JP2005345029A - 環境提供制御システム及び環境提供制御方法 - Google Patents

環境提供制御システム及び環境提供制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005345029A
JP2005345029A JP2004166738A JP2004166738A JP2005345029A JP 2005345029 A JP2005345029 A JP 2005345029A JP 2004166738 A JP2004166738 A JP 2004166738A JP 2004166738 A JP2004166738 A JP 2004166738A JP 2005345029 A JP2005345029 A JP 2005345029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
environment
environment providing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004166738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4396403B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Akamatsu
敏行 赤松
Satoru Hashimoto
哲 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2004166738A priority Critical patent/JP4396403B2/ja
Publication of JP2005345029A publication Critical patent/JP2005345029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4396403B2 publication Critical patent/JP4396403B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる環境提供制御システム及び環境提供制御方法を提供する。
【解決手段】 空調制御システム1は、空気調和機10を制御する空調制御システムであって、推定部33と判定部34とを備える。空気調和機10は、利用者Pに空調環境を提供する。推定部33は、歩数情報に基づいて、利用者Pの活動量を推定する。歩数情報は、空気調和機10の利用者Pの歩数に関する情報である。判定部34は、利用者Pの活動量の情報に基づいて、利用者Pが外出帰りか否かを判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、環境提供制御システム及び環境提供制御方法に関する。
従来から、利用者に環境を提供する環境提供装置の利用者が外出帰りか否かを判定して、利用者が外出帰りであるか否かを考慮して利用者に環境を提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−323600(第1−5頁、第1−8図)
しかし、従来のシステムでは、利用者により前もって設定されたスケジュールの情報に基づいて利用者が外出帰りか否かが判定されているため、利用者の予定が変更された場合に、スケジュールの情報が設定し直されないことがあり、利用者が外出帰りか否かが正確に判定されないおそれがある。また、スケジュールの情報が設定し直される場合でも、利用者の予定が変更される毎にスケジュールの情報が設定し直される必要があり、利用者に負担となっている。
そこで、本発明の課題は、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる環境提供制御システム及び環境提供制御方法を提供することにある。
第1発明に係る環境提供制御システムは、環境提供装置を制御する環境提供制御システムであって、推定部と判定部とを備える。環境提供装置は、利用者に環境を提供する。推定部は、利用者の活動量を推定する。歩数情報は、環境提供装置の利用者の歩数に関する情報である。位置情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置に関する情報である。判定部は、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
したがって、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定部が判定した結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
第2発明に係る環境提供制御システムは、第1発明の環境提供制御システムであって、環境提供装置を制御する環境提供制御システムであって、推定部と判定部とを備える。環境提供装置は、利用者に環境を提供する。推定部は、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。歩数情報は、環境提供装置の利用者の歩数に関する情報である。位置情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置に関する情報である。判定部は、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
したがって、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者の活動量を容易に推定することができる。
第3発明に係る環境提供制御システムは、第2発明の環境提供制御システムであって、第1検知部をさらに備える。第1検知部は、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知する。
この環境提供制御システムでは、第1検知部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知する。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
したがって、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知するので、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定することができる。
第4発明に係る環境提供制御システムは、第3発明の環境提供制御システムであって、位置情報は、速度情報と継続時間情報とを含む。速度情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置の変化する速度に関する情報である。継続時間情報は、速度を継続している時間に関する情報である。
この環境提供制御システムでは、第1検知部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知する。位置情報が、速度情報と継続時間情報とを含む。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
