JP2004138840A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタの消費電流のピークを抑えることで、電流容量の小さな低圧電源を使用できるような画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のユニットが接続された電源ラインに電流検知回路を設け、各ユニットを起動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果を元にユニットの起動タイミングを制御することで、起動電流の重なりによる消費電流のピークを抑える。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のユニットが接続された電源ラインに電流検知回路を設け、各ユニットを起動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果を元にユニットの起動タイミングを制御することで、起動電流の重なりによる消費電流のピークを抑える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LBPや複写機等の画像形成装置において特に消費電力を低減させるような機器制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式のプリンタの構成を図1に示す。給紙モータにより駆動されるピックアップローラ2、フィード/リタードローラ3、搬送ローラ4は給紙カセット1に積載されたシートの1番上にあるシートを1枚給紙する。給紙されたシートはレジストローラ5まで搬送され、画像形成タイミングに合わせて再搬送されるまでそこで一旦停止する。
【0003】
一方、スキャナユニット6内のレーザ7から出射されたレーザ光は、スキャナモータ8により高速回転するポリゴンミラー9によって感光ドラム10上を走査し静電潜像を形成する。感光ドラム10上に形成された静電潜像は現像器によりトナー像となり、画像形成タイミングに合わせてレジストローラ5から再搬送されたシートに感光ドラム10上のトナー像が転写ローラ11によって転写される。未定着トナー像が形成されたシートは定着器12へ搬送され、定着ローラ13と加圧ローラ14により加熱加圧されトナー像が永久定着する。その後、排紙ローラ15、16によって機外に排紙される。これらレジストローラ5、感光ドラム10、転写ローラ11等はメインモータにより駆動され、定着ローラ13、加圧ローラ14、排紙ローラ15、16は定着モータにより駆動されている。
【0004】
次に図2はプリンタの主なユニット(負荷)を示すブロック図である。低圧電源17から各ユニットにそれぞれ必要な電源が供給されている。電源にはプリンタ全体の動作の制御を行うCPU18やIC等のロジック回路用の+5V電源と、モータや高圧電源を駆動するための+24V電源、定着器のヒータへの供給電源の3種類がある。また、各ユニットを制御する制御信号(図の点線)でCPUと各ユニット間が接続されている。
【0005】
プリント開始時にCPUは各ユニットを起動しプリントを行う。この時、モータなどは起動時に定常より大きな起動電流が流れるが、それらの起動電流が重なっても供給可能な電流容量を持つ低圧電源を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、プリント速度の高速化に対応するためモータを大型化すると、起動電流も大きくなってしまうので、低圧電源を電流容量の大きなものにしなければならず、電源ユニットの大型化やコストアップとなってしまう。また、低圧電源の電流容量を増やす事ができない場合は、モータを大型化・高出力化することができず、プリント速度の高速化が制限されてしまう。
【0007】
そこで本発明は、プリンタの消費電流のピークを抑えて電流容量の小さな低圧電源を使用することで、電源の小型化、低コスト化を実現した、あるいはプリント速度の高速化に対応するために高出力なユニットの使用を可能とした画像形成装置を提供する事を目標する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、同一電源に接続される複数の負荷と、各負荷を駆動する複数の負荷駆動手段を有する画像形成装置において、電源が供給する電流量を検知する電流検知手段と、各負荷の起動時に前記電流検知手段により測定された電流量とその変化を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された起動時の電流値を元に負荷を起動するタイミングを制御する制御手段を有する事を特徴とする。
