JP2004119381A - 光ビームの遮断が平坦ではない反射鏡と偏向要素とを組み合わせた自動車用前照灯装置 - Google Patents
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Abstract
遮断が平坦ではない光ビームを生成するように設計された反射鏡と偏向要素とを組み合わせた自動車用前照灯装置を提供する。
【課題】 反射鏡または偏向要素の表面を修正して、生成される光ビームの遮断を平坦ではなくすることにより、従来の装置を改良する。
【解決手段】 光源と、反射面を呈する反射鏡(80)と、反射鏡(80)の前面に配置された透明な光偏向要素とを備え、反射鏡(80)が、光源と相互作用して、遮断線で囲まれたビームを生成することができ、前記偏向要素が、光の垂直分散を変更せずに、光の水平変位を提供することができる前照灯装置において、反射鏡(80)の表面か、または光が到達する光偏向要素の表面の少なくとも一方の上に配置されて、平坦ではない光ビームの遮断線(71、72)を得るための少なくとも1つの分離(81)を含むことを特徴とする前照灯装置を提供する。
【選択図】 図8b
【課題】 反射鏡または偏向要素の表面を修正して、生成される光ビームの遮断を平坦ではなくすることにより、従来の装置を改良する。
【解決手段】 光源と、反射面を呈する反射鏡(80)と、反射鏡(80)の前面に配置された透明な光偏向要素とを備え、反射鏡(80)が、光源と相互作用して、遮断線で囲まれたビームを生成することができ、前記偏向要素が、光の垂直分散を変更せずに、光の水平変位を提供することができる前照灯装置において、反射鏡(80)の表面か、または光が到達する光偏向要素の表面の少なくとも一方の上に配置されて、平坦ではない光ビームの遮断線(71、72)を得るための少なくとも1つの分離(81)を含むことを特徴とする前照灯装置を提供する。
【選択図】 図8b
Description
本発明は、本質的に、遮断が平坦ではない光ビームを生成するように設計されている反射鏡と、偏向要素とを組み合わせた自動車用前照灯装置に関する。本発明の本質的な目的は、従来の前照灯装置を改良することであり、この改良は、反射鏡または偏向要素の表面を修正して、生成される光ビームの遮断を、平坦ではなくすることにある。
前照灯装置は、最初はフォグライトとして設計されたため、すれ違い用前照灯タイプの前照灯装置として使用されている。
本発明の範囲は、様々なタイプの前照灯が周知である自動車用前照灯であって、本質的に以下の要素を備える前照灯に関する。
− 光度および範囲が小さい側灯。
− 比較的高い強度を有し、路上の範囲が約70mであり、本質的に夜間に使用され、かつ光ビームの分散が、接近車両の運転者のまぶしさを防止するようになっているすれ違い用前照灯、または低ビーム。
− 路上における視界が約200mで、運転者がまぶしくないように、互いに通過する時に電源を切らなければならない長距離前照灯、および補助的な長距離ライト。
− 取外し可能なマスクを組み込むことにより、すれ違い用ビームの機能と主ビーム前照灯の機能とを結合した改良前照灯、いわゆるバイモード前照灯。
− フォグライト。
− 光度および範囲が小さい側灯。
− 比較的高い強度を有し、路上の範囲が約70mであり、本質的に夜間に使用され、かつ光ビームの分散が、接近車両の運転者のまぶしさを防止するようになっているすれ違い用前照灯、または低ビーム。
− 路上における視界が約200mで、運転者がまぶしくないように、互いに通過する時に電源を切らなければならない長距離前照灯、および補助的な長距離ライト。
− 取外し可能なマスクを組み込むことにより、すれ違い用ビームの機能と主ビーム前照灯の機能とを結合した改良前照灯、いわゆるバイモード前照灯。
− フォグライト。
本発明による前照灯装置は、この種のライトの規格に完全に適合するものであり、その用途は、本質的にフルビーム前照灯として使用することにある。さらに、本発明による前照灯は、規範的な開発が行われている、その他のいかなる前照灯にも使用することができる。
したがって、本発明に関し、すれ違い用ビーム前照灯に関連して説明するが、これは、決して本発明の前照灯を、このような単独の用途に限定するものではない。
前照灯装置の分野では、2つの異なる前照灯要素の構成に応じて、主として2種類がある。
第1の種類は、いわゆる放物線状前照灯の類である。この種の前照灯では、光ビームは、反射体または反射鏡内に配置された小型の光源により生成される。適切な反射体により反射された光線が路上に投影されると、規格によって定められている様々な制約に適合する光ビームが生成される。
こうした前照灯装置は、おそらく、たとえば光ビームの幅を増加して、光ビームをたとえば変更するように、隆起部を設けることができる反射鏡タイプの出射面で補足することができる。
