JP2004132544A - 組立部材に取り付けられるプラスチックナット - Google Patents

組立部材に取り付けられるプラスチックナット Download PDF

Info

Publication number
JP2004132544A
JP2004132544A JP2003285492A JP2003285492A JP2004132544A JP 2004132544 A JP2004132544 A JP 2004132544A JP 2003285492 A JP2003285492 A JP 2003285492A JP 2003285492 A JP2003285492 A JP 2003285492A JP 2004132544 A JP2004132544 A JP 2004132544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
plastic nut
screw
seal washer
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003285492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3949087B2 (ja
Inventor
Juergen Behle
ベーレ ユルゲン
Gottfried Koenig
ケーニッヒ ゴットフリート
Guenter Welik
ヴェリク ギュンテル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ejot GmbH and Co KG
Original Assignee
Ejot GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ejot GmbH and Co KG filed Critical Ejot GmbH and Co KG
Publication of JP2004132544A publication Critical patent/JP2004132544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3949087B2 publication Critical patent/JP3949087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/04Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
    • F16B37/041Releasable devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B33/00Features common to bolt and nut
    • F16B33/004Sealing; Insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Dowels (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】
 本発明は、開口を有する組立部材に取り付けられるプラスチックナットに関する。
【解決手段】
 プラスチックナットは、ネジを保持するためのナットを介して、組立部材の開口にきっちり挿入可能であり、組立部材の一方の面を支えるため、ネジのためのネジ通し孔を有するフランジと、組立部材に面する側にシールワッシャと、組立部材の他方の面を支えるため、取り付け後、ねじがプラスチックナットの受け孔に締め込まれるに従い拡張してプラスチックナットを組立部材に固定するスナップフックとをそれぞれ備え、シールワッシャの外周縁にはフランジを囲み、それよりも高く突出する肩部が形成され、内周縁には、ネジ通し孔の周壁となるカラーが形成される。
【選択図】    図1

