JP2004130183A - 自動精米装置 - Google Patents

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JP2004130183A JP2002296050A JP2002296050A JP2004130183A JP 2004130183 A JP2004130183 A JP 2004130183A JP 2002296050 A JP2002296050 A JP 2002296050A JP 2002296050 A JP2002296050 A JP 2002296050A JP 2004130183 A JP2004130183 A JP 2004130183A
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Soichi Yamamoto
山本 惣一
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Yamamoto and Co Ltd
Yamamoto Co Ltd
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Yamamoto and Co Ltd
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Abstract

【課題】装置に投入された玄米等の米粒を白米に処理するに際して、変色等した不良で不要な白米を取り除き良品としての白米のみを装置の利用者に提供することができる自動精米装置を得る。
【解決手段】自動精米装置10では、操作室12Aに張込みホツパ14が設けられており、また、機械室12Bには、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、及び色彩選別機38が配置されている。色彩選別機38は、精米機22によって処理された後の白米Hが不良品であるか否か又はこの白米H群に不良品が含まれるか否かを判定して選別することができ、良品とされた白米Hのみが集積タンク26へ送り出されて袋27に集積され、装置の利用者に提供される。したがって、装置の利用者のニーズに適切に対応することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカードに応じて作動して玄米等の米粒を白米に処理する自動精米装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
投入されたコインに応じて作動し、投入された米粒(玄米)を白米に処理するコイン精米装置が知られており、さらに、コインのみならず挿入されたプリペイドカードに応じても作動する自動精米装置も提案されている。
【0003】
このような従来の自動精米装置では、機体の内部には精白ロールを備えた精米機が配置されている。また、機体の前面壁には米粒が投入される張込みホツパが設けられており、張込みホツパは昇降機等の搬送機器を介して精米機に連結されている。さらに機体の前面壁には、コイン投入部及びカード挿入部が設けられており、コインを投入できると共にカードが挿入できる。
【0004】
この自動精米装置では、張込みホツパへ米粒を投入すると共に、コイン投入部へ所定枚数のコインを投入し、またはカード挿入部へプリペイドカードを挿入し、次いで運転スイツチを操作すると、投入された米粒が昇降機等によって搬送されて精米機へ供給され、さらに精米機の精白ロールが回転して精米処理され白米となって取り出される。この自動精米装置の運転は、投入されたコインの金額または挿入されたプリペイドカードの度数に応じた時間で行なわれる。
【0005】
このように、従来の自動精米装置は、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカードに応じて自動的に精米処理して白米にできる。
【0006】
なお、コインのみで作動する自動精米装置、プリペイドカードのみで作動する自動精米装置もある。
【0007】
ところで、このようなコインあるいはプリペイドカードを用いて運転できる自動精米装置では、投入された米粒を精米処理して白米として取り出すことができるが、処理された白米の中には、例えば天候や虫の害により茶色・黒色等に変色した米が混在(混入)している場合があり、当該装置の利用者はこのような変色した白米(所謂、不良品)は不要で取り除きたい(不良な白米を除去し良品としての白米のみを得たい)というニーズがある。
【0008】
この場合、白米として良品であるかあるいは変色等した不良品であるかは、精米処理後においてしか判別が困難である(玄米や籾の状態では、当該判別が困難である)。このため、当該装置の利用者が事前に(玄米や籾の状態で)白米としたときに不良品となる籾や玄米を判別(選別)して取り除いておくことは困難であり、このための対策が切望されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、装置に投入された玄米等の米粒を白米に処理するに際して、変色等した不良で不要な白米を取り除き良品としての白米のみを装置の利用者に提供することができる自動精米装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の自動精米装置は、精米機を有し、装置内に投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカードに応じて前記精米機が所定時間作動することにより、装置内に投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、前記精米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機を備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項1記載の自動精米装置では、装置内に投入された米粒(籾または玄米)は精米機によって精米処理されて白米とされ、さらに、精米機によって処理された後の白米は、色彩選別機によって、白米として不良品であるか否か又は白米群に不良品が含まれるか否かが判定されて選別される。選別された良品としての白米のみが装置外へ取り出され、装置の利用者に提供される。