この種の前照灯としては、いわゆるクリアまたは複合表面の前照灯であって、所望の遮断、または遮断線の光ビームを直接得ることができる前照灯が挙げられる。遮断線とは、前照灯装置により照明される低領域と、前照灯装置により照明されない高領域との間の境界を意味する。
従来は、広汎な計算を必要とする複合表面を正確に形成すると、放物線状前照灯装置の出口において、こうした遮断を行うことができる。
この種の前照灯は、奥行きが小さいことと、光の分散の点で、特に能率的である。前照灯の開発で遭遇する問題の1つは、反射鏡が、光源が生成した光信号を、大きな割合で回収する必要があり、生成される光ビームの強度が不十分であるという欠点を有することである。したがって、2つの解決方法について、妥協案を探さなければならない。
第1の解決方法は、焦点距離がきわめて小さいものを使用して、光源の周囲を厳密に取り囲み、あまり広くない反射鏡を得ることである。しかし、反射鏡で生成される光源の画像のサイズが、この場合は大きいため、光ビームは非常に太くなり、その調節が難しい。
第2の解決方法は、基本的な焦点距離を増加することであるが、反射鏡は、光軸を横断する寸法が大きいため、前照灯装置をある程度以上コンパクトにすることはできない。
第2の種類は、いわゆる楕円状前照灯の類である。この種の前照灯の場合、発光濃度のスポットは、反射鏡内に配置された光源により生成される。光源は、一般に、楕円状回転反射鏡の第1焦点に配置され、前記のスポットは、反射鏡の第2焦点に形成される。発光濃度のスポットは、凸レンズ、たとえば平凸タイプのレンズにより路上に投影される。装置が生成する光ビームを遮断するには、たとえば、前照灯装置内に配置した金属マスクにより、発光濃度スポットを部分的に被覆する。
この種の前照灯は、光源が送信する光信号の回収の点で特に効率的であり、光軸を横断する前照灯の寸法はより小さくなり、さらに有利である。一方、この種の前照灯は、奥行きの点で相当の空間を占め、隆起部のある補正要素が、レンズから得られる光ビームを補正することができないため、測光を調節することが難しい。
これらの2種類の前照灯に関して、最近、以下の基準を満たす前照灯装置が強く望まれるようになった。
− 第1に、楕円状前照灯の場合のように光軸を横断するサイズだけではなく、放物線状前照灯の場合のように奥行き、つまり、光軸に沿ったサイズが適度な前照灯装置を提供する必要がある場合がある。上記の2種類に属するどの前照灯も、前照灯が提供する照明の質を損なわずに、この第1の基準を満たすことはできない。
− 第2に、様々なタイプの前照灯の外観に関して、設計者の側に要望がある。上記の2種類の前照灯は、非常に異なる外観を有し、放物線状前照灯は、殆どの場合に、隆起のある比較的大きい幅を持つ外観の反射鏡を有し、前照灯の電源を入れると、様々な装飾が、前照灯内で明確に見られる。楕円状前照灯の場合、平滑な反射鏡が見られ、反射鏡を通して、おそらく適切な装飾で囲まれた外側の凸レンズ面のみが見分けられる。楕円状および放物線状前照灯の並置は、この2種類の前照灯の外観が目立って異なるため、設計者によっては困った問題になる場合がある。
− 第1に、楕円状前照灯の場合のように光軸を横断するサイズだけではなく、放物線状前照灯の場合のように奥行き、つまり、光軸に沿ったサイズが適度な前照灯装置を提供する必要がある場合がある。上記の2種類に属するどの前照灯も、前照灯が提供する照明の質を損なわずに、この第1の基準を満たすことはできない。
− 第2に、様々なタイプの前照灯の外観に関して、設計者の側に要望がある。上記の2種類の前照灯は、非常に異なる外観を有し、放物線状前照灯は、殆どの場合に、隆起のある比較的大きい幅を持つ外観の反射鏡を有し、前照灯の電源を入れると、様々な装飾が、前照灯内で明確に見られる。楕円状前照灯の場合、平滑な反射鏡が見られ、反射鏡を通して、おそらく適切な装飾で囲まれた外側の凸レンズ面のみが見分けられる。楕円状および放物線状前照灯の並置は、この2種類の前照灯の外観が目立って異なるため、設計者によっては困った問題になる場合がある。
これらの要求に応えるため、最近、基本的なハイブリッド型前照灯として設計された特殊な前照灯装置が現われた。この基本的なハイブリッド型前照灯は、技術的には放物線状前照灯の種類に属し、光ビームの遮断を形成するマスクはないが、電源を入れると、従来の放物線状前照灯ではなく、楕円状前照灯の外観に近い外観を呈する。さらに、基本的なハイブリッド前照灯装置は、良質の光ビームを生成する。
基本的なハイブリッド型前照灯装置の設計原理を、図1に軸方向の断面で示す。基本的なハイブリッド前照灯の側方半分の構造のみを示し、他の半分は、対称であるかどうかに拘わらず、同じ要領で構成することができる。
以下においては、正規直交系を基準に説明する。0は、光源10の幾何学的中心にあり、Y−Yは光軸、X−Xは前照灯の光軸を横断する横軸、Z−Zは縦軸である。