Description

 本発明は、開口を有する組立部材に取り付けられるプラスチックナットに関する。そのプラスチックナットは、ねじを保持するためのナットを介して、組立部材の開口にきっちり挿入可能であり、組立部材の一方の面を支えるため、ネジのためのネジ通し孔を有するフランジと、組立部材に面する側にシールワッシャと、組立部材の他方の面を支えるため、取り付け後、ねじがプラスチックナットの受け孔に締め込まれるに従い拡張してプラスチックナットを組立部材に固定するスナップフックとをそれぞれ備える。
 この種のプラスチックナットは、EP1143157A1公報に図示されて説明されている。この公知のナットは、上記組立部材に相当するプレートの角穴に挿入される。このナットは、プレートの一方の面上においてプレートに当接するフランジと、その角穴に挿通されるナットとを有する。ナットには二つのフランジの方向に斜め外方に変位するスナップフックが、それぞれの湾曲部を介して取り付けられる。その2つのスナップフックは、角穴に挿入されるとき、始め、押し束められるが、角穴に入りきると、拡張してプラスチックナットをプレートに固定する。特に、このプラスチックナットは、組立部材に別の部材を取り付けるために使用される。このため、プラスチックナットは角穴に押し込まれ、取り付ける別の部材はプラスチックナットに挿入するネジを介してねじ止めされる。この場合、フランジの内面に取り付けられた平滑なゴム製シールワッシャが、フランジのシールをある程度確保する。プレートに挿入されるナットに、特にナットのフランジとプレートの間に平滑なゴム製シールワッシャを使用することは、EP358896B1公報にも提案されている。しかしながら、これら公知のシールは、漏れ、特に、ねじ領域に漏れが発生するため、組立部材の一方の面と他方の面の領域に信頼性の高いシールを実施することはできない。
EP1143157A1公報 EP358896B1公報
 本発明は、特に開口領域においてもシールを確保することができるプラスチックナットの造形を課題とするものであり。これは、車体内部への浸水を防止する自動車を組立てるために特に重要である。
 前記課題を達成するため、本発明のシールワッシャは、外周縁には、フランジを囲み、そのフランジの厚さよりも高く突出する肩部を備え、内周縁には、ネジ通し孔に突入するカラーを形成する。
 シールワッシャにフランジを囲む肩部とネジ通し孔に突入するカラーを形成することにより、特に信頼性の高いシールが実現する。その理由の第1は、ネジが締め付けられるに従い、フランジの厚さ以上に突出する肩部が拡張し、それ故、固定される別の部材が押圧され、その結果、肩部が、別の部材を強固に押し付けることである。理由の第2は、ネジ通し孔に突入するカラーが、ネジの締め付けで絞られ、それ故、ネジの周囲をシールすることである。これは、プラスチックナットの全ての重要点がシールされることを意味する。
 肩部領域のシール効果は、肩部を内側にその厚さがフランジから離隔する方向に減少するように傾斜させることにより増大することができる。さらに、フランジの外周縁も同様にシールワッシャの傾斜と合致するように傾斜させることも可能である。この場合、ねじが締め付けられるに従い、ランジ部の傾斜外周縁もシールワッシャの肩部を外側に押圧する。傾斜する肩部は相応の大きな領域において組立部材を支持することを意味する。
 別のシール作用の改良効果は、ナットへ向かうシールリップが、肩部の外周縁と一体に成形されフランジに密着して押圧することから得られる。
 シールワッシャの内部領域においても、シールワッシャのフランジから離隔する側が開口に突出するリングと合体することにより、シール作用の改良が可能となる。このリングは内側から開口の縁に押し付けられて自身もシールする。
 実用上、シールワッシャは、カバーとしてフランジを完全に又は部分的に包囲する。この場合、これはフランジのシース及びカプセルであり、この手段により、シールワッシャの材料とフランジ自身の間に起こる漏れは大きく防止される。
 延長部がフランジ超えて突出するカラーにより、カラーの効果は向上する。それから、ネジが締め付けられるとき、延長部は材料がネジを特に密着加圧して包むことを保証する。
 シールワッシャの厚さによるフランジと組立部材の間の最終距離の不正確性は、突起を備えるシール部材で被覆されるフランジ領域により解消される。これらの突起は、フランジの両側で使用することができる。別の部材がプラスチックナットにねじ止めされるとき、全ての場合において、これは有利である。シールワッシャの領域と、カバーの領域は、シール材料自身が損なわれることなく、特に高い表面圧力が生じるゾーンであり、フランジと組立部材の間、フランジと別の部材の間の最終距離は突起の高さにより決定される。
 ナットにねじ込むネジを締め付けることにより、組立部材を強固に支持するため、シールワッシャを備えたプラスチックナットを用意する必要がしばしばある。例えば、許容性の理由で、厚さの異なるパネル状組立部材用のものが必要になる。これは、ネジとは別に、フランジとナットを一体に連結する圧縮可能なスペーサとシールワッシャで対処する。シールワッシャの厚さを考慮して高さを決めたスペーサは、ネジを締め込むに従い長さが減少するため、組立部材の一方の側と他方の側にそれぞれ位置するフランジとスナップフックを強固に結合させる。これは、シールワッシャの厚さを考慮して、組立部材に対してプラスチックナットが一定のぐらつきのない位置に配置されることを意味する。