【0009】
また請求項2では、記憶手段により記憶された電流値を元に各負荷の起動時間を算出し、負荷を起動する際には一つずつ順番に各負荷の起動時間ずつずらして起動するような制御手段であることを特徴とする。
【0010】
また請求項3では、記憶手段により記憶された電流値の和が、電源の供給可能な電流容量内になるような負荷の組合せを算出し、負荷を起動する際には、その組合せの負荷は同時に起動するような制御手段であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明の実施例におけるプリンタの構成は上記従来例と同様であり、その説明は省略する。本発明の特徴は+24V電源ラインの低圧電源と各ユニット間に電流検知回路を設け、各ユニットを駆動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果から各ユニットの起動タイミングを制御して、起動電流の重なりによる消費電流のピーク値の増大を抑えることとする。
【0012】
図3は本実施例におけるプリンタのブロック図を示す。上記従来例と異なるのは+24V電源ラインに電流検知回路31を設けたことである。電流検知回路31は+24V電源ラインに流れる電流量を検出し、その検出値はCPU18のA/Dポートに入力され、デジタル値としてメモリ32に記憶される。ここで、電流値を記憶するメモリ32は不揮発性メモリ(NVRAM)とし、プリンタの電源がオフされても、その値を記憶できるようにする。
【0013】
図4に電流検知回路31の回路を示す。+24V電源ラインに電流検知抵抗33を設け、電流が流れた時に電流検知抵抗33の両端に発生する電位差をオペアンプ34で増幅している。電流が流れていない時のオペアンプの出力値は抵抗39と40とによる+5V電源の分圧値となり、電流が流れると出力値は増加していく。また、オペアンプ34の出力は抵抗41と抵抗42により最大値が+5V以下になるように分圧され、CPU18のA/Dポートに入力される。A/D変換された測定値はデジタル値としてメモリ32に記憶される。
【0014】
次に+24V電源に接続される主なユニットの回路構成を示す。各ユニットの+24V電源は低圧電源の+24V出力から電流検知回路31内の電流検知抵抗33を介して供給される。
【0015】
まず図5は給紙モータ20の駆動回路である。給紙モータ20にはステッピングモータを使用し、ステッピングモータドライバIC43により駆動されている。CPU18はポートP1、P2それぞれをハイ、ローレベルにすることで駆動パルスをステッピングモータドライバIC43に送信する。ステッピングモータドライバIC43はCPU18から送信された駆動パルスに応じてステッピングモータ20のA、/A、B、/B相に電流を流す。例えばポートP1をハイレベル、ポートP2をローレベルにすると、ステッピングモータドライバIC43はOUT1AからOUT1B、OUT2BからOUT2Aの方向へ電流を流す。
【0016】
そしてポートP1とP2のレベルを励磁パターンに沿って順に切り換えていくことで、ステッピングモータ20が回転する。各相に流れる電流量は電流検出用抵抗44、45により検知し、その電流量は抵抗46と47との分圧値に対応した電流値に制限される。ステッピングモータ20に供給される電流は低圧電源17の+24V電源から電流検知回路31を介してステッピングモータドライバIC43のVmm端子に入力され、ステッピングモータ20の各相に出力される。
【0017】
次に、図6はメインモータ22や定着モータ24の駆動回路である。メインモータ、定着モータにはDCブラシレスモータを使用し、Δ結線されたコイル49〜51とロータ52をもつ。さらにロータ52の位置検出手段としてホール素子53〜55を備える。このホール素子53〜55は磁界を検知する事により半導体片の両端に電圧が表れる素子であり、ロータ52の位置検出が可能となる。その出力はアンプ56で増幅され、モータ制御IC57に入力される。
【0018】
モータ制御IC57とハイ側トランジスタ58〜60とロー側トランジスタ61〜63とによりモータの駆動を行う。トランジスタ58〜63はそれぞれがコイルの両端であるU,V,Wに接続されており、モータ制御IC57から出力される相切り替え信号に従ってオン・オフ制御し順次励磁する相を切り替えてロータ52を回転させる。また前記相切り替え信号はCPU18からの駆動信号及びホール素子53〜55から発生するロータ52の位置信号を検出しモータ制御IC57により生成されるものである。
【0019】
