JP2004130876A - ワイパ装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパ装置を復路の干渉領域内やその近傍にて再始動する場合におけるブレード同士の干渉を防止する。
【解決手段】ワイパ装置の始動時に、AS側,DR側の両ワイパブレードの実際の位置角度差と目標位置角度との間の角度差情報を求め、この差に応じてモータ制御形態を変更する始動時制御Sを実行する。始動時制御Sでは、角度差情報が所定値以内の場合にはAS側を停止させた状態でDR側を駆動し、角度差情報が所定値から外れる場合にはDR側に加えてAS側も駆動する。DR側の速度が検出された後は、角度差情報とDR側の速度に基づきAS側の速度をPID制御する通常制御Nを実行する。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ワイパ装置の制御技術に関し、特に、対向払拭型のワイパ装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車等の車両用ワイパ装置、特に対向払拭型(オポジットタイプ)のワイパ装置では、特開平11−301409号公報のように、運転席側と助手席側の各ワイパアームを個別にモータ駆動する方式が採用されている。このようなワイパ装置では、左右のワイパブレード(以下、適宜ブレードと略記する)が払拭面上で干渉しないように、各ブレードの位置角度や速度を見ながらモータを個別に制御している。例えば前記公報の装置では、ワイパ制御装置にて左右のブレードの位置角度を常時監視すると共に、両ブレード間の目標角度差や各ブレードの角度毎の目標速度を予め設定する。ワイパ制御装置は、互いに他方のブレードの位置角度を参照しつつ、目標角度差と実測角度差との差が小さくなるように左右のモータを個別に速度制御する。
【0003】
一方、装置故障に対し運転者側の視界をできるだけ確保すべく、運転者側(以下、DR側と略記する)のブレードを常に所定の動作を行わせる方式も提案されている。DR側ブレードを駆動するモータは直接電源と接続され、ワイパ作動スイッチを操作すると一定の出力で作動する。これに対し助手席側(以下、AS側と略記する)ブレードを駆動するモータは、DR側ブレードの状況に応じて制御される。すなわち、DR側ブレードの位置角度や速度を常時検出し、目標角度差及び目標速度に基づいて、AS側ブレードがDR側ブレードと同期するようにAS側モータの出力を適宜変更する。
【0004】
図8は、このような動作を行うワイパ装置の制御形態を示す説明図である。図8に示すように、ここでは両ブレードの位置角度や速度に基づいて、AS側ブレードの速度vAs(以下、ASB速度vAsと略記する)をPID制御により調整している。各ブレードの位置角度θDr,θAsは、モータの回転に伴って出力されるパルスに基づき常時検出されており、両者の実測角度差(θDr−θAs)と目標角度差θ*が比較される。その結果は、角度差情報として把握され、PID制御のゲイン係数のひとつである角度差補正ゲインKFとなって制御に反映される。また、DR側ブレードの速度は、AS側が追従して行くための目標速度v*Drとなる。さらに、現在のASB速度vAsも常時検出され、制御にフィードバックされる。
【0005】
図8のような制御により、ASB速度vAsは、AS側がDR側に対し所定の角度差を保持しつつ追従するように調整される。すなわち、ASB速度vAsと目標速度v*Drとの差に(出力パルス周期の差)対し、P項(比例項)、I項(積分項)、D項(微分項)を設け、それぞれに角度差補正ゲインKF等のゲイン係数を乗じると共に、現在のAS側ブレードの速度を参照しつつAS側モータのdutyが設定され、ASB速度vAsが適宜調整される。これにより、両ブレードの位置関係は、干渉防止に主眼を置いた形で適宜補正され、ブレードの干渉を避けつつAS側がDR側に同期するように駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、かかる制御形態では、DR側ブレードの速度が目標速度v*Drとして制御上大きな地位を占めており、AS側がDR側に追従駆動するためには、まずDR側ブレードの速度を検出する必要がある。DR側ブレードの速度は、DR側モータの出力パルス周期から求めており、その速度を算出するには最低数パルス検出する必要がある。このため、この数パルスの検出時間分だけ、AS側ブレードがDR側ブレードよりも遅れて駆動する。