したがって、位置情報が速度情報と継続時間情報とを含むので、利用者が活動しているのか否かを推定することができる。このため、位置情報に基づいて利用者の活動量を推定することができる。
第5発明に係る環境提供制御システムは、第2発明から第4発明のいずれか環境提供制御システムであって、第2検知部をさらに備える。第2検知部は、温度情報を検知する。温度情報は、利用者付近の温度に関する情報である。推定部は、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて、利用者の活動量を推定する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。第2検知部が、温度情報を検知する。推定部が、温度情報をさらに受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。
したがって、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者が外出帰りであるか否かをさらに正確に判定することができる。
第6発明に係る環境提供制御システムは、第2発明から第5発明のいずれかの環境提供制御システムであって、制御部をさらに備える。制御部は、判定部が判定した結果の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。制御部が、判定部が判定した結果の情報を受け取ることができる。制御部が、判定部が判定した結果の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
したがって、判定部が判定した結果の情報に基づいて環境提供装置を制御するので、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
第7発明に係る環境提供制御システムは、第6発明の環境提供制御システムであって、制御部は、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合、利用者の活動量の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。制御部が、判定部が判定した結果の情報を受け取ることができる。制御部が、判定部が判定した結果の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。制御部が、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合、利用者の活動量の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。
したがって、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合に利用者の活動量の情報に基づいて環境提供装置を制御するので、利用者の外出時の活動による疲労を回復するように利用者に環境を提供することができる。
第8発明に係る環境提供制御システムは、第6発明又は第7発明の環境提供制御システムであって、環境提供装置は、空気調和機である。制御部は、環境提供装置から吹き出される空調空気の温度、環境提供装置から吹き出される空調空気の湿度、環境提供装置から吹き出される空調空気の風向、環境提供装置から吹き出される空調空気の風量、環境提供装置から吹き出される空調空気の清浄度、環境提供装置が行う換気量及び環境提供装置の運転時間の少なくとも1つを制御する。
この環境提供制御システムでは、推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を受け取ることができる。推定部が、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部が、利用者の活動量の情報を受け取ることができる。判定部が、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かを判定する。制御部が、判定部が判定した結果の情報を受け取ることができる。制御部が、判定部が判定した結果の情報に基づいて、環境提供装置を制御する。環境提供装置が、空気調和機である。制御部が、環境提供装置から吹き出される空調空気の温度、環境提供装置から吹き出される空調空気の湿度、環境提供装置から吹き出される空調空気の風向、環境提供装置から吹き出される空調空気の風量、環境提供装置から吹き出される空調空気の清浄度、環境提供装置が行う換気量及び環境提供装置の運転時間の少なくとも1つを制御する。
したがって、環境提供装置が空気調和機であるので、判定部が判定した結果に基づいて空気調和機を制御することができる。このため、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に空調環境を提供することができる。
第9発明に係る環境提供制御方法は、環境提供装置が制御される環境提供制御方法であって、推定ステップと判定ステップとを備える。環境提供装置は、利用者に環境を提供する。推定ステップでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量が推定される。歩数情報は、環境提供装置の利用者の歩数に関する情報である。位置情報は、環境提供装置の利用者の地理的な位置に関する情報である。判定ステップでは、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かが判定される。
この環境提供制御方法では、推定ステップにおいて、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方が受け取られ得る。推定ステップにおいて、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて、利用者の活動量が推定される。判定ステップにおいて、利用者の活動量の情報が受け取られ得る。判定ステップにおいて、利用者の活動量の情報に基づいて、利用者が外出帰りか否かが判定される。
したがって、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定ステップで判定された結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
第1発明に係る環境提供制御システムでは、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定部が判定した結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
第2発明に係る環境提供制御システムでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者の活動量を容易に推定することができる。
第3発明に係る環境提供制御システムでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方を検知するので、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方に基づいて利用者の活動量を推定することができる。
第4発明に係る環境提供制御システムでは、位置情報が速度情報と継続時間情報とを含むので、利用者が活動しているのか否かを推定することができる。このため、位置情報に基づいて利用者の活動量を推定することができる。