 ネジの受け孔をめくら穴として形成することも可能である。この領域はめくら穴によるシール効果を有する。
 上記のプラスチックナットは、射出成形により単一体として精巧に製造される。その製造工程において、シールワッシャはフランジ上に成形される。シールワッシャとしては、製造中、プラスチックナットの材料よりも実質的に柔軟な弾性材料を選択することができる。このよう成形されるシールワッシャ付きプラスチックナットは大量生産に適している。
 本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
 図1は、プラスチックナットを示す断面図であり、断面は図3aのI−I線による。
 図2は、プラスチックナットを90°回転して示す断面図であり、断面は図3aのII−II線による。
 図3aは、角形スペーサを有するプラスチックナットを示す断面図であり、断面は図1のIII−III線による。
 図3bは、丸形スペーサを有するプラスチックナットを示す断面図であり、断面は図1のIII−III線による。
 図4は、プラスチックナットを示す断面図であり、基本的には図1及び図2のものと同形であるが、シールワッシャは修正されている。
 図5は、プラスチックナットを示す断面図であり、基本的には同形であるが、フランジは突起を備えている。
 図6は、図4に示すプラスチックナットの断面図であり、組立部材に取り付けられたプラスチックナットを介して別の部材が組立部材に連結されている。
 図1は、プラスチックナットの図3aのI−I線断面図であり、プラスチックナットは、そのために設けられた組立部材1の開口2に挿入される。プラスチックナットは、そのフランジ3により組立部材1の上面4に支持される。フランジ3はスペーサ5を介して相互に結合する。スペーサについては、図2、図3a、図3bに基づいて詳細に後記する。フランジ3はシールワッシャ6を備え、そのシールワッシャはフランジ3と組立部材1の上面4の間の領域を占める。シールワッシャ6はその外周縁に肩部7を備え、その肩部は上縁部8がフランジ3を越えて突出する高さに設計される。シールワッシャ6の内周縁には、カラー9がシールワッシャの上に一体に成形され、そのカラーはフランジ3のネジ通し孔10内に突出する。この肩部7とカラー9を有するシールワッシャ6は、円形構造に形成され、それ故、丸いフランジ3と合致する。この肩部7の円形形状は、フランジ3から立ち上がる。
 図1及び図2に示すように、プラスチックナットは、ナット11を有する。そのナットは、公知のスナップフック12、13を含み、そのスナップフック12、13は、図6に示すように、ネジがプラスチックナットに挿入されると開く。つぎに、ナットは、組立部材1の後方(下側)に配置され、組立部材1の下面14に接触する。このように、スナップフック12、13とフランジ3により、プラスチックナットは組立部材1に強固に保持される。
 図2は、プラスチックナットを90°回転した図3aのII−II線に沿う断面図である。図2に示すように、シールワッシャ6は肩部7とカラー9を備え、さらにフランジ3とスペーサ5を中に含む。図3a、図3bからわかるように、2つのスペーサ5は開口に沿ってシールワッシャ6に入り込む。肩部7側のシールワッシャ6の領域において、スぺーサ5と肩部7の間に狭い領域が残る。この狭い領域がフランジ3と組立部材1の間の確実なシールを保証する。
  図3a、図3bは、図1のIII−III線に沿う断面図であり、図3aと図3bは、図2に示すスペーサの形状において相違する。
 図3aに示すプラスチックナットのスペーサ5は、図2に示すように、直線延長してシールワッシャ6を通り抜けるように設計されている。この場合、図3aは、図1のIII−IIIに沿う断面において、シールワッシャ6がスペーサ5と、図2に示されるフランジ3とを内包することを示す。この場合、図3aにネジ通し孔10が現れる。スペーサ5は、長方形断面の壁として現れる。スペーサ5の間に位置するスナップフック12は、破線で示される。図3aに示すプラスチックナットは、組立部材1の角形開口に適合する。
 図3bに示すプラスチックナットは、図3aに示すものの変形であり、スペーサ5は丸く、組立部材の丸い開口に実質的に適合する。
 図4に示すプラスチックナットは、図1、3a、3bの実施例に比べると、シールワッシャ6の形状が変形している。フランジ3の外周縁16を囲む肩部7は、厚さがフランジ3から離れるに従い減少するように、内側に傾斜する。その結果、肩部7には、ネジが締め付けられて別の部材(図6、符号15)が固定されるとき、肩部7が、別の部材とフランジ3の自由外周面の間において押圧されることなく、外側に傾斜して別の部材に密着する傾向が付与される。別の部材を固定するとき、その別の部材をプラスチックナットに対して所定の位置に保持するため、その別の部材がフランジ3の上記自由外周縁に密着することは望ましいことではない。
 この肩部7が外側に曲がる傾向は、図4に示す実施例において、フランジ3の外周縁16を肩部7の傾斜に合わせて同様に傾斜することにより、さらに助長する。
 図4に示すシールワッシャ6は、さらに別の特徴を有する、その特徴は、肩部7の外周縁と一体に形成されるシールチップ17である。シールチップ17は、ナット11側に向き、ネジが締め付けられるとき、組立部材を支持し、組立部材(図6参照)により外側に絞り出される。これは、シールワッシャ6の組立部材1に面する側のシール作用がそれだけ強化することを意味する。
