JP2004124564A - コンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足 - Google Patents
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Abstract
【課題】偏加重がかかったり、固定支持のための締め付け応力が過大になると、セメントモルタル製の固定具本体の先端部付近が破壊してしまうという問題がある。
【解決手段】型枠材29の型枠固定具側の面がスペーサ28の半径D2の面に当接した状態で、軸足26の先端部が型枠固定具21のインサート23の雌ネジに、軸足26の先端が型枠固定具21の水切り壁24の直前にくる長さまで螺合される。このとき、スペーサ28の半径D1の面は、インサート23のみと当接し、固定具本体22とは接触しない。続いて、フォームタイ30により型枠材29が型枠固定具21に強固に締結される。この締結状態では、型枠材29の両面がフォームタイ30及びスペーサ28と押圧状態となり、かつ、スペーサ28とインサート23とが押圧状態となる。固定具本体22は締め付け応力を受けない。
【選択図】 図1
【解決手段】型枠材29の型枠固定具側の面がスペーサ28の半径D2の面に当接した状態で、軸足26の先端部が型枠固定具21のインサート23の雌ネジに、軸足26の先端が型枠固定具21の水切り壁24の直前にくる長さまで螺合される。このとき、スペーサ28の半径D1の面は、インサート23のみと当接し、固定具本体22とは接触しない。続いて、フォームタイ30により型枠材29が型枠固定具21に強固に締結される。この締結状態では、型枠材29の両面がフォームタイ30及びスペーサ28と押圧状態となり、かつ、スペーサ28とインサート23とが押圧状態となる。固定具本体22は締め付け応力を受けない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足に係り、特に型枠材の間にコンクリートを打設するコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンクリート打ち放し補修工法では、図4に示すように、セパレータ1の両端を型枠固定具2及び3の内部の雌ネジ部に螺合させ、外部から型枠材5の貫通孔を通して、接続用ボルトである軸足7を型枠固定具2内部の雌ネジ部に、セパレータ1とは反対側からねじ込み、更に軸足7に貫通するフォームタイ4を型枠材5を型枠固定具2との間に挟んで締結した後、パイプ8で強固に固定し、型枠材5を強固に支持する。型枠固定具3側も同様にして型枠材6を強固に固定する。そして、型枠材5と型枠材6の間にコンクリート9を流し込む。
【0003】
その後、コンクリート9が硬化してからフォームタイ4、パイプ8、軸足7、型枠材5及び6をそれぞれ撤去する。これにより、コンクリート9は打設形成される。このようなコンクリート打設時に使用される型枠材5及び6は、合板ベニヤ製や鋼製が一般である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記のコンクリート打設時には、型枠固定具2(3)と型枠材5(6)とは図5の拡大図に示すように締結される。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付してある。図5において、型枠固定具2(3)は型枠材5(6)側の端部が他方の端部に比べて小径である大略中空円筒形状で、セメントモルタル製の固定具本体11と、固定具本体11の中央貫通孔に固定された、中空円筒状で金属製のインサート12と、接続用ボルトである軸足7とからなり、インサート12は貫通孔の内壁に雌ネジ12aが螺刻された構造である。
【0005】
外周部にネジが形成されている軸足7は、フォームタイ4の中心孔及び型枠材5(6)の貫通孔を通して挿通されて、先端部が上記のインサート12の雌ネジ12aに螺合された状態で、フォームタイ4により型枠材5(6)を固定具本体11に強固に締結させる。この締結状態では、型枠固定具2(3)の固定具本体11と型枠材5(6)とが押圧状態となり、型枠材5(6)に対して固定具本体11の先端部付近11aから締め付け応力が矢印13方向に加わっている。
【0006】
従って、前述したように、上記の締め付け応力が過大になると、セメントモルタル製の固定具本体11の先端部付近11aが破壊してしまうという問題がある。そこで、従来より、固定具本体11自体の強度を増す試みがなされているが、それにも限界があり、上記の破壊の可能性が完全にはなくならない。また、本来は軸足7の軸方向が型枠材5(6)の表面に対して直交するように締結するのであるが、何らかの理由により傾いた状態で締結がなされることがあり、その場合には、固定具本体11に偏加重が加わり、上記の破壊の可能性がより一層増してしまう。