相切り替えに関するモータの回転に関しては(U,V,W)の電位を(1,0,0)→(1,1,0)→(0,1,0)→(0,1,1)→(0,0,1)→(1,0,1)と切り替えていく事で各相が順次励磁され、モータが回転する。ここで上記(1,0,0)とは、U、V、Wの各電位が1の時にハイレベル、0の時にローレベルであると記述したものである。例えば(U,V,W)の電位を(1,0,0)とすることでコイル50と51が励磁される。
【0020】
また、(U,V,W)の電位を(1,0,0)にする為には、モータ制御IC57のTr3,Tr4,Tr5からハイレベルの信号を出力し、トランジスタ60、61、62をオンする。ダイオード64〜69は各トランジスタの保護の為に設けている。例えばトランジスタ58がオンからオフに変化した場合にコイルのインダクタンスによる電流はダイオード64を通して循環することで、トランジスタ58の破壊を保護している。スキャナモータ8の駆動回路25も同様な構成であるが、速度制御を行うため加減速を指示する速度可変信号がCPU18からモータ制御ICに送信される。
【0021】
例えばメインモータを起動する時、+24V電源ラインには定常時の電流より大きなピークを持つ起動電流が流れる。そこで、+24V電源ラインに流れる電流量を電流検知回路により起動してからのある一定期間サンプリングし、その値を電流プロファイルとして記憶する事で、メインモータ起動時に流れる電流のピーク値や起動してから定常の電流値になるまでの起動時間等を把握することが可能となる。同様に+24V電源ラインに接続される全ユニットの電流プロファイルを測定することで、CPUはプリント開始時に各ユニットの起動電流のピークが重なって低圧電源の供給可能な電流容量を超えないように、測定した電流プロファイルを元に各ユニットの起動時間づつずらしながら順にユニットを起動をしていく。
【0022】
図7に本実施例における電流プロファイル測定のフローチャートを示す。一つのユニットを起動したら(ステップS101)、電流検知回路で検出した電流値を順次CPUによりサンプリングし(ステップS102)、その値を記憶して(ステップS104)、そのユニットの電流プロファイルを作成する。予め決められた測定時間経ったら(ステップS105)、電流値のサンプリングを中止し、記憶した電流プロファイルからピーク電流値と起動時間を算出する(ステップS106)。ここで電流値の取り込みを中止するまでの測定時間は、そのユニットが起動し定常状態になるまでの時間以上であればよい。この電流プロファイル測定を全ユニット順番に行い、全ユニットの電流プロファイルを作成する。
【0023】
またここでは、電流プロファイル測定を行うタイミングは電源オン時や、ユーザやサービスマンが指定した時等に行い、電流プロファイルはNVRAMに記憶されることとする。
【0024】
図8に本実施例におけるユニット起動の制御についてフローチャートを示す。ここで、プリント開始時にユニットを起動する順番は各ユニットの消費電流やファーストプリントタイムへの影響を考慮して予め決められている事とする。プリント開始時、起動順を表す変数nの値を1に設定して、(ステップS110)、起動順nのユニットの起動時間をメモリから読み出す(ステップS111)。そしてユニットnを起動して(ステップS112)、読み出した起動時間経ったら(ステップS113)、全ユニットを起動し終わるまで(ステップS114)、起動順nを1増やして(ステップS115)、S111からS113までの同様のシーケンスを繰り返す。
【0025】
図9に本実施例の制御のタイムチャートの例を示す。ここでは起動時に大きな起動電流が流れるスキャナモータ、メインモータ、定着モータ、給紙モータのモータのみで説明する。それぞれのモータを起動した時には図(a)のような電流波形となり、これを電流検知回路によりサンプリングして電流プロファイルを記憶し、それを元に各モータの起動時間を算出する。プリント開始時の+24V電源ラインに流れる電流は同図(b)のようになる。ここで、スキャナモータ、定着モータ、メインモータ、給紙モータの順に起動することとする。スキャナモータを起動した後、その前に測定し記憶しておいた起動時間経ったら定着モータを起動する。同様に各モータの起動時間経つごとに次のモータを起動する。
【0026】
このように、+24V電源に接続される各ユニットの起動時の電流量を測定して各ユニットの起動時間を算出し、ユニットを起動する際には、一つ一つ順番に各ユニットの起動時間づつずらして起動するようにすることで、プリント開始時の起動電流の重なりによる電流の増大を抑えることが可能となる。また個体差による起動時間のばらつきを吸収し、その装置において最適な起動タイミングの制御とすることができる。
【0027】