 図4に示すプラスチックナットのシールワッシャ6が持つ別の特徴は、シールワッシャ6がフランジから遠い側にリング18を有することである。そのリングは組立部材1(図1参照)の図4には示されていない開口2に軸方向に突出し、そこで開口2のシールを確保する。
 シールワッシャ6の形状に関して、図4に示すプラスチックナットはさらに別の特徴を有する。その特徴は、フランジ3から突出するカラー9が延長部19を有することである。延長部19は、半径方向内側に傾斜し、ネジ7が締め付けられ、別の部材(図6参照)が押し付けられると、内方ネジ側に押されてネジの回りに密着してネジを支持する。この場合、延長部19は半径方向外側に傾く傾向を有しない。この傾向が好ましくない理由は前記の通り、ネジ止めされる別の部材とフランジの外周面の間にシールワッシャの材料が入るためである。
 図1に示す実施例と比較して説明される図4の全ての特徴は、図1に示す実施例にも追加して適用可能であることを指摘しておく。
 図5に示すプラスチックナットの実施例は、図1、図3a、図3bに示すプラスチックナットの形状を基本とするものであるが、シールワッシャ6とフランジ3は変形している。このシールワッシャ6はフランジ3を完全に被覆し、フランジ3の上面のカバー20を形成する。これによりフランジ3は全面シールの状態となる。フランジ3は上面と下面に突起21を備え、その突起は部分的にシールワッシャ6とカバー20の材料中に入り込む。突起21の配設により、ネジが締め付けられ、別の部材(図6参照)が押し付けられると、高い表面圧力のため、突起21の上のシールワッシャ6の材料は加圧され薄いフィルム状になるが、存在し続けて十分なシールをする。この工程中、フランジ3の組立部材1に面する側は、残りの薄いフィルムではなく、突起21を介して組立部材1の面に押し付けられ、同様に、フランジ3の組立部材1に面しない反対側は別の部材の面に押し付けられる。その結果、別の部材も、最後には、ネジで締め付けられた組立部材1から、フランジ3の厚さと突起21の高さにより規定される距離だけ、離隔する位置に保持される。
 図5は、ナット11の特徴を示す。ナット11のネジの受け孔22は底23により閉鎖されているから、図5の実施例のネジ用受け孔22はめくら穴である。
 図6に、図4に示すものに実質的に相当するプラスチックナットが、組立部材1とそれに組み付ける別の部材15と共に図示されている。組付けのため、ネジ28がネジ通し孔10(図4参照)とネジ受け孔22に挿通され、締め付けられる。ネジ頭部29は別の部材15上に位置し、別の部材はフランジ3を介して組立部材1に支持される。このとき、スナップフック12、13は開き、組立部材1の下面を支持する。このとき、シールワッシャ6は、強い圧縮を受け、肩部7は外側に押し出され、肩部7に面する別の部材15の面に密着し、さらにそこのシールを行う。同様に、シールリップ17(図4参照)は組立部材1上に平たく展開する。さらに、リング18は組立部材1の開口2(図1参照)の中に入り込み、そこをシールする。最後に、延長部19を備えるカラー9は、ネジ28のねじのない首部を有効に囲み、首部回りのカラー9と延長部19は絞られ、ナット11が占める空間においてネジをシールする。全体として、ネジ頭部29を収容する領域及びナット11が占める領域の特に有効なシールがなされる。別の部材を組立部材から引き離そうとする力に対しても、このシールは有効である。この場合、もし、別の部材15と共にフランジ3が組立部材1から少し離れると、図6に示す、圧縮されたシールワッシャ6により規定されるフランジ3と組立部材1の間隙は拡大して少し弛緩する。しかし、これは、弾性的に付随する肩部7とシールリップ17により補償することができる。このとき、ネジ28のねじのない首部回りの領域においては、シールにいかなる変化も生じない。カラー9と延長部19によるシール効果は、上記作用には影響されない。したがって、たとえ、別の部材に特別な負荷が作用しても、シールの信頼性は高い。
プラスチックナットを示す断面図であり、断面は図3aのI−I線による。 プラスチックナットを90°回転して示す断面図であり、断面は図3aのII−II線による。 角形スペーサを有するプラスチックナットを示す断面図であり、断面は図1のIII−III線による。 丸形スペーサを有するプラスチックナットを示す断面図であり、断面は図1のIII−III線による。 プラスチックナットを示す断面図であり、基本的には図1及び図2のものと同形であるが、シールワッシャは変形されている。 プラスチックナットを示す断面図であり、基本的には同形であるが、フランジは突起を備えている。 図4に示すプラスチックナットの断面図であり、組立部材に取り付けられたプラスチックナットを介して別の部材が組立部材に連結されている。
符号の説明
1:組立部材
2:開口
3:フランジ
4:一方の面
5:スペーサ
6:シールワッシャ
7:肩部
8:上縁部
9:カラー
10:ネジ通し孔
11:ナット
12:スナップフック
13:スナップフック
14:他方の面
15:別の部材
16:外周縁
17:シールリップ
18:リング
19:延長部
20:カバー
21:突起
22:受け孔
23:底
28:ネジ
29:ネジ頭部

