JP2005345029A - 環境提供制御システム及び環境提供制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空調制御システム1は、空気調和機10を制御する空調制御システムであって、推定部33と判定部34とを備える。空気調和機10は、利用者Pに空調環境を提供する。推定部33は、歩数情報に基づいて、利用者Pの活動量を推定する。歩数情報は、空気調和機10の利用者Pの歩数に関する情報である。判定部34は、利用者Pの活動量の情報に基づいて、利用者Pが外出帰りか否かを判定する。
【選択図】 図1
Description
したがって、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定部が判定した結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
したがって、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者の活動量を容易に推定することができる。
この環境提供制御システムでは、第1検知部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知する。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
第4発明に係る環境提供制御システムは、第3発明の環境提供制御システムであって、位置情報は、速度情報と継続時間情報とを含む。速度情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置の変化する速度に関する情報である。継続時間情報は、速度を継続している時間に関する情報である。
第5発明に係る環境提供制御システムは、第2発明から第4発明のいずれか環境提供制御システムであって、第2検知部をさらに備える。第2検知部は、温度情報を検知する。温度情報は、利用者付近の温度に関する情報である。推定部は、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて、利用者の活動量を推定する。
第6発明に係る環境提供制御システムは、第2発明から第5発明のいずれかの環境提供制御システムであって、制御部をさらに備える。制御部は、判定部が判定した結果の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
第7発明に係る環境提供制御システムは、第6発明の環境提供制御システムであって、制御部は、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合、利用者の活動量の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
第8発明に係る環境提供制御システムは、第6発明又は第7発明の環境提供制御システムであって、環境提供装置は、空気調和機である。制御部は、環境提供装置から吹き出される空調空気の温度、環境提供装置から吹き出される空調空気の湿度、環境提供装置から吹き出される空調空気の風向、環境提供装置から吹き出される空調空気の風量、環境提供装置から吹き出される空調空気の清浄度、環境提供装置が行う換気量及び環境提供装置の運転時間の少なくとも1つを制御する。
第9発明に係る環境提供制御方法は、環境提供装置が制御される環境提供制御方法であって、推定ステップと判定ステップとを備える。環境提供装置は、利用者に環境を提供する。推定ステップでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量が推定される。歩数情報は、環境提供装置の利用者の歩数に関する情報である。位置情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置に関する情報である。判定ステップでは、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かが判定される。
第3発明に係る環境提供制御システムでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知するので、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定することができる。
第5発明に係る環境提供制御システムでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者が外出帰りであるか否かをさらに正確に判定することができる。
第7発明に係る環境提供制御システムでは、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合に利用者の活動量の情報に基づいて環境提供装置を制御するので、利用者の外出時の活動による疲労を回復するように利用者に環境を提供することができる。
第9発明に係る環境提供制御方法では、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定ステップで判定された結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
図1に、本発明の第1実施形態にかかる空調制御システム1の構成図を示す。また、本発明の第1実施形態にかかる空調制御システム1の構成要素の構成図を図2に示す。空調制御システム1は、主として空気調和機10を制御するためのシステムである。
<空調制御システム1の全体構成>
図1に示す空調制御システム1は、主として、万歩計(登録商標、以下同様)20、制御装置30及び空気調和機10を備える。万歩計20は、空気調和機10の利用者Pに携帯される。制御装置30及び空気調和機10は、室内2に設置される。
図1に示す万歩計20は、図2に示すように、主として、第1検知部21、制御部23及び送信部25を備える。
第1検知部21が、歩数情報を検知する。ここで、歩数情報は、空気調和機10の利用者P(図1参照)の歩数に関する情報である。制御部23が、歩数情報を第1検知部21から受け取り送信部25へ渡す。送信部25が、歩数情報を無線回線経由で制御装置30へ送信する。
図1に示す制御装置30は、図2に示すように、主として、受信部31、制御部32、推定部33及び判定部34を備える。
受信部31が、歩数情報を無線回線経由で万歩計20から受信する。推定部33が、歩数情報を受信部31から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御するための制御信号を生成する。制御部32が、利用者P(図1参照)が外出帰りであると判定部34が判定した場合、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、空気調和機10を制御するための制御信号を生成する。制御部32が、制御信号を空気調和機10へ渡す。
図1に示す空気調和機10は、通常の空気調和機である。
図1に示す空気調和機10は、制御信号を制御装置30から受け取り、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境を提供する。
<空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れ>
図1に示す空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れを、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に示すステップS2では、歩数情報が送信される。すなわち、図2に示す万歩計20の送信部25により、歩数情報が無線回線経由で制御装置30へ送信される。制御装置30の受信部31により、歩数情報が無線回線経由で万歩計20から受信される。
図3に示すステップS4では、利用者が外出帰りであるか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の判定部34により、利用者P(図1参照)の活動量の情報が制御部32経由で推定部33から受け取られる。判定部34により、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かが判定される。外出帰りであると判定された場合、ステップS5へ進められ、外出帰りでないと判定された場合、ステップS6へ進められる。
図3に示すステップS6では、通常モード処理が行われる。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、通常モード処理の制御信号が生成される。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
図3に示す外出帰り処理S5の詳細を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すステップS11では、活動量が大きいか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、利用者P(図1参照)の活動量が大きいか否かが判断される。活動量が大きいと判断された場合、ステップS12へ進められ、活動量が大きくないと判断された場合、ステップS13へ進められる。
(1)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。
ここでは、図2に示す第1検知部21が、歩数情報を検知する。推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。
(3)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。
(4)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。制御部32が、利用者P(図1参照)が外出帰りであると判定部34が判定した場合、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。
(5)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。制御部32が、空気調和機10から吹き出される空調空気の温度、環境提供装置から吹き出される空調空気の風力、環境提供装置から吹き出される空調空気の風向及び環境提供装置の運転時間を制御する。
<第1実施形態の変形例>
(A)図2に示す万歩計20は、第2検知部22をさらに備えてもよい。第2検知部22は、温度情報を検知する。ここで、温度情報は、利用者P(図1参照)付近の温度に関する情報である。制御部23が、温度情報を第2検知部22から受け取り送信部25へ渡す。送信部25が、温度情報を無線回線経由で制御装置30へ送信する。制御装置30の受信部31が、温度情報を無線回線経由で万歩計20から受信する。推定部33が、温度情報を制御部32経由で受信部31から受け取る。
図5に示すステップS21では、温度情報が検知される。すなわち、図2に示す万歩計20の第2検知部22により、温度情報が検知される。ここで、温度情報は、利用者P(図1参照)付近の温度に関する情報である。制御部23により、温度情報が第2検知部22から受け取られ送信部25へ渡される。
図5に示すステップS23では、活動量が推定される。すなわち、図2に示す制御装置30の推定部33により、歩数情報と温度情報とが受信部31から受け取られる。推定部33により、歩数情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図1参照)の活動量が推定される。
また、図5に示す外出帰りモード処理S24の流れが、図6に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図6において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図6に示すステップS31では、30℃以上であるか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、外気の温度が30℃以上であるか否かが判断される。30℃以上であると判断された場合、ステップS11へ進められ、30℃以上でないと判断された場合、ステップS32へ進められる。
図6に示すステップS33では、第3パターンで空気調和機が制御される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、第3パターンの制御信号が生成される。例えば、設定温度が26℃であり、風力が強であり、運転モードが冷房であり、風向が利用者P(図1参照)に向けた方向であり、運転時間が10分であるような制御信号が生成される。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
(B)図1に示す空気調和機10は、照明装置、音響装置、発臭装置などであってもよい。この場合、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に照明環境、音響環境、臭いの環境などを提供することができる。
(D)第1実施形態の変形例(A)において、温度情報は、第2検知部22で検知されたものでなくてもよい。例えば、気象情報に基づいて、温度情報を取得してもよい。このとき、図5に示すステップS21において、温度情報が検知される代わりに、温度情報が外部から取得されることになる。
本発明の第2実施形態にかかる空調制御システム100を図7に示す。また、空調制御システム100の構成要素の構成図を図8に示す。図7において、図1,図2の空調制御システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。空調制御システム100は、主として空気調和機10を制御するためのシステムである。
図9に示すステップS41では、位置情報が検知される。すなわち、図8に示すGPS装置120の第1検知部121により、制御部123と送受信部125と無線回線とを経由して位置検出センター140と情報の受け渡しが行われることにより、位置情報が検出される。ここで、位置情報は、空気調和機10の利用者P(図7参照)の地理的な位置に関する情報である。制御部123により、位置情報が第1検知部121から受け取られ送信部125へ渡される。
図3に示すステップS43では、活動量が推定される。すなわち、図8に示す制御装置130の推定部133により、位置情報が制御部132経由で受信部131から受け取られる。推定部133により、位置情報に基づいて、利用者P(図7参照)の活動量が推定される。
(A)図8に示すGPS装置120は、第2検知部22をさらに備えてもよい。第2検知部22は、温度情報を検知する。ここで、温度情報は、利用者P(図7参照)付近の温度に関する情報である。制御部123が、温度情報を第2検知部22から受け取り送信部125へ渡す。送信部125が、温度情報を無線回線経由で制御装置130へ送信する。制御装置130の受信部131が、温度情報を無線回線経由でGPS装置120から受信する。推定部133が、温度情報を制御部132経由で受信部131から受け取る。
図10に示すステップS51では、活動量が推定される。すなわち、図2に示す制御装置130の推定部133により、位置情報と温度情報とが制御部132経由で受信部131から受け取られる。推定部133により、位置情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量が推定される。
(B)図8に示すGPS装置120の第1検知部121は、歩数情報と位置情報とを検知してもよい。この場合、制御装置130の推定部133は、歩数情報と位置情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量を推定してもよい。あるいは、推定部133は、歩数情報と位置情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量を推定してもよい。
(D)第2実施形態の変形例(C)において、図8に示す推定部133は、利用者P(図7参照)が乗り物(自動車・鉄道など)で移動していると判断する場合、活動量が小さいと推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足で移動していると判断する場合、活動量が大きいと推定してもよい。あるいは、推定部133は、活動量を多段階で推定してもよい。例えば、推定部133は、利用者P(図7参照)が乗り物(自動車・鉄道など)で移動していると判断する場合、活動量が小さいと推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足・自転車で移動していると判断する場合、継続時間情報が10分程度であれば、活動量が中ぐらいであると推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足・自転車で移動していると判断する場合、継続時間情報が20分以上であれば、活動量が大きいと推定してもよい。
2 室内
10 空気調和機
20 万歩計
30,130 制御装置
120 GPS装置
140 位置検出センター
Claims (9)
- 利用者に環境を提供する環境提供装置(10)を制御する環境提供制御システム(1,100)であって、
前記利用者の活動量を推定する推定部(33,133)と、
前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記利用者が外出帰りか否かを判定する判定部(34)と、
を備えた、
環境提供制御システム(1,100)。 - 前記推定部(33,133)は、前記環境提供装置(10)の前記利用者の歩数に関する情報である歩数情報及び前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置に関する情報である位置情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者の活動量を推定する、
環境提供制御システム(1,100)。 - 前記歩数情報及び前記位置情報の少なくとも一方を検知する第1検知部(21,121)をさらに備えた、
請求項2に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 前記位置情報は、前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置の変化する速度に関する情報である速度情報と前記速度を継続している時間に関する情報である継続時間情報とを含む、
請求項3に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 前記利用者付近の温度に関する情報である温度情報を検知する第2検知部(22)をさらに備え、
前記推定部(33,133)は、前記歩数情報及び前記位置情報の少なくとも一方と前記温度情報とに基づいて、前記利用者の前記活動量を推定する、
請求項2から4のいずれか1項に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 前記判定部(34)が判定した結果の情報に基づいて、前記環境提供装置(10)を制御する制御部(32)をさらに備えた、
請求項2から5のいずれか1項に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 前記制御部(32)は、前記利用者が外出帰りであると前記判定部(34)が判定した場合、前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記環境提供装置(10)を制御する、
請求項6に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 前記環境提供装置(10)は、空気調和機であり、
前記制御部(32)は、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の温度、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の湿度、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の風向、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の風量、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の清浄度、前記環境提供装置(10)が行う換気量及び前記環境提供装置(10)の運転時間の少なくとも1つを制御する、
請求項6又は7に記載の環境提供制御システム(1,100)。 - 利用者に環境を提供する環境提供装置(10)が制御される環境提供制御方法であって、
前記環境提供装置(10)の前記利用者の歩数に関する情報である歩数情報及び前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置に関する情報である位置情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者の活動量が推定される推定ステップと、
前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記利用者が外出帰りか否かが判定される判定ステップと、
を備えた、
環境提供制御方法。
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