第5発明に係る環境提供制御システムでは、歩数情報及び位置情報の少なくとも一方と温度情報とに基づいて利用者の活動量を推定するので、利用者が外出帰りであるか否かをさらに正確に判定することができる。
第6発明に係る環境提供制御システムでは、判定部が判定した結果の情報に基づいて環境提供装置を制御するので、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
第7発明に係る環境提供制御システムでは、利用者が外出帰りであると判定部が判定した場合に利用者の活動量の情報に基づいて環境提供装置を制御するので、利用者の外出時の活動による疲労を回復するように利用者に環境を提供することができる。
第8発明に係る環境提供制御システムでは、環境提供装置が空気調和機であるので、判定部が判定した結果に基づいて空気調和機を制御することができる。このため、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に空調環境を提供することができる。
第9発明に係る環境提供制御方法では、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを判定するので、利用者の活動量に基づいて利用者が外出帰りか否かを正確に判定することができる。このため、判定ステップで判定された結果に基づいて環境提供装置を制御することができる。この結果、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができる。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかる空調制御システム1の構成図を示す。また、本発明の第1実施形態にかかる空調制御システム1の構成要素の構成図を図2に示す。空調制御システム1は、主として空気調和機10を制御するためのシステムである。
<空調制御システム1の全体構成>
図1に示す空調制御システム1は、主として、万歩計(登録商標、以下同様)20、制御装置30及び空気調和機10を備える。万歩計20は、空気調和機10の利用者Pに携帯される。制御装置30及び空気調和機10は、室内2に設置される。
<万歩計20の構成>
図1に示す万歩計20は、図2に示すように、主として、第1検知部21、制御部23及び送信部25を備える。
第1検知部21が、歩数情報を検知する。ここで、歩数情報は、空気調和機10の利用者P(図1参照)の歩数に関する情報である。制御部23が、歩数情報を第1検知部21から受け取り送信部25へ渡す。送信部25が、歩数情報を無線回線経由で制御装置30へ送信する。
<制御装置30の構成>
図1に示す制御装置30は、図2に示すように、主として、受信部31、制御部32、推定部33及び判定部34を備える。
受信部31が、歩数情報を無線回線経由で万歩計20から受信する。推定部33が、歩数情報を受信部31から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御するための制御信号を生成する。制御部32が、利用者P(図1参照)が外出帰りであると判定部34が判定した場合、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、空気調和機10を制御するための制御信号を生成する。制御部32が、制御信号を空気調和機10へ渡す。
<空気調和機10の構成>
図1に示す空気調和機10は、通常の空気調和機である。
図1に示す空気調和機10は、制御信号を制御装置30から受け取り、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境を提供する。
<空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れ>
図1に示す空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れを、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3に示すステップS1では、歩数情報が検知される。すなわち、図2に示す万歩計20の第1検知部21により、歩数情報が検知される。ここで、歩数情報は、空気調和機10の利用者P(図1参照)の歩数に関する情報である。制御部23により、歩数情報が第1検知部21から受け取られ送信部25へ渡される。
図3に示すステップS2では、歩数情報が送信される。すなわち、図2に示す万歩計20の送信部25により、歩数情報が無線回線経由で制御装置30へ送信される。制御装置30の受信部31により、歩数情報が無線回線経由で万歩計20から受信される。
図3に示すステップS3では、活動量が推定される。すなわち、図2に示す制御装置30の推定部33により、歩数情報が受信部31受け取られる。推定部33により、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量が推定される。
図3に示すステップS4では、利用者が外出帰りであるか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の判定部34により、利用者P(図1参照)の活動量の情報が制御部32経由で推定部33から受け取られる。判定部34により、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かが判定される。外出帰りであると判定された場合、ステップS5へ進められ、外出帰りでないと判定された場合、ステップS6へ進められる。
図3に示すステップS5では、外出帰りモード処理が行われる。
図3に示すステップS6では、通常モード処理が行われる。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、通常モード処理の制御信号が生成される。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
<外出帰りモード処理S5の流れ>
図3に示す外出帰り処理S5の詳細を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図4に示すステップS11では、活動量が大きいか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、利用者P(図1参照)の活動量が大きいか否かが判断される。活動量が大きいと判断された場合、ステップS12へ進められ、活動量が大きくないと判断された場合、ステップS13へ進められる。
図4に示すステップS12では、第1パターンで空気調和機が制御される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、第1パターンの制御信号が生成される。例えば、設定温度が24℃であり、風力が強であり、運転モードが冷房であり、風向が利用者P(図1参照)に向けた方向であり、運転時間が10分であるような制御信号が生成される。なお、10分経過後は、通常の場合(図3に示すステップS4で外出帰りであると判定されなかった場合)、通常モード処理の制御信号が生成されることになる。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