【0007】
ここで、ワイパ装置では一般に、復路払拭動作中はAS側がDR側よりも先行する形で作動する。ところが、両ブレードの干渉領域内やその近傍にてブレードが停止し、それを再始動させると、AS側が若干遅れて始動するため、DR側がAS側に追い付き両ブレード同士が干渉する恐れがあるという問題があった。例えば、ワイパスイッチがONのままイグニッションスイッチをOFFさせ、ブレードが復路の干渉領域内で停止した場合、イグニッションスイッチをONすると、まずDR側が作動し、その速度が検出された後、AS側が駆動する。両ブレード間の目標角度差は、かかる事態においてもDR側とAS側が干渉しないよう設定されているが、風や雪等の影響によりAS側が遅れる場合もある。かかる場合、両ブレード間の角度差が目標よりも小さくなるため、DR側がAS側に追い付きブレード同士の干渉を引き起こす恐れがある。
【0008】
本発明の目的は、ワイパ装置を復路の干渉領域内やその近傍にて再始動する場合におけるブレード同士の干渉を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のワイパ装置の制御方法は、第1モータによって駆動される第1ワイパブレードと第2モータによって駆動される第2ワイパブレードを有してなるワイパ装置の制御方法であって、前記ワイパ装置の始動時に、前記第1及び第2ワイパブレードの現在の位置角度から算出した前記両ワイパブレード間の実際の位置角度差と、前記両ワイパブレード間に予め設定された目標位置角度差とを比較し、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差に応じて前記第1及び第2モータの制御形態を変更する始動時制御を実行することを特徴とする。
【0010】
本発明にあっては、始動時に両ワイパブレードの実際の位置角度差と目標位置角度との間の差を求め、この差に応じてモータ制御形態を変更するので、例えば、復路払拭動作に中に両ブレードが干渉領域やその近傍にて停止した場合のように、従来の制御方法では再始動時にブレード同士が干渉する可能性がある場合に、AS側ブレードを作動させた上でDR側ブレードを駆動させ、ブレード同士の干渉を防止しつつスムーズにワイパ装置を始動させることができる。
【0011】
前記ワイパ装置の制御方法において、前記第1及び第2ワイパブレードの何れか一方を基準とし、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差が所定値以内の場合、基準とされていないワイパブレードを停止させた状態で前記基準としたワイパブレードを駆動し、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差が所定値から外れる場合、前記基準としたワイパブレードに加えて前記基準とされていないワイパブレードをも駆動するようにしても良い。
【0012】
また、前記ワイパ装置の制御方法において、前記基準としたワイパブレードの速度検出の有無をもって前記始動時制御と通常制御とを切り換えるようにしても良い。この場合、前記基準としたワイパブレードの速度が検出されない場合には前記始動時制御を実行し、前記基準としたワイパブレードの速度が検出された場合には、前記第1及び第2ワイパブレードの前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差と、前記基準としたワイパブレードの速度に基づき前記基準とされていないワイパブレードの速度を制御する通常制御を実行するようにしても良い。さらに、前記通常制御においてPID制御を実行することも可能である。
【0013】
このように、基準ワイパブレードの速度検出の有無に基づき、モータ制御形態を始動時制御と通常制御の間で切り換えるので、始動時制御が必要ない場合は制御形態が応答性の高い形に切り換えられる。従って、始動時のブレード同士の干渉を防止しつつ応答遅れのない払拭動作を実現でき、作動フィーリングの向上が図られる。
