JP2004125376A - 使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法 - Google Patents
使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004125376A JP2004125376A JP2003127024A JP2003127024A JP2004125376A JP 2004125376 A JP2004125376 A JP 2004125376A JP 2003127024 A JP2003127024 A JP 2003127024A JP 2003127024 A JP2003127024 A JP 2003127024A JP 2004125376 A JP2004125376 A JP 2004125376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- air conditioner
- characteristic value
- individual
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/30—Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/62—Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
- F24F11/63—Electronic processing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/79—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling the direction of the supplied air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/80—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air
- F24F11/86—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling compressors within refrigeration or heat pump circuits
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1927—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors
- G05D23/193—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces
- G05D23/1931—Control of temperature characterised by the use of electric means using a plurality of sensors sensing the temperaure in different places in thermal relationship with one or more spaces to control the temperature of one space
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/50—Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
- F24F11/56—Remote control
- F24F11/59—Remote control for presetting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2110/00—Control inputs relating to air properties
- F24F2110/10—Temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2120/00—Control inputs relating to users or occupants
- F24F2120/10—Occupancy
Abstract
【課題】使用者個々人の身体状態を示す多様な指標を積極的に活用することで、総体的に使用者個々人の身体に適合しながら健康に良い生活環境をつくることのできる空調装置および空調方法を提供する。
【解決手段】温度を含む室内環境を測定するための室内環境センサ部10と、使用者の身体状態を測定するため、個人の脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動振幅を測定するための個人特性値受信部と15、前記個人特性値受信部15から入力されるデータに基づいて使用者の身体状態を評価する個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部20と、前記制御部20によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるため少なくとも圧縮機44および/または室内ファン41を駆動するための駆動部とを備えてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】温度を含む室内環境を測定するための室内環境センサ部10と、使用者の身体状態を測定するため、個人の脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動振幅を測定するための個人特性値受信部と15、前記個人特性値受信部15から入力されるデータに基づいて使用者の身体状態を評価する個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部20と、前記制御部20によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるため少なくとも圧縮機44および/または室内ファン41を駆動するための駆動部とを備えてなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調装置および空調方法に関し、より詳しくは、使用者個々人の特性値に合わせて適切に動作し、使用者個々人の状態に最適の生活環境を空調装置によって自動的に調節することができる、使用者個々人の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の空調装置および空調方法は、使用者の漠然たる希望の室内温度および湿度を目標値に指定されるようにし、指定された温度および湿度に至る方向に空調装置が運転されるようになっている。
【0003】
このような一般の空調装置の運転において、前記指定された目標値は、使用者の身体・環境に適合しない温度である場合もあり得る。詳しくは、専門的な知識を有しない一般の使用者は、適合化された温度、湿度、風量および風向の状態がどのような状態であるかを正確に知ることができない。また、前記指定された目標値の温度または湿度が、高すぎるか低すぎると、健康に良くない影響を与えるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、使用者の身体状態を定量的に測定・確認することで、使用者の現在身体状態に適合した生活環境をつくることのできる空調装置および空調方法を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、使用者個々人の身体状態を示す多様な指標を積極的に活用することで、総体的に使用者個々人の身体に適合しながら健康に良い生活環境をつくることのできる空調装置および空調方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調装置は、少なくとも温度を含む室内環境を測定するための室内環境センサ部と、使用者の身体状態を測定するため、使用者の脈拍数および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動振幅を測定するための個人特性値受信部と、前記個人特性値受信部から入力されるデータに基づいて使用者の身体状態を評価する個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部と、前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるため少なくとも圧縮機および/または室内ファンを駆動するための駆動部とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調装置は、空調機の運転に用いられる情報を得るため、室内環境と使用者の身体状態を測定するための室内環境センサ部および個人特性値受信部と、前記個人特性値受信部から入力されるデータから、使用者の身体状態の評価に用いられる個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部と、前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるための駆動部とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明のまた他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、使用者の脈拍数および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度のデータを測定するステップと、前記データに基づいて皮膚温度および/または脈拍数および/または心拍変異度および/または皮膚の電気活動振幅に応じた加重値を演算するステップと、前記加重値のそれぞれに基づいて使用者の個人特性値を定量的に計算するステップと、前記それぞれの個人特性値によってそれぞれ異なるようにして使用者の身体状態が速やかに改善されるように空調機を運転するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明のさらに他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、空調機の使用者の身体状態を示すデータを測定するステップと、前記データに基づいて使用者の現在の個人特性値を演算するステップと、演算された前記個人特性値に応じてより速やかに前記使用者の身体状態を改善するように空調機を運転するステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、使用者の身体反応および身体特性に合わせて一層適合化されるように速やかに空調機を運転することができる効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施例を添付の図面に基づいて説明するが、本発明の実施例は、本発明の思想を説明するための一例にすぎず、本発明はこれによって限定するものではない。
【0012】
図1は、本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調装置のブロック図である。
同図に示したように、本発明の空調装置は、室内温度および使用者個々人の身体状態を示す特性値を測定するための感知部と、室内温度や風量などを個人の特性値に合わせて調整するための駆動部と、前記感知部で測定された外部条件に合わせて前記駆動部を制御するための制御部とで構成される。
【0013】
