、また短時間に多数の患者を診断する
医師は患者の変わるごとに手腕を完全に消毒することが
実際上はとんど不可能に近い状態であり、そのため衛生
上重大な問題を惹起することが予測され、患者の不安感
は特に著しい、 このことはレストラン等の従業員の場合も全く同様であ
る。

解決しようとする発明の課題 この発明は前記従来の洗面器に水を入れて石鹸や消毒液
を使用して手腕を消毒する場合における。上述のような
問題点を解決する事を目的とするしのであり、特に微小
な細菌等も漏らさず、それらら効果的に消毒しようとす
るものである 池の目的はその消毒を簡単にかつ迅速に行う装置を得る
事である、 又曲の目的は消毒後直ちに次の６者の治療に当たること
が出来るようにすることである。

更に池の目的は交通の不１史な臨時の応急治療所、或は
いかなる僻地でも電気と水さ７−あれば入手できるオゾ
ン水で消！ｎ殺菌できるようにすることである。

課題を解決するための手段 この発明は一対の電極間の放電によって生ずるオゾンガ
スを水に吸収させる形式のオシ〉゛水製造装置のオゾン
水排出管と、水源に接続する水道管および石鹸液を収容
する石鹸液容器を三方切りｍえコ、ｌり−を介して１手
腕の消毒容器のオゾン水供給管と接続すると共に、該消
毒容器に水オゾンキラを接続１−１またその上方にオゾ
ンガスフード、これと連通ずるファンおよびガスオゾン
キラ、および乾燥空気の噴出ノズルを設　け、更にその
消毒容器の周囲に超音波発生器を設ける手腕の消毒装置
であって、そのオゾン水製造装置を、円筒状誘電１本の
外面に設けられた線状電極と、その内面に設けられた面
状電極とからなる一対のｔ極間に、高周波高圧電源を接
続すると共に、該線状ｔｆｉ側に空間を介して外筒を設
け、その空間に酸素源を接続し、また面状ｔｉ側に水路
を形成し、該水路の入口に接続せるインジェクタの低圧
部と前記空間を連通管で結合し、その水路の出口にオゾ
ン水の排出管及びラビ・要に応ヒ脱泡用水タンクを接続
して＃ｌＩ成するしのである。

１ヤ用 この発明の消毒装置を使用して上記医師等が手腕を消毒
殺菌するときは、予め前記消毒容器内に於いて石鹸と水
を使用して通常の洗浄を行い２次に同消毒容器内に前述
のオゾン水製造装置で得られたオゾン水を所定型入れて
これから消毒しようとする手腕をその消毒容器のオゾン
水内に浸して消毒し、オゾン水の強力な酸ｆヒカて゛消
毒する。そしてその間にオゾン水から発生したオゾンガ
スをオゾンガスフードで囲み、ファンの吸引力でオゾン
キラに送り、そこで酸素ガスに分解してから空気中に放
出するものである。又前述のオゾン水を得る際は前記一
対の電所間に高周波高電圧を印加してその間の区域、と
くにその線状電極と外筒の空間に無声放電を発生し、こ
れらの空間に供給する酸素ガスまたは空気をオゾンガス
１ヒして、その後このオゾンガスをインジェクタで水と
混合して、水の中にオゾンガスを吸収し更に必要に応じ
水タン′りで脱泡してオゾン水とするものである。

あるいは前記オゾンガスを多孔質発泡装置を介して該消
毒容器の水中に細かい泡として噴出せしめ、ここでオゾ
ン水を生成するものである。

前記容器内に水道水１石Ｍ液或はオゾン水を択一的に或
は複合的に供給する場合は、前記オゾン水排出管、水道
管及び石鹸液容器に通ずる三方切り換えコ・ツクを切り
換えてそれぞれの液を供給するものである このように各液を使用して手腕の消毒が終了した後、消
毒容器内のオゾン水を水オゾンキラを通して、そこで溶
有オゾンを除去して器物に安全な水にしてから外部に１
充棄するものて′ある。

実施例 この発明の実施例を添１寸図面について説明すると、こ
の消毒装置の一部分を構成するオゾン水製造装置は例え
ば第２図及び第３図に示すごとく１円筒状誘電木１の外
面に設けられた複数本の線状電極２と、その内面に設け
られた円筒形の面状電極３とからなる一対の電極間に、
高周波高圧電源４を接続して該誘電体１の外面における
線状電極２の付近に沿面放電５を発生し、該線状電極２
の外側に空間６を隔てて外筒７を設け、その空間６の一
端部６ａに第１図に示す様に酸素源８をガス管９で接続
してそこに酸素を供給してこれをオゾンガス１ヒし、ま
た前記面状ｔ（至）３の内側に水路１ｇを形成し、該水
路ＩＯの入口にインジェクタ１１と水道バイブ１２を順
次接続し、水道水をインジェクタ１１および水路１１）
内に送水し、その際インジェクタ１１内を流れる水の低
圧部１０ａと、前記空間６の他端部６ｂを連通管１５で
結合し、その低圧部１１ａにおける流水の負圧で該空間
６内のオゾンガスを吸引して、その流水中に無数の細か
い気泡として分散せしめ水ｉ？８１０内で水にオゾンガ
スを吸収せしめてここでオゾン水にし、該水路１０の出
口１３に接続されたオゾン水排出管１４に送り出すもの
である。