この前照灯装置は、光源10を収容するランプと、本明細書ではレンズと呼ぶ、反射鏡20内に位置する透明な光偏向要素30とから、本質的に成っている。反射鏡20は、光源10と相互作用して、遮断線で囲まれたビームを生成し、偏向要素30は、光の垂直方向の分散を感知可能なほど変更せずに、光の水平方向の分散を行うことができる。一般的に述べると、前照灯装置により生成される光ビームは、光源が反射鏡10の反射面上に送信する光信号を反射した後で、かつレンズ30を通過した後における光源の全画像の重畳から成っている。
光源10は、反射鏡20の光軸Y−Yに沿って配置され、その生成線21は、以下で説明する曲線y=f20(x)を描く。
現在の技術範囲内において、こうした反射鏡を説明する多くの文献がある。たとえば、特許文献1には、こうした表面を水平方向の生成線から数学的に生成するための一般的な方法が詳細に説明されている。
レンズ30は、軸OYを横断して配置され、内面31、すなわち、反射鏡が反射する光を受光する入射面と、外面32、すなわち、平滑で平坦、かつ軸OYに垂直な出射面とを有する。レンズ30の内面31は、連続している水平断面で、好ましくは、以下で説明する誘導可能な曲線y=f30(x)を表す水平断面を有する。レンズ30は、この曲線に沿った垂直指導線を置き換えて、レンズの内面を形成して得られ、その結果、レンズは円筒状である。反射鏡20、レンズ30の内面31は、それぞれ、反射および屈折される光線の伝播に関する作用に基づいて生成される。
この種の基本的なハイブリッド型前照灯装置は、特に図1、図2aおよび図2bに示す方法で、以下の様々な段階を含む方法に従って設計することができる。
− 式y=y1の基準直線光上に反射される光線の衝突点で、屈折要素30付近に位置する衝突点からの前照灯の光軸Y−Yに関連する第2の側方距離xを、反射鏡の水平生成線上に反射される前記光線の反射点からの同一光軸Y−Yに関連する第1の側方距離xの関数として表現する第1の法則を確立する。この第1の法則の一例を、図2aに示す。
− 第1の法則に基づいて、反射鏡の水平生成線21を決定する。
− 前記水平生成線に基づいて、ビームに関して求めた垂直遮断の関数として、反射鏡の反射面を構成する。
− 反射表面の数学的構成に基づいて、反射鏡を製造する印象を前記反射面と一致させる。
− 前記印象を使用して、反射鏡20を製造する。
− 反射鏡が反射する光線の前照灯の光軸に対する水平角度偏向θを、前記第1の側方距離xの関数として表現する第2の法則を確立する。この第2の法則の一例を、図2bに示す。
− この第2の法則に基づいて、偏向要素30の水平断面を決定する。
− この水平断面に基づいて、偏向要素の光の入射面31および出射面32を数学的に構成する。
− 入射面および出射面の数学的構成に基づいて、偏向要素を製造するための成形型を、前記の入射面および出射面と一致させる。
− 前記の成形型を使用して、偏向要素30を製造する。
− 式y=y1の基準直線光上に反射される光線の衝突点で、屈折要素30付近に位置する衝突点からの前照灯の光軸Y−Yに関連する第2の側方距離xを、反射鏡の水平生成線上に反射される前記光線の反射点からの同一光軸Y−Yに関連する第1の側方距離xの関数として表現する第1の法則を確立する。この第1の法則の一例を、図2aに示す。
− 第1の法則に基づいて、反射鏡の水平生成線21を決定する。
− 前記水平生成線に基づいて、ビームに関して求めた垂直遮断の関数として、反射鏡の反射面を構成する。
− 反射表面の数学的構成に基づいて、反射鏡を製造する印象を前記反射面と一致させる。
− 前記印象を使用して、反射鏡20を製造する。
− 反射鏡が反射する光線の前照灯の光軸に対する水平角度偏向θを、前記第1の側方距離xの関数として表現する第2の法則を確立する。この第2の法則の一例を、図2bに示す。
− この第2の法則に基づいて、偏向要素30の水平断面を決定する。
− この水平断面に基づいて、偏向要素の光の入射面31および出射面32を数学的に構成する。
− 入射面および出射面の数学的構成に基づいて、偏向要素を製造するための成形型を、前記の入射面および出射面と一致させる。
− 前記の成形型を使用して、偏向要素30を製造する。
本明細書では、特に図2aおよび図2bに関して、反射鏡20およびレンズ30の半分の幅を、D/2で示す。
反射鏡20の水平生成線の一例を、図2aに示されている、横座標の関数である寸法X(x)を与える一定の法則に適合するように構成する。寸法X(x)は、反射鏡20の水平生成線にある寸法xの点で反射する光線が、図1に示す平面において、式y=y1の理論上の直線上で衝突する点に対応する。
このような法則により、様々な形態の水平生成線をモデル化することができる。選択した法則は、反射鏡が回収する光束の量を、反射鏡が光源を囲む方法を決定して調節することを可能にする。