前記各部の構成について説明すると、前記感知部は、室内の温度を測定するための室内温度センサ部10と、使用者個々人の特性値を測定するための個人特性値受信部15とを有する。また、前記駆動部は、風量を調整するための室内ファン41と、前記室内ファン41を駆動するための室内ファン駆動部31と、上下方向への風向を調整するための上下風向ベーン42と、前記上下風向ベーン42を調整するための上下風向駆動部32と、左右方向に風向を調整するための左右風向ベーン43と、前記左右風向ベーン43を調整するための左右風向駆動部33と、冷房能力を調整するための圧縮機44と、前記圧縮機44を調整するための圧縮機駆動部34とを含む。なお、冷房能力は、空調機内の膨張バルブによって制御することもできる。
【0014】
また、前記制御部20は、少なくとも内部にマイクロプロセッサを有する制御基板が適用される。
【0015】
なお、前記室内温度センサ部10は、乾湿球温度計が使用されているため、温度だけでなく湿度を確認することもでき、全体として室内環境を感知することもできる。
【0016】
上記の構成による本発明の作動については、個人特性値受信部15を通じて使用者の人体に関する所定の情報が入力される。また、前記使用者の身体に関する情報を用いて使用者の特性値を把握し、制御部20によって特性値に合わせて空調装置の駆動部が制御される。このとき、室内温度センサ部10によって入力される室内温度情報は、現在室内環境に関する情報として制御部20に送られ、前記制御部20によって駆動部の各構成要素を積極的に制御するようになる。
【0017】
その他、使用者の身長や背丈に関する情報が予め入力されているか、または、所定のセンサで感知された情報によって風向を調整することもできる。
【0018】
前記室内温度センサ部10によって送られる室内環境の情報としては、少なくとも温度に関する情報が含まれ、さらには、乾湿球温度に従う湿度情報などが含まれることもできる。特に、前記室内温度センサ部10は、室内温度だけでなく、室内環境を示す湿度、風量、風向などの全ての情報の測定装置を含むことができる。この時には、室内温度センサ部10を室内環境センサ部と称することもできる。
【0019】
なお、前記個人特性値受信部15で個人の特性値を測定するための使用者の身体に関する情報としては、使用者の脈拍、皮膚温度、皮膚電気活動度などを基準とし、体の3つの測定点を測定することが好ましい。しかし、2つまたは1つの測定点を測定するとしても本発明の根本的な効果は変わらず、但し、信頼性の面で差異がある。
【0020】
前記室内温度センサ部10は、空調機の室内空気吸入口側に設けられ、より正確な室内温度を検知し得るようにする。
【0021】
また、前記上下風向ベーン42および左右風向ベーン43は、風の方向を回転させるか適切に誘導するためのものであるが、風の方向を切り替えることのできるものであれば、ベーンと異なった構造のものであっても良い。
【0022】
図2は、本発明に係る個人特性値受信部の第1形成例を説明する図である。
同図に示したように、個人特性値受信部15が必要とする3測定点の受信部は、リモコンの背面に2つ、リモコンの前面に1つを設けることができる。
【0023】
具体的に、使用者の脈拍を正確に測定するため、リモコンの背面に第1のセンシング部151および第2のセンシング部152を設ける。また、残り1つの測定点は、リモコンの前面に設けられている運転開始ボタン153および/または快適空調ボタン154となり得る。
【0024】
前記運転開始ボタン153に個人特性値受信部15が形成されると、リモコンの操作時に、常に使用者の個人特性値を自動に測定して使用者の個人特性値に合わせて運転されるようになる。また、前記快適空調ボタン154に個人特性値受信部15が形成されると、使用者が空調機を快適運転しようとする時、快適空調ボタン154を押すことで使用者の脈拍、皮膚温度、皮膚電気活動度などをとることができる。但し、前記運転開始ボタン153と快適運転ボタン154との両方に個人特性値受信部15が形成されている場合は、空調機の起動時に運転開始ボタン153を押すことで運転が可能となるだけでなく空調機の稼動が開始された後は、快適運転ボタン154を押すことによっても快適運転で空調機を稼動することができる。
【0025】
また、前記リモコンの背面に設けられる第1のセンシング部151および第2のセンシング部152は、リモコンの背面に指が置かれる方向に一列に形成されるようにし、使用者がリモコンを握ると、手軽に個人特性値の測定が行われ反映される快適運転が可能となる。
【0026】
但し、個人特性値受信部15は、リモコンの背面に設けられる第1のセンシング部151および第2のセンシング部152と一列で配列される、また他のリモコンの第3のセンシング部となることができるが、本発明の実施には何等影響を与えない。
【0027】
図3は、本発明に係る個人特性値受信部の第2形成例を説明する図である。
同図は、空調機本体の正面に設けられる一体型感知部155が示されている。前記一体型感知部155には、少なくとも3つ以上の個人特性値受信部15が設けられ、一層信頼性のある感知が行われるようにする。
【0028】
また、前記一体型感知部155は、人の掌の形状をすることで、使用者がより便利にとるようにすることが好ましい。また、使用者の便利性を図るため、空調機の外周に突出したバー形状とすることもできる。このようなバー形状のものにおいても、3つの測定点に個人特性値受信部15を形成し、使用者の身体状況を信頼性良く測定し得るようにする。また、前記一体型感知部155は、空調機の前面だけでなく、側面または背面に形成されても良い。
【0029】
図4は、本発明に係る個人特性値受信部の第3形成例を説明する図である。
同図に示したように、空調機と連結されるコンピュータが設けられ、前記コンピュータによって空調機の動作が制御されるようになっている。コンピュータで空調機を制御する場合、コンピュータのマウスの上面の少なくとも3つの測定点に使用者の特性値が感知できる個人特性値受信部15を形成することができる。前記個人特性値受信部15は、マウスの第1の受信部156、マウスの第2の受信部157およびマウスの第3の受信部158で構成することができる。
【0030】
マウスによる空調機の制御は、マウスが一体にコンピュータと連係され、このコンピュータの制御によって空調機の制御が行われる点で相違点があり、空調機の全般的な制御においては図2および図3に示されているものと同様である。
【0031】
図5は、本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調方法を説明するためのフローチャートである。
同図に示したように、本発明による使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、先ず、個人特性値受信部15によって個人の特性値を判断し得るデータが検出される(St101)。
【0032】
なお、個人特性値受信部15からは、少なくとも個人の脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度がデータとして得られる。次いで、前記データは、制御部(図1の20)に伝達され、個人特性値の全体的な演算が行われる。
【0033】
以下、個人特性値の加重値が演算されるステップを詳細に説明する。
先ず、測定されたデータのうちの皮膚温度によって、皮膚温度が高い状態と皮膚温度が低い状態と皮膚温度が中間である状態とに区分する。このような区分によってそれぞれAH(皮膚温度が高い状態)、AM(皮膚温度が中間の状態)、AL(皮膚温度が低い状態)に分けて個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St102)。
【0034】
なお、使用者の皮膚温度と空調機の運転状態との関係については、皮膚温度が高い時は、空調機を室内温度を低くするように運転することで皮膚温度を下げる必要がある。また、皮膚温度が低い時は、空調機を室内温度を下げるように運転する必要がないか暖房を行う必要がある。また、皮膚温度が中間の時は、使用者が快適に感じる状態で、空調機の運転が不要である。
【0035】
上記のような皮膚温度による空調機の運転状態が判断された後は、使用者の脈拍数によって、脈拍が速い状態、脈拍が遅い状態および脈拍が中間の状態に区分する。このような区分によってBH(脈拍が速い状態)、BL(脈拍が遅い状態)およびBM(脈拍が中間の状態)に分けて個人特性値を判断する。詳しくは、脈拍に応じて上記のそれぞれの状態において加重値を異にして適用することで、個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St103)。
【0036】
なお、脈拍数による個人特性値の変化については、脈拍の速い場合は、周辺の温度が高いか、使用者がストレスなどで血圧などが上昇して暑さを感じている状態で、脈拍に応じた加重値によって空調機が運転されることが好ましい。
【0037】
上記のように脈拍数による個人特性値の変化が空調機の運転に反映された後は、使用者個々人の脈拍から心拍変異度を計算して、CH(心拍変異度が高い状態)、CL(心拍変異度が低い状態)、CM(心拍変異度が中間の状態)に分けて心拍変異度による個人特性値の反映を判断する。詳しくは、心拍変異度に応じて上記のそれぞれの状態において加重値を異にして適用することで、個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St104)。
【0038】
上記の心拍変異度の判断については、図6に示された心拍変異度のスペクトルによって詳細に説明される。
【0039】
図6に示したように、心拍変異度のスペクトルは、水平軸が周波数領域(Hz)で、垂直軸がパワー(Power)である。心拍変異度のスペクトルを分析し、0.15Hzを基準にして高周波領域と低周波領域とに区分される。前記高周波領域は、交感神経活動の影響を受ける区間であり、前記低周波領域は、副交感神経活動の影響を受ける区間である。ちなみに、交感神経は、副交感神経とともに自律神経系を形成し、分泌腺・血管・内臓などを支配する神経であって、ストレスを受けるなどで精神の興奮された状態を意味するため、高周波領域のパワー値が高いと、使用者が不快に感じている状況で、室内温度が低く制御する必要がある。また、副交感神経は、交感神経とともに自律神経系を構成する神経であって、興奮すると末端からアセチルコリンを分泌して心臓のはたらきの抑制、消化器のはたらきの促進などの作用をし、緊張のない状態を意味するため、室内温度を低く制御する必要がないか、室内温度を上げるように制御する必要がある。
【0040】
好ましくは、前記高周波領域のパワー値に対する低周波領域のパワー値を演算し、その値が高いほど使用者が暑さを感じるため、室内温度を低く制御する。ちなみに、心拍変異度による個人特性値の反映において、高周波領域のパワー値に対する低周波領域のパワー値を演算し、その演算値を3つの段階に分けてそれぞれの段階別に互いに異なった加重値が与えられるようにする。
【0041】
なお、前記心拍変異度によっては個人のストレス状態を数値で示すことのできる効果が得られ、室内の客観的な環境による身体反応とは異なり、個人の内的要因による身体反応を調べて用いることができる。
【0042】
上記のような心拍変異度による加重値が反映された後は、皮膚電気活動度による個人の特性値の反映を、DH(皮膚電気活動振幅が大きい状態)、DL(皮膚電気活動振幅が小さな状態)およびDM(皮膚電気活動振幅が中間の状態)に分けて行うことで、互いに異なった加重値が個人特性値に反映される。皮膚電気活動度と室内環境の制御とについては図7に基づいて詳細に説明する。
【0043】
図7に示したように、皮膚電気活動のうち皮膚伝導反応を分析する単位としては、反応の大きさを示す皮膚電気活動振幅(H)と、3つの時間測定値である潜在期、上昇期、回復期を使用することができる。
【0044】
前記皮膚電気活動振幅(H)は、室内温度が上がって汗腺の分泌が促進されると皮膚伝導活動の振幅が増大し、室内温度が下がって汗腺の分泌が低下すると皮膚伝導活動の振幅が減少するようになる。
【0045】
このような結果から、皮膚電気活動振幅(H)が大きな場合(DH)は、室内温度を低く制御する必要があり、反対に皮膚電気活動振幅(H)が小さな場合(DL)は、室内温度を低く制御する必要がない。
