JP2004125931A - 弾性ブレード及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性ブレードのブレード鳴き(異音)や捲れと共に微粉体の剥れによる画像不良をも防止する弾性ブレード及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】帯電ローラ2には、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加されると共に、クリーニングブレード13aの少なくとも感光ドラム1表面に当接するエッジ部分に、複数種の微粉体を混合した潤滑剤を付与した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式等を採用する画像形成装置、及びプロセスカートリッジを具備した画像形成装置に関し、特に像担持体をクリーニングする弾性ブレードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を採用した画像形成装置は、像担持体としての感光ドラム表面に形成されたトナー像を、転写材表面に静電的に転写する方式である。そして、この画像形成装置には、転写後の感光ドラム表面に残存するトナーを除去するための弾性ブレードから成るクリーニング手段が具備されており、弾性ブレードの先端部は、感光ドラム表面に当接しているため、これらの摩擦力を低減するために、弾性ブレードの先端部に予め潤滑剤を付与する提案がなされている(特許文献1参照)。
【0003】
このようなクリーニング手段をカラー画像形成装置に適用した例として、色ずれのないカラー画像を得ることを目的とした、中間転写体を用いたカラー画像形成装置を以下に示す。
【0004】
図5にその概略構成図を示すが、矢印の方向に所定のプロセススピードをもって回転駆動される感光ドラム101は、まず、その表面は帯電ローラ102によって、一様に帯電される。
【0005】
次に、画像情報に応じてON/OFF制御されたレーザビーム103による走査露光が施され、感光ドラム101上に静電潜像が形成される。
【0006】
この静電潜像は、回転して各現像手段を切り替え可能な現像装置104により、現像、可視化される。
【0007】
この現像装置104は、各々現像ローラを有し、第1色目のトナーとしてイエロートナーが内包された第1の現像手段104a、第2色目のトナーとしてマゼンタトナーが内包された第2の現像手段104b、第3色目のトナーとしてシアントナーが内包された第3の現像手段104c、第4色目のトナーとしてブラックトナーが内包された第4の現像手段104dを一体化した構成となっている。
【0008】
まず上記静電潜像は、第1色目のトナーとしてイエロートナーが内包された第1の現像手段104aにより現像、可視化される。なお、これらのトナーの正規極性は、負極性である。
【0009】
可視化された第1のトナー像は、矢印の方向に回転駆動される中間転写ベルト105と対向する第1の転写部位106において、中間転写ベルト105表面に静電転写(1次転写)される。
【0010】
なお、1次転写が終了した感光ドラム101表面に若干量残存する1次転写残留トナーは、クリーニング装置107により除去される。
【0011】
続いて上記工程をさらに第2色目から第4色目まで3回繰り返すことにより中間転写ベルト105上にトナー像が順次重ねて転写される。
【0012】
即ち、マゼンタトナーにより現像された第2のトナー像、シアントナーにより現像された第3のトナー像、ブラックトナーにより現像された第4のトナー像が順次中間転写ベルト105表面に転写、積層される。
【0013】
その後、中間転写ベルト105表面に対して離間状態にあった2次転写ローラ108が中間転写ベルト105表面に圧接、回転駆動され、第2の転写部位109に所定のタイミングで搬送されてくる転写材P表面に、中間転写ベルト105表面に形成されたトナー像が一括転写(2次転写)され、この転写材Pは定着装置110へと搬送され、永久画像として定着された後、機外へと排出される。
【0014】
各現像手段104a、104b、104c、104dは、現像剤担持体としての現像ローラ111、現像ローラ111に当接して現像ローラ111上のトナー量を規制する現像剤規制部材としての現像ブレード112、現像ローラ111に当接して現像ローラ111に非磁性1成分トナーを供給する供給ローラ113、供給ローラ113近傍にトナーを搬送する撹拌部材114を有した現像カートリッジの形態であり、これらは、画像形成装置内の現像装置104に対し着脱可能となっている。
【0015】
現像ローラ111は感光ドラム101に当接、回転することにより現像工程を行う所謂接触現像方式に適合すべく、少なくとも弾性体を有することが好ましい。
【0016】
また、現像ブレード112は金属薄板のバネ弾性を利用して、現像ローラ111表面に対し軽圧当接される。
【0017】
現像ローラ111にはトナーを現像ローラ111から感光ドラム101表面へ転移させるために、不図示の現像バイアス電源により所定の直流バイアスが供給される。
【0018】
また帯電ローラ102は、例えばSUSから成る芯金と、この芯金の外周面に被覆された導電性弾性層と、更にその外周面に被覆された抵抗層とから構成され、不図示の高圧電源により、所定の電圧が印加されることにより、感光ドラム101表面を所定の電位に帯電させる。なお必要に応じて、導電性弾性層と抵抗層との間に中間層を設けた構成を採る場合もある。
【0019】
導電性弾性層に用いられる材料としては、エチレンプロピレンジエンゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等に導電性カーボンブラック等の導電剤を分散させたものが知られている。
【0020】
また抵抗層に用いられる材料としては、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂等に導電性カーボンブラック、導電性酸化錫、導電性酸化チタン等の導電剤を分散させたものが知られている。
【0021】
更に、クリーニング装置107は、廃トナー容器107a、その感光ドラム101に面した一所に取り付けたSUS等から成る支持部材107b、この支持部材107bの先端部に形成された弾性ブレードとしてのクリーニングブレード107c、廃トナー容器107aのクリーニングブレード107cよりも感光ドラム101の回転方向下流側に取り付けられたトナー捕集シート107dから成る。
【0022】
クリーニングブレード107cの材料としては、シリコーンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム等のゴム弾性を有するものが挙げられるが、耐摩耗性、永久変形性等の観点から、ポリウレタンゴムが好ましい。
【0023】
このクリーニングブレード107cの先端部は、矢印の方向に回転する感光ドラム101表面に対し、回転方向下流に向かって徐々に離間する方向、つまり感光ドラム101の回転方向と対向した、所謂カウンタ方向に所定の圧力をもって当接されている。
【0024】
そしてクリーニングブレード107cの先端部には、回転する感光ドラム101表面との摩擦力を低減することを目的とし、予め潤滑剤としての微粉体が塗布されることで付与されている。
【0025】
微粉体としては、様々な材質、形状のものが提案されている。この微粉体の付与の方法としては、これら単一物質をアルコール等の揮発性液体に分散し、この溶液をクリーニングブレード107cの先端部に塗布することが一般的である。
【0026】
【特許文献1】
特開平05−66698号公報
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0028】
クリーニングブレードの先端部に塗布される潤滑剤の形状に関し、回転する感光ドラム表面との摩擦力をより低減するためには球形を有する微粉体を用いることが有効である。
【0029】
しかし、分散液を用いてクリーニングブレードの先端部に塗布する際に、クリーニングブレードのエッジ部分に塗布した溶液が捌け易く、乾燥後のエッジ部分に潤滑剤が残りづらく、感光ドラムの回転に伴い、ブレード鳴き(異音)、回転トルク上昇等の不具合が生じ易かった。
【0030】
また、感光ドラムの回転に伴い、クリーニングブレード表面から剥れ易く、低摩擦力状態を持続しづらいと共に、クリーニングブレード表面から剥れ落ちた潤滑剤が回転する感光ドラム表面に転移し、更にこれが帯電ローラ表面や現像ローラ表面に再転移・付着し、これが画像上において、白ポチ・黒ポチ等の画像不良を生むといった不具合があった。
【0031】
なお、ブレード鳴き(異音)の発生レベルが劣悪の場合には、ブレード捲れという修復不可能な不具合に至る場合もある。
【0032】
これに対し、不定形を有する微粉体を用いた場合には、上記球形を有する微粉体に比べ、クリーニングブレード表面への付着力は大きいものの、画像形成装置及びプロセスカートリッジの運搬や不意の振動等により、一度クリーニングブレード表面から剥れた場合にあっては、大きな塊となって剥れる場合が多く、これが回転する感光ドラム表面に転移し、更に帯電ローラ表面や現像ローラ表面に再転移・付着し、これが画像上において、白ポチ・黒ポチ等の画像不良を生むといった不具合があった。
【0033】
このクリーニングブレードからの潤滑剤剥れは、接触帯電系又は接触現像系においては、剥がれ落ちた潤滑剤が直接的に帯電ローラ表面や現像ローラ表面に付着してしまうため特に致命的な画像欠陥となるおそれがある。
【0034】
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弾性ブレードのブレード鳴き(異音)や捲れと共に微粉体の剥れによる画像不良をも防止する弾性ブレード及び画像形成装置を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の弾性ブレードにあっては、
回転自在な像担持体表面に当接し、前記像担持体表面に残留する現像剤を除去するクリーニング手段に用いられ、その少なくとも前記像担持体表面に当接するエッジ部分に、複数種の微粉体を混合した潤滑剤を付与した弾性ブレードであって、前記弾性ブレードは、前記像担持体表面に当接しつつ回転する接触帯電手段に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加される画像形成装置に用いられることを特徴とする。
【0036】
前記複数種の微粉体を混合した潤滑剤は、少なくとも球形の微粉体と不定形の微粉体とを含むことが好適である。
【0037】
前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体との混合比率は、前記球形の微粉体の重量よりも前記不定形の微粉体の重量が少ないことが好適である。
【0038】
前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体の少なくともどちらか一方が、フッ素若しくは珪素を含有する化合物であることが好適である。
【0039】
前記潤滑剤は、揮発性液体に分散された状態で、前記弾性ブレードの少なくともエッジ部分に塗布されることが好適である。
【0040】
本発明の画像形成装置にあっては、
回転自在な像担持体と、該像担持体表面に当接しつつ回転する接触帯電手段と、前記像担持体表面に形成された静電潜像を可視化する現像剤及び前記像担持体表面に当接しつつ回転する現像剤担持体を有する接触現像手段と、前記像担持体表面に当接する弾性ブレードを有して前記像担持体表面に残留する現像剤を除去するクリーニング手段と、を具備する画像形成装置において、前記接触帯電手段には、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加されると共に、前記弾性ブレードの少なくとも前記像担持体表面に当接するエッジ部分に、複数種の微粉体を混合した潤滑剤を付与したことを特徴とする。
【0041】
前記複数種の微粉体を混合した潤滑剤は、少なくとも球形の微粉体と不定形の微粉体とを含むことが好適である。
【0042】
前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体との混合比率は、前記球形の微粉体の重量よりも前記不定形の微粉体の重量が少ないことが好適である。
【0043】
前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体の少なくともどちらか一方が、フッ素若しくは珪素を含有する化合物であることが好適である。
【0044】
前記潤滑剤は、揮発性液体に分散された状態で、前記弾性ブレードの少なくともエッジ部分に塗布されることが好適である。
【0045】
前記像担持体と、前記接触帯電手段と、前記接触現像手段と、前記クリーニング手段との全て又はその一部が一体的に内包されたプロセスカートリッジの形態で、装置本体から着脱自在であることが好適である。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0047】
(第1の実施の形態)
図1〜図4を参照して、第1の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図を図1に示す。
【0048】
図1において、像担持体として感光ドラム1がある。感光ドラム1は、OPC等の感光材料がアルミニウム等のシリンダ状基体の外周面に形成されており、その外径は50mmである。
【0049】
上記感光ドラム1は、矢印の方向に120mm/secの周速度をもって回転駆動され、まず、その表面は接触帯電手段としての帯電ローラ2によって、暗部電位VDとして約−700Vに一様に帯電される。
【0050】
この帯電ローラ2には、直流電圧に、交流電圧を重畳した振動電圧が印加されている。
【0051】
次に第1の画像情報に応じてON/OFF制御されたレーザビーム3による走査露光が施され、明部電位VLとして約−150Vの第1の静電潜像が形成される。
【0052】
このように形成された静電潜像は、現像装置4により、現像・可視化されるが、この現像装置4は、第1色目のトナー(現像剤)としてイエロートナーが内包された第1の現像カートリッジ4a、第2色目のトナーとしてマゼンタトナーが内包された第2の現像カートリッジ4b、第3色目のトナーとしてシアントナーが内包された第3の現像カートリッジ4c、第4色目のトナーとしてブラックトナーが内包された第4の現像カートリッジ4dが着脱可能な構成となっており、所定の切り替え時間をもってこれら各現像カートリッジ4a,4b,4c,4dを感光ドラム1に対向した現像位置へ回転移動させることで順次切り替え可能な不図示の移動手段が設けられている。
【0053】
各現像カートリッジ4a,4b,4c,4dは、現像剤担持体としての現像ローラ5、現像ローラ5にトナーを供給するための回転可能な供給ローラ6、現像剤規制部材としての現像ブレード7、供給ローラ6近傍にトナーを搬送する回転可能な撹拌部材8から成る。これら現像カートリッジ4a,4b,4c,4dが接触現像手段である。
【0054】
そして、この移動手段により感光ドラム1と対向する現像位置に順次回転移動された各現像カートリッジ4a,4b,4c,4dは、不図示のモータにより矢印の方向に現像ローラ5が回転駆動されるとともに、クラッチ等から成る不図示の接離機構により感光ドラム1方向へと加圧移動させられることにより、現像ローラ5が感光ドラム1表面に回転、当接する。
【0055】
現像ローラ5の回転周速は、感光ドラム1の回転周速と同等か、それよりも速いことが一般的である。
【0056】
このように現像ローラ5は感光ドラム1表面に当接して現像工程を行うため、芯金の外周面にゴム等の弾性層を有する形態のものが用いられることが好ましく、この現像ローラ5に対しては、不図示の高圧電源により、所定の直流バイアスが印加され、感光ドラム1上の被露光部電位とこのバイアスとの電位差により現像ローラ5上のトナーが感光ドラム1上の被露光部に転移することにより、現像工程が行われる。
【0057】
現像ブレード7は、金属薄板から成り、薄板のバネ弾性を利用して、現像ローラ5表面に軽圧当接され、現像ローラ5の回転に伴いこの現像ローラ5と現像ブレード7との当接ニップ部に搬送されてくるトナーを摺擦、摩擦帯電させることにより電荷を付与させるとともに、層厚規制される。
【0058】
現像ブレード7の金属薄板の材質としては、ステンレス鋼、リン青銅等が使用可能であるが、本実施の形態においては、厚さ0.1mmのリン青銅薄板を用いた。
【0059】
なお、上記イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーの正規の帯電極性はマイナスである。
【0060】
そしてまず、上記第1の静電潜像は、第1色目のトナーとしてイエロートナーが内包された第1の現像カートリッジ4aにより現像、可視化される。
【0061】
可視化された感光ドラム1上のイエロートナー像は、矢印の方向に回転駆動される中間転写体としての中間転写ベルト9と対向する第1の転写部位10aにおいて、不図示の高圧電源により1次転写ローラ11に対してトナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧(1次転写バイアス)が印加され、中間転写ベルト9表面に静電転写(1次転写)される。
【0062】
上記中間転写ベルト9は、懸架ローラ12a,12b,12cにより支持されると共に、上記感光ドラム1に対して1次転写ローラ11により所定の押圧力をもって圧接されつつ、感光ドラム1の周速度と略等速の周速度をもって矢印の方向に回転駆動される。
【0063】
なお、1次転写が終了した感光ドラム1表面に若干量残存する1次転写残留トナーは、クリーニング手段としてのクリーニング装置13により除去される。
【0064】
このクリーニング装置13は、板金等から成る支持部材の先端部に、ウレタンゴム等から成る弾性部材を有する弾性ブレードとしてのクリーニングブレード13aを具備しており、上記弾性部材の先端部を上記感光ドラム1表面に対して、いわゆるカウンタ方向で所定の押圧力をもって当接させることにより、上記1次転写残留トナーを上記感光ドラム1表面から除去する。
【0065】
この押圧力は、後述する重合トナーの如き略球形のトナーを除去するためには、従来から広く用いられている不定形の粉砕トナーを除去する場合のそれよりも、大きく設定する必要がある。
【0066】
更に、上記工程をさらに3回(第2色目〜第4色目に対して)繰り返し、その都度、マゼンタトナーにより現像されたマゼンタトナー像、シアントナーにより現像されたシアントナー像、ブラックトナーにより現像されたブラックトナー像が順次中間転写ベルト9表面に転写、積層される。
【0067】
その後、中間転写ベルト9表面に対して離間状態にあった2次転写ローラ14が、所定の押圧力をもって中間転写ベルト9を介して懸架ローラ12cに圧接、回転駆動される。
【0068】
上記2次転写ローラ14に対しては、不図示の高圧電源により、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の電圧(2次転写バイアス)が印加されることにより、第2の転写部位10bにレジローラ15により所定のタイミングをはかり搬送されてくる転写材P表面に、中間転写ベルト9表面に積層形成されたトナー像が一括転写(2次転写)され、この転写材Pは、定着装置16へと搬送され、永久画像として定着された後、機外へと排出される。
【0069】
なお、2次転写が終了した中間転写ベルト9表面に若干量残存する2次転写残留トナーは、所定のタイミングをもって中間転写ベルト9表面に当接するクリーニング装置17により除去される。
【0070】
なお、感光ドラム1、帯電ローラ2、クリーニング装置13は、一体的に内包されたドラムカートリッジの形態を有している。このドラムカートリッジは、いわゆるプロセスカートリッジのことであり、装置本体から着脱自在である。また、上記ドラムカートリッジは、一例であり、プロセスカートリッジとしては、これ以外にも感光ドラム、帯電ローラ、現像装置、クリーニング装置の全て又は一部が一体的に内包されたものであればよい。
【0071】
本実施の形態で用いたトナーは、例えば懸濁重合法により製造され、その粒径は約5〜7μmの実質的球形であり、低軟化物質(ワックス成分)を内包した、非磁性1成分微粒径重合トナーである。
【0072】
ワックス成分をトナー中に内包化させることによりトナーの劣化や画像形成装置への汚染等を防止することができるので、良好な帯電性が維持され、ドット再現に優れたトナー画像を長期にわたって形成し得ることが可能となる。
【0073】
また、加熱時にはワックス成分が効率よく作用するため、低温定着性と耐オフセット性を満足するものとなる。
【0074】
ここで、本発明に係るクリーニングブレード13aの先端部分に予め塗布されることで付与される潤滑剤に関し説明する。
【0075】
本実施の形態においては、クリーニングブレード13aの先端部分に予め塗布される潤滑剤として、球形を有する平均粒径3μm、円形度0.93のシリコーン樹脂粒子(商品名トスパール:東芝シリコーン社製)と、不定形、具体的には鱗片形状を有する平均粒径2μmのフッ化黒鉛(商品名セフボン:セントラル硝子社製)と、を所定の割合で混合したものを用いた。
【0076】
なお、前記円形度に関しては、例えば東亜医用電子社製フロー式粒子像分析装置FPIA−1000等を用いて測定することが可能である。
【0077】
この潤滑剤のクリーニングブレード13a表面への塗布方法としては、図2に示すように、上記潤滑剤を、揮発性を有する溶媒、例えばハイドロフルオロエーテル(住友3M社製)に所定の重量比で分散させた溶液18を、上下左右に移動可能な塗布装置19のノズル20で吸引し、これを予め所定の位置に固定配置されたクリーニングブレード13aの長手方向一端部、即ち塗布開始位置21aまで移動させた後、その位置からクリーニングブレード13aの長手方向他端部、即ち塗布終了位置21bまで、ノズル20を移動させつつ溶液18を吐出させることにより達成される。
【0078】
なお、クリーニングブレード13aのエッジ先端からの塗布幅としては、概ね1mmとした。
【0079】
ここで、本発明者らが行った、潤滑剤に関する実験結果を図3、図4に示す。
【0080】
実験手法としては、(1)数種類の潤滑剤を前述の方法により塗布したクリーニングブレード13aをドラムカートリッジに組み込み、これを画像形成装置本体に装着し、ベタ白画像30枚を連続出力した際のブレード鳴き(異音)の発生レベルと、(2)これらを6面体箱に梱包し100〔cm〕の高さから各面1回づつ、計6回落下させる、いわゆる落下試験を行った後、このドラムカートリッジを画像形成装置本体に装着し、ハーフトーン画像10枚を連続出力した際の潤滑剤剥れによる白ポチ・黒ポチレベルを確認した。
【0081】
なお、画像出力を行う際に帯電ローラ2に印加される電圧は、直流電圧−700Vに交流電圧1800Vppを重畳した振動電圧の場合と、直流電圧−1200Vのみの場合との2種類を行い、現像ローラ5に印加される電圧は、直流電圧−350Vとした。
【0082】
これによれば、帯電ローラ2に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加した場合にあっては、潤滑剤としてトスパールのみを用いた場合には、球形であるがために、クリーニングブレード13a表面に対する接触面積が小さく剥れ易いために、溶液濃度に関わらずブレード鳴き(異音)が生じてしまった(実験No.1〜3)。
【0083】
一方、潤滑剤としてセフボンのみを用いた場合には、不定形であるがために、クリーニングブレード13a表面に対する接触面積が大きく付着力は大きいものの、落下試験後にあっては、大きな塊となって剥れてしまい、これが帯電ローラ2表面、現像ローラ5表面に転移し、レベルの悪い白ポチ・黒ポチの画像不良が発生してしまった(実験No.4〜6)。
【0084】
特に、現像ローラ5表面に転移した潤滑剤塊は消失しづらく、繰り返しの画像出力を継続しても、白ポチ・黒ポチが消失することはなかった。
【0085】
これに対し、本発明である潤滑剤としてトスパールとセフボンの混合剤を用いた場合には、セフボンの比率が高い場合には、潤滑剤剥れによる白ポチ・黒ポチが発生したのに対し(実験No.9〜10)、トスパール重量よりもセフボン重量を少なくした場合には、ブレード鳴き、潤滑剤剥れともに発生せず、良好な結果が得られた(実験No.7〜8)。
【0086】
これは、潤滑性の高いトスパールが、クリーニングブレード表面に対する付着力が大きいセフボンにより保持されるとともに、セフボン自体は少量であり、これにより剥れのレベルも抑制されるためであると考えられる。
【0087】
これに対し、帯電ローラ2に直流電圧のみを印加した場合にあっては、潤滑剤としてトスパールとセフボンの混合剤を用いても、ブレード鳴き、潤滑剤剥れを両立させることは困難な結果となった(実験No.11〜14)。
【0088】
具体的には、特に帯電ローラ2に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加した場合と比べ、潤滑剤剥れによる白ポチ・黒ポチの発生が多かった。
【0089】
これは、印加される電圧が直流電圧のみの場合には、帯電ローラ2表面に付着した潤滑剤が蓄積する一方であるのに対し、印加される電圧が振動電圧の場合には、帯電ローラ2表面に一度付着した潤滑剤が、交番電界の作用により、再度感光ドラム1表面に徐々に再転移するためと考えられる。
【0090】
またこの再転移は微量づつであるために、更にこれが現像ローラ5に再転移しても、画像上では問題のないレベルに抑制できるためと考えられる。
【0091】
なお、前記現像ローラ5表面に転移した潤滑剤塊が消失しづらい理由も、これと同様であると考えられる。
【0092】
(第2の実施の形態)
以下に、第2の実施の形態を示すが、本実施の形態においては、前記第1の実施の形態に示したクリーニングブレード13aの先端部分に予め塗布されて付与される潤滑剤を構成する2種類の微粉体のうち、不定形を有する微粉体をセフボン以外の微粉体に置換したことを特徴とする。
【0093】
具体的には、(A)不定形を有する平均粒径5μmのフッ化ビニリデン樹脂粒子(商品名ハイナー:アウジモントUSA社製)と、(B)スチレン−ブチルアクリレート共重合体を結着樹脂とした不定形を有する平均粒径6μmの粉砕トナーと、を各々、球形を有する平均粒径3μmのシリコーン樹脂粒子(商品名トスパール:東芝シリコーン社製)と所定の割合で混合したものを用いた。
【0094】
混合比率として、ハイドロフルオロエーテルを溶媒とし、重量比で、ハイドロフルオロエーテル:トスパール:(ハイナー若しくはトナー)=92:6:2なる溶液を作成し、これを前記第1の実施の形態に示した塗布方法によりクリーニングブレード13aの先端部分に塗布した。
【0095】
これを(1)各々ドラムカートリッジに組み込み、これを画像形成装置本体に装着し、ベタ白画像30枚を連続出力した際のブレード鳴き(異音)の発生レベルと、(2)これらを6面体箱に梱包し100〔cm〕の高さから各面1回づつ、計6回落下させる、いわゆる落下試験を行った後、このドラムカートリッジを画像形成装置本体に装着し、ハーフトーン画像10枚を連続出力した際の潤滑剤剥れによる白ポチ・黒ポチレベルを確認した。
【0096】
なお、画像出力を行う際に帯電ローラ2に印加される電圧は、直流電圧−700Vに交流電圧1800Vppを重畳した振動電圧の場合と、直流電圧−1200Vのみの場合との2種類を行い、現像ローラに印加される電圧は、直流電圧−350Vとした。
【0097】
その結果、前記第1の実施の形態に示した実験結果と同様に、帯電ローラ2に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加した場合にあっては、ブレード鳴き(異音)、潤滑剤剥れともに発生せず、良好な結果が得られたのに対し、帯電ローラ2に直流電圧のみを印加した場合にあっては、潤滑剤剥れに起因する白ポチ・黒ポチの発生を抑制することはできなかった。
【0098】
更に、トスパールとハイナーから成る潤滑剤をその先端部分に塗布したクリーニングブレード13aを組み込んだドラムカートリッジと、トスパールとトナーから成る潤滑剤をその先端部分に塗布したクリーニングブレード13aを組み込んだドラムカートリッジとを、40℃・95%なる高温高湿環境下に1ヶ月間放置した後に画像出力を行うという、いわゆる苛酷保管テストを行ったところ、前者に関しては何も不具合は発生しなかったのに対し、後者に関しては、感光ドラム1表面のクリーニングブレード13aが当接していた領域に、部分的ではあるもののトナーを核とした融着物が観察され、ベタ黒画像上に白ポチとなって顕在化してしまい、潤滑剤としてトナーは好ましくないことがわかった。
【0099】
(第3の実施の形態)
以下に、第3の実施の形態を示すが、本実施の形態においては、前記第1の実施の形態に示したクリーニングブレード13aの先端部分に予め塗布されて付与される潤滑剤を構成する2種類の微粉体のうち、球形を有する微粉体をトスパール以外の微粉体に置換したことを特徴とする。
【0100】
具体的には、球形を有する平均粒径3μmのベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(商品名エポスター:日本触媒社製)と、不定形を有する平均粒径2μmのフッ化黒鉛(商品名セフボン:セントラル硝子社製)とを所定の割合で混合したものを用いたことを特徴とする。
【0101】
混合比率として、ハイドロフルオロエーテルを溶媒とし、重量比で、ハイドロフルオロエーテル:エポスター:セフボン=92:5:3なる溶液を作成し、これを前記第1の実施の形態に示した塗布方法によりクリーニングブレード13aの先端部分に塗布した。
【0102】
これを(1)ドラムカートリッジに組み込み、これを画像形成装置本体に装着、ベタ白画像30枚を連続出力した際のブレード鳴き(異音)の発生レベルと、(2)これらを6面体箱に梱包し100〔cm〕の高さから各面1回づつ、計6回落下させる、いわゆる落下試験を行った後、このドラムカートリッジを画像形成装置本体に装着、ハーフトーン画像10枚を連続出力した際の潤滑剤剥れによる白ポチ・黒ポチレベルを確認した。
【0103】
なお、画像出力を行う際に帯電ローラ2に印加される電圧は、直流電圧−700Vに交流電圧1800Vppを重畳した振動電圧の場合と、直流電圧−1200Vのみの場合との2種類を行い、現像ローラ5に印加される電圧は、直流電圧−350Vとした。
【0104】
その結果、前記第1の実施の形態に示した実験結果と同様に、帯電ローラ2に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加した場合にあっては、ブレード鳴き(異音)、潤滑剤剥れともに発生せず、良好な結果が得られたのに対し、帯電ローラ2に直流電圧のみを印加した場合にあっては、潤滑剤剥れに起因する白ポチ・黒ポチの発生を抑制することはできなかった。
【0105】
更に比較実験として、本実施の形態に用いた潤滑剤を構成する2種類の微粉体のうち、不定形を有するセフボンを、同じく不定形を有する平均粒径4μmのアクリル樹脂粒子に置換し、球形を有する微粉体及び不定形を有する微粉体ともに、フッ素若しくは珪素を含有しない微粉体としたハイドロフルオロエーテル溶液を作成し、これを前記第1の実施の形態に示した塗布方法にてクリーニングブレード13aの先端部分に塗布した。
【0106】
これを(1)ドラムカートリッジに組み込み、これを(2)6面体箱に梱包し100〔cm〕の高さから各面1回づつ、計6回落下させる、いわゆる落下試験を行った後、このドラムカートリッジを画像形成装置本体に装着し、直流電圧−700Vに交流電圧1800Vppを重畳した振動電圧を帯電ローラ2に印加しつつ、ハーフトーン画像10枚を連続出力したところ、潤滑剤剥れに起因する白ポチ・黒ポチが発生した。
【0107】
これは、2種類の微粉体ともにフッ素若しくは珪素を含有しないために疎水性が劣ることで分散状態が均一になりづらく、クリーニングブレード13aの先端部分に潤滑剤を塗布した際にムラが生じ、部分的に塗布層が厚くなった、もしくは不定形粒子が凝集したためと考えられる。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、弾性ブレードのブレード鳴き(異音)や捲れと共に微粉体の剥れによる画像不良をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る潤滑剤塗布方法を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る実験結果を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る他の実験結果を示す図である。