図4に示すステップS13では、第2パターンで空気調和機が制御される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、第2パターンの制御信号が生成される。例えば、設定温度が26℃であり、風力が弱であり、運転モードが冷房であり、風向が利用者P(図1参照)に向けた方向であり、運転時間が10分であるような制御信号が生成される。なお、10分経過後は、通常の場合(図3に示すステップS4で外出帰りであると判定されなかった場合)、通常モード処理の制御信号が生成されることになる。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
<空調制御システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。
したがって、図1に示す利用者Pの活動量に基づいて利用者Pが外出帰りか否かを判定するので、利用者Pの活動量に基づいて利用者Pが外出帰りか否かを正確に判定することが可能である。このため、判定部34(図2参照)が判定した結果に基づいて空気調和機10を制御することが可能である。この結果、利用者Pに負担をかけることなく、利用者Pが外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者Pに環境を提供することが可能である。
(2)
ここでは、図2に示す第1検知部21が、歩数情報を検知する。推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。
したがって、歩数情報を検知するので、歩数情報に基づいて利用者P(図1参照)の活動量を推定することが可能である。
(3)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。
したがって、判定部34が判定した結果の情報に基づいて空気調和機10を制御するので、利用者P(図1参照)が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者P(図1参照)に環境を提供することが可能である。
(4)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。制御部32が、利用者P(図1参照)が外出帰りであると判定部34が判定した場合、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。
したがって、利用者P(図1参照)が外出帰りであると判定部34が判定した場合に利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて空気調和機10を制御するので、利用者P(図1参照)の外出時の活動による疲労を回復するように利用者P(図1参照)に環境を提供することが可能である。
(5)
ここでは、図2に示す推定部33が、歩数情報を、制御部23と送信部25と無線回線と受信部31と制御部32とを経由して万歩計20の第1検知部21から受け取る。推定部33が、歩数情報に基づいて、利用者P(図1参照)の活動量を推定する。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報を制御部32経由で推定部33から受け取る。判定部34が、利用者P(図1参照)の活動量の情報に基づいて、利用者P(図1参照)が外出帰りか否かを判定する。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報を判定部34から受け取る。制御部32が、判定部34が判定した結果の情報に基づいて、空気調和機10を制御する。制御部32が、空気調和機10から吹き出される空調空気の温度、環境提供装置から吹き出される空調空気の風力、環境提供装置から吹き出される空調空気の風向及び環境提供装置の運転時間を制御する。
したがって、判定部34が判定した結果に基づいて空気調和機10を詳細に制御することが可能である。このため、利用者Pに負担をかけることなく、利用者Pが外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者Pに空調環境を提供することが可能である。
<第1実施形態の変形例>
(A)図2に示す万歩計20は、第2検知部22をさらに備えてもよい。第2検知部22は、温度情報を検知する。ここで、温度情報は、利用者P(図1参照)付近の温度に関する情報である。制御部23が、温度情報を第2検知部22から受け取り送信部25へ渡す。送信部25が、温度情報を無線回線経由で制御装置30へ送信する。制御装置30の受信部31が、温度情報を無線回線経由で万歩計20から受信する。推定部33が、温度情報を制御部32経由で受信部31から受け取る。
この場合、図1に示す空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れが、図5に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図5において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図5に示すステップS21では、温度情報が検知される。すなわち、図2に示す万歩計20の第2検知部22により、温度情報が検知される。ここで、温度情報は、利用者P(図1参照)付近の温度に関する情報である。制御部23により、温度情報が第2検知部22から受け取られ送信部25へ渡される。
図5に示すステップS22では、温度情報が送信される。すなわち、図2に示す万歩計20の送信部25により、温度情報が無線回線経由で制御装置30へ送信される。制御装置30の受信部31により、温度情報が無線回線経由で万歩計20から受信される。
図5に示すステップS23では、活動量が推定される。すなわち、図2に示す制御装置30の推定部33により、歩数情報と温度情報とが受信部31から受け取られる。推定部33により、歩数情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図1参照)の活動量が推定される。
図5に示すステップS24では、外出帰りモード処理が行われる。
また、図5に示す外出帰りモード処理S24の流れが、図6に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図6において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図6に示すステップS31では、30℃以上であるか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、外気の温度が30℃以上であるか否かが判断される。30℃以上であると判断された場合、ステップS11へ進められ、30℃以上でないと判断された場合、ステップS32へ進められる。
図6に示すステップS32では、活動量が大きいか否かが判断される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、利用者P(図1参照)の活動量が大きいか否かが判断される。活動量が大きいと判断された場合、ステップS33へ進められ、活動量が大きくないと判断された場合、ステップS34へ進められる。
