JP2004129286A - スペクトル拡散通信システム内における基地局への同期化とコード取得 - Google Patents

スペクトル拡散通信システム内における基地局への同期化とコード取得 Download PDF

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Abstract

【課題】セル検索過程中にフレームタイミングと長コードの双方を決定し得るより効率的な方法を提供する。
【解決手段】同期化コード送信に関与するスペクトル拡散通信システム内の各送信フレームは、複数個のスロットに分割される。各スロットは、一次コードと、同期化用のフレームタイミング及びスクランブル化コードの双方を識別又は表示する情報を含む二次コードを含む。フレームタイミング及びスクランブル化コードに関するこの情報は、フレーム内における複数個の結合コードのシーケンス変調値には勿論、結合コード自体においてコード化される。このコード化と代替的に、この情報はフレーム内における複数個の結合コードのシーケンス変調値には勿論、各フレームにおいて送信される複数個の結合コードのシーケンスにおいてコード化される。
【選択図】図5

Description

(関連出願に関する相互参照)
 本特許出願は、1997年6月27日付けで出願された「スペクトル拡散通信システム内における移動局の同期化」と題する米国特許出願第08/884、002号に関連する。(34645−278USPT)
 本発明はスペクトル拡散通信システムに関し、特に、セル検索動作に関する。このセル検索動作は、基地局との時間同期を取得しスペクトル拡散通信システムにおいて使用されるセル固有長コードを入手する為に、移動局により遂行されるものである。
 セルラー式電話産業は、世界的規模での商業活動において驚異的な進歩を遂げてきた。主要な大都市エリアでのその発展は予想を遥かに越えており、システムの容量を現在凌駕しつつある。仮にこの傾向が続くならば、この急速な発展の影響は最小の市場にさえまもなく波及するであろう。こうした継続的発展に関連する基本的な問題は、それが顧客ベースで展開されている一方で、高周波無線通信遂行に使用する為セルラーサービスプロバイダーに割り当てられている電磁波のスペクトル帯域が依然として制限されている、ということである。高品位のサービスを維持し且つ価格の上昇を避ける為には勿論、こうした制限されている利用可能なスペクトル帯域に対する増大する容量ニーズを満たす為にも、新機軸の革新的な解決策が要求されている。
 現在、主として周波数分割多元接続(FDMA)及び時分割多元接続(TDMA)方式を用いて、チャンネル接続は実行されている。周波数分割多元接続システムにおいては、物理的な通信チャンネルは、信号の伝送パワーが集中されている単一の高周波数帯域を含む。時分割多元接続システムにおいては、物理的な通信チャンネルは、同一の高周波数に跨る周期的な時間間隔列内の時間スロットを含む。満足すべき品位がFDMA及びTDMA通信システムにより得られているが、増大する顧客需要の為にチャンネルの輻輳が普段に発生する。従って現在、これらと代替的なチャンネル接続方式が、提案、考慮、実装されつつある。
 スペクトル拡散はある通信技術を含み、この通信技術は無線通信における新規のチャンネル接続方式としてその商業的応用を見出されつつある。スペクトル拡散システム自体は、第二次大戦の時代以来存在したものである。初期の応用は、基本的に軍事志向の(スマート型妨害及びレーダー(smart jamming and radar)に関する)ものであった。しかしながら今日では、スペクトル拡散システムを通信に応用せんとする関心が増大しつつある。これらの通信的応用には、ディジタルセルラー無線、陸上移動無線、及び室内/室外個人通信ネットワークが含まれる。
 スペクトル拡散は、従来のTDMA及びFDMA通信システムとは非常に異なる仕方で動作する。例えば、直接シーケンスコード分割多元接続(DS−CDMA)スペクトル拡散送信機においては、基本シンボル速度の任意の専用又は共通チャンネル用ディジタルシンボルストリームはチップ速度まで拡散される。この拡散動作は、冗長度を加えながらその速度(帯域幅)を増大していくこのディジタルシンボルストリームに対する、チャンネル固有拡散コード(これは、時として署名シーケンスと呼称される)の適用を含む。典型的には、ディジタルシンボルストリームは、拡散中にこの固有ディジタル拡散コードにより多重化される。その結果として生ずるデータシーケンス(チップ)を含む中間信号は、次に、他のチャンネルに関する他の同様に処理された(即ち、拡散された)中間信号に加算される。次に、基地局固有スクランブル化コード(これは、多くの場合拡散コードより長いので、しばしば「長コード」と呼称される)がこれらの加算合計された中間信号に適用され、通信媒体上での多重チャンネル伝送用の出力信号を生成する。更に次に、専用/共通チャンネル上のこれらの中間多重信号は、その周波数領域と時間領域の双方において相互の最上位に配置される形で一つの伝送通信周波数を都合良く共有する。しかしながら適用された上記拡散コードはチャンネル固有なので、共有された通信周波数上を伝送される中間信号の各々も同様に固有であり、受信機における適当な処理技術の適用を通じて相互に識別され得る。
 DS−CDMAスペクトル拡散移動局(受信機)において、適当なスクランブル化及び拡散コードを適用(即ち、多重化又はマッチング)し逆拡散即ち好適な伝送中間信号から符号化を解除しこれを基本シンボル速度に戻すことにより、受信信号が復号化される。しかしながら、拡散コードが他の伝送及び受信中間信号に適用された場合には、ノイズのみが生ずる。この逆拡散動作は、受信信号を適当なディジタルコードと比較しチャンネルから好適な情報を復元する相関過程を、かようにして実効的に含む。
 スペクトル拡散通信システムの基地局と移動局間の高周波通信即ち情報伝達が実施され得る以前には、移動局は、基地局のタイミング基準を見出し自己自身をそれに同期化する必要があった。この過程は、関連技術において通常「セル検索」と呼称されている。例えば、直接シーケンスコード分割多元接続スペクトル拡散通信システムにおいては、移動局は、ダウンリンクチップ境界、シンボル境界及びこのタイミング基準クロックのフレーム境界を見出す必要がある。この同期化問題に対して実行される最も普通の解決策は、図1に示されている長さNpのチップの認識可能なパイロットコードCp(バー)を、基地局に周期的に伝送(反復周期Tpで)させ且つ移動局に検出、処理させることである。このパイロットコードは、関連技術において長コード遮断シンボルに対する拡散コードとも呼称されている。パイロットコードは、既知の変調処理を受け又如何なる長コードスクランブル化も受けずに送付される。あるタイプのCDMA通信システムにおいては、各基地局は、一組の利用可能なパイロットコードから選択された一つの異なる既知のパイロットコードを利用する。他のタイプのCDMA通信システムにおいては、すべての基地局が同一のパイロットコードを利用し、各基地局間の相違は異なる位相偏移を有する伝送用パイロットコードの使用を通じて識別される。