またこれとは別に構成する消毒容器２１の上方にオゾン
ガスフード２３を設けてこの消毒容器２１に前記オゾン
水供給管２１を接続し、そのオゾン水供給管２１に三方
切り換えコック１８、及び脱泡用水タンク３１を介して
前記オゾン水排出管１４を連結し、そのオゾン水排出管
１４から排出されるオゾン水をガスオゾンキラ３１ａけ
脱泡用水タンク３１内で脱泡し、残ったオゾン水を三方
切り換えコック１８を経て消毒容器２１内に所定量供給
するものである。また該三方切り換えコ・・ツク１８に
弁１６ｃを介して水道管１６を接続すると共に、Ｉｌ！
！の弁１７ｃを介して石鹸容器１７を接続し、これらの
答弁＋６ｃ、１７ｃ及び三方切り換えコック１８を操Ｉ
Ｙすることによってオゾン水、水道水及び石鹸液１７ａ
を消毒容器２１に択−的若しくは複合的に供給してその
中に手腕２２を図示のように浸漬した状態で消毒する。

その際消毒容器２１内のオゾン水から発生したオゾンガ
スをその上方に設けであるオゾンガスフード２３で囲み
５そのオゾンガスをファン２４で活づ工炭ないし、オゾ
ン分解触媒等オゾンガス中のオゾンを吸収分解するガス
オゾンキラ２５に送り込んで、ここで酸素に分解して大
木に安全な濃度のオゾンガスにして外気中に放出するも
のである。

このようにして手腕２２の消毒が完了した後、手腕２２
をオゾン水の中から引きあげ、噴出ノズル２７から噴出
する乾燥空気にあてて、手腕２２にｆ引着している水滴
を乾燥し、それが終了した隈ただちに手術等の各種１ヤ
業にかかるものである。

このときの乾燥空気２６は空気ファン３０により高性能
エアフィルター２９ａで清浄にした空気を空気加熱器２
９ｂ内に送り込み、ここで加熱し、乾燥して得られる。

また上記手腕２２．の消毒に際して、該消毒容器２１の
外表面に適当数配設されている超音波発生器２８ａを、
それらと、電気的に接続されている振動電源３２で／ｅ
動して、消毒容器２１内のオゾン水に超音波振動を与え
ながら消毒することが可能である。

あるいは消毒容器２１内の液面上（又は液面内）に紫外
線ランプ２８ｂを設けてオゾン水を紫外線で照射１−て
０３→０２＋０の分解を促進し殺菌作用の６とをますＯ
の生成を早めることが可能であるゆ これらの方法で上述の消毒ｆヤ用を一層能率１ヒするこ
とができる。

更に消毒の済んだオゾン水は消毒容器２１の底部から放
出管３３を経て活性炭等オゾンを吸収分解除去する水オ
ゾンキラ２２に至り、ここでオゾンが分解されて安全な
水になって外部に放出されるむのである。

以上本発明を第１〜３図の実施例で説明したが、本発明
はそれに限定されるしのでなく、その要旨の範囲内でそ
のｔｔＩ４造を変更したり、あるいはけ加したりして実
施することも可能である。

例えば第４〜６図の実施例は手腕２２の挿入孔３５．３
５を形成せる消毒箱３６内に多数のオゾン水噴出ノズル
３８を穿設せるオゾン水分岐管３７を複数本前記手腕２
２の挿入位置の範囲に配置し、該噴出ノズル３８の向き
をその手腕２２の周囲に向けて、オゾン水分岐管３７が
送られたオゾン水を各オゾン水噴出ノズル３８から手腕
２２の周囲に向けて散水３９状に噴出して手腕２２を消
毒し、更に前記各オゾン水分岐管３７に隣接して複数本
の乾燥空気分岐管４２を設け、それらの各分岐管４２に
乾燥空気４０の空気ノズル４１を多数個穿設し、これら
の各空気ノズル４１の向きを前述と同様に手腕２２の周
囲に向けて配置しておき、ここから乾燥空気４０を噴出
して、オゾン水で濡れている手腕２２を乾燥するもので
ある。

また図中４３はオゾン水供給管であって、その下端は前
述のオゾン水分岐管３７に連通しており上端は前記第１
図の三方切り換えコック１８に相当する三方コック４８
に連通し、第１図のオゾン水製造装置で得られたオゾン
水、水道水、及び石鹸１７ａを該三方コック４８の切り
換え操作による択一的、又は複合的に送り込むものであ
る。