Claims (11)

  1. 開口(2)を有する組立部材(1)に取り付けられるプラスチックナットであって、前記プラスチックナットは、ネジ(28)を保持するためのナット(11)を介して、前記組立部材(1)の前記開口(2)にきっちり挿入可能であり、前記プラスチックナットは、前記組立部材の一方の面(4)を支えるため、前記ネジ(28)のためのネジ通し孔(10)を有するフランジ(3)と、前記組立部材(1)の一方の面に向く側にシールワッシャ(6)とを備え、前記組立部材の他方の面(14)を支えるため、取り付け後、前記ネジ(28)が前記プラスチックナットの受け孔(22)に締め込まれるに従い拡張して前記プラスチックナットを前記組立部材に固定するスナップフック(12、13)を有するものにおいて、シールワッシャ(6)の外周縁は、フランジ(3)を囲み、それよりも高く突出する肩部(7)を形成し、内周縁は、前記ネジ通し孔(10)の周壁となるカラー(9)を形成することを特徴とする組立部材に取り付けられるプラスチックナット。
  2. 肩部(7)の内周側は、フランジ(3)から離隔する方向に厚さが減少するように傾斜することを特徴とする請求項1記載のプラスチックナット。
  3. フランジ(3)の外周縁(16)は、肩部(7)の内周側傾斜に合致するように傾斜することを特徴とする請求項2記載のプラスチックナット。
  4. 肩部(7)の外周縁は、ナット(11)側に延長するシールリップ(17)を形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  5. シールワッシャ(6)は、フランジ(3)から離隔する側に、開口(2)の中へ突出するリング(18)を形成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  6. シールワッシャ(6)は、カバー(20)としてフランジ(3)を完全に又は部分的に囲むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  7. カラー(9)は、フランジ(3)を超えて突出する延長部(19)を形成することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  8. フランジ(3)のシールワッシャ(6)により覆われる領域は、突起(21)を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  9. シールワッシャ(6)は、フランジ(3)とナット(11)を一体に結合させる圧縮可能なスペーサ(5)を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  10. ネジ(28)を保持するための受け孔(22)は、めくら穴であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
  11. フランジ(3)にシールワッシャ(6)を射出する成形は、単一体成形であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載のプラスチックナット。
JP2003285492A 2002-08-05 2003-08-04 組立部材に取り付けられるプラスチックナット Expired - Fee Related JP3949087B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10235799A DE10235799A1 (de) 2002-08-05 2002-08-05 Kunststoffmutter zur Anbringung an einem Bauteil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004132544A true JP2004132544A (ja) 2004-04-30
JP3949087B2 JP3949087B2 (ja) 2007-07-25

Family

ID=30469459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003285492A Expired - Fee Related JP3949087B2 (ja) 2002-08-05 2003-08-04 組立部材に取り付けられるプラスチックナット