(実施例2)
本実施例におけるプリンタの構成は上記第1の実施例と同様であり、その説明は省略する。本実施例の特徴は、低圧電源の供給可能な電源容量の範囲内で可能な限り多くのユニットを同時に起動して、ファーストプリントタイムを短縮することを特徴とする。
【0028】
本実施例での電流プロファイルの測定は上記第1の実施例(図7)と同様である。図10に本実施例におけるユニット起動の制御のフローチャートを示す。まず起動順を示す変数nと組合せ数を示す変数iをそれぞれ1と0に初期化する。(ステップS201、202)、起動順n+iとその次のn+i+1のユニットの電流プロファイルを読み出し、ユニットを起動してからの時間に沿って加算する(ステップS204)。さらにその加算された電流プロファイルに起動済みのユニットの定常電流値を全て加算する(ステップS205)。そのデータを低圧電源の供給可能な電流容量と比較する(ステップS206)。
【0029】
低圧電源の電流容量を超えていない場合は、電流プロファイルのどこかが電流容量を超えるまで、起動順を1ずつ増やして(ステップS207)そのユニットの電流プロファイルを加算する。電流プロファイルの和が低圧電源の電流容量を超えたら、超える前までのユニットnからn+iまでの組合せのユニットを同時に起動する(ステップS208)。そして起動したユニットの起動時間の中で最長の時間が経過して(ステップS209)、全ユニットを起動し終わるまで(ステップS210)、起動していない最も若い順番のユニットでS202からS209まで同様に制御を行う。
【0030】
ここで次のユニット組合せの起動は、前のユニット組合せの中で最長の起動時間としているが、低圧電源の電流容量内に入るのであれば、それより前に起動を行うような制御にしてもよい。
【0031】
図11に本実施例の制御におけるタイムチャートの例を示す。上記第1の実施例と同様に、スキャナモータ、メインモータ、定着モータ、給紙モータのみで説明する。各モータの起動電流は上記第1の実施例と同様であり、図9(a)と同じである。プリント開始時の+24V電源ラインに流れる電流は図11(b)のようになる。スキャナモータと定着モータの電流プロファイルを加算すると低圧電源の電流容量を超えるため、まずスキャナモータのみを起動する。スキャナモータの起動時間が経ったら、定着モータとメインモータを起動する。これは2つのモータの電流プロファイルとスキャナモータの定常電流を加算しても低圧電源の電流容量を超えないので、同時に起動してファーストプリントタイムの短縮を図っている。そして残りの給紙モータを起動する。
【0032】
このように、予め測定した電流プロファイルを元に低圧電源が供給可能な電流容量内で同時に起動できるユニットの組合せを求め、それらを同時に起動することで、消費電流のピーク値を抑えつつファーストプリントタイムの短縮を実現する事ができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、+24V電源ラインに電流検知回路を設け、各ユニットを起動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果を元に各ユニットの起動タイミングを制御することで、起動電流の重なりによる消費電流のピーク値の増大を抑えることが可能となる。これにより電源容量の小さい低圧電源を使用することで小型化やコストダウンが実現できる。あるいは、同じ電流容量の低圧電源であれば、より高出力なユニットを使用することができるのでプリント速度の高速化が実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来におけるプリンタの断面構造図
【図2】従来におけるプリンタのブロック図
【図3】本発明におけるプリンタのブロック図
【図4】本発明における電流検知回路の回路図
【図5】本発明における給紙モータの駆動回路の回路図
【図6】本発明におけるメインモータ、定着モータの駆動回路の回路図
【図7】本発明の第1の実施例における電流プロファイル測定のフローチャート
【図8】本発明の第1の実施例におけるユニット起動制御のフローチャート
【図9】本発明の第1の実施例におけるユニット起動制御のタイムチャート
【図10】本発明の第2の実施例におけるユニット起動制御のフローチャート
【図11】本発明の第2の実施例におけるユニット起動制御のタイムチャート
【符号の説明】
8・・・スキャナモータ
17・・・低圧電源
18・・・CPU
20・・・給紙モータ
22・・・メインモータ
24・・・定着モータ
31・・・電流検知回路
32・・・メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、LBPや複写機等の画像形成装置において特に消費電力を低減させるような機器制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式のプリンタの構成を図1に示す。給紙モータにより駆動されるピックアップローラ2、フィード/リタードローラ3、搬送ローラ4は給紙カセット1に積載されたシートの1番上にあるシートを1枚給紙する。給紙されたシートはレジストローラ5まで搬送され、画像形成タイミングに合わせて再搬送されるまでそこで一旦停止する。
【0003】
一方、スキャナユニット6内のレーザ7から出射されたレーザ光は、スキャナモータ8により高速回転するポリゴンミラー9によって感光ドラム10上を走査し静電潜像を形成する。感光ドラム10上に形成された静電潜像は現像器によりトナー像となり、画像形成タイミングに合わせてレジストローラ5から再搬送されたシートに感光ドラム10上のトナー像が転写ローラ11によって転写される。未定着トナー像が形成されたシートは定着器12へ搬送され、定着ローラ13と加圧ローラ14により加熱加圧されトナー像が永久定着する。その後、排紙ローラ15、16によって機外に排紙される。これらレジストローラ5、感光ドラム10、転写ローラ11等はメインモータにより駆動され、定着ローラ13、加圧ローラ14、排紙ローラ15、16は定着モータにより駆動されている。
【0004】
次に図2はプリンタの主なユニット(負荷)を示すブロック図である。低圧電源17から各ユニットにそれぞれ必要な電源が供給されている。電源にはプリンタ全体の動作の制御を行うCPU18やIC等のロジック回路用の+5V電源と、モータや高圧電源を駆動するための+24V電源、定着器のヒータへの供給電源の3種類がある。また、各ユニットを制御する制御信号(図の点線)でCPUと各ユニット間が接続されている。
【0005】
プリント開始時にCPUは各ユニットを起動しプリントを行う。この時、モータなどは起動時に定常より大きな起動電流が流れるが、それらの起動電流が重なっても供給可能な電流容量を持つ低圧電源を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、プリント速度の高速化に対応するためモータを大型化すると、起動電流も大きくなってしまうので、低圧電源を電流容量の大きなものにしなければならず、電源ユニットの大型化やコストアップとなってしまう。また、低圧電源の電流容量を増やす事ができない場合は、モータを大型化・高出力化することができず、プリント速度の高速化が制限されてしまう。
【0007】
そこで本発明は、プリンタの消費電流のピークを抑えて電流容量の小さな低圧電源を使用することで、電源の小型化、低コスト化を実現した、あるいはプリント速度の高速化に対応するために高出力なユニットの使用を可能とした画像形成装置を提供する事を目標する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、同一電源に接続される複数の負荷と、各負荷を駆動する複数の負荷駆動手段を有する画像形成装置において、電源が供給する電流量を検知する電流検知手段と、各負荷の起動時に前記電流検知手段により測定された電流量とその変化を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された起動時の電流値を元に負荷を起動するタイミングを制御する制御手段を有する事を特徴とする。
【0009】
また請求項2では、記憶手段により記憶された電流値を元に各負荷の起動時間を算出し、負荷を起動する際には一つずつ順番に各負荷の起動時間ずつずらして起動するような制御手段であることを特徴とする。
【0010】
また請求項3では、記憶手段により記憶された電流値の和が、電源の供給可能な電流容量内になるような負荷の組合せを算出し、負荷を起動する際には、その組合せの負荷は同時に起動するような制御手段であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明の実施例におけるプリンタの構成は上記従来例と同様であり、その説明は省略する。本発明の特徴は+24V電源ラインの低圧電源と各ユニット間に電流検知回路を設け、各ユニットを駆動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果から各ユニットの起動タイミングを制御して、起動電流の重なりによる消費電流のピーク値の増大を抑えることとする。
【0012】
図3は本実施例におけるプリンタのブロック図を示す。上記従来例と異なるのは+24V電源ラインに電流検知回路31を設けたことである。電流検知回路31は+24V電源ラインに流れる電流量を検出し、その検出値はCPU18のA/Dポートに入力され、デジタル値としてメモリ32に記憶される。ここで、電流値を記憶するメモリ32は不揮発性メモリ(NVRAM)とし、プリンタの電源がオフされても、その値を記憶できるようにする。
【0013】
図4に電流検知回路31の回路を示す。+24V電源ラインに電流検知抵抗33を設け、電流が流れた時に電流検知抵抗33の両端に発生する電位差をオペアンプ34で増幅している。電流が流れていない時のオペアンプの出力値は抵抗39と40とによる+5V電源の分圧値となり、電流が流れると出力値は増加していく。また、オペアンプ34の出力は抵抗41と抵抗42により最大値が+5V以下になるように分圧され、CPU18のA/Dポートに入力される。A/D変換された測定値はデジタル値としてメモリ32に記憶される。
【0014】
次に+24V電源に接続される主なユニットの回路構成を示す。各ユニットの+24V電源は低圧電源の+24V出力から電流検知回路31内の電流検知抵抗33を介して供給される。
【0015】
まず図5は給紙モータ20の駆動回路である。給紙モータ20にはステッピングモータを使用し、ステッピングモータドライバIC43により駆動されている。CPU18はポートP1、P2それぞれをハイ、ローレベルにすることで駆動パルスをステッピングモータドライバIC43に送信する。ステッピングモータドライバIC43はCPU18から送信された駆動パルスに応じてステッピングモータ20のA、/A、B、/B相に電流を流す。例えばポートP1をハイレベル、ポートP2をローレベルにすると、ステッピングモータドライバIC43はOUT1AからOUT1B、OUT2BからOUT2Aの方向へ電流を流す。
【0016】
そしてポートP1とP2のレベルを励磁パターンに沿って順に切り換えていくことで、ステッピングモータ20が回転する。各相に流れる電流量は電流検出用抵抗44、45により検知し、その電流量は抵抗46と47との分圧値に対応した電流値に制限される。ステッピングモータ20に供給される電流は低圧電源17の+24V電源から電流検知回路31を介してステッピングモータドライバIC43のVmm端子に入力され、ステッピングモータ20の各相に出力される。
【0017】
次に、図6はメインモータ22や定着モータ24の駆動回路である。メインモータ、定着モータにはDCブラシレスモータを使用し、Δ結線されたコイル49〜51とロータ52をもつ。さらにロータ52の位置検出手段としてホール素子53〜55を備える。このホール素子53〜55は磁界を検知する事により半導体片の両端に電圧が表れる素子であり、ロータ52の位置検出が可能となる。その出力はアンプ56で増幅され、モータ制御IC57に入力される。
【0018】
モータ制御IC57とハイ側トランジスタ58〜60とロー側トランジスタ61〜63とによりモータの駆動を行う。トランジスタ58〜63はそれぞれがコイルの両端であるU,V,Wに接続されており、モータ制御IC57から出力される相切り替え信号に従ってオン・オフ制御し順次励磁する相を切り替えてロータ52を回転させる。また前記相切り替え信号はCPU18からの駆動信号及びホール素子53〜55から発生するロータ52の位置信号を検出しモータ制御IC57により生成されるものである。
【0019】
相切り替えに関するモータの回転に関しては(U,V,W)の電位を(1,0,0)→(1,1,0)→(0,1,0)→(0,1,1)→(0,0,1)→(1,0,1)と切り替えていく事で各相が順次励磁され、モータが回転する。ここで上記(1,0,0)とは、U、V、Wの各電位が1の時にハイレベル、0の時にローレベルであると記述したものである。例えば(U,V,W)の電位を(1,0,0)とすることでコイル50と51が励磁される。
【0020】
また、(U,V,W)の電位を(1,0,0)にする為には、モータ制御IC57のTr3,Tr4,Tr5からハイレベルの信号を出力し、トランジスタ60、61、62をオンする。ダイオード64〜69は各トランジスタの保護の為に設けている。例えばトランジスタ58がオンからオフに変化した場合にコイルのインダクタンスによる電流はダイオード64を通して循環することで、トランジスタ58の破壊を保護している。スキャナモータ8の駆動回路25も同様な構成であるが、速度制御を行うため加減速を指示する速度可変信号がCPU18からモータ制御ICに送信される。
【0021】
例えばメインモータを起動する時、+24V電源ラインには定常時の電流より大きなピークを持つ起動電流が流れる。そこで、+24V電源ラインに流れる電流量を電流検知回路により起動してからのある一定期間サンプリングし、その値を電流プロファイルとして記憶する事で、メインモータ起動時に流れる電流のピーク値や起動してから定常の電流値になるまでの起動時間等を把握することが可能となる。同様に+24V電源ラインに接続される全ユニットの電流プロファイルを測定することで、CPUはプリント開始時に各ユニットの起動電流のピークが重なって低圧電源の供給可能な電流容量を超えないように、測定した電流プロファイルを元に各ユニットの起動時間づつずらしながら順にユニットを起動をしていく。
【0022】
図7に本実施例における電流プロファイル測定のフローチャートを示す。一つのユニットを起動したら(ステップS101)、電流検知回路で検出した電流値を順次CPUによりサンプリングし(ステップS102)、その値を記憶して(ステップS104)、そのユニットの電流プロファイルを作成する。予め決められた測定時間経ったら(ステップS105)、電流値のサンプリングを中止し、記憶した電流プロファイルからピーク電流値と起動時間を算出する(ステップS106)。ここで電流値の取り込みを中止するまでの測定時間は、そのユニットが起動し定常状態になるまでの時間以上であればよい。この電流プロファイル測定を全ユニット順番に行い、全ユニットの電流プロファイルを作成する。
【0023】
またここでは、電流プロファイル測定を行うタイミングは電源オン時や、ユーザやサービスマンが指定した時等に行い、電流プロファイルはNVRAMに記憶されることとする。
【0024】
図8に本実施例におけるユニット起動の制御についてフローチャートを示す。ここで、プリント開始時にユニットを起動する順番は各ユニットの消費電流やファーストプリントタイムへの影響を考慮して予め決められている事とする。プリント開始時、起動順を表す変数nの値を1に設定して、(ステップS110)、起動順nのユニットの起動時間をメモリから読み出す(ステップS111)。そしてユニットnを起動して(ステップS112)、読み出した起動時間経ったら(ステップS113)、全ユニットを起動し終わるまで(ステップS114)、起動順nを1増やして(ステップS115)、S111からS113までの同様のシーケンスを繰り返す。
【0025】
図9に本実施例の制御のタイムチャートの例を示す。ここでは起動時に大きな起動電流が流れるスキャナモータ、メインモータ、定着モータ、給紙モータのモータのみで説明する。それぞれのモータを起動した時には図(a)のような電流波形となり、これを電流検知回路によりサンプリングして電流プロファイルを記憶し、それを元に各モータの起動時間を算出する。プリント開始時の+24V電源ラインに流れる電流は同図(b)のようになる。ここで、スキャナモータ、定着モータ、メインモータ、給紙モータの順に起動することとする。スキャナモータを起動した後、その前に測定し記憶しておいた起動時間経ったら定着モータを起動する。同様に各モータの起動時間経つごとに次のモータを起動する。
【0026】
このように、+24V電源に接続される各ユニットの起動時の電流量を測定して各ユニットの起動時間を算出し、ユニットを起動する際には、一つ一つ順番に各ユニットの起動時間づつずらして起動するようにすることで、プリント開始時の起動電流の重なりによる電流の増大を抑えることが可能となる。また個体差による起動時間のばらつきを吸収し、その装置において最適な起動タイミングの制御とすることができる。
【0027】
(実施例2)
本実施例におけるプリンタの構成は上記第1の実施例と同様であり、その説明は省略する。本実施例の特徴は、低圧電源の供給可能な電源容量の範囲内で可能な限り多くのユニットを同時に起動して、ファーストプリントタイムを短縮することを特徴とする。
【0028】
本実施例での電流プロファイルの測定は上記第1の実施例(図7)と同様である。図10に本実施例におけるユニット起動の制御のフローチャートを示す。まず起動順を示す変数nと組合せ数を示す変数iをそれぞれ1と0に初期化する。(ステップS201、202)、起動順n+iとその次のn+i+1のユニットの電流プロファイルを読み出し、ユニットを起動してからの時間に沿って加算する(ステップS204)。さらにその加算された電流プロファイルに起動済みのユニットの定常電流値を全て加算する(ステップS205)。そのデータを低圧電源の供給可能な電流容量と比較する(ステップS206)。
【0029】
