JP2004135420A - ケーブルグリップ - Google Patents

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hanging ring
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JP2002297053A
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Akio Sugawara
菅原 昭夫
Kimio Ito
伊藤 仁男
Toshiyuki Igarashi
五十嵐 俊之
Toru Tabei
田部井 徹
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Toyokuni Electric Cable Co Ltd
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Toyokuni Electric Cable Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明はウインチを用いて幹線ケーブルを吊り上げた状態で固定フックに吊り下げ用リングを係止させることができ、効率よく幹線ケーブルの配線作業を行なうことができるケーブルグリップを得るにある。
【解決手段】幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、ワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に設けられた吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットの上部に前記吊り下げ用リングよりも上部に位置するように設けられた第2の吊り下げ用リングとでケーブルグリップを構成している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はビル等の建物に配線される幹線ケーブルの上部に取付けられるケーブルグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のケーブルグリップはワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に設けられた吊り下げ用リングとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のケーブルグリップは幹線ケーブルの上部にワイヤーネットを取付け、建物の最上部階に設置したウインチの巻取ワイヤーの先端部に取付けられたフックを吊り下げ用リングに係止させ、最上階へ幹線ケーブルの吊り上げ上部を位置させた後、吊り下げ用リングを最上階の上部の躯体に固定された固定フックに係止される。
しかし、ウインチの巻取ワイヤーの先端部に取付けられたフックに係止している幹線ケーブルの上部に取付けられたケーブルグリップの吊り下げ用リングをフックから外し、躯体に固定された固定フックへ係止させるためには、吊り上げられた幹線ケーブルの上部を固定フックに吊り下げ用リングが係止される部位で固定した後、ウインチのフックより外し、吊り下げ用リングを固定フックに係止させた後、幹線ケーブルの上部を固定した部分をゆるめ、固定フックと吊り下げ用リングとの遊びがなくなるように自重で降下させた後、幹線ケーブルを再固定しなければならないという面倒な作業が必要になるという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ウインチを用いて幹線ケーブルを吊り上げた状態で固定フックに吊り下げ用リングを係止させることができ、効率よく幹線ケーブルの配線作業を行なうことができるケーブルグリップを提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、ワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に設けられた吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットの上部に前記吊り下げ用リングよりも上部に位置するように設けられた第2の吊り下げ用リングとでケーブルグリップを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図6に示す本発明の第1の実施の形態において、1はビル等の建物2の幹線ケーブル3を配線する場合に使用される本発明のケーブルグリップで、このケーブルグリップ1は複数本、本発明の実施の形態では6本のワイヤーロープ4のほぼ中央部より先端部側が開口端部の筒状となるように編まれたワイヤーネット5と、このワイヤーネット5の上部に設けられた吊り下げ用リング6と、前記ワイヤーネット5の上部に、前記吊り下げ用リング6よりも上部に位置するように設けられた第2の吊り下げ用リング7とで構成されている。
【0009】
前記吊り下げ用リング6は前記ワイヤーネット5の上部に3本のワイヤーロープ4、4、4を突出させ、該突出部を一体化する熱収縮チューブ8と、この熱収縮チューブ8の内側部分に取付けられる金属材製のリング9と、このリング9の脱落を防止するように、前記突出部の根元部分に固定されたクランプ10とで構成されている。
【0010】
前記吊り下げ用リング7は前記ワイヤーネット5の上部に他の3本のワイヤーロープ4、4、4を前記3本のワイヤーロープ4、4、4よりも長く突出させ、該突出部の先端部を一体化する熱収縮チューブ8と、この熱収縮チューブ8の内側部分に取付けられる金属材製のリング9と、このリング9の脱落を防止するように、前記突出部のリングが形成される部位の根元部分に固定されたクランプ10とで構成されている。
【0011】
上記構成のケーブルグリップ1は幹線ケーブル3の上端部をワイヤーネット5内へ挿入し、該ワイヤーネット5の下端部寄りの部位を固定具11によって幹線ケーブル3に固定する。
この状態で、設置するビル等の建物2の下部階へ位置させる。
最上階に設置されたウインチ12の巻き取りワイヤー13を各階の貫通孔14を通過させて下部階へ位置させ、巻き取りワイヤー13の先端部に取付けられたフック15をケーブルグリップ1の第2の吊り下げ用リング7に係止させ、ウインチ12で幹線ケーブル3を最上階まで吊り上げ、吊り下げ用リング6を最上階の躯体16に固定された固定フック17に係止させた後、ウインチ12を少し巻き戻し、第2の吊り下げ用リング7より巻き取りワイヤー13のフック15を取り外すだけで、幹線ケーブル3の吊り下げ作業が完了する。
【0012】
