JPH0731665A - 手洗い装置 - Google Patents

手洗い装置

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Publication number
JPH0731665A
JPH0731665A JP5155475A JP15547593A JPH0731665A JP H0731665 A JPH0731665 A JP H0731665A JP 5155475 A JP5155475 A JP 5155475A JP 15547593 A JP15547593 A JP 15547593A JP H0731665 A JPH0731665 A JP H0731665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
ozone water
cleaning
hand
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP5155475A
Other languages
English (en)
Inventor
Okitada Hara
興忠 原
Katsuharu Yamamoto
克治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP5155475A priority Critical patent/JPH0731665A/ja
Publication of JPH0731665A publication Critical patent/JPH0731665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は高価で肌荒れを招く薬剤を使
用することなく、手腕の洗浄を短時間に、かつ効果的に
行える新規な手洗い装置を提供することにある。 【構成】 本発明は洗浄容器2に手腕を差し込むための
差込み穴7,7を形成すると共に、その洗浄容器2内
に、オゾン水OWを製造するオゾン水製造手段4と、上
記差込み穴7,7から差し込まれた手腕を上記オゾン水
OWで洗浄する洗浄手段5と、洗浄後のオゾン水OWか
ら分離したオゾンO3 を酸素O2 に分解して洗浄容器2
外へ排気するオゾン分解手段6とを備えたことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は短時間で効果的な手洗い
が行える新規な手洗い装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院や診療所等の医療施設にお
いては、雑菌や病原菌等の二次感染を防止するために、
病室、着衣、手足等は頻繁に殺菌消毒が行なわれてい
る。この殺菌、消毒方法としては加熱による方法、薬剤
による方法、紫外線等による方法等、様々な方法が用い
られているが、手足の殺菌消毒の場合は、加熱による方
法や紫外線等による方法が使用できないため、殆どがク
レゾールやエチルアルコール等の殺菌性薬剤とブラシを
使って行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、病院や
診療所等の医療施設においては、この手足の殺菌消毒は
頻繁に、かつ念入りに行われる場合が多いため、このよ
うな殺菌性薬剤を使用すると手足が肌荒れしてしまうと
いう問題点があった。しかも、これらクレゾールやエチ
ルアルコール等の殺菌性薬剤は高価であり、また、使用
後の排水処理にも制約があった。
【0004】そこで、本発明は上記の問題点を有効に解
決するために案出されたものであり、その目的は高価で
肌荒れを招く薬剤を使用することなく、手腕の洗浄を短
時間に、かつ効果的に行える新規な手洗い装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は洗浄容器に手腕を差し込むための差込み穴を
形成すると共に、その洗浄容器内に、オゾン水を製造す
るオゾン水製造手段と、上記差込み穴から差し込まれた
手腕を上記オゾン水で洗浄する洗浄手段と、洗浄後のオ
ゾン水から分離したオゾンを酸素に分解して洗浄容器外
へ排気するオゾン分解手段とを備えた手洗い装置であ
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、差込み穴から洗浄容器に手腕
を差し込むと、オゾン水製造手段で製造されたオゾン水
によって手腕が殺菌されると共に、差込み穴に設けられ
た洗浄手段によって効果的に手腕が洗浄されるため、短
時間で効果的な手洗いが行えることになる。また、洗浄
の際にオゾン水から分離したオゾンはオゾン分解手段に
よって無臭無害の酸素に分解して洗浄容器外へ排気され
ることになるため、周囲の空気を汚してしまうことはな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】図1は本発明に係る手洗い装置の一実施例
を示す側面図、図2はその平面図である。図示するよう
に、この手洗い装置1は、ステンレス等のオゾンO3
対する防蝕性の高い部材からなる洗浄容器2内に仕切り
板3が設けられて上下に区画されており、その仕切り板
3の下方にはオゾン水Wを製造するオゾン水製造手段4
が、また、その仕切り板3の上方には、手腕を洗浄する
洗浄手段5がそれぞれ収容されている。また、その背面
部にはオゾンO3 を酸素O2 に分解して洗浄容器2外へ
排気するオゾン分解手段6が設けられている。また、こ
の洗浄容器2の正面部の形成された傾斜面2aには、一
対の差込み穴7,7が横方向に並んで形成されており、
洗浄する人の手腕を差し込んで上記洗浄手段5に臨ませ
るようになっている。
【0009】このオゾン水製造手段4はオゾン水を貯蔵
するオゾン水タンク8と、オゾンを製造するオゾナイザ
9と、タンク8内のオゾン水OWを抜き出すポンプ10
とから構成されており、オゾナイザ9で製造されたオゾ
ンO3 をタンク8内の水中に噴出してオゾン水OWを製
造し、これをポンプ10によって上記洗浄手段5に供給
するようになっている。すなわち、オゾン水タンク8に
は給水管11とオゾン水供給管12が接続されており、
給水管11からオゾン水Wの原料となる水がオゾン水タ
ンク8内に供給され、オゾン水タンク8内のオゾン水O
Wがオゾン水供給管12からポンプ10によって上記洗
浄手段5に供給されるようになっている。尚、このオゾ
ナイザ9は、内部に放電電極を有し、空気中の酸素を高
圧放電により電離させてオゾンO3 を生成するものであ
る。また、このオゾン水製造手段4には、オゾン濃度セ
ンサや液面計(図示せず)が設置され、図示しない制御
装置によって常時適量、適濃度のオゾン水OWがオゾン
水タンク8内に貯溜されるように、オゾナイザ9及び給
水管11のバルブ11aを自動制御するようになってい
る。
【0010】また、洗浄手段5は差込み穴7,7の延長
線上を上下から挾むように回転自在に軸支された四つの
洗浄ローラ13,13,13,13の上下に、オゾン水
OWを噴射する噴射ノズル14を配置してなるものであ
る。この洗浄ローラ13,13,13,13の各端部に
はスプロケット15が取り付けられており、これらはベ
ルト16を介して電動モータ17に連結されている。一
方、噴射ノズル14は上記オゾン水供給管12に連結さ
れている。そして、この洗浄手段5は差込み穴7,7か
ら差し込まれた手腕を洗浄ローラ13,13,13,1
3と噴射ノズル14から噴射されるオゾン水OWによっ
て洗浄するようになっている。尚、この洗浄ローラ1
3,13,13,13は洗浄すべく手腕を傷付けないよ
うに、回転軸の周囲にスポンジ等の柔軟性の物質を巻き
付け、さらに柔軟性の物質に軟らかい洗浄毛を植毛した
ものである。
【0011】また、オゾン分解手段6は密閉容器2内の
オゾンO3 を無害無臭の酸素に分解して洗浄容器2外に
排気するものであり、ケース18内にオゾンO3 を酸素
に分解するためにフィルタ状に形成されたオゾン分解触
媒19とこれを排気する送風ファン20が収容されてい
る。
【0012】また、仕切り板3は上方に開口したホッパ
ー状に形成され、また、その最底部には排水管21が接
続されており、洗浄後の洗浄水を受け止めると共に、こ
れを排水管21から洗浄容器2外へ排水するようになっ
ている。
【0013】また、差込み穴7,7の開口部にはゴム等
の可撓性材料からなるカバー7a,7aが形成されてお
り、洗浄容器2内のオゾン水が差込み穴7,7から噴き
出すのを防止している。尚、図中22はこの手洗い装置
を駆動停止するためのスイッチである。
【0014】次に、本実施例の作用を説明する。
【0015】本発明装置1によって手腕を洗浄するに
は、先ず、スイッチ22をオンに入れ、オゾン水製造手
段4、洗浄手段5、オゾン分解手段6を駆動させる。す
ると、オゾン水製造手段4のオゾン水タンク8内で製造
されたオゾン水OWがポンプ10によってオゾン水タン
ク8から抜き出され、オゾン水供給管12を介して洗浄
手段5に送られた後、洗浄手段5の噴射ノズル14から
洗浄ローラ13,13,13,13から噴射される。次
に、この状態で差込み穴7,7からそれぞれ両方の手腕
を洗浄容器2内へ差し込むと、図示するように回転駆動
している洗浄ローラ13,13,13,13と噴射ノズ
ル14から噴射されるオゾン水OWによってその手腕が
殺菌洗浄されることになる。例えば、この時、腕や手の
甲の部分はオゾン水OWを吹き付けるだけで効果的に殺
菌消毒が行われるが、汚れがきつい掌や爪の間は、軽く
洗浄ローラ13,13,13,13に押し付けることで
簡単に洗浄することができ、しかも、従来の薬剤に比較
して肌荒れが少なくなる。一方、洗浄後のオゾン水は仕
切り板3によって集められた後、排水管21から外部へ
排水されることになる。また、この時、オゾン水OWか
らはガス状のオゾンO3 が分離することになるが、この
オゾンガスO3 はオゾン分解手段6の排気ファン20に
よって洗浄容器2外へ排気される際に、オゾン分解触媒
19によって無臭無害の酸素O2 に分解されることにな
り、周囲の空気を汚してしまう虞はない。
【0016】このように本発明は従来の薬剤に代わっ
て、殺菌性を有すると共に無臭無害化が容易なオゾン水