更に４５は乾燥空気供給管であって、その下端はｉ数の
乾燥空気分岐管４２に連通しており、上端は空気加熱器
４６に連通し、そこで発生した乾燥空気を乾燥空気供給
管４５を経て前記乾燥空気分岐管４２に送り込むもので
ある。

効果 この発明は上述の通りであるので、従来の洗面器に水を
入れて、石鹸や消毒液で手腕を消毒する場合と比較して
完全な消毒を短期間に行うことができ、多数の患者を短
時間に治療する場合でもそれに充分応することができ、
衛生上極めて好適である。

また消毒が終了した後ただちに清浄な乾燥空気で乾燥を
行うことができるので、消毒した後にタオル等で拭く場
合と比較して、タオルの菌の手腕に１寸着することを防
止できるので、更に衛生上完全である。

さらにオゾン水の発生装置を小型１ヒして本発明の消毒
装置全体を小型１ヒすると共に、消毒済みのオゾン水を
廃棄する際そのオゾンを分解して、人体に悪影響を及ぼ
さないようにすることができる。

更にまた本発明は電源と水さえあれば手腕を消毒できる
ので、交通の不１更なところ、或はいかなる僻地でも衛
生的な医療等各種ｆヤ業が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の一部切断正面図、第２図は第
１図の一部分の拡大断面図、第３図は第２図のト］線部
の拡大断面図５第４〜６図は本発明の池の実施例の一部
切断正面図である。 ｌ・・・円筒状誘電水 ２・・・線状ｔｆＩ ３・・・面状電極 ４・・・電源 ５・・・沿面放電 ６・・・空間 ７・・・外筒 ８・・・酸素源 １０・・・水路 １１ａ・・・低圧部 １１・・・イン゛ジエクタ １２・・・水道パイプ １３・・・出口 １４・・・排出管 １５・・・連通管 Ｉ６・・・水道管 １６ｃ・・・弁 １７・・・石鹸液容器 １７ｃ・・・弁 １７ａ・・・石鹸液 １８・・・三方切り換えコック ２０・・・手腕 ２１・・・オゾン水供給管 ４８・・・三方コック

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一対の電極間の放電によって生ずるオゾンガスを水
   に吸収させる形式のオゾン水製造装置のオゾン水排出管
   を、手腕の消毒容器のオゾン水供給管と接続すると共に
   、該消毒容器に水オゾンキラを接続し、またその消毒容
   器の上方にオゾンガスフード、これと連通するファンお
   よびガスオゾンキラ、および乾燥空気の噴出ノズルを設
   けることを特徴とするオゾン水を利用する手腕の消毒装
   置 ２、オゾン水製造装置を、円筒状誘電体の外面に設けら
   れた線状電極と、その内面に設けられた面状電極とから
   なる一対の電極間に、高周波高圧電源を接続すると共に
   、該線状電極側に空間を介して外筒を設け、その空間に
   酸素源を接続し、また面状電極側に水路を形成し、該水
   路の入口に接続せるインジェクタの低圧部と前記空間を
   連通管で結合し、その水路の出口にオゾン水の排出管を
   接続して構成することを特徴とする請求項１記載のオゾ
   ン水を利用する手腕の消毒装置 ３、オゾン水製造装置を、円筒状誘電体の外面に設けら
   れた線状電極と、その内面に設けられた面状電極とから
   なる一対の電極間に、高周波高圧電源を接続すると共に
   、該線状電極の外側に空間を介して外筒を設け、その空
   間に酸素源を接続し、また面状電極側に水路を形成し、
   該水路の入口に接続せるインジェクタの低圧部と前記空
   間を連通管で結合し、その水路の出口にオゾン水の排出
   管を接続すると共に、このオゾン水の排出管の先端を脱
   泡用水タンクに挿入して構成することを特徴とする請求
   項１記載のオゾン水を利用する手腕の消毒装置 ４、消毒容器の周壁に超音波振動装置を設けることを特
   徴とする請求項１ないし３の何れか一項に記載のオゾン
   水を利用する手腕の消毒装置 ５、消毒容器の内部に紫外線ランプを設けることを特徴
   とする請求項１〜４項の何れか１項記載のオゾン水を利
   用する手腕の消毒装置。 ６、一対の電極間の放電によって生ずるオゾンガスを水
   に吸収させる形式のオゾン水製造装置のオゾン水排出管
   と、水源に接続する水道管および石鹸液を収容する石鹸
   液容器を三方切り換えコックを介して、手腕の挿入孔を
   形成する消毒箱内のオゾン水噴出ノズルを接続すると共
   に、該消毒箱に乾燥空気の噴出ノズルを設けることを特
   徴とするオゾン水を利用する手腕の消毒装置