図2aでは、水平生成線は、寸法0から寸法x=x1の楕円形(X(x)=0)を表す。この寸法x1と最大寸法x=D/2との間では、反射光線の衝突点は、X(x)=0とX(x)=D/2との間で徐々に展開し、後者の寸法は、レンズ30の最大側方寸法に対応する。X(x)がD/2を超えるのを防ぐと、反射鏡20が反射する殆どの光線、実際にはすべての光線を、レンズ30の入射面に安全に到達させることができる。したがって、反射鏡20の水平生成線21は、寸法x1から、楕円状から放物線状の外観に徐々に展開する。
図2bは、曲線y=f30(x)により定義されるレンズの内側水平断面の形状を画定する法則の一例を示す。この法則は、反射鏡の生成線21が反射する光線に与えられる寸法xに依存する最終的な水平偏向θ(x)を確立することを可能にする。例では、慣習上、以下の様々な作用が見られる左への偏向を、負の記号で示す。
− 寸法0とx2との間では、偏向は、0から制限角度−θLまで徐々に進む。
− 寸法x2とx3との間では、偏向は、最大値−θLから0まで、徐々に進む。
− 寸法x3とD/2との間では、偏向は0である。
− 寸法0とx2との間では、偏向は、0から制限角度−θLまで徐々に進む。
− 寸法x2とx3との間では、偏向は、最大値−θLから0まで、徐々に進む。
− 寸法x3とD/2との間では、偏向は0である。
曲線y=f20(x)およびy=f30(x)は、反射鏡の水平生成線、およびレンズの入射面をそれぞれ画定する。その結果、上記文書のデータに従って、完全な3次元形状を画定し、当業者が使用可能な微分方程式系で記述される法則の関数として、容易に定義することができる。
したがって、図2aおよび図2bに示す法則を組み合わせると、最初に、反射鏡によって与えられる放射線の水平偏向、ひいては光源10が伝達する光束の同じ反射鏡による回収を調節し、次に、レンズ30によって与えられる放射線の水平偏向を調節して、反射鏡およびレンズを設計することができる。
mm単位で表される以下の値、D=90、y1=130、x1=x3=30、x2=10およびθL=35°を採用すると、図3〜図6に示す外観の反射鏡およびレンズが得られる。
これらの図では、理論上の形状が実線で方形の輪郭で示されているレンズは、図6に破線で示されている円形の輪郭33を有する。したがって、ハイブリッド型前照灯装置は、電源が切られた場合、平滑な面および円形の輪郭により、楕円状の前照灯装置に一般に使用されているレンズに類似する外観および形状を有する。反射鏡20の輪郭23は、レンズの円形輪郭33の外側に光を反射すると考えられる領域をレンズからなくすように定められることも分かる。
したがって、上記のハイブリッド前照灯装置は、幅と奥行きとがコンパクトで、ハイブリッド前照灯装置内における光信号の損失が少ないために、強度が十分なビームを生成することができ、楕円状前照灯に類似した外観を呈する前照灯を構成しうる。
上記の構造に近いいくつかの変形も、基本的なハイブリッド前照灯であると考えられる。
− 反射鏡20およびレンズ30は異なる幅を有し、反射鏡の幅は、レンズの幅以下である。
− レンズは、平滑かつ平坦な外面と、上記のように設計された内面とを有するだけではなく、平滑で平坦な内面と、上記のように設計された外面とを有するか、またはどちらも微細加工された内面と外面とを有するように設計することができる。
− 反射鏡20およびレンズ30は異なる幅を有し、反射鏡の幅は、レンズの幅以下である。
− レンズは、平滑かつ平坦な外面と、上記のように設計された内面とを有するだけではなく、平滑で平坦な内面と、上記のように設計された外面とを有するか、またはどちらも微細加工された内面と外面とを有するように設計することができる。
上記の基本的なハイブリッド型前照灯の特徴の1つは、平坦な、殆どの場合は水平な遮断線を生成することである。このような遮断線は、フォグライトなど、特定タイプの前照灯装置を製造するには十分であるが、その他の平坦ではない遮断線を規定する特定の規格に適合しない。
これは、すれ違いビーム型の前照灯装置の場合に特に言えることであり、この場合、断絶部分70は、図7aに大まかに示すように、光軸と同じ高さの遮断線71に見られるはずである。その結果、ビームは、米国のすれ違い前照灯のように、道路の一方の側を他方の側より高レベルで照明するか、または図7bに大まかに示すように、傾斜した遮断線が見られるはずであり、この場合には、欧州のすれ違い前照灯のように、光軸のレベルで、水平線に対して、ただし道路の一方の側においてのみ、15°程度の角度73を示す。
従来、反射鏡が反射する光ビームに、平坦ではない遮断線を形成するには、反射鏡表面の特定部分を回転させている。光源が生成する光信号を反射して、光ビームの均質性が様々な規格に課せられる要件に適合し、かつ光ビームの遮断線を示す光ビームを生成するようになっている複合表面を有するように、反射鏡を設計する場合、反射鏡上に配置される隆起部の形状および位置は、所望の均質性が得られるように定められる。