【0012】
このように、請求項1記載の自動精米装置では、不良な白米を除去し良品としての白米のみを得たいという装置の利用者のニーズに対応することができる。
【0013】
なお、色彩選別機としては種々の型式のものが適用可能であるが、精米処理後の白米が不良品であるか否かの判定及び不良品の選別を高い精度で行うためには、白米を一次選別(粗選別)した後にさらに二次選別(精選別)して処理する構成の色彩選別機(例えば、本出願人が既に提案している、特開平9−122606号公報、特開平11−47697号公報等に示したもの)が好適である。
【0014】
また、籾を籾摺り処理して玄米とする籾摺り機を更に併設した構成とすると、より一層適用の範囲が拡大する。すなわち、装置内に投入された米粒が籾であれば、当該籾摺り機によって籾摺り処理した後に精米機によって精米処理する構成とでき、装置内に投入された米粒が玄米であれば、当該籾摺り機を介すことなくそのまま精米機によって精米処理する構成とすることができ、装置内に投入される米粒が籾であっても玄米であっても対応することが可能になる。
【0015】
【実施の形態】
図1には本発明の実施の形態に係る自動精米装置10の概略全体構成図が示されている。
【0016】
自動精米装置10は、操作室12Aと機械室12Bから成る屋外用建物12を備えている。操作室12Aの前面壁に、米粒(籾米Mまたは玄米G)が投入される張込みホツパ14が操作室12Aに露出する状態で設けられている。張込みホツパ14は米粒搬送用のスクリユウコンベア15を内蔵しており、さらに、機械室12B内に配置された昇降機16に連結されている。昇降機16は、張込みホツパ14へ投入されスクリユウコンベア15によって供給された米粒を機械室12Bの上部へ持ち上げ搬送できる。
【0017】
昇降機16の上端部に設けられた放出口16Aには、切換弁17が取り付けられている。この切換弁17は、作動することにより、米粒の供給方向を変更することができる。すなわち、切換弁17は、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒を通常は後述する籾摺り機18へ供給するが、切り換わることにより、後述する石抜き機20へ供給する。
【0018】
機械室12B内の昇降機16の側方には、脱ぷ部としての籾摺り機18が昇降機16の放出口16Aに対応して配置されている。籾摺り機18は、一対のゴムロール機構を備えたロール式とされており、米粒(籾米M)の脱ぷ処理ができる。なおこの脱ぷ部は、他の型式のもの例えば、高速回転羽を備えた衝撃式の遠心脱ぷ機であっても差し支えない。
【0019】
籾摺り機18の側方には石抜き機20が配置されており、籾摺り機18の排出口18Aに対応している。このため、籾摺り機18を経由した後の玄米Gは石抜き機20へ供給されるようになっている。なお、この石抜き機20は、前述の切換弁17にも連結されており、切換弁17が作動した場合には、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒を直接に(籾摺り機18を介さないで)受け取ることができる。
【0020】
また、機械室12B内には、精米部としての精米機22が配置されており、石抜き機20を経由後の玄米Gが供給されるようになっている。精米機22は、精白ロールを備えた縦型円筒摩擦式とされており、玄米Gの精米処理ができる。なおこの精米部は、他の型式のもの例えば、横型円筒式のものや、循環機構を備えた循環式のもの、あるいは金剛砥石ロールを備えた研削式のものであっても差し支えない。
【0021】
精米機22の側方には糠回収機24が配置されており、精米処理の際に発生する米糠を回収し糠袋25に集積できる。この糠袋25は自由に取り替えることが可能である。
【0022】
さらに、精米機22の下流側には、精米機22の放出口22Aに対応して色彩選別機38が配置されている。この色彩選別機38は、精米機22によって処理された後の白米Hが不良品であるか否か又はこの白米H群に不良品が含まれるか否かを判定して選別することができる。
【0023】
なお、色彩選別機38としては種々の型式のものが適用可能であるが、精米処理後の白米Hが不良品であるか否かの判定及び不良品の選別を高い精度で行うためには、白米Hを一次選別(粗選別)した後にさらに二次選別(精選別)して処理する構成の色彩選別機(例えば、本出願人が既に提案している、特開平9−122606号公報、特開平11−47697号公報等に示したもの)が好適である。
【0024】
また、この色彩選別機38によって不良品として選別された白米Hは、精米機22の側方に配置された不良米袋40に回収されて集積される。この不良米袋40は自由に取り替えることが可能である。
【0025】
また一方、色彩選別機38の良品とされた白米Hの放出口38Aに対応して、昇降機42が立設されている。昇降機42は、色彩選別機38の放出口38Aから取り出される良品としての白米Hを、機械室12Bの上部へ持ち上げ搬送できる。
【0026】
また、昇降機42の上端部に設けられた放出口42Aに対応した操作室12Aの前面壁には、集積タンク26が操作室12Aに露出する状態で配置されており、精米処理及び選別処理後の良品としての白米Hを袋27に集積できる。
【0027】
一方、操作室12Aの前面壁の張込みホツパ14の上方には操作パネル28が配置されている。図2に示す如く、操作パネル28にはコイン金額識別部30及びカード度数識別部32が設けられている。コイン金額識別部30では、操作パネル28に開口する投入口34が設けられており、所定のコイン(例えば、100円硬貨)が投入でき、これを識別可能である。一方、カード度数識別部32では、操作パネル28に開口する挿入口36が設けられており、所定のカード(例えば、所謂クローズド型のプリペイドカード)が挿入でき、これを識別可能である。これらのコイン金額識別部30及びカード度数識別部32は後述する制御装置50に接続されている。
【0028】
図3には制御装置50の概略構成が示されている。制御装置50は、中央処理装置(CPU)52、リードオンリメモリ(ROM)54、ランダムアクセスメモリ(RAM)56、入力ポート58、出力ポート60を含んで構成されている。入力ポート58には前述のコイン金額識別部30及びカード度数識別部32が接続されている。一方、出力ポート60には、張込みホツパ14のスクリユウコンベア15、昇降機16、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、色彩選別機38、及び昇降機42の各駆動モータがそれぞれ接続されている。また、ROM54には、自動精米装置10の満了作動時間の所定の値および所定の運転プログラムが記憶されており、この運転プログラムに従ってCPU52が前記各駆動部を制御する。
【0029】
次に本実施の形態の作用を説明する。
【0030】
上記構成の自動精米装置10を利用する際には、コインをコイン金額識別部30の投入口34へ投入するか、カードをカード度数識別部32の挿入口36へ挿入すると共に、張込みホツパ14へ籾米Mあるいは玄米Gを投入する。次いで、運転スイツチ(白度選択スイツチ)を操作すると、張込みホツパ14のスクリユウコンベア15、昇降機16、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、色彩選別機38、及び昇降機42の各駆動モータが作動されて運転が開始される。
【0031】
運転が開始されると、張込みホツパ14へ投入された籾米Mは、スクリユウコンベア15及び昇降機16によって籾摺り機18へ供給されて脱ぷ処理される。さらに、脱ぷ処理後は、石抜き機20へ供給される。
【0032】
なお、張込みホツパ14へ玄米Gが投入された場合には、昇降機16によって持ち上げ搬送された後に切換弁17の作動によって、籾摺り機18を介さないでそのまま石抜き機20へ供給される。
【0033】
石抜き機20によって石抜きされた米粒(玄米G)は、さらに精米機22へ供給される。精米機22では、玄米Gの精米処理が実施される。また、この精米機22による精米処理の際に発生する米糠は、糠回収機24によって回収されて糠袋25に集積される。
【0034】
さらに、精米機22によって精米された白米Hは、色彩選別機38へ供給され、この色彩選別機38によって、白米Hが不良品であるか否か又はこの白米H群に不良品が含まれるか否かが判定されて選別される。色彩選別機38によって不良品として選別された白米H(例えば、天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)は、不良米袋40に回収されて集積される。
【0035】
一方、色彩選別機38によって良品とされた白米Hは、昇降機42によって持ち上げ搬送されて集積タンク26へ送り出され、袋27に集積されて、装置の利用者に提供される。
【0036】
以上の工程が順次実施され、投入されたコインまたは挿入されたカードに応じた所定時間経過した後に装置が停止される。
【0037】
このように、本実施の形態に係る自動精米装置10では、精米機22によって精米された白米H(換言すれば、装置の利用者が張込みホツパ14へ投入した不良なものも含む籾米Mあるいは玄米Gをそのまま精米したもの)から、不良な白米H(天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)を除去し、良品としての白米Hのみを袋27に集積して装置の利用者に提供することができる。したがって、装置の利用者のニーズに適切に対応することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る自動精米装置は、装置に投入された玄米等の米粒を白米に処理するに際して、変色等した不良で不要な白米を取り除き良品としての白米のみを装置の利用者に提供することができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動精米装置の概略全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る自動精米装置の操作パネルの正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る自動精米装置の制御装置の構成図である。
【符号の説明】
10  自動精米装置
14  張込みホツパ
18  籾摺り機
20  石抜き機
22  精米機
38  色彩選別機
M   籾米
G   玄米
H   白米

Claims (1)

  1. 精米機を有し、装置内に投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカードに応じて前記精米機が所定時間作動することにより、装置内に投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、
    前記精米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機を備えたことを特徴とする自動精米装置。
JP2002296050A 2002-10-09 2002-10-09 自動精米装置 Pending JP2004130183A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092861A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Satake Corp 色彩選別機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011092861A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Satake Corp 色彩選別機

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