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、簡単な構造で型枠固定具の破壊を防止し得るコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のコンクリート打設方法は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、インサートのネジにインサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を2つ用意し、それら2つの型枠固定具の各インサートのネジに、インサートの他端からそれぞれ長尺用ボルトであるセパレータの各先端部をねじ込み、軸足に型枠材の貫通孔を通した後、軸足に螺合する中心貫通孔を有するフォームタイにより型枠材を型枠固定具に固定支持し、固定支持された2枚の型枠材の間にコンクリートを流して硬化させるコンクリート打設方法において、所定形状のスペーサの中心貫通孔が貫通されて軸方向の中間部にスペーサが設けられた軸足を、インサートの一端から挿入してスペーサの一方の面がインサートの端部のみに当接するまでインサートのネジに軸足を螺合し、その後に型枠材の表面がスペーサの他方の面に当接するように、型枠材の貫通孔を軸足に貫通させ、続いてフォームタイにより型枠材をスペーサ方向に締め付けて固定支持するようにしたものである。
【0009】
この発明では、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにできる。
【0010】
また、上記の目的を達成するため、本発明の型枠固定具は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、型枠材を固定支持するために、型枠材の貫通孔を通してインサートのネジにインサートの一端からねじ込まれる軸足とからなり、軸足を、外周面にインサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、一方の面がインサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が型枠材の表面に当接するような所定形状であり、中心貫通孔が軸足本体に貫通されて軸足本体の中間部に設けられたスペーサとを有する構成としたことを特徴とする。
【0011】
この発明では、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにできる。
【0012】
また、上記の目的を達成するため、本発明の軸足は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、インサートのネジにインサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を構成する軸足において、外周面にインサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、中心貫通孔が軸足本体に貫通されて軸足本体の中間部に設けられた所定形状のスペーサとを有し、スペーサは、一方の面がインサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が軸足本体に貫通する貫通孔を有する型枠材の表面に当接する所定形状であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるコンクリート打設方法の一実施の形態における要部の一部縦断側面図、図2は本発明になる軸足の一実施の形態の概略構成図を示す。本実施の形態のコンクリート打設方法は基本的には従来と同様の手順で行われるが、コンクリート打設直前の型枠材を型枠固定具を用いて固定する方法が従来と大きく異なる。
【0014】
すなわち、図1において、型枠固定具21は型枠材側の端部が他方の端部に比べて小径である大略中空円筒形状で、例えばセメントモルタル製の固定具本体22と、固定具本体22の中央貫通孔に固定された、中空円筒状で例えば金属製のインサート23と、インサート23のネジにインサート23の一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足26とからなり、インサート23はその貫通孔の内壁に雌ネジが螺刻され、かつ、貫通孔を遮断するように水切り壁24が形成された構造であり、かかる型枠固定具21は従来と同様の構造である。
【0015】
このインサート23の雌ネジは、一方の端から挿入された、軸足26の先端部と螺合されると共に、他方の端から挿入された、長尺ボルトである前記図5のセパレータ1と同様のセパレータ25の先端部のネジと螺合されている。軸足26は例えば図2の構成とされている。
【0016】
図2において、軸足26は外周面にネジが螺刻された円柱状の軸足本体27と、軸足本体27の軸方向のほぼ中央部に設けられた、例えば鋼製のスペーサ28とからなる接続用ボルトである。スペーサ28は、一方の面が半径D1の円形で、他方の面が半径D2(>D1)の円形で、これら2つの面を上面と底面として有する大略台形状の側面を有し、かつ、中央に貫通孔が穿設された一種の座金で、中心の貫通孔が軸足本体27に挿通される。
【0017】