【図5】従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 レーザビーム
4 現像装置
4a,4b,4c,4d 現像カートリッジ
5 現像ローラ
6 供給ローラ
7 現像ブレード
8 撹拌部材
9 中間転写ベルト
10a 第1の転写部位
10b 第2の転写部位
11 1次転写ローラ
12a,12b,12c 懸架ローラ
13 クリーニング装置
13a クリーニングブレード
14 2次転写ローラ
15 レジローラ
16 定着装置
17 クリーニング装置
18 溶液
19 塗布装置
20 ノズル
21a 塗布開始位置
21b 塗布終了位置

Claims (11)

  1. 回転自在な像担持体表面に当接し、前記像担持体表面に残留する現像剤を除去するクリーニング手段に用いられ、その少なくとも前記像担持体表面に当接するエッジ部分に、複数種の微粉体を混合した潤滑剤を付与した弾性ブレードであって、
    前記弾性ブレードは、前記像担持体表面に当接しつつ回転する接触帯電手段に直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加される画像形成装置に用いられることを特徴とする弾性ブレード。
  2. 前記複数種の微粉体を混合した潤滑剤は、少なくとも球形の微粉体と不定形の微粉体とを含むことを特徴とする請求項1に記載の弾性ブレード。
  3. 前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体との混合比率は、前記球形の微粉体の重量よりも前記不定形の微粉体の重量が少ないことを特徴とする請求項2に記載の弾性ブレード。
  4. 前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体の少なくともどちらか一方が、フッ素若しくは珪素を含有する化合物であることを特徴とする請求項2又は3に記載の弾性ブレード。
  5. 前記潤滑剤は、揮発性液体に分散された状態で、前記弾性ブレードの少なくともエッジ部分に塗布されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の弾性ブレード。
  6. 回転自在な像担持体と、
    該像担持体表面に当接しつつ回転する接触帯電手段と、
    前記像担持体表面に形成された静電潜像を可視化する現像剤及び前記像担持体表面に当接しつつ回転する現像剤担持体を有する接触現像手段と、
    前記像担持体表面に当接する弾性ブレードを有して前記像担持体表面に残留する現像剤を除去するクリーニング手段と、
    を具備する画像形成装置において、
    前記接触帯電手段には、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加されると共に、
    前記弾性ブレードの少なくとも前記像担持体表面に当接するエッジ部分に、複数種の微粉体を混合した潤滑剤を付与したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記複数種の微粉体を混合した潤滑剤は、少なくとも球形の微粉体と不定形の微粉体とを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体との混合比率は、前記球形の微粉体の重量よりも前記不定形の微粉体の重量が少ないことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記球形の微粉体と前記不定形の微粉体の少なくともどちらか一方が、フッ素若しくは珪素を含有する化合物であることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 前記潤滑剤は、揮発性液体に分散された状態で、前記弾性ブレードの少なくともエッジ部分に塗布されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記像担持体と、前記接触帯電手段と、前記接触現像手段と、前記クリーニング手段との全て又はその一部が一体的に内包されたプロセスカートリッジの形態で、装置本体から着脱自在であることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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