JP2004140252A - レーザダイオード駆動装置 - Google Patents

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JP2004140252A
JP2004140252A JP2002304777A JP2002304777A JP2004140252A JP 2004140252 A JP2004140252 A JP 2004140252A JP 2002304777 A JP2002304777 A JP 2002304777A JP 2002304777 A JP2002304777 A JP 2002304777A JP 2004140252 A JP2004140252 A JP 2004140252A
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laser diode
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diode driving
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Haruhiko Mizuno
水野 晴彦
Kenichi Tatehara
田手原 健一
Norihide Kinugasa
衣笠 教英
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ミラー回路に用いるトランジスタの遮断周波数が低い場合でもレーザダイオード駆動電流に高周波重畳を掛けるようにするレーザダイオード駆動装置を提供する。
【解決手段】遮断周波数の高いトランジスタを用い、レーザダイオード駆動電流を増加させるための電流を吐き出すトランジスタと、レーザ駆動電流を減少させるための電流を引き込むトランジスタをレーザダイオード駆動電流の経路に直接接続し、これらのトランジスタに発振回路からの信号を入力して交互にオン−オフさせる事によってレーザ駆動電流に高周波重畳をかけることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザダイオード駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザダイオードを光ディスク装置などの光源として用いる場合に、光ディスクからの戻り光によるノイズが大きな問題となり、このノイズを抑制するためにレーザダイオードを駆動する直流バイアス電流に数百MHzの高周波電流を重畳する方法が用いられている。
【0003】
従来のレーザダイオード駆動装置としては、レーザダイオードにバイアス回路を接続し、高周波重畳回路コンデンサを用いてレーザダイオードに直接接続している(例えば特許文献1参照)。
【0004】
また、その他の一例を図3に示す。この回路ではレーザダイオード103を駆動する為のミラー回路201をNPNトランジスタで構成し、レーザダイオードのアノードが電源101に接続され、ミラー回路201を構成するNPNのトランジスタのベースに容量202が接続されている。このNPNトランジスタは遮断周波数が高く、数百MHzの信号を通すことが出来るため、NPNトランジスタのベース端子に容量202を介して発振回路の信号107を入力する事によってレーザダイオード駆動電流に高周波重畳をかけている。なお、容量202はNPNトランジスタのベースに発振回路からの交流信号成分のみを入力する為に接続している。
【0005】
【特許文献1】
特許第2613670号公報(第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成ではミラー回路を構成するトランジスタとして遮断周波数が低く高い周波数の信号を伝えることができないトランジスタを用いた場合、ミラー回路のベース端子あるいはゲート端子に高周波重畳信号を入力してもレーザダイオード駆動電流に大きな振幅を有する高周波重畳をかけることができない。
【0007】
本発明はミラー回路に用いるトランジスタの遮断周波数が低い場合でもレーザダイオード駆動電流に高周波重畳を掛けるようにするレーザダイオード駆動装置を提供する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する為に本発明のレーザダイオード駆動装置は、遮断周波数の高いNPNトランジスタを用い、レーザダイオード駆動電流を増加させるための電流を吐き出すNPNトランジスタと、レーザ駆動電流を減少させるための電流を引き込むNPNトランジスタをレーザダイオード駆動電流の経路に直接接続している。
【0009】
これらのNPNトランジスタのベースに発振回路からの信号を入力して交互にオン−オフさせる事によってレーザ駆動電流に高周波重畳をかけることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の一例について、図1を参照しながら説明する。
【0011】
ミラー回路104の1次側PNPトランジスタのコレクタに電流源を接続する事によって、出力部にはI1×nの電流がレーザ駆動電流I2として流れる。この出力部に電流を吐き出す役割を果たすNPNトランジスタ105と電流を引き込む役割を果たすNPNトランジスタ106を接続する。NPNトランジスタ105がオンしNPNトランジスタ106がオフしている場合、出力部にはミラー回路の電流I2にNPNトランジスタ105がオンする事によって流れる電流I3が加わり、出力電流は増加する。逆にNPNトランジスタ105がオフしNPNトランジスタ106がオンしている場合は、ミラー回路による電流I2がNPNトランジスタ106を流れる電流I4で引き込まれることによって出力電流は減少する。
【0012】
以上の動作を交互に行う事によって、図4に示すようにレーザ駆動出力電流に高周波重畳をかける事ができる。
【0013】
NPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106を交互にオン−オフさせるため、NPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106のベースに発振回路からの信号107を互いに逆相になるように入力する。この時、発振回路の信号の交流成分のみをNPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106に入力する為に容量108をNPNトランジスタ105のベースに接続し、容量109をNPNトランジスタ106のベースに接続する。
【0014】
しかし、この状態ではNPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106のベース端子がバイアスされていない。そこでこのNPNトランジスタ105のベースに電流源110を接続し、NPNトランジスタ106のベースに電流源111を接続する事によって、NPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106のベース端子をバイアスでき、レーザ駆動電流に高周波重畳をかけることができるだけの大電流を流す事が可能となる。
【0015】
また、駆動するレーザダイオード103は使用状況に応じてレーザの両端の電圧が変化する。この為、このレーザダイオード駆動回路の出力端子電圧は外部のレーザダイオードの状況によって変化する。この時、出力端子電圧が上昇した場合、NPNトランジスタ105のコレクタ−エミッタ間電圧は小さくなり、逆にNPNトランジスタ106のコレクタ−エミッタ間電圧は大きくなる。このため、アーリー効果によってNPNトランジスタ105の吐き出す電流I3は減少し、NPNトランジスタ106の引き込む電流I4は増加する。その結果、重畳をかけた時の平均電流はミラー回路による定電流I2よりも小さくなりずれが生じてしまう。
【0016】
そこで、ミラー回路104の出力部に抵抗112 (R1) を介してミラー回路113を接続する。
【0017】
この時、NPNトランジスタ114に流れる電流I5は、抵抗115をR2とすると
I5=(Vout−2Vbe)/(R1+R2)
で表され、出力端子電圧が上昇するとそれに応じて電流I5が増加する。電流I5の増加に伴って電流I6が増加し、NPNトランジスタ105ベースにはより多くの電流が供給される事となる。また、電流I5の増加に伴って電流I7が増加し、NPNトランジスタ106のベースに供給される電流は減少する。その結果、NPNトランジスタ105が吐き出す電流は増加しNPNトランジスタ106が引き込む電流は減少するため、アーリー効果によるNPNトランジスタ105とNPNトランジスタ106の能力のずれを補正する事ができる。
【0018】
また、図2はミラー回路をPch−MOSで構成した場合の一例である。
【0019】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の回路を用いる事によって遮断周波数の低いトランジスタをレーザダイオード駆動のミラー回路に用いた場合でもレーザダイオード駆動電流に高周波重畳をかけることができる。
【0020】
さらに、出力端子電圧が変化した場合に電流を吐き出すトランジスタと電流を引き込むトランジスタのベース電流を変化させる事によって高周波重畳をかけた時のレーザダイオード駆動電流の平均値とミラー回路の定電流値との誤差を低減する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路の一例を示す図
【図2】本発明の回路の一例を示す図
【図3】従来の回路の一例を示す図
【図4】(a)本発明におけるトランジスタ105の電流波形を示す図
(b)本発明におけるトランジスタ106の電流波形を示す図
(c)本発明における高周波重畳の電流波形を示す図
【符号の説明】
101  電源端子
102  接地端子
103  レーザダイオード
104  第1のミラー回路
105  第1のNPNトランジスタ
106  第2のNPNトランジスタ
107  発振回路の信号
108  第1の容量
109  第2の容量
110  第1の電流源
111  第2の電流源
112  第1の抵抗(R1)
113  第2のミラー回路
114  第3のNPNトランジスタ
115  第2の抵抗(R2)
201  第3のミラー回路
202  第3の容量

Claims (8)

  1. レーザダイオードをドライブする為の1:nの第1のミラー回路から構成される増幅回路を有することを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  2. 請求項1に記載の前記第1のミラー回路の出力部にエミッタが接続されコレクタが第1の電源に接続された第1のNPNトランジスタが電流を吐き出すことを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  3. 請求項1に記載の前記第1のミラー回路の出力部にコレクタが接続されエミッタが第1の接地に接続された第2のNPNトランジスタが電流を引き込むことを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  4. 請求項2と請求項3に記載の前記第1のNPNトランジスタのベースに第1の電極が接続され第2の電極が発振回路に接続される第1の容量と、前記第2のNPNトランジスタのベースに第3の電極が接続され第4の電極が発振回路に接続される第2の容量を有することを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  5. 請求項4に記載の前記第1の容量の第2の電極と前記第2の容量の第4の電極に発振回路の信号を互いに逆相になるように入力することによって、請求項1〜4に記載のレーザ駆動出力電流に高周波重畳をかけることを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  6. 請求項1〜5に記載の前記第1のNPNトランジスタのベースに第1の電流源を接続し前記第2のNPNトランジスタのベースに第2の電流源を接続することを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  7. 請求項1〜6に記載のレーザダイオード駆動装置において、第1の電極が請求項1に記載の前記第1のミラー回路の出力部に接続され、第2の電極が第2のミラー回路を構成する第3のNPNトランジスタのコレクタに接続される第1の抵抗による電圧−電流変換回路を有する事を特徴とするレーザダイオード駆動装置。
  8. 請求項1〜7に記載のレーザダイオード駆動装置において、第2のミラー回路を構成する第4のNPNトランジスタのコレクタが請求項3に記載の前記第2のNPNトランジスタのベースに接続され、第1のPNPトランジスタのコレクタが請求項2に記載の前記第1のNPNトランジスタのベースに接続されることを特徴とするレーザダイオード駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098380A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Nec Electronics Corp レーザダイオード駆動回路

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JP2008098380A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Nec Electronics Corp レーザダイオード駆動回路

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