JP2004142655A - 空調ダクトと拡散吹出部の組付構造 - Google Patents

空調ダクトと拡散吹出部の組付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】拡散吹出部と空調ダクトの組付構造において、シール部材のシール力を確実に確保する。
【解決手段】複数の微孔6aが形成された吹出面6bを有し、複数の微孔6aから空調空気を一度に吹き出すことにより車室内に拡散して空調空気を吹き出す拡散吹出部6と、室内空調ユニット2から送風される空調空気を拡散吹出部6に導くダクト8とを備え、弾性変形して拡散吹出部6およびダクト8の間をシールするパッキン9をダクト8に備え、パッキン9の弾性変形が、拡散吹出部6の吹出面6bに対して略平行の方向への変形となるように、拡散吹出部6を分岐ダクト8に組み付ける。これにより、拡散吹出部6が、空調空気の風圧により吹出面6bに対して略垂直の方向に押し出されて移動してしまったとしても、パッキン9の圧縮量が少なくなってしまうことを回避でき、上記課題を解決できる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計器盤等に設けられた拡散吹出部と空調ダクトの組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の吹出穴を有する拡散吹出部を計器盤の上面に設け、複数の吹出穴から空調空気を一度に吹き出すことにより車室内に拡散して空調空気を吹き出す車両用空調装置がある(例えば、特許文献1)。
【0003】
そして、拡散吹出部に接続される空調ダクトと拡散吹出部との従来の組付構造は、上記文献には記載されていないが図8に示すように、弾性変形して拡散吹出部6および空調ダクト8の間をシールするシール部材7を空調ダクト8に設けており、シール部材7の弾性変形が、拡散吹出部6の吹出面6bに対して略垂直の方向への変形となるように、拡散吹出部6を空調ダクト8に押し付けながら組み付けている。
【0004】
【特許文献1】
米国特許5620366号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、複数の吹出穴6aから拡散させて空調空気を吹き出させる拡散吹出部6では、拡散吹出部6における空調空気の圧力損失が非常に大きくなる。換言すれば、空調空気の風圧により拡散吹出部6は吹出面6bに対して略垂直の方向に押し出される力を受ける。この風圧の力により、拡散吹出部6は吹出面6bに対して略垂直の方向にずれて移動し易くなっている。
【0006】
しかしながら、図8に示す上記従来の組付構造では、吹出面6bに対して略垂直の方向にシール部材7を圧縮変形させているため、上述の移動によりシール部材7の圧縮量が不足してしまい、シール力不足を招き易い。しかも、上述したように拡散吹出部6における圧力損失は非常に大きいため、僅かなシール力不足でも漏風が生じやすい。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、拡散吹出部と空調ダクトの組付構造において、シール部材のシール力を確実に確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数の吹出穴(6a)が形成された吹出面(6b)を有し、複数の吹出穴(6a)から空調空気を一度に吹き出すことにより車室内に拡散して空調空気を吹き出す拡散吹出部(6)と、室内空調ユニット(2)から送風される空調空気を拡散吹出部(6)に導く空調ダクト(8)とを備え、拡散吹出部(6)および空調ダクト(8)のいずれか一方に、弾性変形して拡散吹出部(6)および空調ダクト(8)の間をシールするシール部材(9)を備え、シール部材(9)の弾性変形が、拡散吹出部(6)の吹出面(6b)に対して略平行の方向への変形となるように、拡散吹出部(6)を空調ダクト(8)に組み付けたことを特徴とする。
【0009】