 移動局であるスペクトル拡散受信機において、受信信号は復調されパイロットコードに整合されたフィルターに通される。スライド相関のようなこれと代替的な検出方式をパイロットコード処理に使用し得ることが、勿論理解される。この整合されたフィルターの出力は、周期的に伝送されるパイロットコードの反復回数に対応した回数だけピーク値に達する。多重路伝送の効果により、単一のパイロットコード伝送に関して数個のピーク値を検出し得る。既知の仕方でこれらの受信ピーク値を処理することにより、パイロットコード伝送基地局のタイミング基準を反復周期Tpに等しい不確定性を伴う形で見出し得る。反復周期がフレーム長に等しいならば、このタイミング基準はフレームタイミングに関連した移動局と基地局間の通信動作の同期化に使用され得る。
伝送されるパイロットコード
 
 
Figure 2004129286

(以下、英文字との「線(バー)」に代え、英文字の前すなわち右横に『(バー)』を記述する。本例では『Cp(バー)』とする。)
に対するチップの長さNpは任意に選択され得るが、実際問題として、チップの長さNpは移動局である受信機において実装される上記パイロットコード整合フィルターの複雑性のために制限される。同時に、他のスペクトル拡散伝送信号/チャンネルとの強度の瞬間的干渉を生じせしめない為に、パイロットコード信号/チャンネル伝送の瞬間ピークパワー
Figure 2004129286

を制限するのが望ましい。あるチップ長Npを与えられたパイロットコード伝送に関して充分な平均パワーを得る為には、CDMA通信システムにおいては、図2に図示されているようなフレーム長Tfよりも短いパイロットコード反復周期Tpを利用することが必要となろう。
 単一のフレーム長Tf内で多重パイロットコードCp(バー)を伝送する他の理由は、関連技術に習熟した人には周知である圧縮モードにおける周波数間ダウンリンク同期化を後援する為である。圧縮モード処理を用いると、ある搬送周波数上でのダウンリンク同期化は、フレームの全期間内(に渡って)よりむしろフレームの僅かに一部の期間内に実施される。その場合、一フレーム当たり単に一個のパイロットコードCp(バー)を用いると、圧縮モード処理によっても相当の期間に渡ってパイロットコードを完全に検出し損なうことがあり得る。そこで各フレームの期間内に多重パイロットコードCp(バー)を伝送すれば、一フレーム当たりで複数の機会が圧縮モード処理検出に与えられ、少なくとも一つのパイロットコード伝送が検出されることが可能になる。
 しかしながら、単一のフレーム長Tf内での多重パイロットコードCp(バー)の伝送に伴う受信と同期に関しては欠点も存在する。再び、受信信号が復調され既知のパイロットコード整合フィルター(相関器)に通される場合を考える。この整合フィルターの出力は、周期的に伝送されるパイロットコードの反復回数に対応した回数だけピーク値に達する。これらのピーク値を処理することにより、パイロットコード反復周期Tpに関連したパイロットコード伝送基地局のタイミング基準を関連技術において周知の仕方で見出し得る。しかしながら、このタイミング基準はフレームタイミングに関して不確定であり、その為このタイミング基準に対する基地/移動局フレーム同期化を可能にするに充分な情報を提供しない。フレームタイミングに関して不確定であるということは、検出されたパイロットコードピーク値のみからだけではフレームの境界(即ち、その同期化)が特定不能である、ということを意味する。
 セル検索過程は、更に、セル固有長コードの取得を含む。セル固有長コードは、ダウンリンク専用及び共通チャンネル通信をスクランブル化する為にダウンリンク上で使用される。専用チャンネルは、トラフィック及び制御チャンネルの双方を含む。共通チャンネルも又、トラフィック及び制御チャンネル(これは放送制御チャンネル(BCCH)を含み得る)を含む。長コードグループコードClci(バー)は、図3に図示されているように好適にはパイロットコードCp(バー)と同期的に(そして更に好適にはこれと直交して)伝送される。長コードグループコードは既知の変調処理を受け又如何なる長コードスクランブル化も受けずに送付される。各長コードグループコードClci(バー)は、伝送に利用されるセル固有長コードが属する長コードの全体セットの中の特定の部分セットを指定するものである。例えば、各々が32個のコードから成る4個の部分セットにグループ分けされる128個のコードから成る全体長コードが存在し得る。伝送された長コードグループコードClci(バー)を識別することにより、この例において、受信機はその長コード取得検索の目標を、受信された長コードグループコードClci(バー)により識別される上記部分セットに含まれる僅か32個の長コードに絞り得る。
 フレームタイミング情報は、受信されたパイロットコードCp(バー)と長コードグループコードClci(バー)の組み合わせ処理から見出し得る。移動局は第一に、パイロットコードCp(バー)整合フィルターに受信信号を通してピーク値を識別することにより、パイロットコードタイミングを識別する。これらのピーク値から、時間スロットに関するタイミング基準を見出し得る。このタイミング基準はフレームタイミングに関して不確定ではあるが、決定されたスロット位置から長コードグループコードClci(バー)の同時伝送のタイミングが特定される。次に相関がこのスロット位置で実行され、長コードグループコードClci(バー)の識別を得る。この識別から、伝送に使用される可能性を有するセル固有長コードの個数が低減される。最後に、決定された各スロットにおいて低減された個数の長コード(即ち、長コードグループコードClci(バー)により識別された部分セットに含まれる長コード)の各々に対して相関が実行され、どのセル固有長コードが伝送に使用されつつあり且つ位相偏移基準を与えるかが確定される。一旦位相偏移が見出されれば、フレームタイミングが特定される。
 単一のフレーム長Tf内での多重パイロットコードCp(バー)の伝送に関するフレームタイミングの決定は、1997年6月27日付けで出願された「スペクトル拡散通信システム内における移動局の同期化」と題する米国特許出願第08/884、002号で開示されている仕方で上記と代替的に遂行し得る。この出願においては、上記の図2におけるようにパイロットコードCp(バー)を各スロットに含ませるのみならず、図4に図示されているように既知の変調処理を受け又長コードスクランブル化を受けずに伝送されるフレーム同期化コードCs(バー)を各スロットに含ませる。パイロットコードは、各スロットにおいて且つ反復フレームに渡って同一である。しかしながら、フレーム同期化コードは、フレーム内の各スロットに関して固有であり各フレーム内で反復される。
 フレームタイミング情報を得る為、移動局は第一に、パイロットコードCp(バー)整合フィルターに受信信号を通してピーク値を識別することにより、パイロットコードタイミングを識別する。これらのピーク値から、時間スロットに関するタイミング基準を見出し得る。このタイミング基準はフレームタイミングに関して不確定ではあるが、スロット位置が判明するので、配置された各スロット内のフレーム同期化コードCs(バー)の位置が間接的に識別される。移動局は更に、認識されたフレーム同期化コードCs(バー)のセットをフレーム同期化コードの位置で受信信号に相関させる。フレーム境界に対する各フレーム同期化コードCs(バー)の位置が判明し、更に、一旦この相関の整合性がその位置で確認されれば、それに対するフレーム境界(従って更にフレームタイミング)も又判明する。