図6に示すステップS33では、第3パターンで空気調和機が制御される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、第3パターンの制御信号が生成される。例えば、設定温度が26℃であり、風力が強であり、運転モードが冷房であり、風向が利用者P(図1参照)に向けた方向であり、運転時間が10分であるような制御信号が生成される。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
図6に示すステップS34では、第4パターンで空気調和機が制御される。すなわち、図2に示す制御装置30の制御部32により、第4パターンの制御信号が生成される。例えば、設定温度が26℃であり、風力が弱であり、運転モードが冷房であり、風向が利用者P(図1参照)以外の方向であり、運転時間が5分であるような制御信号が生成される。制御部32により、制御信号が空気調和機10へ渡される。図1に示す空気調和機10により、制御信号が制御装置30から受け取られ、制御信号に基づいて利用者P(図1参照)に空調環境が提供される。
したがって、歩数情報と温度情報とに基づいて利用者P(図1参照)の活動量を推定するので、利用者P(図1参照)が外出帰りであるか否かをさらに正確に判定することが可能である。
(B)図1に示す空気調和機10は、照明装置、音響装置、発臭装置などであってもよい。この場合、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に照明環境、音響環境、臭いの環境などを提供することができる。
(C)図1に示すように、制御装置30は、空気調和機10へ配線を介して接続されている代わりに、空気調和機10の内部に組み込まれていてもよい。あるいは、制御装置30は、空気調和機10へネットワーク介して接続されていてもよい。
(D)第1実施形態の変形例(A)において、温度情報は、第2検知部22で検知されたものでなくてもよい。例えば、気象情報に基づいて、温度情報を取得してもよい。このとき、図5に示すステップS21において、温度情報が検知される代わりに、温度情報が外部から取得されることになる。
(E)図2に示す制御部32は、空気調和機10から吹き出される空調空気の温度、空気調和機10から吹き出される空調空気の湿度、空気調和機10から吹き出される空調空気の風向、空気調和機10から吹き出される空調空気の風量、空気調和機10から吹き出される空調空気の清浄度、空気調和機10が行う換気量及び空気調和機10の運転時間の少なくとも1つを制御してもよい。
(F)図2に示すように、万歩計20は、記憶部24をさらに備えてもよい。記憶部24は、第1検知部21が検知した歩数情報の履歴を記憶してもよい。記憶部24は、第2検知部22が検知した温度情報の履歴を記憶してもよい。この場合、万歩計20と制御装置30とは、有線回線経由で通信してもよい。すなわち、利用者P(図1参照)が帰宅した際などに、万歩計20が有線回線経由で制御装置30と接続され、記憶部24に記憶された歩数情報や温度情報などが制御装置30へ送信されてもよい。あるいは、利用者P(図1参照)が帰宅した際などに、記憶部24に記憶された歩数情報や温度情報などが無線回線経由で制御装置30へ送信されてもよい。あるいは、所定時間毎に、記憶部24に記憶された歩数情報や温度情報などが無線回線経由で制御装置30へ送信されてもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態にかかる空調制御システム100を図7に示す。また、空調制御システム100の構成要素の構成図を図8に示す。図7において、図1,図2の空調制御システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。空調制御システム100は、主として空気調和機10を制御するためのシステムである。
この空調制御システム100は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、位置検出センター140がさらに備えられている点と、利用者Pが携帯しているのがGPS装置120である点とで第1実施形態と異なる。図8に示すように、GPS装置120の第1検知部121は、制御部123と送受信部125と無線回線とを経由して位置検出センター140と情報の受け渡しを行うことにより、位置情報を検出する。ここで、位置情報は、空気調和機10の利用者Pの地理的な位置に関する情報である。制御部123が、位置情報を第1検知部121から受け取り送信部125へ渡す。送信部125が、位置情報を無線回線経由で制御装置130へ送信する。制御装置130の受信部131が、位置情報を無線回線経由でGPS装置120から受信する。推定部133が、位置情報を制御部132経由で受信部131から受け取る。推定部133が、位置情報に基づいて、利用者P(図7参照)の活動量を推定する。したがって、位置情報を検知するので、位置情報に基づいて利用者P(図7参照)の活動量を推定することが可能である。これらの点で第1実施形態と異なる。
また、図7に示す空調制御システム100が空気調和機10を制御する処理の流れが、図9に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図9において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図9に示すステップS41では、位置情報が検知される。すなわち、図8に示すGPS装置120の第1検知部121により、制御部123と送受信部125と無線回線とを経由して位置検出センター140と情報の受け渡しが行われることにより、位置情報が検出される。ここで、位置情報は、空気調和機10の利用者P(図7参照)の地理的な位置に関する情報である。制御部123により、位置情報が第1検知部121から受け取られ送信部125へ渡される。
図9に示すステップS42では、位置情報が送信される。すなわち、図8に示すGPS装置120の送信部125が、位置情報を無線回線経由で制御装置130へ送信する。制御装置130の受信部131が、位置情報を無線回線経由でGPS装置120から受信する。
図3に示すステップS43では、活動量が推定される。すなわち、図8に示す制御装置130の推定部133により、位置情報が制御部132経由で受信部131から受け取られる。推定部133により、位置情報に基づいて、利用者P(図7参照)の活動量が推定される。
図7に示す利用者Pの活動量に基づいて利用者Pが外出帰りか否かを判定するので、利用者Pの活動量に基づいて利用者Pが外出帰りか否かを正確に判定することが可能である点は、第1実施形態と同様である。このため、判定部34(図8参照)が判定した結果に基づいて空気調和機10を制御することが可能である点も、第1実施形態と同様である。したがって、このような空調制御システム100によっても、利用者Pに負担をかけることなく、利用者Pが外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者Pに環境を提供することが可能である。
<第2実施形態の変形例>