【0046】
このように個人特性値を演算するためのそれぞれの加重値が得られる必要があるが、上記のそれぞれの加重値の測定過程と演算過程とは、逆順となることもできる。但し、心拍変異度の計算は、個人の脈拍を基準にして測定される値であるため、脈拍の測定後に行われる。
【0047】
個人特性値は、上記のそれぞれの加重値を一定の演算を用いて求められる(St106)。
【0048】
具体的には、前記個人特性値は、皮膚温度、脈拍数、心拍変異度スペクトルおよび皮膚電気活動度によって選定されたそれぞれの値を加算して求めることができる。言い換えると、次の式(1)のようになる。
【0049】
個人特性値=A?+B?+C?+D? ・・・(1)
【0050】
前記式(1)のように、それぞれの測定されたデータによって選定された値を加算して求められる。しかし、前記個人特性値が必ず上述の式(1)によってのみ求められるのではなく、各要素の特性が反映され得るそれぞれの加重値が別に与えられ、加算されたり、減算されたり、割り算されたりすることで求めることもできる。
【0051】
前記個人特性値が定量的に算出された後は、上記の個人特性値によって空調機の運転が行われる(St107)。算出された個人特性値による空調機の運転は、次の式(2)で行われる。
【0052】
冷房時の室内温度=W1+個人特性値*X1
冷房時の室内風量=W2+個人特性値*X2
冷房時の左右風向=W3+個人特性値*X3
冷房時の上下風向=W4+個人特性値*X4 ・・・(2)
【0053】
但し、上記の式(2)において係数値は、使用者個々人の状態や季節によって変化することができる。
【0054】
前記式(2)は、単一の空調機に冷房機のみが設けられている場合に適用されている。しかし、空調機内に温熱機をも備えている場合は、下記の式(3)のように駆動されることができる。
【0055】
冷房時の室内温度=W1+個人特性値*X1
暖房時の室内温度=Y1+個人特性値*Z1
冷房時の室内風量=W2+個人特性値*X2
暖房時の室内風量=Y2+個人特性値*Z2
冷房時の左右風向=W3+個人特性値*X3
暖房時の左右風向=Y3+個人特性値*Z3
冷房時の上下風向=W4+個人特性値*X4
暖房時の上下風向=Y4+個人特性値*Z4
【0056】
但し、上記の式(3)において係数値は、使用者個々人の状態や季節によって変化することができる。例えば、予め入力される使用者の背丈が高い時は、上下風向ベーンを調整して風向を上方に多く調整することもできる。また、急な冷却が必要となる時は圧縮を多く駆動するとともに、風量を増大させるため冷却ファンを多く駆動するようにすることもできる。なお、前述の具体例に制限されず、駆動部の制御方法は種々あり得る。
【0057】
式(2)および式(3)について詳述すると、個人特性値の計算過程(St106)において皮膚温度、脈拍数、心拍変異度、皮膚電気活動度による加重値のそれぞれが反映される特定の計算式によって個人特性値が定量的に計算される。また、前記個人特性値に一定の係数値(X?、Z?)が掛け算された後、他の一定の係数値(W?、Y?)を加算して、直接適用され得る空調機の駆動値が算定される。
【0058】
なお、前記種々の係数値が使用者によって積極的に調整され得るようにすることで、個人の特性に合わせて速やかに空調機を運転することができる。
【0059】
上記のように使用者個々人の特性値に合わせて空調機が駆動された後は、一定の周期または使用者の選択によって個人特性値が再検出され、即ち、使用者の脈拍が再度測定されるなどで、個人特性値が再算出され、空調機が異なった環境において駆動されるようにする。使用者が希望しないか、個人特性値の再算定が不要な場合は、そのまま使用者の特性に合わせた空調方法が終了する(St108)。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、使用者個々人の特性値を定量的に算出することで、前記個人特性値に応じて空調機が運転されるため、使用者の状態をより速やかにかつ効果的に改善することができる効果を奏する。
【0061】
また、一般に与えられる温度および湿度データに依存せずに、同じ環境においても使用者個々人によって感じられる程度や状態が異なるという点を鑑みて、使用者の感じる暑さまたは寒さの程度を、使用者個々人の身体反応からとることによって、使用者個々人の状態に一層適合化した、積極的な空調機の運転を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調装置のブロック図である。
【図2】本発明に係る個人特性値受信部の第1形成例を説明する図である。
【図3】本発明に係る個人特性値受信部の第2形成例を説明する図である。
【図4】本発明に係る個人特性値受信部の第3形成例を説明する図である。
【図5】本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】心拍変異度のスペクトルを説明する図である。
【図7】皮膚電気活動度を示す分析図である。
【符号の説明】
10…室内温度センサ部
15…個人特性値受信部
20…制御部
31…室内ファン駆動部
32…上下風向駆動部
33…左右風向駆動部
34…圧縮機駆動部
41…室内ファン
42…上下風向ベーン
43…左右風向ベーン
44…圧縮機
151…第1のセンシング部
152…第2のセンシング部
153…運転開始ボタン
154…快適空調ボタン
155…一体型感知部
156…マウスの第1の受信部
157…マウスの第2の受信部
158…マウスの第3の受信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調装置および空調方法に関し、より詳しくは、使用者個々人の特性値に合わせて適切に動作し、使用者個々人の状態に最適の生活環境を空調装置によって自動的に調節することができる、使用者個々人の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の空調装置および空調方法は、使用者の漠然たる希望の室内温度および湿度を目標値に指定されるようにし、指定された温度および湿度に至る方向に空調装置が運転されるようになっている。
【0003】
このような一般の空調装置の運転において、前記指定された目標値は、使用者の身体・環境に適合しない温度である場合もあり得る。詳しくは、専門的な知識を有しない一般の使用者は、適合化された温度、湿度、風量および風向の状態がどのような状態であるかを正確に知ることができない。また、前記指定された目標値の温度または湿度が、高すぎるか低すぎると、健康に良くない影響を与えるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、使用者の身体状態を定量的に測定・確認することで、使用者の現在身体状態に適合した生活環境をつくることのできる空調装置および空調方法を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、使用者個々人の身体状態を示す多様な指標を積極的に活用することで、総体的に使用者個々人の身体に適合しながら健康に良い生活環境をつくることのできる空調装置および空調方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調装置は、少なくとも温度を含む室内環境を測定するための室内環境センサ部と、使用者の身体状態を測定するため、使用者の脈拍数および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動振幅を測定するための個人特性値受信部と、前記個人特性値受信部から入力されるデータに基づいて使用者の身体状態を評価する個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部と、前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるため少なくとも圧縮機および/または室内ファンを駆動するための駆動部とを備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調装置は、空調機の運転に用いられる情報を得るため、室内環境と使用者の身体状態を測定するための室内環境センサ部および個人特性値受信部と、前記個人特性値受信部から入力されるデータから、使用者の身体状態の評価に用いられる個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部と、前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるための駆動部とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明のまた他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、使用者の脈拍数および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度のデータを測定するステップと、前記データに基づいて皮膚温度および/または脈拍数および/または心拍変異度および/または皮膚の電気活動振幅に応じた加重値を演算するステップと、前記加重値のそれぞれに基づいて使用者の個人特性値を定量的に計算するステップと、前記それぞれの個人特性値によってそれぞれ異なるようにして使用者の身体状態が速やかに改善されるように空調機を運転するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明のさらに他の側面によれば、本発明の使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、空調機の使用者の身体状態を示すデータを測定するステップと、前記データに基づいて使用者の現在の個人特性値を演算するステップと、演算された前記個人特性値に応じてより速やかに前記使用者の身体状態を改善するように空調機を運転するステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、使用者の身体反応および身体特性に合わせて一層適合化されるように速やかに空調機を運転することができる効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施例を添付の図面に基づいて説明するが、本発明の実施例は、本発明の思想を説明するための一例にすぎず、本発明はこれによって限定するものではない。
【0012】
図1は、本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調装置のブロック図である。
同図に示したように、本発明の空調装置は、室内温度および使用者個々人の身体状態を示す特性値を測定するための感知部と、室内温度や風量などを個人の特性値に合わせて調整するための駆動部と、前記感知部で測定された外部条件に合わせて前記駆動部を制御するための制御部とで構成される。
【0013】
前記各部の構成について説明すると、前記感知部は、室内の温度を測定するための室内温度センサ部10と、使用者個々人の特性値を測定するための個人特性値受信部15とを有する。また、前記駆動部は、風量を調整するための室内ファン41と、前記室内ファン41を駆動するための室内ファン駆動部31と、上下方向への風向を調整するための上下風向ベーン42と、前記上下風向ベーン42を調整するための上下風向駆動部32と、左右方向に風向を調整するための左右風向ベーン43と、前記左右風向ベーン43を調整するための左右風向駆動部33と、冷房能力を調整するための圧縮機44と、前記圧縮機44を調整するための圧縮機駆動部34とを含む。なお、冷房能力は、空調機内の膨張バルブによって制御することもできる。
【0014】
また、前記制御部20は、少なくとも内部にマイクロプロセッサを有する制御基板が適用される。
【0015】
なお、前記室内温度センサ部10は、乾湿球温度計が使用されているため、温度だけでなく湿度を確認することもでき、全体として室内環境を感知することもできる。