しかし、このようにすると、平坦な遮断が生じるため、反射鏡の反射面の特定部分、特に隆起部を回転させる必要があり、その結果、この回転部分により形成された光源の画像は、前照灯装置が生成する光ビーム内に一群の光線を生成する。そのため、平坦ではなく、欧州または米国のすれ違い前照灯に関する規格に適合しうる遮断が生じる。
したがって、レンズ30が存在するため、上記の基本的なハイブリッド型前照灯を押し進めることはできない。実際、従来見られたように、レンズ30の役割は、反射鏡20に反射した後に内面に到達する光線を、水平に分散させることである。したがって、反射鏡20の回転部分が遮断線における変位を生じるのではなく、拡散スポットが、レンズによって生じる水平分散により、ビームの幅の大部分を覆う。
したがって、ハイブリッド型前照灯装置の出口において、平坦ではない遮断を形成するという問題は、放物線状前照灯装置に用いられている技術によっては、解決することはできない。
本発明の目的の1つは、この問題に対処することである。大まかに述べると、本発明は、上記の基本的なハイブリッド型前照灯、すなわち、幅と奥行きがコンパクトで、十分な光ビームを生成することができ、楕円状前照灯の外観に類似する外観を呈する前照灯ではなく、改良されたハイブリッド型前照灯装置を提供するものである。この改良ハイブリッド型前照灯には、平坦ではない光ビームの遮断線が得られるように、いくつかの変更を加えることができる。
そのため、本発明では、反射鏡またはレンズの特定表面領域を垂直に回転させて、これらの領域の傾斜を変更し、光ビームを構成する光源からの画像のいくつかの上部方向に変位を生じさせることを提案するものである。
したがって、本発明は、基本的に、光源と、光源が生成する光信号を反射するための反射面を呈する反射鏡と、反射した光信号の入射面、および反射した光信号の出射面とを呈する透明な光偏向要素とを備え、透明な偏向要素が、反射鏡の前面に配置され、反射鏡が、光源と相互作用して、遮断線で囲まれたビームを生成することが可能であり、偏向要素が、光信号の垂直分散を変更せずに、光源で生成されて、反射鏡で反射した光信号の水平分散を提供することができる前照灯装置において、光信号が到達する表面の少なくとも1つに、少なくとも1つの分離素子を配置し、平坦ではない光ビームの遮断線を得ることを特徴とする前照灯装置に関するものである。
本発明の方法は、次の特徴を、1つまたは複数有している。
− 少なくとも1つの分離素子は、透明な光偏向要素上に配置された少なくとも1個のプリズムから成っている。
− 光偏向要素上に配置されるプリズムでは、少なくとも1個の側方プリズムは、光偏向要素の側方の垂直ストリップ上に配置されている。
− 光偏向要素上に配置されるプリズムでは、中心プリズムは中心の垂直ストリップ上に配置され、中心垂直ストリップの縁部の1つは、光偏向要素の垂直中心軸と結合されている。
− 各プリズムの1つの基部は、プリズムが上に配置される各垂直ストリップの上部方向に配置され、各プリズムの1つの頂点は、プリズムが上に配置される各垂直ストリップの下方に配置されている。
− 各プリズムは、光偏向要素から反射する光信号の入射面上に配置されている。
− 少なくとも1つの分離手段は、反射鏡の反射面を構成する垂直ストリップを、反射鏡の隣接する垂直ストリップに対して回転させるようになっている。
− 反射鏡の表面上で行われる回転動作では、少なくとも1つの側方回転は、反射鏡の側方垂直ストリップの回転である。
− 反射鏡の表面上で行われる回転動作では、中心回転装置が反射鏡の中心垂直ストリップ上に配置され、中心垂直ストリップの縁部の1つは、反射鏡の垂直中心軸と結合されている。
− 反射鏡の垂直ストリップの各回転は、回転した垂直ストリップと、隣接する垂直ストリップとの間に生じる接続面が、少なくとも光源により生成される光信号に暴露されるように行われる。
− 少なくとも1つの分離は、反射鏡の反射面の特定部分を置き換えることであり、前記特定部分は、反射鏡の反射面と、反射鏡の第1中心水平面と前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定された空間との放物面タイプの表面による相互作用から生じる反射鏡の表面の一部の側方端部に対応している。
− 少なくとも1つの分離は、透明な光偏向要素から反射した光信号の入射面の特定部分を置き換えることであり、前記特定部分は、前記入射面と、反射鏡の第1中心水平面と前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定された空間との平坦な表面による相互作用により生じる前記入射面の表面の一部の側方端部に対応している。
− 前記第1面と前記第2面との間の傾斜は、約15°である。
− 少なくとも1つの分離素子は、透明な光偏向要素上に配置された少なくとも1個のプリズムから成っている。