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7018153B2 (ja)
EP (1) EP1389691B1 (ja)
JP (1) JP3949087B2 (ja)
KR (1) KR20040014284A (ja)
CN (1) CN1483943A (ja)
AT (1) ATE289011T1 (ja)
BR (1) BR0302667A (ja)
DE (2) DE10235799A1 (ja)
ES (1) ES2233900T3 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004062071A1 (de) * 2004-12-23 2006-07-06 Schaeffler Kg Nockenwellenversteller für eine Brennkraftmaschine
CA2697092C (en) * 2007-07-20 2016-06-14 Henkel Ag & Co. Kgaa Molded polymeric spacing devices
DE102009030040B4 (de) * 2009-06-23 2019-12-12 Illinois Tool Works Inc. (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Haltedübel und Verfahren zur Montage eines solchen Haltedübels
DE102010055554A1 (de) * 2010-12-23 2012-06-28 Gm Global Technology Operations, Inc. Käfigmutter mit Haltevorrichtung und Verfahren zur Herstellung derselben
DE102011017154A1 (de) * 2011-04-15 2012-10-18 A. Raymond Et Cie Einsteckmutter
WO2014080511A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 株式会社青山製作所 シールワッシャ
DE102013216249A1 (de) * 2013-08-15 2015-02-19 Bombardier Transportation Gmbh Gehäuse zum Aufnehmen von Gegenständen
CN104684286A (zh) * 2013-11-29 2015-06-03 英业达科技有限公司 机壳
FR3033183B1 (fr) * 2015-02-27 2017-09-01 Bollhoff Otalu Sa Insert a sertir sur une piece a fixer sur un support et ensemble de fixation comprenant un tel insert
KR20170040544A (ko) * 2015-10-05 2017-04-13 삼성전자주식회사 냉장고용 내상 및 그 제조방법
DE102016100610A1 (de) * 2016-01-15 2017-07-20 Newfrey Llc Dübelartiges Einsetzteil und Befestigungsverfahren
US10544804B2 (en) * 2016-07-01 2020-01-28 United Technologies Corporation Boss thermal seal
US10697325B2 (en) 2016-08-29 2020-06-30 Raytheon Technologies Corporation Thermal barrier seal
US11009058B2 (en) * 2017-10-13 2021-05-18 Illinois Tool Works Inc. Anchoring part and apparatus for connecting two parts
JP7386618B2 (ja) 2018-05-09 2023-11-27 ブリガム・ヤング・ユニバーシティ 摩擦ビット接合するシステム及び方法

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2872961A (en) * 1954-06-30 1959-02-10 Elastic Stop Nut Corp Fastening device with means for sealing against both a threaded companion fastener and a worksurface
US3131742A (en) * 1961-01-06 1964-05-05 Bishop & Babcock Corp Sealing and locking washer for sheet metal nut
DE1625306B1 (de) * 1967-10-24 1971-02-25 Daimler Benz Ag Steckmutter für eine schraubverbindung
US3489312A (en) * 1968-05-03 1970-01-13 Hunckler Products Inc Plug for oil pan openings and the like
AU473592B2 (en) * 1973-04-26 1976-06-24 W.A. Deutsher Pty Ltd Improvements in sealing washers and fastener sealing washer assemblies
AU2400477A (en) * 1976-04-30 1978-10-12 David P W Puchy Sealing device
US4041834A (en) * 1976-08-24 1977-08-16 Illinois Tool Works Inc. Plastic headed fastener assembly
US4875818A (en) * 1983-11-30 1989-10-24 Elco Industries, Inc. Screw having a sealing washer
GB8508477D0 (en) * 1985-04-01 1985-05-09 Itw Ltd Sealing washers
JPH0219609Y2 (ja) * 1986-10-29 1990-05-30
US4832551A (en) * 1988-01-11 1989-05-23 Phillips Plastics Corporation Fastener having press-on plastic nut
JPH0435612Y2 (ja) * 1988-07-08 1992-08-24
DE3831308C1 (ja) * 1988-09-15 1990-01-18 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart, De
FR2673249B1 (fr) * 1991-02-22 1993-07-02 Itw De France Agrafe de fixation.
US5290131A (en) * 1991-03-22 1994-03-01 Arne Henriksen Barbed shank fastener
DE4117114C1 (ja) * 1991-05-25 1992-08-06 A. Raymond Kg, 7850 Loerrach, De
US5301396A (en) * 1993-01-13 1994-04-12 Illinois Tool Works Inc. Fastener assembly with compression member
US5314280A (en) * 1993-07-06 1994-05-24 Ford Motor Company Settable height adjusting fastener
JP3539643B2 (ja) * 1994-12-27 2004-07-07 株式会社ニフコ ピングロメット
US5738476A (en) * 1995-05-24 1998-04-14 Maclean-Fogg Company Fastener
DE19609684C2 (de) * 1996-03-13 2000-01-05 Kellermann Fa Rudolf Schutzring gegen Kontaktkorrosion
US5636953A (en) * 1996-06-11 1997-06-10 Trw Inc. Roof rail attachment assembly
US5725343A (en) * 1996-10-29 1998-03-10 Eustathios Vassiliou Sealing fastener
US5857244A (en) * 1997-07-30 1999-01-12 General Motors Corporation Fastener with molded-on compliant seal
DE29805045U1 (de) * 1998-03-19 1999-07-22 EJOT Verbindungstechnik GmbH & Co. KG, 57334 Bad Laasphe Kunststoffmutter
DE29810437U1 (de) * 1998-06-10 1998-10-01 TRW Automotive Electronics & Components GmbH & Co. KG, 78315 Radolfzell Verbindungselement zwischen einem Träger, insbesondere einem Karosserieteil eines Kraftfahrzeuges und einem Plattenelement
DE19930728B4 (de) * 1999-07-05 2005-12-01 Itw-Ateco Gmbh Dübel zum Befestigen eines Gegenstandes an einem Träger aus Flachmaterial
JP2001165133A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Aoyama Seisakusho Co Ltd グロメット
JP2001289215A (ja) * 2000-04-03 2001-10-19 Aoyama Seisakusho Co Ltd 防水グロメット
DE10305610A1 (de) * 2003-02-11 2004-08-19 Ejot Gmbh & Co. Kg Kunststoffmutter zur Aufnahme an einem einen Durchbruch aufweisenden Bauteil