【0014】
一方、前記ワイパ装置の制御方法において、前記第1モータは、前記第2モータとは連動することなく独立して前記第1ワイパブレードを駆動するようにし、その際、前記第1ワイパブレードを前記基準ワイパブレードとしても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、対向払拭型ワイパ装置における駆動系ならびに制御系の概略を示す説明図である。
【0016】
図1において、符号1は本発明によるワイパ制御方法を適用したワイパ装置である。当該ワイパ装置1は、運転席側と助手席側のワイパブレードを対向配置したいわゆる対向払拭型の構成となっている。すなわち、DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)2aとAS側ワイパブレード(第2ワイパブレード)2b(以下、ブレード2a,2bと略記する)は、フロントガラスの両端側に設定された上反転位置Xとフロントガラスの下端中央部に設定された下反転位置Yとの間で対向的に払拭作動を行うようになっている。両ブレード2a,2bは下反転位置において上下に重合すると共に、ワイパスイッチOFF時には格納位置Zに収容される。ワイパ装置1では、DR側とAS側にそれぞれDR側モータ(第1モータ)3aとAS側モータ(第2モータ)3b(以下、モータ3a,3bと略す)が別個に設けられている。なお、符号における「a,b」は、それぞれDR側とAS側に関連する部材や部分であることを示している。
【0017】
ブレード2a,2bには、ブレードラバー部材が取り付けられている。このラバー部材を車両のフロントガラス上に密着させて移動させることにより、図1に2点鎖線にて示した払拭領域4a,4bに存在する水滴等が払拭される。ブレード2a,2bは、ワイパ軸5a,5bの先端に固定されるワイパアーム6a,6bに支持されており、左右に揺動運動を行う。ワイパ軸5a,5bの他端には駆動レバー7a,7bが配設されている。駆動レバー7a,7bの端部には連結ロッド8a,8bが取り付けられている。連結ロッド8a,8bの他端側は、モータ3a,3bによって回転されるクランクアーム9a,9bの先端部に接続されている。モータ3a,3bが回転すると、クランクアーム9a,9bが回転し、この動きが連結ロッド8a,8bを介して駆動レバー7a,7bへと伝達され、モータ3a,3bの回転運動がワイパアーム6a,6bの揺動運動に変換される。
【0018】
ワイパ装置1では、前述のように、DR側とAS側にモータ3a,3bが別個に設けられている。図2は、モータ3a,3bの駆動回路の構成を示す説明図である。モータ3a,3bは、モータユニット12a,12b内に収容されており、ユニット内に設けられたセンサ41a,41bからはモータ回転角度に比例しブレード移動量を示す相対位置信号(回転信号)や、ブレード位置を示す絶対位置信号が出力される。そして、これらの信号に基づいて、ブレード同士が干渉しないようにモータ3a,3bが制御される。
【0019】
AS側のモータ3bは、ワイパ駆動制御装置10によって駆動制御される。ワイパ駆動制御装置10には、モータユニット12a,12bから、前述の相対位置信号と絶対位置信号が入力されている。相対位置信号はモータの回転に伴って発生するパルス信号であり、モータの回転角度に比例したパルス数が出力される。絶対位置信号はブレード2a,2bが下反転位置に来たときに発せられる単発信号である。ワイパ駆動制御装置10は、これらの信号に基づき、ブレード2bの位置情報(現在位置)を算出する。そして、上下反転位置にてモータ3bを正逆転制御し、ブレード2bを往復払拭動作させると共に、両ブレード2a,2bが衝突することがないように、モータ3bの回転速度をモータ3aの回転速度に合わせて制御する。
【0020】
これに対してDR側では、モータユニット12aから相対位置信号および絶対位置信号が出力されるものの、モータ3aは常時一定の出力にて駆動される。つまり、モータ3aは、図2に示すように、ワイパスイッチ42に直接連動しており、ワイパ駆動制御装置10とは無関係に、ワイパスイッチ42のON・OFFのみによって制御される。モータ3aにはリレープレート43が取り付けられており、リレープレート43を介してモータ3aに印加されるバッテリ電圧VBの極性が適宜切り換えられ、モータの正逆転が行われる。これにより、モータ3aは所定の回転角度にて正逆転し、ブレード2aが上下反転位置の間を常時一定動作で往復動する。
【0021】
図3は、モータユニット12bの構成を示す説明図である。なお、モータユニット12bはAS側の装置であるが、その内部の部材、部品等の符号には添字「b」を付さずに示す。なお、リレープレート43の有無を除き、モータユニット12aも図3と同様の構成となっている。
【0022】
モータユニット12bは、モータ3bとギアボックス13とから構成され、モータ3bのモータ軸14の回転がギアボックス13内にて減速され、出力軸15に出力される。モータ軸14は、有底筒状のヨーク16に回動自在に軸承され、コイルが巻装されたアーマチュアコア17およびコンミテータ18が取り付けられている。ヨーク16の内面には複数の永久磁石19が固定されている。コンミテータ18には、給電用のブラシ20が摺接している。
【0023】
ヨーク16の開口側端縁部には、ギアボックス13のケースフレーム21が取り付けられている。モータ軸14の先端部は、ヨーク16から突出してケースフレーム21内に収納される。モータ軸14の先端部には、ウォーム22が形成されており、ウォーム22にはケースフレーム21に回動自在に支持されたウォーム歯車23が噛合している。ウォーム歯車23には、その同軸上に小径の第1ギア24が一体的に設けられている。第1ギア24には、大径の第2ギア25が噛合されている。第2ギア25には、ケースフレーム21に回動自在に軸承される出力軸15が一体に取り付けられている。なお、図示されないが、モータ軸14には前記ウォーム22に隣接してそのねじ方向とは逆向きのもう1つのウォームが形成されており、ウォーム歯車23、第1ギア24と同様の減速部材により第2ギア25に動力伝達される。
【0024】
モータ3bの駆動力は、ウォーム22、ウォーム歯車23、第1ギア24、第2ギア25を経て減速された状態で出力軸15に出力される。出力軸15には、クランクアーム9bが取り付けられている。そして、モータ3bの回転により出力軸15を介してクランクアーム9bが駆動され、前述のようにワイパアーム6bが作動する。
【0025】
なお、DR側のモータユニット12aにおいては、出力軸15にリレープレート43が取り付けられている。リレープレート43は出力軸15と同期して回転する。ブレード2aが上下反転位置に達すると、モータ3aに対する印加電圧の極性が切り換えられ、モータ3aは正逆転し、ブレード2aが上下反転位置の間を往復動する。
【0026】
モータ軸14には、多極着磁マグネット26(以下、マグネット26と略記する)が取り付けられている。これに対しケースフレーム21内には、マグネット26の外周部と対向するように、センサ41bのひとつとして、相対位置検出用ホールIC27(以下、ホールIC27と略記する)が設けられている。図4は、マグネット26とホールIC27の関係およびホールIC27の出力信号(モータパルス)を示す説明図である。
【0027】
ホールIC27は、図4に示すように、モータ軸14の中心に対して90度の角度差を持った位置に2個(27A,27B)設けられている。モータ3bでは、マグネット26は6極に着磁されており、モータ軸14が1回転すると各ホールIC27からは6周期分のパルス出力が得られる。ホールIC27A,27Bからは、図4の右側に示すように、その位相が1/4周期ずれたパルス信号が出力される。従って、ホールIC27A,27Bからのパルスの出現タイミングを検出することにより、モータ軸14の回転方向が判別でき、これによりワイパ動作の往路/復路の判別を行うことができる。
【0028】
ホールIC27A,27Bでは、その何れか一方のパルス出力の周期からモータ軸14の回転速度を検出できる。モータ軸14の回転数とブレード2bの速度との間には、減速比およびリンク動作比に基づく相関関係が存在しており、モータ軸14の回転数からブレード2bの速度を算出できる。同様に、モータユニット12aにおいても、モータ軸14の回転数からブレード2aの速度が算出される。