− 光偏向要素上に配置されるプリズムでは、少なくとも1個の側方プリズムは、光偏向要素の側方の垂直ストリップ上に配置されている。
− 光偏向要素上に配置されるプリズムでは、中心プリズムは中心の垂直ストリップ上に配置され、中心垂直ストリップの縁部の1つは、光偏向要素の垂直中心軸と結合されている。
− 各プリズムの1つの基部は、プリズムが上に配置される各垂直ストリップの上部方向に配置され、各プリズムの1つの頂点は、プリズムが上に配置される各垂直ストリップの下方に配置されている。
− 各プリズムは、光偏向要素から反射する光信号の入射面上に配置されている。
− 少なくとも1つの分離手段は、反射鏡の反射面を構成する垂直ストリップを、反射鏡の隣接する垂直ストリップに対して回転させるようになっている。
− 反射鏡の表面上で行われる回転動作では、少なくとも1つの側方回転は、反射鏡の側方垂直ストリップの回転である。
− 反射鏡の表面上で行われる回転動作では、中心回転装置が反射鏡の中心垂直ストリップ上に配置され、中心垂直ストリップの縁部の1つは、反射鏡の垂直中心軸と結合されている。
− 反射鏡の垂直ストリップの各回転は、回転した垂直ストリップと、隣接する垂直ストリップとの間に生じる接続面が、少なくとも光源により生成される光信号に暴露されるように行われる。
− 少なくとも1つの分離は、反射鏡の反射面の特定部分を置き換えることであり、前記特定部分は、反射鏡の反射面と、反射鏡の第1中心水平面と前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定された空間との放物面タイプの表面による相互作用から生じる反射鏡の表面の一部の側方端部に対応している。
− 少なくとも1つの分離は、透明な光偏向要素から反射した光信号の入射面の特定部分を置き換えることであり、前記特定部分は、前記入射面と、反射鏡の第1中心水平面と前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定された空間との平坦な表面による相互作用により生じる前記入射面の表面の一部の側方端部に対応している。
− 前記第1面と前記第2面との間の傾斜は、約15°である。
本発明のさらに他の目的は、上記した特徴の少なくとも1つを有する、少なくとも1個の前照灯装置を装備した自動車を得ることである。
本発明の内容、およびその様々な用途は、添付図面を参照して以下の説明を読むことにより、より明確に分かると思う。なお図面は、単なる情報として提示するもので、いかなる意味においても、本発明の範囲を限定するものではない。
各図面において、共通の要素には同じ符号を付してある。
本発明によって、図7aに示したタイプの平坦ではない遮断を得るには、いくつかの実施態様が考えられる。これらのすべての実施例では、基本的なハイブリッド型前照灯の反射鏡20の反射面または同じ前照灯のレンズ30の入射面31を多少変更してある。
そのため、新規な反射鏡80が得られる。この反射鏡80の考えられる実施態様を、図8a(反射鏡の前立面図)から図8cに示す。
反射鏡の反射面に対するこのような変更の一部として、分離素子をこの表面に配置してある。反射鏡80の反射面は、隣接する垂直ストリップの集合並置であると考えると、分離素子は、垂直ストリップの1つを回転させるようになっている。
本発明の枠組の範囲内で、反射鏡の反射面の左端部に対応する左側側方垂直ストリップ81を回転させるか、または反射鏡の反射面の右側端部に対応する右側側方垂直ストリップ82を回転させるか、または反射鏡の垂直中心軸84に隣接するストリップに対応する中心垂直ストリップ83を回転させることができる。
側方ストリップ81および82の回転は、反射鏡内部に配置した光源の小さい画像を、本発明による前照灯が生成する光ビーム内に生じさせる。この画像は、非常に高強度である。その結果、図7aに示すタイプの断絶部分70が生じる。
中心ストリップ83を回転させると、比較的大きいが、比較的低強度の光源の画像が生じ、遮断線71のタイプの遮断線が生じる。中心の側方ストリップは、遮断線71がどの側に生じるか否かに応じて、左または右の中心垂直軸84の近くに位置する。
反射鏡80のある実施態様によると、側方ストリップ81および82の傾斜は、これらの側方ストリップに隣接する側方ストリップに対して約3°であり、中心ストリップ83の傾斜は、このストリップに隣接するストリップに対して約1°である。
同じ実施例では、図1の正規直交基準を維持しつつ、左側側方ストリップは、−40mmおよび−35mmの横座標間に配置され、右側側方ストリップは、35mmおよび40mmの横座標の間に配置され、中心ストリップは、−10mmおよび0mmの横座標の間に配置される。
ストリップの回転は、回転したストリップと、そのストリップに隣接するストリップとの間の接続部の表面が、光源により生成される光線にできるだけ少なく暴露され、生成される光ビームに過度な干渉が導入されないように行うことが好ましい。