これにより、シール部材(9)は、吹出面(6b)に対して略平行の方向に圧縮変形するので、上述した風圧の力により拡散吹出部(6)が吹出面(6b)に対して略垂直の方向にずれて移動してしまったとしても、シール部材(9)の圧縮量が少なくなってしまうことを回避でき、シール部材(9)のシール力を確実に確保することができる。
【0010】
なお、拡散吹出部(6)は車室内の壁状の部材に設けて好適であり、壁状の部材の例としては、計器盤や天井等が挙げられ、特に、請求項2に記載のように拡散吹出部(6)を計器盤(1)の上面に設けて好適である。
【0011】
また、請求項3に記載の発明のように、拡散吹出部(6)を、計器盤(1)と別体に形成し、計器盤(1)に設けられた開口部(1a)に配置すれば、拡散吹出部(6)を計器盤(1)と一体に形成した場合に比べて拡散吹出部(6)および計器盤(1)の成形を容易にできる。
【0012】
また、シール部材(9)の弾性変形が吹出面(6b)に対して略平行方向への変形とするための組付構造の具体例として、請求項4に記載の発明のように、拡散吹出部(6)および空調ダクト(8)の他方に、シール部材(9)に向けて突出する第1リブ(6c)を設け、シール部材(9)が押し付けられるシール面(S)を第1リブ(6c)に形成することが挙げられる。
【0013】
この場合、請求項5に記載の発明のように、拡散吹出部(6)および空調ダクト(8)の他方に、シール部材(9)に向けて突出する第2リブ(6d)を設け、第1および第2リブ(6c、6d)によりシール部材(9)を挟み込むようにすれば、第1リブ(6c)がシール部材(9)の弾性力で倒れるように変形してしまうことを抑制でき、シール量不足の回避をより一層確実にできる。
【0014】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0016】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る空調ダクトと拡散吹出部の組付構造が適用された車両の計器盤1を車室内R側から見た斜視図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は計器盤1を上方から見た上面図である。
【0017】
なお、計器盤1は、車両幅方向に延びてフロントウィンドウガラス近傍の車室内前方側に配設された樹脂製の意匠パネルであり、この計器盤1内のうち車両幅方向略中央部には、図2に示すように、車両用空調装置の室内空調ユニット2が搭載されている。
【0018】
なお、室内空調ユニット2とは、周知のごとく、蒸発器2a、ヒータ2b及びエアミックスドア等の空調手段、及び室内空調ユニット2から吹き出される空調風の吹き出しモードを切り替えるモード切替装置等が収納されたケーシングであり、室内空調ユニット2より助手席側には、室内空調ユニット2に空気を送風する送風機ユニットUが搭載されている。
【0019】
そして、室内空調ユニット2の上方側には、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイス吹出口3に繋がったフェイスダクト4が接続されるフェイス開口部2c、及びフロントウィンドウガラスに発生した曇りを除去するデフロスタ吹出口5に繋がったデフダクト5aが接続されるデフ開口部2dが設けられ、一方、室内空調ユニット2下方側には、少なくとも乗員の下半身に向けて空気を吹き出すフット開口部が設けられている。
【0020】
また、図3に示すように計器盤1の上面側略全域には拡散吹出部6が設けられている。拡散吹出部6は、吹出穴としての微孔6aが多数個形成された吹出面6bを有し、複数の吹出穴6aから空調空気を一度に吹き出すことにより車室R内に拡散して空調空気を吹き出す部分である。
【0021】
なお、拡散吹出部6は、図2に示すように不織布等の布製であってもよいし、図3に示すように樹脂製であってもよいし、合成皮革製、天然皮革製のいずれであってもよい。本実施形態では、拡散吹出部6と計器盤1とを一体化させている。
【0022】
また、空気通路を構成するフェイスダクト4には、図2に示すように、フェイス開口部2cから吹き出した空気の一部を分岐させて拡散吹出部6に導く分岐部4aが設けられており、この分岐部4aには、フェイス吹出口3及び拡散吹出部6に流れ込む空気流れを調節するモードドア7が設けられている。
【0023】
分岐部4aと拡散吹出部6とは分岐ダクト8により連結されており、この分岐ダクト8により室内空調ユニット2から送風される空調空気が拡散吹出部6に導かれる。本実施形態では、分岐ダクト8、フェイスダクト4、デフダクト5aを樹脂成形にて一体化している。なお、分岐ダクト8は、上記特許請求の範囲に記載の空調ダクトに相当する。
【0024】
図4は図2のB部拡大図であり、分岐ダクト8には、弾性変形して拡散吹出部6および分岐ダクト8の間をシールするシール部材としてのパッキン9が備えられており、パッキン9により分岐ダクト8と拡散吹出部6との間をシールして空調空気の漏風防止を図っている。なお、本実施形態では分岐ダクト8の外周面に沿ってパッキン9を備えているが、本発明の実施にあたり、分岐ダクト8の内周面に沿ってパッキン9を備えるようにしてもよい。
【0025】
また、パッキン9の材質例としては、ウレタンフォーム等の発泡性樹脂や、熱可塑性エラストマ等のゴムが挙げられる。本実施形態のパッキン9には発泡性樹脂が採用されており、接着剤等の手段によりパッキン9を分岐ダクト8に貼り付けている。なお、熱可塑性エラストマを採用した場合には、樹脂製の分岐ダクト8とともにパッキン9を2色成形して、分岐ダクト8とパッキン9とを一体化させるようにして好適である。また、パッキン9にゴムを採用した場合には、パッキン9にリップ形状のシール部を設けて、拡散吹出部6のシール面にシール部を当接させることが望ましい。
【0026】
因みに、デフダクト5aにも上記パッキン9と同様の材質のパッキン9aが備えられており、パッキン9aによりデフダクト5aとデフロスタ吹出口5との間をシールして空調空気の漏風防止を図っている。
【0027】
図4に示すように、拡散吹出部6には、パッキン9に向けて突出する第1リブ6cおよび第2リブ6dが設けられている。これらのリブ6c、6dは環状に形成されており、分岐ダクト8の端部およびパッキン9を挟み込んでいる。挟み込む方向は吹出面6bに対して略平行の方向であり、従って、パッキン9は吹出面6bに対して略平行の方向(図2、図4中の矢印C方向)に圧縮されて弾性変形している。パッキン9は所定の圧縮量だけ弾性変形し、第1リブ6cのシール面Sに押し付けられてシールする。
【0028】
なお、分岐ダクト8の端部、第1および第2リブ6c、6dの端部には、テーパ面C1、C2、C3が形成されている。これらのテーパ面C1〜C3により、第1および第2リブ6c、6dの、分岐ダクト8の端部およびパッキン9への挿入を案内でき、組付け性を向上させている。
【0029】
分岐ダクト8および拡散吹出部6等の組付け手順を説明すると、はじめに、室内空調ユニット2および送風機ユニットUを車両の所定位置に搭載して固定する。次に、樹脂成形にて一体化された分岐ダクト8、フェイスダクト4、デフダクト5aを室内空調ユニット2の各開口部2c、2dに接続する。
【0030】
次に、拡散吹出部6と一体に構成された計器盤1を車両の所定位置に組み付ける。このとき、各吹出口3、5および拡散吹出部6が各ダクト4、5a、8の端部に接続されるように組み付ける。具体的には、第1および第2リブ6c、6dの間に分岐ダクト8の先端およびパッキン9を挿入することにより、拡散吹出部6を分岐ダクト8に組み付けると同時にパッキン9を圧縮変形させている。なお、上記パッキン9挿入方向は、拡散吹出部6の吹出面6bに対して略垂直の方向である。なお、本実施形態では、吹出面6bを略水平となるように配置している。
【0031】
上述の室内空調ユニット2等から構成される車両用空調装置は図示しない電子制御装置を備え、男子制御装置には、内気温度、外気温度及び日射量等の空調制御に必要な情報を検出する空調センサの検出信号、及び乗員が操作することにより温度設定パネル10に設定入力された温度設定値等が入力されており、電子制御装置は、これらの入力値に基づいて周知の目標吹出温度TAOを算出し、この目標吹出温度TAOに基づいてモードドア7を駆動するサーボモータ、エアミックスドアを駆動するサーボモータや電磁クラッチ等の空調機器を制御する。
【0032】
本実施形態の車両用空調装置では、モードドア7の開度を制御することにより、フェイス吹出口3から室内に空気を吹き出すフェイスモード、拡散吹出部6から室内に空気を吹き出す拡散モード、並びにフェイス吹出口3及び拡散吹出部6から室内に空気を吹き出す拡散フェイスモード(ディフュージョンモード)のいずれかが選択可能である。そして、電子制御装置は目標吹出温度TAOに基づいて吹出モードを決定し、その決定した吹出モードとなるように、モードドア7等の吹出モードドアを稼動させる。
【0033】
因みに、フェイスモードでは拡散モードに比べて風速が速くなる。そして、乗員の好みによっては、風速の速い空調空気が煩わしく感じる場合がある。例えば、最大冷房能力、かつ、最大送風量で冷房運転するクールダウン運転時には、クールダウン運転初期は乗員は快適に感じるが、まもなくすると、風速の速い空調空気が煩わしく感じる場合がある。このような場合に、拡散モードとなるようにすれば、風速を落としつつ風量を確保できるため、好適である。
【0034】
ここで、拡散モードでは、拡散吹出部6における圧力損失は非常に大きく、分岐ダクト8内の空調空気の風圧が大きい、よって、この風圧により拡散吹出部6は、吹出面6bに対して略垂直の方向のうち空気流れ下流側の向き(図2および図4中の矢印Dの向き)に押し出される力を受ける。
【0035】
これに対し本実施形態では、パッキン9を、吹出面6bに対して略平行の方向(矢印C方向)に圧縮変形させているので、上述した風圧の力により拡散吹出部6が矢印Dの向きにずれて移動したり、分岐ダクト8が矢印Dと反対の向きにずれて移動してしまったとしても、パッキン9の圧縮量が少なくなってしまうことを回避できる。よって、パッキン9のシール力を確実に確保することができる。
【0036】
ところで、拡散吹出部6は、フェイス吹出口3等の他の吹出口に比べて吹出面積が広いため、パッキン9が長くなり、圧縮変形によるパッキン9全体としての反発力が大きくなる。よって、図8に示す従来構造のように、吹出面6bに対して略垂直の方向にパッキン9を圧縮変形させると、上記反発力は、計器盤1の意匠面を直接曲げ変形させるように作用してしまうこととなり、計器盤1の変形が問題となってしまう。
【0037】
これに対し本実施形態では、パッキン9を、吹出面6bに対して略平行の方向(矢印C方向)に圧縮変形させているので、計器盤1は、パッキン9による反発力を第1および第2リブ6c、6dを介して受けることとなるので、計器盤1の意匠面の変形を抑制できる。
【0038】
なお、本実施形態ではパッキン9を第1および第2リブ6c、6dで挟み込んでいるが、本発明の実施にあたり、第2リブ6dを廃止してもよい。但し、第2リブ6dを廃止すると分岐ダクト8端部がパッキン9の圧縮力により第1リブ6cの反対側に変形してしまう恐れがある。これに対し、第1および第2リブ6c、6dでパッキン9を挟み込む本実施形態によれば、上述の分岐ダクト8端部の変形を抑制できる。
【0039】
(第2実施形態)
上記第1実施形態では拡散吹出部6と計器盤1とを一体化させているが、本実施形態では図5に示すように、拡散吹出部6は計器盤1と別体に形成されており、計器盤1に設けられた開口部1aに配置されている。なお、拡散吹出部6の外周端部には係合フック6eが樹脂にて一体成形されており、係合フック6eを計器盤1の開口部1a近傍部に係合させて、拡散吹出部6が開口部1aから抜け出てしまうことを防止している。
【0040】
(第3実施形態)
上記第1および第2実施形態ではシール部材9を分岐ダクト8に設けているが、本実施形態では図6に示すように、拡散吹出部6にシール部材9を設けている。なお、図6では分岐ダクト8の外周面でシールするようにしているが、本発明の実施にあたり、分岐ダクト8の内周面でシールするようにしてもよい。
【0041】
(第4実施形態)
