JPH0666683U - 手指消毒器用スタンド - Google Patents
手指消毒器用スタンドInfo
- Publication number
- JPH0666683U JPH0666683U JP009493U JP949393U JPH0666683U JP H0666683 U JPH0666683 U JP H0666683U JP 009493 U JP009493 U JP 009493U JP 949393 U JP949393 U JP 949393U JP H0666683 U JPH0666683 U JP H0666683U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand sanitizer
- stand
- strut
- height
- hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手指消毒器を載置するテーブル部と、このテ
ーブル部を支持する支柱部とを有する手指消毒器用スタ
ンドにおいて、支柱部を伸縮可能に構成し、この支柱部
をその伸張方向に付勢する付勢部材を設けることによ
り、健常者や身障者などが共に使いやすい高さで手指消
毒器を使用できるようにする。 【構成】 手指消毒器4を載置するテーブル部1と、こ
のテーブル部1を支持する支柱部2とを有する手指消毒
器用スタンドAにおいて、支柱部2をその伸張方向に付
勢する付勢部材5と、支柱部2の伸縮を規制するための
固定具6と、が設けられている。
ーブル部を支持する支柱部とを有する手指消毒器用スタ
ンドにおいて、支柱部を伸縮可能に構成し、この支柱部
をその伸張方向に付勢する付勢部材を設けることによ
り、健常者や身障者などが共に使いやすい高さで手指消
毒器を使用できるようにする。 【構成】 手指消毒器4を載置するテーブル部1と、こ
のテーブル部1を支持する支柱部2とを有する手指消毒
器用スタンドAにおいて、支柱部2をその伸張方向に付
勢する付勢部材5と、支柱部2の伸縮を規制するための
固定具6と、が設けられている。
Description
【0001】
本考案は、医療施設等において、使いやすい高さで手指などの殺菌消毒が行え る手指消毒器用のスタンドに関し、詳しくは、医療従事者などの健常者や車椅子 を利用している身障者などが共に、使いやすい高さで殺菌消毒が行える手指消毒 器用の伸縮式スタンドに関するものである。
【0002】
医療施設等において、手指消毒器はテーブルや台の上に置かれ、もしくは専用 の壁付金具を用いて壁に取り付けられたり、専用の架台スタンド上に装着されて 使用されている。
【0003】 これら種々の態様で設置される手指消毒器の高さは、通常、医療従事者などの 健常者を対象とした高さに設定するのが一般的である。従って、例えば車椅子を 利用している身障者や子供にとって、その手指消毒器の高さは適当ではない。
【0004】 つまり、医療従事者などの健常者にとって使いやすい高さに手指消毒器を設置 した場合には、車椅子を利用している身障者などによって使いづらく、車椅子を 利用している身障者などにとって使いやすい高さに手指消毒器を設置すると、健 常者にとって使いづらいという問題がある。
【0005】 この問題を解決する方法として、健常者用と身障者等用に高さの異なる2台の 手指消毒器を設置すればよいが、スペースや費用の点で好ましくない。
【0006】 そこで、テーブル部と伸縮可能な支柱部とを有するスタンドを作成して、支柱 部の長さを変えることでテーブル部上に設置された手指消毒器の高さを使用者に 応じて変えることも考えられる。しかし、この場合には手指消毒器が比較的重い ために、手指消毒器の高さ調節が容易に行えず、危険を伴うおそれもあった。
【0007】
本考案は上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的とする ところは、健常者や身障者等が共に使いやすい高さで手指消毒器を使用すること ができる手指消毒器用スタンドを提供することにある。本考案の他の目的は、手 指消毒器の高さ調節作業が容易に行える手指消毒器用スタンドを提供することに ある。
【0008】
本考案の手指消毒器用スタンドは、手指消毒器を載置するテーブル部と、該テ ーブル部を保持する伸縮可能な支柱部と、該支柱部の下端部に設けられた足部と 、を有し、該支柱部をその伸張方向に付勢する付勢部材と、該支柱部の伸縮を規 制するための固定具と、が設けられていることを特徴とし、そのことにより上記 目的が達成される。
【0009】
支柱部は付勢部材によりその長さ方向に付勢されているので、テーブル部上に 載置された手指消毒器の荷重はその付勢部材によって持ち上げられており、力を いれることなく容易に手指消毒器を上下動させることができる。従って、医療従 事者や車椅子を利用している身障者などの使用者に応じて、手指消毒器の高さを 調節することができる。手指消毒器の高さを使用者の使いやすい位置に設定した 後は、固定具によってその上下動を規制する。
【0010】
以下に、本考案を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0011】 図1〜図3に示すように、手指消毒器用スタンドAは、手指消毒器4などを載 せるテーブル部1と、このテーブル部1を保持する2本の支柱2a、支柱2aか らなる支柱部2と、この支柱部2の下端部に設けられた足部3と、この支柱部2 をその伸張方向に付勢する付勢部材5と、支柱部2の伸縮を規制するための固定 具6と、を有している。
【0012】 支柱部2は四角筒状に形成され、下側の支柱2bは上側の支柱2aに比べてそ の断面がやや大きく形成されていて、下側の支柱2b内に上側の支柱2aが移動 可能に挿入されている。従って、上側の支柱2aの下側の支柱2b内への挿入程 度を調整することにより、支柱部2の長さを任意に変えることができ、この支柱 部2の上端に固定されたテーブル部1の床面からの高さを任意に変えることがで きる。
【0013】 支柱部2の下端部には足部3が固定され、支柱部2は足部3上に鉛直に立設さ れている。足部3の下面にはアジャスター10が取り付けられていて、アジャス ター10を調整することにより、スタンドAの設置面に凹凸や傾斜があった場合 でも、スタンドAを垂直に設置することができる。
【0014】 支柱部2を構成している支柱2aおよび支柱2b内部には、付勢部材5が配設 されている。この付勢部材5はシリンダ5aとロッド5bからなるガスダンパー で形成されている。付勢部材5のシリンダ5aの上端部およびロッド5bの下端 部には取付孔が形成された取付片12、13が設けられていて、取付孔12に挿 通されたボルト8およびナット9にて、シリンダ5aの上端部およびロッド5b の下端部は上側の支柱2aと下側の支柱2bにそれぞれ取り付けられている。
【0015】 このように、ガススプリング方式を利用して支柱部2を伸縮可能としているの で、支柱部2を伸縮した後、開放した際に、支柱部2は急に伸張することがなく 、支柱部2の上端に固定されたテーブル部1が作動時に飛び出すなどの心配がな い。
【0016】 付勢部材5の付勢力は、テーブル部1上に載置される手指消毒器4の荷重を支 持し、かつ手指消毒器4の高さを小さな力で動かせる程度に設定されている。す なわち、支柱部2を伸張する方向に作用する付勢部材5の弾発力は、手指消毒器 4の荷重と吊り合うように設定されていて、テーブル部1上に手指消毒器4が載 置された際には支柱部2が急に縮んでしまうことがなく、かつ支柱部2の長さを 変更するときには、小さな力で行えるように構成されている。
【0017】 下側の支柱2bの上端には四角形状の孔部14を有する座金15、および円形 状の孔部16を有するキャップ7がかぶせてある。そして、キャップ7にはねじ 孔17が形成され、また下側の支柱2bには通孔18が形成されていて、ノブよ りなる固定具6のねじ部6aをねじ孔17および通孔18に通して締め付けるこ とにより、下側の支柱2bと上側の支柱2aとを固着することができる。従って 、支柱部2を任意の長さで固定することができる。また、ねじ部6aの先端には 樹脂製のパッド6cが取り付けられているので、ねじ部6aを締め付けて下側の 支柱2bと上側の支柱2aとを固着するときに、支柱2aの外面を傷付けること がない。
【0018】 テーブル部1上に載置される手指消毒器4は、例えば、図4に示す構成とする ことができる。この手指消毒器4は、手指等を前面の出入り口から入れる消毒室 41と、該消毒室41の上面に設けられたノズル42と、該ノズル42から消毒 液を噴射する機構と、手指等が消毒室内に挿入されたことを検知してその機構を 始動させる検知機構とを有している。手指消毒器4の内部には消毒液を溜めるタ ンク、電気装置およびポンプ等が配設されている。
【0019】 さて、医療従事者などの健常者が手指消毒器4を使用する場合には、固定具6 を緩めて支柱部2を伸ばすことで、使いやすい高さに手指消毒器4を位置させ、 その後、固定具6を締めることにより手指消毒器4は所定の高さに固定される。 また、車椅子を利用している身障者などが手指消毒器4を使用する場合には、固 定具6を緩めて支柱部2を短くすることで、使いやすい高さに手指消毒器4を位 置させ、その後、固定具6を締め付ければよい。
【0020】 ここで、支柱部2内に配設された付勢部材5の付勢力とテーブル部1上に配置 された手指消毒器4の荷重とはほぼつり合っていることにより、例えば、テーブ ル部1や手指消毒器4をもって軽く上下移動するだけで、支柱部2の長さを変え て手指消毒器4の高さを変えることができる。
【0021】 また、支柱部2は角形に形成されているために、手指消毒器4を上下させる際 や使用する際に手指消毒器4の向きが変わることもない。
【0022】 なお、上記実施例では、付勢部材5としてガスダンパを使用したが、ラック、 ピニオンやスプリングなどを使用してもよい。さらに、支柱部2を伸縮調節後、 固定具6としてノブを回すことによって、そのねじ部6aが支柱2aを押し込む ことにより支柱部2の長さを規制するようにしたが、ノブの代わりにボールブラ ンジャーを用いて上側の支柱2aを押し込むようにしてもよい。この場合には、 支柱部2の高さを調節するたびにねじを回す必要はなく便利である。さらに、支 柱部2は円筒状に形成してもよい。
【0023】 本考案の手指消毒器用スタンドは、医療施設に限らず、手指などの殺菌消毒が 行われるあらゆる場所、例えば、食品加工工場や料理店等に設置することもでき る。また、本考案の手指消毒器用スタンドによれば、手指などの殺菌消毒が行え ることに加えて手指の汚れなどをとることもできる。
【0024】
本考案の伸縮可能な手指消毒器用スタンドによれば、その伸縮調節が楽に行え るので、医療従事者などの健常者や車椅子を利用している身障者などが共に適当 な高さの位置で手指の殺菌消毒が行える。従って、従来のように、手指消毒器を 健常者用と身障者など用にそれぞれ購入する必要はなく、スペースおよびコスト の面で有利である。
【0025】 さらに、手指消毒器の荷重を付勢部材で支えているので、比較的高重量である 手指消毒器でも軽く上下動させることができ、手指消毒器の高さ調節が容易に、 かつ安全に行えるという利点がある。
【図1】本考案の手指消毒器用スタンドの一実施例の正
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示す手指消毒器用スタンドの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示す手指消毒器用スタンドの要部の断面
図である。
図である。
【図4】手指消毒器の斜視図である。
1 テーブル部 2 支柱部 3 足部 4 手指消毒器 5 付勢部材 6 固定具
Claims (1)
- 【請求項1】手指消毒器を載置するテーブル部と、該テ
ーブル部を保持する伸縮可能な支柱部と、該支柱部の下
端部に設けられた足部と、を有する手指消毒器用のスタ
ンドにおいて、 該支柱部をその伸張方向に付勢する付勢部材と、該支柱
部の伸縮を規制するための固定具と、が設けられている
ことを特徴とする手指消毒器用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009493U JPH0666683U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 手指消毒器用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009493U JPH0666683U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 手指消毒器用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666683U true JPH0666683U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=18529121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP009493U Pending JPH0666683U (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 手指消毒器用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666683U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014161701A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Yamato Scient Co Ltd | 消毒装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155651A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 熱交換装置用エンジンの吸気消音器 |
JPS62197019A (ja) * | 1986-02-25 | 1987-08-31 | 松下電工株式会社 | 上下昇降式洗面化粧台 |
JPS6441406U (ja) * | 1987-09-08 | 1989-03-13 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP009493U patent/JPH0666683U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61155651A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 熱交換装置用エンジンの吸気消音器 |
JPS62197019A (ja) * | 1986-02-25 | 1987-08-31 | 松下電工株式会社 | 上下昇降式洗面化粧台 |
JPS6441406U (ja) * | 1987-09-08 | 1989-03-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014161701A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Yamato Scient Co Ltd | 消毒装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950615 |