また、スペーサ28のセパレータ25の先端部と対向する側の面の半径D1は、インサート23の外径程度の大きさで、スペーサ28の他方の面の半径D2は型枠材の軸足用貫通孔の径よりも大径とされている。なお、スペーサ28は、軸足本体27と一体的に形成されていてもよいし、軸足本体27とは別体とされており、使用時に図2のように軸足本体27の中央部付近に装着されるようにしてもよい。
【0018】
再び図1に戻って説明するに、軸足本体27の中間部にスペーサ28が装着された軸足26が、型枠固定具21の一端から挿入されてスペーサ28の一方の面(半径D1)がインサート23の端部に当接するまでインサート23のネジに螺合される。スペーサ28の半径D1の面は、前述したようにインサート23の外径程度の大きさであるので、スペーサ28は半径D1の面がインサート23のみと当接し、固定具本体22とは接触しない。このとき、軸足26は、その先端が型枠固定具21の水切り壁24の直前にくる長さまで螺合される。
【0019】
続いて、軸足26に型枠材29の軸足用貫通孔が挿通され、図1に示すように、型枠材29の型枠固定具側の面がスペーサ28の半径D2の面に当接する。この状態では、型枠材29の表面と固定具本体22の間には、例えば0.2mm〜0.4mm程度のクリアランス31が存在する。
【0020】
続いて、ナットであるフォームタイ30が、その中心貫通孔に螺刻されたネジと、軸足26の外周面のネジとが螺合されて、フォームタイ30により型枠材29を型枠固定具21に強固に締結される。最大トルクが与えられた、この締結状態では、型枠材29の両面がフォームタイ30及びスペーサ28と押圧状態となり、かつ、スペーサ28とインサート23とが押圧状態となり、インサート23の先端部付近から締め付け応力が矢印31方向に加わり、前述したクリアランス31は無くなり、型枠材29の表面と固定具本体22とが、僅かに接触した状態(クリアランス0mm)となる。
【0021】
このように、本実施の形態では、金属製のインサート23が金属製のスペーサ28を介して型枠材29から締め付け応力を受け、固定具本体22は締め付け応力を受けないため、スペーサ28を設けるだけで、従来のように固定具本体22が割れるという現象を防止することができる。
【0022】
図3は型枠材29と上記のスペーサ28の厚さ(スペーサ厚)を2mm又は2.2mmとしたときの本発明の型枠固定具の試験結果と、スペーサ厚が0mmである従来の型枠固定具の試験結果とを示す。同図において、製品(1)及び(2)がスペーサ厚が0mmである従来の型枠固定具で、製品(3)〜(9)が本発明の型枠固定具である。
【0023】
製品(1)は鋼製型枠材に対する従来の型枠固定具及び軸足による試験結果であり、鋼製型枠材をフォームタイと型枠固定具で締め付け、締め付け力が最大トルク240kgに達した時に固定具本体が破損した。製品(2)は合板ベニヤ製の型枠材に対する従来の型枠固定具及び軸足による試験結果であり、合板ベニヤ製型枠材をフォームタイと型枠固定具で締め付け、締め付け力が最大トルク280kgに達した時に固定具本体が破損した。このように、従来は比較的小さな締め付け力で固定具本体が破損してしまうことが確かめられた。
【0024】
これに対し、本発明の製品(3)〜(9)では、上記の締め付け力では勿論のこと、それ以上の締め付け力でも固定具本体の破損は生じないことが確かめられた。すなわち、製品(3)、(7)は型枠材29として鋼製型枠材を使用したときのもので、それぞれスペーサ厚を2mm、2.2mmとし、フォームタイ30により付与する最大トルクを375kg、400kgとし、試験前のクリアランス31を0.5mm、0.7mmとしたときの結果を示す。この結果、製品(3)の場合は、試験後のクリアランスとして所望の0mmが得られ、型枠固定具21に細いクラック(ひび)が2本確認できるが、破損は見られなかったのに対し、製品(7)の場合は、型枠固定具21に細いクラックが1本確認できるが、破損は見られなかった。
【0025】
また、製品(4)、(8)は型枠材29として合板ベニヤを使用し、スペーサ厚を2mm、2.2mmとしたもの、製品(5)、(9)は、型枠材29として鋼製型枠材を使用し、かつ、セパレータ25を傾斜させて偏加重を与えた構成で、スペーサ厚を2mm、2.2mmとしたもの、製品(6)は型枠材29として合板ベニヤを使用し、かつ、セパレータ25を傾斜させて偏加重を与えた構成で、スペーサ厚を2mmとしたものであり、それぞれ図3に示す最大トルクを付与した時の結果を同図に示す。図3から分かるように、製品(4)、(5)、(6)の場合、クラック、破損はなく、試験後のクリアランスが0mmであり、最も望ましい結果が得られた。
【0026】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、スペーサ28は金属製であるものとして説明したが、これに限らず、プラスチック製、FRPその他、インサート23と型枠材29の間に挟まれて大きなトルクや偏加重がかかっても、破壊しない材質であれば何でもよい。また、型枠固定具と軸足からなる本発明の固定具は、図1の構成に限定されるものではなく、例えばインサート23には水切り壁24が無くてもよいし、また固定具本体22の材質はコンクリートに限定されるものではない。更に、型枠材29は、合板ベニヤ製、鋼製の他、樹脂製などの他の材質のものにも本発明の型枠固定具を適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにしたため、固定具本体が破損するという現象を、極めて簡単で安価な構成により防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート打設方法の一実施の形態における要部の一部縦断側面図である。
【図2】本発明になる軸足の一実施の形態の概略構成図である。
【図3】本発明の軸足使用時の各種の試作実験結果を示す図である。
【図4】従来のコンクリート打設方法の一例の説明図である。
【図5】従来の軸足を用いた型枠固定具と型枠材との締結説明図である。
【符号の説明】
21 型枠固定具
22 固定具本体
23 インサート
24 水切り壁
25 セパレータ
26 軸足
27 軸足本体
28 スペーサ
29 型枠材
30 フォームタイ
31 クリアランス
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足に係り、特に型枠材の間にコンクリートを打設するコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンクリート打ち放し補修工法では、図4に示すように、セパレータ1の両端を型枠固定具2及び3の内部の雌ネジ部に螺合させ、外部から型枠材5の貫通孔を通して、接続用ボルトである軸足7を型枠固定具2内部の雌ネジ部に、セパレータ1とは反対側からねじ込み、更に軸足7に貫通するフォームタイ4を型枠材5を型枠固定具2との間に挟んで締結した後、パイプ8で強固に固定し、型枠材5を強固に支持する。型枠固定具3側も同様にして型枠材6を強固に固定する。そして、型枠材5と型枠材6の間にコンクリート9を流し込む。
【0003】
その後、コンクリート9が硬化してからフォームタイ4、パイプ8、軸足7、型枠材5及び6をそれぞれ撤去する。これにより、コンクリート9は打設形成される。このようなコンクリート打設時に使用される型枠材5及び6は、合板ベニヤ製や鋼製が一般である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記のコンクリート打設時には、型枠固定具2(3)と型枠材5(6)とは図5の拡大図に示すように締結される。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を付してある。図5において、型枠固定具2(3)は型枠材5(6)側の端部が他方の端部に比べて小径である大略中空円筒形状で、セメントモルタル製の固定具本体11と、固定具本体11の中央貫通孔に固定された、中空円筒状で金属製のインサート12と、接続用ボルトである軸足7とからなり、インサート12は貫通孔の内壁に雌ネジ12aが螺刻された構造である。
【0005】
外周部にネジが形成されている軸足7は、フォームタイ4の中心孔及び型枠材5(6)の貫通孔を通して挿通されて、先端部が上記のインサート12の雌ネジ12aに螺合された状態で、フォームタイ4により型枠材5(6)を固定具本体11に強固に締結させる。この締結状態では、型枠固定具2(3)の固定具本体11と型枠材5(6)とが押圧状態となり、型枠材5(6)に対して固定具本体11の先端部付近11aから締め付け応力が矢印13方向に加わっている。
【0006】
従って、前述したように、上記の締め付け応力が過大になると、セメントモルタル製の固定具本体11の先端部付近11aが破壊してしまうという問題がある。そこで、従来より、固定具本体11自体の強度を増す試みがなされているが、それにも限界があり、上記の破壊の可能性が完全にはなくならない。また、本来は軸足7の軸方向が型枠材5(6)の表面に対して直交するように締結するのであるが、何らかの理由により傾いた状態で締結がなされることがあり、その場合には、固定具本体11に偏加重が加わり、上記の破壊の可能性がより一層増してしまう。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、簡単な構造で型枠固定具の破壊を防止し得るコンクリート打設方法及びそれに用いる型枠固定具並びに軸足を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のコンクリート打設方法は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、インサートのネジにインサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を2つ用意し、それら2つの型枠固定具の各インサートのネジに、インサートの他端からそれぞれ長尺用ボルトであるセパレータの各先端部をねじ込み、軸足に型枠材の貫通孔を通した後、軸足に螺合する中心貫通孔を有するフォームタイにより型枠材を型枠固定具に固定支持し、固定支持された2枚の型枠材の間にコンクリートを流して硬化させるコンクリート打設方法において、所定形状のスペーサの中心貫通孔が貫通されて軸方向の中間部にスペーサが設けられた軸足を、インサートの一端から挿入してスペーサの一方の面がインサートの端部のみに当接するまでインサートのネジに軸足を螺合し、その後に型枠材の表面がスペーサの他方の面に当接するように、型枠材の貫通孔を軸足に貫通させ、続いてフォームタイにより型枠材をスペーサ方向に締め付けて固定支持するようにしたものである。
【0009】
この発明では、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにできる。
【0010】
また、上記の目的を達成するため、本発明の型枠固定具は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、型枠材を固定支持するために、型枠材の貫通孔を通してインサートのネジにインサートの一端からねじ込まれる軸足とからなり、軸足を、外周面にインサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、一方の面がインサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が型枠材の表面に当接するような所定形状であり、中心貫通孔が軸足本体に貫通されて軸足本体の中間部に設けられたスペーサとを有する構成としたことを特徴とする。
【0011】
この発明では、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにできる。
【0012】
また、上記の目的を達成するため、本発明の軸足は、大略中空円筒状の固定具本体と、固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、インサートのネジにインサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を構成する軸足において、外周面にインサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、中心貫通孔が軸足本体に貫通されて軸足本体の中間部に設けられた所定形状のスペーサとを有し、スペーサは、一方の面がインサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が軸足本体に貫通する貫通孔を有する型枠材の表面に当接する所定形状であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるコンクリート打設方法の一実施の形態における要部の一部縦断側面図、図2は本発明になる軸足の一実施の形態の概略構成図を示す。本実施の形態のコンクリート打設方法は基本的には従来と同様の手順で行われるが、コンクリート打設直前の型枠材を型枠固定具を用いて固定する方法が従来と大きく異なる。
【0014】
すなわち、図1において、型枠固定具21は型枠材側の端部が他方の端部に比べて小径である大略中空円筒形状で、例えばセメントモルタル製の固定具本体22と、固定具本体22の中央貫通孔に固定された、中空円筒状で例えば金属製のインサート23と、インサート23のネジにインサート23の一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足26とからなり、インサート23はその貫通孔の内壁に雌ネジが螺刻され、かつ、貫通孔を遮断するように水切り壁24が形成された構造であり、かかる型枠固定具21は従来と同様の構造である。
【0015】
このインサート23の雌ネジは、一方の端から挿入された、軸足26の先端部と螺合されると共に、他方の端から挿入された、長尺ボルトである前記図5のセパレータ1と同様のセパレータ25の先端部のネジと螺合されている。軸足26は例えば図2の構成とされている。
【0016】
図2において、軸足26は外周面にネジが螺刻された円柱状の軸足本体27と、軸足本体27の軸方向のほぼ中央部に設けられた、例えば鋼製のスペーサ28とからなる接続用ボルトである。スペーサ28は、一方の面が半径D1の円形で、他方の面が半径D2(>D1)の円形で、これら2つの面を上面と底面として有する大略台形状の側面を有し、かつ、中央に貫通孔が穿設された一種の座金で、中心の貫通孔が軸足本体27に挿通される。
【0017】
また、スペーサ28のセパレータ25の先端部と対向する側の面の半径D1は、インサート23の外径程度の大きさで、スペーサ28の他方の面の半径D2は型枠材の軸足用貫通孔の径よりも大径とされている。なお、スペーサ28は、軸足本体27と一体的に形成されていてもよいし、軸足本体27とは別体とされており、使用時に図2のように軸足本体27の中央部付近に装着されるようにしてもよい。
【0018】
再び図1に戻って説明するに、軸足本体27の中間部にスペーサ28が装着された軸足26が、型枠固定具21の一端から挿入されてスペーサ28の一方の面(半径D1)がインサート23の端部に当接するまでインサート23のネジに螺合される。スペーサ28の半径D1の面は、前述したようにインサート23の外径程度の大きさであるので、スペーサ28は半径D1の面がインサート23のみと当接し、固定具本体22とは接触しない。このとき、軸足26は、その先端が型枠固定具21の水切り壁24の直前にくる長さまで螺合される。
【0019】
続いて、軸足26に型枠材29の軸足用貫通孔が挿通され、図1に示すように、型枠材29の型枠固定具側の面がスペーサ28の半径D2の面に当接する。この状態では、型枠材29の表面と固定具本体22の間には、例えば0.2mm〜0.4mm程度のクリアランス31が存在する。
【0020】
続いて、ナットであるフォームタイ30が、その中心貫通孔に螺刻されたネジと、軸足26の外周面のネジとが螺合されて、フォームタイ30により型枠材29を型枠固定具21に強固に締結される。最大トルクが与えられた、この締結状態では、型枠材29の両面がフォームタイ30及びスペーサ28と押圧状態となり、かつ、スペーサ28とインサート23とが押圧状態となり、インサート23の先端部付近から締め付け応力が矢印31方向に加わり、前述したクリアランス31は無くなり、型枠材29の表面と固定具本体22とが、僅かに接触した状態(クリアランス0mm)となる。
【0021】
このように、本実施の形態では、金属製のインサート23が金属製のスペーサ28を介して型枠材29から締め付け応力を受け、固定具本体22は締め付け応力を受けないため、スペーサ28を設けるだけで、従来のように固定具本体22が割れるという現象を防止することができる。
【0022】
図3は型枠材29と上記のスペーサ28の厚さ(スペーサ厚)を2mm又は2.2mmとしたときの本発明の型枠固定具の試験結果と、スペーサ厚が0mmである従来の型枠固定具の試験結果とを示す。同図において、製品(1)及び(2)がスペーサ厚が0mmである従来の型枠固定具で、製品(3)〜(9)が本発明の型枠固定具である。
【0023】
製品(1)は鋼製型枠材に対する従来の型枠固定具及び軸足による試験結果であり、鋼製型枠材をフォームタイと型枠固定具で締め付け、締め付け力が最大トルク240kgに達した時に固定具本体が破損した。製品(2)は合板ベニヤ製の型枠材に対する従来の型枠固定具及び軸足による試験結果であり、合板ベニヤ製型枠材をフォームタイと型枠固定具で締め付け、締め付け力が最大トルク280kgに達した時に固定具本体が破損した。このように、従来は比較的小さな締め付け力で固定具本体が破損してしまうことが確かめられた。
【0024】
これに対し、本発明の製品(3)〜(9)では、上記の締め付け力では勿論のこと、それ以上の締め付け力でも固定具本体の破損は生じないことが確かめられた。すなわち、製品(3)、(7)は型枠材29として鋼製型枠材を使用したときのもので、それぞれスペーサ厚を2mm、2.2mmとし、フォームタイ30により付与する最大トルクを375kg、400kgとし、試験前のクリアランス31を0.5mm、0.7mmとしたときの結果を示す。この結果、製品(3)の場合は、試験後のクリアランスとして所望の0mmが得られ、型枠固定具21に細いクラック(ひび)が2本確認できるが、破損は見られなかったのに対し、製品(7)の場合は、型枠固定具21に細いクラックが1本確認できるが、破損は見られなかった。
【0025】
また、製品(4)、(8)は型枠材29として合板ベニヤを使用し、スペーサ厚を2mm、2.2mmとしたもの、製品(5)、(9)は、型枠材29として鋼製型枠材を使用し、かつ、セパレータ25を傾斜させて偏加重を与えた構成で、スペーサ厚を2mm、2.2mmとしたもの、製品(6)は型枠材29として合板ベニヤを使用し、かつ、セパレータ25を傾斜させて偏加重を与えた構成で、スペーサ厚を2mmとしたものであり、それぞれ図3に示す最大トルクを付与した時の結果を同図に示す。図3から分かるように、製品(4)、(5)、(6)の場合、クラック、破損はなく、試験後のクリアランスが0mmであり、最も望ましい結果が得られた。
【0026】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、スペーサ28は金属製であるものとして説明したが、これに限らず、プラスチック製、FRPその他、インサート23と型枠材29の間に挟まれて大きなトルクや偏加重がかかっても、破壊しない材質であれば何でもよい。また、型枠固定具と軸足からなる本発明の固定具は、図1の構成に限定されるものではなく、例えばインサート23には水切り壁24が無くてもよいし、また固定具本体22の材質はコンクリートに限定されるものではない。更に、型枠材29は、合板ベニヤ製、鋼製の他、樹脂製などの他の材質のものにも本発明の型枠固定具を適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、型枠材の両面がフォームタイ及びスペーサと押圧状態となり、かつ、スペーサとインサートとが押圧状態となり、金属製のインサートがスペーサを介して型枠材から締め付け応力を受け、固定具本体は締め付け応力を受けないようにしたため、固定具本体が破損するという現象を、極めて簡単で安価な構成により防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート打設方法の一実施の形態における要部の一部縦断側面図である。
【図2】本発明になる軸足の一実施の形態の概略構成図である。
【図3】本発明の軸足使用時の各種の試作実験結果を示す図である。
【図4】従来のコンクリート打設方法の一例の説明図である。
【図5】従来の軸足を用いた型枠固定具と型枠材との締結説明図である。
【符号の説明】
21 型枠固定具
22 固定具本体
23 インサート
24 水切り壁
25 セパレータ
26 軸足
27 軸足本体
28 スペーサ
29 型枠材
30 フォームタイ
31 クリアランス
Claims (3)
- 大略中空円筒状の固定具本体と、該固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、該中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、該インサートの前記ネジに該インサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を2つ用意し、それら2つの型枠固定具の各インサートの前記ネジに、該インサートの他端からそれぞれ長尺用ボルトであるセパレータの各先端部をねじ込み、前記軸足に型枠材の貫通孔を通した後、前記軸足に螺合する中心貫通孔を有するフォームタイにより前記型枠材を前記型枠固定具に固定支持し、固定支持された2枚の前記型枠材の間にコンクリートを流して硬化させるコンクリート打設方法において、
所定形状のスペーサの中心貫通孔が貫通されて軸方向の中間部に該スペーサが設けられた前記軸足を、前記インサートの一端から挿入して前記スペーサの一方の面が該インサートの端部のみに当接するまで該インサートのネジに該軸足を螺合し、その後に前記型枠材の表面が前記スペーサの他方の面に当接するように、前記型枠材の貫通孔を前記軸足に貫通させ、続いて前記フォームタイにより前記型枠材を前記スペーサ方向に締め付けて固定支持することを特徴とするコンクリート打設方法。 - 大略中空円筒状の固定具本体と、
該固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、該中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、
型枠材を固定支持するために、前記型枠材の貫通孔を通して前記インサートの前記ネジに該インサートの一端からねじ込まれる軸足とからなり、
前記軸足を、外周面に前記インサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、一方の面が前記インサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が前記型枠材の表面に当接するような所定形状であり、中心貫通孔が前記軸足本体に貫通されて該軸足本体の中間部に設けられたスペーサとを有する構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンクリート打設方法に用いる型枠固定具。 - 大略中空円筒状の固定具本体と、該固定具本体の中空内部に固定されており、中心貫通孔を有し、かつ、該中心貫通孔の内壁にネジが螺刻された中空円筒状のインサートと、該インサートの前記ネジに該インサートの一端からねじ込まれた接続用ボルトである軸足とよりなる型枠固定具を構成する軸足において、
外周面に前記インサートのネジに螺合するネジが螺刻された円柱状の軸足本体と、
中心貫通孔が前記軸足本体に貫通されて該軸足本体の中間部に設けられた所定形状のスペーサと
を有し、前記スペーサは、一方の面が前記インサートの端部のみに当接し、かつ、他方の面が前記軸足本体に貫通する貫通孔を有する型枠材の表面に当接する所定形状であることを特徴とする軸足。
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Cited By (3)
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CN103132695A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-06-05 | 中交二航局第三工程有限公司 | 用于悬臂爬模施工的精轧螺纹钢杆螺母组合及安装方法 |
KR101310846B1 (ko) * | 2011-12-14 | 2013-09-25 | (주)에이원알폼 | 거푸집용 간격유지 장치 |
JP2016217059A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 清水建設株式会社 | 鋼板コンクリート構造 |
-
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- 2002-10-03 JP JP2002291607A patent/JP2004124564A/ja active Pending
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