JP2014161701A - 消毒装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手指や器具類の消毒作業を行う際の使用勝手を向上することができる消毒装置を提供する。
【解決手段】消毒装置1は、薬剤Mを収容する薬剤タンク33と、希釈液である水Wを収容する水タンク30と、薬剤タンク33の水タンク30の希釈液を送るための第1送液部R1と、第1送液部R1により送られた薬剤Mを純水PWにより希釈することで得られる消毒剤を収容する消毒剤収容部であるバッファタンク40と、バッファタンク40の消毒液Fを送るための第2送液部R2と、第2送液部R2により送られた消毒剤Fを噴射する噴射部19と、薬剤タンク33と、バッファタンク40と噴射部19と第1送液部R1と第2送液部R2を保持する本体部2を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業台を用いて実験や作業の際に、作業者の手指および器具類を消毒するための消毒装置に関する。
作業者が、例えばクリーンベンチ等の作業台内で、器具類を用いて実験や作業を行おうとする場合には、作業者は、例えば無菌作業等の作業前に、消毒装置を用いて手指の消毒と作業台内に搬入しようとする器具類を消毒する必要がある。
このような消毒装置は、特許文献1に開示されており、この消毒装置は、消毒剤として電気分解生成水等の強酸性水等で処理した水を、半球凸面状のノズル先端から手指等に供給することで、消毒と殺菌ができるようになっている。
特開平10−71188号公報
ところが、上述した特許文献1に記載の消毒装置では、予め調製済みの消毒剤を収容している給水タンクと、消毒に使用した使用済みの廃水を回収する廃水タンクを備えているだけであり、給水タンクからの消毒剤を、ノズル先端から手指等に供給する機能だけしかない。
このため、作業者は、予め消毒剤を調製して給水タンクに収容しなければならず、消毒剤の調製作業と収容作業が煩わしいことから、消毒装置の使用勝手が悪い。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、手指や器具類の消毒作業を行う際の使用勝手を向上することができる消毒装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の消毒装置は、作業者の手指と器具類を消毒するための消毒装置であって、薬剤を収容する薬剤収容部と、希釈液を収容する希釈液収容部と、前記薬剤収容部の前記薬剤と前記希釈液収容部の前記希釈液を送るための第1送液部と、前記第1送液部により送られた前記薬剤を前記第1送液部により送られた前記希釈液により希釈することで得られる消毒剤を収容する消毒剤収容部と、前記消毒剤収容部の前記消毒液を送るための第2送液部と、前記第2送液部により送られた前記消毒剤を噴射する噴射部と、前記薬剤収容部と前記希釈剤収容部と前記消毒剤収容部と前記噴射部と前記第1送液部と前記第2送液部を保持する本体部と、を備えることを要旨とする。
請求項1の記載の消毒装置では、本体部では、薬剤収容部の薬剤と希釈液収容部の希釈液を混合することで、予め定めた消毒剤を作って消毒剤収容部にこの消毒剤を収容しておくことができる。そして、消毒剤は、噴射部から手指や器具類に噴射することで消毒できる。薬剤と希釈液を用意して薬剤収容部と希釈液収容部にそれぞれ収容しておけば、作業者が直接消毒剤を作る必要が無く、手指や器具類の消毒作業を行う際の使用勝手を向上することができる。
請求項2に記載の消毒装置では、前記噴射部は、前記本体部の上部に配置され、下方に前記消毒剤を噴射する上部噴射ノズルと、上方に前記消毒剤を噴射する下部噴射ノズルを有する。
請求項2の記載の消毒装置では、上部噴射ノズルと下部噴射ノズルとの両方から、消毒剤を手指や器具類に噴射できるので、手指や器具類を消毒することができるので、消毒作業の能率が上がる。
請求項3に記載の消毒装置では、前記上部噴射ノズルと前記下部噴射ノズルの間を変更するために、前記上部噴射ノズルの高さ位置を調整する高さ調整部を有する。
請求項3の記載の消毒装置では、例えば器具類の大きさに応じて、上部噴射ノズルの高さ位置を調整することで、器具類の大きさに左右されずに器具類を消毒できるので、消毒作業の能率が上がる。
請求項4に記載の消毒装置では、前記本体部の上面部には、前記上部噴射ノズルと前記下部噴射ノズルから噴射された前記消毒剤を受ける消毒剤受け部が、設けられている。
請求項4の記載の消毒装置では、使用済みの消毒剤は、消毒剤受け部により受けることで、消毒剤が周囲や床面に飛び散ることが無くなるので、飛び散った消毒剤を拭き取る作業が不要になる。
請求項5に記載の消毒装置では、前記希釈液収容部は前記希釈液としての水を収容しており、前記水を純水にするカートリッジを有している。
請求項5の記載の消毒装置では、カートリッジは、水を純水に変えることができるので、通常の水道水などの水を希釈液として使用できる。
本発明によれば、手指や器具類の消毒作業を行う際の使用勝手を向上することができる消毒装置を提供できる。
本発明の消毒装置の実施形態が、作業台の横に配置されている例を示す斜視図である。 図1の消毒装置を拡大して示す斜視図である。 図2に示す消毒装置を示す一部断面を有する側面図である。 図2に示す消毒装置の本体部に配置されているシステムの構成例を示す図である。 消毒装置を用いて、作業者の手指や実験器具等の器具類を消毒する手順の例を示す図である。 本発明の消毒装置の別の実施形態を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の消毒装置の実施形態が、作業台の横に配置されている例を示す斜視図である。
図1に示す消毒装置1は、例えば作業台200の右側に配置することで、作業者が作業台200を使用して、例えば微生物等の試料の無菌操作作業を行う際に、この作業に先立って作業者の手指や器具類を、例えば70%アルコール水溶液を用いて消毒するのに用いられる。
この作業台200としては、例えば所謂クリーンベンチや安全キャビネット等である。これらの作業台は、被処理物を作業空間において処理する際に、作業者が被処理物の影響を受けないように作業空間を隔離する構造を有している。図1に示す例では、作業台200は、クリーンベンチである。クリーンベンチとは、規定の空気清浄度を保つようにした囲い付きの作業台である。
図2は、図1の消毒装置1を拡大して示す斜視図である。図3は、図2に示す消毒装置1を示す一部断面を有する側面図である。
図2に示すように、消毒装置1は、作業台200とは別体の構造体になっている、所謂スタンドアローン型の消毒装置である。この消毒装置1は、図1に例示するように、作業台200の右側の壁面212の横に置かれている。
図2と図3に示す消毒装置1は、本体部2と、移動用の複数個のキャスタ3を有している。これらのキャスタ3は、本体部2の底面部12の四隅の位置に取り付けられている。これにより、作業者は、消毒装置1を自由に移動して、例えば作業台200の右側の壁面212の横の位置に、容易に位置決めして使用することができる。
消毒装置1の本体部2は、好ましくはステンレスやアルミニウム等の金属製の箱型の部材であり、本体部2は、上面部11と、底面部12と、左右の側面部13,14と、前面部15と、背面部16と、上部アーム部20を有している。図2と図3で示すX方向は、本体部2の幅方向であり、Y方向は、本体部2の奥行方向であり、Z方向は、本体部2の上下方向である。
図2と図3に示すように、上部アーム部20は、本体部2の上面部11の上部に離して位置されている。上部アーム部20は、図3に示すようにほぼL字型を有する部材であり、噴射ノズル保持部材20Aと、支持部材20Bを有している。噴射ノズル保持部材20Aは、Y方向に沿って配置されており、噴射ノズル保持部材20Aの下面21C側には、上部噴射ノズル21が下向けて設けられている。この上部噴射ノズル21は、本体部2の上面部11に向けて消毒剤Fを噴射することができる。上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22は、作業者の手指や器具類等に消毒剤Fを噴射するための噴射部19を構成している。
図3に示すように、上部アーム部20の支持部材20Bは、本体部2の背面部16に固定されている高さ調整部23にはめ込まれている。例えば支持部材20Bは、突起部20Dを有しており、高さ調整部23には、複数の凹部24がZ方向に沿って間隔をおいて設けられている。この支持部材20Bの突起部20Dは、高さ調整部23のいずれかの凹部24にはまり込むことで、上部アーム部20のZ方向に関する高さ位置を、複数段階で手動により調整することができる。
これにより、作業者が、手動により上部アーム部20のZ方向に関する高さ位置を調整することで、作業者の手指から腕の範囲を消毒する場合や、使用する器具類を消毒する場合に器具類の大きさに応じて、上部アーム部20のZ方向に関する高さを調整できる。従って、器具類のサイズが大きくても、器具類を消毒剤Fにより容易に消毒できる。
本体部2の上面部11は、消毒剤Fを噴射するための下部噴射ノズル22と、消毒剤受け部25が設けられている。消毒剤受け部25は、上面部11において、Z方向の下側に凹むようにして、トレイ状に形成されている。下部噴射ノズル22は、消毒剤受け部25の中央位置に配置されており、上向きに消毒剤Fを噴射できる。上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22は、対応する位置に向き合っている。これにより、上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22から噴射された消毒剤Fは、本体部2の外にこぼれないようにして使用済みの消毒剤Fとして受けるようになっている。このため、使用済みの消毒剤Fは、本体部2の外側に飛散することがなく、床面等を汚すことが無い。
図4は、図2に示す本体部2に配置されているシステムの構成例を示している。図4に示すシステム構成例では、配管系と電気配線系を明確に区別するために、水と薬剤および消毒剤を通す配管は二重線で示しており、電気信号配線は単線で示している。
図4において、本体部2内には、水タンク30と、純水製造カートリッジ31,32と、薬剤タンク33が、好ましくは交換可能に収容されている。薬剤タンク33は、消毒剤原液の薬剤Mを収容するための薬剤収容部である。水タンク30は、希釈液としての水Wを収容するための希釈液収容部である。水タンク30には、希釈液としての水Wを、本体部2の外側から随時追加することができる。
純水製造カートリッジ31,32は、水タンク30に対して配管30Bを通じて接続されている。水タンク30から供給される水Wは、純水製造カートリッジ31,32によりろ過して純水PWに変えるためのフィルタである。水タンク30にはエア導入口30Aが設けられていることで、水タンク30には外部のエアを導入することで、水タンク30内の水Wをカートリッジ31,32側にスムーズに送ることができる。
図4に示すように、2つのポンプP1、P2が、本体部2内に配置されている。ポンプP1は、薬剤タンク33に対して配管33Aにより接続されている。純水製造カートリッジ32は、配管32Aを通じてポンプP2に接続されている。薬剤タンク33には、エア導入口33Bが設けられていることで、薬剤タンク33には外部のエアを導入することで、薬剤タンク33内の薬剤MをポンプP1側にスムーズに送ることができる。
図4に示す2つのポンプP1、P2は、配管34,35を介して、それぞれ電磁弁36,37に接続されている。電磁弁36(D1)は、配管38と薬剤注入用流量計SF1を介して、バッファタンク40に接続されている。同様にして、電磁弁37(D2)は、配管39と純水注入用流量計SF2を介して、バッファタンク40に接続されている。
このバッファタンク40は、指定濃度に希釈された消毒剤Fを貯蔵あるいは備蓄するための容器である。ポンプP1、P2と、電磁弁36,37と、薬剤注入用流量計SF1と純水注入用流量計SF2は、薬剤タンク33内の薬剤Mと水タンク30とカートリッジ31,32を経た純水PWとを、バッファタンク40内に送って、予め定めた濃度に希釈された消毒剤Fを作製するための第1送液部R1を構成している。
これにより、図4の制御部100の指令により、ポンプP2が駆動すると、水タンク30内の水Wは、純水製造カートリッジ31,32を通ることで純水PWに変わる。作製された純水PWは、配管32Aと、ポンプP2と、配管35と,電磁弁(D2)37と、配管39と、そして純水注入用流量計SF2を介して、予め定めた量だけ、バッファタンク40内に供給することができる。
一方、制御部100の指令により、ポンプP1が駆動すると、薬剤タンク33内の薬剤Mは、配管33Aと、ポンプP1と、配管34と、電磁弁(D1)36、配管38と、そして薬剤注入用流量計SF1を介して、予め定めた量だけ、バッファタンク40内に供給することができる。なお、ポンプP2が作動すると、薬剤タンク33内には、ポンプP2からは配管33Bを通じてエアを送ることができるので、薬剤タンク33内の薬剤MをポンプP1側に吸引し易くなる。
これにより、バッファタンク40内では、予め定めた量の消毒剤原液の薬剤Mと、予め定めた量の希釈液としての純水PWとを混合することにより、バッファタンク40内には、指定濃度の消毒剤F、例えば70%アルコール水溶液を調製して貯蔵しておくことができる。このように、バッファタンク40は、予め定めた濃度の消毒剤Fを収容するための消毒剤収容部である。
図4に示すように、薬剤タンク33には、タンク水位センサSL1が配置され、水タンク30には、タンク水位センサSL2が配置され、そしてバッファタンク40には、タンク水位センサSL3が配置されている。制御部100は、タンク水位センサSL1〜SL3からの水位レベル信号を受けることにより、薬剤タンク33内の薬剤Mの貯蔵レベルと、水タンク30内の水Wの貯蔵レベルと、そしてバッファタンク40内の消毒剤Fの貯蔵レベルを、常時監視することができる。
もし、薬剤タンク33内の薬剤Mの貯蔵レベルと、水タンク30内の水Wの貯蔵レベルと、そしてバッファタンク40内の消毒剤Fの貯蔵レベルのいずれか1つが、予め定めたレベルよりも低下した場合には、制御部100は、警報を出す警報部250に指令をして、警報を出すようになっている。この警報部250は、例えば音声で警報を発するスピーカや、音で警報を発するブザーなどである。
図4に示すバッファタンク40は、配管41を通じてポンプP3に接続され、ポンプP3は、配管42と濾過滅菌フィルタ43を通じて、電磁弁44(D3)に接続されている。この電磁弁44は、配管45,46とノズル流量監視用流量計SF3を通じて、それぞれ上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22に接続されている。ポンプP3と、フィルタ43と、電磁弁44と、ノズル流量監視用流量計SF3は、バッファタンク40内の消毒剤Fを、上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22に送液するための第2送液部R2を構成している。
図4の制御部100の指令により、ポンプP3が駆動すると、バッファタンク40内の消毒剤Fは、ポンプP3と、配管42と、濾過滅菌フィルタ43と、電磁弁44と、配管45,46とノズル流量監視用流量計SF3を介して、噴射部19の上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22から噴射することができる。上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22から噴射された消毒剤Fは、使用済みの消毒液として、本体部2の外に飛散しないようにして消毒剤受け部25に集められて、例えば回収タンク47に回収できるようになっている。この回収タンク47は、本体部2内にあっても良いし、本体部2の外部にあっても良い。
図2に示すように、筒状の純水製造カートリッジ31,32と角柱状の薬剤タンク33は、本体部2の内部において、前側に並べて配置されている。角柱状の水タンク30とバッファタンク40は、本体部2の内部において、後側に並べて配置されている。これらの純水製造カートリッジ31,32と薬剤タンク33と水タンク30とバッファタンク40は、例えば左側の側面部13に開閉ドアを設けて、側面部13を開閉自在に構成することで、本体部2内から取り出して交換したり、メンテナンスを行うことができる。
図4に示す制御部100は、電源部101に電気的に接続されており、電源部101は、商用交流電源102から電源電圧を所定の電圧に変換して、制御部100に電源供給する。電源部101は、起動用の主電源スイッチ103に接続されている。図2に示すように、噴射ノズル保持部材20Aの上面には、消毒動作開始スイッチ104が配置されている。制御部100には、消毒動作開始スイッチ104と足踏みスイッチ105が接続されており、主電源スイッチ103を押した後に、この開始スイッチ104を押すか足踏みスイッチ105を足で踏み込むことにより、制御部100は、ポンプP3と電磁弁44を駆動して、バッファタンク40内の消毒剤Fを、上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22側に供給するようになっている。
図1に戻ると、クリーンベンチである作業台200は、箱状の囲い部分201を有し、この囲い部分201の前面部209には、前面開口部202が設けられている。開閉シャッタ203は中が見えるように透明板であり、開閉シャッタ203により開前面開口部202を開閉可能になっている。この開閉シャッタ203は、図示しない駆動部のモータを駆動することで、電動によりZ方向(上下方向)に移動可能になっている。
囲い部分201の内部には、卓状の作業スペース210を有している。囲い部分201は、前面部209と、左右の壁面211,212と、奥の壁面213と、天井面214と、底面215を有している。作業スペース210内では、天井面214の内面には照明器具が取り付けられている。前面開口部202付近は、囲い部分201の内部と外部が、気流によるエアカーテンで仕切られている。
囲い部分201では、空気から微粒子を除去するHEPAフィルタ(高性能フィルタ)等で空気を清浄化して送風し続けるようになっており、前面開口部202を通じて囲い部分201の内部からHEPAフィルタを通して外部に向かって空気が吹き出す。この作業台200は、囲い部分201内の作業空間だけをクリーン化して、局所的に空気清浄度を高く保持できるので、作業台200を配置している部屋全体をクリーン化するのに比べて低コストである。
次に、上述した消毒装置1の使用例を、図5を参照して説明する。図5は、消毒装置1を用いて、作業者の手指や実験器具等の器具類を消毒して、作業台200により作業する手順の例を示している。
作業者は、図2と図3に示す消毒装置1を、本体部2のキャスタ3を用いて自由に移動して、例えば図1に示すように作業台200の右側の壁面212の横の位置に、容易に位置決めすることができる。図4に示すバッファタンク40内には、すでに予め定めた濃度の、例えば70%アルコール水溶液である消毒剤Fが収容されている。
一方、作業者は、図1に示す作業台200における前準備として、作業台200内の図示しないUV(紫外線)ランプを消して、蛍光灯と点灯し、ファンを回す。そして、作業台200の開閉シャッタ203を少し上げて、前面開口部202を、手を通して操作に差し障りが無い程度に開ける。作業者は、手指、腕を消毒後、作業台200の作業スペース210を、例えば70%エタノールのような消毒液を用いて、きれいに拭いて消毒しておく。
図1に示す消毒装置1に戻ると、図5のステップST1では、作業者が、図2と図3に示す主電源スイッチ103を押して消毒装置1を起動して、消毒動作開始スイッチ104を押すか、足踏みスイッチ105を足で踏み込む。図4の制御部100は、ポンプP3と電磁弁44を駆動して、バッファタンク40内の消毒剤Fを、上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22に供給するので、図3に示すように、消毒剤Fは、上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22の両方から噴射される。
これにより、図3に示すように、作業者は、手指を上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22の間に挿入することで、手指から腕の範囲を消毒剤F(70%アルコール水溶液)により、確実に消毒することができる。そして、図5のステップST2では、作業者は、図1に示す作業台200内で使用する器具類を上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22の間に挿入することで、これらの器具類を消毒剤F(70%アルコール)により、確実に消毒することができる。
次に、図5のステップST3では、図1に示す作業台200の前面の開閉シャッタ203を上げて前面開口部202を開けて、ステップST4では、作業者は、手で器具類を作業台200の作業スペース210内に搬入した後、開閉シャッタ203を下げて前面開口部202を閉じる。この搬入の際には、手も作業スペース210内に入る。
図5のステップST5では、作業者は、再び手指を上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22の間に挿入することで、手指から腕の範囲を消毒剤Fにより、確実に消毒する。そして、ステップST6では、図1に示す作業台200の前面の開閉シャッタ203を上げて前面開口部202を開けて、作業者は必要な実験や作業を行う。
ところで、図4の制御部100は、タンク水位センサSL1〜SL3からの水位レベル信号を受けることにより、薬剤タンク33内の薬剤Mの貯蔵レベルと、水タンク30内の水Wの貯蔵レベルと、そしてバッファタンク40内の消毒剤Fの貯蔵レベルを、常時監視している。
このため、薬剤タンク33内の薬剤Mの貯蔵レベルが予め定めたレベルよりも下がれば、警報部250は薬剤Mの追加要求の警報を出すことができる。水タンク30内の水Wの貯蔵レベルが予め定めたレベルよりも下がれば、警報部250は水Wの追加要求の警報を出すことができる。そして、バッファタンク40内の消毒剤Fの貯蔵レベルが予め定めたレベルよりも下がれば、警報部250は消毒剤Fの追加作製の要求の警報を出すとともに、制御部100は、図4の第1送液部R1を作動して薬剤タンク33内の薬剤Mと、水タンク30内の水Wから製造した純水PWとを、バッファタンク40内に送ることで、例えば70%アルコール水溶液Fをバッファタンク40内に貯蔵することができる。
上述したように、本発明の実施形態の消毒装置1を用いると、消毒剤Fは、消毒装置1の内部で調製されてバッファタンク40において貯蔵されているので、従来のように作業台で実験等の作業を行う度に、消毒剤を調製して手指から腕までの範囲と、器具類に対して、手動で消毒剤を噴霧して消毒するといった煩わしい作業を行う必要が無くなる。すなわち、従来では、作業者は、純水の調製を行い、この純水と消毒剤の原液を希釈して混合して消毒剤を作製する作業を行った後に、消毒剤を噴霧容器(スプレ容器)内に入れる。そして、作業者は、作製した消毒剤を調製して手指から腕までの範囲と、器具類に対して、手動で消毒剤を噴霧容器から噴霧して消毒する必要がある。しかも、噴霧した消毒剤が付近に飛散するので、床面が消毒剤で汚れてしまう。
従来、消毒剤を入れた噴霧容器を用意して、作業者が、手指から腕までの範囲と、器具類に対して噴霧容器内の消毒剤を手動で噴霧する際には、作業台の付近に配置されたキャビネットの上に消毒が必要な器具類を置いて消毒作業を行っている。もし、作業台の付近にこのキャビネットを置いていない場合には、器具類を消毒する度に器具類を作業台に取りにいかなければならないで、作業動線が長くなってしまう。
従来では、消毒剤を噴霧容器からスプレー噴霧するだけではなく、消毒剤を液体で使用するために脱脂綿に消毒剤を浸して器具類を消毒する場合に、脱脂綿用の液体の消毒剤を準備するのが煩わしい。複数人の作業者が、噴霧容器内の消毒剤を使用すると、消毒剤の原液が不足する場合がある。
本発明の実施形態の消毒装置1を用いることにより、次のような効果がある。作業者は、手指や器具類に消毒剤Fを自動的に噴霧することができる。しかも、図3に示すように、作業者が、手動により上部アーム部20のZ方向に関する高さ位置を調整することで、作業者の手指から腕の範囲を消毒する場合は当然のことながら、使用する器具類を消毒する場合に器具類の大きさに応じて、上部アーム部20のZ方向に関する高さを上げたり下げたりして上部アーム部20の高さの調整をすることで、手指から腕の範囲や器具類を消毒剤Fにより、確実に消毒できる。
消毒に使用した消毒剤Fは、図2と図3に示すように、上面部11の消毒剤受け部25により受けて、図4に示す回収タンク47に回収することができる。これにより、使用済みの消毒剤Fが周囲に飛散して、床面を汚してしまうことを防止できる。
ところで、本発明の実施形態の消毒装置1は、上述した構成に限らず、次のような機能を付加することができる。
図6は、本発明の消毒装置の別の実施形態を示している。
図6に示す消毒装置1Aの構成要素が、図2に示す消毒装置1の構成要素と同様であるところは、同じ符号を記してその説明を利用する。図6に示す消毒装置1Aには、図2に示す消毒装置1に対して、さらに器具類の一時保管部300と、ガン式のスプレー噴霧器400と、消毒剤供給部500と、脱脂綿置き部550を備えていることである。
図6に示す器具類の一時保管部300は、消毒する器具類を一時的に置いておくための棚である。これにより、複数の器具を効率良く消毒できるので、消毒作業効率を上げることができる。
ガン式のスプレー噴霧器400を設けることにより、図5に示すバッファタンク40内の消毒液Fを直接噴霧できるようにすることにより、消毒装置1から離れた位置でも、手指や器具類を消毒することができる。消毒剤供給部500は、供給コックを押すことにより、図5に示すバッファタンク40内の消毒剤Fを直接取り出して、例えば脱脂綿等のスプレーできないものに消毒液Fを含ませることができる。
脱脂綿置き部550は、消毒剤Fを含ませるための脱脂綿を置くための部分である。消毒剤Fを含ませた脱脂綿は、消毒剤Fを噴霧できない器具等に対して脱脂綿でふき取る際に使用できる。
本発明の実施形態の消毒装置1は、作業者の手指と器具類を消毒するための消毒装置であって、薬剤を収容する薬剤収容部と、希釈液を収容する希釈液収容部と、薬剤収容部の薬剤と希釈液収容部の希釈液を送るための第1送液部と、第1送液部により送られた薬剤を希釈液により希釈することで得られる消毒剤を収容する消毒剤収容部と、消毒剤収容部の消毒液を送るための第2送液部と、第2送液部により送られた消毒剤を噴射する噴射部と、薬剤収容部と希釈剤収容部と消毒剤収容部と噴射部と第1送液部と第2送液部を保持する本体部と、を備える。
これにより、本体部2では、薬剤タンク33の薬剤Mと水タンク30の希釈液である水Wの純水PWを混合することで、予め定めた消毒剤Fを作って消毒剤収容部であるバッファタンク40に、この消毒剤Fを収容しておくことができる。そして、消毒剤Fは、噴射部19から手指や器具類に噴射することで消毒できる。薬剤Mと希釈液である水Wを用意して薬剤タンク33と水タンク30にそれぞれ収容しておけば、作業者が直接消毒剤Fを作る必要が無く、手指や器具類の消毒作業を行う際の使用勝手を向上することができる。
噴射部19は、本体部の上部に配置され、下方に消毒剤を噴射する上部噴射ノズル21と、上方に消毒剤を噴射する下部噴射ノズル22を有する。これにより、上部噴射ノズルと下部噴射ノズルとの両方から、消毒剤を手指や器具類に噴射できるので、手指や器具類を消毒することができるので、消毒作業の能率が上がる。
上部噴射ノズル21と下部噴射ノズル22の間を変更するために、上部噴射ノズルの高さ位置を調整する高さ調整部23を有する。これにより、例えば器具類の大きさに応じて、上部噴射ノズルの高さ位置を調整することで、器具類の大きさに左右されずに器具類を消毒できるので、消毒作業の能率が上がる。
本体部2の上面部11には、上部噴射ノズルと下部噴射ノズルから噴射された消毒剤を受ける消毒剤受け部が、設けられている。
請求項4の記載の消毒装置では、使用済みの消毒剤は、消毒剤受け部により受けることで、消毒剤が周囲や床面に飛び散ることが無くなるので、飛び散った消毒剤を拭き取る作業が不要になる。
希釈液収容部である水タンク30は希釈液としての水Wを収容しており、水Wを純水PWにするカートリッジ31,32を有している。これにより、カートリッジ31,32は、水を純水に変えることができるので、通常の水道水などの水を希釈液として使用できる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、各実施形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
例えば、図2と図3に示す上部アーム部20の高さ位置の調整は、手動でなく、モータ等の駆動部を用いて、自動的に行うこともできる。
図示の実施形態では、指定濃度の消毒剤Fは、例えば70%アルコール水溶液を採用しているのが、これに限らず、次のような消毒剤を調製しても良い。消毒剤(消毒液)Fは、アルコール(60〜95%)、例えばイソプロパノール、エタノール、N−プロパノール、クロロキシレノール(0.3〜3.75%)、ヨードホール(7.5〜10%)、第4級アンモニア化合物(塩化ベンザルコニウム)、トリクロサン(0.2〜2%)等であり、医療現場や研究現場で使用することができる。
なお、本実施形態では、消毒剤を噴霧して、有害微生物等の除去を含めた殺菌、消毒する場合について、説明したが、噴射量を多くして付着物を流し落とし洗浄して消毒するようにしても良い。
1 消毒装置
2 本体部
3 キャスタ
19 噴射部
20 上部アーム部
21 上部噴射ノズル
22 下部噴射ノズル
23 高さ調整部
25 消毒剤受け部
30 水タンク(希釈液収容部)
31,32 純水製造カートリッジ
33 薬剤タンク(薬剤収容部)
40 バッファタンク(消毒剤収容部)
200 作業台
W 水(希釈液)
PW 純水(希釈液)
F 消毒剤
M 薬剤
R1 第1送液部
R2 第2送液部

Claims (5)

  1. 作業者の手指と器具類を消毒するための消毒装置であって、
    薬剤を収容する薬剤収容部と、
    希釈液を収容する希釈液収容部と、
    前記薬剤収容部の前記薬剤と前記希釈液収容部の前記希釈液を送るための第1送液部と、
    前記第1送液部により送られた前記薬剤を前記第1送液部により送られた前記希釈液により希釈することで得られる消毒剤を収容する消毒剤収容部と、
    前記消毒剤収容部の前記消毒液を送るための第2送液部と、
    前記第2送液部により送られた前記消毒剤を噴射する噴射部と、
    前記薬剤収容部と前記希釈剤収容部と前記消毒剤収容部と前記噴射部と前記第1送液部と前記第2送液部を保持する本体部と、
    を備えることを特徴とする消毒装置。
  2. 前記噴射部は、前記本体部の上部に配置され、下方に前記消毒剤を噴射する上部噴射ノズルと、上方に前記消毒剤を噴射する下部噴射ノズルを有することを特徴とする請求項1に記載の消毒装置。
  3. 前記上部噴射ノズルと前記下部噴射ノズルの間を変更するために、前記上部噴射ノズルの高さ位置を調整する高さ調整部を有することを特徴とする請求項2に記載の消毒装置。
  4. 前記本体部の上面部には、前記上部噴射ノズルと前記下部噴射ノズルから噴射された前記消毒剤を受ける消毒剤受け部が、設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の消毒装置。
  5. 前記希釈液収容部は前記希釈液としての水を収容しており、前記水を純水にするカートリッジを有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の消毒装置。
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