 同期化情報を得る為の前述の方式は満足すべき結果を与えるが、それらの効率に関しては改善を要求すべき多くの点を残している。例えば、長コードグループコードClci(バー)の処理によって直接にフレームタイミングが決定されるわけではなく、フレーム同期化を確定する為に識別された各スロット位置で追加的な相関を実行する必要がある。逆に、フレーム同期化コードCs(バー)の処理によってフレームタイミングが決定されるが、セル検索過程の完了の為には、伝送に使用されているセル固有長コードを決定する為に追加的な相関性の実行が依然として更に必要である。いずれの場合も、これらの実行される追加的な相関は貴重な処理リソースではあるが、実装するには複雑でありセル検索過程を遅延させてしまう。そこで、セル検索過程中にフレームタイミングと長コードの双方を決定し得るより効率的な方法が必要とされている。
(発明の概要)
 同期化コード伝送に関与するスペクトル拡散通信システム内において基地局から伝送される各フレームは、複数個のスロットに分割される。各スロットは、一次同期化コードCp(バー)と、フレーム同期化(s)情報及びスクランブル化即ち長コード表示(lci)情報の双方を含む二次同期化コードCs/lci(バー)(以後、結合コードと呼称する)、を含む。本発明の第一実施例において、フレームタイミング及びスクランブル化コード情報は、あるフレーム内における複数個の結合コードのシーケンス変調値には勿論、結合コードCs/lci(バー)自体においてコード化される。本発明の第二実施例において、フレームタイミング及びスクランブル化コード情報は、あるフレーム内における複数個の結合コードのシーケンス変調値には勿論、各フレームにおいて伝送される複数個の結合コードCs/lci(バー)のシーケンスにおいてコード化される。結合コード自体(第一実施例におけるような)の追加的なコード化は、更なるフレームタイミング及びスクランブル化コード情報を提供する為に使用され得る。最後に、本発明の第三実施例において、フレームタイミング及びスクランブル化コード情報は、対応パイロットコードCp(バー)に対するフレームの各スロット内における結合コードCs/lci(バー)の伝送タイミングにおいてコード化される。結合コード自体と変調シーケンス(第一実施例におけるような)の追加的なコード化は、更なるフレームタイミング及びスクランブル化コード情報を提供する為に使用され得る。
(図面の詳細な説明)
 添付図面と共に以下の本発明の詳細な説明を参照されれば、本発明の方法と装置に関するより完全な理解が得られるであろう。
 さて図5を参照すると、(例えば、直接シーケンスコード分割多元接続通信システムのような)スペクトル拡散通信システムにおける本発明による信号伝送フォーマットが図示されている。信号伝送長Tfを有する各フレームは、複数個のスロットs0、s1、…、sM-1に分割される。各スロットsの長さは、パイロットコード反復周期Tpに等しい。各スロットは、パイロットコードCp(バー)(一次同期化コード)と、結合フレーム同期化(s)及び長コード表示(lci)コードCs/lci(バー)(以後、結合コード又は二次同期化コードと呼称する)、を含む。パイロットコードは、各スロットにおいて且つ反復フレームに渡って同一であり、既知の変調処理を受け又長コードスクランブル化を受けずに伝送される。パイロットコードCp(バー)と結合コードCs/lci(バー)は、好適には同時に伝送され重畳する。結合コードは、例えば、各スロットにおいて同一(すべてのi、jに対してCs/lci、i(バー)=Cs/lci、j(バー))であるか又は各スロットにおいて異なる(すべてのi≠jに対してCs/lci、i(バー)≠/Cs/lci、j(バー))ことが許される。多重結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)は対応スロットs0、s1、…、sM-1当たり一個ずつ伝送され、且つ各フレームにおいて反復される。結合コードも、パイロットコードと同様に如何なる長コードスクランブル化も受けずに伝送される。更に、多重結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)は、好適にはパイロットコードと直交する。パイロットコードCp(バー)は、その対応スロットの境界30に関連する所定のタイミングオフセットt1を有する。各結合コードCs/lci(バー)は、このスロット境界30に関連する所定のタイミングオフセットt2を有する。以下に説明されるように位相検出に関する処理の単純化を目的として、タイミングオフセットt1は好適にはタイミングオフセットt2に等しく設定される(即ち、パイロットコードCp(バー)と結合コードCs/lci(バー)の同時伝送)。
 結合コードCs/lci(バー)は、フレームタイミングと長コードの双方を特定即ち指示する情報を含む。このことにより、ダウンリンク上で分離された長コードグループコード伝送を遂行する必要は都合良くも消滅する(図3参照)。更に、ダウンリンク伝送をスクランブル化する際に使用されるフレームタイミングと長コードの双方を検出する為、結合コードのより効率的な処理が遂行される。
 フレームタイミング情報及び長コード情報の双方を結合コードCs/lci(バー)に包含させる為の幾つかの可能な技術が存在する。本発明の第一実施例(以下に述べる幾つかの異なる実装を含めて)を含む一つの技術は、一般に、結合コードのシーケンス変調値には勿論、結合コードCs/lci(バー)自体にフレームタイミング情報及び長コード情報をコード化する。本発明の第二実施例(以下に述べる特定の実装を含めて)を含む別の技術は、一般に、複数個の結合コードのシーケンス変調値には勿論、各フレームにおいて伝送される複数個の結合コードCs/lci(バー)のシーケンスにフレームタイミング情報及び長コード情報をコード化する。結合コード自体(第一実施例の技術におけるような)の追加的なコード化は、更なるフレームタイミング情報且つ/又は長コード情報を提供する為に使用され得る。本発明の第三実施例(以下に述べる幾つかの異なる実装を含めて)を含む別の技術は、一般に、パイロットコードCp(バー)に対する結合コードCs/lci(バー)伝送のタイミングに、フレームタイミング情報且つ/又は長コード情報をコード化する。結合コード自体と変調シーケンス(第一実施例の技術におけるような)の追加的なコード化は、更なるフレームタイミング情報且つ/又は長コード情報を提供する為に使用され得る。
 さて本発明の第一実施例に関して詳細に説明すると、まずNs/lci個の可能な有効結合コードCs/lci(バー)が存在する。これらのNs/lci個の可能な有効結合コードは、長コードグループコード(これは、ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを指定する)を含むか又は実際の長コード自体を含む長コード情報の伝達に使用されるlog2(Ns/lci)ビットの情報を提供する。この意味する所は、Ns/lci個の可能な結合コードの中で実際に伝送された特定の結合コードを検出する受信機により、伝達された長コード情報を指定するlog2(Ns/lci)ビットの情報が得られる、ということである。例えば、各々が64個の長コードから成る4個のグループにグループ分けされた256個の長コードを用いる場合を考えると、Ns/lci=4であるのでこの場合4個の可能な結合コードCs/lci(バー)が存在する。実際に伝送された結合コードCs/lci(バー)は例えば三番目の結合コードであると受信機が確定した場合、受信機は又、この特定の結合コードは三番目のグループから選択されたことを認識する。この過程により、この例では、log2(4)=2ビット分の情報が受信される。任意のフレーム内の結合コードCs/lci(バー)は更に、Nmod個の可能な有効(例えば、2進又は2次の)変調シーケンスの一つにより変調される。各有効変調シーケンスは、フレームタイミング情報を各々固有的に提供する。これらのNmod個の可能な有効変調シーケンスは更に、(Nmod>1ならば)(より多くの)長コード情報の伝達に使用されるlog2(Nmod)ビットの情報を提供する。この実施例では、変調シーケンスは良好な自己相関を有することが好適である。更に、Nmod>1の場合ならば、良好な相互相関を有することが望ましい。又、有効変調シーケンスを循環偏移させても、別の有効変調シーケンス(又はその循環偏移)はもたらされない。
