JP2004125888A - メガネフレーム - Google Patents

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JP2004125888A
JP2004125888A JP2002286162A JP2002286162A JP2004125888A JP 2004125888 A JP2004125888 A JP 2004125888A JP 2002286162 A JP2002286162 A JP 2002286162A JP 2002286162 A JP2002286162 A JP 2002286162A JP 2004125888 A JP2004125888 A JP 2004125888A
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temperature sensing
transparent
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temperature
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Taichi Miyata
宮田 泰地
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FUKUIKEN GANKYO KYOKAI
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FUKUIKEN GANKYO KYOKAI
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Abstract

【課題】この発明の目的は、温度の変化によってメガネフレーム自体の色彩を変化させるようにして、複数のメガネフレームを有するようにし、模様を変化させて異なる意匠とすることができるメガネフレームを提供することにある。
【解決手段】メガネフレームを構成する前枠、テンプル等の部材のうちの少なくとも一つの構成部材の一部を透明に構成するとともに、この部位に対応する裏面に、温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設した。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はメガネフレームに関し、特に、一部が温度の変化によって変色する機能を有するメガネフレームに関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来、一般に知られているメガネフレームにあっては、樹脂製や金属製のものがあるが、それらはいずれのものにあっても、当初の色彩が変色せずにそのままの色彩を放っているものである。
【0003】
すなわち、樹脂製で模様や色彩が施されているメガネフレームにあっては、その模様や色彩が保持されたままであり、また、金属製のメガネフレームにあっても、その金属や塗装の色彩が保持されたままである。
【0004】
したがって、異なる模様や色彩のメガネフレームを欲する場合には、希望に合致した新しいメガネフレームを購入する必要がある。
このことは、経済的な負担を意味し、特に、近年のように気分を変えるために模様や色彩を変える場合には大きな負担になる。
【0005】
この発明の目的は、任意の部位の模様や色彩を変化させることができるので一つのメガネフレームであっても複数を所持するのと同様な効果を発揮することができるメガネフレームを提供することにある。
この発明の他の目的は、樹脂製あるいは金属製のいずれであっても任意の部位の模様や色彩を変化させることができるので一つのメガネフレームであっても複数を所持するのと同様な効果を発揮することができるメガネフレームを提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
上記の目的を達成するためにこの発明は、メガネフレームを構成する前枠、テンプル等の部材のうちの少なくとも一つの構成部材の一部を透明に構成するとともに、この部位に対応する裏面に、温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設した構成を有している。また、前記一部が透明に形成された構成部材の裏面に前記温度感知部材を直に貼着したり、前記一部が透明に形成され、裏面に温度感知部材が配設されている構成部材の表面をウレタンニス等の透明材でコーティングしたりする。
また、この発明は、メガネフレームを構成する前枠、テンプル等の部材のうちの少なくとも一つの構成部材の一部を透明に構成するとともに、この部位に対応する裏面に、温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設し、さらに、この温度感知部材の裏面側に樹脂製あるいは金属製の熱伝導部材を配設して透明の構成部材と熱伝導部材との間で温度感知部材を挟持した構成を有している。そして、前記一部が透明に形成され、裏面に設けた熱伝導部材との間で温度感知部材を挟持した構成部材の表面がウレタンニス等の透明材でコーティングした構成を有している。
【0007】
【作用】
この発明は前記の構成を有しているので、メガネフレームの任意の部位に設けられた温度感知部材が温度の変化によって模様や色彩を異ならせる。すると、この模様や色彩の変化は透明の枠部材を介して看者が認識するに至るので、あたかも異なるメガネフレームのような印象を与えることになる。
しかも、温度感知部材を熱伝導部材との間で挟持した場合には、熱伝導部材が温度変化を効率良く伝達するので色彩の変化を妨げる恐れは無い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。図1〜図3は所謂、フルリムといわれるメガネフレームを示し、図1は概略正面図、図2は概略平面図、図3は前枠の積層構造を示す概略断面図である。また、図4および図5は所謂、ハーフリムといわれるメガネフレームを示し、図4は概略正面図、図5は概略平面図である。
【0009】
図1および図2において、この発明によるメガネフレームにあっては、所謂、フルリムといわれるメガネフレームであって、全体が樹脂製であり、レンズ10の外周を保持する環状の左右の枠部3がブリッジ4で一体に連結されて後述する温度感知部材とともに前枠2を形成する枠部材7が形成され、この前枠2の外端側には一方が一体に埋め込まれている蝶番6がそれぞれ設けられている。また、この蝶番6の他方はテンプル5に一体に埋め込まれていて、蝶番6を介して前枠2に対して両テンプル5が開閉可能に取り付けられている。
【0010】