を使用し、洗浄ローラによって手腕を洗浄するようにし
たため、短時間で効果的な手洗いが可能となり、しかも
肌荒れを防止できることになる。
【0017】尚、本実施例では容器2の正面部にスイッ
チ22を設け、このスイッチ22のオンオフによって装
置の駆動停止を行うようにしたが、これを足踏み式のも
のにすればさらに使い易くなり、また、差込み穴7,7
に光センサを設け、手腕を差し込むだけで装置が自動的
に駆動するように構成しても良く、また、オゾナイザの
上流側に酸素富化機を接続し、高濃度のオゾンを発生さ
せて短時間にオゾン水を製造するように構成しても良
い。また、本発明は医療施設に限られるものではなく、
食堂、学校、工場等の多数の人が集まる場所にも用いる
ことができることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば従来の薬剤
に代って無害無臭化が容易なオゾンを用いたため、肌荒
れを招く薬剤を使用することなく、効果的に手腕の洗浄
が行われ、しかも、このオゾン水は水と空気中の酸素と
僅かな電力によって大量に製造することができるため、
経済性も向上する等といった優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
2 洗浄容器 4 オゾン水製造手段 5 洗浄手段 6 オゾン分解手段 7 差込み穴 OW オゾン水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄容器に手腕を差し込むための差込み
    穴を形成すると共に、その洗浄容器内に、オゾン水を製
    造するオゾン水製造手段と、上記差込み穴から差し込ま
    れた手腕を上記オゾン水で洗浄する洗浄手段と、洗浄後
    のオゾン水から分離したオゾンを酸素に分解して洗浄容
    器外へ排気するオゾン分解手段とを備えたことを特徴と
    する手洗い装置。
JP5155475A 1993-06-25 1993-06-25 手洗い装置 Pending JPH0731665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155475A JPH0731665A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 手洗い装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155475A JPH0731665A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 手洗い装置

Publications (1)

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JPH0731665A true JPH0731665A (ja) 1995-02-03

Family

ID=15606866

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JP5155475A Pending JPH0731665A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 手洗い装置

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JP (1) JPH0731665A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0978290A3 (en) * 1998-07-06 2000-12-20 Take-One Office, Ltd. Cleaning faucet device for cleaning human body with ozone-water
JP2011147718A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Uehara-Otec Kenkyusho:Kk 洗浄装置
JP2014064663A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Ihi Shibaura Machinery Corp 手指消毒装置
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JP2014161701A (ja) * 2013-02-28 2014-09-08 Yamato Scient Co Ltd 消毒装置
JP2014168756A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ihi Shibaura Machinery Corp オゾン水生成装置
CN107124872A (zh) * 2015-01-16 2017-09-01 斯堪尤尼克公司 用于通过施用臭氧水进行手消毒的设备、方法和软件产品

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