【0029】
第2ギア25の底面には、センサ41bの他のひとつとして、絶対位置検出用マグネット28(以下、マグネット28と略記する)が取り付けられている。ケースフレーム21にはプリント基板29が取り付けられ、その上には、マグネット28と対向するように絶対位置検出用ホールIC30(以下、ホールIC30と略記する)が配設されている。マグネット28は、第2ギア25の底面上に1個設けられており、ブレード2bが下反転位置Yに来たときホールIC30と対向するようになっている。第2ギア25は、前述のようにクランクアーム9bが取り付けられ、ブレード2bを往復動させるため180度回転する。第2ギア25が回転しブレード2bが下反転位置Yに来ると、ホールIC30とマグネット28が対向してパルス信号が出力される。なお、モータユニット12aにおいては、リレープレート43を用いて絶対位置信号を得ても良い。
【0030】
ホールIC27,30からのパルス出力は、ワイパ駆動制御装置10に送られる。ワイパ駆動制御装置10のCPU11は、ホールIC30からのパルス出力を絶対位置信号として用いてブレード2bの位置を認識する。ホールIC27からのパルス信号は、ブレード2bの相対位置信号として用いられ、絶対位置信号が得られた後のパルス数をカウントすることにより、CPU11はブレード2bの現在位置を認識する。ここでは、ホールIC30からの下反転位置を示す絶対位置信号と、ホールIC27からのパルス数の組み合わせによって、ブレード2bの現在位置を検出する。同様に、モータユニット12aにおいても、ホールIC27,30からのパルス出力に基づきブレード2aの現在位置が検出される。
【0031】
このようにしてワイパ駆動制御装置10はブレード2a,2bの現在位置と速度を認識し、そのデータに基づいてモータ3bを制御する。図5は本発明の一実施の形態であるワイパ装置制御方法の制御形態を示す説明図、図6は図5の制御形態における制御手順を示すフローチャート、図7はワイパ装置におけるブレード動作を示す説明図である。なお、CPU11では、相対位置信号のパルス累積数をそのまま位置角度として取り扱い、パルス数に基づいて以下の処理を行っている。但し、パルス数とブレード2a,2bの位置角度(deg)との関係を予めマップ等によってROMに格納しておき、角度(deg)によって以下の処理を行っても良い。
【0032】
図5に示すように、本発明による制御では、DR側ブレード2aを基準として、その速度検出の有無によって、始動時制御Sと通常制御Nの2系統の制御形態を切り換える。すなわち、ブレード2aの速度が未検出の場合には、図5の上段側に記載された始動時制御Sが実行され、ブレード2aの速度が検出された場合には、図5の下段側に記載された通常制御Nが実行される。そこで、図6に基づいてこのような制御の流れについて説明する。
【0033】
図6に示すように、ここではまず、両ブレード2a,2bの位置角度θDr,θAsからその実測位置角度差(θDr−θAs)を求め、目標角度差θ*と比較する(ステップS1)。位置角度θDr,θAsは、ワイパ駆動制御装置10内のRAMに格納されている停止時のデータが読み出される。目標角度差θ*は、ROMに予め格納された目標角度差マップから読み出される。そして、目標角度差θ*と実測位置角度差(θDr−θAs)との差θdが演算され、角度差情報としてワイパ駆動制御装置10内のRAMに格納される。
【0034】
例えば、復路においてAS側が「50」パルスの位置角度にあるときDR側が「60」パルスの位置角度であれば、実測位置角度差は、AS側の位置角度からDR側の位置角度を減じて「10」(50−60=−10の絶対値)となる。目標角度差θ*は、例えばDR側の位置角度が「60」パルスのとき、AS側の位置角度目標:「40」パルス、両者の目標角度差:「20」のように設定されている。従って、この例で言えば、角度差情報θdは、20(目標角度差θ*)−10(実測位置角度差)=10となる。
【0035】
角度差情報θdを得た後、ステップS2〜4,7にて始動時制御Sが実行される。なお、始動時制御S実行中は、モータ3a,3bには一定の同電圧が印加される。始動時制御Sでは、まず角度差情報θdが0であるか否かが判断される(ステップS2)。つまり、目標角度差θ*と実測位置角度差(θDr−θAs)とが一致しているか否かが確認される。このとき、実測位置角度差が目標角度差通りであれば(θd=0)、両ブレード2a,2b間には、ブレード2aの速度が検出されるまでの数パルス分程度はブレード2aが動く余地が確保されている。従って、AS側停止状態でDR側を駆動させても、ブレード2aの速度検出前に両者が衝突する恐れはない。そこで、その際はステップS3,4に進み、ブレード2bを停止させた状態でブレード2aを駆動させる。
【0036】
一方、実測位置角度差が目標角度差と異なる場合(θd≠0)、特に、目標角度差θ*よりも実測位置角度差が小さい場合(θd>0)は、両ブレード2a,2b間の角度が小さく、DR側のみが作動するとAS側に衝突する恐れがある。例えば、図7に示すように、ブレード2a,2bが干渉領域内で近接して停止している場合、ブレード2aがブレード2bに先んじて駆動されると、ブレード2aの速度が検出されるまでの数パルスの間に両者が干渉する可能性がある。そこで、本発明による制御方法では、かかる場合には、ブレード2aの速度が未検出ではあるものの、干渉防止を優先し、ステップS7に進んでブレード2bを駆動させた上でブレード2aを駆動させる(ステップS4)。
【0037】
これを先の例で見ると、角度差情報θdは20−10=10であり、θd>0となっている。このため、ブレード2aの速度が検出されるまでブレード2bを止めておくと、両ブレード2a,2bが干渉する恐れがある。この点、図6の制御では、θd≠0を検知すると、ブレード2bを作動させた状態でブレード2aを駆動してその速度検出を待つ。すなわち、ブレード2bを下反転位置側に逃がしつつブレード2aを駆動するため、ブレード同士の干渉は起こりにくい。
【0038】
なお、往路においては、上側に位置するブレード2aが先に上反転位置方向に駆動されるため、両ブレード2a,2bが干渉領域Q内に停止した状態で再始動してもブレードの干渉は起こりにくい。また、この際に図6の制御が実行され、角度差情報θdが0でなくブレード2bが駆動されても、両ブレード2a,2b共に駆動され、しかも、モータ3a,3bの印加電圧は一定の同電圧であることからブレード2bがブレード2aに追い付いて衝突することもない。すなわち、図6の制御は、復路にて効果が大きいが、往路復路を問わずに実行して差し支えない。
【0039】
このようにして始動時制御Sを実行した後、ステップS5に進み、ブレード2aの速度が検出されているか否かが判定される。ブレード2aの速度が検出されている場合にはステップS6に進み、図5下段に示した通常制御Nが実行されルーチンを抜ける。ブレード2aの速度が検出されていない場合にはステップS2に戻り、角度差情報θdが確認されて始動時制御Sが実行される。
【0040】
ステップS6の通常制御Nでは、図8の場合と同様に、θdに基づいて角度差補正ゲインKFが設定され、ブレード2aの速度を目標速度v*Drとして、PID制御が実行される。すなわち、ブレード2aの速度が検出されたときには、素早く速度制御+位置制御を行う通常制御Nに切り換え、AS側の応答性を向上させる。
【0041】
PID制御では、ブレード2bの速度vAsと目標速度v*Drとの差に対し、P項(比例項)、I項(積分項)、D項(微分項)を設け、それぞれに角度差補正ゲインKF等のゲイン係数が乗ぜられる。これにより、速度差に基づく比例制御単独の場合に比して、目標速度v*Dr近傍における残留偏差が減少すると共に(I項)、周期変化の傾向から追従応答性を判断して制御を行うので(D項)、制御性の向上が図られる。従って、例えば、風圧や積雪等によりブレード2bの速度が変化した場合でも、目標速度を維持すべくモータ3bに適宜指令が発せられ、ブレード速度は負荷変動によらず略一定に保たれる。
【0042】
また、ワイパ駆動制御装置10では、PID制御と共にブレード2bのフィードバック速度制御も行っている。この速度制御は、ホールIC27A,27Bの何れか一方のパルス出力の周期を用い、目標速度に基づいてモータ3bをPWM(Pulse Width Modulation)制御することにより行われる。本実施の形態では、ホールIC27Aからのパルス信号によりブレード2bの速度を検出し、これを目標速度となるブレード2aの速度と比較しつつ、PID制御を行っている。
【0043】
このように、本発明による制御方法では、始動時に角度差情報θdのチェックを行い、目標角度差と実測位置角度差との間に差が生じている場合には、AS側ブレード2bを作動させた上でDR側ブレード2bを駆動する。このため、例えば、復路払拭動作に中に両ブレード2a,2bが干渉領域Qやその近傍にて停止した場合のように、従来の制御方法では再始動時にブレード同士が干渉する可能性がある場合でも、干渉を起こさせることなくスムーズにワイパ装置を始動することができる。また、ブレード2aの速度検出後は、通常制御Nに切り換えてAS側の応答性を向上させるので、始動時のブレード同士の干渉を防止しつつ、作動フィーリングの向上が図られる。
【0044】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施の形態では、ステップS2にてθd≠0か否かを判断してAS側ブレード2bを動作を制御しているが、θdの値に幅を持たせ、ステップS2における判断を「θ≦θd≦θ」としても良い。この場合、θdがθ〜θの範囲から外れた場合にS7に進む。なお、前述の実施の形態は前記θとθを共に0とした場合に相当する。また、θdが負の場合には、ブレード2aが先に作動しても干渉が生じにくい側に実測位置角度差が目標角度差から外れているため、ステップS2における判断を「θd≦0」としても良い。
【0045】
さらに、前述の実施の形態では、ステップS2にてθd≠0の場合、ステップS7にてAS側を駆動した上でステップS4に進んでDR側を駆動しているが、ステップS7の段階でAS側とDR側を同時に駆動しても良い。
【0046】
一方、モータ3aの基本制御形態としては、両ブレード2a,2b間の角度差を目標角度差に維持する形態のみならず、両モータ3a,3bを同速度に維持する形態も採用できる。また、前記の実施の形態では本発明を対向払拭型ワイパ装置に適用した場合について説明したが、本発明は並行払拭型ワイパ装置についても適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明のワイパ装置の制御方法によれば、ワイパ装置始動時に両ワイパブレードの実際の位置角度差と目標位置角度との間の差を求め、この差に応じてモータ制御形態を変更するので、従来の制御方法では再始動時にブレード同士が干渉する可能性がある場合であっても、AS側ブレードを作動させた上でDR側ブレードを駆動させるような制御形態が可能となる。このため、例えば、復路払拭動作に中に両ブレードが干渉領域やその近傍にて停止した場合でも、ブレード同士の干渉を防止しつつスムーズにワイパ装置を始動させることができる。
【0048】
また、本発明のワイパ装置の制御方法によれば、基準とするワイパブレードの速度検出の有無に基づき、モータ制御形態を始動時制御と通常制御の間で切り換えるので、始動時制御が必要ない場合は制御形態が応答性の高い形に切り換えられ、始動時のブレード同士の干渉を防止しつつ応答遅れのない払拭動作が実現でき、作動フィーリングの向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】対向払拭型ワイパ装置における駆動系ならびに制御系の概略を示す説明図である。
【図2】モータ駆動回路の構成を示す説明図である。
【図3】モータユニットの構成を示す説明図である。
【図4】マグネットとホールICの関係およびホールICの出力信号(モータパルス)を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるワイパ装置制御方法の制御形態を示す説明図である。
【図6】図5の制御形態における制御手順を示すフローチャートである。
【図7】ワイパ装置におけるブレード動作を示す説明図である。
【図8】従来のワイパ装置制御形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1  ワイパ装置
2a DR側ワイパブレード(第1ワイパブレード)
2b AS側ワイパーブレド(第2ワイパブレード)
3a DR側モータ(第1モータ)
3b AS側モータ(第2モータ)
4a,4b  払拭領域
5a,5b  ワイパ軸
6a,6b  ワイパアーム
7a,7b  駆動レバー
8a,8b  連結ロッド
9a,9b  クランクアーム
10  ワイパ駆動制御装置
11  CPU
12a,12b  モータユニット
13  ギアボックス
14  モータ軸
15  出力軸
16  ヨーク
17  アーマチュアコア
18  コンミテータ
19  永久磁石
20  ブラシ
21  ケースフレーム
22  ウォーム
23  ウォーム歯車
24  第1ギア
25  第2ギア
26  多極着磁マグネット
27(27A,27B)  相対位置検出用ホールIC
28  絶対位置検出用マグネット
29  プリント基板
30  絶対位置検出用ホールIC
41a,41b  センサ
42  ワイパスイッチ
43  リレープレート
P   非干渉領域
Q   ブレード干渉領域
X   上反転位置
Y   下反転位置
Z   格納位置
θ*  目標角度差
θAs  AS側ワイパブレードの位置角度
θDr  DR側ワイパブレードの位置角度
θd  角度差情報
KF   角度差補正ゲイン
v*   目標速度

Claims (6)

  1. 第1モータによって駆動される第1ワイパブレードと第2モータによって駆動される第2ワイパブレードを有してなるワイパ装置の制御方法であって、
    前記ワイパ装置の始動時に、前記第1及び第2ワイパブレードの現在の位置角度から算出した前記両ワイパブレード間の実際の位置角度差と、前記両ワイパブレード間に予め設定された目標位置角度差とを比較し、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差に応じて前記第1及び第2モータの制御形態を変更する始動時制御を実行することを特徴とするワイパ装置の制御方法。
  2. 請求項1記載のワイパ装置の制御方法において、前記第1及び第2ワイパブレードの何れか一方を基準とし、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差が所定値以内の場合、基準とされていないワイパブレードを停止させた状態で前記基準としたワイパブレードを駆動し、前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差が所定値から外れる場合、前記基準としたワイパブレードに加えて前記基準とされていないワイパブレードをも駆動することを特徴とするワイパ装置の制御方法。
  3. 請求項1又は2記載のワイパ装置の制御方法において、前記基準としたワイパブレードの速度検出の有無をもって前記始動時制御と通常制御とを切り換えることを特徴とするワイパ装置の制御方法。
  4. 請求項3記載のワイパ装置の制御方法において、前記基準としたワイパブレードの速度が検出されない場合には前記始動時制御を実行し、前記基準としたワイパブレードの速度が検出された場合には、前記第1及び第2ワイパブレードの前記実際の位置角度差と前記目標位置角度との間の差と、前記基準としたワイパブレードの速度に基づき前記基準とされていないワイパブレードの速度を制御する通常制御を実行することを特徴とするワイパ装置の制御方法。
  5. 請求項3又は4記載のワイパ装置の制御方法において、前記通常制御においてPID制御を実行することを特徴とするワイパ装置の制御方法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のワイパ装置の制御方法において、前記第1モータは、前記第2モータとは連動することなく独立して前記第1ワイパブレードを駆動し、前記第1ワイパブレードを前記基準とすることを特徴とするワイパ装置の制御方法。
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