前記前枠2は表面側に透明の枠部材7が位置し、この透明の枠部材7の裏面側、すなわち、メガネフレーム1を掛ける人側には前記前枠2と同一形状をなす感温液晶シート等の温度感知部材8(温度によって色彩が異なる部材)が貼着されている。
【0011】
なお、前記テンプル5は前記前枠2と同様に、表面側を透明の枠部材7で形成し、裏面側、すなわち、メガネフレーム1を掛ける人側には前記前枠と同様に感温液晶シート等の温度感知部材8(温度によって色彩が異なる部材)を貼着したり、あるいは、温度感知部材を用いることなく、前枠2とデザイン的に合った部材のみでテンプル5を形成しても良い。
【0012】
すなわち、図3には温度感知部材8を用いた場合が示されていて、前記前枠2は表面側が透明の枠部材7で形成され、この枠部材7の裏面側に前枠2と同一の形状の温度感知部材8が貼着されている。
【0013】
上記のように構成すると、このメガネフレームを使用者が掛けた時には、少なくとも温度感知部材8の一部に体温が作用する。すると、この温度変化によって温度感知部材8が変色し、この変色が透明の枠部材7を介して前方から認識することができることになる。
【0014】
したがって、この変色によってあたかも変色前のメガネフレームとは異なるメガネフレームのような模様になる。しかも、使用者が位置する場所によっても気温が異なる場合には、その気温差によっても変色することになり、気温、および体温による温度変化に対して変色してあたかも全く別異のメガネフレームになる。
【0015】
なお、前記実施の形態においては、前枠を構成する透明の枠部材7の裏面に温度感知部材を貼着した場合について説明したが、前枠2のみでなくテンプル5やノーズパッドにも、あるいは、それらのうちの変色させたいもののみに用いても良いものであり、この実施の形態においては、前枠2とノーズパッドとが一体型のものを示したが、脚を介して鼻との当接部を取り付けたノーズパッドにおいては、当接部に温度感知部材を用いておけば良いものである。
【0016】
さらに、前記実施の形態においては、透明の枠部材7の裏面に温度感知部材8を貼着した場合について説明したが、透明の枠部材7の裏面に温度感知部材8を貼着した後の外周面をウレタンニス等の透明材でコーティングすることも考えられる。
【0017】
また、温度感知部材8の裏面に熱伝導率の高い、樹脂製や金属製の枠部材を貼着する、すなわち、枠部材間で温度感知部材8を挟み込んだり、さらに、上記と同様に外周面をウレタンニス等の透明材でコーティングすることも考えられる。
【0018】
図4および図5にはこの発明の他の実施の形態が示されており、この実施の形態は、所謂、ハーフリムのメガネフレームである。この発明によるメガネフレーム11にあっては、両レンズ10の上縁部のみを支持する左右の枠部13を有し、左右の枠部13がブリッジ14で一体に連結されて後述する温度感知部材とともに前枠12を形成する枠部材17が形成される。
【0019】
そして、この前枠12の両外側には一方が一体に埋め込まれている蝶番16がそれぞれ設けられている。また、この蝶番16の他方はテンプル15に一体に埋め込まれていて、蝶番16を介して前枠12に対して両テンプル15が開閉可能に取り付けられている。
【0020】
前記前枠12は表面側に透明の枠部材17が位置し、この透明の枠部材17の裏面側、すなわち、メガネフレーム11を掛ける人側には前記前枠12と同一形状をなす感温液晶シート等の温度感知部材8(温度によって色彩が異なる部材)が貼着されている。
【0021】
なお、前記テンプル15は前記前枠12と同様に、表面側を透明の枠部材17で形成し、裏面側、すなわち、メガネフレーム11を掛ける人側には前記前枠12と同様に感温液晶シート等の温度感知部材(温度によって色彩が異なる部材)を貼着したり、あるいは、温度感知部材を用いることなく、前枠12とデザイン的に合った部材のみでテンプル15を形成しても良い。
【0022】
上記のように構成すると、このメガネフレーム11を使用者が掛けた時には、少なくとも温度感知部材の一部に体温が作用する。すると、この温度変化によって温度感知部材が変色し、この変色が透明の枠部材を介して前方から認識することができることになる。
【0023】
したがって、この変色によってあたかも変色前のメガネフレームとは異なるメガネフレームのような模様になる。しかも、使用者が位置する場所によって気温が異なる場合には、その気温差によっても変色することになり、気温、および体温による温度変化に対して変色してあたかも全く別異のメガネフレームになる。
【0024】
なお、前記実施の形態においては、前枠12を構成する透明の枠部材17の裏面に温度感知部材8を貼着した場合について説明したが、前枠12のみでなくテンプル15やノーズパッドにも、あるいは、それらのうちの色彩を変化させたいもののみに用いても良いものである。
【0025】
さらに、前記実施の形態においては、透明の枠部材の裏面に温度感知部材を貼着した場合について説明したが、透明の枠部材の裏面に温度感知部材を貼着した後の外周面をウレタンニス等の透明材でコーティングすることも考えられる。
【0026】
また、温度感知部材の裏面に熱伝導率の高い、樹脂製や金属製の枠部材を貼着する、すなわち、枠部材間で温度感知部材を挟み込んだり、さらに、上記と同様に外周面をウレタンニス等の透明材でコーティングすることも考えられる。
【0027】
上記のことは図1〜図3に示す実施の形態の場合と同様である。
【0028】
【発明の効果】
この発明は前記のように構成したことにより、メガネフレームを構成する各部材の一部を透明にするとともに、この裏側に温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設したので、気温や体温の変化に応じてメガネフレームの全部あるいは一部が模様、色彩的に変化する。これによって当初のメガネフレームとは異なる模様、色彩となり、温度の変化に応じて異なる美観を発するようになる。しかも、メガネフレームの全体又は一部が変化するので複数のメガネフレームを所持するのと同様な効果を発揮することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるメガネフレームの実施の形態を示す概略正面図である。
【図2】図1に示すものの概略平面図である。
【図3】図1に示すものに使用されている前枠の積層構造を示す概略断面図である。
【図4】この発明によるメガネフレームの他の実施の形態を示す概略正面図である。
【図5】図4に示すものの概略平面図である。
【符号の説明】
1、11……メガネフレーム
2、12……前枠
3、13……枠部
4、14……ブリッジ
5、15……テンプル
10……レンズ
6、16……蝶番
7、17……枠部材
8……温度感知部材