 伝達された情報を復元する為の本発明の一方法に従い、パイロットコードCp(バー)整合フィルターを適用することにより、移動局(受信機)は各スロット位置を識別し従って結合コードCs/lci(バー)の位置を識別する。この相関により更に、スロット内の結合コードCs/lci(バー)の変調値をコヒーレントに検出するのに有効なチャンネル位相基準が与えられる。受信機は次に、受信された結合コードとNs/lci個の可能な結合コードの各々を(例えば平行に)相関させる。この相関は一個のフレームに渡って遂行され、M個の相関値のNs/lci個のシーケンスを収集する。これらの(Ns/lci行M列の第一行列Z1を構成する)M個の相関値のNs/lci個のシーケンスを次に、(M行M*Nmod列の第二行列M1を構成する)すべてのNmod個の可能な変調シーケンスのM個の可能な偏移と相関(又は整合)させる。この相関は、数学的には第一行列(Z1)に第二行列(M1)を乗算することにより表現される。この乗算過程において、チャンネル位相の補填が考慮されねばならない。チャンネル位相の見積もり値は(前述のような)パイロットコード相関から得られる。最良の整合(即ち最大絶対値)を与える相関(M1Z1)は、使用されて(長コード情報を提供する)結合コードを指定し、更に、((Nmod>1ならば)より多くの長コード情報を提供する)変調シーケンス及び使用されて(フレームタイミング情報を提供する)変調シーケンス偏移、を指定する。
 図6Aに図示されている(本発明の第一実施例の)第一の実装において、あるフレーム内の各結合コードCs/lci(バー)の情報ビットは各スロットにおいて同一であり、長コードグループコード(これは、ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを指定する)を含むか又は実際の長コード自体を含む長コード情報を伝達する。次に所定の変調シーケンスがフレーム内の多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用され、フレームタイミング情報を規定する。
 フレームタイミング情報を規定する為に選択される変調は、コヒーレント変調か又は差分変調である。コヒーレント変調を用いると、位相基準は通常既知のシンボル値(例えば、“+1”)により変調されるので、位相基準は移動局(受信機)により対応パイロットコードCp(バー)から導出される。この場合、移動局が位相決定を精確に遂行できるように、パイロットコードCp(バー)と同一スロット内のその対応結合コードCs/lci(バー)間の距離は可能な限り小さく(両者の同時伝送に対しては好適にはゼロに)保つ必要がある。その理由は、受信機で非常に多大な周波数誤差があれば、それは非常に短い時間経過においても多大な位相偏移をもたらすからである。一方、差分変調を用いると、フレームタイミング情報は連続したスロット内の連続した結合コードCs/lci(バー)間の位相変化に含まれる。この場合、時間同期化過程が実行され移動局により変調シーケンスが検出される以前に、適度に精密な周波数同期が取得される必要がある。
 次の幾つかの例を参照すれば、この第一の実装に関するより完全な理解が得られるであろう。2値位相偏移(BPSK)変調を与える第一の例を考えると、結合コードCs/lci(バー)自体が長コード情報を与える。この長コード情報は、長コード自体か又は長コードグループコードを含む。ここで、長コードグループコードはセル固有長コードが選択される長コードの部分セットを指定する。任意フレーム内の結合コードCs/lci(バー)に対する2進変調値のシーケンス(例えば、+1、−1、−1、+1、…、+1、−1、−1)がフレームタイミング情報を与える。従って、先の例では、フレーム内の第一スロットの第一結合コードCs/lci、0(バー)は+1により変調され、フレーム内の第二スロットの第二結合コードCs/lci、1(バー)は−1により変調され、以下同様となる。
 直角位相偏移(QPSK)変調を与える第二の例を考えると、再び結合コードCs/lci(バー)自体が長コード情報を与える。この情報は、長コード自体か又は長コードグループコードを含む。ここで、長コードグループコードはセル固有長コードが選択される長コードの部分セットを指定する。任意フレーム内のM−1個の結合コードCs/lci(バー)の中で最初の四分の一の結合コードは位相値“0”により変調され(即ち、“+1”倍され)、次の四分の一の結合コードは位相値“π/2”により変調され(即ち、“+j”倍され)、3番目の四分の一の結合コードは位相値“π”により変調され(即ち、“−1”倍され)、最後の四分の一の結合コードは位相値“3π/2”により変調される(即ち、“−j”倍される)。
 図6Bに図示されている(本発明の第一実施例の)第二の実装において、あるフレーム内の結合コードCs/lci(バー)は各スロットにおいて同一である。次に所定の変調シーケンスが、その変調シーケンス値(例えば、+1、−1、−1、+1、…、+1、−1、−1)と共にフレーム内の多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用される。この変調シーケンス値は、(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む)長コード情報と(対応スロットを一意に識別する)フレームタイミング情報の双方を規定する。再び、フレームタイミング情報と長コード情報を規定する為に選択される変調は、コヒーレント変調か又は差分変調である。
 次の幾つかの例を参照すれば、この第二の実装に関するより完全な理解が得られるであろう。第一の例では、結合コードCs/lci(バー)に対する変調シーケンスの第一部分は直接的に長コード情報を規定し、変調シーケンスの第二部分は直接的にフレームタイミング情報を規定する。変調シーケンスのこれらの第一及び第二部分のパターンを選択する際に注意を払い、不確定性を伴わない検出能力を確保するようにする。従って、変調シーケンスの第二部分を含むフレームタイミング情報に対して有効なパターンは、変調シーケンスの第一部分を含む長コード情報に対して有効なパターンから除外されねばならない(且つ/又、適切ならば逆も成立)。
 第二の例では、結合コードCs/lci(バー)10に対する変調シーケンスは直接的に長コード情報を規定し、間接的にフレームタイミング情報を規定する。この実装に対しては、一個のフレームに対して限定された個数の(例えば、2値位相偏移変調においてはM−1個の)異なる有効変調シーケンスしか存在しない。これらのシーケンス変調の値は、ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む長コード情報を規定する。更に、限定された個数の変調シーケンスしか存在しないので、フレーム内のこれらの限定された個数の変調シーケンスのいずれでも一個を見出すことにより、フレームタイミング情報が間接的に提供される(各変調シーケンスの第一要素が認識され、対応する第一スロットと対応させ得る場合)。
 図6Cに図示されている(本発明の第一実施例の)第三の実装において、あるフレーム内の結合コードCs/lci(バー)は各スロットにおいて同一であり、長コード情報を(ある限定された程度まで)規定する。次に所定の変調シーケンスが、その変調シーケンス値(例えば、+1、−1、−1、+1、…、+1、−1、−1)と共にフレーム内の多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用される。この変調シーケンス値は、(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む)長コード情報を直接的に規定し、(対応スロットを一意に識別する)フレームタイミング情報を間接的に規定する。従って、長コード情報は、結合コードCs/lci(バー)自体とフレーム内の複数個の結合コードCs/lci(バー)の変調シーケンスの双方上に分布する。再び、フレームタイミング情報と長コード情報を規定する為に選択される変調は、コヒーレント変調か又は差分変調である。
 さて本発明の第二実施例に関して詳細に説明すると、まず一個のフレームに対して結合コードCs/lci(バー)のNs/lci-seq個の可能な有効「シーケンス」が存在する。選択されたシーケンスは、各フレーム内で反復される。結合コードのこれらのNs/lci-seq個の有効シーケンスは、(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する)長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む長コード情報の伝達に使用されるlog2(Ns/lci-seq)ビットの情報を提供し得る。この実施例では、結合コードのこれらの有効シーケンスは、好適には一意で且つその各々は良好な自己相関と相互相関を有する。一般的な使用に関しては、結合コードの単一のシーケンスで必要にして十分であると考えられる。一旦結合コードの単一の有効シーケンスが見出されれば、フレームタイミング情報は固有的に与えられる。一つの拡張として、結合コードの単一又は複数のシーケンスが充分な量の長コード情報を与えない場合には(例えば、仮にNs/lci-seq=1の場合)、任意フレーム内の結合コードCs/lci(バー)は更にNmod個の可能な有効(例えば、2進又は2次の)変調シーケンスの一つにより変調される。これらのNmod個の可能な有効変調シーケンスは更に、より多くの(セル固有長コード自体を一意的に識別する為に必要である可能性を有する)長コード情報の伝達に使用されるlog2(Nmod)ビットの情報を提供する。この実施例では、変調シーケンスは良好な自己相関と相互相関を有することが好適である。又、有効変調シーケンスを循環偏移させても、別の有効変調シーケンス(又はその循環偏移)はもたらされない。
 伝達された情報を復元する為の本発明の一方法に従い、パイロットコードCp(バー)整合フィルターを適用することにより、移動局(受信機)は各スロット位置を識別し従って結合コードCs/lci(バー)の位置を識別する。この相関により更に、スロット内の結合コードCs/lci(バー)をコヒーレントに検出するのに有効なチャンネル位相基準が与えられる。受信機は次に、受信された結合コードとNs/lci-seq個の可能結合コードシーケンスのM個の各可能偏移を(例えば平行に)相関させる。この相関は一個のフレームに渡って遂行され、M個の相関値のNs/lci-seq*M個のシーケンスを収集する。これらの(Ns/lci-seq*M行M列の第一行列Z2を構成する)M個の相関値のNs/lci-seq*M個のシーケンスを次に、(M行Nmod列の第二行列M2を構成する)すべてのNmod個の可能変調シーケンスと相関(又は整合)させる。この相関は、数学的には第一行列(Z2)に第二行列(M2)を乗算することにより表現される。この乗算過程において、チャンネル位相の補填が考慮されねばならない。チャンネル位相の見積もり値は(前述のような)パイロットコード相関から得られる。最良の整合(即ち最大絶対値)を与える相関(Z2M2)は、(Ns/lci-seq>1ならば)使用されて(長コード情報を提供する)結合コードシーケンスを指定し、どの偏移が使用され(フレームタイミング情報を提供する)かを指定し、更に、使用されて(長コード情報を提供する)変調シーケンスを指定する。
 さて図6Dに図示されているこの実装の特定例を考える。フレーム内の複数個の結合コードCs/lci(バー)のシーケンスは、長コード情報を(ある選択された程度まで)規定し、(対応スロットを一意に識別する)フレームタイミング情報を間接的に規定する。次に又所定の変調シーケンスが、その変調シーケンス値(例えば、+1、−1、−1、+1、…、+1、−1、−1)と共にフレーム内の結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)のシーケンスに適用される。この変調シーケンス値は、(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む)長コード情報を直接的に規定する。従って、長コード情報は、フレーム内の結合コードCs/lci(バー)のシーケンスとフレーム内の結合コードCs/lci(バー)の変調シーケンスの双方上に分布する。再び、フレームタイミング情報と長コード情報を規定する為に選択される変調は、コヒーレント変調か又は差分変調である。
 さて本発明の第三実施例に関して詳細に説明すると、まずNs/lci個の可能な有効結合コードCs/lci(バー)が存在する。これらのNs/lci個の可能な有効結合コードは、要求される情報の伝達に使用されるlog2(Ns/lci)ビットの情報を提供する。任意のフレーム内の結合コードCs/lci(バー)は更に、対応するパイロットコードに関する幾つかの可能な時間偏移の中の一つの時間偏移に配置される。一般にその場合、有効結合コードのシーケンスは、Nt2-mod個の可能な有効距離シーケンスの一つを形成する。これらの有効距離シーケンスは、各結合コードCs/lci(バー)間のタイミングオフセットt2と各フレーム内のスロットに対するその対応パイロットコードCp(バー)を特定する。Nt2-mod個の可能な有効変調シーケンスは、フレームタイミング情報且つ/又長コード情報の伝達に使用されるlog2(Nt2-mod)ビットの情報を提供する。
 伝達された情報を復元する為の本発明の一方法に従い、パイロットコードCp(バー)整合フィルターを適用することにより、移動局(受信機)は各スロット位置を識別し従って結合コードCs/lci(バー)の近似的な位置を識別する。この相関により更に、スロット内の結合コードCs/lci(バー)に対するタイミングオフセットを測定するのに有効なタイミング基準が与えられる。一旦結合コードCs/lci(バー)の測定されたタイミングオフセットに関する単一の有効距離シーケンスが検出されれば、その有効距離シーケンスによりフレームタイミング情報と長コード情報を与えるために使用される情報ビットが提供される。
 図6Eに図示されている(本発明の第三実施例の)第一の実装において、あるフレーム内の各結合コードCs/lci(バー)の情報ビットは各スロットにおいて同一であり、選択された所定且つ既知の情報を含む。次に所定の距離シーケンスが、その距離シーケンス値(例えば、d0、d1、d2、…、dM-1)と共にフレーム内の多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用される。この距離シーケンス値は、各結合コードCs/lci(バー)間の個々のタイミングオフセットt2とその対応パイロットコードCp(バー)を特定し、更に(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む)長コード情報と(対応スロットを一意に識別する)フレームタイミング情報の双方を規定する。
 次の例を参照すれば、この第一の実装に関するより完全な理解が得られるであろう。この例では、結合コードCs/lci(バー)に対する距離シーケンスの第一部分は直接的に長コード情報を規定し、距離シーケンスの第二部分は直接的にフレームタイミング情報を規定する。距離シーケンスのこれらの第一及び第二部分のパターンを選択する際に注意を払い、不確定性を伴わない検出能力を確保するようにする。従って、距離シーケンスの第二部分を含むフレームタイミング情報に対して有効なパターンは、距離シーケンスの第一部分を含む長コード情報に対して有効なパターンから除外されねばならない(且つ/又、適切ならば逆も成立)。
 図6Fに図示されている(本発明の第三実施例の)第二の実装において、あるフレーム内の各結合コードCs/lci(バー)の情報ビットは各スロットにおいて同一であり、選択された所定且つ既知の情報を含む。次に所定の距離シーケンスが、その距離シーケンス値(例えば、d0、d1、d2、…、dM-1)と共にフレーム内の多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用される。この距離シーケンス値は、各結合コードCs/lci(バー)間の個々のタイミングオフセットt2とその対応パイロットコードCp(バー)を特定し、更に(ダウンリンク伝送のスクランブル化に使用される可能な長コードの部分セットを識別する長コードグループコードを含むか又は実際の長コード自体を含む)長コード情報か又は(対応スロットを一意に識別する)フレームタイミング情報の一方を規定する。次に所定の変調シーケンスが、その変調シーケンス値(例えば、+1、−1、−1、+1、…、+1、−1、−1)と共にフレーム内の上記多重包含結合コードCs/lci、0(バー)、Cs/lci、1(バー)、…、Cs/lci、M-1(バー)に適用される。この変調シーケンス値は、(距離シーケンスにより規定される情報とは逆の形で)フレームタイミング情報か又は長コード情報の一方を規定する。
 幾つかの例を参照すれば、この第二の実装に関するより完全な理解が得られるであろう。第一の例では、結合コードCs/lci(バー)に対する変調シーケンスはフレームタイミング情報を指定し、タイミングオフセットt2に対する距離シーケンスは長コード情報を指定する。逆に、第二の例では、結合コードCs/lci(バー)に対する変調シーケンスは長コード情報を指定し、タイミングオフセットt2に対する距離シーケンスはフレームタイミング情報を指定する。
 さて図7を参照すると、直接シーケンスコード分割多元接続(DS−CDMA)スペクトル拡散通信システム113のブロック図が図示されている。通信システム113の基地局112はダウンリンク送信機110を含む。ダウンリンク送信機110はダウンリンク上で幾つかのチャンネルを送信し、情報伝達チャンネル用のチャンネル装置100のブロックを含む。情報伝達チャンネルは、(トラフィック及び制御チャンネルの双方を含む)専用チャンネル114と(同様にトラフィック及び制御チャンネルの双方を含む)共通チャンネル116の双方を含む。各専用チャンネル114に対して、基本シンボル速度のディジタルシンボルストリームが回線118上で受信される。この受信されたディジタルシンボルストリームは次に、回線120上の専用チャンネル中間信号として出力用の伝送チップ速度まで拡散される。この拡散動作は、その速度を増大していくこの受信ディジタルシンボルストリームに対する、個別のチャンネル固有拡散コードCw、d(これは、時として「署名」シーケンスと呼称される)の適用を含む。例えば、ウァルッシュ型コード(w)は専用(d)チャンネルの固有拡散コード用として使用し得る。チャンネル固有拡散コードの適用は、例えば乗算又はモジュロ(2)加算を実行する拡散器122の使用を通じて通常遂行される。
 同様の過程が、(共通放送制御チャンネル(BCCH)を含む)共通チャンネル116の各々に対して実行される。共通チャンネルに対して、基本シンボル速度のディジタルシンボルストリームが回線124上で受信される。この受信されたディジタルシンボルストリームは次に、回線126上の共通チャンネル中間信号として出力用の伝送チップ速度まで拡散される。この拡散動作は、その速度を増大していくこの受信ディジタルシンボルストリームに対する、個別のチャンネル固有拡散コードCw、cの適用を含む。例えば、ウァルッシュ型コード(w)は再び、共通(c)チャンネルの固有拡散コード用として使用し得る。チャンネル固有拡散コードの適用は、拡散器128の使用を通じて通常遂行される。
 チャンネル114又は116の各々は、パワー調整素子148を含む。このパワー調整素子は、回線120及び126上で受信される上記の生成された複数個の専用及び共通チャンネル中間信号を処理し、各チャンネルの伝送パワーに対する個別制御を有効化する。パワー制御されたこれらの中間信号は次に加算器150によって加算合計され、回線152上で一個の結合信号が生成される。この結合信号は次に基地局固有スクランブル化コードC1(これは、「長コード」と呼称される)によりスクランブル化され、通信媒体上での多重チャンネル伝送用の回線154上のスクランブル化された結合出力信号を生成する。適当なスクランブル化コードがこの長コード用として使用し得る。長コードの適用は、例えば乗算又はモジュロ(2)加算を実行するスクランブラー156の使用を通じて通常遂行される。
 ダウンリンク送信機110は更に、移動局による基地局捕捉に使用される(パイロットコードCp及び長コードグループコードCgのような)コード取得関連(即ち、セル検索)チャンネル116’による伝送用のチャンネル装置102のブロックを含む。コード取得関連チャンネルは、(専用チャンネル114又は共通チャンネル116により使用される)短ウァルッシュ型拡散コードCw又はスクランブル化長コードC1のいずれも使用しない。上記の使用されるコードは受信機によるコード取得動作に使用され長コードC1を除外した状態で伝送されるので、従来技術においては通常一括して長コード遮断シンボルと呼称されている。例えば、これらのチャンネル116’の一つである(一次同期化チャンネルを含む)パイロットチャンネル116(p)’を用いると、(“+1”のような)既知のシンボルが回線130上で受信される。この受信された既知シンボルは次に、回線132上のパイロットチャンネル中間信号として出力用の伝送チップ速度まで拡散される。この拡散動作は、その速度を増大していくこの受信ディジタルシンボルストリームに対する、パイロットコードCp(バー)の適用を含む。例えば、直交黄金コードがパイロットチャンネル用として使用し得る。パイロットコードの適用は、拡散器136の使用を通じて通常遂行される。
 更に、同様の過程が、これらのチャンネル116’の一つである(二次次同期化チャンネルを含む)結合コードチャンネル116(g)’に対して実行される。シンボルが回線138上で受信される。この既知の可能性が高いシンボルは次に、回線140上の結合コード中間信号として出力用の伝送チップ速度まで拡散される。この拡散動作は、そのシンボル速度を増大していくこの既知シンボルに対する、結合コードCs/lci(バー)の適用を含む。例えば、直交黄金コードが結合コード用として使用し得る。結合コードの適用は、拡散器142の使用を通じて通常遂行される。
 コード取得関連チャンネル116’の上記各チャンネルは、パワー調整素子148を含む。このパワー調整素子は、回線132及び140上で受信された上記の生成された複数個の中間信号を処理し、各チャンネルの伝送パワーに対する個別制御を有効化する。チャンネル116’に関するパワー制御されたこれらの中間信号は次に、回線154上で受信される前述のスクランブル化された結合出力信号と加算器158によって加算合計され、回線160上の伝送用の送信機出力ダウンリンク信号が生成される。チャンネル116’上のパワー制御過程は、専用チャンネル114と共通チャンネル116上で実行される前述のパワー制御と必要ならば連動して実行される。その結果、チャンネル116’上のこれらの各種中間信号が回線160上の上記送信機総出力ダウンリンク信号に対して追加及びこれから削除される場合に、送信機110からの略一定のパワー出力を維持する。出力信号の専用/共通チャンネル114及び116とコード取得関連チャンネル116’は次に、移動局164への通信媒体(エアインターフェイス)162上で一つの伝送通信周波数を都合良く共有する。その際、これらのチャンネル上の上記中間多重信号は、その周波数領域と時間領域の双方において相互の最上位に配置される形で伝送通信周波数を共有する。
 専用/共通チャンネルに関連するスクランブル化された出力信号に対する、受信機による取得動作に使用される(パイロットコード中間信号又は結合コード中間信号のような)上記チャンネル116’上の各中間信号の選択的な追加は、複数個のハードウエア且つ/又ソフトウエアスイッチ164により制御される。これらの複数個のスイッチが独立又は共通に選択されている状態で、一個のスイッチ164が個々の各中間信号にあてがわれる。スイッチ164によるこの選択動作に従い、個々のスイッチが(実線の矢印144で示されている)第一の物理的/論理的位置にある場合、対応する中間信号はパワー調整素子148と加算器158上に伝達される。逆に、スイッチが(破線の矢印146で示されている)第二の物理的/論理的位置にある場合、対応する中間信号は伝達されない。(パイロットコード又は結合コードに対応する)チャンネル116’上の各中間信号は、周期ベースで伝送される。伝送の各瞬間において適当なスイッチが(矢印144で示されている)上記第一位置を選択し、チャンネル116’上の対応する中間信号が専用チャンネル114と共通チャンネル116に追加されこれらを介して伝送される。
(産業上の利用可能性)
 移動局164は通信媒体162上を伝送されるダウンリンク信号を受信し、前述の固有な仕方でダウンリンク信号を処理してフレームタイミング情報及び長コード情報を復元する。この情報は次に、通信システム113内の移動局164の基地局112に対する同期化に使用される。一旦同期化されれば、移動局164は専用及び共通チャンネル上を伝送されている情報を受信し復元する。一般に、移動局164により実行される処理は、逆拡散と呼称される。その理由は、これにより実行される相関動作は受信信号からの拡散シーケンスの除外を有効化するからである。これらの相関動作によりもたらされる出力は、元々の情報データストリームを復元する検出器に提供される。使用される検出器の型は、無線高周波チャンネルとその複雑性に基づく制限に依存する。それは、チャンネル評価及びコヒーレントRAKE結合、又は差分検出及び結合、を必要に応じて含み得る。
 本発明の方法と装置の実施例は添付図面に図示され前述の詳細な説明で説明されたが、本発明は開示された実施例に限定されるものではなく、前述された且つ特許請求の範囲で規定された本発明の精神から離れることなく非常に多数の再構成、変更、代替が可能であることが理解されよう。
直接シーケンスコード分割多元接続(DS−CDMA)通信システムにおける従来技術によるパイロットチャンネル信号伝送フォーマットを示す、前述した図である。 直接シーケンスコード分割多元接続通信システムにおける代替的な従来技術によるパイロットチャンネル信号伝送フォーマットを示す、前述した図である。 直接シーケンスコード分割多元接続通信システムにおける代替的な従来技術によるパイロットチャンネル及び長コードグループチャンネル信号伝送フォーマットを示す、前述した図である。 直接シーケンスコード分割多元接続通信システムにおける更なる代替的な従来技術によるパイロットコード及びフレーム同期化コード伝送フォーマットを示す、前述した図である。 直接シーケンスコード分割多元接続通信システムにおける本発明による結合パイロットコード及び結合コード伝送フォーマットを示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 結合コード内にフレームタイミング及び長コード情報の双方を含む本発明の複数個の実施例を示す図である。 直接シーケンスコード分割多元接続(DS−CDMA)スペクトル拡散通信システムのブロック図である。

Claims (20)

  1.  セルに固有の長コード(C1)がダウンリンクの専用および共通のチャネル通信のスクランブルに使用されるコード分割多元接続通信システムにおけるコード送信の同期方法であって、
     複数のスロットを有する繰り返しフレームおよび前記繰り返しフレームの各スロット内で繰り返される一次同期化コード(Cp)を含むダウンリンク送信フォーマットであり、
     前記繰り返しフレーム内で、二次同期化コードのシーケンス(Cs/lci、j、図5)の所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)を含むことと、前記二次同期化コードのシーケンスは、前記セルに固有の長コード(C1)に関する情報、および前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングに関する情報を提供することを特徴とする前記方法。
  2.  請求項1記載の方法であって、前記二次同期化コード(Cs/lci、j、図5)のシーケンス(Ns/lci-seq)の前記所定の数はそれらの自己相関および相互相関特性に基づいて選択される方法。
  3.  請求項1記載の方法であって、変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)が繰り返しフレーム内の二次同期化コードのシーケンス(Cs/lci、j)の一つのシーケンスに適用され、前記変調シーケンスはさらに前記繰り返しフレームの前記フレーム・タイミングおよび前記セルに固有の長コードに関する情報を提供する方法。
  4.  請求項1記載の方法であって、変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)が繰り返しフレーム内の二次同期化コードのシーケンス(Cs/lci、j)の一つのシーケンスに適用され、前記変調シーケンスはさらに前記繰り返しフレームの前記フレーム・タイミングあるいは前記セルに固有の長コードに関する情報を提供する方法。