本実施形態では図7に示すように、シール部材9を拡散吹出部6に一体に成形している。具体的には、拡散吹出部6は、樹脂製基板6f上にウレタンフォーム等の発泡性樹脂からなるフォーム材6gを設けて構成されている。そして、フォーム材6gの車室R内側に、素材自体に微孔6cが形成された布、革等の表皮6hが設けられている。そして、フォーム材6gの一部を分岐ダクト8の端部に向けて延出させ、当該延出した部分をシール部材9として機能させている。
【0042】
(他の実施形態)
上記第1および第2実施形態では分岐ダクト8の外周面でシールするようにしているが、本発明の実施にあたり、シール部材9を分岐ダクト8の内周面に設け、分岐ダクト8の内周面でシールするようにしてもよい。
【0043】
また、上記各実施形態では、計器盤1に拡散吹出部6を設けているが、本発明の拡散吹出部6は計器盤1への設置に限られるものではなく、車室内の天井その他の壁状部材に拡散吹出部6を設けた場合であっても、本発明の組付構造を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る計器盤を車室内側から見た斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の計器盤を上方から見た上面図である。
【図4】図2のB部拡大図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る拡散吹出部および分岐ダクトの組付構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る拡散吹出部および分岐ダクトの組付構造を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るシール部材の構造を示す拡大断面図である。
【図8】従来の拡散吹出部および分岐ダクトの組付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2…室内空調ユニット、6…拡散吹出部、6a…微孔(吹出穴)、
6b…吹出面、8…分岐ダクト(空調ダクト)、
9…パッキン(シール部材)。

Claims (5)

  1. 複数の吹出穴(6a)が形成された吹出面(6b)を有し、前記複数の吹出穴(6a)から空調空気を一度に吹き出すことにより車室内に拡散して空調空気を吹き出す拡散吹出部(6)と、
    室内空調ユニット(2)から送風される空調空気を前記拡散吹出部(6)に導く空調ダクト(8)とを備え、
    前記拡散吹出部(6)および前記空調ダクト(8)のいずれか一方に、弾性変形して前記拡散吹出部(6)および前記空調ダクト(8)の間をシールするシール部材(9)を備え、
    前記シール部材(9)の弾性変形が、前記拡散吹出部(6)の吹出面(6b)に対して略平行の方向への変形となるように、前記拡散吹出部(6)を前記空調ダクト(8)に組み付けたことを特徴とする空調ダクトと拡散吹出部の組付構造。
  2. 前記拡散吹出部(6)を計器盤(1)の上面に設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調ダクトと拡散吹出部の組付構造。
  3. 前記拡散吹出部(6)は、前記計器盤(1)と別体に形成され、前記計器盤(1)に設けられた開口部(1a)に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空調ダクトと拡散吹出部の組付構造。
  4. 前記拡散吹出部(6)および前記空調ダクト(8)の他方に、前記シール部材(9)に向けて突出する第1リブ(6c)を設け、
    前記シール部材(9)が押し付けられるシール面(S)を前記第1リブ(6c)に形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空調ダクトと拡散吹出部の組付構造。
  5. 前記拡散吹出部(6)および前記空調ダクト(8)の他方に、前記シール部材(9)に向けて突出する第2リブ(6d)を設け、
    前記第1および第2リブ(6c、6d)により前記シール部材(9)を挟み込んでいることを特徴とする請求項4に記載の空調ダクトと拡散吹出部の組付構造。
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