図7aに示すタイプの遮断線を得るために、本発明では、反射鏡のストリップを回転させる代わりに、またはこの回転に加えて、前照灯の光偏向要素を構成するレンズの入射面上に、プリズムを配置することを提案するものである。レンズの入射面における分離を構成するこのプリズムは、反射鏡の垂直ストリップに対向すると共に、上記のとおり傾斜させることができるレンズの入射面の垂直ストリップ上に配置される。
プリズムは、レンズと同様に構成され、レンズと共に単体を構成する。一方の側で遮断線71を検知するため、プリズムの基部は、プリズムが上に配置されるストリップの上部方向に向ける。プリズムの機能は、傾斜した反射鏡のストリップの機能に類似している。レンズの出射面の最も側方のストリップ上に配置されたプリズムは、断絶部分70を形成するように、光源の小さく強度な画像を生じさせることを目的としており、中心ストリップ上に配置されたプリズムは、光源の比較的大きく、かつ比較的低強度の画像を検知することにより、この断絶部分を延長させるようになっている。
本発明により、図7bに示すタイプの平坦ではない遮断を得るため、さらにいくつかの可能性が提案される。これらのすべての実施例では、基本的なハイブリッド型前照灯の反射鏡20の反射面または同じ前照灯のレンズ30の入射面31を変更してある。
その結果、たとえば新規な反射鏡90が得られる。この反射鏡の考えられる実施態様を、図9a(反射鏡の前立面図)および図9bに示す。反射鏡の反射面のこのような変更の一部として、この表面に分離を導入した。この分離は、反射鏡90の反射面の特定部分91を置き換えることであり、前記の特定部分91は、反射鏡の反射面と、反射鏡の第1の中心水平面と、この第1面に対して傾斜している第2の面との間に放物線タイプの表面で画定される空間との相互作用から生じる反射鏡の表面の一部の側方端部に対応している。
このようにすることにより、2つの平面間の角度K°、たとえば15°を選択すると、光源の画像の集合が変位し、これらの画像は、特定部分で既に0〜K°傾斜している。その結果、上昇角度がK°の図7bに示すタイプの遮断線が生じる。
部分101は、好都合なことに、フィラメントの軸上およびフィラメント内部に位置する焦点の放物面部分(おそらく、左右で異なる)である。左側および右側部分の焦点は、好ましくは中心で結合するか、または対称に偏位している。
どの場合にも、背面図で見ると、右側部分は、フィラメントの中心の前面に(レンズに向かって)焦点を有し、左側部分は、フィラメントの中心の後に(反射鏡に向かって)焦点を有する。
図7bに示すタイプの遮断線を得るために、本発明では、上記の変更のほかに、基本的なハイブリッド型前照灯装置に使用されるレンズに関連して、多少変更された新規なレンズ100を提案している。レンズ100の内面または入射面に、この種の変更を加えることにより、これらの面を分離している。
この場合も、これらの分離は、レンズ100の内面の特定部分101を置き換えることであり、前記の特定部分101は、この内面と、レンズの第1の中心水平面と、この第1面に対して傾斜している第2面との間に、たとえば平坦な表面要素、おそらく開口部などの中立のジオプトリーを形成する表面で画定される空間との相互作用から生じるレンズ内面の一部分の側方端部に対応している。このようにすることにより、正確に傾斜して反射器の領域101により配置された画像は、水平に変位するのが防止される。
0 光源の幾何学的中心
10 光源
20 反射鏡
21 生成線
23 反射鏡の輪郭
30 光偏向要素(レンズ、屈折要素)
31 レンズ内面(入射面)
32 レンズ外面
70 遮断線の断絶部分
71 光ビームの遮断線
72 光ビームの遮断線
80 反射鏡
81 左側側方垂直ストリップ
82 右側側方垂直ストリップ
83 中心垂直ストリップ
84 垂直軸
90 反射鏡
91 分離手段
100 レンズ(光偏向要素)
101 レンズ内面の部分(放物面部分、反射器の領域)
10 光源
20 反射鏡
21 生成線
23 反射鏡の輪郭
30 光偏向要素(レンズ、屈折要素)
31 レンズ内面(入射面)
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70 遮断線の断絶部分
71 光ビームの遮断線
72 光ビームの遮断線
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82 右側側方垂直ストリップ
83 中心垂直ストリップ
84 垂直軸
90 反射鏡
91 分離手段
100 レンズ(光偏向要素)
101 レンズ内面の部分(放物面部分、反射器の領域)
Claims (14)
- 光源(10)と、光源(10)が生成する光信号を反射するための反射面を有する反射鏡(80)(90)と、反射した光信号の入射面、および反射した光信号の出射面とを有する透明な光偏向要素(100)とを備え、前記透明な光偏向要素(100)は、反射鏡(80)(90)の前面に配置され、反射鏡(80)(90)は、光源(10)と相互作用して、遮断線で囲まれたビームを生成することが可能であり、前記偏向要素(100)は、光信号の垂直分散を変更することなく、光源(10)で生成されて、反射鏡(80)(90)で反射した光信号を水平変位させることができるようになっている前照灯装置において、光信号が到達する表面の少なくとも1つに、少なくとも1つの分離手段(81)(91)(101)を配置して、平坦ではない光ビームの遮断線(70)(72)を得るようにしたことを特徴とする前照灯装置。
- 少なくとも1つの分離手段(81)(91)(101)が、前記透明な光偏向要素(100)上に配置された少なくとも1個のプリズムから成ることを特徴とする、請求項1に記載の前照灯装置。
- 光偏向要素(100)上に配置されたプリズムでは、少なくとも1個の側方プリズムが、光偏向要素(100)の側方垂直ストリップ上に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の前照灯装置。
- 光偏向要素(100)上に配置されるプリズムでは、中心プリズムが中心垂直ストリップ上に配置され、前記中心垂直ストリップの縁部の1つが、前記光偏向要素の垂直中心軸と結合されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の前照灯装置。
- 各プリズムの基部が、プリズムが上に配置されている各垂直ストリップの上部方向に配置され、各プリズムの頂点が、プリズムが上に配置されている各垂直ストリップの下方に配置されていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の前照灯装置。
- 各プリズムが、光偏向要素(100)の反射光信号の入射面上に配置されていることを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記載の前照灯装置。
- 少なくとも1つの分離手段(31)(91)(101)が、反射鏡の隣接垂直ストリップ(83)に関連する反射鏡の反射面を構成する垂直ストリップ(81)(82)の回転からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の前照灯装置。
- 反射鏡(80)(90)の表面で行われる回転では、反射鏡の側方垂直ストリップ(81)(82)が、少なくとも側方に1回転することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の前照灯装置。
- 反射鏡(80)(90)の表面で行われる回転では、中心回転装置が反射鏡の中心垂直ストリップ(83)上に配置され、前記中心垂直ストリップの縁部の1つが、反射鏡の垂直中心軸(84)と結合されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の前照灯装置。
- 反射鏡(80)(90)の垂直ストリップ(81)(82)の各々の回転が、回転した垂直ストリップと、隣接する垂直ストリップとの間に生じる接続面が、少なくとも光源(10)により生成される光信号に暴露されるように行われることを特徴とする、請求項7〜9のいずれかに記載の前照灯装置。
- 少なくとも1つの分離手段(81)(91)(101)が、反射鏡(80)(90)の反射面の特定部分(91)を放物面状の表面と置き換えることであり、前記特定部分が、反射鏡の反射面と、反射鏡の第1中心水平面と前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定される空間との相互作用により生じる反射鏡の表面の一部の側方端部に対応していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の前照灯装置。
- 少なくとも1つの分離手段(81)(91)(101)が、透明な光偏向要素(100)の光信号の入射面の特定部分(101)を平坦な表面に置き換えることであり、前記特定部分(101)が、前記入射面と、反射鏡(80)(90)の第1中心水平面と、前記第1面に対して傾斜している第2面との間に画定された空間との相互作用により生じる前記入射面の表面の一部分の側方端部に対応していることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の前照灯装置。
- 第1面と第2面との間の傾斜が15°程度であることを特徴とする、請求項11または12に記載の前照灯装置。
- 請求項1〜13のいずれかに記載の前照灯装置が装備されている自動車。
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