【0016】
上記の構成による本発明の作動については、個人特性値受信部15を通じて使用者の人体に関する所定の情報が入力される。また、前記使用者の身体に関する情報を用いて使用者の特性値を把握し、制御部20によって特性値に合わせて空調装置の駆動部が制御される。このとき、室内温度センサ部10によって入力される室内温度情報は、現在室内環境に関する情報として制御部20に送られ、前記制御部20によって駆動部の各構成要素を積極的に制御するようになる。
【0017】
その他、使用者の身長や背丈に関する情報が予め入力されているか、または、所定のセンサで感知された情報によって風向を調整することもできる。
【0018】
前記室内温度センサ部10によって送られる室内環境の情報としては、少なくとも温度に関する情報が含まれ、さらには、乾湿球温度に従う湿度情報などが含まれることもできる。特に、前記室内温度センサ部10は、室内温度だけでなく、室内環境を示す湿度、風量、風向などの全ての情報の測定装置を含むことができる。この時には、室内温度センサ部10を室内環境センサ部と称することもできる。
【0019】
なお、前記個人特性値受信部15で個人の特性値を測定するための使用者の身体に関する情報としては、使用者の脈拍、皮膚温度、皮膚電気活動度などを基準とし、体の3つの測定点を測定することが好ましい。しかし、2つまたは1つの測定点を測定するとしても本発明の根本的な効果は変わらず、但し、信頼性の面で差異がある。
【0020】
前記室内温度センサ部10は、空調機の室内空気吸入口側に設けられ、より正確な室内温度を検知し得るようにする。
【0021】
また、前記上下風向ベーン42および左右風向ベーン43は、風の方向を回転させるか適切に誘導するためのものであるが、風の方向を切り替えることのできるものであれば、ベーンと異なった構造のものであっても良い。
【0022】
図2は、本発明に係る個人特性値受信部の第1形成例を説明する図である。
同図に示したように、個人特性値受信部15が必要とする3測定点の受信部は、リモコンの背面に2つ、リモコンの前面に1つを設けることができる。
【0023】
具体的に、使用者の脈拍を正確に測定するため、リモコンの背面に第1のセンシング部151および第2のセンシング部152を設ける。また、残り1つの測定点は、リモコンの前面に設けられている運転開始ボタン153および/または快適空調ボタン154となり得る。
【0024】
前記運転開始ボタン153に個人特性値受信部15が形成されると、リモコンの操作時に、常に使用者の個人特性値を自動に測定して使用者の個人特性値に合わせて運転されるようになる。また、前記快適空調ボタン154に個人特性値受信部15が形成されると、使用者が空調機を快適運転しようとする時、快適空調ボタン154を押すことで使用者の脈拍、皮膚温度、皮膚電気活動度などをとることができる。但し、前記運転開始ボタン153と快適運転ボタン154との両方に個人特性値受信部15が形成されている場合は、空調機の起動時に運転開始ボタン153を押すことで運転が可能となるだけでなく空調機の稼動が開始された後は、快適運転ボタン154を押すことによっても快適運転で空調機を稼動することができる。
【0025】
また、前記リモコンの背面に設けられる第1のセンシング部151および第2のセンシング部152は、リモコンの背面に指が置かれる方向に一列に形成されるようにし、使用者がリモコンを握ると、手軽に個人特性値の測定が行われ反映される快適運転が可能となる。
【0026】
但し、個人特性値受信部15は、リモコンの背面に設けられる第1のセンシング部151および第2のセンシング部152と一列で配列される、また他のリモコンの第3のセンシング部となることができるが、本発明の実施には何等影響を与えない。
【0027】
図3は、本発明に係る個人特性値受信部の第2形成例を説明する図である。
同図は、空調機本体の正面に設けられる一体型感知部155が示されている。前記一体型感知部155には、少なくとも3つ以上の個人特性値受信部15が設けられ、一層信頼性のある感知が行われるようにする。
【0028】
また、前記一体型感知部155は、人の掌の形状をすることで、使用者がより便利にとるようにすることが好ましい。また、使用者の便利性を図るため、空調機の外周に突出したバー形状とすることもできる。このようなバー形状のものにおいても、3つの測定点に個人特性値受信部15を形成し、使用者の身体状況を信頼性良く測定し得るようにする。また、前記一体型感知部155は、空調機の前面だけでなく、側面または背面に形成されても良い。
【0029】
図4は、本発明に係る個人特性値受信部の第3形成例を説明する図である。
同図に示したように、空調機と連結されるコンピュータが設けられ、前記コンピュータによって空調機の動作が制御されるようになっている。コンピュータで空調機を制御する場合、コンピュータのマウスの上面の少なくとも3つの測定点に使用者の特性値が感知できる個人特性値受信部15を形成することができる。前記個人特性値受信部15は、マウスの第1の受信部156、マウスの第2の受信部157およびマウスの第3の受信部158で構成することができる。
【0030】
マウスによる空調機の制御は、マウスが一体にコンピュータと連係され、このコンピュータの制御によって空調機の制御が行われる点で相違点があり、空調機の全般的な制御においては図2および図3に示されているものと同様である。
【0031】
図5は、本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調方法を説明するためのフローチャートである。
同図に示したように、本発明による使用者の特性に合わせて運転される空調方法は、先ず、個人特性値受信部15によって個人の特性値を判断し得るデータが検出される(St101)。
【0032】
なお、個人特性値受信部15からは、少なくとも個人の脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度がデータとして得られる。次いで、前記データは、制御部(図1の20)に伝達され、個人特性値の全体的な演算が行われる。
【0033】
以下、個人特性値の加重値が演算されるステップを詳細に説明する。
先ず、測定されたデータのうちの皮膚温度によって、皮膚温度が高い状態と皮膚温度が低い状態と皮膚温度が中間である状態とに区分する。このような区分によってそれぞれAH(皮膚温度が高い状態)、AM(皮膚温度が中間の状態)、AL(皮膚温度が低い状態)に分けて個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St102)。
【0034】
なお、使用者の皮膚温度と空調機の運転状態との関係については、皮膚温度が高い時は、空調機を室内温度を低くするように運転することで皮膚温度を下げる必要がある。また、皮膚温度が低い時は、空調機を室内温度を下げるように運転する必要がないか暖房を行う必要がある。また、皮膚温度が中間の時は、使用者が快適に感じる状態で、空調機の運転が不要である。
【0035】
上記のような皮膚温度による空調機の運転状態が判断された後は、使用者の脈拍数によって、脈拍が速い状態、脈拍が遅い状態および脈拍が中間の状態に区分する。このような区分によってBH(脈拍が速い状態)、BL(脈拍が遅い状態)およびBM(脈拍が中間の状態)に分けて個人特性値を判断する。詳しくは、脈拍に応じて上記のそれぞれの状態において加重値を異にして適用することで、個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St103)。
【0036】
なお、脈拍数による個人特性値の変化については、脈拍の速い場合は、周辺の温度が高いか、使用者がストレスなどで血圧などが上昇して暑さを感じている状態で、脈拍に応じた加重値によって空調機が運転されることが好ましい。
【0037】
上記のように脈拍数による個人特性値の変化が空調機の運転に反映された後は、使用者個々人の脈拍から心拍変異度を計算して、CH(心拍変異度が高い状態)、CL(心拍変異度が低い状態)、CM(心拍変異度が中間の状態)に分けて心拍変異度による個人特性値の反映を判断する。詳しくは、心拍変異度に応じて上記のそれぞれの状態において加重値を異にして適用することで、個人特性値を判断し得る1つの加重値として作用するようにする(St104)。
【0038】
上記の心拍変異度の判断については、図6に示された心拍変異度のスペクトルによって詳細に説明される。
【0039】
図6に示したように、心拍変異度のスペクトルは、水平軸が周波数領域(Hz)で、垂直軸がパワー(Power)である。心拍変異度のスペクトルを分析し、0.15Hzを基準にして高周波領域と低周波領域とに区分される。前記高周波領域は、交感神経活動の影響を受ける区間であり、前記低周波領域は、副交感神経活動の影響を受ける区間である。ちなみに、交感神経は、副交感神経とともに自律神経系を形成し、分泌腺・血管・内臓などを支配する神経であって、ストレスを受けるなどで精神の興奮された状態を意味するため、高周波領域のパワー値が高いと、使用者が不快に感じている状況で、室内温度が低く制御する必要がある。また、副交感神経は、交感神経とともに自律神経系を構成する神経であって、興奮すると末端からアセチルコリンを分泌して心臓のはたらきの抑制、消化器のはたらきの促進などの作用をし、緊張のない状態を意味するため、室内温度を低く制御する必要がないか、室内温度を上げるように制御する必要がある。
【0040】
好ましくは、前記高周波領域のパワー値に対する低周波領域のパワー値を演算し、その値が高いほど使用者が暑さを感じるため、室内温度を低く制御する。ちなみに、心拍変異度による個人特性値の反映において、高周波領域のパワー値に対する低周波領域のパワー値を演算し、その演算値を3つの段階に分けてそれぞれの段階別に互いに異なった加重値が与えられるようにする。
【0041】
なお、前記心拍変異度によっては個人のストレス状態を数値で示すことのできる効果が得られ、室内の客観的な環境による身体反応とは異なり、個人の内的要因による身体反応を調べて用いることができる。
【0042】
上記のような心拍変異度による加重値が反映された後は、皮膚電気活動度による個人の特性値の反映を、DH(皮膚電気活動振幅が大きい状態)、DL(皮膚電気活動振幅が小さな状態)およびDM(皮膚電気活動振幅が中間の状態)に分けて行うことで、互いに異なった加重値が個人特性値に反映される。皮膚電気活動度と室内環境の制御とについては図7に基づいて詳細に説明する。
【0043】
図7に示したように、皮膚電気活動のうち皮膚伝導反応を分析する単位としては、反応の大きさを示す皮膚電気活動振幅(H)と、3つの時間測定値である潜在期、上昇期、回復期を使用することができる。
【0044】
前記皮膚電気活動振幅(H)は、室内温度が上がって汗腺の分泌が促進されると皮膚伝導活動の振幅が増大し、室内温度が下がって汗腺の分泌が低下すると皮膚伝導活動の振幅が減少するようになる。
【0045】
このような結果から、皮膚電気活動振幅(H)が大きな場合(DH)は、室内温度を低く制御する必要があり、反対に皮膚電気活動振幅(H)が小さな場合(DL)は、室内温度を低く制御する必要がない。
【0046】
このように個人特性値を演算するためのそれぞれの加重値が得られる必要があるが、上記のそれぞれの加重値の測定過程と演算過程とは、逆順となることもできる。但し、心拍変異度の計算は、個人の脈拍を基準にして測定される値であるため、脈拍の測定後に行われる。
【0047】
個人特性値は、上記のそれぞれの加重値を一定の演算を用いて求められる(St106)。
【0048】
具体的には、前記個人特性値は、皮膚温度、脈拍数、心拍変異度スペクトルおよび皮膚電気活動度によって選定されたそれぞれの値を加算して求めることができる。言い換えると、次の式(1)のようになる。
【0049】
個人特性値=A?+B?+C?+D? ・・・(1)
【0050】
前記式(1)のように、それぞれの測定されたデータによって選定された値を加算して求められる。しかし、前記個人特性値が必ず上述の式(1)によってのみ求められるのではなく、各要素の特性が反映され得るそれぞれの加重値が別に与えられ、加算されたり、減算されたり、割り算されたりすることで求めることもできる。
【0051】
前記個人特性値が定量的に算出された後は、上記の個人特性値によって空調機の運転が行われる(St107)。算出された個人特性値による空調機の運転は、次の式(2)で行われる。
【0052】
冷房時の室内温度=W1+個人特性値*X1
冷房時の室内風量=W2+個人特性値*X2
冷房時の左右風向=W3+個人特性値*X3
冷房時の上下風向=W4+個人特性値*X4 ・・・(2)
【0053】
但し、上記の式(2)において係数値は、使用者個々人の状態や季節によって変化することができる。
【0054】
前記式(2)は、単一の空調機に冷房機のみが設けられている場合に適用されている。しかし、空調機内に温熱機をも備えている場合は、下記の式(3)のように駆動されることができる。
【0055】
冷房時の室内温度=W1+個人特性値*X1
暖房時の室内温度=Y1+個人特性値*Z1
冷房時の室内風量=W2+個人特性値*X2
暖房時の室内風量=Y2+個人特性値*Z2
冷房時の左右風向=W3+個人特性値*X3
暖房時の左右風向=Y3+個人特性値*Z3
冷房時の上下風向=W4+個人特性値*X4
暖房時の上下風向=Y4+個人特性値*Z4
【0056】
但し、上記の式(3)において係数値は、使用者個々人の状態や季節によって変化することができる。例えば、予め入力される使用者の背丈が高い時は、上下風向ベーンを調整して風向を上方に多く調整することもできる。また、急な冷却が必要となる時は圧縮を多く駆動するとともに、風量を増大させるため冷却ファンを多く駆動するようにすることもできる。なお、前述の具体例に制限されず、駆動部の制御方法は種々あり得る。
【0057】
式(2)および式(3)について詳述すると、個人特性値の計算過程(St106)において皮膚温度、脈拍数、心拍変異度、皮膚電気活動度による加重値のそれぞれが反映される特定の計算式によって個人特性値が定量的に計算される。また、前記個人特性値に一定の係数値(X?、Z?)が掛け算された後、他の一定の係数値(W?、Y?)を加算して、直接適用され得る空調機の駆動値が算定される。
【0058】
なお、前記種々の係数値が使用者によって積極的に調整され得るようにすることで、個人の特性に合わせて速やかに空調機を運転することができる。
【0059】
上記のように使用者個々人の特性値に合わせて空調機が駆動された後は、一定の周期または使用者の選択によって個人特性値が再検出され、即ち、使用者の脈拍が再度測定されるなどで、個人特性値が再算出され、空調機が異なった環境において駆動されるようにする。使用者が希望しないか、個人特性値の再算定が不要な場合は、そのまま使用者の特性に合わせた空調方法が終了する(St108)。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、使用者個々人の特性値を定量的に算出することで、前記個人特性値に応じて空調機が運転されるため、使用者の状態をより速やかにかつ効果的に改善することができる効果を奏する。
【0061】
また、一般に与えられる温度および湿度データに依存せずに、同じ環境においても使用者個々人によって感じられる程度や状態が異なるという点を鑑みて、使用者の感じる暑さまたは寒さの程度を、使用者個々人の身体反応からとることによって、使用者個々人の状態に一層適合化した、積極的な空調機の運転を行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調装置のブロック図である。
【図2】本発明に係る個人特性値受信部の第1形成例を説明する図である。
【図3】本発明に係る個人特性値受信部の第2形成例を説明する図である。
【図4】本発明に係る個人特性値受信部の第3形成例を説明する図である。
【図5】本発明に係る使用者の特性に合わせて運転される空調方法を説明するためのフローチャートである。
【図6】心拍変異度のスペクトルを説明する図である。
【図7】皮膚電気活動度を示す分析図である。
【符号の説明】
10…室内温度センサ部
15…個人特性値受信部
20…制御部
31…室内ファン駆動部
32…上下風向駆動部
33…左右風向駆動部
34…圧縮機駆動部
41…室内ファン
42…上下風向ベーン
43…左右風向ベーン
44…圧縮機
151…第1のセンシング部
152…第2のセンシング部
153…運転開始ボタン
154…快適空調ボタン
155…一体型感知部
156…マウスの第1の受信部
157…マウスの第2の受信部
158…マウスの第3の受信部
Claims (20)
- 温度を含む室内環境を測定するための室内環境センサ部と、使用者の身体状態を測定するため、個人の脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動振幅を測定するための個人特性値受信部と、
前記個人特性値受信部から入力されるデータに基づいて使用者の身体状態を評価する個人特性値を調べるため少なくともマイクロプロセッサを有する制御部と、
前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるため少なくとも圧縮機および/または室内ファンを駆動するための駆動部と、
を備えてなることを特徴とする使用者の特性に合わせて運転される空調装置。 - 前記個人特性値受信部は、空調機を調整する空調機のリモコンに設けられることを特徴とする請求項1に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値受信部の少なくとも一つの測定点は、空調機の運転を開始するための運転開始ボタンおよび/または個人特性値に適合した快適運転を開始するための快適運転ボタンであることを特徴とする請求項2に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値受信部は、使用者の身体が接触する、少なくとも3つの測定点に互いに離れて設けられることを特徴とする請求項1に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値受信部は、空調機本体の外周に設けられることを特徴とする請求項1に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値受信部は、前記空調機を調整するため前記空調機と連係されるコンピュータのマウスに設けられることを特徴とする請求項1に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 空調機の運転に用いられる情報を得るため、室内環境と使用者の身体状態を測定するための室内環境センサ部および個人特性値受信部と、
前記個人特性値受信部から入力されるデータから、使用者の身体状態の評価に用いられる個人特性値を調べるための、マイクロプロセッサを有する制御部と、前記制御部によって制御され、使用者の状態を速やかに改善させるための駆動部と、
を備えてなることを特徴とする使用者の特性に合わせて運転される空調装置。 - 前記個人特性値受信部は、脈拍および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度を測定することを特徴とする請求項7に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値は、皮膚温度および/または脈拍数および/または心拍変異度および/または皮膚電気活動度に応じて与えられる個別的な加重値を演算して求められることを特徴とする請求項7に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記個人特性値は、皮膚温度および/または脈拍数および/または心拍変異度および/または皮膚電気活動度を三段階に区分されるそれぞれの加重値が与えられ、前記それぞれの加重値が合算されて求められることを特徴とする請求項7に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記制御部は、演算された前記個人特性値によって空調機の運転されるべき室内温度および/または風向および/または風量で前記駆動部を制御することを特徴とする請求項7に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 前記駆動部は、室内ファンと室内ファン駆動部および/または上下風向ベーンと上下風向駆動部および/または左右風向ベーンと左右風向駆動および/または圧縮機と圧縮機駆動部を含むことを特徴とする請求項7に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調装置。
- 使用者の脈拍数および/または皮膚温度および/または皮膚電気活動度のデータを測定するステップと、
前記データに基づいて皮膚温度および/または脈拍数および/または心拍変異度および/または皮膚電気活動振幅に応じた加重値を演算するステップと、
前記加重値のそれぞれに基づいて使用者の個人特性値を定量的に計算するステップと、
前記それぞれの個人特性値によってそれぞれ異なるようにして使用者の身体状態が速やかに改善されるように空調機を運転するステップと、
を含むことを特徴とする使用者の特性に合わせて運転される空調方法。 - 前記加重値は、三段階に区分されることを特徴とする請求項13に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
- 前記個人特性値は、それぞれの加重値を合算して求められることを特徴とする請求項13に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
- 使用者の身体状態を改善するように空調機が運転されてから、一定の時間経過後、個人の特性を再検出して空調機を他の状態に運転することを特徴とする請求項13に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
- 空調機の使用者の身体状態を示すデータを測定するステップと、
前記データに基づいて使用者の現在の個人特性値を演算するステップと、
演算された前記個人特性値に応じてより速やかに前記使用者の身体状態を改善するように空調機を運転するステップと、
を含むことを特徴とする使用者の特性に合わせて運転される空調方法。 - 前記使用者の身体状態を示すデータは、使用者の皮膚温度および/または使用者の脈拍数および/または使用者の皮膚電気活動度であることを特徴とする請求項17に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
- 前記個人特性値は、前記データに基づいて計算される皮膚温度および/または心拍変異度および/または皮膚電気活動度によって段階別に選定されるそれぞれの加重値の和であることを特徴とする請求項17に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
- 前記データは、使用者身体の互いに異なった3つの測定点を測定して得られることを特徴とする請求項17に記載の使用者の特性に合わせて運転される空調方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2002-0060228A KR100493705B1 (ko) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 사용자의 특성에 맞게 운전되는 공조 시스템 및 공조 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004125376A true JP2004125376A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=36582225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003127024A Pending JP2004125376A (ja) | 2002-10-02 | 2003-05-02 | 使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7111468B2 (ja) |
JP (1) | JP2004125376A (ja) |
KR (1) | KR100493705B1 (ja) |
CN (1) | CN1223807C (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005241181A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Toshiba Kyaria Kk | リモートコントローラ及び空気調和機 |
JP2005345029A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Daikin Ind Ltd | 環境提供制御システム及び環境提供制御方法 |
JP2008157548A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空調システム |
WO2009020125A1 (ja) | 2007-08-07 | 2009-02-12 | Daikin Industries, Ltd. | 生理機能活性化方法及び装置 |
US7813840B2 (en) | 2006-11-10 | 2010-10-12 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Comfortable environment providing apparatus |
JP2011246037A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP4954879B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2012-06-20 | パナソニック株式会社 | 環境制御装置、環境制御方法、環境制御プログラム及び環境制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2012211722A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Hitachi Ltd | エネルギー管理システム |
US9504386B2 (en) | 2011-10-20 | 2016-11-29 | International Business Machines Corporation | Controlling devices based on physiological measurements |
JP2018524538A (ja) * | 2015-06-12 | 2018-08-30 | ユニバーシティー オブ メリーランド,カレッジ パーク | コンフォートユニット及びシステム、それらを用いる方法及び装置 |
CN111594999A (zh) * | 2019-02-21 | 2020-08-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其控制方法、装置以及空调系统 |
CN113865044A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-12-31 | 海尔(深圳)研发有限责任公司 | 用于调节室内环境的方法及装置、空调器 |
US20220034544A1 (en) * | 2018-11-02 | 2022-02-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Environmental control system and environmental control method |
Families Citing this family (63)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004314887A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空気調和装置 |
KR101114553B1 (ko) * | 2003-11-18 | 2012-03-13 | 소니 주식회사 | 입력장치 및 입력방법과 전자기기 |
KR100747579B1 (ko) * | 2005-04-28 | 2007-08-08 | 엘지전자 주식회사 | 공조 시스템 및 그 제어방법 |
KR100857139B1 (ko) * | 2007-02-01 | 2008-09-05 | 엘지전자 주식회사 | 멀티에어컨 시스템 및 그의 데이터 작성방법 |
KR20080085934A (ko) * | 2007-02-08 | 2008-09-25 | 엘지전자 주식회사 | 자동업데이트 기능을 구비한 원격관리 시스템 |
CN101514827B (zh) * | 2008-02-21 | 2011-06-08 | 新动力(北京)建筑科技有限公司 | 一种室内环境调节方法和系统 |
US8544761B2 (en) * | 2009-08-18 | 2013-10-01 | Intellihot, Inc. | User activated hot water heater and control system |
ES2753273T3 (es) | 2009-10-08 | 2020-04-07 | Delos Living Llc | Sistema de iluminación LED |
CN101916126A (zh) * | 2010-07-30 | 2010-12-15 | 中山大学 | 一种自动调节室内环境的方法、调节控制器及系统 |
US8920288B2 (en) * | 2011-08-03 | 2014-12-30 | Icon Health & Fitness, Inc. | Exercise device with fan controllable by a physiological condition of a user |
TWI435038B (zh) | 2011-12-14 | 2014-04-21 | Ind Tech Res Inst | 空調控制裝置與方法 |
EP3702685A1 (en) | 2012-08-28 | 2020-09-02 | Delos Living LLC | Environmental control system and method of operation such system |
US20140069131A1 (en) * | 2012-09-13 | 2014-03-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioning system |
CN102865644A (zh) * | 2012-10-22 | 2013-01-09 | 四川虹微技术有限公司 | 空调自动调节工作模式的方法 |
CN102937320B (zh) * | 2012-10-25 | 2015-05-06 | 四川虹微技术有限公司 | 用于智能空调的健康保护方法 |
TWI512247B (zh) * | 2012-12-20 | 2015-12-11 | Ind Tech Res Inst | 舒適度調控系統、其使用者端設備及其系統端設備 |
EP2969058B1 (en) | 2013-03-14 | 2020-05-13 | Icon Health & Fitness, Inc. | Strength training apparatus with flywheel and related methods |
CN113280484A (zh) * | 2013-04-09 | 2021-08-20 | 松下知识产权经营株式会社 | 空气环境调节系统和控制设备 |
US9546796B2 (en) * | 2013-06-18 | 2017-01-17 | Lennox Industries Inc. | External body temperature sensor for use with a HVAC system |
WO2015100429A1 (en) | 2013-12-26 | 2015-07-02 | Icon Health & Fitness, Inc. | Magnetic resistance mechanism in a cable machine |
WO2015130786A1 (en) | 2014-02-28 | 2015-09-03 | Delos Living Llc | Systems, methods and articles for enhancing wellness associated with habitable environments |
US10433612B2 (en) | 2014-03-10 | 2019-10-08 | Icon Health & Fitness, Inc. | Pressure sensor to quantify work |
DE102014204735A1 (de) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät, Steuersystem, Thermoanlage sowie Verfahren zum Betrieb solch einer Thermoanlage |
US10426989B2 (en) | 2014-06-09 | 2019-10-01 | Icon Health & Fitness, Inc. | Cable system incorporated into a treadmill |
CN104075404A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-10-01 | 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法和空调器的控制装置 |
CN107000537B (zh) | 2014-10-31 | 2021-03-12 | 金瑟姆股份有限公司 | 车辆小气候系统及其控制方法 |
CN106464748B (zh) * | 2014-11-06 | 2020-01-03 | 华为技术有限公司 | 热控制装置和方法 |
WO2016115230A1 (en) | 2015-01-13 | 2016-07-21 | Delos Living Llc | Systems, methods and articles for monitoring and enhancing human wellness |
US10258828B2 (en) | 2015-01-16 | 2019-04-16 | Icon Health & Fitness, Inc. | Controls for an exercise device |
CN104633866B (zh) * | 2015-02-15 | 2017-06-16 | 重庆大学 | 基于环境参数和人体生理参数的热舒适度测评系统 |
KR102407140B1 (ko) * | 2015-07-09 | 2022-06-10 | 삼성전자주식회사 | 생체 정보 분석 장치 및 방법 |
US10123745B1 (en) | 2015-08-21 | 2018-11-13 | Greatbatch Ltd. | Apparatus and method for cardiac signal noise detection and disposition based on physiologic relevance |
US10953305B2 (en) | 2015-08-26 | 2021-03-23 | Icon Health & Fitness, Inc. | Strength exercise mechanisms |
CN105138057B (zh) * | 2015-09-21 | 2017-07-28 | 深圳市中易腾达科技股份有限公司 | 一种游戏环境温湿度调节系统 |
US10561894B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-02-18 | Icon Health & Fitness, Inc. | Treadmill with removable supports |
US10272317B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-04-30 | Icon Health & Fitness, Inc. | Lighted pace feature in a treadmill |
US10493349B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-12-03 | Icon Health & Fitness, Inc. | Display on exercise device |
US10293211B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-05-21 | Icon Health & Fitness, Inc. | Coordinated weight selection |
US10625137B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-04-21 | Icon Health & Fitness, Inc. | Coordinated displays in an exercise device |
FR3049694B1 (fr) * | 2016-04-01 | 2018-04-13 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Procede et systeme de pilotage d'un systeme de ventilation equipant un espace interieur d'un batiment |
US10252109B2 (en) | 2016-05-13 | 2019-04-09 | Icon Health & Fitness, Inc. | Weight platform treadmill |
CN105972755A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-09-28 | 安徽泰然信息技术工程有限公司 | 一种空调调节系统 |
CN105910239A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-08-31 | 安徽泰然信息技术工程有限公司 | 一种智能空调调节系统 |
US10441844B2 (en) | 2016-07-01 | 2019-10-15 | Icon Health & Fitness, Inc. | Cooling systems and methods for exercise equipment |
US10471299B2 (en) | 2016-07-01 | 2019-11-12 | Icon Health & Fitness, Inc. | Systems and methods for cooling internal exercise equipment components |
EP3504942A4 (en) | 2016-08-24 | 2020-07-15 | Delos Living LLC | SYSTEMS, METHODS AND ARTICLES FOR IMPROVING WELL-BEING IN LIVABLE ENVIRONMENTS |
US10500473B2 (en) | 2016-10-10 | 2019-12-10 | Icon Health & Fitness, Inc. | Console positioning |
US10376736B2 (en) | 2016-10-12 | 2019-08-13 | Icon Health & Fitness, Inc. | Cooling an exercise device during a dive motor runway condition |
US10661114B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-05-26 | Icon Health & Fitness, Inc. | Body weight lift mechanism on treadmill |
TWI646997B (zh) | 2016-11-01 | 2019-01-11 | 美商愛康運動與健康公司 | 用於控制台定位的距離感測器 |
TWI680782B (zh) | 2016-12-05 | 2020-01-01 | 美商愛康運動與健康公司 | 於操作期間抵銷跑步機的平台之重量 |
TWI744546B (zh) | 2017-08-16 | 2021-11-01 | 美商愛康運動與健康公司 | 抗軸向衝擊之用於提供扭矩的系統 |
US11668481B2 (en) | 2017-08-30 | 2023-06-06 | Delos Living Llc | Systems, methods and articles for assessing and/or improving health and well-being |
CN107883528B (zh) * | 2017-11-20 | 2020-06-12 | 上海地缘环境科技有限公司 | 根据多用户位置动态调温的中央空调系统及方法 |
CN107860076B (zh) * | 2017-11-20 | 2020-06-16 | 武汉骏智创新科技有限公司 | 基于人工智能的多用户动态调温中央空调系统及方法 |
US10729965B2 (en) | 2017-12-22 | 2020-08-04 | Icon Health & Fitness, Inc. | Audible belt guide in a treadmill |
US11649977B2 (en) | 2018-09-14 | 2023-05-16 | Delos Living Llc | Systems and methods for air remediation |
JP7390608B2 (ja) * | 2018-11-02 | 2023-12-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 環境制御システム、及び、環境制御方法 |
WO2020176503A1 (en) | 2019-02-26 | 2020-09-03 | Delos Living Llc | Method and apparatus for lighting in an office environment |
US11898898B2 (en) | 2019-03-25 | 2024-02-13 | Delos Living Llc | Systems and methods for acoustic monitoring |
CN112128931A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-12-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调器及其控制方法 |
CN112032918A (zh) * | 2020-09-08 | 2020-12-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 可与空调联动的鼠标及基于该鼠标的空调的自动调节方法 |
CN112503736A (zh) * | 2020-12-03 | 2021-03-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调的智能调节方法及装置 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737642A (en) | 1980-08-19 | 1982-03-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Air conditioner |
JPS5773642A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-08 | Iseki & Co Ltd | Load detector |
DE3869721D1 (de) * | 1987-10-05 | 1992-05-07 | Augustine Medical Inc | Waermedecke. |
JPH02296527A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-07 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用空調装置 |
JP2690803B2 (ja) * | 1990-04-24 | 1997-12-17 | 株式会社デンソー | 空調制御装置 |
JPH06159763A (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機用制御装置 |
JPH06327056A (ja) * | 1993-05-14 | 1994-11-25 | Sony Corp | リモートコントロールシステム |
US5759149A (en) * | 1993-12-17 | 1998-06-02 | Hill-Rom, Inc. | Patient thermal support device |
JP3301200B2 (ja) * | 1994-02-28 | 2002-07-15 | 日産自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
KR0182529B1 (ko) | 1994-12-23 | 1999-05-01 | 김광호 | 공기조화기의 운전제어장치 및 그 방법 |
US6594523B1 (en) * | 1996-05-14 | 2003-07-15 | Pacesetter, Inc. | Implantable stimulation device, programmer, and method for automatically evaluating interaction of the device with a patient's heart |
US6311089B1 (en) * | 1996-05-14 | 2001-10-30 | Pacesetter, Inc. | Implantable stimulation device and method for determining ventricular and atrial sensitivity thresholds |
JPH105357A (ja) * | 1996-06-19 | 1998-01-13 | Minolta Co Ltd | 光線治療器 |
US6198394B1 (en) * | 1996-12-05 | 2001-03-06 | Stephen C. Jacobsen | System for remote monitoring of personnel |
IL126783A0 (en) * | 1998-03-05 | 1999-08-17 | M T R E Advanced Technology Lt | System and method for heat control of a living body |
US6558320B1 (en) * | 2000-01-20 | 2003-05-06 | Medtronic Minimed, Inc. | Handheld personal data assistant (PDA) with a medical device and method of using the same |
US6131645A (en) * | 1998-12-01 | 2000-10-17 | Barr; Raymond S. | Individualized cooling system used in a motor vehicle |
US6125636A (en) * | 1999-01-14 | 2000-10-03 | Sharper Image Corporation | Thermo-voltaic personal cooling/heating device |
US6264614B1 (en) * | 1999-08-31 | 2001-07-24 | Data Critical Corporation | System and method for generating and transferring medical data |
US6527796B1 (en) * | 2000-01-24 | 2003-03-04 | James A. Magovern | Method and apparatus for burning calories |
US6543247B2 (en) * | 2000-04-03 | 2003-04-08 | Ted Strauss | Waist-mounted evaporative personal cooler |
JP4543513B2 (ja) * | 2000-07-17 | 2010-09-15 | ソニー株式会社 | 双方向通信システム、表示装置、ベース装置および双方向通信方法 |
US6705990B1 (en) * | 2000-07-25 | 2004-03-16 | Tensys Medical, Inc. | Method and apparatus for monitoring physiologic parameters of a living subject |
US6832113B2 (en) * | 2001-11-16 | 2004-12-14 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Non-invasive method and apparatus for cardiac pacemaker pacing parameter optimization and monitoring of cardiac dysfunction |
US6692518B2 (en) * | 2002-02-27 | 2004-02-17 | Medivance Incorporated | Patient temperature control system |
-
2002
- 2002-10-02 KR KR10-2002-0060228A patent/KR100493705B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2003
- 2003-04-29 US US10/424,865 patent/US7111468B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-05-02 JP JP2003127024A patent/JP2004125376A/ja active Pending
- 2003-05-29 CN CNB031363431A patent/CN1223807C/zh not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-01-30 US US11/341,601 patent/US7260950B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005241181A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Toshiba Kyaria Kk | リモートコントローラ及び空気調和機 |
JP2005345029A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Daikin Ind Ltd | 環境提供制御システム及び環境提供制御方法 |
JP4954879B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2012-06-20 | パナソニック株式会社 | 環境制御装置、環境制御方法、環境制御プログラム及び環境制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US7813840B2 (en) | 2006-11-10 | 2010-10-12 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Comfortable environment providing apparatus |
JP2008157548A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 空調システム |
WO2009020125A1 (ja) | 2007-08-07 | 2009-02-12 | Daikin Industries, Ltd. | 生理機能活性化方法及び装置 |
JP2011246037A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
JP2012211722A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Hitachi Ltd | エネルギー管理システム |
US9504386B2 (en) | 2011-10-20 | 2016-11-29 | International Business Machines Corporation | Controlling devices based on physiological measurements |
US11076758B2 (en) | 2011-10-20 | 2021-08-03 | International Business Machines Corporation | Controlling devices based on physiological measurements |
JP2018524538A (ja) * | 2015-06-12 | 2018-08-30 | ユニバーシティー オブ メリーランド,カレッジ パーク | コンフォートユニット及びシステム、それらを用いる方法及び装置 |
US10801750B2 (en) | 2015-06-12 | 2020-10-13 | University Of Maryland, College Park | Comfort units and systems, methods, and devices for use thereof |
US20220034544A1 (en) * | 2018-11-02 | 2022-02-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Environmental control system and environmental control method |
CN111594999A (zh) * | 2019-02-21 | 2020-08-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其控制方法、装置以及空调系统 |
CN113865044A (zh) * | 2021-09-17 | 2021-12-31 | 海尔(深圳)研发有限责任公司 | 用于调节室内环境的方法及装置、空调器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100493705B1 (ko) | 2005-06-02 |
KR20040029805A (ko) | 2004-04-08 |
US7111468B2 (en) | 2006-09-26 |
US7260950B2 (en) | 2007-08-28 |
US20060123814A1 (en) | 2006-06-15 |
US20040065098A1 (en) | 2004-04-08 |
CN1487249A (zh) | 2004-04-07 |
CN1223807C (zh) | 2005-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004125376A (ja) | 使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法 | |
US8140191B2 (en) | Environment control device, environment control method, environment control program, and computer-readable recording medium containing the environment control program | |
US10274218B2 (en) | Air-conditioning control system | |
CN105020836B (zh) | 空调器的舒适性控制方法及装置 | |
CN107976901A (zh) | 睡眠环境控制系统及其控制方法 | |
CN104913463B (zh) | 空调器的控制方法、控制系统和可穿戴电子设备 | |
CN110207336A (zh) | 多联机的控制方法、控制装置及可读存储介质 | |
JP6861366B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2008039281A (ja) | 空気調和機及びその運転制御方法 | |
JP5036792B2 (ja) | 制御方法及び制御システム | |
WO2024066710A1 (zh) | 空调器及其控制方法 | |
JP6917552B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN113819571B (zh) | 空调器的控制方法、装置和计算机可读存储介质 | |
CN112969893A (zh) | 空气调节装置的控制系统 | |
KR100512279B1 (ko) | 스트레스 완화 공조 시스템 및 공조 방법 | |
JP2006112680A (ja) | 空気調和方法および空気調和装置 | |
KR20070075834A (ko) | 쾌적도 측정 장치 | |
JP4439962B2 (ja) | 空気調整システム | |
EP4361515A1 (en) | Air-conditioning device and control system | |
KR200467394Y1 (ko) | 공기조화시스템 | |
JP2764033B2 (ja) | 空気調和機の運転制御方法 | |
CN116897264B (zh) | 环境控制系统、环境控制装置以及环境控制方法 | |
TWI768171B (zh) | 空調系統 | |
JP2014129964A (ja) | 空調制御システム | |
JP2023003218A (ja) | 温熱環境制御装置、温熱環境制御方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080916 |