Also Published As

Publication number Publication date
ATE289011T1 (de) 2005-02-15
EP1389691B1 (de) 2005-02-09
US7018153B2 (en) 2006-03-28
DE10235799A1 (de) 2004-03-04
US20040081533A1 (en) 2004-04-29
DE50300308D1 (de) 2005-03-17
JP3949087B2 (ja) 2007-07-25
ES2233900T3 (es) 2005-06-16
BR0302667A (pt) 2004-08-24
CN1483943A (zh) 2004-03-24
EP1389691A1 (de) 2004-02-18
KR20040014284A (ko) 2004-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004132544A (ja) 組立部材に取り付けられるプラスチックナット
US7204218B2 (en) Sealing arrangement and cylinder head cover with such sealing arrangement
JP2008543257A (ja) 棒状物体の壁貫通部における密封用シール要素
JP4015657B2 (ja) 互いに相対して位置するシール面間に配置されるシール装置
US6779802B2 (en) Appliance with seal between two housing shells
JP5594891B2 (ja) 防水端子箱
KR20050024608A (ko) 차량용 배터리의 고정 구조
CN107926083B (zh) 用于将加热装置固定到流体容器的凸缘组件
CN113464541A (zh) 螺纹紧固件
JP2018059595A (ja) パッキンを用いたネジのシール装置
US6773018B2 (en) Sealable antenna housing
JP2000295739A (ja) グロメット
RU201036U1 (ru) Водонепроницаемый узел
JPH0710549Y2 (ja) 電子機器の取り付け構造
JP3940289B2 (ja) 押しボタンスイッチ装置
JPH09119525A (ja) 軸締めシール構造
JP2001208277A (ja) サービスチー継手のシール構造
JP2004281852A (ja) 柱上変圧器用シール及び柱上変圧器
JPH0738738U (ja) ボルトのシール装置
JP2004218431A (ja) 燃料タンクの蓋体シール構造
IL37802A (en) Closures for a connector box
JPH0424857Y2 (ja)
JP2000205412A (ja) 弁箱のシ―ル構造
JP2024046801A (ja) 締結補助部材及びそれを用いた締結構造
JPH0752357Y2 (ja) エンジンヘッドカバーのプラグチューブガスケット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20030926

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees