JP2004121399A - ゲーム装置、ゲーム機の制御方法及びプログラム - Google Patents

ゲーム装置、ゲーム機の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プレイヤが使用する操作装置の種類に応じてゲームを制御して、操作装置の種類によらずゲームを楽しむことができるゲーム装置を提供すること。
【解決手段】操作装置の種類を判定する操作装置種類判定部52と、乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択部54と、操作装置種類判定部52により判定される操作装置の種類が所定種類である場合、選択部54により所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択部56と、を含む。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゲーム装置、ゲーム機の制御方法及びプログラムに関し、特に複数種類の操作装置を利用可能なゲームに関する。
【0002】
【従来の技術】
汎用ゲームコントローラ(ゲーム操作用PAD)、各種ゲームの内容に応じた専用ゲームコントローラ、キーボード、マウス、音声認識による操作のためのマイク等、種々の操作装置がゲームに用いられている。また、複数種類の操作装置をプレイヤが任意に使い分けることができるゲームも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、操作装置の中には操作性の劣るものもあり、そうした操作装置を用いると、ゲームをプレイする上で不利になったり、ゲームを十分に楽しむことができなかったりする場合がある。また、操作性に優れる操作装置を用いると、ゲームをプレイする上で特に有利になる場合もある。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、プレイヤが使用する操作装置の種類に応じてゲームを制御して、操作装置の種類によらずゲームを楽しむことができるようにしたゲーム装置、ゲーム機の制御方法及びプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係るゲーム装置は、操作装置の種類を判定する操作装置種類判定手段と、乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択手段と、前記操作装置種類判定手段により判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、操作装置の種類を判定する操作装置種類判定ステップと、乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択ステップと、前記操作装置種類判定ステップで判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択ステップで所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択ステップと、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るプログラムは、操作装置の種類を判定する操作装置種類判定手段、乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択手段、及び、前記操作装置種類判定手段により判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0008】
本発明では、汎用ゲームコントローラ(ゲーム操作用PAD)、各種ゲームの内容に応じた専用ゲームコントローラ、キーボード、マウス、音声認識による操作のためのマイク等、複数種類の操作装置のうち、プレイヤによりゲームのプレイに使用される操作装置の種類が判定される。そして、複数の選択肢のうち1以上を乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて選択する。このとき、操作装置の種類が所定種類である場合、所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する。こうすれば、所定選択肢が選択される機会を減らすことができ、この結果、操作装置の種類によらずゲームを楽しめるようにできる。
【0009】
また、本発明の一態様においては、前記複数の選択肢の全部又は一部にそれぞれ対応する選択肢画像を表示する選択肢画像表示手段と、前記選択肢画像表示手段により表示される選択肢画像のうちいずれか少なくとも1つを他と区別して表示させるとともに、時間経過とともにその対象を所定順にて変更させる区別表示手段と、をさらに含み、前記再選択手段は、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、該選択肢を前記所定順に応じた他の選択肢に変更する。こうすれば、他の選択肢に変更されることをプレイヤに分かりにくくできる。
【0010】
また、本発明の一態様においては、前記操作装置種類判定手段は、音声入力装置を含む操作装置の種類を判定する。音声入力装置は、反応の早さ等で他の操作装置よりも操作性が劣るが、この態様によれば、それに応じてイベントの発生確率を調整することで、操作装置の種類によらずゲームを楽しめるようにすることができる。
【0011】
この態様においては、前記複数の選択肢は、それぞれイベントの種類を表し、前記所定選択肢は、操作装置による操作の優劣が判定されるイベントを表すようにしてもよい。こうすれば、操作装置の操作性の優劣に応じてイベントの選択率を調整することができ、操作装置の種類によらずゲームを楽しめるようにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係るゲーム装置のハードウェア構成を示す図である。同図に示すゲーム装置10は、モニタ18及びスピーカ30に接続された家庭用ゲーム機38に、情報記憶媒体たるDVD(Digital Versatile Disk;商標)−ROM34が装着されることにより構成される。ここでは、ゲームプログラムやゲームデータを家庭用ゲーム機38に供給するためにDVD−ROM34を用いるが、CD−ROM(Compact Disk − Read Only Memory)やROM(Read Only Memory)カード等、コンピュータ読み取り可能な他のあらゆる情報記憶媒体を用いることができる。また、インターネット等のデータ通信網を介して遠隔地からゲームプログラムやゲームデータを家庭用ゲーム機38に供給することもできる。
【0014】
家庭用ゲーム機38は、マイクロプロセッサ14、画像処理部16、主記憶20、入出力処理部22、周辺機器インタフェース24、音声処理部28及びDVD再生部32を含んで構成された公知のコンピュータゲームシステムである。マイクロプロセッサ14、画像処理部16、主記憶20、入出力処理部22及び周辺機器インタフェース24は、バス12によって相互データ通信可能に接続されている。また、入出力処理部22には、コントローラ26、音声処理部28及びDVD再生部32が接続されている。さらに、周辺機器インタフェース24には、操作装置36が接続されている。家庭用ゲーム機38の各構成要素は筐体内に収容されている。ここでは、モニタ18として家庭用テレビ受像器が用いられ、スピーカ30としてその内蔵スピーカが用いられる。
【0015】
マイクロプロセッサ14は、図示しないROMに格納されるオペレーティングシステムやDVD−ROM34から読み出されるゲームプログラムに基づいて、家庭用ゲーム機38の各部を制御する。バス12はアドレス及びデータを家庭用ゲーム機38の各部でやり取りするためのものである。また、主記憶20には、RAM(Random Access Memory)を含んで構成され、DVD−ROM34から読み取られたゲームプログラム及びゲームデータが必要に応じて書き込まれたり、マイクロプロセッサ14が作業用として用いたりする。画像処理部16はVRAM(Video Random Access Memory)を含んで構成されており、マイクロプロセッサ14から送られる画像データを受け取ってVRAM上にゲーム画面を描画するとともに、その内容をビデオ信号に変換してモニタ18に出力する。
【0016】
入出力処理部22はコントローラ26、音声処理部28及びDVD再生部32とマイクロプロセッサ14との間のデータ通信を中継するためのインタフェースである。コントローラ26は、プレイヤが各種ゲーム操作の入力をするための汎用の操作装置である。音声処理部28はサウンドバッファを含んで構成されており、DVD−ROM34から読み出されてサウンドバッファに記憶された音楽やゲーム効果音等のデータを再生してスピーカ30から出力する。DVD再生部32は、マイクロプロセッサ14からの指示に従ってDVD−ROM34に記録されたゲームプログラム及びゲームデータを読み取る。周辺機器インタフェース24は家庭用ゲーム機38に各種周辺機器を接続するためのインタフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを採用することができる。周辺機器インタフェース24には、ここでは操作装置36、例えばキーボード(文字入力装置)やマイク(音声入力装置)等が接続される。
【0017】
以上の構成を有するゲーム装置10により、本実施形態では、子犬から成犬まで犬を育成する育成シミュレーションゲームを実現する。このゲームでは、図2に示すように、ミニゲームGがプレイヤに提供された後、ミニゲームGn+1が提供され、さらにその後にミニゲームGn+2が提供されるという風に、プレイヤに所定種類のミニゲーム(イベント)が次々とプレイヤに提供されるようになっている。各ミニゲームGは、その前にプレイヤに提供されているミニゲームGn−1が終了してから、乱数に従って都度選択されるようになっている。そして、各ミニゲームの結果に応じて、プレイヤが飼育する仮想的な犬がゲーム空間において成長するようになっている。
【0018】
また、このゲームでは、操作装置としてコントローラ26、キーボード又はマイクをプレイヤが任意に選択して使用することができるようになっている。マイクを操作装置として使用する場合には、家庭用ゲーム機38がDVD−ROM34に記憶された音声認識プログラム(ゲームプログラムに含まれる)を実行することにより、該マイクにより入力されるプレイヤの音声を認識して、プレイヤがどのような操作指示をしたかが判断されるようになっている。
【0019】
各ミニゲームが終了したとき、モニタ18にはミニゲーム選択画面が表示されるようになっている。図3は、ミニゲーム選択画面の一例を示す図である。同図に示す画面では、「つなひき」、「ごはん」、「さんぽ」、「うんどう」の各文字列が表された選択肢画像40a〜40dが表示されている。各文字列は、ミニゲームのタイトルをそれぞれ表している。そして、選択肢画像40a〜40dのうち1つは、例えば一部又は全部の色、透明度、点滅の有無又は速度等により、他と区別して表示されている。また、区別表示される選択肢画像40は、所定速度且つ所定順序で他に移るようになっている。例えば、同図に示されるミニゲーム選択画面では、選択肢画像40a、選択肢画像40b、選択肢画像40c、選択肢画像40d、選択肢画像40c、選択肢画像40b、選択肢画像40a、選択肢画像40b、…のように巡回して、いずれか1つの選択肢画像40が区別表示されるようになっている。そして、このミニゲーム選択画面を参照しながらコントローラ26、キーボード又は又はマイクによってプレイヤが選択操作すると、その押下した時点で区別表示されている選択肢画像40に対応するミニゲームが実行されるようになっている。
【0020】
このとき、本ゲーム装置10では、操作装置としてコントローラ26、キーボード又はマイクのいずれかを選択的に使用できるようになっており、選択操作がされた時点で区別表示されている選択肢画像40に対応するミニゲームが、マイクによるゲーム操作に適していない場合は、所定確率にて、前記所定順序により次に区別表示されるべき選択肢画像40が区別表示されるとともに、その新たに区別表示された選択肢画像40に対応するミニゲームが実行されるようになっている。こうして、プレイヤが使用する操作装置の種類に応じて、特定のミニゲームの発生を制限するようにしている。
【0021】
なお、ミニゲーム選択画面は、図3に示される形式に限定されず、他の形式を採用してもよい。例えば、図4に示すように1つの選択肢画像42を表示しておき、この選択肢画像42に「つなひき」、「ごはん」、「さんぽ」、「うんどう」等の選択肢に関連する文字列を所定順序にて表すようにしてもよい。この場合には、コントローラ26等の操作装置により選択操作した時点において選択肢画像42に表されている文字列に対応するミニゲームを実行すればよい。また、そのミニゲームがマイクによるゲーム操作に適していない場合は、所定確率にて、前記所定順序により次に表される文字列が選択肢画像42に表されるとともに、その新たに表された文字列に対応するミニゲームが実行されるようになっている。こうしても、プレイヤが使用する操作装置の種類に応じて、特定のミニゲームの発生を制限することができる。
【0022】
以下、本ゲーム装置10の具体的処理について説明する。
【0023】
図5は、本ゲーム装置10の機能ブロック図である。同図には、本ゲーム装置10に備えられる機能のうち、本発明に関連するものが中心として示されている。同図に示されるように、このゲーム装置10において実現される機能には、ミニゲームデータ記憶部44、特定選択肢記憶部46、選択制御部48、ミニゲーム実行部50及び操作装置種類判定部52が含まれている。これらの機能は、DVD−ROM34に記憶されているゲームプログラムを家庭用ゲーム機38が実行することによって実現されている。
【0024】
ここで、ミニゲームデータ記憶部44は、主としてDVD−ROM34及び主記憶20によって構成されるものであり、所定種類、例えば10種類のミニゲームに関するプログラムや画像データ等のデータ群を記憶する。ミニゲームデータ記憶部44にプログラム等のデータが記憶されるミニゲームには、操作装置による操作の優劣が判定され、その判定結果に従ってゲーム成績が算出されるものが含まれる。
【0025】
また、特定選択肢記憶部46は、主としてDVD−ROM34及び主記憶20によって構成されるものであり、選択肢に係るミニゲームのうち発生確率を抑制すべきものを特定する情報を記憶する。具体的には、特定選択肢記憶部46は、図6に示す発生制限フラグテーブルを記憶する。この発生制限フラグテーブルは、ミニゲーム(イベント)の種類と、その種類のミニゲームの発生(起動)を制限すべきか否かを表す発生制限フラグと、を対応づけてなる。ここで、発生制限フラグは、1又は0の値を有するものであり、1は当該ミニゲームの発生を抑制すべきであることを表す。また、0は当該ミニゲームの発生を抑制する必要がないことを表す。
【0026】
操作装置種類判定部52は、プレイヤにより使用される操作装置の種類を判定する。このとき、ゲームのオプション画面においてプレイヤが行う、コントローラ26、キーボード又はマイクによる操作入力に従って、プレイヤが当該ゲームにおいて使用する操作装置の種類を判定してもよいし、家庭用ゲーム機38に接続されている操作装置の種類をプログラムによって判定し、それをプレイヤが当該ゲームにおいて使用する操作装置の種類としてもよい。
【0027】
選択制御部48は、選択部54、再選択部56、選択肢画像表示部58及び区別表示部60を含んでいる。選択部54は、乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢(ミニゲームの種類)のうち1以上を選択する。以下では、コントローラ26、キーボード又はマイクによる選択操作のタイミングに基づいて複数の選択肢のうち1つを選択するものとする。選択肢画像表示部58は、複数の選択肢にそれぞれ対応する選択肢画像40をモニタ18に表示する。さらに、区別表示部60は、選択肢画像表示部58により表示される選択肢画像40のうち1つを他と区別して表示させるとともに、時間経過とともにその対象となる選択肢画像40を所定順にて変更させる。
【0028】
また、再選択部56は、操作装置種類判定部46により判定される操作装置の種類がマイクである場合、選択部54により所定選択肢、すなわちマイクによるゲーム操作に適しないミニゲームが選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する。具体的には、再選択部56は、マイクによるゲーム操作に適しないミニゲームが選択部54によって選択されると、該選択肢を前記所定順に応じた他の選択肢に変更する。
【0029】
ミニゲーム実行部50は、こうして選択制御部48において最終的に選択されるミニゲームに関するデータをミニゲームデータ記憶部44から読み出して、それを実行することにより、プレイヤにミニゲームを提供する。プレイヤは、こうして提供されるミニゲームを、コントローラ26、キーボード又はマイクを用いてプレイする。また、ミニゲーム実行部50は、各ミニゲーム終了後、次のミニゲームの選択指示を選択制御部48に与える。選択制御部48は、この選択指示に応じて次に実行すべきミニゲームを複数の選択肢の中から選出する。ミニゲームの選択指示は、この他、例えば当該ゲームのスタート時、或いはミニゲームを連続して遊ぶ当該モード選択時にも、選択制御部48に与えられる。
【0030】
図7は、ゲーム装置10の動作を示すフロー図である。同図に示すフロー図は、ミニゲーム実行部50によってミニゲームの選択指示が選択制御部48に与えられた場合に実行されるものであり、家庭用ゲーム機38がDVD−ROM34に記憶されているゲームプログラムを実行することにより実現されるものである。
【0031】
同図に示すように、この処理では、まず操作装置種類判定部52により判定された、当該ゲームにおいてプレイヤが使用する操作装置の種類を選択部54が取得する(S101)。次に、選択部54は、プレイヤに提示する複数のミニゲームの選択肢を決定する(S102)。プレイヤに提示する選択肢は固定されていてもよいし、多数の選択肢候補の中から、例えば乱数に基づいて所定数を選び出してもよい。そして、選択部54は、こうして決定される選択肢に対応する発生制限フラグを特定選択肢記憶部46から読み出す(S103)。次に、選択肢画像表示部58は、S102で決定された各選択肢に対応する選択肢画像40をモニタ18に表示する。また、区別表示部60は、カウンタ値(序数)を生成して、該カウンタ値により特定される選択肢画像40を区別表示させる(S105)。そして、選択部54は、コントローラ26、キーボード又はマイクにより選択指示操作がされたか否かを判断する(S106)。そして、選択操作がされていないと判断されれば、次にタイムアップとなったか否かを判断する(S107)。すなわち、S104において選択肢画像40を表示したタイミングから時間計測を開始しておき、該タイミングからの経過時間が所定時間に達すればタイムアップであると判断する。そして、タイムアップとなっていないと判断されると、S105に戻り、区別表示部60はカウンタ値を所定数(例えば1)だけ増加又は減少させて更新し、その更新後のカウンタ値により特定される選択肢画像40を区別表示させる。この場合、更新前のカウンタ値により特定される選択肢画像40の区別表示は解除する。
【0032】
一方、S106において選択操作がされたと判断された場合、或いはS107においてタイムアップとなったと判断された場合、選択部54は、そのタイミングにおいて区別表示されている選択肢画像40に係るミニゲームが発生制限されているか否かを、S103において特定選択肢記憶部46から読み出された、動ミニゲームに対応する発生制限フラグに基づいて判断する。そして、発生制限されたものでなければ、S109及びS110をスキップして、S111に処理を進める。そして、現在モニタ18に区別表示されている選択肢画像40に対応するミニゲームを最終的な実行対象として選出し、ミニゲーム実行部50が同ミニゲームに関するデータをミニゲームデータ記憶部44から読み出す(S111)。そして、このデータに基づいてプレイヤに対して同ミニゲームを提供する(S112)。
【0033】
一方、選択部54により選択されたミニゲームが発生制限されたものであれば、区別表示部60は、公知のアルゴリズムにより乱数を生成し、該乱数が予め定められた数値範囲に含まれるものであれば、現在モニタ18に区別表示されている選択肢画像40に代えて、他の選択肢画像40を区別表示させる。具体的には、区別表示部60は、現在保持しているカウンタ値をさらに所定数だけ増加又は減少させて更新し、その更新後のカウンタ値により特定される選択肢画像40を区別表示させる。そして、新たに区別表示された選択肢画像40に対応するミニゲームを最終的な実行対象として選出する。そして、S110において新たに区別表示された選択肢画像40に対応するミニゲームを最終的な実行対象として選出し、ミニゲーム実行部50が同ミニゲームに関するデータをミニゲームデータ記憶部44から読み出す(S111)。そして、このデータに基づいてプレイヤに対して同ミニゲームを提供する(S112)。
【0034】
以上説明したゲーム装置10によれば、プレイヤがキーボードやコントローラ26を用いてゲームをプレイする場合に比して、マイクを用いてゲームをプレイすると、特定のミニゲームの発生確率が低くなる。すなわち、マイクを用いたプレイに適さないミニゲームの発生確率を抑えることができ、操作装置の種類によらずプレイヤが好適にゲームをプレイできるようになる。
【0035】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0036】
例えば、本発明は育成シュミレーションゲームへの適用に限定されるものではなく、様々な種類のゲームに適用可能である。また、本発明は、ミニゲームイベントの選択のみならず、各種イベント等の選択に適用可能である。
【0037】
さらに、以上の説明では選択部54による選択肢の決定をプレイヤによる選択操作タイミングに基づいて実行するようにしたが、乱数に基づいて選択するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プレイヤが使用する操作装置の種類に応じてゲームを制御することにより、操作装置の種類によらずゲームを楽しむことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るゲーム装置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】ゲーム進行を説明する図である。
【図3】ミニゲーム選択画面の一例を示す図である。
【図4】ミニゲーム選択画面の他の例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るゲーム装置の機能ブロック図である。
【図6】発生制限フラグテーブルを示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るゲーム装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 ゲーム装置、12 バス、14 マイクロプロセッサ、16 画像処理部、18 モニタ、20 主記憶、22 入出力処理部、24 周辺機器インタフェース、26 コントローラ、28 音声処理部、30 スピーカ、32 DVD再生部、34 DVD−ROM、36 操作装置、38 家庭用ゲーム機、40,42 選択肢画像、44 ミニゲーム記憶部、46 特定選択肢記憶部、48 選択制御部、50 ミニゲーム実行部、52 操作装置種類判定部、54
選択部、56 再選択部、58 選択肢画像表示部、60 区別表示部。

Claims (6)

  1. 操作装置の種類を判定する操作装置種類判定手段と、
    乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択手段と、
    前記操作装置種類判定手段により判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択手段と、
    を含むことを特徴とするゲーム装置。
  2. 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記複数の選択肢の全部又は一部にそれぞれ対応する選択肢画像を表示する選択肢画像表示手段と、
    前記選択肢画像表示手段により表示される選択肢画像のうちいずれか少なくとも1つを他と区別して表示させるとともに、時間経過とともにその対象を所定順にて変更させる区別表示手段と、
    をさらに含み、
    前記再選択手段は、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、該選択肢を前記所定順に応じた他の選択肢に変更する、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  3. 請求項1又は2に記載のゲーム装置において、
    前記操作装置種類判定手段は、音声入力装置を含む操作装置の種類を判定する、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  4. 請求項3に記載のゲーム装置において、
    前記複数の選択肢は、それぞれイベントの種類を表し、
    前記所定選択肢は、操作装置による操作の優劣が判定されるイベントを表す、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  5. 操作装置の種類を判定する操作装置種類判定ステップと、
    乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択ステップと、
    前記操作装置種類判定ステップで判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択ステップで所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択ステップと、
    を含むことを特徴とするゲーム機の制御方法。
  6. 操作装置の種類を判定する操作装置種類判定手段、
    乱数及びプレイヤによる選択タイミングのうち少なくとも一方に基づいて複数の選択肢のうち1以上を選択する選択手段、及び、
    前記操作装置種類判定手段により判定される操作装置の種類が所定種類である場合、前記選択手段により所定選択肢が選択されると、所定確率で該選択肢を他の選択肢に変更する再選択手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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