(A)図8に示すGPS装置120は、第2検知部22をさらに備えてもよい。第2検知部22は、温度情報を検知する。ここで、温度情報は、利用者P(図7参照)付近の温度に関する情報である。制御部123が、温度情報を第2検知部22から受け取り送信部125へ渡す。送信部125が、温度情報を無線回線経由で制御装置130へ送信する。制御装置130の受信部131が、温度情報を無線回線経由でGPS装置120から受信する。推定部133が、温度情報を制御部132経由で受信部131から受け取る。
この場合、図1に示す空調制御システム1が空気調和機10を制御する処理の流れが、図10に示すように、次の点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。なお、図10において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図10に示すステップS51では、活動量が推定される。すなわち、図2に示す制御装置130の推定部133により、位置情報と温度情報とが制御部132経由で受信部131から受け取られる。推定部133により、位置情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量が推定される。
したがって、位置情報と温度情報とに基づいて利用者P(図7参照)の活動量を推定するので、利用者P(図7参照)が外出帰りであるか否かをさらに正確に判定することができる。
(B)図8に示すGPS装置120の第1検知部121は、歩数情報と位置情報とを検知してもよい。この場合、制御装置130の推定部133は、歩数情報と位置情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量を推定してもよい。あるいは、推定部133は、歩数情報と位置情報と温度情報とに基づいて、利用者P(図7参照)の活動量を推定してもよい。
(C)図8に示す第1検知部121が検知する位置情報は、速度情報と継続時間情報とを含んでもよい。ここで、速度情報は、空気調和機10の利用者P(図7参照)の地理的な位置の変化する速度に関する情報である。継続時間情報は、速度を継続している時間に関する情報である。例えば、速度情報が10km/h以下のとき、利用者P(図7参照)は歩行していると推定される。例えば、速度情報が10km/h〜20km/hのとき、利用者P(図7参照)は駆け足で移動していると推定される。例えば、速度情報が40km/h以上のとき、利用者P(図7参照)は乗り物で移動していると推定される。例えば、速度情報が速度の変化のパターンであるとき、渋滞時の自動車の速度の変化のパターンと自転車の速度の変化のパターンとは異なるので区別することができる。例えば、速度情報が速度の変化のパターンであるとき、通常走行時の自動車の速度の変化のパターンと自転車の速度の変化のパターンとは異なるので区別することができる。例えば、速度情報が速度の変化のパターンであるとき、渋滞時の自動車の速度の変化のパターンと歩行・駆け足の速度の変化のパターンとは異なるので区別することができる。例えば、速度情報が速度の変化のパターンであるとき、鉄道の速度の変化のパターンと歩行・駆け足の速度の変化のパターンとは異なるので区別することができる。
したがって、位置情報が速度情報と継続時間情報とを含むので、利用者P(図7参照)が活動しているのか否かを推定することができる。このため、位置情報に基づいて利用者P(図7参照)の活動量を推定することができる。
(D)第2実施形態の変形例(C)において、図8に示す推定部133は、利用者P(図7参照)が乗り物(自動車・鉄道など)で移動していると判断する場合、活動量が小さいと推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足で移動していると判断する場合、活動量が大きいと推定してもよい。あるいは、推定部133は、活動量を多段階で推定してもよい。例えば、推定部133は、利用者P(図7参照)が乗り物(自動車・鉄道など)で移動していると判断する場合、活動量が小さいと推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足・自転車で移動していると判断する場合、継続時間情報が10分程度であれば、活動量が中ぐらいであると推定してもよい。推定部133は、利用者P(図7参照)が歩行・駆け足・自転車で移動していると判断する場合、継続時間情報が20分以上であれば、活動量が大きいと推定してもよい。
(E)図8に示す第1検知部121は、GPS装置でなく位置検出センター140に備えられていてもよい。この場合、位置情報が位置検出センター140から無線回線又は有線回線経由で制御装置130へ直接送信されることになる。
本発明にかかる環境提供制御システム及び環境提供制御方法は、利用者に負担をかけることなく、利用者が外出帰りであるか否かを正確に考慮して利用者に環境を提供することができるという効果を有し、環境提供制御システム及び環境提供制御方法等として有用である。
本発明の第1実施形態による空調制御システムの構成図。 本発明の第1実施形態による空調制御システムの構成要素の構成図。 空調制御システムが空気調和機を制御する処理の流れを示すフローチャート。 外出帰りモード処理を示すフローチャート。 空調制御システムが空気調和機を制御する処理の流れを示すフローチャート。 外出帰りモード処理を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態による空調制御システムの構成図。 本発明の第1実施形態による空調制御システムの構成要素の構成図。 空調制御システムが空気調和機を制御する処理の流れを示すフローチャート。 空調制御システムが空気調和機を制御する処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1,100 空調制御システム
2 室内
10 空気調和機
20 万歩計
30,130 制御装置
120 GPS装置
140 位置検出センター

Claims (9)

  1. 利用者に環境を提供する環境提供装置(10)を制御する環境提供制御システム(1,100)であって、
    前記利用者の活動量を推定する推定部(33,133)と、
    前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記利用者が外出帰りか否かを判定する判定部(34)と、
    を備えた、
    環境提供制御システム(1,100)。
  2. 前記推定部(33,133)は、前記環境提供装置(10)の前記利用者の歩数に関する情報である歩数情報及び前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置に関する情報である位置情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者の活動量を推定する、
    環境提供制御システム(1,100)。
  3. 前記歩数情報及び前記位置情報の少なくとも一方を検知する第1検知部(21,121)をさらに備えた、
    請求項2に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  4. 前記位置情報は、前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置の変化する速度に関する情報である速度情報と前記速度を継続している時間に関する情報である継続時間情報とを含む、