低圧電源の電流容量を超えていない場合は、電流プロファイルのどこかが電流容量を超えるまで、起動順を1ずつ増やして(ステップS207)そのユニットの電流プロファイルを加算する。電流プロファイルの和が低圧電源の電流容量を超えたら、超える前までのユニットnからn+iまでの組合せのユニットを同時に起動する(ステップS208)。そして起動したユニットの起動時間の中で最長の時間が経過して(ステップS209)、全ユニットを起動し終わるまで(ステップS210)、起動していない最も若い順番のユニットでS202からS209まで同様に制御を行う。
【0030】
ここで次のユニット組合せの起動は、前のユニット組合せの中で最長の起動時間としているが、低圧電源の電流容量内に入るのであれば、それより前に起動を行うような制御にしてもよい。
【0031】
図11に本実施例の制御におけるタイムチャートの例を示す。上記第1の実施例と同様に、スキャナモータ、メインモータ、定着モータ、給紙モータのみで説明する。各モータの起動電流は上記第1の実施例と同様であり、図9(a)と同じである。プリント開始時の+24V電源ラインに流れる電流は図11(b)のようになる。スキャナモータと定着モータの電流プロファイルを加算すると低圧電源の電流容量を超えるため、まずスキャナモータのみを起動する。スキャナモータの起動時間が経ったら、定着モータとメインモータを起動する。これは2つのモータの電流プロファイルとスキャナモータの定常電流を加算しても低圧電源の電流容量を超えないので、同時に起動してファーストプリントタイムの短縮を図っている。そして残りの給紙モータを起動する。
【0032】
このように、予め測定した電流プロファイルを元に低圧電源が供給可能な電流容量内で同時に起動できるユニットの組合せを求め、それらを同時に起動することで、消費電流のピーク値を抑えつつファーストプリントタイムの短縮を実現する事ができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、+24V電源ラインに電流検知回路を設け、各ユニットを起動した際に流れる起動電流を電流検知回路により測定し、その測定結果を元に各ユニットの起動タイミングを制御することで、起動電流の重なりによる消費電流のピーク値の増大を抑えることが可能となる。これにより電源容量の小さい低圧電源を使用することで小型化やコストダウンが実現できる。あるいは、同じ電流容量の低圧電源であれば、より高出力なユニットを使用することができるのでプリント速度の高速化が実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来におけるプリンタの断面構造図
【図2】従来におけるプリンタのブロック図
【図3】本発明におけるプリンタのブロック図
【図4】本発明における電流検知回路の回路図
【図5】本発明における給紙モータの駆動回路の回路図
【図6】本発明におけるメインモータ、定着モータの駆動回路の回路図
【図7】本発明の第1の実施例における電流プロファイル測定のフローチャート
【図8】本発明の第1の実施例におけるユニット起動制御のフローチャート
【図9】本発明の第1の実施例におけるユニット起動制御のタイムチャート
【図10】本発明の第2の実施例におけるユニット起動制御のフローチャート
【図11】本発明の第2の実施例におけるユニット起動制御のタイムチャート
【符号の説明】
8・・・スキャナモータ
17・・・低圧電源
18・・・CPU
20・・・給紙モータ
22・・・メインモータ
24・・・定着モータ
31・・・電流検知回路
32・・・メモリ
Claims (3)
- 同一電源に接続される複数の負荷と、各負荷を駆動する複数の負荷駆動手段を有する画像形成装置において、電源が供給する電流量を検知する電流検知手段と、各負荷の起動時に前記電流検知手段により測定された電流量とその変化を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された起動時の電流値を元に負荷を起動するタイミングを制御する制御手段を有する事を特徴とする画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された電流値を元に各負荷の起動時間を算出し、負荷を起動する際には一つずつ順番に各負荷の起動時間づずらして起動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記記憶手段により記憶された電流値の和が、電源の供給可能な電流容量内になるような負荷の組合せを算出し、負荷を起動する際には、その組合せの負荷は同時に起動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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