Claims (5)

  1. メガネフレームを構成する前枠、テンプル等の部材のうちの少なくとも一つの構成部材の一部を透明に構成するとともに、この部位に対応する裏面に、温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設したことを特徴とするメガネフレーム。
  2. 前記一部が透明に形成された構成部材の裏面に前記温度感知部材が直に貼着されている請求項1記載のメガネフレーム。
  3. 前記一部が透明に形成され、裏面に温度感知部材が配設されている構成部材は、それらの表面がウレタンニス等の透明材でコーティングされている請求項2記載のメガネフレーム。
  4. メガネフレームを構成する前枠、テンプル等の部材のうちの少なくとも一つの構成部材の一部を透明に構成するとともに、この部位に対応する裏面に、温度によって色彩が変化する温度感知部材を配設し、さらに、この温度感知部材の裏面側に樹脂製あるいは金属製の熱伝導部材を配設して透明の構成部材と熱伝導部材との間で温度感知部材を挟持したことを特徴とするメガネフレーム。
  5. 前記一部が透明に形成され、裏面に設けた熱伝導部材との間で温度感知部材を挟持した構成部材は、それらの表面がウレタンニス等の透明材でコーティングされている請求項4記載のメガネフレーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013105A1 (en) * 2005-07-26 2007-02-01 Safilo Società Azionaria Fabbrica Improved mount for spectacles

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