  5.  請求項3あるいは4記載の方法であって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は2進位相偏移(BPSK)変調を含む方法。
  6.  請求項3あるいは4記載の方法であって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は直交位相偏移(QPSK)変調を含む方法。
  7.  請求項1記載の方法であって、各二次同期化コード(Cs/lci、j)は距離シーケンス(d0、d1、図6E−6F)内の距離のパターンによって指定された距離によってスロット内の関連する一次同期化コード(Cp)からオフセットされる方法。
  8.  ダウンリンク同期化コードの送信を生成する基地局トランスミッター(110)と、前記ダウンリンク同期化コードの送信を受信する移動局(164)を含み、前記基地局トランスミッターはダウンリンクの専用および共通チャネル通信をスクランブルするセルに固有の長コード(C1)を使用し、前記ダウンリンク同期化コードの送信は複数のスロットを有する繰り返しフレームおよび前記繰り返しフレームの各スロット内で繰り返される一次同期化コード(Cp)を含むコード分割多元接続通信システム(113)であって、さらに、
     ダウンリンク送信の各繰り返しフレーム中の二次同期化コード(Cs/lci、j)の所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)の1つのシーケンスを含み、二次同期化コードの前記シーケンスは、前記セルに固有の長コードに関する情報を提供し、前記移動局(164)は前記セルに固有の長コードに関する情報および前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングに関する情報を回復することを特徴とするシステム。
  9.  請求項8記載のシステムであって、二次同期化コード(Cs/lci、j図5)の前記所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)はそれらの自己相関および相互相関特性に基づいて選択されるシステム。
  10.  請求項8記載のシステムであって、繰り返しフレーム内の二次同期化コード(Cs/lci、j)のシーケンスの前記一つのシーケンスに変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)を適用し、前記変調シーケンスはさらに前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングに関する情報および前記セルに固有の長コードに関する情報を提供し、前記移動局は前記追加の情報を回復することを特徴とするシステム。
  11.  請求項8記載のシステムであって、繰り返しフレーム内の二次同期化コード(Cs/lci、j)のシーケンスの前記一つのシーケンスに変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)を適用し、前記変調シーケンスはさらに前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングに関する情報または前記セルに固有の長コードに関する情報を提供し、前記移動局は前記追加の情報を回復することを特徴とするシステム。
  12.  請求項10あるいは11記載のシステムであって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は2進位相偏移(BPSK)変調を含むシステム。
  13.  請求項10あるいは11記載のシステムであって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は直交位相偏移(QPSK)変調を含むシステム。
  14.  ダウンリンク同期化コード送信を生成するコード分割多元アクセス通信システム(113)の基地局トランスミッターであり、前記基地局トランスミッターはダウンリンクの専用および共通チャネル通信をスクランブルするセルに固有の長コード(C1)を使用し、前記ダウンリンク同期化コードの送信は複数のスロットを有する繰り返しフレームおよび前記繰り返しフレームの各スロット内で繰り返される一次同期化コード(Cp)を含むものであり、さらに、
     ダウンリンク送信の各繰り返しフレーム中の二次同期化コード(Cs/lci、j)の所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)の1つのシーケンスを含み、二次同期化コードの前記シーケンスは、前記セルに固有の長コードに関する情報を提供するトランスミッター。
  15.  請求項14記載の基地局トランスミッターであって、二次同期化コード(Cs/lci、j図5)の前記所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)は、それらの自己相関および相互相関特性に基づいて選択されるトランスミッター。
  16.  請求項14記載の基地局トランスミッターであって、繰り返しフレーム内の二次同期化コードのシーケンス(Cs/lci、j)の前記1に変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)を適用し、前記変調シーケンスは前記セルに固有の長コードに関する情報をさらに提供するトランスミッター。
  17.  請求項16記載の基地局トランスミッターであって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は2進位相偏移(BPSK)変調を含むトランスミッター。
  18.  請求項16記載の基地局トランスミッターであって、前記変調シーケンス(m0、m1、・・・;図6A−6D)は直交位相偏移(QPSK)変調を含むトランスミッター。
  19.  ダウンリンク同期化コード送信を受信するコード分割多元アクセス通信システムの移動局のレシーバーであり、専用ダウンリンクおよび共通のチャネル通信をスクランブルするためにセルに固有の長コード(C1)を使用し、前記ダウンリンク同期化コードの送信は複数のスロットを有する繰り返しフレームおよび前記繰り返しフレームの各スロット内で繰り返される一次同期化コード(Cp)を含むものであり、
     ダウンリンク送信の各繰り返しフレーム中で送信される二次同期化コード(Cs/lci、j)の所定の数のシーケンス(Ns/lci-seq)の1つのシーケンスを受信し、二次同期化コードの前記シーケンスは、前記セルに固有の長コード(C1)に関する情報を提供し、
     前記セルに固有の長コードに関する情報および前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングに関する情報を受信する手段を有するレシーバー。
  20.  請求項19記載の移動局のレシーバーであって、前記手段が、
     受信した二次同期化コード(Cs/lci、j)を二次同期化コード(Cs/lci、j)の可能なシーケンスのM個の可能なシフトと相関させ複数の相関値を得る第1の手段と、前記複数の相関値から、シーケンスとシフトが前記セルに固有の長コードと前記繰り返しフレームのフレーム・タイミングを示す最大値を見出す第2の手段を含むレシーバー。
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