    請求項3に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  5. 前記利用者付近の温度に関する情報である温度情報を検知する第2検知部(22)をさらに備え、
    前記推定部(33,133)は、前記歩数情報及び前記位置情報の少なくとも一方と前記温度情報とに基づいて、前記利用者の前記活動量を推定する、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  6. 前記判定部(34)が判定した結果の情報に基づいて、前記環境提供装置(10)を制御する制御部(32)をさらに備えた、
    請求項2から5のいずれか1項に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  7. 前記制御部(32)は、前記利用者が外出帰りであると前記判定部(34)が判定した場合、前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記環境提供装置(10)を制御する、
    請求項6に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  8. 前記環境提供装置(10)は、空気調和機であり、
    前記制御部(32)は、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の温度、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の湿度、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の風向、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の風量、前記環境提供装置(10)から吹き出される空調空気の清浄度、前記環境提供装置(10)が行う換気量及び前記環境提供装置(10)の運転時間の少なくとも1つを制御する、
    請求項6又は7に記載の環境提供制御システム(1,100)。
  9. 利用者に環境を提供する環境提供装置(10)が制御される環境提供制御方法であって、
    前記環境提供装置(10)の前記利用者の歩数に関する情報である歩数情報及び前記環境提供装置(10)の前記利用者の地理的な位置に関する情報である位置情報の少なくとも一方に基づいて、前記利用者の活動量が推定される推定ステップと、
    前記利用者の前記活動量の情報に基づいて、前記利用者が外出帰りか否かが判定される判定ステップと、
    を備えた、
    環境提供制御方法。
JP2004166738A 2004-06-04 2004-06-04 環境提供制御システム及び環境提供制御方法 Expired - Fee Related JP4396403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166738A JP4396403B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 環境提供制御システム及び環境提供制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004166738A JP4396403B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 環境提供制御システム及び環境提供制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005345029A true JP2005345029A (ja) 2005-12-15
JP4396403B2 JP4396403B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=35497581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004166738A Expired - Fee Related JP4396403B2 (ja) 2004-06-04 2004-06-04 環境提供制御システム及び環境提供制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4396403B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145088A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Azbil Corp 要望判別装置、空調制御システム、要望判別方法および空調制御方法
CN104879887A (zh) * 2015-04-30 2015-09-02 广东美的制冷设备有限公司 空调器运行的控制方法、空调器及系统
CN105202705A (zh) * 2015-10-20 2015-12-30 广东美的制冷设备有限公司 用于空调器的控制方法和装置
CN107314501A (zh) * 2017-06-07 2017-11-03 美的集团股份有限公司 温度调节设备及其控制方法、系统和穿戴式设备
JP2019190765A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 三菱電機株式会社 環境制御システム及び環境制御装置
JP2019196035A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 株式会社デンソー 車両用空調システム
CN113357800A (zh) * 2021-05-17 2021-09-07 青岛海尔空调器有限总公司 空调温度控制方法、装置、电子设备及存储介质

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300255B1 (ko) * 2012-05-09 2013-08-26 한국철도기술연구원 시공간 재실자의 활동도 정보를 이용한 공기 조화 제어 방법
KR102020306B1 (ko) * 2018-09-19 2019-09-10 엘지전자 주식회사 인공지능 기반의 공기조화기 및 그의 제어 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399449A (ja) * 1986-10-15 1988-04-30 Hitachi Ltd 空気調和機
JPH07145980A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御装置
JP2002142270A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遠隔制御システム、遠隔制御ユニット、遠隔制御方法、および、遠隔制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003125470A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 個人情報収集システム、携帯端末装置、管理装置、個人情報収集方法、プログラム、および媒体
