JP2000197579A - 手指洗浄装置 - Google Patents
手指洗浄装置Info
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- JP2000197579A JP2000197579A JP245799A JP245799A JP2000197579A JP 2000197579 A JP2000197579 A JP 2000197579A JP 245799 A JP245799 A JP 245799A JP 245799 A JP245799 A JP 245799A JP 2000197579 A JP2000197579 A JP 2000197579A
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手指洗浄が簡便に且つ十分に行える手指洗浄
装置を提供することにある。 【解決手段】 開口部8を有する洗浄ケース3を備えた
手指洗浄装置1において、洗浄ケース3内に、洗浄水噴
出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置43と
を備え、洗浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱
風噴出装置43とを一連に動作させる制御手段を設け
た。
装置を提供することにある。 【解決手段】 開口部8を有する洗浄ケース3を備えた
手指洗浄装置1において、洗浄ケース3内に、洗浄水噴
出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置43と
を備え、洗浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱
風噴出装置43とを一連に動作させる制御手段を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一連の動作で手指
を洗浄・殺菌・乾燥することができる手指洗浄装置の洗
浄ケースの構造に関する。
を洗浄・殺菌・乾燥することができる手指洗浄装置の洗
浄ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、より完璧な食の安全に向け
て、100%安全な食の提供を目指した、科学的な危害
分析・重要管理点方式(HACCP)という衛生管理手
法が提案されている。このHACCPに従うと、衛生管
理意識の向上が重要であり、例えば調理者にも、より一
層の手洗いの励行が望まれている。
て、100%安全な食の提供を目指した、科学的な危害
分析・重要管理点方式(HACCP)という衛生管理手
法が提案されている。このHACCPに従うと、衛生管
理意識の向上が重要であり、例えば調理者にも、より一
層の手洗いの励行が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、手指を殺菌する
場合には、水道水であらかじめ汚れを落としてから殺菌
液をスプレーしていたが、これでは手指の間に洗浄液を
行き渡らせることが困難である。それに加えて、従来、
一つの機器で手指を洗浄・殺菌・乾燥する機器が存在せ
ず、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
が別々に設けられていたので、手指の洗浄に手間がかか
るという問題がある。
場合には、水道水であらかじめ汚れを落としてから殺菌
液をスプレーしていたが、これでは手指の間に洗浄液を
行き渡らせることが困難である。それに加えて、従来、
一つの機器で手指を洗浄・殺菌・乾燥する機器が存在せ
ず、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
が別々に設けられていたので、手指の洗浄に手間がかか
るという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、手指の洗浄を簡便に且つ十分
に行える手指洗浄装置を提供することにある。
術が有する課題を解消し、手指の洗浄を簡便に且つ十分
に行える手指洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
開口部を有する洗浄ケースを備えた手指洗浄装置におい
て、前記開口部から挿入された手指を一連の動作で洗浄
・殺菌・乾燥できるように前記洗浄ケース内に洗浄水噴
出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを配置したこ
とを特徴とする。
開口部を有する洗浄ケースを備えた手指洗浄装置におい
て、前記開口部から挿入された手指を一連の動作で洗浄
・殺菌・乾燥できるように前記洗浄ケース内に洗浄水噴
出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを配置したこ
とを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明では、洗浄ケース内
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備えることで、各装置を別々に製造したときよりも製
造コストを抑えることができる。
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備えることで、各装置を別々に製造したときよりも製
造コストを抑えることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、開口部を有する洗
浄ケースを備えた手指洗浄装置において、洗浄ケース内
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを一連に動作させる制御手段を設けたことを特徴と
する。
浄ケースを備えた手指洗浄装置において、洗浄ケース内
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを一連に動作させる制御手段を設けたことを特徴と
する。
【0008】請求項2記載の発明では、洗浄ケース内
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを一連に動作させる制御手段を設けたことで、各装
置を別々に製造したときよりも製造コストを抑えること
ができ、また、手指を移動させることなく、両方の手指
を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗浄を
行える。
に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置と
を備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを一連に動作させる制御手段を設けたことで、各装
置を別々に製造したときよりも製造コストを抑えること
ができ、また、手指を移動させることなく、両方の手指
を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗浄を
行える。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のも
のにおいて、前記開口部に挿入される手指を検知するセ
ンサを設け、このセンサで前記開口部に挿入された手指
を検知したとき、前記制御手段によって、洗浄水噴出装
置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを動作させること
を特徴とする。
のにおいて、前記開口部に挿入される手指を検知するセ
ンサを設け、このセンサで前記開口部に挿入された手指
を検知したとき、前記制御手段によって、洗浄水噴出装
置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを動作させること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、センサで手指を
検知することで、手指を装置に近づけただけで自動的
に、一連の洗浄・殺菌・乾燥動作を開始することで、装
置を操作する手間を省くことができる。
検知することで、手指を装置に近づけただけで自動的
に、一連の洗浄・殺菌・乾燥動作を開始することで、装
置を操作する手間を省くことができる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項記載の発明において、開口部に略密閉式の
シャッターを設けたことを特徴とする。
いずれか1項記載の発明において、開口部に略密閉式の
シャッターを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明では、シャッターを設
けたことで、洗浄室から洗浄水や殺菌液が外部に飛散す
ることを防ぐことができる。
けたことで、洗浄室から洗浄水や殺菌液が外部に飛散す
ることを防ぐことができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、シャッターは2枚の板で構成され、各板に
は手首挿入用の開口を形成する切り欠きが形成され、切
り欠きには、手首を覆う伸縮部材を設けたことを特徴と
する。
明において、シャッターは2枚の板で構成され、各板に
は手首挿入用の開口を形成する切り欠きが形成され、切
り欠きには、手首を覆う伸縮部材を設けたことを特徴と
する。
【0014】請求項5記載の発明では、シャッターの切
り欠きに、手首を覆う伸縮部材を設けたことで、より確
実に洗浄室を密閉し、洗浄水や殺菌液の外部への飛散を
防ぐことができる。
り欠きに、手首を覆う伸縮部材を設けたことで、より確
実に洗浄室を密閉し、洗浄水や殺菌液の外部への飛散を
防ぐことができる。
【0015】請求項6記載の発明は、洗浄ケースの内部
が各手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収
納空間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱
風噴出装置とを設けたことを特徴とする。
が各手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収
納空間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱
風噴出装置とを設けたことを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明では、洗浄ケースが各
手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収納空
間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴
出装置とを備えていることによって、手指の隙間を確実
に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収納空
間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴
出装置とを備えていることによって、手指の隙間を確実
に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】図1において、1は手指洗浄装置を示して
いる。この手指洗浄装置1は洗浄ケース3を有し、この
洗浄ケース3内には洗浄室5が形成されている。
いる。この手指洗浄装置1は洗浄ケース3を有し、この
洗浄ケース3内には洗浄室5が形成されている。
【0019】洗浄ケース3の前面3Aには開口部8が設
けられ、この開口部8には通常時に開かれ、洗浄時にの
み閉じられるシャッタ9が設けられている。また、洗浄
ケース3の前面3Aには手指の挿入の有無を検知する赤
外線センサ7が設けられており、この赤外線センサ7で
手指の挿入が検知された場合に、シャッタ9が閉じられ
るように構成されている。
けられ、この開口部8には通常時に開かれ、洗浄時にの
み閉じられるシャッタ9が設けられている。また、洗浄
ケース3の前面3Aには手指の挿入の有無を検知する赤
外線センサ7が設けられており、この赤外線センサ7で
手指の挿入が検知された場合に、シャッタ9が閉じられ
るように構成されている。
【0020】このシャッタ9は、図2に示すように、2
枚の開閉板9a、9bで構成され、各開閉板9a、9b
は図示を省略したアクチュエータ9cによって矢印Aの
方向に開閉される。各開閉板9a、9bには、両方の手
指挿入用の開口を形成する切り欠き11が設けられてお
り、この切り欠き11には、例えば軟質ゴム製の伸縮部
材13が設けられており、この伸縮部材13によって、
挿入された手指の手首が覆われ、これによって洗浄室5
が密閉される。この洗浄室5が密閉されることによっ
て、後述する洗浄液が外部に飛散することがない。
枚の開閉板9a、9bで構成され、各開閉板9a、9b
は図示を省略したアクチュエータ9cによって矢印Aの
方向に開閉される。各開閉板9a、9bには、両方の手
指挿入用の開口を形成する切り欠き11が設けられてお
り、この切り欠き11には、例えば軟質ゴム製の伸縮部
材13が設けられており、この伸縮部材13によって、
挿入された手指の手首が覆われ、これによって洗浄室5
が密閉される。この洗浄室5が密閉されることによっ
て、後述する洗浄液が外部に飛散することがない。
【0021】洗浄ケース3の上壁3a及び下壁3bに
は、洗浄ケース3の奥から順に、洗浄水噴出ノズル15
と殺菌液噴出ノズル17と熱風噴出ノズル19とが、上
方と下方とから挿入された手指に臨むように設けられて
おり、また下壁3bには排出口21が設けられている。
は、洗浄ケース3の奥から順に、洗浄水噴出ノズル15
と殺菌液噴出ノズル17と熱風噴出ノズル19とが、上
方と下方とから挿入された手指に臨むように設けられて
おり、また下壁3bには排出口21が設けられている。
【0022】洗浄水噴出ノズル15には洗浄水配管23
が接続され、この洗浄水配管23には給水バルブ25が
接続されている。この給水バルブ25には、水道管27
が接続されている。これら洗浄水噴出ノズル15と洗浄
水配管23と給水バルブ25と水道管27とで洗浄水噴
出装置29が構成されている。
が接続され、この洗浄水配管23には給水バルブ25が
接続されている。この給水バルブ25には、水道管27
が接続されている。これら洗浄水噴出ノズル15と洗浄
水配管23と給水バルブ25と水道管27とで洗浄水噴
出装置29が構成されている。
【0023】殺菌液噴出ノズル17には殺菌液配管31
が接続され、この殺菌液配管31には殺菌液ポンプ33
が接続され、この殺菌液ポンプ33には殺菌液タンク3
5が接続されている。これら殺菌液噴出ノズル19と殺
菌液配管31と殺菌液ポンプ33と殺菌液タンク35と
で殺菌液噴出装置37が構成されている。
が接続され、この殺菌液配管31には殺菌液ポンプ33
が接続され、この殺菌液ポンプ33には殺菌液タンク3
5が接続されている。これら殺菌液噴出ノズル19と殺
菌液配管31と殺菌液ポンプ33と殺菌液タンク35と
で殺菌液噴出装置37が構成されている。
【0024】熱風噴出ノズル19には熱風配管39が接
続され、この熱風配管39には熱風発生装置41が接続
されている。これら熱風噴出ノズル19と熱風配管39
と熱風発生装置41とで熱風噴出装置43が構成されて
いる。
続され、この熱風配管39には熱風発生装置41が接続
されている。これら熱風噴出ノズル19と熱風配管39
と熱風発生装置41とで熱風噴出装置43が構成されて
いる。
【0025】この手指洗浄装置1の制御装置45は、図
3に示すように、入力ポートに赤外線センサ7とタイマ
47とが制御信号線49を介して接続され、出力ポート
にシャッタ9のアクチュエータ9cと給水バルブ25と
殺菌液ポンプ33と熱風発生装置41とが制御信号線4
9を介して接続されている。
3に示すように、入力ポートに赤外線センサ7とタイマ
47とが制御信号線49を介して接続され、出力ポート
にシャッタ9のアクチュエータ9cと給水バルブ25と
殺菌液ポンプ33と熱風発生装置41とが制御信号線4
9を介して接続されている。
【0026】手指洗浄装置1は以上の構成を有するの
で、その運転動作を、図4を参照して説明する。
で、その運転動作を、図4を参照して説明する。
【0027】手指を手指洗浄装置1の洗浄ケース3の前
面3Aに近づけると、赤外線センサ7によって検知さ
れ、制御装置45は、赤外線センサ7によって、手指か
ら発生している赤外線を一定時間(数秒)検出した場合
に、手指が洗浄室5に挿入されていると検知する(S
1)。手指挿入が検知されたら制御装置45は制御信号
線49を介して、制御信号を送り、アクチュエータ9c
を駆動させてシャッタ9を閉じる(S2)。
面3Aに近づけると、赤外線センサ7によって検知さ
れ、制御装置45は、赤外線センサ7によって、手指か
ら発生している赤外線を一定時間(数秒)検出した場合
に、手指が洗浄室5に挿入されていると検知する(S
1)。手指挿入が検知されたら制御装置45は制御信号
線49を介して、制御信号を送り、アクチュエータ9c
を駆動させてシャッタ9を閉じる(S2)。
【0028】シャッタ9が閉じると、制御装置45は制
御信号線49を介して、制御信号を給水バルブ25とタ
イマ47とに同時に送る(S3)。制御信号が、給水バ
ルブ25に送られると、バルブが開き、洗浄水が、洗浄
水配管23を通って洗浄水噴出ノズル15から噴出され
る。制御信号がタイマ47に送られると、タイマ47
は、洗浄水の噴出時間をカウントする。
御信号線49を介して、制御信号を給水バルブ25とタ
イマ47とに同時に送る(S3)。制御信号が、給水バ
ルブ25に送られると、バルブが開き、洗浄水が、洗浄
水配管23を通って洗浄水噴出ノズル15から噴出され
る。制御信号がタイマ47に送られると、タイマ47
は、洗浄水の噴出時間をカウントする。
【0029】カウントした噴出時間(カウント値)が所
定時間に達すると(S4)、制御装置45は制御信号線
49を介して制御信号を給水バルブ25に送りバルブを
閉じると同時に、タイマ47に送りカウント値をリセッ
トする(S5)。前述の所定時間は、本実施の形態では
3秒とした。
定時間に達すると(S4)、制御装置45は制御信号線
49を介して制御信号を給水バルブ25に送りバルブを
閉じると同時に、タイマ47に送りカウント値をリセッ
トする(S5)。前述の所定時間は、本実施の形態では
3秒とした。
【0030】洗浄水噴出が終了すると、制御装置45は
制御信号線49を介して、制御信号を殺菌液ポンプ33
とタイマ47とに同時に送る(S6)。制御信号が、殺
菌液ポンプ33に送られると、ポンプの運転を開始し、
殺菌液が殺菌タンク35から殺菌液配管31を通って殺
菌液噴出ノズル17から噴出する。制御信号がタイマ4
7に送られると、タイマ47は、殺菌液の噴出時間をカ
ウントする。
制御信号線49を介して、制御信号を殺菌液ポンプ33
とタイマ47とに同時に送る(S6)。制御信号が、殺
菌液ポンプ33に送られると、ポンプの運転を開始し、
殺菌液が殺菌タンク35から殺菌液配管31を通って殺
菌液噴出ノズル17から噴出する。制御信号がタイマ4
7に送られると、タイマ47は、殺菌液の噴出時間をカ
ウントする。
【0031】カウントした噴出時間(カウント値)が所
定時間に達すると(S7)、制御装置45は制御信号線
49を介して制御信号を殺菌ポンプ33に送りポンプの
運転を停止させると同時に、タイマ47に送りカウント
値をリセットする(S8)。
定時間に達すると(S7)、制御装置45は制御信号線
49を介して制御信号を殺菌ポンプ33に送りポンプの
運転を停止させると同時に、タイマ47に送りカウント
値をリセットする(S8)。
【0032】殺菌液噴出が終了すると、制御装置45は
制御信号線49を介して、制御信号を熱風発生装置41
とタイマ47とに同時に送る(S9)。制御信号が、熱
風発生装置41に送られると、装置の運転を開始し、熱
風が熱風配管39を通って熱風噴出ノズル19から噴出
する。制御信号がタイマ47に送られると、タイマ47
は、熱風の噴出時間をカウントする。
制御信号線49を介して、制御信号を熱風発生装置41
とタイマ47とに同時に送る(S9)。制御信号が、熱
風発生装置41に送られると、装置の運転を開始し、熱
風が熱風配管39を通って熱風噴出ノズル19から噴出
する。制御信号がタイマ47に送られると、タイマ47
は、熱風の噴出時間をカウントする。
【0033】カウントした噴出時間(カウント値)が所
定時間に達すると(S10)、制御装置45は制御信号
線49を介して制御信号を熱風発生装置41に送り、装
置の運転を停止させると同時に、タイマ47に送りカウ
ント値をリセットする(S11)。
定時間に達すると(S10)、制御装置45は制御信号
線49を介して制御信号を熱風発生装置41に送り、装
置の運転を停止させると同時に、タイマ47に送りカウ
ント値をリセットする(S11)。
【0034】熱風噴出が終了すると、制御装置45は制
御信号線49を介して制御信号をアクチュエータ9cに
送り、シャッタ9を開く(S12)。
御信号線49を介して制御信号をアクチュエータ9cに
送り、シャッタ9を開く(S12)。
【0035】この実施形態では、洗浄ケース3内に、洗
浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置
43とを備え、洗浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置3
7と熱風噴出装置43とを一連に動作させる制御手段を
設けたことにより、手指を移動させることなく、両方の
手指を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗
浄を行える。
浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置
43とを備え、洗浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置3
7と熱風噴出装置43とを一連に動作させる制御手段を
設けたことにより、手指を移動させることなく、両方の
手指を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗
浄を行える。
【0036】また、各装置29,37,43を別々に製
造したときよりも製造コストを抑えることができる。
造したときよりも製造コストを抑えることができる。
【0037】つぎに、図5を参照して、別の実施形態を
説明する。
説明する。
【0038】この実施形態では、洗浄ケース3の内部が
各手指を個別に収納する5つの手指収納空間51に区分
され、各手指収納空間51の夫々には、洗浄水噴出装置
29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置43とが個別
に設けられている。
各手指を個別に収納する5つの手指収納空間51に区分
され、各手指収納空間51の夫々には、洗浄水噴出装置
29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置43とが個別
に設けられている。
【0039】これによれば、各手指収納空間51に、洗
浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置
43とが個別に設けられているので、手指を移動させる
ことなく、また両方の手指を擦りあわせることなく、手
指の隙間を確実に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
浄水噴出装置29と殺菌液噴出装置37と熱風噴出装置
43とが個別に設けられているので、手指を移動させる
ことなく、また両方の手指を擦りあわせることなく、手
指の隙間を確実に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
【0040】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではないことは
明らかである。
したが、本発明はこれに限定されるものではないことは
明らかである。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、洗浄ケー
ス内に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを備えることで、各装置を別々に製造したときより
も製造コストを抑えることができる。
ス内に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装
置とを備えることで、各装置を別々に製造したときより
も製造コストを抑えることができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、洗浄ケース
内に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置
とを備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出
装置とを一連に動作させる制御手段を設けたことで、各
装置を別々に製造したときよりも製造コストを抑えるこ
とができ、また、手指を移動させることなく、両方の手
指を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗浄
を行える。
内に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置
とを備え、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出
装置とを一連に動作させる制御手段を設けたことで、各
装置を別々に製造したときよりも製造コストを抑えるこ
とができ、また、手指を移動させることなく、両方の手
指を擦りあわせることなく、手間をかけずに手指の洗浄
を行える。
【0043】請求項3記載の発明によれば、シャッター
を設けたことで、洗浄室から洗浄水や殺菌液が外部に飛
散することを防ぐことができる。
を設けたことで、洗浄室から洗浄水や殺菌液が外部に飛
散することを防ぐことができる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、シャッター
の切り欠きに、手首を覆う伸縮部材を設けたことで、よ
り確実に洗浄室を密閉し、洗浄水や殺菌液の外部への飛
散を防ぐことができる。
の切り欠きに、手首を覆う伸縮部材を設けたことで、よ
り確実に洗浄室を密閉し、洗浄水や殺菌液の外部への飛
散を防ぐことができる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、センサで手
指を検知することで、手指を装置に近づけただけで自動
的にシャッタが開閉し、洗浄動作を開始することで、装
置を操作する手間を省くことができる。
指を検知することで、手指を装置に近づけただけで自動
的にシャッタが開閉し、洗浄動作を開始することで、装
置を操作する手間を省くことができる。
【0046】請求項6記載の発明によれば、洗浄ケース
が各手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収
納空間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱
風噴出装置とを備えていることによって、手指の隙間を
確実に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
が各手指を収納する手指収納空間に区分され、各手指収
納空間の夫々に、洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱
風噴出装置とを備えていることによって、手指の隙間を
確実に洗浄、殺菌、乾燥することができる。
【図1】本発明による一実施の形態を示す手指洗浄装置
の断面図である。
の断面図である。
【図2】図1に示す手指洗浄装置の洗浄ケースの正面図
である。
である。
【図3】図1に示す手指洗浄装置の制御装置のブロック
図である。
図である。
【図4】図1に示す手指洗浄装置の運転動作のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】本発明による別の一実施の形態を示す手指洗浄
装置の洗浄ケースの断面図である。
装置の洗浄ケースの断面図である。
1 手指洗浄装置 3 洗浄ケース 5 洗浄室 7 赤外線センサ 8 開口部 9 シャッタ 9c アクチュエータ 11 切り欠き 13 伸縮部材 15 洗浄水噴出ノズル 17 殺菌液噴出ノズル 19 熱風噴出ノズル 23 洗浄水配管 25 給水バルブ 29 洗浄水噴出装置 31 殺菌液配管 33 殺菌液ポンプ 35 殺菌液タンク 37 殺菌液噴出装置 39 熱風配管 41 熱風発生装置 43 熱風噴出装置 45 制御装置 47 タイマ 49 制御信号線 51 手指収納空間
フロントページの続き Fターム(参考) 2D034 DA00 4C058 AA29 BB07 CC04 CC06 CC07 DD01 DD13 EE01 EE02 JJ06 JJ24
Claims (6)
- 【請求項1】 開口部を有する洗浄ケースを備えた手指
洗浄装置において、前記開口部から挿入された手指を一
連の動作で洗浄・殺菌・乾燥できるように前記洗浄ケー
ス内に洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置
とを配置したことを特徴とする手指洗浄装置。 - 【請求項2】 開口部を有する洗浄ケースを備えた手指
洗浄装置において、洗浄ケース内に、洗浄水噴出装置と
殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを備え、洗浄水噴出装
置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを一連に動作させ
る制御手段を設けたことを特徴とする手指洗浄装置。 - 【請求項3】 前記開口部に挿入される手指を検知する
センサを設け、このセンサで前記開口部に挿入された手
指を検知したとき、前記制御手段によって、洗浄水噴出
装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを動作させるこ
とを特徴とする請求項2記載の手指洗浄装置。 - 【請求項4】 開口部に略密閉式のシャッターを設けた
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の
手指洗浄装置。 - 【請求項5】 前記シャッターは開閉する2枚の板で構
成され、各板には手首挿入用の開口を形成する切り欠き
が形成され、この切り欠きには手首を覆う伸縮部材を設
けたことを特徴とする請求項4記載の手指洗浄装置。 - 【請求項6】 前記洗浄ケースの内部が各手指を収納す
る手指収納空間に区分され、各手指収納空間の夫々に、
洗浄水噴出装置と殺菌液噴出装置と熱風噴出装置とを設
けたことを特徴とする請求項1または2記載の手指洗浄
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP245799A JP2000197579A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 手指洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP245799A JP2000197579A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 手指洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197579A true JP2000197579A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=11529840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP245799A Pending JP2000197579A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 手指洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000197579A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007014888A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Skg:Kk | 消毒装置 |
JP2012517867A (ja) * | 2009-02-17 | 2012-08-09 | マックス プランク ゲゼルシャフト ツゥアー フェデルゥン デル ヴィッセンシャフテン エー フォー | 非熱プラズマで患者の身体部分を治療するための装置 |
JP2014161701A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-08 | Yamato Scient Co Ltd | 消毒装置 |
JP2016520883A (ja) * | 2013-02-13 | 2016-07-14 | デブメッド ユーエスエイ エルエルシー | 手指衛生ディスペンサー監視装置 |
CN113230526A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 温州医科大学附属第二医院(温州医科大学附属育英儿童医院) | 一种icu病房用便携式手部消毒装置 |
-
1999
- 1999-01-08 JP JP245799A patent/JP2000197579A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113230526A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-08-10 | 温州医科大学附属第二医院(温州医科大学附属育英儿童医院) | 一种icu病房用便携式手部消毒装置 |
CN113230526B (zh) * | 2021-04-28 | 2022-10-21 | 温州医科大学附属第二医院(温州医科大学附属育英儿童医院) | 一种icu病房用便携式手部消毒装置 |
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