なお、本発明の実施の形態の使用説明ではウインチ12の巻き取りワイヤー13のフック15に、第2の吊り下げ用リング7を係止させて幹線ケーブル3を吊り上げるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ウインチ12や巻き取りワイヤー13等の取付け状態によっては、短い方の吊り下げ用リング6に巻き取りワイヤー13のフック15を係止させて幹線ケーブル3を吊り上げ、第2の吊り下げ用リング7を固定フック17に係止させて吊り下げてもよい。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図7ないし図13に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図7ないし図9に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、2本のワイヤーロープ4、4を用いて吊り下げ用リング6Aを構成するとともに、4本のワイヤーロープ4、4、4、4を用いて第2の吊り下げ用リング7Aを構成した点で、このように構成したケーブルグリップ1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0015】
図10ないし図13に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ワイヤーネット5の上部に従来と同様に吊り下げ用リング6を形成するとともに、リング状のワイヤー18を用いた第2の吊り下げ用リング7Bをワイヤーネット5の上部にリング状のワイヤー18部分を挿入して取付けた点で、このように構成したケーブルグリップ1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、従来のケーブルグリップを用いて、容易に本発明を施すことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0017】
(1)幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、ワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に設けられた吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットの上部に前記吊り下げ用リングよりも上部に位置するように設けられた第2の吊り下げ用リングとで構成されているので、幹線ケーブルをウインチの巻き取りワイヤーの先端部に取付けられたフックに第2の吊り下げ用リング、あるいは吊り下げ用リングに係止させて吊り上げ、最上部階の躯体に固定された固定フックに吊り下げ用リングあるいは第2の吊り下げ用リングをウインチで吊り上げた状態で係止することができる。
したがって、従来のように吊り上げた幹線ケーブルの上部寄りの部位を固定した後、ウインチのフックを外して固定フックに差し替えて吊り下げるという面倒な作業が不要で、容易に、楽に幹線ケーブルの吊り下げ作業を行なうことができる。
【0018】
(2)前記(1)によって、構造が簡単であるので、容易に製造することができる。
【0019】
(3)前記(1)によって、幹線ケーブルの上端部の上部階への吊り上げ作業は従来と同様に行なうことができる。
【0020】
(4)請求項2、3も前記(1)〜(3)と同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の要部拡大図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の幹線ケーブルに取付け状態の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の吊り上げた状態の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の固定フックへの取付け状態の説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の正面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の要部拡大図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の要部拡大図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の第2の吊り下げ用リングの説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B:ケーブルグリップ、
2:ビル等の建物、   3:幹線ケーブル、
4:ワイヤーロープ、  5:ワイヤーネット、
6、6A:吊り下げ用リング、
7、7A、7B:第2の吊り下げ用リング、
8:熱収縮チューブ、  9:リング、
10:クランプ、    11:固定具、
12:ウインチ、    13:巻き取りワイヤー、
14:貫通孔、     15:フック、
16:躯体、      17:固定フック、
18:リング状のワイヤー。

Claims (3)

  1. 幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、ワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に設けられた吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットの上部に前記吊り下げ用リングよりも上部に位置するように設けられた第2の吊り下げ用リングとからなることを特徴とするケーブルグリップ。
  2. 幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、複数本のワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットを構成する一部のワイヤーロープを上部に突出させて設けた吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットを構成する他の一端のワイヤーロープを前記吊り下げ用リングよりも上方に位置するように突出させて設けた第2の吊り下げ用リングとからなることを特徴とするケーブルグリップ。
  3. 幹線ケーブルの上部を覆うように取付けることができるように、ワイヤーロープで筒状となるように編まれたワイヤーネットと、このワイヤーネットの上部に固定された吊り下げ用リングと、前記ワイヤーネットの上部に前記吊り下げ用リングよりも上部に位置するように固定された第2の吊り下げ用リングとからなることを特徴とするケーブルグリップ。
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