JP2003126070A (ja) * 2001-10-19 2003-05-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置、個人情報処理方法、プログラム、および媒体
JP2004125376A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Lg Electronics Inc 使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6399449A (ja) * 1986-10-15 1988-04-30 Hitachi Ltd 空気調和機
JPH07145980A (ja) * 1993-11-22 1995-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御装置
JP2002142270A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遠隔制御システム、遠隔制御ユニット、遠隔制御方法、および、遠隔制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003125470A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 個人情報収集システム、携帯端末装置、管理装置、個人情報収集方法、プログラム、および媒体
JP2003126070A (ja) * 2001-10-19 2003-05-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置、個人情報処理方法、プログラム、および媒体
JP2004125376A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Lg Electronics Inc 使用者の特性に合わせて運転される空調装置および空調方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145088A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Azbil Corp 要望判別装置、空調制御システム、要望判別方法および空調制御方法
CN104879887A (zh) * 2015-04-30 2015-09-02 广东美的制冷设备有限公司 空调器运行的控制方法、空调器及系统
CN105202705A (zh) * 2015-10-20 2015-12-30 广东美的制冷设备有限公司 用于空调器的控制方法和装置
CN105202705B (zh) * 2015-10-20 2018-07-10 广东美的制冷设备有限公司 用于空调器的控制方法和装置
CN107314501A (zh) * 2017-06-07 2017-11-03 美的集团股份有限公司 温度调节设备及其控制方法、系统和穿戴式设备
CN107314501B (zh) * 2017-06-07 2019-10-29 美的集团股份有限公司 温度调节设备及其控制方法、系统和穿戴式设备
JP2019190765A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 三菱電機株式会社 環境制御システム及び環境制御装置
JP2019196035A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 株式会社デンソー 車両用空調システム
JP7131059B2 (ja) 2018-05-07 2022-09-06 株式会社デンソー 車両用空調システム
CN113357800A (zh) * 2021-05-17 2021-09-07 青岛海尔空调器有限总公司 空调温度控制方法、装置、电子设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4396403B2 (ja) 2010-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10994745B2 (en) Information estimating system, information estimating method and recording medium
JP4453679B2 (ja) 設備制御システムおよび設備制御装置
JP5100891B2 (ja) 車両用空調制御方法
JP4396403B2 (ja) 環境提供制御システム及び環境提供制御方法
JP5679715B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP7143733B2 (ja) 環境状態推定装置、環境状態推定方法、環境状態推定プログラム
WO2018156136A1 (en) Methods and apparatus for vehicle climate control using distributed sensors
JP6028467B2 (ja) 車両用空調制御装置及びシステム
US11529845B2 (en) Air-conditioning control system, air-conditioning management system, and in-vehicle air-conditioning system
CN111422036B (zh) 换气控制系统及其控制方法、非暂时性计算机可读介质
EP3628515A1 (en) A system for controlling air quality inside a vehicle cabin
KR20180028336A (ko) 차량용 실내 공기질 모니터링 장치 및 방법
JP2007182139A (ja) 車載機器自動調整システム
JP2009292247A (ja) 車載情報装置、情報サーバ、及び情報共有システム
KR101194569B1 (ko) 공기조화 시스템 및 방법
WO2019077998A1 (ja) 車両空調管理装置、車両空調管理システムおよび車両空調管理方法
JP2016223995A (ja) ドライバ推定装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6965669B2 (ja) 空調制御システム
JP6981151B2 (ja) 空調制御システム
JP2009248778A (ja) 車内空調システム
JP2005206110A (ja) 車両用空調装置のための内外気切替方法および車両用空調システム
JP7196407B2 (ja) 推定装置
JP2009103389A (ja) 自走空調システムおよびそのプログラム
JP7131059B2 (ja) 車両用空調システム
JP2014162276A (ja) 制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4396403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131030

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees